JP2000332099A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP2000332099A
JP2000332099A JP11141036A JP14103699A JP2000332099A JP 2000332099 A JP2000332099 A JP 2000332099A JP 11141036 A JP11141036 A JP 11141036A JP 14103699 A JP14103699 A JP 14103699A JP 2000332099 A JP2000332099 A JP 2000332099A
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oxide film
silicon oxide
silicon
film
trench
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JP11141036A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Ikura
恒生 伊倉
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Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボイドが無く、かつ半導体基板への不純物の
拡散がない素子分離領域を形成する。 【解決手段】 シリコン基板1上に熱化膜2、シリコン
窒化膜3を形成した後、トレンチを形成し、トレンチ内
壁に熱化膜4を形成する。シリコン窒化膜3aを堆積
し、リンがドーピングされたシリコン酸化膜5を堆積
し、熱処理を行いリフローさせる。RIEでシリコン酸
化膜5のみをシリコン基板1表面より下までエッチバッ
クする。シリコン酸化膜5上に不純物がドーピングされ
ていないシリコン酸化膜6を堆積する。この時点でトレ
ンチはボイド無く完全に埋め込まれる。CMPで表面を
平坦化し、シリコン基板1表面のシリコン窒化膜3およ
び熱化膜2を除去する。リンがドーピングされたシリコ
ン酸化膜5は、シリコン窒化膜3aと不純物を含まない
シリコン酸化膜6により被覆されているので、リンのシ
リコン基板1への拡散は無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に関し、特にトランジスタ等の素子間を分
離する素子分離領域の構成およびその形成方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】LSIの製造プロセスにおいて、従来、
半導体集積回路の各回路素子間を絶縁分離する方法とし
ては、LOCOS法が用いられてきた。しかし、LOC
OS法では、バーズビークと呼ばれる酸化膜の横広がり
が生じ、分離幅を狭くすることが困難になり集積度を向
上させることが望めなくなった。
【0003】この問題を解決するために素子をトレンチ
で分離する技術が知られている。この方法は半導体基板
に素子分離用の溝を形成した後、絶縁物を埋め込むもの
である。トレンチ素子分離方法で困難な工程の一つはト
レンチをボイド無しで完全に埋め込むことである。通
常、溝に埋め込まれる絶縁物としては、平行平板プラズ
マCVD法、バイアススパッタを伴う高密度プラズマC
VD法、減圧CVD法、常圧CVD法などにより堆積さ
れるシリコン酸化膜、あるいは成膜後の熱処理によって
膜がリフローするように不純物が添加されたシリコン酸
化膜、例えばB(ボロン)、P(リン)が添加されたB
PSG(borophosphosilicate glass )等が用いられ
る。
【0004】ボイドフリーの埋め込みのために提案され
た従来の方法を図6に示し、簡単に説明する。これは特
開平10−12718号公報を参照したものである。
【0005】図6(A)に示すように、シリコン基板1
上にシリコン窒化膜3を堆積した後、素子分離用のトレ
ンチを形成し、トレンチ形成後ドーピングされていない
シリコン酸化膜12を形成する。シリコン酸化膜12上
に不純物がドーピングされたシリコン酸化膜13を形成
後熱処理によりリフローさせ、トレンチをボイドなく埋
め込む。
【0006】次に図6(B)に示すように、不純物がド
ーピングされたシリコン酸化膜13と、シリコン窒化膜
3、あるいはドーピングされていないシリコン酸化膜1
2とのエッチレートの違いから生じる、トレンチ埋め込
み部分のオーバーエッチを減じるために、所定の深さま
で窒素イオンを注入しエッチレートを低下させる。14
