JP2000278481A - シート体の走査方法および装置 - Google Patents

シート体の走査方法および装置

Info

Publication number
JP2000278481A
JP2000278481A JP11080410A JP8041099A JP2000278481A JP 2000278481 A JP2000278481 A JP 2000278481A JP 11080410 A JP11080410 A JP 11080410A JP 8041099 A JP8041099 A JP 8041099A JP 2000278481 A JP2000278481 A JP 2000278481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
scanning
sub
sheet body
storage zone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11080410A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3782899B2 (ja
Inventor
Satoshi Tsudo
智 津藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP08041099A priority Critical patent/JP3782899B2/ja
Priority to US09/533,677 priority patent/US6381000B1/en
Publication of JP2000278481A publication Critical patent/JP2000278481A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3782899B2 publication Critical patent/JP3782899B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00567Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
    • H04N1/0057Conveying sheets before or after scanning

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シート体に走査処理を施す際、このシート体を
走査部に搬送する搬送部によるニップを解除する機構を
不要にすることを可能にする。 【解決手段】蓄積性蛍光体シート20を搬送する搬送部
32と、前記蓄積性蛍光体シート20に2次元走査処理
を施す読み取り部36とを備え、この読み取り部36
は、前記蓄積性蛍光体シート20全体を前記搬送部32
から離脱させて一旦格納する格納ゾーン42を有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、写真フイ
ルムや蓄積性蛍光体シート等のシート体に光ビームを照
射して走査処理を行うシート体の走査方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
【0003】蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、通常、シート状に構成さ
れて蓄積性蛍光体シートとして使用されており、前記蓄
積性蛍光体シートが1枚ずつカセッテに収容されて取り
扱われている。
【0004】上記システムでは、例えば、蓄積性蛍光体
シートに記録された画像情報の読み取りを行う読み取り
部(走査部)と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シート
に残存する画像情報を消去する消去部とを備えた画像情
報読取装置(走査装置)が採用されている。この画像情
報読取装置では、外部の撮影装置により被写体の放射線
画像情報が記録された蓄積性蛍光体シートを収容するカ
セッテが装填部に挿入される。次いで、カセッテが開蓋
された状態で、吸着機構の作用下に前記カセッテから蓄
積性蛍光体シートが取り出され、この蓄積性蛍光体シー
トがシート体搬送機構(搬送部)を介して読み取り部に
搬送される。読み取り部で読み取り処理が施された蓄積
性蛍光体シートは、消去部で残像の消去処理が行われた
後、装填部に配置されているカセッテ内に収容される。
【0005】一方、上記のシステムでは、写真フイルム
等の写真感光材料に放射線画像情報を再生する画像情報
再生装置(走査装置)が用いられている。この画像情報
再生装置では、複数枚の写真感光材料が収容されたマガ
ジンから前記写真感光材料が吸着機構の作用下に1枚ず
つ取り出されてシート体搬送機構(搬送部)に受け渡さ
れ、このシート体搬送機構を介して記録部(走査部)に
移送される。記録部では、蓄積性蛍光体シートから得ら
れた放射線画像情報がレーザ光等の照射によって露光記
録される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の画像
情報読取装置および画像情報再生装置では、シート体搬
送機構を介して装置本体内で搬送される蓄積性蛍光体シ
ートや写真フイルム等のシート体を読み取り部や記録部
に搬送する際に、前記シート体搬送機構による前記シー
ト体の挟持作用を解除する必要がある。シート体の副走
査搬送を高精度に行うために、前記シート体を読み取り
部や記録部を構成する副走査搬送手段だけで搬送するた
めである。このため、シート体搬送機構から副走査搬送
手段にシート体を受け渡す際、このシート体搬送機構を
