JP2000310827A - シート体処理装置の遮光機構 - Google Patents

シート体処理装置の遮光機構

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JP2000310827A
JP2000310827A JP11118694A JP11869499A JP2000310827A JP 2000310827 A JP2000310827 A JP 2000310827A JP 11118694 A JP11118694 A JP 11118694A JP 11869499 A JP11869499 A JP 11869499A JP 2000310827 A JP2000310827 A JP 2000310827A
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light shielding
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stimulable phosphor
light
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Takashi Koto
隆 古頭
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    • G02B6/0001Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems
    • G02B6/0011Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings specially adapted for lighting devices or systems the light guides being planar or of plate-like form
    • G02B6/0081Mechanical or electrical aspects of the light guide and light source in the lighting device peculiar to the adaptation to planar light guides, e.g. concerning packaging
    • G02B6/0086Positioning aspects
    • G02B6/0088Positioning aspects of the light guide or other optical sheets in the package
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    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単かつ安価な構成で、シート体に不要な光が
照射されることを確実に阻止することを可能にする。 【解決手段】遮光機構10は、蓄積性蛍光体シートの搬
送路上に配置され、この蓄積性蛍光体シートに接触して
除電を行う第1〜第4除電ブラシ58a、58b、60
aおよび60bを備える。第1〜第4除電ブラシ58
a、58b、60aおよび60bは、毛状体68a〜6
8dを有するとともに、前記毛状体68a〜68dの密
度範囲が3,000本〜5,000本/インチに設定さ
れ、かつ太さが10デニール〜300デニールの範囲内
に設定されている。従って、毛状体68a〜68dを介
して有効な遮光機能を有するとともに、構成の簡素化が
達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置内を搬送され
るシート体に所定の処理を施すためのシート体処理装置
に設けられ、前記シート体に不要な光が照射されること
を阻止するシート体処理装置の遮光機構に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
【0003】蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、通常、シート状に構成さ
れており、蓄積性蛍光体シート(シート体)として使用
されている。
【0004】上記システムでは、例えば、蓄積性蛍光体
シートに記録された画像情報の読み取りを行う読み取り
部(走査部)と、読み取り処理後に前記蓄積性蛍光体シ
ートに残存する画像情報を消去する消去部とを備えた画
像情報読取装置(シート体処理装置)が採用されてい
る。この画像情報読取装置では、外部の撮影装置により
