JP4197292B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放熱器を備えた電子装置に関するものである。
電子装置においては温度上昇を抑える熱設計が重要であり、熱設計が重要視される電子装置の一つとしてカーオーディオ装置が挙げられる。カーオーディオ装置では、パワーIC等の発熱部品が発する熱を逃がす放熱器が備えられることがある。放熱器は、例えば、アルミニウム製のブロックで構成されており、このブロックが筐体の背後にて発熱部品に接触するように配置される。
また、カーオーディオ装置の筐体に突起を設け、筐体と放熱器を突起部分で点接触させることにより、放熱器から筐体への熱伝達量を低減することも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−111272号公報(第3−4ページ、図1、図3)
しかしながら、上記の従来のカーオーディオ装置では、放熱器と筐体を突起部分で点接触させて熱伝達量の低減を図ってはいるものの、筐体と放熱器を組み合わせるための位置決め構造部分では筐体と放熱器が接続されており、この接続部分からは熱が筐体に伝達してしまう。
この例のように、従来は、アルミブロックのような放熱器を備える場合、組立性の側の要請により放熱器と筐体が接続されており、接続部分から熱が筐体に伝達することが避けられず、この熱伝達が放熱能力を低下させる要因になっている。
これに対して、カーオーディオ装置のような電子装置においては、発熱量が多く、かつ、温度条件が厳しいことから、放熱構造のさらなる改良が求められる。
本発明は、上記背景の下でなされたものであり、その目的は、放熱構造を改良した電子装置を提供することにある。
本発明の電子装置は、筐体と、前記筐体に組み付けられた第一の基板と、前記第一の基板と接続され、発熱部品が実装された第二の基板と、前記発熱部品と接触するように配置された放熱器とを備え、前記第二の基板は前記筐体と前記放熱器の取付部分にて、前記筐体と前記放熱器との間に挟み込まれた構成を有している。
この構成により、筐体と放熱器との間に第二の基板を挟み、第二の基板を筐体と放熱器との間に断熱的に介在させたので、放熱器から筐体への熱伝達量を低減でき、放熱性能を向上でき、取付部分で筐体と放熱器が基板によって隔離されるので、放熱器から筐体への熱伝達量を低減できる。
また、本発明の電子装置において、前記放熱器は、前記第二の基板を介して前記筐体と接続された構成を有している。
また、本発明の電子装置は、前記筐体および前記放熱器を形成する面のうち、前記筐体と前記放熱器と前記第二の基板とがそれぞれ組付けられた状態において前記第二の基板と向かい合っている前記筐体の面および前記放熱器の面が前記第二の基板の面と同じ大きさである構成を有している。
また、本発明の電子装置は、前記筐体が、筐体外面から突出した筐体側取付部を備え、前記筐体側取付部に前記第二の基板が取り付けられた構成を有している。
この構成により、第二の基板と筐体に隙間ができるので、筐体への熱伝達をさらに低減できる。
また、本発明の電子装置は、前記放熱器が、放熱器外面から突出した放熱器側取付部を備え、前記放熱器側取付部に前記第二の基板が取り付けられた構成を有している。
この構成により、第二の基板と放熱器に隙間ができるので、筐体への熱伝達をさらに低減できる。
また、本発明の電子装置は、前記第一の基板と前記第二の基板とが、前記第一の基板と前記第二の基板とを所定の組付位置で組み付けるために、前記第一の基板と前記第二の基板の一方に設けられた穴部と、他方に設けられた凸部で構成された組立ガイド構造をそれぞれ備えた構成を有している。
この構成により、組立ガイド構造が第一の基板と第二の基板に設けられるので、組立ガイド部分での熱伝達量も低減でき、これにより、放熱器から筐体への熱伝達量をさらに低減でき、簡単な構成で、第一の基板と第二の基板に組立ガイド構造を設けられる。
また、本発明の別態様の電子装置は、筐体と、発熱部品が実装された基板と、前記発熱部品に接触するように配置された放熱器とを備え、前記基板は前記筐体と前記放熱器の取付部分にて、前記筐体と前記放熱器との間に挟み込まれた構成を有している。
この構成によっても、筐体と放熱器との間に基板を挟み、基板を筐体と放熱器との間に断熱的に介在させたので、放熱器から筐体への熱伝達量を低減でき、放熱性能を向上できる。