構成する、例えば、ローラ対によるニップを解除するニ
ップ解除機構を設ける必要がある。これにより、構成が
複雑化するとともに、設備費が相当に高騰するという問
題が指摘されている。
【0007】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、搬送部によるシート体の挟持作用を解除するための
特別な機構を不要にし、簡単かつ安価な構成で前記シー
ト体の走査処理を高精度に行うことが可能なシート体の
走査方法および装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート体の
走査方法および装置では、装置内で搬送部を介して搬送
されるシート体が、この搬送部から離脱されて走査部を
構成する格納ゾーンに一旦格納された後、前記格納ゾー
ンから副走査搬送されながら、または、前記搬送部から
離脱されて前記格納ゾーンに向かって副走査搬送されな
がら、1次元偏向された光ビームの照射によってこのシ
ート体に2次元走査処理が施される。そして、走査終了
後のシート体は、走査部から搬送部に受け渡される。
【0009】このように、シート体は、搬送部から完全
に離脱して副走査搬送手段のみを介して副走査方向に搬
送されながら、1次元偏向された光ビームの照射によっ
て2次元走査処理が施されるため、前記搬送部による前
記シート体の挟持作用を解除させるための特別な構造を
用いる必要がない。従って、シート体を一旦配置するた
めの格納ゾーンを設けるだけでよく、構成が有効に簡素
化されるとともに、設備費を安価に抑えることが可能に
なる。
【0010】ここで、搬送部は、シート体を挟持して搬
送するローラ対を備えており、このローラ対によるニッ
プ解除機構が不要になって、構成の簡素化が確実に図ら
れる。また、パス切り替え路を操作することにより、シ
ート体を搬送部と格納ゾーンとに容易かつ円滑に振り分
け搬送することができ、前記シート体の2次元走査処理
が効率的に遂行される。
【0011】さらにまた、シート体が蓄積性蛍光体シー
トであり、搬送部を構成するローラ対のニップ解除を行
うことなく、この蓄積性蛍光体シートを一旦格納ゾーン
に格納することができる。これにより、蓄積性蛍光体シ
ートの放射線画像情報の読み取り処理が、簡単な構成
で、高精度かつ効率的に遂行可能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係る画像情報読取装置(走査装置)10の概略構成説
明図である。
【0013】画像情報読取装置10の前面(走査面)上
部には、走査部およびモニタの機能を有するタッチパネ
ル14が設けられ、このタッチパネル14の下方にカセ
ッテ16を着脱自在なカセッテ装填部18が設けられ
る。カセッテ16は、蓄積性蛍光体シート(シート体)
20を収容する筐体22と、この筐体22の開口部24
を開閉自在な蓋体26とを有し、カセッテ装填部18に
は、前記蓋体26を開閉するための図示しない開閉手段
が設けられている。
【0014】カセッテ装填部18の内部には、カセッテ
16内に収容されている蓄積性蛍光体シート20を取り
出すとともに、後述する読み取り処理および消去処理後
の前記蓄積性蛍光体シート20を該カセッテ16内に戻
す枚葉部28が設けられる。この枚葉部28は、図示し
ない負圧発生源に連通する複数の吸着盤30を備えてい
る。
【0015】枚葉部28の下方には、搬送部32を介し
て消去部34および読み取り部(走査部)36が配設さ
れる。この搬送部32は、互いに対をなす複数のローラ
対38を備えており、このローラ対38により構成され
る鉛直搬送路上に、消去部34を構成する複数の消去用
光源40が配置される。
【0016】読み取り部36は、蓄積性蛍光体シート2
0全体を搬送部32から離脱させて一旦格納する格納ゾ
ーン42と、前記蓄積性蛍光体シート20を前記搬送部
32から離脱した状態で副走査方向(矢印A方向または
矢印B方向)に搬送する副走査搬送手段44と、副走査
方向に搬送される前記蓄積性蛍光体シート20に対し主
走査方向(副走査方向と略直交する方向)にレーザ光L
を照射する光学系(光ビーム偏向走査手段)46と、こ
のレーザ光Lの照射によって蓄積性蛍光体シート20か
ら生ずる輝尽発光光を光電的に読み取る集光系48とを
備えている。
【0017】副走査搬送手段44は、互いに同期して回
転駆動される第1および第2ローラ対50、52を備え
る一方、集光系48は、蓄積性蛍光体シート20上のレ
ーザ光Lの走査位置に主走査線に沿って配置される光ガ
イド54と、この光ガイド54の上部に装着されるフォ
トマルチプライヤ56とを備える。
【0018】格納ゾーン42は、湾曲するガイド板58
を備えており、このガイド板58は、蓄積性蛍光体シー
ト20の搬送方向の長さに対応して寸法が設定されてい
る。ガイド板58の第1ローラ対50側の端部には、パ
ス切り替え路を構成する可動ガイド板60が揺動自在に
配置される。可動ガイド板60は、アクチュエータ、例
えば、ソレノイド62を介して揺動することにより、蓄
積性蛍光体シート20を格納ゾーン42と搬送路32と
に振り分け搬送可能である。
【0019】このように構成される画像情報読取装置1
0の動作について、第1の実施形態に係るシート体の走
査方法との関連で以下に説明する。
【0020】先ず、図示しない撮影装置により人体等の
被写体の放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シー
ト20は、カセッテ16内に遮光して収容された状態
で、画像情報読取装置10を構成するカセッテ装填部1
8にセットされる。このカセッテ16の装填時に、カセ
ッテ装填部18に設けられている図示しないロック解除
手段により前記カセッテ16の蓋体26が所定の角度位
置まで揺動され、開口部24が開放される。