被写体の放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シー
トを収容するカセッテが装填部に挿入される。
【0005】次いで、カセッテが開蓋された状態で、シ
ート体枚葉手段の作用下に前記カセッテから蓄積性蛍光
体シートが取り出され、この蓄積性蛍光体シートがシー
ト体搬送手段を介して読み取り部に搬送される。読み取
り部で放射線画像情報の読み取り処理が施された蓄積性
蛍光体シートは、消去部で残像の消去が行われた後、装
填部に配置されているカセッテ内に収容される。
【0006】一方、上記のシステムでは、写真フイルム
等の写真感光材料に放射線画像情報を再生する画像情報
再生装置(シート体処理装置)が用いられている。この
画像情報再生装置では、複数枚の写真感光材料が収容さ
れたマガジンから前記写真感光材料が吸着機構の作用下
に1枚ずつ取り出されてシート体搬送機構に受け渡さ
れ、このシート体搬送機構を介して記録部(走査部)に
移送される。記録部では、蓄積性蛍光体シートから得ら
れた放射線画像情報がレーザ光等の照射によって露光記
録される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の画像
情報読取装置および画像情報再生装置では、読み取り部
および記録部を介して高精度かつ高品質な画像読み取り
処理および画像記録処理を遂行するために、装置本体内
で搬送される蓄積性蛍光体シートや写真フイルム(以
下、シート体という)を、不要な光(外光等)から確実
に遮光する必要がある。
【0008】そこで、搬送路を通る光を遮光するため
に、シート体の幅寸法以上の軸長を有する全幅ゴムロー
ラや迷路構造を採用することにより対応しているが、製
造費が高騰するとともに、構造が複雑化して装置全体が
相当に大型化するという問題が指摘されている。
【0009】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、簡単かつ安価な構成で、シート体を確実に遮光する
ことが可能なシート体処理装置の遮光機構を提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート体処
理装置の遮光機構では、シート体の搬送路上に除電ブラ
シが配置されるとともに、この除電ブラシの毛状体の密
度範囲が3,000本〜5,000本/インチ、より好
ましくは、3,500本〜4,400本/インチに設定
されるとともに、太さが10デニール〜300デニー
ル、より好ましくは、50デニール〜200デニールの
範囲内に設定されている。このため、除電ブラシの密度
が高くなって通常時に十分な遮光効果を有する一方、シ
ート体が通過する際には、前記除電ブラシの毛状体が前
記シート体に接触して撓曲し、該シート体に損傷等を生
じさせることなく除電処理が有効に施される。従って、
遮光機構全体の構成が有効に簡素化されるとともにコス
トの削減を図ることができ、しかも、装置全体の小型化
が容易に遂行可能となる。
【0011】また、除電ブラシは、シート体の搬送路上
に対向して配置される第1および第2除電ブラシを備え
ている。このため、第1および第2除電ブラシ同士が一
部分を重ね合わせて配置されると、遮光効果が一層向上
し、例えば、シート体に対する画像読取処理や画像記録
処理が高精度かつ高品質に遂行される。
【0012】さらにまた、シート体が蓄積性蛍光体シー
トであり、除電ブラシが前記蓄積性蛍光体シートに残存
する放射線画像情報を消去する消去部を構成するケーシ
ングの入口および/または出口に装着されている。これ
により、除電ブラシという極めて簡単な構成により、消
去部で発生する消去光がケーシングから漏れることを確
実に阻止することができ、蓄積性蛍光体シートに不要な
光が照射されることがない。この結果、前記蓄積性蛍光
体シートに記録されている画像情報を高精度に読み取る
ことが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
遮光機構10が組み込まれる画像情報読取装置(シート
体処理装置)12の概略構成説明図である。
【0014】画像情報読取装置12を構成する装置本体
12aの前面(操作面)上部には、操作部およびモニタ
の機能を有するタッチパネル14が設けられ、このタッ
チパネル14の下方には、複数、例えば、4つのカセッ
テ18を着脱自在なカセッテ装填部20a〜20dが設
けられる。カセッテ18は、蓄積性蛍光体シート22を
収容する筐体24と、この筐体24の開口部26を開閉
自在な蓋体28とを有している。カセッテ18には、筐
体24に対して蓋体28を閉蓋状態で固定するロック手
