JP2000310829A - シート体処置装置およびそのシート体取り扱い方法 - Google Patents

シート体処置装置およびそのシート体取り扱い方法

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JP2000310829A JP11118691A JP11869199A JP2000310829A JP 2000310829 A JP2000310829 A JP 2000310829A JP 11118691 A JP11118691 A JP 11118691A JP 11869199 A JP11869199 A JP 11869199A JP 2000310829 A JP2000310829 A JP 2000310829A
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cassette
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Yuzuru Otsuka
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B42/00Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means
    • G03B42/02Obtaining records using waves other than optical waves; Visualisation of such records by using optical means using X-rays

Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の装填部に装填されているカセッテ内の各
シート体を効率的に処理することを可能にする。 【解決手段】カセッテ装填部20aに装填されているカ
セッテ18から取り出された第1の蓄積性蛍光体シート
22aに対し、読み取り部46で読み取り処理が施され
ている間、カセッテ装填部20bに装填されているカセ
ッテ18内の第2の蓄積性蛍光体シート22bが昇降枚
葉部30を構成する吸着盤34の作用下に搬送ローラ対
36に挟持される。これにより、第1の蓄積性蛍光体シ
ート22aの読み取り処理を施した後に、直ちに第2の
蓄積性蛍光体シート22bを読み取り部46に迅速に搬
送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート体を収容す
るカセッテが複数の装填部に装填され、任意の前記装填
部に装填されている前記カセッテ内の前記シート体を単
一の可動枚葉部により取り出すシート体処置装置および
そのシート体取り扱い方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
【0003】蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、通常、シート状に構成さ
れており、蓄積性蛍光体シート(シート体)として使用
されている。
【0004】上記システムでは、例えば、蓄積性蛍光体
シートに記録された画像情報の読み取りを行う読み取り
部と、読み取り処理後に前記蓄積性蛍光体シートに残存
する画像情報を消去する消去部とを備えた画像情報読取
装置(シート体処置装置)が採用されている。この画像
情報読取装置では、外部の撮影装置により被写体の放射
線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シートを収容する
カセッテが単一または複数段の装填部に挿入される。
【0005】次いで、カセッテが開蓋された状態で、シ
ート体枚葉手段の作用下に前記カセッテから蓄積性蛍光
体シートが取り出され、この蓄積性蛍光体シートがシー
ト体搬送手段を介して読み取り部に搬送される。読み取
り部で放射線画像情報の読み取り処理が施された蓄積性
蛍光体シートは、消去部で残像の消去が行われた後、装
填部に配置されているカセッテ内に収容される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数段の装
填部が設けられた画像情報読取装置では、各装填部に対
応して移動(昇降)可能な可動枚葉部が備えられてい
る。そして、可動枚葉部が所定の装填部に装填されてい
るカセッテに対応して配置され、吸着盤等のシート体枚
葉手段を介して前記カセッテ内の蓄積性蛍光体シートを
画像情報読取装置内に取り出すように構成されている。
【0007】しかしながら、一つの装填部に装填された
カセッテから蓄積性蛍光体シートを取り出した後、この