【0021】次いで、枚葉部28の駆動作用下に吸着盤
30がカセッテ16内に移動され、この吸着盤30によ
り前記カセッテ16内の蓄積性蛍光体シート20が吸着
される。さらに、吸着盤30が、蓄積性蛍光体シート2
0を吸着保持した状態で、カセッテ16から搬送部32
側に移動することにより、この蓄積性蛍光体シート20
の先端が前記搬送部32を構成するローラ対38に挟持
される(図2参照)。
【0022】その際、吸着盤30による蓄積性蛍光体シ
ート20の吸着保持が解除される。これにより、蓄積性
蛍光体シート20が搬送部32に受け渡され、この搬送
部32の作用下に、前記蓄積性蛍光体シート20が、一
旦、消去部34を通過して読み取り部36に搬送され
る。
【0023】読み取り部36では、第1および第2ロー
ラ対50、52が同期して回転駆動されるため、蓄積性
蛍光体シート20は、この第1および第2ローラ対5
0、52を介して副走査方向(矢印A方向)に一旦搬送
される。そして、蓄積性蛍光体シート20の搬送方向後
端側が第1および第2ローラ対50、52に挟持される
と(図3参照)、前記第1および第2ローラ対50、5
2の回転が停止されるとともに、ソレノイド62が駆動
されて可動ガイド板60が、図3中、実線の位置から二
点鎖線の位置に揺動し、格納ゾーン42側のパスに切り
替えられる。
【0024】次に、図4に示すように、第1および第2
ローラ対50、52が逆方向に回転駆動され、これらに
挟持されている蓄積性蛍光体シート20が、可動ガイド
板60の案内作用下に格納ゾーン42を構成するガイド
板58に沿って搬送される。このため、蓄積性蛍光体シ
ート20は、搬送部32から完全に離脱して格納ゾーン
42に一旦格納されることになる。
【0025】そこで、第1および第2ローラ対50、5
2が再度正転されて、これらに挟持されている蓄積性蛍
光体シート20が、図5に示すように、副走査方向(矢
印A方向)に搬送される一方、光学系46が駆動されて
レーザ光Lが前記蓄積性蛍光体シート20上に主走査方
向に照射される。このため、蓄積性蛍光体シート20か
ら輝尽発光光が放出され、この輝尽発光光が光ガイド5
4からフォトマルチプライヤ56に導かれ、前記蓄積性
蛍光体シート20に蓄積記録されていた放射線画像情報
が光電的に読み取られる。
【0026】読み取り部36により放射線画像情報の読
み取り処理が施された後、ソレノイド62が滅勢されて
可動ガイド板60が上方に揺動する(図6参照)。従っ
て、蓄積性蛍光体シート20は、搬送部32を介して逆
方向に搬送され、鉛直上方向に移動する際に消去部34
に設けられた複数の消去用光源40を介して残存する放
射線画像情報の消去が行われる(図1参照)。そして、
蓄積性蛍光体シート20が枚葉部28を介してカセッテ
16内に送り込まれた後、このカセッテ16がカセッテ
装填部18から引き出される。その際、図示しない閉蓋
手段を介して蓋体26が筐体22側に閉動するため、カ
セッテ16は、開口部24が遮光された状態で画像情報
読取装置10から取り出される。
【0027】この場合、第1の実施形態では、読み取り
部36が搬送部32と独立して蓄積性蛍光体シート20
を一旦格納するための格納ゾーン42に設けられてい
る。このため、蓄積性蛍光体シート20は、搬送部32
から格納ゾーン42に一旦格納された後、副走査搬送手
段44を構成する第1および第2ローラ対50、52の
みに挟持されて矢印A方向に副走査搬送される。従っ
て、搬送部32から、直接、副走査搬送手段44に蓄積
性蛍光体シート20を受け渡してこの蓄積性蛍光体シー
ト20の2次元走査処理を行う構造とは異なり、前記搬
送部32を構成するローラ対38のニップ解除を行う比
較的高価なニップ解除機構が不要となって、経済的であ
るという効果が得られる。
【0028】しかも、ガイド板58を備えた格納ゾーン
42と、ソレノイド62によりパスを切り替える可動ガ
イド板60とを備えるだけでよく、構造の簡素化が容易
に可能になる。さらに、蓄積性蛍光体シート20は、副
走査搬送手段44のみにより副走査搬送されるため、こ
の蓄積性蛍光体シート20に記録されている放射線画像
情報の読み取り処理が高精度に遂行される。
【0029】なお、第1の実施形態では、搬送部32を
介して搬送される蓄積性蛍光体シート20が、副走査搬
送手段44を介して一旦矢印A方向に移送された後、こ
の副走査搬送手段44が逆方向に駆動されることにより
格納ゾーン42に格納される。格納ゾーン42に配置さ
れた蓄積性蛍光体シート20は、さらに副走査搬送手段
44を介して副走査方向に搬送されながらレーザ光Lの
照射により読み取り処理を施されている(図3乃至図5
参照)。
【0030】これに対し、図3に示すように、蓄積性蛍
光体シート20を搬送部32から完全に離脱させた後、
この蓄積性蛍光体シート20を副走査搬送手段44のみ
により矢印B方向に搬送(副走査搬送)しながら、レー
ザ光Lの照射を行って前記蓄積性蛍光体シート20の読
み取り処理を施すようにしてもよい(図7参照)。
【0031】図8は、本発明の第2の実施形態に係る画
像情報読取装置(走査装置)80の概略構成説明図であ
る。なお、第1の実施形態に係る画像情報読取装置10
と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳
細な説明は省略する。
【0032】画像情報読取装置80は、読み取り部(走
査部)82を備え、この読み取り部82が格納ゾーン8
4を有している。格納ゾーン84は、搬送部32の外側
に設けられるとともに、蓄積性蛍光体シート20の全長
を収容可能な寸法に設定されている。搬送部32は、蓄
積性蛍光体シート20をこの搬送部32と格納ゾーン8
4とに振り分け搬送するためのパス切り替え路である可