また、本発明の電子装置は、前記放熱器は、前記基板を介して前記筐体と接続された構成を有している。
この構成により、取付部分で筐体と放熱器が基板によって隔離されるので、放熱器から筐体への熱伝達量を低減できる。この態様では、組立ガイド構造は、放熱器が取り付けられる基板と筐体側の部材に設けられる。組立ガイド構造は、前出の構成と同様に、放熱器が取り付けられる基板と筐体側の基板に設けられてもよいが、本発明はこれに限定されない。例えば、組立ガイド構造は、放熱器が取り付けられる基板と筐体側の筐体壁部に設けられてもよい。
本発明は、筐体と放熱器との間に基板を挟み、基板を筐体と放熱器との間に断熱的に介在させたので、放熱器から筐体への熱伝達量を低減でき、放熱性能を向上できる。
以下、本発明の実施の形態の電子装置について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、電子装置がカーオーディオ装置である。
図1は、本発明の実施の形態のカーオーディオ装置を示している。図1において、カーオーディオ装置10は、筐体(シャーシ)12と、筐体12に組み付けられた第一基板14と、第二基板16と、第二基板16と組み付けられる放熱器18を備える。
筐体12は、鋼板製であり、箱形の形状を有しており、鋼板を折り曲げることにより形成されている。第一基板14は樹脂製のプリント基板であって、カーオーディオ装置10のメインの基板であり、筐体12内に水平方向に配置されている。図示されないが、第一基板14には各種の電子部品が搭載されており、また、筐体12には第一基板14以外にも各種の部品が備えられている。
第二基板16も第一基板14と同様に樹脂製のプリント基板であり、第一基板14に対して角度をなすように設けられている。より詳細には、第二基板16は第一基板14と直角であり、これにより水平面に対しても垂直に立っている。そして、第二基板16は、筐体12の背面とほぼ同じ大きさおよび形状を有する。また、第二基板16には、第一基板14との接続のためのコネクタ20が備えられている。図1には示されないが、第一基板16側の対応する位置にもコネクタが備えられている。
また、第二基板16には発熱部品22が実装されている。発熱部品22は、例えば、パワーICおよびレギュレータである。図1においては、発熱部品22の本体は第二基板16で隠れており、発熱部品22の足部が見えている。第一基板14がメイン基板であるのに対して、第二基板16をアンプ基板と呼ぶこともできる。
放熱器18は、アルミ製のブロックであり、第二基板16とほぼ同じ大きさおよび形状を有し、第二基板16と互いに組み付けられている。図示されないが、発熱部品22が放熱器18と接触している。
また、筐体12の側壁24は部分的に後方に延長されており、延長部分が直角に折り曲げられており、これにより筐体12に筐体側取付部26が設けられている。筐体側取付部26にはねじ穴が設けられている。
また、第一基板14と第二基板16は組立ガイド構造28を備える。組立ガイド構造28は、第二基板16を所定の組付位置で第一基板14と組み合わせるためのガイドとして機能する。組立ガイド構造28は、第一基板に設けられた凸部30と第二基板16に設けられた穴部32で構成される。凸部30と穴部32は同一形状を有する。凸部30が穴部32に挿入されることで、第一基板14と第二基板16がガイドされ、位置決めされる。
また、組立ガイド構造28において、凸部30は略四角形であり、先端部の両側の角34が斜めに切り落とされており、これによりスムーズに第一基板14と第二基板16を組み合わせされる。
図2は、図1のカーオーディオ装置10の断面図であり、コネクタ20および発熱部品22が備えられる部分の構造を示している。
図2において、筐体12は、筐体本体36と底蓋38で構成される。筐体本体36が箱形形状を有しており、筐体本体36の下側に第一基板14が配置されており、第一基板14は筐体本体36と底蓋38で挟まれている。
放熱器18は、前面40の略下半部に大きな凹部42を有する。凹部42の天井44には放熱部品22が接触している。ねじ46が放熱部品22の締付穴を通して天井44のねじ穴に締め付けられており、これにより放熱部品22が放熱器18に固定され、接触している。図1に示した2つの放熱部品22が両方とも図2の接触構造を有する。
