JP2020161772A - 発熱部材の放熱構造 - Google Patents
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Abstract
Description
前記放熱部材は、例えば前記外装カバーの側壁である場合や、前記外装カバーに取り付けられた別部材である場合、前記外装カバーとは別体である場合を含む。
上述の屈曲とは、前記押し付け部材が折り曲げられている場合や、湾曲している場合を含む。
詳述すると、前記外装カバーの装着動作によって前記被作用部に対して外力が作用し、前記押し付け部材が前記枢支部を枢支軸として枢動する。これにより、前記押し付け部材の一端側に設けられた前記押圧部が前記一方を前記他方に押し付け、前記発熱部材と前記放熱部材とを接触させることができる。
装着状態において前記押し込み部材の他端側に負荷がかかることなく、前記押し付け部材が損傷することを防止できる。
この発明により、前記外装カバーが解除された状態において、前記押し付け部材が意図せずに他の部材と干渉することを防止できる。
この発明により、窪ませた箇所に外力を作用させて前記外装カバーを装着させることで、前記押し付け部材を前記一方に確実に押し付けることができるとともに、省スペース化を図ることができる。
この発明により、前記外装カバーが装着された状態で、前記発熱部材と前記放熱部材とが接触した状態を維持することができるため、例えば、車体の振動などにより、前記押し付け部材が前記一方を押し付ける方向と反対方向に意図しない外力が作用した場合であっても、前記発熱部材と前記放熱部材とが接触した状態を維持できるため、確実に前記発熱部材の熱を前記放熱部材から放熱させることができる。
この発明により、前記押し付け部材が前記一方を確実に押し付けることができるため、より確実に前記放熱部材と前記発熱部材とを接触させることができ、より確実に前記発熱部材の熱を前記放熱部材で放熱させることができる。
この発明により、前記外装カバーを取り付けるだけで、複数の発熱部材を一度に前記放熱部材と接触させることができるため、より容易かつ効率よく前記発熱部材の放熱を行うことができる。
この発明により、複数配置された前記発熱部材に対応するように配置した前記押し付け部材同士を前記連結部で連結されているため、前記押し付け部材の強度を向上させることができる。
この発明により、前記外装カバーを所望の位置に容易かつ正確に装着させることができるため、より容易かつ確実に前記押し付け部材を前記一方に押し付けることができ、前記発熱部材と前記放熱部材とを確実に接触させることができる。
この発明により、前記押し付け部材を前記当接凹部に嵌めることができるため、前記一方に対する前記押し付け部材の位置ずれを防止できる。
前記調整部は、前記外装カバーを装着する装着動作により、前記押し付け部材が前記一方を押し付ける押し付け強度を調整する構成や、前記外装カバーの装着後に前記押し付け部材が前記一方を押し付ける押し付け強度を調整する構成であってもよい。
この発明の第1実施形態の放熱構造体1について、図1乃至図3とともに説明する。
図1は放熱構造体1の要部の概略斜視図を示し、図2は放熱構造体1の要部の概略分解斜視図を示し、図3は放熱構造体1の要部の縦断面図による説明図を示している。
なお、図2には、押し付け部材30におけるα部及び枢支連結支持部40におけるβ部の拡大斜視図も示している。
この放熱構造体1は、図1及び図2に示すように、アンダーカバー11とともに筐体10を構成し、放熱部材として機能するアッパーカバー12と、筐体10の内側INに形成される内部空間に配置された基板13に実装された発熱部品20と、発熱部品20をアッパーカバー12に押付ける押し付け部材30と、押し付け部材30を枢支する枢支連結支持部40とで構成されており、筐体10に収容されている。
案内部11dは、側面11bの上端面の外側に形成されたテーパ面であり、内部に向かうに伴い下方に向けて連続的に傾斜している。
また、内側IN側の主面には、中央部分を外側OUTに向けてわずかに窪ませた当接凹部22が設けられている。
これにより、被作用側本体33が内側INに枢動して他の部材と干渉することを防止できる。
