JP2000332472A - 電子機器の放熱装置 - Google Patents

電子機器の放熱装置

Info

Publication number
JP2000332472A
JP2000332472A JP11142717A JP14271799A JP2000332472A JP 2000332472 A JP2000332472 A JP 2000332472A JP 11142717 A JP11142717 A JP 11142717A JP 14271799 A JP14271799 A JP 14271799A JP 2000332472 A JP2000332472 A JP 2000332472A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
heat radiating
electronic
holder
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11142717A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3748733B2 (ja
Inventor
Shoichi Tsukada
昭一 塚田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpine Electronics Inc filed Critical Alpine Electronics Inc
Priority to JP14271799A priority Critical patent/JP3748733B2/ja
Publication of JP2000332472A publication Critical patent/JP2000332472A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3748733B2 publication Critical patent/JP3748733B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、発熱性の電子部品を保持するホルダ
の両端を放熱部材にねじ止めすることにより、電子部品
と放熱部材とを密着させていたが、そのねじ締め力の変
動により密着不良が生じたり電子部品に過大なストレス
を与えるおそれがあった。 【解決手段】 放熱部材30を取り付けると、放熱部材
30の押付け部31が電子部品14の背面に設けられた
ホルダ21の延長部21dを押圧する。延長部21dの
弾性変形により電子部品14が放熱部材30の設置平面
32に確実に押し付けられる。よって、ねじを用いなく
ても電子部品14を放熱部材30に密着固定することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用音響機器な
どの各種電子機器に係り、特にパワートランジスタなど
の電子部品が発生する熱を逃がすための電子機器の放熱
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発熱量の多い電子部品が用いられる電子
機器では、電子部品からの熱を逃がすために放熱装置が
使用される。図3は、車載用音響機器にて電子部品から
の発熱を逃がすための放熱装置の従来例を示す斜視図で
ある。
【0003】筐体1の一側面には放熱部材2が設けられ
ている。この放熱部材2はヒートシンク(heat sink)
と称されるものであり、アルミニウム合金などの熱伝導
率の高い金属材料により形成されている。放熱部材2の
外面には、機器の外側へ突出する複数の放熱フィン(放
熱リブ)2aが形成されている。筐体1内に設置された
回路基板4には、発熱量の多い2個の電子部品3が実装
されている。この電子部品3はオーディオアンプを構成
するパワーICであり、1個の電子部品が2チャンネル
のオーディオアンプを構成するものとなっている。この
電子部品3は、回路基板4上に実装された状態で、放熱
部材2の内面2bに設置されている。そして、金属板に
より形成された一対のホルダ5が電子部品3を保持する
ように設置され、ホルダ5の両端部の固定部5a,5a
が前記放熱部材2に対してねじ6により固定されてい
る。
【0004】電子部品3は放熱部材2の内面2bに密着
して設置され、あるいは電子部品3と内面2bとの間に
熱伝導率の高いシリコンオイルなどが塗布され、電子部
品3からの熱が放熱部材2に伝達されて、主に放熱フィ
ン2aを有する外面から機器外部に放熱されるものとな
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の放
熱装置では、ホルダ5の両端部分を放熱部材2にねじ止
めすることにより、電子部品3を保持する構成であるた
め、以下に示すような問題がある。
【0006】第1に、各電子部品3ごとにホルダ5をね
じ止めする必要があるため、電子部品3の数に比例して
ねじ6(固定部材)の点数が増大するとともに、その組
立て作業も煩雑となる。
【0007】第2に、上記従来の構成では、ホルダ5が
幅方向に広がる固定部5aを有するため、1個の電子部
品3の取付け領域が左右方向に広く必要になる。よって
複数の電子部品3を隣接して配置するのが困難である。
【0008】第3に、ねじ6,6の締め付けトルクによ
り電子部品3と放熱部材2との密着力が相違する。例え
ば締め付けトルクが小さいと電子部品と放熱部材2との
密着力が弱くなりすぎ、締め付けトルクを大きくしすぎ
ると電子部品3に過大なストレスが与えられ、電子部品
を破損することも有り得る。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するための