段(図示せず)が設けられる。
【0015】カセッテ装填部20a〜20dの内部に
は、前記カセッテ装填部20a〜20dの任意の1つに
対応して配置し、任意のカセッテ18から蓄積性蛍光体
シート22を取り出す一方、後述する読み取り消去後の
前記蓄積性蛍光体シート22を前記カセッテ18内に戻
す昇降枚葉部30が装着される。昇降枚葉部30は、昇
降台32を備え、この昇降台32には、蓋体28が開放
されたカセッテ18内に進入自在な吸着盤34と、この
吸着盤34で吸着保持された蓄積性蛍光体シート22を
受け取って送り出す搬送ローラ対36とが装着される。
【0016】昇降枚葉部30の下方には、搬送系42を
介して消去部44および読み取り部46が配設される。
この搬送系42は、互いに対をなすローラ対48を複数
備えており、このローラ対48により構成される鉛直搬
送路上に消去部44が配置される。
【0017】消去部44はケーシング50を備え、この
ケーシング50内に鉛直方向に向かって複数の消去用光
源52が配置されている。ケーシング50の上板部50
aには、蓄積性蛍光体シート22を導入および導出する
ための第1開口部(入口および出口)54が形成される
とともに、このケーシング50の下板部50bには、前
記蓄積性蛍光体シート22を導出および導入するための
第2開口部(出口および入口)56が形成され、この第
2開口部56に本実施形態に係る遮光機構10が装着さ
れる。
【0018】図2〜図5に示すように、遮光機構10
は、蓄積性蛍光体シート22の搬送路上に配置され、前
記蓄積性蛍光体シート22に接触して除電を行う除電ブ
ラシ、本実施形態では、第1および第2除電ブラシ58
a、58bと、第3および第4除電ブラシ60a、60
bとを備える。ケーシング50の下板部50bの内面側
には、取り付け板62a、62bを介して第1および第
2除電ブラシ58a、58bが配置されるとともに、前
記第1および第2除電ブラシ58a、58b上に第1お
よび第2ガイド板64a、64bが固定される。下板部
50bの下面側には、第1および第2除電ブラシ58
a、58bと交差するようにして第3および第4除電ブ
ラシ60a、60bが固定される。
【0019】第1および第2除電ブラシ58a、58b
は、蓄積性蛍光体シート22の両面に幅方向(搬送方向
と直交する方向)に沿って前記幅方向の寸法よりも長尺
に構成される板体66a、66bと、前記板体66a、
66bに植毛されて互いに対向する方向に突出する毛状
体68a、68bとを備える。毛状体68a、68bの
密度範囲は、3,000本〜5,000本/インチ、よ
り好ましくは、3,500本〜4,400本/インチに
設定されるとともに、太さが10D(デニール)〜30
0D、より好ましくは、50D〜200Dの範囲内に設
定されている。毛状体68a、68bの密度は、一般的
な除電ブラシの密度の略2.5倍程度に設定されてい
る。毛状体68a、68bは、種々の材質を用いること
ができ、特に蓄積性蛍光体シート22に損傷等を生じさ
せることがない材質、例えば、アクリロニトリル−硫化
銅の複合繊維が使用される。
【0020】第3および第4除電ブラシ60a、60b
は、第1および第2除電ブラシ58a、58bと同様に
構成されており、同一の構成要素には同一の参照数字に
符号c、dを付して、その詳細な説明は省略する。
【0021】図1に示すように、消去部44の下端側に
読み取り部46が配置される。読み取り部46は、カセ
ッテ18から取り出された蓄積性蛍光体シート22を副
走査方向(矢印A方向)に搬送する副走査搬送機構70
と、副走査方向に搬送される前記蓄積性蛍光体シート2
2に主走査方向(副走査方向と略直交する方向)にレー
ザ光Lを照射する光学系72と、このレーザ光Lの照射
によって蓄積性蛍光体シート22から生ずる輝尽発光光
を光電的に読み取る集光系74とを備えている。
【0022】副走査搬送機構70は、互いに同期して回
転駆動される第1および第2ローラ対76、78を備
え、この第1および第2ローラ対76、78はそれぞれ
開閉自在である。集光系74は、蓄積性蛍光体シート2
2上のレーザ光Lの走査位置に主走査線に沿って配置さ
れる光ガイド80と、この光ガイド80の上部に装着さ
れるフォトマルチプライヤ82とを備える。
【0023】次に、このように構成される画像情報読取
装置12の動作について説明する。
【0024】先ず、図示しない撮影装置により人体等の
被写体の撮影画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シ
ート22を収容するカセッテ18が、画像情報読取装置
12の、例えば、カセッテ装填部20aに沿って装置本
