JP2000327164A - シート体搬送機構 - Google Patents
シート体搬送機構Info
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Abstract
度に搬送するとともに、構成を有効に簡素化することを
可能にする。 【解決手段】シート体搬送機構10は、蓄積性蛍光体シ
ート32を挟持して搬送するローラ対90を備えるとと
もに、このローラ対90の左右のニップ圧がそれぞれ異
なる値に設定されている。このため、寸法の異なる蓄積
性蛍光体シート32に作用するニップ圧が、該蓄積性蛍
光体シート32の左右で不均一になることがなく、高精
度な搬送処理が遂行される。
Description
のシート体を、搬送方向に平行な一方の側部側を基準位
置に沿わせるようにして片側基準で搬送するためのシー
ト体搬送機構に関する。
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、通常、シート状に構成さ
れて蓄積性蛍光体シートとして使用されており、前記蓄
積性蛍光体シートが1枚ずつカセッテに収容され、ある
いは、複数枚ずつマガジンに収容されて取り扱われてい
る。
体シートに記録された画像情報の読み取りを行う読み取
り部と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートに残存す
る画像情報を消去する消去部とを備えた画像情報読取装
置が採用されている。この画像情報読取装置では、外部
の撮影装置により被写体の放射線画像情報が記録された
蓄積性蛍光体シートを収容するカセッテまたはマガジン
(以下、容器という)が装填部に挿入された後、この容
器が開蓋された状態で、シート体枚葉機構の作用下に前
記容器から蓄積性蛍光体シートが取り出される。
機構を介して読み取り部に搬送され、レーザ光等の照射
により前記蓄積性蛍光体シートに記録された放射線画像
情報の読み取り処理が行われる。蓄積性蛍光体シート
は、さらに残存する画像情報が消去された後、装填部に
配置されている同一または別の容器内に収容され、この
容器と一体的に画像情報読取装置から取り出される。
等の写真感光材料に放射線画像情報を再生する画像情報
再生装置が用いられている。この画像情報再生装置で
は、複数枚の写真感光材料が収容されたマガジンから前
記写真感光材料が吸着機構の作用下に1枚ずつ取り出さ
れてシート体搬送機構に受け渡され、このシート体搬送
機構を介して記録部に移送される。記録部では、蓄積性
蛍光体シートから得られた放射線画像情報がレーザ光等
の照射によって露光記録される。
テムに使用される蓄積性蛍光体シートや写真フイルム
(以下、シート体という)は、用途等に応じて種々の異
なる寸法に設定されている。このため、画像情報読取装
置や画像情報再生装置(以下、処理装置という)では、
シート体の一方の側部側を基準位置に沿わせるようにし
て、このシート体を片側基準で搬送するシート体搬送機
構が一般的に採用されている。
示すように、シート体2を挟持して搬送するローラ対3
を備えており、このローラ対3は、図示しない駆動源に
連結される駆動側ローラ4と、前記駆動側ローラ4に図
示しないばね等により押圧されるニップ側ローラ5とを
有している。このように構成されるローラ対3では、寸
法の異なる種々のシート体2がそれぞれ一方の側部2a
側を基準位置6に沿うようにして片側基準に搬送され
る。
は、ローラ対3によるニップ圧力がこのシート体2の左
右で不均一となってしまう。このため、図9に示すよう
に、小サイズのシート体2が搬送方向(矢印X方向)に
対して湾曲する方向(矢印Y方向)に搬送されてしま
う。これにより、寸法の異なる種々のシート体2を高精
度に搬送することができず、前記シート体に対する各種
処理を円滑に行うことが困難になるという問題が指摘さ
れている。
り、極めて簡単な構成で、寸法の異なる種々のシート体
を円滑かつ高精度に搬送することが可能なシート体搬送
機構を提供することを目的とする。
送機構では、シート体を挟持して回転することによりこ
のシート体を搬送するローラ対を備えるとともに、前記
ローラ対の左右のニップ圧がそれぞれ異なる値に設定さ