はじめに、押し付け部材30及び枢支連結支持部40が備えられたアッパーカバー12を、アンダーカバー11の上方に配置し、アンダーカバー11に装着するように、下側Hdに向けて移動させる(図3(a)参照)。このとき、側面12bの下端部分が案内部11dによって所望の位置に案内される。
なお、図5及び図6においては、アンダーカバー11及びアッパーカバー12の表示を省略する。
この調整型貫通孔45は、支持部41xの板厚方向に沿って貫通するとともに、枢支軸31の外径と略同じ幅を有する貫通孔を、幅方向Wから視て階段状となるように上下方向Hに沿って複数配置して形成されている。
アッパーカバー12をアンダーカバー11に装着する前の状態において、枢支軸31は調整型貫通孔45の上方(上側Hu)かつ外側OUT(貫通孔451aの外側OUT端部)に配置されている(図6(a)参照)。
したがって、確実に発熱部品20を側面12bに押し付けることができるとともに、押し付け部材30の押しつけによる、発熱部品20の損傷を防止することができる。
また、本実施形態では、発熱部品20を一つとしているが、例えば図7に示すように、発熱部品20を側面12bに沿って複数(2つ)配置してもよい。
なお、図7は図1に対応する概略斜視図であり、詳しくは、放熱構造体1Aの概略斜視図を示している。
この押し付け部材30A,30Aは、枢支軸31が共通していることを除いて、同じ構成をしている。
次に、この発明の第3実施形態の放熱構造体1Bについて、図8とともに説明する。ただし、以下で説明する構成のうち、上述した第1実施形態の放熱構造体1と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
詳述すると、押し付け部材50Bは、板状体を折り曲げて形成しており、上面12aに固定された平板状の固定部51Bと、固定部51Bの外側OUTの端部から下方かつ内側INに傾斜するように延出する傾斜部52Bとで一体構成されている。
続いて、この発明の第4実施形態の放熱構造体1Cについて、図9とともに説明する。ただし、以下で説明する構成のうち、上述した第3実施形態の放熱構造体1Bと同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
詳述すると、押し付け部材50Cは、上面12aに固定された平板状の固定部51Bと、固定部51Cの内側INの端部から、下方かつ外側OUTに傾斜するように延出する傾斜部52Cと、傾斜部52Cの下端から下方かつ内側INに傾斜するように延出する被作用部53Cとで一体構成されており、傾斜部52Cと被作用部53Cとの連結部分には、外側OUTに向かって突出する円弧状の押圧部54Cが形成されている。
次に、この発明の第5実施形態の放熱構造体1Dについて、図10とともに説明する。ただし、以下で説明する構成のうち、上述した第3実施形態の放熱構造体1Cと同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
詳しくは、側面12bDの上端部分には、上面12aDを挿入可能な溝部12dDが幅方向Wに沿って形成されている。この溝部12dDに対して上面12aDを斜めから挿入し、溝部12dDを枢支軸として上面12aDを枢動させることにより、上方を閉鎖する構成である(図9(a)参照)。
なお、本実施形態の構成に限らず、側面12bDと上面12aDとの間にヒンジを設けて枢動可能としてもよい。
放熱部材は、側面12b(アッパーカバー12)に対応し、同様に、
外装カバーは、アッパーカバー12、12Dに対応し、
発熱部材の放熱構造は、放熱構造体1,1x,1A,1B,1C,1Dに対応し、
支持部及び枢支部は、枢支軸31に対応し、
位置規制部は、連結壁42に対応し、
固定部は、係止凹部34に対応し、
突出部は、押圧部321に対応し、
装着案内部は、案内部11dに対応し、
調整部は、調整型貫通孔45に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