は窒素イオンが注入された領域を示す。
【0007】次に図6(C)に示すように、エッチバッ
クあるいはCMPにより活性領域上の絶縁膜を取り除
き、不純物がドーピングされたシリコン酸化膜13の膜
密度を増加させるアニール工程を経て素子分離を完成さ
せる。15はアニールにより膜密度が増加した、不純物
がドーピングされたシリコン酸化膜である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の方法では、
例えば図7(A)のような不純物がドーピングされたシ
リコン酸化膜13のフロー形状が形成されると、図7
(B)のように窒素イオンを注入してエッチレートを減
じた領域14を形成しても、トレンチ内部までその注入
領域が形成できない。通常のウエハ内の膜厚バラツキ、
不純物濃度バラツキを考慮するとフロー形状を一定に保
つのは困難である。その結果、図7(C)のようにトレ
ンチ埋め立て部分がオーバーエッチされ素子特性に悪影
響を与える可能性がある。
【0009】また、不純物がドーピングされたシリコン
酸化膜13は熱処理によりドーピングされた不純物がシ
リコン基板1に拡散し、素子特性に悪影響を与える可能
性がある。
【0010】さらに埋め込み絶縁膜としてシリコン酸化
膜15を使用した場合は、後工程で熱処理が加わると、
熱処理が終了し室温に戻る過程で、シリコン酸化膜15
とシリコン基板1との熱膨張率の差から、シリコン基板
1に過大な応力が加わる。このためシリコン基板1に転
移等の欠陥が発生しやすくなり、素子特性に悪影響を与
える可能性がある。
【0011】そこで本発明は上記の事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、微細化された半導体集積
回路の素子分離領域にボイドが無く、かつ素子分離領域
から半導体基板への不純物の拡散がない半導体装置およ
びその製造方法を提供することである。さらに半導体基
板にかかる応力を小さくして、半導体基板の欠陥発生を
低減した、素子分離用のトレンチを有する半導体装置お
よびその製造方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、素子分離領域として、半導体基板にトレンチを形
成し、トレンチの内壁表面をシリコン窒化膜で覆い、ト
レンチを、不純物がドーピングされた第1のシリコン酸
化膜と、第1のシリコン酸化膜上に形成された不純物が
ドーピングされていない第2のシリコン酸化膜とで埋め
込んだことを特徴とする。
【0013】この構成によれば、トレンチの深い部分に
不純物がドーピングされた第1のシリコン酸化膜を埋め
込むことによりボイドの発生を無くし、第1のシリコン
酸化膜がシリコン窒化膜と不純物がドーピングされてい
ない第2のシリコン酸化膜とで被覆されることにより第
1のシリコン酸化膜から半導体基板への不純物の拡散を
無くすことができる。
【0014】請求項2記載の半導体装置は、請求項1記
載の半導体装置において、第1のシリコン酸化膜は、不
純物としてB(ボロン)とP(リン)がそれぞれ3〜7
wt%の濃度にドーピングされていることを特徴とす
る。これにより、不純物の析出、吸湿性の増大を防止し
ながら、第1のシリコン酸化膜のトレンチへの埋め込み
性を高くできる。
【0015】請求項3記載の半導体装置は、請求項1ま
たは2記載の半導体装置において、シリコン窒化膜は引
張り応力を有し、第2のシリコン酸化膜は圧縮応力を有
することを特徴とする。これにより、トレンチ内でシリ
コン窒化膜と第2のシリコン酸化膜との応力がほぼ相殺
され、トレンチ上部付近の半導体基板に加わる応力を小
さく抑え、半導体基板に発生する転移などの欠陥を低減
することができる。
【0016】請求項4記載の半導体装置は、請求項1ま
たは2記載の半導体装置において、シリコン窒化膜は圧
縮応力を有し、第2のシリコン酸化膜は引張応力を有す
ることを特徴とする。これにより、請求項3と同様の効
果が得られる。
【0017】請求項5記載の半導体装置の製造方法は、
素子分離領域の形成に、半導体基板に形成したトレンチ
の内壁表面にシリコン窒化膜を形成する工程と、シリコ
ン窒化膜の形成されたトレンチを不純物がドーピングさ
れた第1のシリコン酸化膜で埋め込む工程と、熱処理に
より第1のシリコン酸化膜をリフローさせる工程と、リ
フローされた第1のシリコン酸化膜を半導体基板の表面
より下の位置まで除去する工程と、トレンチ内に残存し
た第1のシリコン酸化膜上に不純物がドーピングされて
いない第2のシリコン酸化膜を形成する工程とを含むこ
とを特徴とする。