れている。このため、寸法の異なる種々のシート体が片
側基準で搬送される際、前記シート体の寸法に影響され
ることがなく、該シート体を正確に搬送することが可能
になるとともに、構成が有効に簡素化される。
々のシート体が斜め方向に搬送されないようにするため
のニップ圧条件式から演算されるニップ圧比率に基づい
て設定される。このニップ圧条件式は、最小サイズのシ
ート体および最大サイズのシート体を共に所望の搬送方
向に向かって正確に搬送することができる条件式であ
る。具体的には、基準位置側のニップ圧P1と反基準位
置側のニップ圧P2とが、P1:P2=1.3〜2:1
に設定される。このため、寸法の異なる種々のシート体
を安定した状態で高精度に搬送することが可能になる。
離間して設けられる複数のローラ部を備えるだけでよ
く、前記ローラ対のコストを有効に削減してシート体搬
送機構全体のコストダウンを図ることができる。
に係るシート体搬送機構10を組み込む画像情報読取装
置12の概略構成説明図である。
操作部およびモニタの機能を有するタッチパネル14が
設けられ、このタッチパネル14の下方にカセッテ16
を着脱自在なカセッテ装填部18が設けられる。このカ
セッテ装填部18内には、枚葉部20が構成され、この
枚葉部20の下方には、シート体搬送機構10を介して
消去部24および読み取り部26が配設される。このシ
ート体搬送機構10により構成される鉛直搬送路上に、
消去部24を構成する複数の消去用光源30が配置され
る。
出された蓄積性蛍光体シート(シート体)32を副走査
方向(矢印A方向)に搬送する第1および第2ローラ対
34、36を有する副走査系38と、副走査方向に搬送
される前記蓄積性蛍光体シート32に主走査方向(副走
査方向に略直交する方向)にレーザ光Lを照射する光学
系40と、このレーザ光Lの照射によって蓄積性蛍光体
シート32から生ずる輝尽発光光を光電的に読み取る集
光系42とを備えている。
を収容する筐体44と、この筐体44の開口部46を開
閉自在な蓋体48とを有し、カセット装填部18には、
前記蓋体48を開閉するための図示しない開閉手段が設
けられている。
は、カセッテ装填部18で蓋体48が開放されたカセッ
テ16内に進入自在な吸着盤50a、50bと、この吸
着盤50a、50bを前記カセッテ16とシート体搬送
機構10との間で進退させ、該カセッテ16内の蓄積性
蛍光体シート32を前記シート体搬送機構10に送り出
し可能な移動機構54とを備える。
の取り出し方向(矢印B方向)に交差する矢印C方向に
所定の間隔離間して側板60a、60bが設けられる。
側板60aには、移動機構54を構成する第1モータ6
2が固定され、この第1モータ62の駆動軸62aに軸
着された小径プーリ64と、駆動軸66の一端に固着さ
れた大径プーリ68とにベルト70が設けられる。
両端側を回転自在に支持されており、その一端に設けら
れた大径プーリ68にアーム72の一端が固着される。
アーム72の他端にリンク74の一端が揺動自在に連結
されるとともに、このリンク74の他端に第1支軸76
が設けられる。駆動軸66の他端には、アーム72の一
端が直接固着されており、このアーム72の他端に第1
支軸76を設けたリンク74が連結されている。
50bを蓄積性蛍光体シート32の被吸着面(記録面と
は反対側の裏面)に対し上方から斜め下方に傾斜する軌
跡に沿って移動させるために、ガイド手段78を構成す
るガイド溝80、82が設けられる。ガイド溝80、8
2は、吸着盤50a、50bに所望の軌跡を付与するた
めにそれぞれの形状が設定されており、可動フレーム8
4の両端には、それぞれ前記ガイド溝80、82に対応
して第1支軸76および第2支軸86が固着される。
蛍光体シート32の矢印C方向の寸法に対応して吸着盤
50a、50bが装着される。各種寸法の異なる蓄積性
蛍光体シート32は、全て、例えば、側板60aに近接
する位置を基準にして配置される。
送機構10は、複数組のローラ対90と、ガイド機能を
有する比較的大径なローラが用いられたニップローラ9
2と、これらを駆動する複数の駆動手段94とを備え
る。図2に示すように、駆動手段94は、第2モータ9
