JP2000332029A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000332029A
JP2000332029A JP14465499A JP14465499A JP2000332029A JP 2000332029 A JP2000332029 A JP 2000332029A JP 14465499 A JP14465499 A JP 14465499A JP 14465499 A JP14465499 A JP 14465499A JP 2000332029 A JP2000332029 A JP 2000332029A
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Japan
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film
forming
electrode
semiconductor device
opening
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JP14465499A
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English (en)
Inventor
Tetsukazu Iwagami
哲一 岩上
Hajime Matsuda
一 松田
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Fujitsu Quantum Devices Ltd
Original Assignee
Fujitsu Quantum Devices Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 微細化した場合であっても良好な電気的特性
を有する半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板10上に電極22と保護膜1
4とを形成する工程と、熱処理を行う工程とを有し、熱
処理を行う工程では、電極22の側面に保護膜14が形
成されていない状態で熱処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に係り、特に微細な半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】GaAs等の化合物半導体を用いた電界
効果トランジスタでは、ゲート電極の材料としてWSi
等の高融点金属が用いられることが多い。高融点金属を
用いたゲート電極は、不純物を活性化するための高温の
熱処理に耐えうるからである。
【0003】ゲート電極の材料としてWSi等の高融点
金属を用いた従来の半導体装置の製造方法を、図9及び
図10を用いて説明する。図9及び図10は、ゲート電
極の材料として高融点金属を用いた従来の半導体装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【0004】まず、図9(a)に示すように、半絶縁性
GaAs基板110の所定の領域に、n形不純物を導入
し、これによりn形の活性層112を形成する。
【0005】次に、全面に、スパッタ法によりWSi膜
より成る導電膜120を形成する。次に、フォトリソグ
ラフィ法により、フォトレジストマスク121を形成す
る(図9(b)参照)。
【0006】次に、フォトレジストマスク121をマス
クとして、ドライエッチングにより、導電膜120をパ
ターニングし、導電膜120より成るゲート電極122
を形成する(図9(c)参照)。
【0007】次に、イオン注入法により、ゲート電極1
22に自己整合でn形不純物を高濃度に注入し、ソース
/ドレイン拡散層124を形成する(図10(a)参
照)。
【0008】次に、全面に、CVD(Chemical Vapor D
eposition、化学気相堆積)法により、SiO2膜等より
成る熱処理保護膜114を形成する。ここで、熱処理保
護膜114を形成するのは、後工程で、不純物を活性化
するための高温の熱処理を行う際に、半絶縁性GaAs
基板110中から蒸気圧の高いAs原子等が放出してし
まうのを防止するためである。
【0009】次に、不純物を活性化するための高温の熱
処理を行う。
【0010】次に、ソース/ドレイン拡散層124上
に、オーミック電極125を形成し、従来の半導体装置
が製造される(図10(c)参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
半導体装置の製造方法では、不純物を活性化するための
熱処理を行うと、半絶縁性GaAs基板110の表面に
結晶の歪みが生じてしまうことがあった。即ち、SiO
2膜等のシリコン系の熱処理保護膜114は半絶縁性G
aAs基板110と熱膨張係数が大きく異なるため、高
温の熱処理を行うと、図11に示すように、ゲート電極
122の端部の近傍の領域115に大きなストレスが集
中し、半絶縁性GaAs基板110の表面にダメージが
加わり、半絶縁性GaAs基板110の表面に結晶の歪