【0018】この製造方法によれば、トレンチの深い部
分に不純物がドーピングされた第1のシリコン酸化膜を
埋め込むことによりボイドの発生を無くし、第1のシリ
コン酸化膜がシリコン窒化膜と不純物がドーピングされ
ていない第2のシリコン酸化膜とで被覆されることによ
り第1のシリコン酸化膜から半導体基板への不純物の拡
散を無くすことができる。
【0019】請求項6記載の半導体装置の製造方法は、
請求項5記載の半導体装置の製造方法において、第1の
シリコン酸化膜は、不純物としてB(ボロン)とP(リ
ン)がそれぞれ3〜7wt%の濃度にドーピングされる
ように形成することを特徴とする。これにより、不純物
の析出、吸湿性の増大を防止しながら、第1のシリコン
酸化膜のトレンチへの埋め込み性を高くできる。
【0020】請求項7記載の半導体装置の製造方法は、
請求項5または6記載の半導体装置の製造方法におい
て、シリコン窒化膜は室温での残留応力が引張り方向と
なるように形成し、第2のシリコン酸化膜は室温での残
留応力が圧縮の方向となるように形成することを特徴と
する。これにより、トレンチ内でシリコン窒化膜と第2
のシリコン酸化膜との応力がほぼ相殺され、トレンチ上
部付近の半導体基板に加わる応力を小さく抑え、半導体
基板に発生する転移などの欠陥を低減することができ
る。
【0021】請求項8記載の半導体装置の製造方法は、
請求項5または6記載の半導体装置の製造方法におい
て、シリコン窒化膜は室温での残留応力が圧縮の方向と
なるように形成し、第2のシリコン酸化膜は室温での残
留応力が引張り方向となるように形成することを特徴と
する。これにより、請求項7と同様の効果が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】〔第1の実施の形態〕図1は本発
明の第1の実施の形態における半導体装置の製造方法を
示す工程断面図である。
【0023】まず図1(A)に示すように、シリコン基
板1上にシリコン熱酸化膜2を例えば10nm堆積後、
CVD法によりシリコン窒化膜3を例えば200nm堆
積し、リソグラフィ後、開口部(トレンチ形成領域)の
シリコン窒化膜3のみをRIE(反応性イオンエッチン
グ)法により異方性エッチング除去する。次にシリコン
窒化膜3をマスクとして、シリコン基板1を選択的にエ
ッチング除去して、例えば分離幅が0.2μm、深さが
0.5μmのトレンチを形成する。その後、トレンチ内
壁にシリコン窒化膜3a(図1(B))とのバッファ層
としてシリコン熱酸化膜4を例えば約15nm形成す
る。分離幅は半導体装置の集積度によって異なるが、通
常は0.1μm〜10μm程度である。
【0024】次に図1(B)に示すように、シリコン基
板1上に例えばCVD法によりシリコン窒化膜3aを2
0〜50nm程度堆積する。
【0025】次に図1(C)に示すように、不純物とし
て例えばP(リン)が5wt%ドーピングされたシリコ
ン酸化膜(PSG)5を300〜500nm堆積する。
不純物濃度は大きい方が埋め込み性は高いが、添加され
た不純物析出、吸湿性の増大等の懸念がある。したがっ
て、P濃度は3〜7wt%程度が望ましい。成膜方法は
例えば熱CVD装置において480℃程度にシリコン基
板1を保った状態で、チャンバー圧力を200Torr
に設定し、12wt%程度のO3 (オゾン)を流量60
00cc/分、TEOSを流量500mg/分、TEP
Oを流量50mg/分で基板1上に供給して形成する。
【0026】次に図1(D)に示すように、アニール炉
を用いて、N2 雰囲気の800〜1000℃で熱処理を
行いシリコン酸化膜5をリフローさせる。
【0027】次に図1(E)に示すように、例えばCH
3 、CF4 ガスを1:1程度に混合した、RIEでシ
リコン酸化膜5のみをシリコン基板1表面より下までエ
ッチバックする。
【0028】次に図1(F)に示すように、アスペクト
が減じられたトレンチ上に、不純物がドーピングされて
いないシリコン酸化膜6を200〜500nm堆積す
る。成膜方法は例えば、LPCVD装置においてシリコ
ン基板1を680℃に保ち、反応管の圧力を0.5To
rrに設定し、TEOSを流量140cc/分とO2
流量10cc/分で基板1上に供給して形成する。この
時点でトレンチはボイド無く完全に埋め込まれている。
トレンチ内部に埋め込まれたシリコン酸化膜(PSG)
5は、シリコン窒化膜3aおよび不純物がドーピングさ
れていないシリコン酸化膜6により完全に被覆されてい
るので、P(リン)のシリコン基板1への拡散は無い。
【0029】次に図1(G)に示すように、CMP(化