また、発熱部品22の足部48が第二基板16の貫通穴に通され、第二基板16にはんだ付けされている。これにより前述のように発熱部品22が第二基板16に実装されている。
また、第二基板16の下方にはコネクタ20が備えられている。一方、第一基板14も、コネクタ20と対応する位置に筐体側のコネクタ50を備えている。コネクタ20とコネクタ50が接続され、これにより第一基板14と第二基板16が電気的に接続されている。
次に、図3は、図1のカーオーディオ装置10の別の場所の断面図であり、筐体12と放熱器18の取付部分の構造を示している。カーオーディオ装置10は、左右の両端部付近に図3の構造を有する。
図3において、放熱器18は、前面40の上方に放熱器側取付部52を有する。放熱器側取付部52は、前面40から突出するボスであり、取付面にねじ穴が設けられている。第二の基板16は、放熱器側取付部52に対応する位置に締付穴54を有している。ねじ56が締付穴54を通して放熱器側取付部52に締め付けられており、これにより第二基板16と放熱器18が互いに組み付けられている。そして、放熱器側取付部52が放熱器18の前面40から突出しており、放熱器取付部52の取付面が前面40より基板の方に高く設けられており、これにより第二基板16と放熱器18との間に隙間が形成されている。
また、放熱器18は、放熱器側取付部52の下側に位置決め突起58を有し、第二基板16は、位置決め突起58に対応する位置に位置決め穴60を有する。位置決め穴60に位置決め突起58が挿入されており、これにより第二基板16と放熱器18が位置合わせされている。
また、放熱器18は、筐体側取付部26のねじ穴と対応する位置に締付穴62を有する。放熱器18の背面64には凹部66が設けられ、凹部66の底が前面40の近くまで達しており、凹部66の底にて締付穴62が放熱器18を貫通している。
さらに、第二基板16も、上記の筐体側取付部26と締付穴62に対応する位置に締付穴68を有する。そして、ねじ70が締付穴62および締付穴68に通されて筐体側取付部26に締め付けられる。これにより、第二基板16を挟んだ状態で筐体12と放熱器18が固定されている。
また、筐体12の筐体側取付部26は、既に説明したように、筐体12の側壁後方の延長部分を折り曲げることに形成されている。筐体側取付部26は、筐体12の背面72から突出しており、筐体側取付部52の取付面が背面72より基板の方に高く設けられており、これにより第二基板16と筐体12との間に隙間が形成されている。なお、図示されないが、第二基板16と放熱器18の隙間を確保するための突起等の構成がねじ70の周囲に好適に設けられる。
また、筐体12の筐体本体36は下端で折り曲げられており、折曲部分に基板取付部74が備えられている。ねじ76が、第一基板14の締付穴を通して基板取付部74のねじ穴に締め付けられており、これにより第一基板14が筐体本体36に固定されている。図示されないが、第一基板14は他の場所でも筐体本体36に固定されている。また、図示されないが、底蓋38も筐体本体36にねじで固定されている。
次に、図4は、図1のカーオーディオ装置10の別の場所の断面図であり、組立ガイド構造28の部分を示している。
図4に示すように、組立ガイド構造28は、第一基板14の凸部30と第二基板16の穴部32で構成されている。凸部30が穴部32挿入されており、これにより凸部30が第二基板16を貫通して後方に突き出しており、凸部30の先端は、放熱器18の凹部42の内部まで達している。そして、凸部30と穴部32により第二基板16と第一基板14が位置決めされている。
また、放熱器18の凹部42は、カーオーディオ装置10の左右方向には、図2の発熱部品22および図4の組立ガイド構造28の凸部30を収容するのに十分な大きさを有する。
次に、上述したカーオーディオ装置10の組立順序の例を説明する。まず、第一基板14および他の各種内蔵部品が筐体12に組み付けられる。筐体本体36に第一基板14がねじ74で取り付けられ、さらに筐体本体36に底蓋38が取り付けられ、これにより第一基板14が本体36と底蓋38の間に配置される。
一方で、第二基板16と放熱器18が組み合わされる。まず、放熱器18の凹部42の天井44にねじ46で発熱部品22が取り付けられる。そして、放熱器18の2箇所の位置決め突起58が、第二基板16の2箇所の位置決め穴60に通され、第二基板16と放熱器18が位置合わせされる。このとき、放熱器18に取り付けられた発熱部品22の足部48が第二基板16の取付穴を貫通する。足部48が第二基板16にはんだ付けされ、これにより発熱部品22が第二基板16に実装される。