みが生じてしまうことがあった。近時では、電界効果ト
ランジスタの微細化に伴う、いわゆるショートチャネル
効果を防止すべく、チャネルの厚さを薄くする傾向にあ
るため、半絶縁性GaAs基板110の表面に結晶の歪
みが生じることは、電界効果トランジスタの電気的特性
を劣化させる要因となる。
【0012】そこで、半絶縁性GaAs基板110と熱
膨張係数のほぼ等しいAlN膜を熱処理保護膜114と
して用いることにより、領域115に加わるストレスを
低減することが検討されている。
【0013】しかし、AlN膜をスパッタ法により形成
した場合には、微視的にみると柱状の結晶構造の膜とな
りやすい。即ち、半絶縁性GaAs基板110上ではA
lN膜の結晶は半絶縁性GaAs基板110の表面に対
して垂直な方向に成長し、ゲート電極122の側面では
AlN膜の結晶はゲート電極122の側面に対して垂直
な方向に成長する傾向がある。そして、領域115の近
傍では、AlN膜の結晶の成長方向が不連続となる。
【0014】このような場合、不純物を活性化するため
の高温の熱処理を行うと、半絶縁性GaAs基板110
上のAlN膜は半絶縁性GaAs基板110と同様の膨
張率で水平方向に膨張するが、ゲート電極122の側面
のAlN膜は半絶縁性GaAs基板110に対して垂直
方向に膨張する。このため、半絶縁性GaAs基板11
0に対して水平な方向と垂直な方向のストレスが領域1
15の近傍において集中し、領域115の近傍の半絶縁
性GaAs基板110表面の結晶にダメージが加わる。
このため、半絶縁性GaAs基板110と熱膨張係数の
ほぼ等しいAlN膜を熱処理保護膜114として用いて
も、必ずしも電気的特性が良好な半導体装置を製造する
のは困難であった。
【0015】本発明の目的は、微細化した場合であって
も良好な電気的特性を有する半導体装置の製造方法を提
供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的は、半導体基板
上に電極と保護膜とを形成する工程と、熱処理を行う工
程とを有し、前記熱処理を行う工程では、前記電極の側
面に前記保護膜が形成されていない状態で熱処理を行う
ことを特徴とする半導体装置の製造方法により達成され
る。これにより、電極の側面に保護膜が形成されていな
い状態で熱処理を行うことができるので、半導体基板の
表面に結晶の歪みが生じるのを抑制することができる。
従って、微細な半導体装置を製造する場合であっても、
良好な電気的特性を得ることができる。
【0017】また、上記目的は、半導体基板上に保護膜
を形成する工程と、前記保護膜上に、第1の開口部が形
成された第1の膜を形成する工程と、前記第1の膜をマ
スクとして前記第1の開口部下の前記保護膜をエッチン
グし、前記保護膜に、前記半導体基板に達する第2の開
口部を形成する工程と、前記第2の開口部が形成された
領域の前記半導体基板上、及び前記第1の膜上に、導電
膜を形成する工程と、前記第1の膜上の前記導電膜を前
記第1の膜とともに除去し、前記第2の開口部が形成さ
れた領域の前記半導体基板上に前記導電膜より成る電極
を形成する工程と、熱処理を行う工程とを有することを
特徴とする半導体装置の製造方法により達成される。こ
れにより、電極の側面に保護膜が形成されていない状態
で熱処理を行うことができるので、半導体基板の表面に
結晶の歪みが生じるのを抑制することができる。従っ
て、微細な半導体装置を製造する場合であっても、良好
な電気的特性を得ることができる。
【0018】また、上記目的は、半導体基板上に保護膜
を形成する工程と、前記保護膜上に第1のレジスト膜を
形成する工程と、前記第1のレジスト膜を露光する工程
と、前記第1のレジスト膜を現像する際に前記保護膜を
もエッチングし、前記第1のレジスト膜及び前記保護膜
に前記半導体基板に達する第3の開口部を形成する工程
と、前記第3の開口部が形成された領域の前記半導体基
板上、及び前記第1のレジスト膜上に、導電膜を形成す
る工程と、前記第1のレジスト膜上の前記導電膜を前記
第1のレジスト膜とともに除去し、前記第3の開口部が
形成された領域の前記半導体基板上に前記導電膜より成
る電極を形成する工程と、熱処理を行う工程とを有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法により達成され
る。これにより、第1のレジスト膜を現像する際に保護
膜をもエッチングするので、工程を簡略化することがで
きる。
【0019】また、上記目的は、半導体基板上に保護膜
を形成する工程と、前記保護膜上に第2のレジスト膜を
形成する工程と、前記第2のレジスト膜上に前記第2の
レジスト膜と異なる露光感度の第3のレジスト膜を形成
する工程と、前記第3のレジスト膜の第1の領域に第4
の開口部を形成し、前記第1の領域を含む第2の領域の
前記第2のレジスト膜に第5の開口部を形成する工程
と、前記第3のレジスト膜をマスクとして前記第5の開
口部下の前記保護膜をエッチングし、前記保護膜に、前
記半導体基板に達する第6の開口部を形成する工程と、
前記第6の開口部が形成された領域の前記半導体基板