また、本実施形態では、放熱部材をアッパーカバー12の側面12bとしているが、例えば、アッパーカバー12の側面12bや上面12aに取り付けられた部材や、アッパーカバー12とは別体で構成された放熱部材であってもよい。さらには、アッパーカバー12と別体で構成された放熱部材を基板13に立設してもよいし、別部材に固定してもよい。
なお、当然ながら、押し付け部材30が内側INに枢動することを規制する構成を設けてもよい。
具体的には、アッパーカバー12の装着後に、筐体10の外部からネジ止めなどの操作を行うことにより、押し付け部材30の位置を調整できる構成としてもよい。
11d 案内部
12、12D アッパーカバー
12b、12bD 側面
13 基板
20 発熱部材
22 当接凹部
30 押し付け部材
321 押圧部
331 被作用部
34 係止凹部
42 連結壁
46 連結部
45 調整型貫通孔
50B、50C 押し付け部材
Claims (12)
- 基板に対して立設された発熱部材と、
該発熱部材に近接するとともに、並列配置される放熱部材と、
着脱自在の外装カバーと、
前記放熱部材と前記発熱部材との少なくともに一方を、他方に押し付ける押し付け部材とが備えられ、
前記押し付け部材は、前記外装カバーを装着する装着動作に伴って、前記他方に向けて前記一方を押し付けるとともに、
前記外装カバーの装着状態において、前記発熱部材と前記放熱部材とを接触させる
発熱部材の放熱構造。 - 前記外装カバーは、前記発熱部材が前記基板に対して立設する立設方向に沿って着脱自在に構成され、
前記押し付け部材は、
前記一方を前記他方に向けて押圧する押圧部と、
前記外装カバーの装着動作に伴い外力が作用する被作用部と、
所定の位置に固定されるとともに、前記被作用部に作用した外力に基づき、前記押圧部を移動可能に支持する支持部とが備えられた
請求項1に記載の発熱部材の放熱構造。 - 前記支持部は、
前記押し付け部材を枢動可能に枢支する枢支部で構成され、
前記押し付け部材は、
前記発熱部材と前記放熱部材とが対向する方向に向けて屈曲し、
前記枢支部に対して一端側に前記押圧部が備えられるとともに、前記枢支部に対して他端側に前記被作用部が備えられた
請求項2に記載の発熱部材の放熱構造。 - 前記外装カバーの装着を解除した状態において、前記被作用部が所定の位置で留まるように位置規制する位置規制部が備えられた
請求項2又は請求項3に記載の発熱部材の放熱構造。 - 前記押し付け部材は、前記外装カバーの前記立設方向と交差する面に設けられており、
前記外装カバーは、前記押し付け部材が配置された箇所を内部側に窪ませた
請求項2乃至請求項4のうちのいずれかに記載の発熱部材の放熱構造。 - 前記押し付け部材を、前記発熱部材と前記放熱部材とを接触させた状態で固定する固定部が備えられた
請求項1乃至請求項5のうちのいずれかに記載の発熱部材の放熱構造。 - 前記押し付け部材に、前記一方を押し付ける箇所が前記他方に向けて突出する突出部が設けられた
請求項1乃至請求項6のうちのいずれかに記載の発熱部材の放熱構造。 - 前記放熱部材に対して前記発熱部材が並列配置される方向と直交する方向に沿って、複数の前記発熱部材が縦列配置され、
前記押し付け部材は、
前記外装カバーを装着する装着動作に伴って、複数の前記発熱部材が前記放熱部材と前記他方に向けて前記一方を押し付け、複数の前記発熱部材と前記放熱部材とを接触させる
請求項1乃至請求項7のうちのいずれかに記載の発熱部材の放熱構造。 - 前記押し付け部材は、縦列配置された複数の前記発熱部材に対応するように複数配置され、
複数配置された前記押し付け部材同士を連結する連結部が備えられた
請求項8に記載の発熱部材の放熱構造。 - 所望の位置に前記外装カバーを案内する装着案内部が設けられた
請求項1乃至請求項9のうちのいずれかに記載の発熱部材の放熱構造。 - 前記一方に、押し付けられる前記押し付け部材が当接する当接凹部が設けられた
請求項1乃至請求項10のうちのいずれかに記載の発熱部材の放熱構造。 - 前記外装カバーの装着に伴って、前記押し付け部材が前記一方を押し付ける力を調整する調整部が設けられた
請求項1乃至請求項11のうちのいずれかに記載の発熱部材の放熱構造。
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