JP2000326103A - 棒材供給機のフィードパイプ - Google Patents

棒材供給機のフィードパイプ

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JP2000326103A JP11136223A JP13622399A JP2000326103A JP 2000326103 A JP2000326103 A JP 2000326103A JP 11136223 A JP11136223 A JP 11136223A JP 13622399 A JP13622399 A JP 13622399A JP 2000326103 A JP2000326103 A JP 2000326103A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 棒材供給機のフィードパイプで偏心加工中の
棒材を支持することによる振動の発生を防止する。 【解決手段】 旋盤の主軸における回転中心線の延長線
上で移動可能にフィードロッドを設ける。フィードロッ
ドの先端に軸受21a,21bを介して支持軸22を回
転可能に連結する。支持軸22の先端に棒材の後端を把
持するフィンガーチャック23を設ける。支持軸22に
は軸継手36を設け、軸継手36内には、フィンガーチ
ャック23のその半径方向Cでの遊動を許容する隙間3
7を設ける。隙間37は旋盤の主軸の回転中心線に対す
る主軸チャックの中心線の偏心量に対応するように設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、棒材供給機におけ
るフィードパイプに関する。
【0002】
【従来の技術】長尺の棒材を主軸移動型の旋盤により加
工する場合、棒材供給機で棒材の後端側を支持する。旋
盤の主軸台はその主軸チャックで棒材を把持して往復運
動を行い、主軸と共に回転する棒材の先端側を旋盤の刃
物台上の刃物が切削する。この旋盤による切削の間、棒
材供給機におけるフィードパイプはそのフィンガーチャ
ックで棒材の後端を掴んだまま旋盤の主軸台の動きに追
従し、棒材の振れ回りを防止する。
【0003】従来のフィードパイプは、図6に示すよう
に、旋盤の主軸における回転中心線の延長線上で往復運
動を行うフィードロッド1と、フィードロッド1の先端
にラジアル軸受2及びスラスト軸受3を介して回転可能
に連結された支持軸4と、支持軸4の先端に固定された
棒材(図2参照)の後端を把持するフィンガーチャック
5とを具備する。棒材の先端側を主軸チャックで掴んだ
主軸(図2参照)が回転するとフィンガーチャック5は
棒材及び支持軸4と共にフィードロッド1に支えられつ
つ回転し、また主軸が往復移動すると棒材、フィンガー
チャック5、支持軸4及びフィードロッド1は一体にな
って主軸に追従した往復移動を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、加
工品の種類によっては旋盤の主軸6の回転中心線6aに
対し主軸チャック7の中心線7aを所定の偏心量Eだけ
偏心させた上で棒材8を切削しなければならない場合が
ある。その場合図7中左方向に配置された棒材供給機の
フィンガーチャック5(図6参照)は主軸6の回転中心
線6a上で棒材8の後端を把持したまま棒材8と共に回
転することから、棒材8は振れ回りすることになる。こ
のように棒材8が振れ回りすると棒材8やフィードパイ
プに振動が発生し、適正な加工を行うことができなくな
る。
【0005】本発明は、棒材に対し偏心加工を行う場合
においても振動の発生を防止することができるフィード
パイプを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、棒材(8)を加工する旋盤
(9)の主軸(6)における回転中心線(6a)の延長
線上で移動可能なフィードロッド(20)と、該フィー
ドロッド(20)の先端に軸受(21a,21b)を介