上、及び前記第3のレジスト膜上に、導電膜を形成する
工程と、前記第3のレジスト膜上の前記導電膜を前記第
2のレジスト膜及び第3のレジスト膜とともに除去し、
前記第6の開口部が形成された領域の前記半導体基板上
に前記導電膜より成る電極を形成する工程と、熱処理を
行う工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造
方法により達成される。これにより、庇型の開口部が形
成されたマスクを用いて電極を形成するので、電極とマ
スク上の導電膜とがつながってしまうのを防止すること
ができ、半導体装置の製造歩留りを向上することができ
る。
【0020】また、上記目的は、半導体基板上に電極を
形成する工程と、前記電極が形成された前記半導体基板
上に、保護膜を形成する工程と、前記保護膜上に、第2
の膜を形成する工程と、前記第2の膜の表面を除去する
ことにより前記第2の膜を薄くし、前記電極の側面に形
成された前記保護膜を露出する工程と、前記電極の側面
に形成された前記保護膜をエッチングする工程と、熱処
理を行う工程とを有することを特徴とする半導体装置の
製造方法により達成される。これにより、保護膜を形成
する前に電極を形成するので、電極と半導体基板との界
面にダメージが加わるのを防止することができる。
【0021】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記第2の膜は、レジスト膜であり、前記保護膜を
露出する工程では、酸素を用いたアッシングにより前記
第2の膜の表面を除去することが望ましい。
【0022】また、上記目的は、半導体基板上に電極を
形成する工程と、前記電極が形成された前記半導体基板
上に、保護膜を形成する工程と、前記保護膜上に、第4
のレジスト膜を形成する工程と、前記第4のレジスト膜
の下層部を除く領域が感光するように、前記第4のレジ
スト膜を露光する工程と、前記第4のレジスト膜を現像
して前記第4のレジスト膜の前記下層部を除く領域を除
去する際に、前記電極の側面に形成された前記保護膜を
もエッチングする工程と、熱処理を行う工程とを有する
ことを特徴とする半導体装置の製造方法により達成され
る。これにより、第4のレジスト膜を現像する際に、電
極の側面に形成された保護膜をもエッチングするので、
工程を簡略化することができる。
【0023】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記第4のレジスト膜を形成する工程後、前記第4
のレジスト膜を露光する工程前に、前記第4のレジスト
膜のエッチング速度を遅くするための熱処理を行う工程
を更に有することが望ましい。これにより、エッチング
速度を遅くすることができるので、第4のレジスト膜を
所望の膜厚にすることができる。
【0024】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記電極は、ゲート電極又はショットキダイオード
用の電極であることが望ましい。
【0025】また、上記の半導体装置の製造方法におい
て、前記保護膜は、AlN膜、SiO2膜、SiN膜、
又はSiON膜であることが望ましい。
【0026】また、上記目的は、半導体基板上に形成さ
れた電極と、前記電極の側面を除く領域の前記半導体基
板上に形成された保護膜とを有することを特徴とする半
導体装置により達成される。これにより、電極の側面に
保護膜が形成されていない状態で熱処理が行われている
ので、半導体基板の表面に大きな結晶歪みが生じていな
い半導体装置を提供することができる。従って、電気的
特性が良好な微細な半導体装置を提供することができ
る。
【0027】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]本発明の第1実
施形態による半導体装置の製造方法を図1及び図2を用
いて説明する。図1及び図2は、本実施形態による半導
体装置の製造方法を示す工程断面図である。
【0028】まず、図1(a)に示すように、イオン注
入法により、半絶縁性GaAs基板10の所定の領域に
n形不純物を導入し、これによりn形の活性層12を形
成する。
【0029】次に、スパッタ法により、全面に、膜厚
0.1μmのAlN膜より成る熱処理保護膜14を形成
する。熱処理保護膜14は、後工程で行われる、不純物
を活性化するための高温の熱処理により、半絶縁性Ga
As基板10中から蒸気圧の高いAs原子が放出してし
まうのを防止するためのものである。
【0030】次に、全面に、膜厚1μmのポジ型のフォ
トレジスト膜を形成する。次に、フォトリソグラフィ技
術により、フォトレジスト膜を露光し、この後、現像す
る。フォトレジスト膜を現像する際の現像液としては、
TMAH(テトラメチルアンモニウムハイドライド)を
含む現像液を用いることができる。TMAHを含む現像
液は、AlN膜をも溶かす性質があるため、フォトレジ
スト膜を現像する際に、フォトレジスト膜のみならずA
lN膜より成る熱処理保護膜14をも同一工程でエッチ
ングすることができる。こうして、熱処理保護膜14及
びフォトレジストマスク16に、ゲート電極(図2参