蓄積性蛍光体シートに読み取り処理および残像消去処理
が施され、さらに前記蓄積性蛍光体シートが再度前記カ
セッテ内に戻されるまでの間、他の装填部に装填されて
いるカセッテ内に処理前の各蓄積性蛍光体シートを待機
させておく必要がある。これにより、一つのカセッテか
ら取り出された蓄積性蛍光体シートに所定の処理を施し
た後に、他のカセッテに収容されている蓄積性蛍光体シ
ートに所定の処理を施す作業を開始するまでに相当な待
ち時間が生じてしまい、前記蓄積性蛍光体シートに対す
る時間当たりの処理能力が低下してしまうという問題が
指摘されている。
【0008】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、複数の装填部に装填されたカセッテ内の各シート体
に対し所定の処理を効率的に行うことができ、前記シー
ト体の時間当たりの処理能力を有効に向上させることが
可能なシート体処置装置およびそのシート体取り扱い方
法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート体処
置装置およびそのシート体取り扱い方法では、複数の装
填部のうち、所定の装填部に装填されたカセッテ内の第
1のシート体が可動枚葉部により取り出されて処理部に
搬送され、この処理部によって前記第1のシート体に所
望の処理が施されるとともに、前記可動枚葉部が別のカ
セッテに対応して配置され、該カセッテ内の第2のシー
ト体が取り出される。次いで、処理部による第1のシー
ト体の処理が終了した後、第2のシート体が前記処理部
に搬送されて処理が施される。
【0010】このように、第1のシート体に処理部によ
る処理が施されている間、別のカセッテに収容されてい
る第2のシート体が可動枚葉部を介して取り出されてお
り、前記第1のシート体の処理が終了した直後に、前記
第2のシート体を処理部に対し迅速に搬送することがで
きる。従って、カセッテ内にシート体を待機させる時間
を短縮することが可能になり、前記シート体の時間当た
りの処理能力が有効に向上することになる。
【0011】また、処理部により第1のシート体に所望
の処理を施している間、装置内に他のシート体が存在し
ている際には、先ず前記他のシート体をカセッテに収容
した後に可動枚葉部による第2のシート体の取り出しが
行われる。このため、通常、装置内には2枚のシート体
が存在しており、前記シート体の処理が効率的に遂行可
能になる。
【0012】なお、シート体は蓄積性蛍光体シートであ
って、処理部はこの蓄積性蛍光体シートに記録された放
射線画像情報を光電的に読み取る2次元走査部を有して
おり、該蓄積性蛍光体シートの走査処理の効率化が図ら
れる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
シート体取り扱い方法を実施するための画像情報読取装
置(シート体処置装置)12の概略構成説明図である。
【0014】画像情報読取装置12を構成する装置本体
12aの前面(操作面)上部には、操作部およびモニタ
の機能を有するタッチパネル14が設けられ、このタッ
チパネル14の内部には、本実施形態に係るシート体取
り扱い方法に沿って前記画像情報読取装置12の動作を
制御するための制御部15が配置される。タッチパネル
14の下方には、複数、例えば、4つのカセッテ18を
着脱自在なカセッテ装填部20a〜20dが設けられ
る。カセッテ18は、蓄積性蛍光体シート(シート体)
22を収容する筐体24と、この筐体24の開口部26
を開閉自在な蓋体28とを有している。カセッテ18に
は、筐体24に対して蓋体28を閉蓋状態で固定するロ
ック手段(図示せず)が設けられる。
【0015】カセッテ装填部20a〜20dの内部に
は、前記カセッテ装填部20a〜20dの任意の1つに
対応して配置し、任意のカセッテ18から蓄積性蛍光体
シート22を取り出す一方、後述する読み取り処理およ
び消去処理後の前記蓄積性蛍光体シート22を前記カセ
ッテ18内に戻す昇降枚葉部(可動枚葉部)30が装着
される。昇降枚葉部30は、昇降台32を備え、この昇
降台32には、蓋体28が開放されたカセッテ18内に
進入自在な吸着盤34と、この吸着盤34で吸着保持さ
れた蓄積性蛍光体シート22を受け取って送り出す搬送
ローラ対36とが装着される。昇降台32に設けられた
図示しないモータにピニオン38が軸着され、このピニ
オン38が鉛直方向に延在するラック部材40に噛合し
ている。
【0016】昇降枚葉部30の下方には、搬送系42を
介して消去部(処理部)44および読み取り部(処理
部)46が配設される。この搬送系42は、互いに対を
なすローラ対48を複数備えており、このローラ対48
により構成される鉛直搬送路の下端側に幅寄せ部49を