6を備え、前記第2モータ96に連結される駆動プーリ
98にベルト100が係合する。このベルト100は、
ローラ対90およびニップローラ92に設けられた従動
プーリ(図示せず)に架け渡されている。ローラ対90
は、それぞれ蓄積性蛍光体シート32の幅方向(矢印C
方向)に延在する軸部102と、前記軸部102に所定
の間隔ずつ離間して設けられ、前記蓄積性蛍光体シート
32を挟持する複数のゴム製ローラ部104a、104
bおよび104cとを備えている。ローラ対90の左右
のニップ圧は、寸法の異なる種々の蓄積性蛍光体シート
32が斜め方向に搬送されないようにするためのニップ
圧条件式から演算されるニップ圧比率に基づいて設定さ
れる。
示すように設定される。先ず、図4に示すように、最小
サイズの蓄積性蛍光体シート32aでは、その一方の側
部側が基準位置Pに沿って搬送される。このため、蓄積
性蛍光体シート32aは、ローラ対90を構成するロー
ラ部104a、104bに挟持されることになり、前記
蓄積性蛍光体シート32aが点A、Bの位置で保持され
る。
がP1で、反基準位置側のニップ圧がP2であり、蓄積
性蛍光体シート32aが受ける搬送抵抗がWで、前記蓄
積性蛍光体シート32aとローラ部104a、104b
との摩擦係数がμで、ローラ自重がUである。また、演
算に必要な各点間の距離が、l1 、l2 、l3 、eおよ
びfで示される。
方向に搬送されないようにするためには、点Aで(1)
式の条件を満たすとともに、点Bで(2)式の条件を満
たす必要がある。
小サイズの蓄積性蛍光体シート32aが斜め方向に搬送
されないようにするためのニップ圧条件式である(3)
式が得られる。
積性蛍光体シート32bは、ローラ対90を構成するロ
ーラ部104a〜104cに挟持されるため、前記蓄積
性蛍光体シート32bがローラ部104a、104cの
中央となる点A、Bの位置で保持されるものとする。こ
の蓄積性蛍光体シート32bが斜め方向に搬送されない
ようにニップ圧条件式を設定するための各寸法l1 ′、
l2 ′、l3 ′、e′およびf′が設定される。
bにおいて、点Aおよび点Bでの条件式を求め、それぞ
れの条件式から前記蓄積性蛍光体シート32bが斜め方
向に搬送されないようにするためのニップ圧条件式であ
る(4)式が得られる。
圧条件式である(4)式は、蓄積性蛍光体シート32a
のニップ圧条件式である(3)式と同様に演算されるた
め、その演算過程は省略する。
μ/Wおよびμ/W′をパラメータとし、左右のニップ
圧P1、P2の条件式を図6に示す。なお、搬送抵抗で
あるWおよびW′をW=W′とする。
光体シート32aにおいて、ニップ圧P1の最大値がM
max で表され、このニップ圧P1の最小値がMmin で表
されている。また、最大サイズの蓄積性蛍光体シート3
2bにおいて、ニップ圧P1の最大値がNmax で表され
る一方、このニップ圧P1の最小値がNmin で表されて
いる。
域Sが設定され、この共通領域S内で左右のニップ圧P
1、P2のニップ圧比率が設定される。具体的には、第
1の実施形態において、P1:P2=950g:650
g=1.46:1という比率が得られ、実際上、ニップ
圧比率がP1:P2=1.3〜2:1に設定される。
て説明する。
被写体の放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シー
ト32は、カセッテ16内に遮光して収容された状態で
画像情報読取装置12を構成するカセッテ装填部18に
セットされる。その際、カセッテ装填部18に設けられ
ている図示しないロック解除手段によりカセッテ16の
蓋体48が所定の角度位置まで揺動され、開口部46が
開放される。
タ62の駆動作用下に、小径プーリ64、ベルト70を
介して大径プーリ68が駆動軸66と一体的に所定方向
に回動する。大径プーリ68および駆動軸66の他方の
端部には、アーム72の一端がそれぞれ固着されてお
り、これらアーム72が前記駆動軸66を支点にして揺
動する。各アーム72の他端には、リンク74を介して
第1支軸76が連結されるとともに、この第1支軸76
および第2支軸86が側板60a、60bのガイド溝8
0、82に配置されている。