照)22を形成するための開口部18が形成される(図
1(b)参照)。
【0031】次に、全面に、スパッタ法により、膜厚
0.4μmのWSi膜より成る導電膜20を形成する。
これにより、開口部18内の半絶縁性GaAs基板10
上及びフォトレジストマスク16上に、WSi膜より成
る導電膜20が形成される。ここでWSiを用いている
のは、WSiは高融点金属であり、後工程での不純物を
活性化するための熱処理に耐えうるからである(図1
(c)参照)。
【0032】次に、リフトオフにより、フォトレジスト
マスク16及びフォトレジストマスク16上の導電膜2
0を除去する。こうして、導電膜20より成るゲート電
極22が形成される。
【0033】次に、イオン注入法により、ゲート電極2
2に自己整合でn形の不純物イオンを注入する。不純物
イオンは熱処理保護膜14を突き抜けて、半絶縁性Ga
As基板10中に導入され、これにより、ソース/ドレ
イン拡散層24が形成される。次に、高温の熱処理を行
い、半絶縁性GaAs基板10中に導入された不純物を
活性化する(図2参照)。
【0034】図11に示す従来の半導体装置の製造方法
では、全面に熱処理保護膜114が形成されていたた
め、不純物の活性化のための高温の熱処理を行うと、ゲ
ート電極122が形成されていない領域の半絶縁性Ga
As基板110上の熱処理保護膜114が横方向、即ち
半絶縁性GaAs基板110の表面と水平な方向に膨張
し、ゲート電極122の側面に形成された熱処理保護膜
114が縦方向、即ち半絶縁性GaAs基板110の表
面と垂直な方向に膨張するため、図11に示す領域11
5に強いストレスが加わり、半絶縁性GaAs基板11
0の表面に結晶の歪みが生じることがあった。
【0035】これに対し、本実施形態では、ゲート電極
22の側面に熱処理保護膜14が形成されていないた
め、不純物を活性化するための高温の熱処理を行った場
合でも、半絶縁性GaAs基板10の表面に対して垂直
方向のストレスが加わらない。従って、本実施形態によ
れば、高温の熱処理を行った場合であっても、半絶縁性
GaAs基板10の表面に結晶の歪みが生じるのを抑制
することができる。
【0036】次に、熱処理保護膜14を除去し、この
後、ソース/ドレイン拡散層24上にオーミック電極
(図示せず)を形成する。
【0037】こうして本実施形態による半導体装置の製
造方法が製造される。
【0038】本実施形態により製造された半導体装置の
チャネルコンダクタンスGmを評価したところ、図9及
び図10に示す従来の方法で製造された半導体装置より
向上することができた。
【0039】このように、本実施形態によれば、ゲート
電極の側面に熱処理保護膜が形成されていない状態で、
不純物を活性化するための高温の熱処理を行うので、半
絶縁性GaAs基板の表面に結晶の歪みが生じるのを抑
制することができる。従って、微細な半導体装置を製造
する場合であっても、良好な電気的特性を得ることがで
きる。
【0040】[第2実施形態]本発明の第2実施形態に
よる半導体装置の製造方法を図3及び図4を用いて説明
する。図3及び図4は、本実施形態による半導体装置の
製造方法を示す工程断面図である。図1及び図2に示す
第1実施形態による半導体装置の製造方法と同一の構成
要素には、同一の符号を付して説明を省略または簡潔に
する。
【0041】まず、図3(a)に示す活性層12を形成
する工程までは、図1(a)に示す第1実施形態による
半導体装置の製造方法と同様であるので説明を省略す
る。
【0042】次に、全面に、CVD(Chemical Vapor D
eposition、化学気相堆積)法により、膜厚100nm
のSiN膜より成る熱処理保護膜14aを形成する。熱
処理保護膜14aとしてAlN膜を用いた場合には、最
終的にはAlN膜をすべて除去しなければならないが、
本実施形態では、SiN膜を熱処理保護膜14aとして
用いているので、必ずしも最終的にSiN膜をすべて除
去する必要はない。従って、本実施形態によれば、工程
の簡略化が可能となる。
【0043】次に、全面に、感度が高いフォトレジスト
膜26aを形成し、更に、全面に、感度が低いフォトレ
ジスト膜26bを形成する。これにより、感度が互いに
異なる2層構造のフォトレジスト膜が形成される。感度
が高いフォトレジスト膜26aの膜厚は例えば1.2μ
mとし、感度が低いフォトレジスト膜26bの膜厚は例
えば1.0μmとする。
【0044】次に、感度の高いフォトレジスト膜26a
が感光する程度の露光量で、ゲート電極22が形成され
る領域より広い領域を感光する。次に、感度が低いフォ
トレジスト膜26bが感光する程度の露光量で、ゲート
電極22が形成される領域に対応する領域を感光する。
この後、現像を行う。これにより、図3(b)に示すよ
うに、上部では開口部28aが小さく形成されており、
下部では開口部28bが大きく形成されている、庇状の
開口部28が形成されたフォトレジストマスク26が形
成される(図3(b)参照)。
【0045】次に、フォトレジストマスク26をマスク
とし、異方性の高いドライエッチングにより、熱処理保
護膜14aをエッチングする。これにより、熱処理保護