動ガイド板86を揺動自在に設けており、この可動ガイ
ド板86は、アクチュエータ、例えば、ソレノイド88
により揺動される。
【0033】このように構成される画像情報読取装置8
0では、第1の実施形態に係る画像情報読取装置10と
同様に、搬送部32を介してカセッテ16から搬送され
てくる蓄積性蛍光体シート20が、副走査搬送手段44
の作用下に矢印A方向に搬送される。次いで、可動ガイ
ド板86がソレノイド88の作用下に二点鎖線の位置か
ら実線の位置に揺動した後、副走査搬送手段44が逆方
向に回転駆動されることにより、蓄積性蛍光体シート2
0が格納ゾーン84に一旦格納される。
【0034】そこで、蓄積性蛍光体シート20は、副走
査搬送手段44を構成する第1および第2ローラ対5
0、52の駆動作用下に矢印A方向に副走査搬送されな
がら、レーザ光Lが主走査方向に照射され、該蓄積性蛍
光体シート20の放射線画像情報の読み取り処理が遂行
される。
【0035】このように、第2の実施形態では、蓄積性
蛍光体シート20が一旦格納ゾーン84に格納されるた
め、この蓄積性蛍光体シート20を搬送部32から完全
に離脱させた状態で、副走査搬送手段44のみで挟持し
て副走査搬送することができる。これにより、搬送部3
2を構成するローラ対38のニップ解除を行うための構
造が不要になる等、第1の実施形態と同様の効果が得ら
れる。
【0036】図9は、本発明の第3の実施形態に係る画
像情報読取装置(走査装置)100の概略構成説明図で
ある。なお、第1の実施形態に係る画像情報読取装置1
0と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その
詳細な説明は省略する。
【0037】画像情報読取装置100は、下部側にカセ
ッテ装填部18aおよび枚葉部28aを設けており、搬
送部32aは、前記カセッテ装填部18aに装填されて
いるカセッテ16から取り出される蓄積性蛍光体シート
20を上方に配置されている読み取り部(走査部)10
2に搬送する。
【0038】読み取り部102は、格納ゾーン104を
備えており、この格納ゾーン104は、上方に向かって
湾曲する形状に設定されている。格納ゾーン104の端
部には、蓄積性蛍光体シート20を搬送部32aとこの
格納ゾーン104とに振り分け搬送可能な可動ガイド板
106が、図示しないアクチュエータを介して揺動自在
に配置されている。
【0039】このように構成される画像情報読取装置1
00では、可動ガイド板106の揺動作用下に蓄積性蛍
光体シート20が一旦格納ゾーン104に格納された
後、副走査搬送手段44のみに挟持されて副走査方向
(矢印A方向)に搬送されながら、レーザ光Lの照射に
よって放射線画像情報の読み取り処理が行われる。従っ
て、搬送部32aを構成するローラ対38のニップ解除
機構が容易になり、コストダウンが図られる等、第1お
よび第2の実施形態と同様の効果が得られる。
【0040】なお、第2および第3の実施形態では、格
納ゾーン84、104に一旦蓄積性蛍光体シート20を
格納した後、前記蓄積性蛍光体シート20を副走査搬送
手段44の作用下に副走査搬送しながら放射線画像情報
の読み取り処理を行っているが、第1の実施形態で説明
したように、蓄積性蛍光体シート20を前記格納ゾーン
84、104に搬送する際に放射線画像情報の読み取り
処理を行うようにしてもよい。
【0041】また、第1乃至第3実施形態では、蓄積性
蛍光体シート20の読み取り処理および消去処理を行う
画像情報読取装置10、80および100を用いて説明
したが、この画像情報読取装置10、80および100
に代替して、写真フイルムに放射線画像情報を記録再生
する画像情報再生装置を用いても、同様の効果が得られ
る。
【0042】
【発明の効果】本発明に係るシート体の走査方法および
装置では、シート体全体を搬送部から離脱させて一旦格
納する格納ゾーンが走査部に設けられるため、前記シー
ト体を前記搬送部から完全に離脱させた状態で副走査搬
送することができる。このため、シート体を副走査方向
に搬送する際に、搬送部をこのシート体から離脱させる
ための解除機構を設ける必要がなく、構成の簡素化を図
るとともに、コストダウンが容易に遂行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る画像情報読取装
置の概略構成説明図である。
【図2】前記画像情報読取装置内でカセッテから蓄積性
蛍光体シートを取り出す際の動作説明図である。
【図3】前記蓄積性蛍光体シートを副走査搬送手段で一
旦搬送する際の動作説明図である。
【図4】前記蓄積性蛍光体シートを格納ゾーンに格納す
る際の動作説明図である。
【図5】前記蓄積性蛍光体シートに読み取り処理を施す
際の動作説明図である。
【図6】読み取り処理が終了した後の前記蓄積性蛍光体
シートを搬送部に送り出す際の動作説明図である。
【図7】前記蓄積性蛍光体シートを前記格納ゾーンに搬
送する際に行われる読み取り処理の動作説明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る画像情報読取装
置の概略構成説明図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係る画像情報読取装
置の概略構成説明図である。
【符号の説明】
10、80、100…画像情報読取装置 16…カセッテ 18、18a…カ
セッテ装填部 20…蓄積性蛍光体シート 28、28a…枚
葉部 32、32a…搬送部 34…消去部 36、82、102…読み取り部 38、50、52
…ローラ対 42、84、104…格納ゾーン 44…副走査搬送
手段 46…光学系 48…集光系 58…ガイド板 60、86、10
6…可動ガイド板 62、88…ソレノイド