ものであり、ねじ締め作業を行うことなく電子部品を放
熱部材に密着させることができ、またその密着力を安定
させることができる電子部品の放熱装置を提供すること
を目的としている。また本発明は、多数の電子部品を隣
接して配置することが可能な電子部品の放熱装置を提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、機器本体に、
発熱性の電子部品と、この電子部品の放熱面が当てられ
る設置平面を有する放熱部材と、前記電子部品の前記放
熱面と逆側の背面を支えるホルダとが設けられた電子機
器の放熱装置において、前記放熱部材には前記設置平面
から所定の間隔を開けた位置に延びる押付け部が設けら
れ、前記ホルダが前記押付け部により前記設置平面側へ
押さえられることにより、前記電子部品の放熱面が前記
設置平面に密着させられていることを特徴とするもので
ある。
【0011】本発明では、放熱部材に設けられた押付け
部がホルダを押圧することで、電子部品の放熱面が放熱
部材の設置平面に密着させられる。よって放熱部材とホ
ルダとをねじ締めなどしなくても、電子部品を放熱部材
に密着させることができる。また放熱部材の設置平面と
押付け部との間隔の寸法精度により電子部品と放熱部材
との密着力が決まるため、電子部品と放熱部材との密着
力が安定し、電子部品に過大なストレスを与えることも
ない。
【0012】また、前記ホルダは、弾性変形可能であ
り、前記ホルダには、電子部品の背面から延出する延長
部が設けられ、この延長部が前記押付け部により押さえ
られて、ホルダにより電子部品が前記設置平面へ弾性的
に押し付けられていることが好ましい。
【0013】このように電子部品を弾性力により放熱部
材に密着させると、電子部品と放熱部材との密着力がさ
らに安定する。
【0014】また、前記電子部品の取付け側の基端部に
間隔を開けて対向する支持部が設けられ、前記放熱部材
が前記電子部品と前記支持部との間に差し込まれて装着
され、この差し込み装着の際に、前記ホルダが前記押付
け部で押し付けられる位置に挿入されるものとすること
ができる。
【0015】このように構成すると、放熱部材を電子機
器の上方から差し込むことにより、放熱部材の取付けを
完了でき、且つ電子部品を放熱部材に密着させることが
できる。
【0016】また、前記機器本体には、複数の電子部品
とそれぞれの電子部品を支えるホルダとが並べられて設
けられ、前記押付け部は、前記複数のホルダのそれぞれ
を押さえることができるように前記電子部品の並び方向
に沿って設けられているものとすることが好ましい。
【0017】このように押付け部材により複数の電子部
品を放熱部材に密着させる構造にすると、電子部品を互
いに接近させて多数配置でき、その配置に必要なスペー
スも狭くて済む。
【0018】なお、電子部品から延びるリード部が回路
基板に半田付けされていると、複数の電子部品の取付け
位置に若干のばらつきがあった場合であっても、押付け
部で電子部品が放熱部材に押し付けられるときに、前記
リード部が変形することで、前記位置のばらつきを吸収
できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明の実施の形態として車載用
の電子機器を示す部分斜視図、図2は図1を−Y方向か
ら見た電子機器の断面図である。
【0020】図1は車載用の電子機器10の側部を示し
ているものであり、筐体11の左側板11Aが現れてい
る。図1では省略するが、筐体11Aの前方(+Y方
向)にはノーズ部が取り付けられており、このノーズ部
に各種操作釦および表示装置などが設けられている。ま
た筐体11内には、テープカセットが装填されるテープ
駆動部や、光ディスクが装填されるディスク駆動部など
が収納されている。さらには筐体11内にはチューナや
TV受像用などの各種電子回路が備えられている。この
車載用の電子機器10はオーディオアンプ内臓型であ
り、筐体11内に設置された回路基板13に、オーディ
オ回路や電源回路などを構成する電子部品が実装されて
いる。
【0021】回路基板13の左端部(−X側)には、発
熱性の電子部品14,15および16が実装されてい
る。例えば、電子部品15は4チャンネルのオーディオ
アンプを構成するパワートランジスタであり、電子部品
14,16は電源回路を構成するパワー用FETなどで
ある。
【0022】1個で4チャンネルのオーディオアンプを
構成する電子部品15は、他の電子部品に比べて発熱す
る熱量が多くなる。またオーディオアンプ内臓型の電子
機器10は、上記のようにテープ駆動部、ディスク駆動
部、チューナおよびTV受像装置など各種装置を併せも
つ多機能型であるため、その消費電力が大きい。よっ
て、これら各種装置に電力を供給する電源回路を構成す
るパワーFETなどの電子部品14,16の発熱量も多
くなる。
【0023】前記電子部品14,15および16の基端
部にはそれぞれリード端子14a,15a,16aが延
びている。各リード端子14a,15a,16aは、回
路基板13に形成された複数のスルーホール13a内に
それぞれ挿入され、回路基板13の裏面側に形成された
導電パターンに半田付けされている。これら電子部品1
4,15および16は、図示Y方向に一列に並んだ状態
で回路基板13上に実装されている。
【0024】図1および図2に示すように、前記各電子
部品14,15および16は、ホルダ21,22および
23により背面側から支えられている。各ホルダ21,
22および23は、薄い金属板を打抜き加工およびプレ
ス加工することにより形成されている。なお、各ホルダ
21,22および23は幅方向の大きさが異なるが、そ
の構成は同一であるため、以下では主に電子部品14に
装着されるホルダ21について説明する。