膜14aに半絶縁性GaAs基板10に達する開口部3
0が形成される(図3(c)参照)。
【0046】次に、全面に、スパッタ法により、膜厚
0.4μmのWSi膜より成る導電膜20を形成する
(図4(a)参照)。
【0047】次に、リフトオフにより、フォトレジスト
マスク26及びフォトレジストマスク26上の導電膜2
0を除去する(図4(b)参照)。
【0048】本実施形態による半導体装置の製造方法
は、庇型の開口部28を有するフォトレジストマスク2
6を用いることに主な特徴がある。即ち、単に半絶縁性
GaAs基板に対して垂直な開口部が形成されたフォト
レジストマスクを用いた場合には、開口部の内壁に導電
膜が堆積される場合があり、リフトオフを行っても、ゲ
ート電極と開口部の内壁に堆積された導電膜とがつなが
ったままになってしまうことがあった。このような場
合、半導体装置の製造歩留りが低くなる要因となってし
まう。これに対し、本実施形態では、庇型の開口部28
を有するフォトレジストマスク26を用いるので、ゲー
ト電極22と開口部28の内壁に堆積された導電膜とが
つながってしまうのを防止することができ、所望の形状
のゲート電極22を形成することができる。従って、本
実施形態によれば、半導体装置の製造歩留りを向上する
ことができる。
【0049】次に、熱処理保護膜14aに、ソース/ド
レイン拡散層24に達するコンタクトホール(図示せ
ず)を形成し、この後、コンタクトホールを介してソー
ス/ドレイン拡散層24に接続されるオーミック電極
(図示せず)を形成する。熱処理保護膜としてAlN膜
を用いた場合には、最終的にAlN膜より成る熱処理保
護膜をすべて除去する必要があるが、本実施形態では、
熱処理保護膜14aの材料としてSiN膜を用いている
ので、SiN膜より成る熱処理保護膜14aを最終的に
すべて除去する必要はなく、コンタクトホール等必要な
領域のみエッチングすれば足りる。SiN膜等の熱処理
保護膜を用いた場合には、この後の工程で、SiN膜等
より成る熱処理保護膜14a上に適宜他の熱処理保護膜
や絶縁膜等が形成され、また、配線等が適宜形成され
る。
【0050】こうして本実施形態による半導体装置の製
造方法が製造される。
【0051】このように、本実施形態によれば、庇型の
開口部を有するフォトレジストマスクを用いるので、所
望の形状のゲート電極を形成することができ、半導体装
置の製造歩留りを向上することができる。
【0052】また、本実施形態によれば、熱処理保護膜
の材料としてSiN膜を用いるので、必ずしも熱処理保
護膜をすべて除去する必要がなく、製造工程を簡略化す
ることができる。
【0053】[第3実施形態]本発明の第3実施形態に
よる半導体装置の製造方法を図5及び図6を用いて説明
する。図5及び図6は、本実施形態による半導体装置の
製造方法を示す工程断面図である。図1乃至図4に示す
第1又は第2実施形態による半導体装置の製造方法と同
一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略また
は簡潔にする。
【0054】まず、図5(a)に示す活性層12を形成
する工程までは、図1(a)に示す第1実施形態による
半導体装置の製造方法と同様であるので説明を省略す
る。
【0055】次に、全面に、膜厚0.4μmのWSi膜
より成る導電膜を形成する。次に、フォトリソグラフィ
技術により、導電膜をゲート電極の形状にパターニング
する。導電膜をパターニングする際には、ドライエッチ
ングを用いることができる。これにより、導電膜より成
るゲート電極32が形成される。
【0056】第1及び第2実施形態では、熱処理保護膜
14、14aを形成した後に熱処理保護膜14、14a
をエッチングして開口部を形成し、この開口部にゲート
電極22を形成していた。このため、熱処理保護膜1
4、14aをエッチングして開口部を形成する際に、半
絶縁性GaAs基板10の表面にダメージが加わる場合
があった。これに対し、本実施形態では、熱処理保護膜
を形成する前にゲート電極32を形成するので、ゲート
電極32の下の半絶縁性GaAs基板10表面にダメー
ジが加わることがなく、ゲート電極32と半絶縁性Ga
As基板10との間に、良好なショットキー界面を形成
することができる。
【0057】次に、スパッタ法により、膜厚0.1μm
のAlN膜より成る熱処理保護膜14を形成する。次
に、スピンコート法により、膜厚0.8μmのフォトレ
ジスト膜34を形成する(図5(b)参照)。
【0058】次に、面内均一性が例えば5%以下となる
酸素アッシング条件により、フォトレジスト膜34をエ
ッチングし、フォトレジスト膜34の膜厚を薄くする。
これにより、ゲート電極32が形成されていない領域の
熱処理保護膜14上に、フォトレジスト膜34より成
り、膜厚の薄いフォトレジストマスク36が形成され
る。フォトレジストマスク36の膜厚は、例えば100
nm程度とすればよい。こうして、ゲート電極32の上
面と側面の熱処理保護膜14が、フォトレジストマスク
36から露出することとなる(図5(c)参照)。
【0059】次に、フォトレジストマスク36をマスク