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置内で搬送部を介してシート体を搬送す
    る工程と、 前記シート体全体を前記搬送部から離脱させて走査部を
    構成する格納ゾーンに格納する工程と、 前記格納ゾーンに配置された前記シート体を、前記搬送
    部から離脱した状態で1次元偏向された光ビームの照射
    方向と略直交する副走査方向に搬送しながら、該シート
    体に前記光ビームを照射して2次元走査処理を施す工程
    と、 前記走査処理後の前記シート体を前記搬送部に受け渡す
    工程と、 を有することを特徴とするシート体の走査方法。
  2. 【請求項2】装置内で搬送部を介してシート体を搬送す
    る工程と、 前記シート体全体を前記搬送部から離脱させた後、前記
    シート体を走査部を構成する格納ゾーンに向かって1次
    元偏向された光ビームの照射方向と略直交する副走査方
    向に搬送しながら、該シート体に前記光ビームを照射し
    て2次元走査処理を施す工程と、 前記走査処理後の前記シート体を、前記格納ゾーンから
    前記搬送部に受け渡す工程と、 を有することを特徴とするシート体の走査方法。
  3. 【請求項3】シート体を装置内で搬送する搬送部と、 前記シート体に光ビームを照射して該シート体に2次元
    走査処理を施す走査部と、 を備え、 前記走査部は、前記シート体全体を前記搬送部から離脱
    させて一旦格納する格納ゾーンと、 前記シート体が前記搬送部から離脱した状態で、1次元
    偏向された光ビームを該シート体に照射する光ビーム偏
    向走査手段と、 前記シート体を前記光ビームの照射方向と略直交する副
    走査方向に搬送する副走査搬送手段と、 を備えることを特徴とするシート体の走査装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載の走査装置において、前記搬
    送部は、前記シート体を挟持して搬送するローラ対を備
    えることを特徴とするシート体の走査装置。
  5. 【請求項5】請求項3または4記載の走査装置におい
    て、前記シート体を前記搬送部と前記格納ゾーンとに振
    り分け搬送するためのパス切り替え路を備えることを特
    徴とするシート体の走査装置。
  6. 【請求項6】請求項3乃至5のいずれか1項に記載の走
    査装置において、前記シート体は蓄積性蛍光体シートで
    あることを特徴とするシート体の走査装置。
JP08041099A 1999-03-24 1999-03-24 シート体の走査方法および装置 Expired - Lifetime JP3782899B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08041099A JP3782899B2 (ja) 1999-03-24 1999-03-24 シート体の走査方法および装置
US09/533,677 US6381000B1 (en) 1999-03-24 2000-03-23 Method of and apparatus for scanning sheet