そして、ねじ56が、第二基板16の締付穴54を通して放熱器18の放熱器側取付部52に締め付けられ、これにより第二基板16と放熱器18が組み付けられる。熱器側取付部52が放熱器18の前面40から突出しているので、第二基板16と放熱器18の間には、突出高さに応じた隙間ができる。
次に、放熱器18が第二基板16に取り付けられた状態で、組立ガイド構造28を利用して、第二基板16が第一基板14に取り付けられる。第一基板14の凸部30が放熱器18の穴部32に挿入される。凸部30の角34が斜めに切り落とされており、これにより凸部30が穴部32へスムーズに挿入される。第一基板14の縁が第二基板16に突き当たるまで凸部30が穴部32に挿入され、これにより第一基板14と第二基板16が所定の組付位置へと位置合わせされる。このとき、第二基板16のコネクタ20と第一基板14のコネクタ50も接続される。
次に、2本のねじ70が、放熱器18の背面64の凹部66から挿入され、放熱器18の締付穴62および第二基板16の締付穴68に通され、筐体12の筐体側取付部26に締め付けられる。これにより、第二基板16を挟んだ状態で筐体12と放熱器18が固定される。このとき、筐体側取付部26が筐体12の背面72から突出しているので、第二基板16と筐体12との間に隙間ができる。
以上により、筐体12、第一基板14、第二基板16および放熱器18が互いに組み付けられる。
次に、本実施の形態のカーオーディオ装置10の放熱作用について説明する。カーオーディオ装置10が使用されると、発熱部品22が熱を発し、この熱は放熱器18に伝わる。放熱器18は、第二基板16を介して筐体12と接続されており、放熱器18と筐体12は直接接触していない。そして、第二基板16は通常の基板と同じく断熱性が高い。また、第二基板16は筐体12からも放熱器18からも離間している。また、組立ガイド構造28においても、接触するのは基板同士であり、放熱器18と筐体12は直接接触していない。したがって、放熱器18から筐体12への熱伝達が少なく抑えられ、発熱部品22の熱は専ら放熱器18から外部へと放出される。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、筐体と放熱器との間に第二の基板を挟み、第二の基板を筐体と放熱器との間に断熱的に介在させたので、放熱器から筐体への熱伝達量を低減でき、放熱性能を向上できる。
ここで、樹脂製基板の例に見られるように、電気回路用基板は一般に熱伝達率が小さく、断熱性が高い。本実施の形態は、断熱性が高いという基板の特性に着目し、基板の適当な配置によって基板の断熱性を活用し、これにより比較的簡単な構造と少ない部品で筐体への熱伝達量を低減している。
また、本実施の形態では、筐体と放熱器の取付部分にて第二の基板を挟み込んでおり、取付部分で筐体と放熱器が基板によって隔離されるので、放熱器から筐体への熱伝達量を低減できている。
また、筐体と放熱器の締付部分にて、上述のように、筐体から突出する筐体側取付部に第二の基板が取り付けられており、第二の基板と筐体との間に隙間ができるので、筐体への熱伝達量をさらに低減できる。
さらに、筐体と放熱器の締付部分では、放熱器から突出する放熱器側取付部に第二基板が取り付けられており、第二基板と放熱器との間にも隙間ができるので、放熱器から筐体への熱伝達量が一層低減されている。また、放熱器側取付部と筐体側取付部がずれており、異なる位置に設けられているので、さらに熱伝達量を低減できる。
また、本実施の形態では、組立ガイド構造が第一の基板と第二の基板に設けられている。第一の基板が筐体に組み付けられており、また、第二の基板に放熱器が組み付けられており、したがって、筐体と放熱器も上記の組立ガイド構造を利用して所定の配置で組み合わされることになる。組立ガイド構造部分でも断熱性の高い基板同士が接触しているので、組立ガイド構造を通る熱伝達量を低減でき、筐体へ伝わる熱伝達量を低減できる。筐体に放熱器が直接接触する従来のガイド構造と比べて、筐体への熱伝達量を大幅に低減できる。
また、本実施の形態では、組立ガイド構造が第一の基板の凸部と第二の基板の穴部で構成されており、簡単な構成で両基板にガイド構造を設けられる。元々接続される両基板に凸部と凹部を備えるという簡単な構成により、両基板で組立をガイドすることができ、熱伝達量の低減効果が得られる。