して回転可能に連結された支持軸(22)と、該支持軸
(22)の先端に設けられた棒材(8)の後端を把持す
るフィンガーチャック(23)とを具備した棒材供給機
のフィードパイプ(19)において、上記支持軸(2
2)には軸継手(36)が設けられ、該軸継手(36)
内には、上記フィンガーチャック(23)のその半径方
向(C)での遊動を許容する隙間(37)が、上記旋盤
(9)の主軸(6)の回転中心線(6a)に対する主軸
チャック(7)の中心線(7a)の偏心量(E)に対応
するように設けられた棒材供給機(10)のフィードパ
イプ(19)を採用する。
【0007】また、請求項2に係る発明は、上記軸継手
(36)は、雄軸部(38)と、該雄軸部(38)に上
記隙間(37)を介して被さる雌軸部(39)と、上記
雄軸部(38)と雌軸部(39)との間に掛け渡される
回り止めピン(40)とを具備した請求項1に記載の棒
材供給機のフィードパイプを採用する。
【0008】また、請求項3に係る発明は、上記軸継手
(36)は上記フィンガーチャック(23)をその半径
方向(C)に遊動させる案内面(38c,38b,41
a,43a)を有している請求項1又は請求項2に記載
の棒材供給機のフィードパイプを採用する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。
【0010】図1及び図2に示すように、長尺の棒材8
を加工する旋盤9には棒材8を振れ回りしないように支
持するための棒材供給機10が設けられる。
【0011】旋盤9としては各種のものを用いることが
できるが、図1及び図2に示すものは主軸移動型の旋盤
である。すなわち、この旋盤9の主軸台11は主軸6を
保持してベッド12上を矢印方向Aへの前進と矢印方向
Bへの後退とが可能であり、主軸6上の主軸チャック7
により棒材8を把持して刃物13の方に送ったり刃物1
3から離したりする。
【0012】なお、図2中符号14は主軸台11の近傍
に設けられた棒材8の停止位置を規制するストッパ用刃
物を示している。棒材供給機10は棒材8の先端部から
製品が切り離されると棒材8を主軸6の方に送り込み、
棒材8の先端はこのストッパ用刃物14に当たって停止
する。
【0013】棒材供給機10は、旋盤9の本体とは別体
のフレーム15を有している。このフレーム15の前方
には操作パネル16が設けられ、この操作パネル16の
一部にキーボード17が設けられている。フレーム15
の下面にはコントロールボックス18が配置され、この
コントロールボックス18によって棒材8の送り状態が
コントロールされる。
【0014】棒材供給機10はそのフレーム15内に棒
材8の後端を保持するフィードパイプ19を備えてい
る。図3及び図4に示すように、フィードパイプ19は
フレーム15内で移動可能なフィードロッド20と、フ
ィードロッド20の先端に軸受21a,21bを介して
回転可能に連結された支持軸22と、支持軸22の先端
に設けられた棒材8の後端を把持するフィンガーチャッ
ク23とを具備しており、フィードロッド20の軸芯
と、支持軸22及びフィンガーチャック23の回転中心
線は主軸6の回転中心線6a(図7参照)の延長線上に
置かれる。
【0015】フィードロッド20は中実丸棒であり、そ
の先端に軸受ケーシング24が固定されている。軸受ケ
ーシング24内にはラジアル軸受21aを介し支持軸2
2が挿入されている。また、支持軸22上には軸受ケー
シング24をその内外から挟むようにスラスト軸受21
bが嵌め込まれている。支持軸22はラジアル軸受21
a及びスラスト軸受21bを介することによりフィード
ロッド20の先端で回転自在である。
【0016】フィードパイプ19は無端チェーン、モー
タ等からなる駆動部により駆動される。即ち、図2に示
すように、フィードロッド20の後端はフレーム15
(図1参照)に沿って滑動する受け部材25a,25b
を介して無端チェーン26に連結される。無端チェーン
26はその前方及び後方において夫々プーリ27,28