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08041099A JP3782899B2 (ja) 1999-03-24 1999-03-24 シート体の走査方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000278481A true JP2000278481A (ja) 2000-10-06
JP3782899B2 JP3782899B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=13717535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08041099A Expired - Lifetime JP3782899B2 (ja) 1999-03-24 1999-03-24 シート体の走査方法および装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6381000B1 (ja)
JP (1) JP3782899B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6505413B2 (en) * 2000-10-03 2003-01-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Position adjusting mechanism and image scanning apparatus with such position adjusting mechanism
US6969619B1 (en) 2003-02-18 2005-11-29 Novellus Systems, Inc. Full spectrum endpoint detection
DE102013001600A1 (de) * 2013-01-30 2014-07-31 Balluff STM GmbH Prüfverfahren und -Vorrichtung für Oberflächen

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4745490A (en) * 1983-08-26 1988-05-17 Canon Kabushiki Kaisha Image recording apparatus with multiple image recording means
US6281980B1 (en) * 1997-03-07 2001-08-28 Ricoh Company, Ltd. Multifunctional image processing for preventing printer interruption
JP3680510B2 (ja) * 1997-08-08 2005-08-10 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 原稿搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6381000B1 (en) 2002-04-30
JP3782899B2 (ja) 2006-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0687118B2 (ja) 放射線画像情報記録読取装置
JPS62178945A (ja) 放射線画像情報読取装置
JPS62215260A (ja) 放射線画像情報読取装置
JPH0829863B2 (ja) シート体搬送位置決め方法およびその機構
JP2000278481A (ja) シート体の走査方法および装置
JPH04104135A (ja) 放射線画像読取装置
US6300646B1 (en) Sheet-like member processing apparatus and method of handling sheet-like member
JP2000169011A (ja) 画像記録坦体用搬送装置
JPH11314802A (ja) シート体の幅寄せ方法および装置
JP2000275763A (ja) 蓄積性蛍光体シート用カセッテおよびそのid認識構造
JP2000284386A (ja) 蓄積性蛍光体シートの処理方法
JP2001242567A (ja) シート状記録媒体の走査装置
JP2000122194A (ja) 放射線画像情報読取装置
JP4165853B2 (ja) シート体用副走査搬送装置の制御方法
JPH11338080A (ja) 画像情報読取装置
JPH0690409B2 (ja) 放射線画像情報読取装置
JP3848489B2 (ja) シート体の幅寄せ装置
JPS63259548A (ja) 画像記録担体用カセツテ
JPH0968765A (ja) 放射線画像読取装置
JPH0670701B2 (ja) 放射線画像情報読取方法および装置
JPH112874A (ja) 放射線画像読取装置
JP2002111981A (ja) シート状記録媒体の走査装置
JPH0968766A (ja) 放射線画像読取装置
JPS63259549A (ja) 画像記録担体用カセツテ
JPH04320247A (ja) 放射線画像情報読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040813

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050425

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090317

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100317

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110317

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120317

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130317

Year of fee payment: 7