として、ゲート電極32の上面と側面の熱処理保護膜1
4をエッチングする。エッチング条件としては、半絶縁
性GaAs基板10やゲート電極32をエッチングして
しまうことがないような条件とする必要があり、例えば
65℃の燐酸液等を用いることができる。これにより、
半絶縁性GaAs基板10やゲート電極32がエッチン
グされてしまうことなく、ゲート電極32の上面及び側
面の熱処理保護膜14がエッチングされる(図6(a)
参照)。
【0060】次に、フォトレジスト膜36を除去する。
【0061】次に、イオン注入法により、ゲート電極3
2に自己整合で、半絶縁性GaAs基板10にn形の不
純物を導入し、これによりソース/ドレイン拡散層24
を形成する。
【0062】次に、高温の熱処理を行い、半絶縁性Ga
As基板10中に導入された不純物を活性化する(図6
(b)参照)。
【0063】このように、本実施形態によれば、熱処理
保護膜を形成する前にゲート電極を形成するので、ゲー
ト電極と半絶縁性GaAs基板との界面にダメージが加
わるのを防止することができ、ゲート電極と半絶縁性G
aAs基板との間で良好なショットキー界面を形成する
ことができる。
【0064】[第4実施形態]本発明の第4実施形態に
よる半導体装置の製造方法を図7及び図8を用いて説明
する。図7及び図8は、本実施形態による半導体装置の
製造方法を示す工程断面図である。図1乃至図6に示す
第1乃至第3実施形態による半導体装置の製造方法と同
一の構成要素には、同一の符号を付して説明を省略また
は簡潔にする。
【0065】まず、図7(a)及び図7(b)に示す熱
処理保護膜14を形成する工程までは、図5(a)及び
図5(b)に示す第3実施形態による半導体装置の製造
方法と同様であるので説明を省略する。
【0066】次に、スピンコート法により、膜厚0.8
μmのフォトレジスト膜38を形成する(図7(c)参
照)。
【0067】次に、フォトレジスト膜38の下部が感光
しない程度の露光量で露光を行い、この後、フォトレジ
スト膜38を現像する。フォトレジスト膜38の下部は
感光していないため、熱処理保護膜の表面には薄いフォ
トレジスト膜が残り、この薄いフォトレジスト膜により
フォトレジストマスク40が構成される。現像液として
は、TMAHを含む現像液を用いることができる。TM
AHを含む現像液はAlN膜をも溶かす性質があるの
で、フォトレジスト膜38を現像する際に、フォトレジ
スト膜38のみならずゲート電極32の上面及び側面の
熱処理保護膜14もが同一工程でエッチングされる。な
お、フォトレジストマスク40の膜厚の制御を容易にす
るためには、フォトレジスト膜38の感度を低くし、現
像速度を遅くすることが有効である。フォトレジスト膜
38の感度を低くするためには、露光前に130℃〜1
40℃程度の温度でフォトレジスト膜38を熱処理すれ
ばよい。
【0068】このように、本実施形態によれば、フォト
レジスト膜の下部が感光しない程度の露光量でフォトレ
ジスト膜を露光することにより、薄いフォトレジストマ
スクを形成するので、第3実施形態に比べて簡便な工程
で半導体装置を製造することができる。従って、本実施
形態によれば、製造コストの削減を図ることができる。
【0069】[変形実施形態]本発明は上記実施形態に
限らず種々の変形が可能である。
【0070】例えば、第1実施形態では、フォトレジス
ト膜を現像する工程で熱処理保護膜をもエッチングした
が、熱処理保護膜のエッチングはフォトレジスト膜の現
像と同じ工程で行わなくてもよい。例えば、フォトレジ
スト膜を現像してフォトレジストマスクを形成し、この
後の工程で、フォトレジストマスクをマスクとしてドラ
イエッチング等により熱処理保護膜をエッチングしても
よい。
【0071】また、第1乃至第4実施形態では、半絶縁
性GaAs基板を用いたが、半絶縁性GaAs基板のみ
ならず、あらゆる基板を用いる場合に適用することがで
きる。
【0072】また、第1乃至第4実施形態では、ゲート
電極の材料としてWSiを用いたが、ゲート電極の材料
はWSiに限定されるものではなく、TiW、WSi
N、WN、又はTiWN等、あらゆる高融点金属を用い
ることができる。また、ゲート電極の材料としてAl等
を用いる場合にも適用することができる。
【0073】また、第1乃至第4実施形態では、電界効
果トランジスタのゲート電極に適用する場合を例に説明
したが、電界効果トランジスタのゲート電極のみなら
ず、基板と電極との間に良好な界面を形成することが必
要なあらゆる半導体装置の電極、例えばショットキーダ
イオードの電極等に適用することができる。
【0074】また、第1、第2及び第4実施形態では、
熱処理保護膜としてAlN膜を用いたが、熱処理保護膜
はAlN膜に限定されるものではなく、例えばSiN
膜、SiO2膜、SiON膜等、あらゆる熱処理保護膜
を用いることができる。
【0075】また、第3実施形態では、熱処理保護膜と
してSiN膜を用いたが、熱処理保護膜はSiN膜に限
定されるものではなく、例えばAlN膜、SiO2膜、
SiON膜等あらゆる熱処理保護膜を用いることができ
る。
【0076】また、第1乃至第4実施形態では、フォト