に巻回される。後方のプーリ28は無端チェーン26を
介しフィードパイプ19を矢印方向Aに前進させるため
の前進用モータ29に連結され、前方のプーリ27はフ
ィードパイプ19を矢印方向Aに前進させ、又は矢印方
向Bに後退させるための制御モータ30に連結される。
制御モータ30としては、パルスモータ又はサーボモー
タを用いることができる。
【0017】主軸台11の傍らにはその移動方向に沿っ
て無端状のタイミングベルト31が張設される。タイミ
ングベルト31は主軸台11に連結され、タイミングベ
ルト31を支えるプーリ32,33のいずれかのシャフ
トには主軸台11の前進及び後退を検出するエンコーダ
よりなる検出器34が連結される。検出器34からの出
力信号は制御部35により処理され制御モータ30に出
力される。
【0018】制御部35は、検出器34からのパルス信
号を処理し所定の信号として制御モータ30に出力し制
御モータ30を作動させる。これにより、主軸台11の
前進又は後退時にはその移動に同期してフィードパイプ
19も移動することとなる。
【0019】旋盤9の主軸チャック7の中心線7aが主
軸6の回転中心線6aに合致する場合は棒材8の中心軸
に合致する中心軸を有した製品を加工することができる
が、図7に示したように主軸チャック7の中心線7aを
主軸6の回転中心線6aから所定の偏心量Eだけずらせ
て加工する場合は棒材8の中心軸が前後端で食い違うこ
とになり、棒材8やフィードパイプ19に振動が発生す
るおそれがある。
【0020】これを防止するため、図4及び図5に示す
ように、フィードパイプ19の支持軸22には任意の半
径方向Cに遊びを有する軸継手36が設けられている。
遊びは軸継手36内にフィンガーチャック23のその半
径方向Cでの遊動を許容する隙間37が形成されること
によって与えられる。隙間37は旋盤9の主軸6の回転
中心線6aに対する主軸チャック7の中心線7aの偏心
量Eに対応する大きさで設けられる。この偏心量は例え
ば0.3mmとされる。隙間37の幅は偏心量Eに等し
いか又は偏心量Eよりも大きい。
【0021】軸継手36は、雄軸部38と、雄軸部38
に上記隙間37を介して被さる雌軸部39と、雄軸部3
8と雌軸部39との間に掛け渡される回り止めピン40
とを具備している。
【0022】雄軸部38は支持軸22の先端に大径軸部
として形成され、平滑外周面38aと前後の端面38
b,38cとを有する。
【0023】雌軸部39は雄軸部38にその後方より被
さるキャップ41と、フィンガーチャック23をキャッ
プ41の前端に結合するための連結具42とを備える。
キャップ41はその後端に雄軸部38の後端面38cに
接する内端面41aを有し、その内周面上には雄軸部3
8の円筒状の平滑外周面38aに対応する円筒状の平滑
内周面41bと連結具42の後部ネジ軸43が螺合する
雌ネジ41cとを有する。連結具42の後部ネジ軸43
をキャップ41の雌ネジ41cに螺合させることで雄軸
部38を後部ネジ軸43とキャップ41の後端部とで前
後から挟持することができる。連結具42は後部ネジ軸
43と反対側に前部ネジ軸44を有しており、前部ネジ
軸44にフィンガーチャック23の後部が螺合してい
る。キャップ41の円筒状の平滑内周面41bは雄軸部
38の円筒状の平滑外周面38aよりも大径に形成され
ることにより、両面41b,38a間に上記隙間37が
全周に亘って設けられ、その結果フィンガーチャック2
3はその任意の半径方向Cでの遊動を許容される。
【0024】回り止めピン40はキャップ41の平滑内
周面41bに対応する個所に穿設された小孔45に挿入
され、雄軸部38の平滑外周面38a上に螺合してい
る。このため、フィンガーチャック23は支持軸22と
共回り可能である。
【0025】また、上記軸継手36はフィンガーチャッ
ク23をその任意の半径方向Cに遊動させる案内面を有
している。すなわち、雄軸部38の前後端面38b,3
8cは夫々平滑面とされ、これら前後端面38b,38