【0025】電子部品14の筐体内部側に向く背面(+
X側の面)は、ホルダ21の支え面21aにより支えら
れる。この支え面21aの両側には、側板21b,21
bが曲げ形成されている。また側板21b,21bの前
縁部には、電子部品14の放熱面(−X側の面)を保持
する保持片21c,21cが折り曲げ形成されている。
このホルダ21では、支え面21aの上端(+Z側)に
二股形状の延長部21dが設けられ、この延長部21d
が弾性変形可能となっている。基板13に実装された状
態でこの延長部21dは電子部品14の上方へ突出す
る。また前記支え面21aには、電子部品14の背面方
向(図示−X方向)へ突出する加圧部21eが隆起形成
(エンボス形成)されている。
【0026】前記ホルダ21の下端では、前記側板21
b,21bから下方へ延長して延びる脚部21f,21
fが一体に形成されており、その一部はさらに下方へ延
びる支持片21g,21gとなっている。各支持片21
g,21gには、外側方向へ互いにくの字状に曲げられ
た凸部21h,21hが形成されている。前記支持片2
1g,21gは、回路基板13において前記スルーホー
ル13aの側方に穿設された保持穴13b,13bにそ
れぞれ挿通される。前記支持片21g,21gが前記保
持穴13b,13b内に上方から差し込まれると、前記
凸部21h,21hは保持穴13b,13b内を強制的
に通過し、この凸部21h,21hが基板13の下面に
掛止されることにより、ホルダ21が基板13から容易
に抜けないように取付けられる。
【0027】図1に示すように、筐体11の左側板11
Aには切欠部11Bが形成されており、この切欠部11
Bに放熱部材30が取り付けられる。放熱部材30は、
例えばアルミニウム合金などの熱伝導率の高い金属材料
により形成されている。
【0028】図1に示される放熱部材30は、断面L字
形状であり、その外側面および上面には、複数のリブ状
の放熱フィンが形成されている。また、前記電子部品1
4,15および16と対向する面には、機器本体内方に
延びる押付け部31が一体に形成されている。放熱部材
30の内面では、押付け部31の下方に、電子部品1
4,15および16の放熱面が密着する設置平面32が
形成されている。前記押付け部31はこの設置平面32
と間隔を開けて設けられており、放熱部品30の内面と
押付け部31との間には挿入溝31aが形成されてい
る。図1に示すように、この押付け部31は、全てのホ
ルダ21,22,23の延長部21d,22d,23d
を保持できるように、電子部品14,15,16および
ホルダ21,22,23の並び方向(Y方向)に沿って
長く延びるように形成されている。
【0029】図1に示すように、設置平面32には、電
子機器10の内部と外部との間における空気の出入りを
確保する複数の挿通孔32a,32b,32c,…が穿
設されており、放熱部材30の内外での空気流通を可能
とし放熱効果を高めることができるようになっている。
【0030】また図2に示すように、放熱部材30の下
端部には、前方(−X方向)に突出する係止部33が形
成されている。図1に示すように放熱部材30の両端に
は、U字形状の取付け溝34,34が形成されている。
【0031】図1に示すように、筐体11の前記左端板
11Aの前記切欠部11Bの両側部には、左側板11A
の一部を折り曲げた取付片11C,11Cおよび11
C′,11C′がそれぞれ形成されている。前記取付片
11C,11Cには、上記放熱部材30の両端に形成さ
れたU字形状の取付け溝34,34に対応する雌ねじ穴
11a,11aが穿設されている。また切欠部11Bの
下縁部には、左側板11Aの一部を筐体11の内側に折
り曲げた複数の台座部11Eが形成されている。前記基
板13は、前記台座部11E上に載せられた状態で筐体
11内に取付けられる。
【0032】また切欠部11Bの下縁では、左側板11
Aの一部をそのまま上方に延長させた支持部(支持片)
11Fが設けられている。図2に示すように、前記支持
部11Fは、基板13に実装された各電子部品14,1
5,16の基端部の前方に設けられている。前記支持部
11Fには、電子部品14,15,16の方向へ突出す
る係止凸部11Gが隆起形成されている。
【0033】次に、前記放熱部材30の取付け方法を説
明する。各電子部品14,15,16のリード端子14
a,15a,16aが基板13のスルーホール13aに
挿入され、ホルダ21,22,23の各支持片が基板1
3の保持穴13bに挿入された状態で、基板13の裏面
で半田付けされ、リード端子14a,15a,16aお
よび各ホルダ21,22,23が基板13に固定され
る。この状態で、基板13は台座部11Eに設置され、
ねじ止めなどにより筐体11内に固定される。
【0034】放熱部材30は、左側板11Aの真上から
あるいは図2に示すように筐体11の外方へやや傾けた
姿勢で、切欠部11B内へ装着される。
【0035】放熱部材30の下端部は、電子部品14,
15,16の基端部とその前方に対向する支持部11F
との間に差し込まれる。放熱部材30が図2の鎖線の状
態から実線の状態に差し込まれると、放熱部材30の下
端に形成された係止部33が、支持部11Fから隆起形
成された係止凸部11Gの下側へ掛止される。また放熱
部材30の下端部が電子部品14,15,16と支持部
11Fとの間で挟まれ、放熱部材30が保持される。
【0036】放熱部材30が図2において、実線で示す
状態に差し込まれる途中過程で、ホルダ21の上端の延
長部21d、および他のホルダ22と23の延長部22
d,23dが、放熱部材30の押付け部31の内側の挿
入溝31a内に挿入される。前記延長部21d,22
d,23dは、いずれも各電子部品14,15,16の
上方へ突出しているが、この延長部21d,22d,2