学的機械研磨法)で表面を平坦化する。この平坦化はシ
リコン基板1表面のシリコン窒化膜3が少し残る程度ま
で行う。次に図1(H)に示すように、シリコン基板1
表面に残存したシリコン窒化膜3等およびシリコン熱酸
化膜2を除去する。
【0030】以上のように第1の実施の形態によれば、
不純物がドーピングされたシリコン酸化膜(PSG)5
からシリコン基板1へ不純物を拡散させること無く、ト
レンチをボイド無く埋め込むことができる。その結果、
トランジスタ等の素子を分離する素子分離領域が確実に
電気的に絶縁され、半導体装置(半導体集積回路)の信
頼性が向上する。
【0031】〔第2の実施の形態〕図2は本発明の第2
の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す工程
断面図である。
【0032】まず図2(A)に示すように、シリコン基
板1上にシリコン熱酸化膜2を例えば10nm堆積後、
CVD法によりシリコン窒化膜3を例えば200nm堆
積し、リソグラフィ後、開口部(トレンチ形成領域)の
シリコン窒化膜3のみをRIE(反応性イオンエッチン
グ)法により異方性エッチング除去する。次にシリコン
窒化膜3をマスクとして、シリコン基板1を選択的にエ
ッチング除去して、例えば分離幅が0.2μm、深さが
0.5μmのトレンチを形成する。その後、トレンチ内
壁にシリコン窒化膜3a(図2(B))とのバッファ層
としてシリコン熱酸化膜4を例えば約15nm形成す
る。分離幅は半導体装置の集積度によって異なるが、通
常は0.1μm〜10μm程度である。
【0033】次に図2(B)に示すように、シリコン基
板1上に例えばCVD法によりシリコン窒化膜3aを2
0〜50nm程度堆積する。
【0034】次に図2(C)に示すように、不純物とし
て例えばB(ボロン)とP(リン)がそれぞれ約5wt
%ドーピングされたシリコン酸化膜(BPSG)7を3
00〜500nm堆積する。不純物濃度は大きい方が埋
め込み性は高いが、添加された不純物析出、吸湿性の増
大等の懸念がある。したがって、B、P濃度はそれぞれ
3〜7wt%程度が望ましい。成膜方法は例えば熱CV
D装置において480℃程度にシリコン基板1を保った
状態で、チャンバー圧力を200Torrに設定し、1
2wt%程度のO3 (オゾン)を流量6000cc/
分、TEOSを流量500mg/分、TEBを流量18
0mg/分、TEPOを流量35mg/分で基板1上に
供給して形成する。
【0035】次に図2(D)に示すように、アニール炉
を用いて、N2 雰囲気の800〜1000℃で熱処理を
行いシリコン酸化膜7をリフローさせる。
【0036】次に図2(E)に示すように、例えばCH
3 、CF4 ガスを1:1程度に混合した、RIEでシ
リコン酸化膜7のみをシリコン基板1表面より下までエ
ッチバックする。
【0037】次に図2(F)に示すように、アスペクト
が減じられたトレンチ上に、不純物がドーピングされて
いないシリコン酸化膜6を200〜500nm堆積す
る。成膜方法は例えば、LPCVD装置においてシリコ
ン基板1を680℃に保ち、反応管の圧力を0.5To
rrに設定し、TEOSを流量140cc/分とO2
流量10cc/分で基板1上に供給して形成する。この
時点でトレンチはボイド無く完全に埋め込まれている。
トレンチ内部に埋め込まれたシリコン酸化膜(BPS
G)7は、シリコン窒化膜3aおよび不純物がドーピン
グされていないシリコン酸化膜6により完全に被覆され
ているので、B(ボロン)およびP(リン)のシリコン
基板1への拡散は無い。
【0038】次に図2(G)に示すように、CMP(化
学的機械研磨法)で表面を平坦化する。この平坦化はシ
リコン基板1表面のシリコン窒化膜3が少し残る程度ま
で行う。次に図2(H)に示すように、シリコン基板1
表面に残存したシリコン窒化膜3等およびシリコン熱酸
化膜2を除去する。
【0039】以上のように第2の実施の形態によれば、
不純物がドーピングされたシリコン酸化膜(BPSG)
7からシリコン基板1へ不純物を拡散させること無く、
トレンチをボイド無く埋め込むことができる。その結
果、トランジスタ等の素子を分離する素子分離領域が確
実に電気的に絶縁され、半導体装置(半導体集積回路)
の信頼性が向上する。
【0040】なお、第2の実施の形態では、第1の実施
の形態のシリコン酸化膜(PSG)5に代えて、シリコ
ン酸化膜(BPSG)7を形成しているが、BPSGの
方がPSGよりもシリコン酸化膜中のトータルの不純物
濃度が増し、熱処理によるリフロー性が増す。また、B
PSGの方がPSGよりもカバレッジが向上し、リフロ