cに後部ネジ軸43の平滑な後端面43aとキャップ4
1の後端部の平滑な内端面41aが夫々接触している。
このため、フィンガーチャック23はその回転中心線を
支持軸22の回転中心線に平行にしたままその半径方向
Cに遊動可能である。この遊動を円滑化するため雄軸部
38の前端面38b又は後部ネジ軸43の後端面43a
にはグリス等の潤滑油の貯留孔46が形成されている。
フィンガーチャック23の遊動に伴い潤滑油が貯留孔4
6内から両端面38b,43a間に入り込み両端面38
b,43a間の摩擦を低減する。
【0026】次に、以上のような棒材供給機の作用につ
いて旋盤の作用と共に説明する。
【0027】図7に示すような偏心加工を行う場合、旋
盤9の主軸チャック7はその中心線7aが主軸6の回転
中心線6aから所定の偏心量Eだけずれるように主軸6
に取り付けられる。この偏心加工に用いられる棒材8は
例えば直径が12mmφ、長さ3mの丸棒であり、加工
すべき偏心量は例えば0.3mmである。
【0028】棒材供給機10の前進用モータ29の駆動
によりフィードパイプ19はその先に供給された棒材8
の後端に当たり棒材8をストッパ用刃物14の方へと押
して行く。このとき主軸チャック7は開いている。棒材
8の先端が主軸6を貫通してストッパ用刃物14に当た
ると、棒材8の後端はフィンガーチャック23内に入り
込む。このフィンガーチャック23に把持された棒材8
の前部分を主軸チャック7が掴む。
【0029】棒材8の前部分を主軸チャック7が掴んで
固定した後、前進用モータ29の電源がOFFにされ、
制御モータ30の電源がONにされることで加工が開始
される。加工に先立ち主軸6が回転してストッパ用刃物
14により棒材8の先端を少しばかり切り落として平滑
面にする。
【0030】この後、主軸台11は棒材8を回転させつ
つ自ら矢印方向A,Bに往復移動して棒材8を刃物13
で切削する。主軸台11上の主軸6の回転数は例えば4
000rpmである。主軸6が回転すると棒材8及びフ
ィンガーチャック23も一体で回転し、フィンガーチャ
ック23の回転は軸継手36の雌軸部39、回り止めピ
ン40及び雄軸部38を通じて支持軸22に伝達され
る。支持軸22はフィードロッド20に保持された状態
で回転するので、棒材8はフィードロッド20と主軸チ
ャック7との間に掛け渡された状態で安定的に回転す
る。
【0031】また、図7に示すように、棒材8を把持し
た主軸チャック7の中心線7aは主軸6の回転中心線6
aから所定の偏心量Eだけ偏心しているので、主軸6が
回転すると棒材8は主軸6と一体で回転すると同時に主
軸6の回転中心線6aの回りで半径Eの旋回運動をする
ことになる。しかし、軸継手36における雌軸部39と
雄軸部38との間にはフィンガーチャック23のその半
径方向Cでの遊動を許容する隙間37が設けられ、この
隙間37は主軸6の回転中心線6aに対する主軸チャッ
ク7の中心線7aの偏心量Eに対応するような大きさと
されていることから、フィンガーチャック23は支持軸
22と共回りしつつ上記棒材8の旋回運動と同じ運動を
行うことができる。従って、加工中にフィードパイプ1
9や棒材8に振動が発生しないようにすることができ
る。
【0032】一方、加工中における主軸台11の矢印方
向Aへの前進は検知器34により検知され、検知器34
から制御部35に信号が出力される。制御部35はその
出力信号を処理し、制御モータ30を動作させ、フィー
ドパイプ19を主軸台11に追従させる。また、刃物1
3による加工中に主軸台11が矢印方向Bに後退すると
きは、検知器34がその後退を検知し、信号を出力す
る。制御部35はこの信号を受けて制御モータ30を逆
転させる。このため、フィードパイプ19は主軸台11
の後退と同期的に後退し、主軸台11とフィードパイプ
19との間で棒材8が引張作用や圧縮作用を受けるのが
防止される。
【0033】上記のように主軸台11が往復動して棒材
8に対する一定長さの加工が終了すると、ストッパ用刃