介して読み取り部46が配置される。読み取り部46
は、カセッテ18から取り出された蓄積性蛍光体シート
22を副走査方向(矢印A方向)に搬送する副走査搬送
機構50と、副走査方向に搬送される前記蓄積性蛍光体
シート22に主走査方向(副走査方向と略直交する方
向)にレーザ光Lを照射する光学系52と、このレーザ
光Lの照射によって蓄積性蛍光体シート22から生ずる
輝尽発光光を光電的に読み取る集光系54とを備えてい
る。
【0017】副走査搬送機構50は、互いに同期して回
転駆動される第1および第2ローラ対56、58を備
え、この第1および第2ローラ対56、58はそれぞれ
開閉自在である。集光系54は、蓄積性蛍光体シート2
2上のレーザ光Lの走査位置に主走査線に沿って配置さ
れる光ガイド60と、この光ガイド60の上部に装着さ
れるフォトマルチプライヤ62とを備える。
【0018】読み取り部46の搬送方向前方側には、読
み取り処理後の蓄積性蛍光体シート22を上方に搬送す
るための搬送部64が設けられ、この搬送部64を介し
て上方に搬送される前記蓄積性蛍光体シート22の搬送
方向先端側が、一旦、電源部66の上方で水平方向に案
内される。電源部66に近接して消去搬送部68が設け
られ、この消去搬送部68は、上方に搬送された蓄積性
蛍光体シート22を水平方向に向かって、すなわち、図
1中、左側から右側に向かって搬送する。消去搬送部6
8は、消去部44を構成する複数の消去用光源70を通
過した後に、上方向に延在して搬送系42に連結自在で
ある。
【0019】次に、このように構成される画像情報読取
装置12の動作について、図2に示すフローチャートを
参照しながら説明する。
【0020】先ず、図示しない撮影装置により人体等の
被写体の撮影画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シ
ート22を収容するカセッテ18が、画像情報読取装置
12の、例えば、カセッテ装填部20aに沿って装置本
体12aの内方に導入される。このカセッテ18は、そ
の先端部でシャター部材29を押し開いて、該カセッテ
18の先端側が装置本体12aの内部に挿入される。
【0021】同様にして、カセッテ装填部20b〜20
dにそれぞれカセッテ18が装填された後(ステップS
1)、昇降枚葉部30が駆動され、昇降台32が、例え
ば、カセッテ装填部20aに対応して配置される。次い
で、図3に示すように、カセッテ18内の第1の蓄積性
蛍光体シート22aは、吸着盤34に吸着されて前記カ
セッテ18の開口部26から取り出される。そして、第
1の蓄積性蛍光体シート22aの先端が搬送ローラ対3
6に挟持されると略同時に、吸着盤34による前記第1
の蓄積性蛍光体シート22aの吸着保持が解除される。
これにより、第1の蓄積性蛍光体シート22aは、カセ
ッテ18から枚葉される(ステップS2)。
【0022】第1の蓄積性蛍光体シート22aは、搬送
ローラ対36から搬送系42に受け渡された後、この搬
送系42を構成する複数のローラ対48の作用下に鉛直
下方向に向かって搬送される(ステップS3)。そし
て、第1の蓄積性蛍光体シート22aは、先ず、読み取
り部46の直前で幅寄せ部49を介して搬送方向と直交
する方向に幅寄せ処理が施される(ステップS4)。
【0023】次に、読み取り部46では、第1の蓄積性
蛍光体シート22aに記録された放射線画像情報の読み
取り処理が開始される(ステップS5)。この読み取り
部46では、第1の蓄積性蛍光体シート22aが副走査
搬送機構50を構成する第1および第2ローラ対56、
58の作用下に矢印A方向に副走査搬送されながら、こ
の第1の蓄積性蛍光体シート22aの記録面側に光学系
52からレーザ光Lが主走査される。これにより、第1
の蓄積性蛍光体シート22aに蓄積記録されていた放射
線画像情報が、集光系54により光電的に読み取られる
ことになる。
【0024】読み取り部46により第1の蓄積性蛍光体
シート22aの読み取り処理が開始された後、ステップ
S6に進んで装置本体12a内に1枚の蓄積性蛍光体シ
ート22、すなわち、第1の蓄積性蛍光体シート22a
だけが存在するか否かが判断される。装置本体12a内
に第1の蓄積性蛍光体シート22aのみが存在する際
(ステップS6中、YES)、ステップS7に進んで昇
降枚葉部30が駆動され、昇降台32が、例えば、カセ
ッテ装填部20bに対応して配置される。
【0025】図4に示すように、カセッテ装填部20b
では、カセッテ18内の第2の蓄積性蛍光体シート22
bが、吸着盤34に吸着されて前記カセッテ18から取
り出され、前記第2の蓄積性蛍光体シート22bの先端
が搬送ローラ対36に挟持される(ステップS8)。
【0026】読み取り部46による第1の蓄積性蛍光体