ー前のボイドが小さくなり、埋め込み性が向上する。
【0041】〔第3の実施の形態〕図3は本発明の第3
の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す工程
断面図である。
【0042】図3(A)に示すように、第1,第2の実
施の形態と同様に、シリコン基板1上にシリコン熱酸化
膜2、シリコン窒化膜3を形成し、トレンチを形成後、
トレンチ内壁にシリコン熱酸化膜4を形成する。その
後、シリコン基板1上に例えばLPCVD法で1000
MPa程度の引張り応力(室温での残留応力;室温は2
3±2℃程度)を持つシリコン窒化膜8を20nm程度
堆積する。具体的には反応管圧力を0.3Torrに設
定し、シリコン基板1を760℃に保ち、SiH 2 Cl
2 を流量60cc/分、NH3 を流量600cc/分で
シリコン基板1上に供給して形成する。
【0043】次に図3(B)に示すように、第2の実施
の形態と同様に、B(ボロン)とP(リン)がそれぞれ
5wt%程度にドーピングされたシリコン酸化膜(BP
SG)7を堆積後、熱処理を行いリフローさせ、エッチ
バックする。次に、アスペクトが減じられたトレンチ上
に、例えば高密度プラズマCVD法で250MPa程度
の圧縮応力(室温での残留応力)を持つシリコン酸化膜
9を200〜500nm堆積する。具体的には誘導結合
型高密度プラズマ源を用いて、ソースRF出力を400
0W、バイアスRF出力を3000Wに設定し、チャン
バー圧力を4mTorrに保ち、SiH4 を流量70c
c/分、O2 を流量130cc/分、Arを流量110
cc/分でシリコン基板1上に供給して形成する。この
時点でトレンチはボイド無く完全に埋め込まれている。
そしてトレンチ上部のシリコン基板1にかかる応力はほ
ぼ相殺されている。さらにトレンチ内部に埋め込まれた
シリコン酸化膜(BPSG)7は、引張り応力を持つシ
リコン窒化膜8および不純物がドーピングされていない
圧縮応力を持つシリコン酸化膜9により完全に被覆され
ているので、B(ボロン)およびP(リン)のシリコン
基板1への拡散は無い。
【0044】次に図3(C)に示すように、CMP(化
学的機械研磨法)で表面を平坦化する。この平坦化はシ
リコン基板1表面のシリコン窒化膜3が少し残る程度ま
で行う。次に図3(D)に示すように、シリコン基板1
表面に残存したシリコン窒化膜3等およびシリコン熱酸
化膜2を除去する。
【0045】以上のように第3の実施の形態によれば、
不純物がドーピングされたシリコン酸化膜(BPSG)
7からシリコン基板1へ不純物を拡散させること無く、
トレンチをボイド無く埋め込むことができる。その結
果、トランジスタ等の素子を分離する素子分離領域が確
実に電気的に絶縁され、半導体装置(半導体集積回路)
の信頼性が向上する。
【0046】さらに、本実施の形態では、後工程で熱処
理が加わってもトレンチ内で引張り応力を持つシリコン
窒化膜8と圧縮応力を持つシリコン酸化膜9との応力が
ほぼ相殺され、トレンチ上部付近のシリコン基板1に加
わる応力を小さく抑え、図5に示すようにシリコン基板
1に発生する転移などの欠陥を低減することができ、よ
り半導体装置(半導体集積回路)の信頼性の向上を図る
ことができる。図5はトレンチ側壁に発生した転位数を
各実施の形態について示したものであり、第3の実施の
形態では、第1,第2の実施の形態と比較して転移数が
大幅に低減されている。
【0047】〔第4の実施の形態〕図4は本発明の第4
の実施の形態における半導体装置の製造方法を示す工程
断面図である。
【0048】図4(A)に示すように、第1,第2の実
施の形態と同様に、シリコン基板1上にシリコン熱酸化
膜2、シリコン窒化膜3を形成し、トレンチを形成後、
トレンチ内壁にシリコン熱酸化膜4を形成する。その
後、シリコン基板1上に例えば平行平板プラズマCVD
法で800MPa程度の圧縮応力(室温での残留応力;
室温は23±2℃程度)を持つシリコン窒化膜10を2
0nm程度堆積する。具体的には500℃程度に基板1
を保った状態で、チャンバー圧力を500mTorrに
設定し、NH3 を流量700cc/分、SiH4 を流量
100cc/分、N2 を流量150cc/分で基板1上
に供給し、500WのRF出力にて形成する。
【0049】次に図4(B)に示すように、第2の実施
の形態と同様に、B(ボロン)とP(リン)がそれぞれ
5wt%程度にドーピングされたシリコン酸化膜(BP
SG)7を堆積後、熱処理を行いリフローさせ、エッチ
バックする。次に、アスペクトが減じられたトレンチ上