り、第1および第2支軸76、86がガイド溝80、8
2に沿って移動し、この第1および第2支軸76、86
を設けた可動フレーム84は、吸着盤50a、50bを
カセッテ16内の蓄積性蛍光体シート32の被吸着面に
対して上方から斜め下方に傾斜する軌跡に沿って移動さ
せる。
性蛍光体シート32の被吸着面が吸着された後、移動機
構54を構成する第1モータ62が逆方向に駆動され
る。このため、アーム72の揺動作用下に可動フレーム
84と一体的に吸着盤50a、50bがカセッテ16内
からシート体搬送機構10側に移動し、このカセッテ1
6内の蓄積性蛍光体シート32は、前記吸着盤50a、
50bに吸着保持されて前記カセッテ16の開口部46
から取り出される。
シート体搬送機構10を構成するローラ対90に挟持さ
れる。その際、このローラ対90は、第2モータ96の
作用下に、予め所定の回転速度で回転しており、蓄積性
蛍光体シート32の先端部がローラ対90に挟持される
のと略同時に、吸着盤50a、50bによる前記蓄積性
蛍光体シート32の吸着保持が解除される。これによ
り、蓄積性蛍光体シート32は、ローラ対90からニッ
プローラ92を介して他のローラ対90に連続的に受け
渡された後、一旦、消去部24を通過して読み取り部2
6に搬送される。
蓄積性蛍光体シート32が副走査系38を介して矢印A
方向に副走査搬送されながら、光学系40からレーザ光
Lがこの蓄積性蛍光体シート32の記録面側に主走査さ
れる。従って、蓄積性蛍光体シート32に記録されてい
た放射線画像情報は、集光系42により光電的に読み取
られることになる。
み取り処理後、蓄積性蛍光体シート32は逆方向に搬送
され、鉛直方向上方に移動する際に消去部24に設けら
れた複数の消去用光源30を介して残存する放射線画像
情報の消去が行われる。蓄積性蛍光体シート32は、さ
らに枚葉部20を介してカセッテ16内に送り込まれ
る。そこで、カセッテ16がカセッテ装填部18から引
き出されると、図示しない閉蓋手段を介して蓋体48が
筐体44側に閉動し、開口部46が遮光された状態で、
前記カセッテ16が画像情報読取装置12から取り出さ
れる。
(3)式および(4)式に示すニップ圧条件式から演算
されるニップ圧比率に基づいて、ローラ対90の左右の
ニップ圧P1、P2が、P1:P2=1.3〜2:1に
設定されている。このため、図4に示すように、最小サ
イズの蓄積性蛍光体シート32aが基準位置Pに沿うよ
うにして片側基準で搬送される際、この蓄積性蛍光体シ
ート32aを、前記ローラ対90を構成するローラ部1
04a、104bで挟持した場合であっても、前記蓄積
性蛍光体シート32aに作用するニップ圧が左右で不均
一になることはない。
積性蛍光体シート32bが搬送される際には、この蓄積
性蛍光体シート32bがローラ対90を構成するローラ
部104a〜104cに挟持されるとともに、前記蓄積
性蛍光体シート32bの左右でニップ圧力が不均一にな
ることがない。
ート32a乃至最大サイズの蓄積性蛍光体シート32b
にわたる寸法の異なる種々の蓄積性蛍光体シート32
を、搬送方向に向かって安定してかつ高精度に搬送する
ことができる。このため、蓄積性蛍光体シート32の斜
め搬送による搬送不良等の発生を、有効に阻止すること
が可能になるという効果が得られる。しかも、第1の実
施形態では、ローラ対90の左右のニップ圧P1、P2
をそれぞれ異なる値に設定するだけでよく、シート体搬
送機構10全体の構成が簡素化されるとともに、製造費
の高騰を有効に阻止することができる。
ート体搬送機構120の説明図である。このシート体搬
送機構120はローラ対122を備えており、前記ロー
ラ対122は、それぞれ蓄積性蛍光体シート32の幅方
向に延在する全幅ローラ部124を有している。このロ
ーラ対122の左右のニップ圧P1、P2は、それぞれ
異なる値に設定される。
ート32aでは、この蓄積性蛍光体シート32aの幅方
向両端部に全幅ローラ部124に保持される点A、点B
が存在している。そこで、図4に示す第1の実施形態と
同様に、蓄積性蛍光体シート32aが斜め搬送されない
ようにするためのニップ圧P1、P2の条件式を演算す
ると、(3)式が得られる。一方、最大サイズの蓄積性