3dが押付け部31により−X方向へ強制的に押え込ま
れる。よってこれら延長部21d,22d,23dの変
形弾性力により、ホルダ21,22,23の加圧部21
e,22e,23eにより電子部品14,15,16の
背面が放熱部材30の方向へ加圧され、電子部品14,
15,16の放熱面が放熱部材30の設置平面32に密
着させられる。
【0037】なお、各電子部品14,15,16の取付
け位置に若干のばらつきがあっても、電子部品14,1
5,16のリード端子14a,15a,16aが変形し
て、電子部品14,15,16は前記設置平面32に密
着するようにその姿勢が変えられる。
【0038】放熱部材30が図2の実線状態に挿入され
ると、その時点で放熱部材30は電子部品14,15,
16およびホルダ21,22,23との嵌合、および電
子部品14,15,16と支持部11Fとの挟持により
動くこと無く保持される。この状態で、放熱部材30の
両側部に形成された取付け溝34,34に外方から連結
ねじを挿入し、左側板11Aの雌ねじ穴11a,11a
に螺着することにより、放熱部材30と左側板11Aと
が互いに連結されて固定される。
【0039】この放熱装置では、ホルダ21,22,2
3と放熱部材30とをねじで互いに固定しなくても、電
子部品14,15,16と放熱部材30とが適度な力で
確実に密着する。またホルダ21,22,23と放熱部
材30とのねじ止めスペースが不要であるため、電子部
品14,15,16を隣接させて配置できる。
【0040】なお、各電子部品14,15,16の放熱
面と放熱部材30の設置平面32との間に、熱伝導率の
高いシリコンオイルなどを塗布することにより、各電子
部品14,15および16の放熱をさらに効率良く行う
ことが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、放熱部材
と電子部品の放熱面とが確実に且つ適度な力で密着でき
る。よって放熱部材と電子部品との密着が不十分になっ
たり、あるいは電子部品に過大なストレスが作用するよ
うなことがない。
【0042】また、放熱部材を機器本体(筐体)の切欠
部などに上方またはやや斜め上方から差し込むだけで、
この放熱部材を固定でき、また放熱部材と電子部品とを
密着させることができ、組立作業が簡単である。
【0043】また複数の発熱性の電子部品を設ける場合
にこの電子部品の間隔を狭めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態として車載用の電子機器を
示す部分斜視図、
【図2】図1を−Y方向から見た電子機器の断面図、
【図3】車載用音響機器にて電子部品からの発熱を逃が
すための放熱装置の従来例を示す斜視図、
【符号の説明】
10 電子機器 11A 左側板 11B 切欠部 11F 支持部 14,15,16 電子部品 21,22,23 ホルダ 21d,22d,23d 延長部 21e 加圧部 30 放熱部材 31 押付け部 32 設置平面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器本体に、発熱性の電子部品と、この
    電子部品の放熱面が当てられる設置平面を有する放熱部
    材と、前記電子部品の前記放熱面と逆側の背面を支える
    ホルダとが設けられた電子機器の放熱装置において、前
    記放熱部材には前記設置平面から所定の間隔を開けた位
    置に延びる押付け部が設けられ、前記ホルダが前記押付
    け部により前記設置平面側へ押さえられることにより、
    前記電子部品の放熱面が前記設置平面に密着させられて
    いることを特徴とする電子機器の放熱装置。
  2. 【請求項2】 前記ホルダは、弾性変形可能であり、前
    記ホルダには、電子部品の背面から延出する延長部が設
    けられ、この延長部が前記押付け部により押さえられ
    て、ホルダにより電子部品が前記設置平面へ弾性的に押
    し付けられている請求項1記載の電子機器の放熱装置。
  3. 【請求項3】 前記電子部品の取付け側の基端部に間隔
    を開けて対向する支持部が設けられ、前記放熱部材が前
    記電子部品と前記支持部との間に差し込まれて装着さ
    れ、この差し込み装着の際に、前記ホルダが前記押付け
    部で押し付けられる位置に挿入される請求項1または2
    記載の電子機器の放熱装置。
  4. 【請求項4】 前記機器本体には、複数の電子部品とそ
    れぞれの電子部品を支えるホルダとが並べられて設けら
    れ、前記押付け部は、前記複数のホルダのそれぞれを押
    さえることができるように前記電子部品の並び方向に沿
    って設けられている請求項1ないし3のいずれかに記載
    の電子機器の放熱装置。
JP14271799A 1999-05-24 1999-05-24 電子機器の放熱装置 Expired - Fee Related JP3748733B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14271799A JP3748733B2 (ja) 1999-05-24 1999-05-24 電子機器の放熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14271799A JP3748733B2 (ja) 1999-05-24 1999-05-24 電子機器の放熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000332472A true JP2000332472A (ja) 2000-11-30
JP3748733B2 JP3748733B2 (ja) 2006-02-22