体12aの内方に導入される。このカセッテ18は、そ
の先端部でシャター部材29を押し開いて、該カセッテ
18の先端側が装置本体12aの内部に挿入される。
【0025】同様にして、カセッテ装填部20b〜20
dにそれぞれカセッテ18が装填された後、昇降枚葉部
30が駆動され、昇降台32が、例えば、カセッテ装填
部20aに対応して配置される。次いで、カセッテ18
内の蓄積性蛍光体シート22は、吸着盤34に吸着され
て前記カセッテ18の開口部26から取り出される。そ
して、蓄積性蛍光体シート22の先端が搬送ローラ対3
6に挟持されると略同時に、吸着盤34による前記蓄積
性蛍光体シート22の吸着保持が解除される。これによ
り、蓄積性蛍光体シート22は、搬送ローラ対36から
搬送系42に受け渡された後、この搬送系42を構成す
る複数のローラ対48の作用下に鉛直下方向に向かって
搬送され、先ず、消去部44に送られる。
【0026】消去部44では、蓄積性蛍光体シート22
がケーシング50の第1開口部54からこのケーシング
50内に導入された後、前記ケーシング50の第2開口
部56から導出される際、その両面が第1および第2除
電ブラシ58a、58bに接触するとともに、その両側
面が第3および第4除電ブラシ60a、60bに接触す
る(図4参照)。このため、蓄積性蛍光体シート22
は、全面に渡って有効に除電された後に搬送系42の作
用下に読み取り部46に送られる。
【0027】読み取り部46では、図1に示すように、
蓄積性蛍光体シート22が副走査搬送機構70を構成す
る第1および第2ローラ対76、78の作用下に矢印A
方向に副走査搬送されながら、この蓄積性蛍光体シート
22の記録面側に光学系72からレーザ光Lが主走査さ
れる。これにより、蓄積性蛍光体シート22に蓄積記録
されていた放射線画像情報が、集光系74により光電的
に読み取られることになる。
【0028】読み取り処理後の蓄積性蛍光体シート22
は、副走査方向と反対方向(矢印B方向)に搬送され、
搬送系42を介して鉛直上方向に向かって移動し、消去
部44に送られる。消去部44を構成するケーシング5
0には、第2開口部56に対して遮光機構10が装着さ
れており、鉛直上方向に搬送される蓄積性蛍光体シート
22の先端は、前記遮光機構10を構成する第1〜第4
除電ブラシ58a、58b、60aおよび60bに接触
しながらケーシング50内に導入される。そこで、消去
部44を構成する消去用光源52が点灯されて、蓄積性
蛍光体シート22に残存する放射線画像情報の消去が行
われる。
【0029】この場合、本実施形態では、第1〜第4除
電ブラシ58a、58b、60aおよび60bを構成す
る毛状体68a〜68dの密度範囲が3,000本〜
5,000本/インチ、より好ましくは、3,500本
〜4,400本/インチに設定されるとともに、太さが
10D〜300D、より好ましくは、50D〜200D
の範囲内に設定されている。このため、蓄積性蛍光体シ
ート22の搬送方向後端側が毛状体68a〜68dから
離間してケーシング50内に導入された状態では、図5
に示すように、前記毛状体68a〜68dによって前記
ケーシング50の第2開口部56が光密に遮光されるこ
とになる。
【0030】従って、ケーシング50内で消去用光源5
2が点灯される際に、この消去用光源52からの消去光
が第2開口部56から搬送系42を伝わって読み取り部
46に漏れることを確実に阻止することができる。これ
により、従来の迷路構造等による遮光方式に比べ、構成
が一挙に簡素化し、遮光機構10を有効に小型化すると
ともに、製造費を大幅に削減することが可能になるとい
う効果が得られる。
【0031】しかも、一般的な除電ブラシに比べて略
2.5倍程度に密度を上げた第1〜第4除電ブラシ58
a、58b、60aおよび60bを用いるだけでよく、
極めて簡単な構成で除電機能と遮光機能とを兼用するこ
とができる。さらに、第1〜第4除電ブラシ58a、5
8b、60aおよび60bでは、毛状体68a〜68d
の密度範囲が3,000本〜5,000本/インチ、よ
り好ましくは、3,500本〜4,400本/インチ
で、太さが10D〜300D、より好ましくは、50D
〜200Dの範囲内で、材質がアクリロニトリル−硫化
銅の複合繊維で構成されている。従って、十分な遮光効
果を有するとともに、蓄積性蛍光体シート22に損傷等
を生じさせることを確実に阻止し、効率的に使用するこ
とが可能になるという効果がある。毛状体68a〜68
dの径が太くなると、蓄積性蛍光体シート22に損傷が
発生し易くなる一方、この毛状体68a〜68dの径が
細くなると、前記毛状体68a〜68d自体の強度が低
下して切断等が惹起し易くなるからである。