蛍光体シート32bについて、ニップ圧P1、P2の条
件式を演算すると、図5に示す第1の実施形態と同様に
(4)式が得られる。
で、ニップ圧P1、P2のニップ圧比率を設定すれば、
最小サイズの蓄積性蛍光体シート32a乃至最大サイズ
の蓄積性蛍光体シート32bは、ローラ対122を介し
て斜め搬送を確実に阻止して高精度にかつ安定して搬送
されることが可能になる等、第1の実施形態と同様の効
果が得られる。
積性蛍光体シート32(32a、32b)を搬送するシ
ート体搬送機構10、120を用いて説明したが、これ
に限定されるものではなく、写真フイルム等の写真感光
材料を搬送するシート体搬送機構に組み込むことができ
る。
ート体を挟持して搬送するローラ対を備えるとともに、
このローラ対の左右のニップ圧がそれぞれ異なる値に設
定されるため、寸法の異なる種々のシート体を基準位置
に沿うようにして片側基準で安定してかつ高精度に搬送
することができる。しかも、構成が有効に簡素化され、
シート体搬送機構全体の小型化および製造費の削減が可
能になる。
構を組み込む画像情報読取装置の概略構成説明図であ
る。
説明図である。
り最小サイズの蓄積性蛍光体シートを搬送する際の説明
図である。
シートを搬送する際の説明図である。
のニップ圧比率の説明図である。
構の説明図である。
る。
る。
装置 18…カセッテ装填部 20…枚葉部 24…消去部 26…読み取り部 32、32a、32b…蓄積性蛍光体シート 90、122…ローラ対 94…駆動手段 102…軸部 104a〜104c
…ローラ部 124…全幅ローラ部
Claims (3)
- 【請求項1】寸法の異なる種々のシート体を、搬送方向
に平行な一方の側部側が基準位置に沿うようにして片側
基準で搬送するためのシート体搬送機構であって、 前記シート体を挟持して回転することにより該シート体
を搬送するためのローラ対を備え、 前記ローラ対の左右のニップ圧が、それぞれ異なる値に
設定されることを特徴とするシート体搬送機構。 - 【請求項2】請求項1記載のシート体搬送機構におい
て、前記ローラ対の左右のニップ圧は、前記基準位置側
のニップ圧P1と反基準位置側のニップ圧P2とが P1:P2=1.3〜2:1 に設定されることを特徴とするシート体搬送機構。 - 【請求項3】請求項1または2記載のシート体搬送機構
において、前記ローラ対は、それぞれ前記シート体の幅
方向に延在する軸部と、 前記軸部に所定の間隔ずつ離間して設けられ、前記シー
ト体を挟持する複数のローラ部と、 を備えることを特徴とするシート体搬送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133343A JP2000327164A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | シート体搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11133343A JP2000327164A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | シート体搬送機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000327164A true JP2000327164A (ja) | 2000-11-28 |
Family
ID=15102513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11133343A Pending JP2000327164A (ja) | 1999-05-13 | 1999-05-13 | シート体搬送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000327164A (ja) |
-
1999
- 1999-05-13 JP JP11133343A patent/JP2000327164A/ja active Pending
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