なお、上記の実施の形態の変形例として、第一の基板に穴部が設けられ、第二の基板に凸部が備えられてもよい。また、穴部と凸部以外の組立ガイド構造が設けられてもよい。
また、第一の基板および第二の基板の一方または両方は樹脂製でなくてもよく、例えば、ガラス基板でもよい。
また、上述の実施の形態では、筐体側の取付部が、筐体の鋼板を折り曲げることで形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、筐体側の取付部は、プレス成形されたボスであってもよい。同様に、放熱器側の取付部の構造も上記の実施の形態に限定されなくてよい。
また、筐体側では、第一の基板以外の部材にガイド構造が設けられてもよい。例えば、筐体の壁部に後方への凸部が設けられ、この凸部が第二の基板の穴部に挿入される。この構成でも、筐体と放熱器がガイド構造で直接接触せず、熱伝達量の低減効果が得られる。ただし、上述の2つの基板を使う組立ガイド構造は、元々接続される両基板にガイド構造を設けており、簡単な構成で組立ガイド構造を実現できる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明した。しかし、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明にかかる電子装置は、放熱性能を向上できるという効果を有し、カーオーディオ装置等として有用である。
本発明の実施の形態におけるカーオーディオ装置の分解斜視図 本発明の実施の形態におけるカーオーディオ装置の断面図 本発明の実施の形態におけるカーオーディオ装置の断面図 本発明の実施の形態におけるカーオーディオ装置の断面図
符号の説明
10 カーオーディオ装置
12 筐体
14 第一基板
16 第二基板
18 放熱器
20 コネクタ
22 発熱部品
28 組立ガイド構造
30 凸部
32 穴部

Claims (8)

  1. 筐体と、
    前記筐体に組み付けられた第一の基板と、
    前記第一の基板と接続され、発熱部品が実装された第二の基板と、
    前記発熱部品と接触するように配置された放熱器とを備え、
    前記第二の基板は前記筐体と前記放熱器の取付部分にて、前記筐体と前記放熱器との間に挟み込まれたことを特徴とする電子装置。
  2. 前記放熱器は、前記第二の基板を介して前記筐体と接続されたことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記筐体および前記放熱器を形成する面のうち、前記筐体と前記放熱器と前記第二の基板とがそれぞれ組付けられた状態において前記第二の基板と向かい合っている前記筐体の面および前記放熱器の面が前記第二の基板の面と同じ大きさであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記筐体は、筐体外面から突出した筐体側取付部を備え、前記筐体側取付部に前記第二の基板が取り付けられたことを特徴とする請求項に記載の電子装置。
  5. 前記放熱器は、放熱器外面から突出した放熱器側取付部を備え、前記放熱器側取付部に前記第二の基板が取り付けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の電子装置。
  6. 前記第一の基板と前記第二の基板とが、前記第一の基板と前記第二の基板とを所定の組付位置で組み付けるために、前記第一の基板と前記第二の基板の一方に設けられた穴部と、他方に設けられた凸部で構成された組立ガイド構造をそれぞれ備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれかに記載の電子装置。
  7. 筐体と、
    発熱部品が実装された基板と、
    前記発熱部品に接触するように配置された放熱器とを備え、
    前記基板は前記筐体と前記放熱器の取付部分にて、前記筐体と前記放熱器との間に挟み込まれたことを特徴とする電子装置。
  8. 前記放熱器は、前記基板を介して前記筐体と接続されたことを特徴とする請求項7に記載の電子装置。
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