レジスト膜よりなるフォトレジストマスクを用いたが、
マスクの材料はフォトレジスト膜に限定されるものでは
なく、あらゆる有機膜や無機膜等を適宜用いることがで
きる。
【0077】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、ゲート電
極の側面に熱処理保護膜が形成されていない状態で、不
純物を活性化するための高温の熱処理を行うので、半絶
縁性GaAs基板の表面に結晶の歪みが生じるのを抑制
することができる。従って、微細な半導体装置を製造す
る場合であっても、良好な電気的特性を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その1)である。
【図2】本発明の第1実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その2)である。
【図3】本発明の第2実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その1)である。
【図4】本発明の第2実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その2)である。
【図5】本発明の第3実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その1)である。
【図6】本発明の第3実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その2)である。
【図7】本発明の第4実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その1)である。
【図8】本発明の第4実施形態による半導体装置の製造
方法を示す工程断面図(その2)である。
【図9】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面図
(その1)である。
【図10】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図(その2)である。
【図11】高温の熱処理により加わるストレスを示す従
来の半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
10…半絶縁性GaAs基板 12…活性層 14…熱処理保護膜 14a…熱処理保護膜 16…フォトレジストマスク 18…開口部 20…導電膜 22…ゲート電極 24…ソース/ドレイン拡散層 26…フォトレジストマスク 26a…フォトレジスト膜 26b…フォトレジスト膜 28…開口部 28a…開口部 28b…開口部 30…開口部 32…ゲート電極 34…フォトレジスト膜 36…フォトレジストマスク 38…フォトレジスト膜 40…フォトレジストマスク 110…半絶縁性GaAs基板 112…活性層 114…熱処理保護膜 115…領域 120…導電膜 121…フォトレジストマスク 122…ゲート電極 124…ソース/ドレイン拡散層 125…オーミック電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/329 Fターム(参考) 4M104 AA05 BB13 BB28 BB33 CC03 DD08 DD09 DD15 DD17 DD18 DD37 DD65 DD68 GG03 GG12 HH20 5F102 GB01 GC01 GD01 GJ05 GL05 GT03 GT05 GV05 GV07 GV08 HA02 HC07 HC11 HC15 HC19 HC21 HC29

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に電極と保護膜とを形成す
    る工程と、 熱処理を行う工程とを有し、 前記熱処理を行う工程では、前記電極の側面に前記保護
    膜が形成されていない状態で熱処理を行うことを特徴と
    する半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に保護膜を形成する工程
    と、 前記保護膜上に、第1の開口部が形成された第1の膜を
    形成する工程と、 前記第1の膜をマスクとして前記第1の開口部下の前記
    保護膜をエッチングし、前記保護膜に、前記半導体基板
    に達する第2の開口部を形成する工程と、 前記第2の開口部が形成された領域の前記半導体基板
    上、及び前記第1の膜上に、導電膜を形成する工程と、 前記第1の膜上の前記導電膜を前記第1の膜とともに除
    去し、前記第2の開口部が形成された領域の前記半導体
    基板上に前記導電膜より成る電極を形成する工程と、 熱処理を行う工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】 半導体基板上に保護膜を形成する工程
    と、 前記保護膜上に第1のレジスト膜を形成する工程と、 前記第1のレジスト膜を露光する工程と、 前記第1のレジスト膜を現像する際に前記保護膜をもエ