に、例えば準常圧CVD装置にて、250MPa程度の
引張り応力(室温での残留応力)を持つシリコン酸化膜
11を200〜500nm堆積する。具体的にはシリコ
ン基板1を400℃程度に保った状態でチャンバー圧力
を500Torrに設定し、12wt%のO3 を流量5
000cc/分、TEOSを流量500mg/分、He
を流量5000cc/分で基板1上に供給し形成する。
この時点でトレンチはボイド無く完全に埋め込まれてい
る。そしてトレンチ上部のシリコン基板1にかかる応力
はほぼ相殺されている。さらにトレンチ内部に埋め込ま
れた、不純物がドーピングされたシリコン酸化膜7は、
圧縮応力を持つシリコン窒化膜10および不純物がドー
ピングされていない引張り応力を持つシリコン酸化膜1
1により完全に被覆されているので、B(ボロン)およ
びP(リン)のシリコン基板1への拡散は無い。
【0050】次に図4(C)に示すように、CMP(化
学的機械研磨法)で表面を平坦化する。この平坦化はシ
リコン基板1表面のシリコン窒化膜3が少し残る程度ま
で行う。次に図4(D)に示すように、シリコン基板1
表面に残存したシリコン窒化膜3等およびシリコン熱酸
化膜2を除去する。
【0051】以上のように第4の実施の形態によれば、
不純物がドーピングされたシリコン酸化膜(BPSG)
7からシリコン基板1へ不純物を拡散させること無く、
トレンチをボイド無く埋め込むことができる。その結
果、トランジスタ等の素子を分離する素子分離領域が確
実に電気的に絶縁され、半導体装置(半導体集積回路)
の信頼性が向上する。
【0052】さらに、本実施の形態では、後工程で熱処
理が加わってもトレンチ内で圧縮応力を持つシリコン窒
化膜10と引張り応力を持つシリコン酸化膜11との応
力がほぼ相殺され、トレンチ上部付近のシリコン基板1
に加わる応力を小さく抑え、図5に示すようにシリコン
基板1に発生する転移などの欠陥を低減することがで
き、より半導体装置(半導体集積回路)の信頼性の向上
を図ることができる。図5に示されるように、第4の実
施の形態では、第1,第2の実施の形態と比較して転移
数が大幅に低減され、第3の実施の形態と同等になって
いる。
【0053】なお、第3の実施の形態では、引張り応力
を持つシリコン窒化膜8、圧縮応力を持つシリコン酸化
膜9を形成し、第4の実施の形態では、圧縮応力を持つ
シリコン窒化膜10、引張り応力を持つシリコン酸化膜
11を形成しているが、熱CVD(常圧,準常圧,減圧
CVD)で成膜すればシリコン酸化膜およびシリコン窒
化膜は引張り応力を持ち、プラズマCVDで成膜すれば
シリコン酸化膜は圧縮応力を持つ。一方、シリコン窒化
膜はプラズマCVDにより引張り応力を持たせることと
圧縮応力を持たせることとのコントロールが可能であ
る。
【0054】また、シリコン酸化膜5,7にドーピング
する不純物として、P(第1の実施の形態)、Bおよび
P(第2〜第4の実施の形態)を用いたが、その他にA
sを用いてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トレンチ
の深い部分に不純物がドーピングされた第1のシリコン
酸化膜を埋め込むことによりボイドの発生を無くし、第
1のシリコン酸化膜がシリコン窒化膜と不純物がドーピ
ングされていない第2のシリコン酸化膜とで被覆される
ことにより第1のシリコン酸化膜から半導体基板への不
純物の拡散を無くすことができ、半導体装置の信頼性を
向上することができる。
【0056】また、第1のシリコン酸化膜は、不純物と
してB(ボロン)とP(リン)がそれぞれ3〜7wt%
の濃度にドーピングされるように形成することにより、
不純物の析出、吸湿性の増大を防止しながら、第1のシ
リコン酸化膜のトレンチへの埋め込み性を高くできる。
【0057】さらに、シリコン窒化膜を室温での残留応
力が引張り方向となるように形成し、第2のシリコン酸
化膜を室温での残留応力が圧縮の方向となるように形成
することにより、あるいは、シリコン窒化膜を室温での
残留応力が圧縮の方向となるように形成し、第2のシリ
コン酸化膜を室温での残留応力が引張り方向となるよう
に形成することにより、トレンチ内でシリコン窒化膜と
第2のシリコン酸化膜との応力がほぼ相殺され、トレン
チ上部付近の半導体基板に加わる応力を小さく抑え、半
導体基板に発生する転移などの欠陥を低減することがで