シート22aの読み取り処理が終了すると(ステップS
9中、YES)、ステップS10およびステップS11
に進む。すなわち、第1の蓄積性蛍光体シート22aが
搬送部64を介して鉛直上方向に向かって搬送され、そ
の搬送方向先端側が電源部66の上方で水平方向に案内
された後、この第1の蓄積性蛍光体シート22aが前記
搬送部64から消去搬送部68に受け渡される。消去搬
送部68では、第1の蓄積性蛍光体シート22aが搬送
部64による搬送方向後端部を先端部として水平方向に
搬送され、消去部44に送られる。
【0027】消去部44では、消去用光源70から照射
される照明光を介して第1の蓄積性蛍光体シート22a
に残存する放射線画像情報の消去が行われる(ステップ
S10)。そして、消去処理後の第1の蓄積性蛍光体シ
ート22aは、搬送系42に合流して上方に搬送された
後、昇降枚葉部30の作用下にカセッテ装填部20aに
配置されている空のカセッテ18内に送り込まれる(ス
テップS12)。
【0028】一方、ステップS11では、昇降枚葉部3
0により枚葉された第2の蓄積性蛍光体シート22bに
対する処理が行われる。具体的には、この第2の蓄積性
蛍光体シート22bにステップS3以降の処理が施さ
れ、前記第2の蓄積性蛍光体シート22bに対して読み
取り部46で放射線画像情報の読み取りが開始される
(ステップS3〜S5)。
【0029】次いで、ステップS6では、装置本体12
a内に2枚の蓄積性蛍光体シート22、すなわち、第1
および第2蓄積性蛍光体シート22a、22bが存在す
ると判断されるため(ステップS6中、NO)、ステッ
プS9およびS10に進み、前記第2の蓄積性蛍光体シ
ート22bに読み取り処理および消去処理が遂行され
る。その際、装置本体12a内では、図5に示すよう
に、第1の蓄積性蛍光体シート22aが消去部44で消
去処理が施される一方、読み取り部46で第2の蓄積性
蛍光体シート22bの読み取り処理が行われることにな
る。
【0030】さらに、第2の蓄積性蛍光体シート22b
がカセッテ装填部20bに配置されているカセッテ18
内に戻された後、全ての蓄積性蛍光体シート22の処理
が終了したと判断されると(ステップS13中、YE
S)、画像情報読取装置12の運転が停止される。
【0031】この場合、本実施形態では、カセッテ装填
部20aから取り出された第1の蓄積性蛍光体シート2
2aに対し読み取り部46で放射線画像情報の読み取り
処理が開始されると、昇降枚葉部30が駆動されて昇降
台32が、例えば、カセッテ装填部20bに対応して配
置され、吸着盤34の吸着作用下にカセッテ18内の第
2の蓄積性蛍光体シート22bが枚葉されて搬送ローラ
対36に挟持される。従って、第1の蓄積性蛍光体シー
ト22aが読み取り部46による読み取り処理を終了し
たと略同時に、昇降枚葉部30に保持されている第2の
蓄積性蛍光体シート22bが搬送系42に送り出され、
前記読み取り部46に搬送される。
【0032】これにより、第1の蓄積性蛍光体シート2
2aの読み取り処理が終了した直後に、第2の蓄積性蛍
光体シート22bの読み取り処理が迅速に開始され、蓄
積性蛍光体シート22の時間当たりの処理能力が有効に
向上するという効果が得られる。このため、装置本体1
2a内には、通常、2枚の蓄積性蛍光体シート22が存
在しており(図4および図5参照)、前記蓄積性蛍光体
シート22の処理効率の向上を容易に図ることが可能に
なる。
【0033】さらに、本実施形態では、寸法の異なる蓄
積性蛍光体シート22、例えば、短尺な第1の蓄積性蛍
光体シート22aと長尺な第2の蓄積性蛍光体シート2
2bとが処理される際に特に有効である。すなわち、第
2の蓄積性蛍光体シート22bに読み取り処理が施され
ている間、消去処理後の第1の蓄積性蛍光体シート22
aが昇降枚葉部30を介してカセッテ装填部20aに配
置されているカセッテ18内に戻され、さらに、前記昇
降枚葉部30がカセッテ装填部20cに対応して配置さ
れ、カセッテ18内から第3の蓄積性蛍光体シート22
cが枚葉されて搬送ローラ対36に挟持される。
【0034】従って、長尺な第2の蓄積性蛍光体シート
22bの読み取り処理が終了した直後に、第3の蓄積性
蛍光体シート22c(図5参照)が搬送系42に即座に
送り出され、前記第3の蓄積性蛍光体シート22cに対
する読み取り処理が迅速に遂行されるという利点が得ら
れる。
【0035】なお、本実施形態では、シート体として蓄
積性蛍光体シート22(22a〜22c)を用いて説明
したが、写真フイルム等の種々の画像記録坦体を使用す
ることが可能であり、処理部として前記写真感光フィル
ムに画像を記録する記録部を用いても同様の効果が得ら