    ッチングし、前記第1のレジスト膜及び前記保護膜に前
    記半導体基板に達する第3の開口部を形成する工程と、 前記第3の開口部が形成された領域の前記半導体基板
    上、及び前記第1のレジスト膜上に、導電膜を形成する
    工程と、 前記第1のレジスト膜上の前記導電膜を前記第1のレジ
    スト膜とともに除去し、前記第3の開口部が形成された
    領域の前記半導体基板上に前記導電膜より成る電極を形
    成する工程と、 熱処理を行う工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  4. 【請求項4】 半導体基板上に保護膜を形成する工程
    と、 前記保護膜上に第2のレジスト膜を形成する工程と、 前記第2のレジスト膜上に前記第2のレジスト膜と異な
    る露光感度の第3のレジスト膜を形成する工程と、 前記第3のレジスト膜の第1の領域に第4の開口部を形
    成し、前記第1の領域を含む第2の領域の前記第2のレ
    ジスト膜に第5の開口部を形成する工程と、 前記第3のレジスト膜をマスクとして前記第5の開口部
    下の前記保護膜をエッチングし、前記保護膜に、前記半
    導体基板に達する第6の開口部を形成する工程と、 前記第6の開口部が形成された領域の前記半導体基板
    上、及び前記第3のレジスト膜上に、導電膜を形成する
    工程と、 前記第3のレジスト膜上の前記導電膜を前記第2のレジ
    スト膜及び第3のレジスト膜とともに除去し、前記第6
    の開口部が形成された領域の前記半導体基板上に前記導
    電膜より成る電極を形成する工程と、 熱処理を行う工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板上に電極を形成する工程と、 前記電極が形成された前記半導体基板上に、保護膜を形
    成する工程と、 前記保護膜上に、第2の膜を形成する工程と、 前記第2の膜の表面を除去することにより前記第2の膜
    を薄くし、前記電極の側面に形成された前記保護膜を露
    出する工程と、 前記電極の側面に形成された前記保護膜をエッチングす
    る工程と、 熱処理を行う工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記第2の膜は、レジスト膜であり、 前記保護膜を露出する工程では、酸素を用いたアッシン
    グにより前記第2の膜の表面を除去することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 半導体基板上に電極を形成する工程と、 前記電極が形成された前記半導体基板上に、保護膜を形
    成する工程と、 前記保護膜上に、第4のレジスト膜を形成する工程と、 前記第4のレジスト膜の下層部を除く領域が感光するよ
    うに、前記第4のレジスト膜を露光する工程と、 前記第4のレジスト膜を現像して前記第4のレジスト膜
    の前記下層部を除く領域を除去する際に、前記電極の側
    面に形成された前記保護膜をもエッチングする工程と、 熱処理を行う工程とを有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の半導体装置の製造方法に
    おいて、 前記第4のレジスト膜を形成する工程後、前記第4のレ
    ジスト膜を露光する工程前に、前記第4のレジスト膜の
    エッチング速度を遅くするための熱処理を行う工程を更
    に有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    半導体装置の製造方法において、 前記電極は、ゲート電極又はショットキダイオード用の
    電極であることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれか1項に記載
    の半導体装置の製造方法において、 前記保護膜は、AlN膜、SiO2膜、SiN膜、又は
    SiON膜であることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  11. 【請求項11】 半導体基板上に形成された電極と、 前記電極の側面を除く領域の前記半導体基板上に形成さ
    れた保護膜とを有することを特徴とする半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008198705A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Showa Denko Kk Iii族窒化物半導体発光素子の製造方法、及びiii族窒化物半導体発光素子、並びにランプ
CN102867747A (zh) * 2012-10-17 2013-01-09 如皋市大昌电子有限公司 一种o.j二极管生产工艺
CN105789045A (zh) * 2016-03-14 2016-07-20 王志敏 一种贴片二极管的制备工艺

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