き、半導体装置の信頼性をより向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の半導体装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態の半導体装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態の半導体装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態の半導体装置の製造
方法を示す工程断面図である。
【図5】本発明の各実施の形態の半導体装置においてト
レンチ側壁に発生した転位数を示す図である。
【図6】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
である。
【図7】従来の問題点を示す工程断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 シリコン熱酸化膜 3 シリコン窒化膜 3a シリコン窒化膜 4 シリコン熱酸化膜 5 不純物(P)がドーピングされたシリコン酸化膜 6 不純物がドーピングされていないシリコン酸化膜 7 不純物(BとP)がドーピングされたシリコン酸化
膜 8 引張り応力を持つシリコン窒化膜 9 圧縮応力を持つシリコン酸化膜 10 圧縮応力を持つシリコン窒化膜 11 引張り応力を持つシリコン酸化膜

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子分離領域を備えた半導体装置であっ
    て、 前記素子分離領域は、半導体基板にトレンチを形成し、
    前記トレンチの内壁表面をシリコン窒化膜で覆い、前記
    トレンチを、不純物がドーピングされた第1のシリコン
    酸化膜と、前記第1のシリコン酸化膜上に形成された不
    純物がドーピングされていない第2のシリコン酸化膜と
    で埋め込んだことを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1のシリコン酸化膜は、不純物として
    B(ボロン)とP(リン)がそれぞれ3〜7wt%の濃
    度にドーピングされていることを特徴とする請求項1記
    載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 シリコン窒化膜は引張り応力を有し、第
    2のシリコン酸化膜は圧縮応力を有することを特徴とす
    る請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 シリコン窒化膜は圧縮応力を有し、第2
    のシリコン酸化膜は引張応力を有することを特徴とする
    請求項1または2記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 素子分離領域を備えた半導体装置の製造
    方法であって、 前記素子分離領域の形成は、半導体基板に形成したトレ
    ンチの内壁表面にシリコン窒化膜を形成する工程と、前
    記シリコン窒化膜の形成された前記トレンチを不純物が
    ドーピングされた第1のシリコン酸化膜で埋め込む工程
    と、熱処理により前記第1のシリコン酸化膜をリフロー
    させる工程と、リフローされた前記第1のシリコン酸化
    膜を半導体基板の表面より下の位置まで除去する工程
    と、前記トレンチ内に残存した前記第1のシリコン酸化
    膜上に不純物がドーピングされていない第2のシリコン
    酸化膜を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 第1のシリコン酸化膜は、不純物として
    B(ボロン)とP(リン)がそれぞれ3〜7wt%の濃
    度にドーピングされるように形成することを特徴とする
    請求項5記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 シリコン窒化膜は室温での残留応力が引
    張り方向となるように形成し、第2のシリコン酸化膜は
    室温での残留応力が圧縮の方向となるように形成するこ
    とを特徴とする請求項5または6記載の半導体装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 シリコン窒化膜は室温での残留応力が圧
    縮の方向となるように形成し、第2のシリコン酸化膜は
    室温での残留応力が引張り方向となるように形成するこ
    とを特徴とする請求項5または6記載の半導体装置の製
    造方法。
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