【0032】ところで、消去処理後の蓄積性蛍光体シー
ト22は、搬送系42に合流して上方に搬送された後、
昇降枚葉部30の作用下にカセッテ装填部20aに配置
されている空のカセッテ18内に送り込まれる。
【0033】なお、本実施形態では、遮光機構10を、
消去部44を構成するケーシング50の第2開口部56
に対応するように装着しているが、第1開口部54側に
も設けてよく、さらに前記蓄積性蛍光体シート22の搬
送路上でこの蓄積性蛍光体シート22に不要な光(例え
ば、外光)が照射されるおそれがある部位に前記遮光機
構10を組み込むことができる。
【0034】また、本実施形態では、蓄積性蛍光体シー
ト22の読み取り消去を行う画像情報読取装置12を用
いて説明したが、この画像情報読取装置12に代替し
て、写真フイルムに放射線画像情報を記録再生する画像
情報再生装置を用いても、同様の効果が得られる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係るシート体処理装置の遮光機
構では、シート体の搬送路上に除電ブラシが配置される
とともに、この除電ブラシを構成する毛状体の密度範囲
が3,000本〜5,000本/インチに設定され、か
つ太さが10デニール〜300デニールの範囲内に設定
されており、該除電ブラシが有効な遮光機能を有してい
る。従って、簡単かつ安価な構成で、シート体に不要な
光が照射されることを確実に阻止することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る遮光機構が組み込まれ
る画像情報読取装置の概略構成説明図である。
【図2】前記消去機構の分解斜視説明図である。
【図3】前記遮光機構の断面側面図である。
【図4】前記遮光機構が組み込まれた消去部を、蓄積性
蛍光体シートが通過する際の斜視説明図である。
【図5】前記消去部で前記蓄積性蛍光体シートの残存消
去処理を行う際の斜視説明図である。
【符号の説明】
10…遮光機構 12…画像情報読
取装置 12a…装置本体 18…カセッテ 20a〜20d…カセッテ装填部 22…蓄積性蛍光
体シート 30…昇降枚葉部 32…昇降台 34…吸着盤 36…搬送ローラ
対 42…搬送系 44…消去部 46…読み取り部 48…ローラ対 50…ケーシング 50a…上板部 50b…下板部 52…消去用光源 54、56…開口部 58a、58b、60a、60b…除電ブラシ 62a、62b…取り付け板 64a、64b…
ガイド板 66a、66b…板体 68a〜68d…
毛状体 70…副走査搬送機構 74…集光系

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置内を搬送されるシート体に所定の処理
    を施すためのシート体処理装置に設けられ、前記シート
    体に不要な光が照射されることを阻止する遮光機構であ
    って、 前記シート体の搬送路上に配置され、該シート体に接触
    して除電を行う除電ブラシを備えるとともに、 前記除電ブラシは、毛状体の密度範囲が3,000本〜
    5,000本/インチであり、かつ太さが10デニール
    〜300デニールの範囲内に設定されることを特徴とす
    るシート体処理装置の遮光機構。
  2. 【請求項2】請求項1記載の遮光機構において、前記毛
    状体の密度範囲が3,500本〜4,400本/インチ
    であり、かつ太さが50デニール〜200デニールの範
    囲内に設定されることを特徴とするシート体処理装置の
    遮光機構。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の遮光機構におい
    て、前記除電ブラシは、前記シート体の搬送路上に互い
    に対向して配置される第1および第2除電ブラシを備え
    ることを特徴とするシート体処理装置の遮光機構。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の遮
    光機構において、前記シート体は蓄積性蛍光体シートで
    あり、 前記除電ブラシは、前記蓄積性蛍光体シートに残存する
    放射線画像情報を消去する消去部を構成するケーシング
    の入口および/または出口に装着されることを特徴とす
    るシート体処理装置の遮光機構。
JP11118694A 1999-04-26 1999-04-26 シート体処理装置の遮光機構 Pending JP2000310827A (ja)

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