れる。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るシート体処置装置およびそ
のシート体取り扱い方法では、第1のシート体に対し処
理部により所望の処理が施されている間、可動枚葉部が
別のカセッテに対応して配置され、このカセッテ内の第
2のシート体が取り出されるため、前記処理部による前
記第1のシート体の処理が終了した直後に、前記第2の
シート体を該処理部に対し迅速に搬送することができ
る。これにより、各装填部に装填されたカセッテ内のシ
ート体を不要に待機させることがなく、前記シート体の
時間当たりの処理能力を有効に向上させることが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るシート体取り扱い方法
を実施する画像情報読取装置の概略構成説明図である。
【図2】前記シート体取り扱い方法を説明するフローチ
ャートである。
【図3】カセッテから蓄積性蛍光体シートが枚葉される
際の動作説明図である。
【図4】前記蓄積性蛍光体シートを読み取り部で読み取
る間に、他の蓄積性蛍光体シートを枚葉する際の動作説
明図である。
【図5】一方の蓄積性蛍光体シートを消去部に搬送する
際に他方の蓄積性蛍光体シートを読み取り部で処理する
際の動作説明図である。
【符号の説明】
12…画像情報読取装置 15…制御部 18…カセッテ 20a〜20d…カ
セッテ装填部 22、22a〜22c…蓄積性蛍光体シート 30…昇降枚葉部 34…吸着盤 36…搬送ローラ対 42…搬送系 44…消去部 46…読み取り部 50…副走査搬送機構 52…光学系 54…集光系 64…搬送部 68…消去搬送部 70…消去用光源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート体を収容する複数のカセッテが装填
    可能な複数の装填部と、 任意の前記装填部に装填されている前記カセッテ内の前
    記シート体を取り出す単一の可動枚葉部と、 該シート体に所望の処理を施す処理部と、 所定の前記カセッテ内から取り出された第1のシート体
    に前記処理部を介して所望の処理が施されている間、前
    記可動枚葉部を別の前記カセッテに対応して配置させて
    該カセッテ内の第2のシート体を取り出す一方、前記処
    理部による前記第1のシート体の処理が終了した後、前
    記第2のシート体を該処理部に搬送するための制御部
    と、 を備えることを特徴とするシート体処置装置。
  2. 【請求項2】シート体を収容するカセッテが複数の装填
    部に装填され、単一の可動枚葉部の作用下に任意の前記
    装填部に装填されている前記カセッテ内の前記シート体
    を取り出した後、処理部を介して該シート体に所望の処
    理を施すシート体処置装置のシート体取り扱い方法であ
    って、 所定の前記カセッテ内に収容された第1のシート体を前
    記可動枚葉部により取り出す工程と、 取り出された前記第1のシート体を前記処理部に搬送す
    る工程と、 前記処理部により前記第1のシート体に所望の処理を施
    している間、前記可動枚葉部を別の前記カセッテに対応
    して配置させ、該カセッテ内の第2のシート体を取り出
    す工程と、 前記処理部による前記第1のシート体の処理が終了した
    後、前記第2のシート体を該処理部に搬送する工程と、 を有することを特徴とするシート体処置装置のシート体
    取り扱い方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載のシート体取り扱い方法にお
    いて、前記処理部により前記第1のシート体に所望の処
    理を施している間、装置内に他のシート体が存在してい
    る際、前記他のシート体を前記カセッテに収容した後、
    前記可動枚葉部による前記第2のシート体の取り出しを
    行うことを特徴とするシート体処置装置のシート体取り
    扱い方法。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のシート体取り扱い
    方法において、前記シート体は蓄積性蛍光体シートであ
    り、前記処理部は前記蓄積性蛍光体シートに記録された
    放射線画像情報を光電的に読み取る2次元走査部を有す
    ることを特徴とするシート体処置装置のシート体取り扱
    い方法。
JP11118691A 1999-04-26 1999-04-26 シート体処置装置およびそのシート体取り扱い方法 Pending JP2000310829A (ja)

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