物14が製品部分を棒材8から切り離す。次に、主軸チ
ャック7が開き、主軸台11が矢印方向Bに後退する。
その際、前進用モータ29が駆動し、弱い前進用トルク
を棒材8の方に加える。このため、主軸台11の後退に
もかかわらず棒材8はその先端がストッパ用刃物14に
当たった状態で定位置に止まり、次回加工されるべき一
定長さ分だけ主軸チャック7の前方に突出する。この
後、主軸チャック7が棒材8をチャッキングし、次の加
工が開始される。
【0034】
【発明の効果】請求項1に係る本発明によれば、フィー
ドパイプにおける支持軸に軸継手を設け、軸継手内にフ
ィンガーチャックのその半径方向での遊動を許容する隙
間を設け、この隙間を旋盤の主軸の回転中心線に対する
主軸チャックの中心線の偏心量に対応するように形成し
たことから、棒材に対し偏心加工を行う場合においても
振動の発生を防止し、精度良く加工することができる。
【0035】請求項2に係る発明によれば、雄軸部と、
雄軸部に隙間を介して被さる雌軸部と、雄軸部と雌軸部
との間に掛け渡される回り止めピンとで軸継手を形成し
たので、軸継手の組み立て及び分解を簡易に行うことが
できる。
【0036】請求項3に係る発明によれば、フィンガー
チャックをその半径方向に遊動させる案内面を軸継手に
設けたことから、フィンガーチャックを支持軸に垂直な
向きに遊動させることができる。従って、棒材の振れ回
りをより適正に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフィードパイプを備えた棒材供給
機を旋盤と共に示す立面図である。
【図2】図1に対応する概念図である。
【図3】本発明に係るフィードパイプの平面図である。
【図4】図3に示すフィードパイプの水平断面図であ
る。
【図5】図3に示すフィードパイプの要部の拡大図であ
る。
【図6】従来のフィードパイプの水平断面図である。
【図7】偏心加工の説明図である。
【符号の説明】 6…主軸 6a…主軸の回転中心線 7…主軸チャック 7a…主軸チャックの中心線 8…棒材 9…旋盤、 10…棒材供給機 19…フィードパイプ 20…フィードロッド 21a,21b…軸受 22…支持軸 23…フィンガーチャック 36…軸継手 37…隙間 38…雄軸部 38b…前端面 38c…後端面 39…雌軸部 40…回り止めピン 41a…内端面 43a…後端面 C…フィンガーチャックの半径方向 E…偏心量

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒材を加工する旋盤の主軸における回転
    中心線の延長線上で移動可能なフィードロッドと、該フ
    ィードロッドの先端に軸受を介して回転可能に連結され
    た支持軸と、該支持軸の先端に設けられた棒材の後端を
    把持するフィンガーチャックとを具備した棒材供給機の
    フィードパイプにおいて、上記支持軸には軸継手が設け
    られ、該軸継手内には、上記フィンガーチャックのその
    半径方向での遊動を許容する隙間が、上記旋盤の主軸の
    回転中心線に対する主軸チャックの中心線の偏心量に対
    応するように設けられたことを特徴とする棒材供給機の
    フィードパイプ。
  2. 【請求項2】 上記軸継手は、雄軸部と、該雄軸部に上
    記隙間を介して被さる雌軸部と、上記雄軸部と雌軸部と
    の間に掛け渡される回り止めピンとを具備したことを特
    徴とする請求項1に記載の棒材供給機のフィードパイ
    プ。
  3. 【請求項3】 上記軸継手は上記フィンガーチャックを
    その半径方向に遊動させる案内面を有していることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の棒材供給機のフ
    ィードパイプ。
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