Family

ID=15321947

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14271799A Expired - Fee Related JP3748733B2 (ja) 1999-05-24 1999-05-24 電子機器の放熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3748733B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184354A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Alpine Electronics Inc 電子機器
JP2012069649A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
CN103533808A (zh) * 2012-07-04 2014-01-22 现代自动车株式会社 用于接线盒印刷电路板的散热装置
JP2020161772A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 古河電気工業株式会社 発熱部材の放熱構造
JP2020161768A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 古河電気工業株式会社 発熱部材の放熱構造

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006184354A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Alpine Electronics Inc 電子機器
JP2012069649A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
CN103533808A (zh) * 2012-07-04 2014-01-22 现代自动车株式会社 用于接线盒印刷电路板的散热装置
JP2014013873A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Hyundai Motor Company Co Ltd ジャンクションボックス用印刷回路基板の熱放出装置
CN103533808B (zh) * 2012-07-04 2017-07-11 现代自动车株式会社 用于接线盒印刷电路板的散热装置
JP2020161772A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 古河電気工業株式会社 発熱部材の放熱構造
JP2020161768A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 古河電気工業株式会社 発熱部材の放熱構造
JP7233282B2 (ja) 2019-03-28 2023-03-06 古河電気工業株式会社 発熱部材の放熱構造
JP7233281B2 (ja) 2019-03-28 2023-03-06 古河電気工業株式会社 発熱部材の放熱構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3748733B2 (ja) 2006-02-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10308484A (ja) 電子機器の放熱構造
JP2000332472A (ja) 電子機器の放熱装置
JP2002353385A (ja) サーボドライブ装置
JP2001160696A (ja) 電子部品取付機構
JP3264780B2 (ja) 回路ユニットの放熱装置
JP2579333Y2 (ja) 電子部品の取り付け構造
JPH11266090A (ja) 半導体装置
JP5448072B2 (ja) 電装品取付構造
JP4419183B2 (ja) 放熱板付き電子機器
JP3936874B2 (ja) 電子機器の放熱構造
JP2012064705A (ja) 放熱体取付構造及び電子機器
JP5118086B2 (ja) 半導体素子の取付構造
JP2003224387A (ja) 制御ユニット
JP3304919B2 (ja) 回路基板の取付構造および方法
JPH0799396A (ja) ヒートシンク
JP2002246778A (ja) 電子部品支持具及び支持方法
JPH10189842A (ja) 発熱部品の放熱構造
JP2000064997A (ja) 冷却ファンの取付装置及び取付方法
JPH08760Y2 (ja) 部品取付装置
JP3094765B2 (ja) 基板保持装置
JPH10256440A (ja) 発熱部品用放熱板
JP2508840B2 (ja) ヒ―トシンクの取付構造
JPH0591089U (ja) アクティブスピーカユニット
JPH11297910A (ja) 電子部品の取付け構造
JP2000299580A (ja) 電子部品の冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091209

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101209

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111209

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121209

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121209

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131209

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees