JP2000324844A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JP2000324844A
JP2000324844A JP11134969A JP13496999A JP2000324844A JP 2000324844 A JP2000324844 A JP 2000324844A JP 11134969 A JP11134969 A JP 11134969A JP 13496999 A JP13496999 A JP 13496999A JP 2000324844 A JP2000324844 A JP 2000324844A
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capacitor
parallel
circuit
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power supply
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Minoru Maehara
稔 前原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複雑な制御を必要としない簡単な回路で電源電
圧振幅に反比例する出力のリップルを低減可能なインバ
ータ装置を提供する。 【解決手段】交流電源Vsを整流する整流器DBの出力
にインバータの共振用コンデンサを並列接続して入力電
流を引き込むようにしたインバータ装置において、整流
器DBの出力に並列接続されるコンデンサをC3とC2
に分割し、インバータ負荷回路への電源として作用する
コンデンサC2については、ピーク値を略一定となるよ
うに制限して負荷電流のリップル成分を抑制し、チョッ
パー作用を兼ねるインダクタL1と共に直列共振回路を
構成するコンデンサC3については、高周波の電圧振幅
が大きく発生するようにして、入力電流を引き込むよう
にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流電源を整流平
滑した直流電圧を高周波電圧に変換して負荷に供給する
インバータ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来例の回路図である。コンデン
サC1はインバータへ直流電圧Vdcを供給する比較的
大容量の電解コンデンサである。コンデンサC1の両端
にはスイッチング素子Q1,Q2の直列回路が接続され
ている。スイッチング素子Q1,Q2はMOSFETで
あり、各々には逆並列に内蔵ダイオードが存在する。ス
イッチング素子Q2の両端には、インバータ負荷回路と
コンデンサC3からなる直列共振回路が接続されてい
る。インバータ負荷回路はインダクタL2とコンデンサ
C4の直列共振回路と、コンデンサC4に並列接続され
た負荷1から成る。負荷1には直流成分カット用のコン
デンサC6が直列に接続されている。コンデンサC1、
スイッチング素子Q1,Q2、インバータ負荷回路、コ
ンデンサC3はハーフブリッジインバータを構成してい
る。さらに、インバータ負荷回路に並列にインダクタL
1を接続され、ローパスフィルタの作用をする。コンデ
ンサC3には交流電源Vsを整流する全波整流器DBの
直流出力端が接続される。
【0003】この回路は、特開平10−285946号
に開示された回路と類似しており、リーケージトランス
を等価的なインダクタL1,L2に置き換えたもので、
実質的に動作は同じものである。スイッチング素子Q
1,Q2は交互にオン・オフ駆動され、インバータ負荷
回路及びインダクタL1に高周波電圧を供給する。スイ
ッチング素子Q1,Q2のオン・オフ動作によって、コ
ンデンサC3には高周波電圧が発生し、コンデンサC3
の電圧Vc3が交流電源Vsの電圧の瞬時値より低くな
った時点からインダクタL1を介して入力電流が流れ
る。具体的には、スイッチング素子Q2がオンすると、
コンデンサC3→インダクタL1とインバータ負荷回路
→スイッチング素子Q2→コンデンサC3の経路で電流
が流れる。このとき、コンデンサC3の電圧は次第に下
がり、交流電源Vsの電圧以下になると、全波整流器D
B→インダクタL1とインバータ負荷回路→スイッチン
グ素子Q2→全波整流器DBの経路で電流が流れる。た
だし、インダクタL1とインバータ負荷回路のインピー
ダンスの関係で、低周波成分は優先的にインダクタL1
に流れ、高周波成分がインバータ負荷回路を流れる。こ
れはインダクタL1をエネルギー蓄積要素とする昇圧チ
ョッパとしても作用していることになる。即ち、ハーフ
ブリッジインバータの負荷回路と並列のインダクタL1
を昇圧チョッパのインダクタンス成分として兼用してい
る。これにより、小型で簡単な回路で高力率、低入力電
流高調波を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来例におい
て、コンデンサC3はスイッチング周期の間に電荷が充
放電するように十分小さな容量が選ばれる。一方、コン
デンサC3は整流器DBの直流出力端に並列に接続され
ており、その電圧波形の包絡線は電源電圧の影響を受
け、図8に示すように、電源電圧Vinが低いとき、コ
ンデンサC3の電圧Vc3の高周波的な振幅は大きく、
電源電圧Vinが高いとき、コンデンサC3の電圧Vc
3の高周波的な振幅は小さくなる。このコンデンサC3
は、ハーフブリッジインバータの共振系に直列に接続さ
れているので、負荷1への出力波形にも影響を与え、図
8に示すように、負荷電流i1は、電源電圧Vinに反
比例したような振幅を持った出力となる。このため、ク
レストファクタが大となり、定格出力を得るのに大きな
電流を流す必要があり、回路効率の悪化を招いたり、効
率改善のために回路部品として、電流容量の大きな大型
部品を使用する必要があるなどの問題がある。特に負荷
が放電灯の場合にはクレストファクタが大きいと、場合
によってはランプ寿命の悪化を招くことがある。このた
め、出力リップルを減少させるために、電源電圧の高い
期間に出力を増すようにインバータ周波数を変化させる
などの変調制御を行うことが考えられるが、制御回路が
複雑になるなどの問題がやはりある。
【0005】本発明の解決しようとする課題は、このよ
うな従来例の欠点を解決することであり、具体的には、
複雑な制御を使用しない簡単な回路でありながら、電源
電圧振幅に反比例する出力のリップルを低減可能なイン
バータ装置を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインバータ装置
にあっては、上記の課題を解決するために、図1〜図6
に示すように、交流電源Vsの交流出力を整流する整流
器DBと、平滑用の第1のコンデンサC1と、第1のコ
ンデンサC1と並列に接続されるとともに高周波で交互
にオン・オフされる第1及び第2のスイッチング素子Q
1,Q2の直列回路と、第1及び第2のスイッチング素
子Q1,Q2とそれぞれ逆並列に接続される第1及び第
2のダイオードと、整流器DBの両端に並列的に接続さ
れる第2、第3のコンデンサC2,C3から成る容量手
段と、前記容量手段のうち少なくとも一方のコンデンサ
C3と共に直列共振回路を構成するように、該コンデン
サC3を介して一方のスイッチング素子Q2に並列接続
される第1のインダクタンス成分L1と、前記容量手段
のうちの一つのコンデンサC2を介して前記一方のスイ
ッチング素子Q2の両端に並列接続されるインバータ負
荷回路とを備え、該インバータ負荷回路は第2のインダ
クタンス成分L2と第4のコンデンサC4の直列共振回
路と、第4のコンデンサC4に並列に接続される負荷1
からなることを特徴とするものである。
【0007】ここで、図1又は図6の実施の形態によれ
ば、前記容量手段は、整流器DBの直流出力端に並列に
接続された第2のコンデンサC2と、第2のコンデンサ
C2にダイオードDを介して並列に接続された第3のコ
ンデンサC3とから成り、第2のコンデンサC2とイン
バータ負荷回路が一方のスイッチング素子Q2に並列接
続され、第3のコンデンサC3と第1のインダクタンス
成分L1が前記一方のスイッチング素子Q2に並列接続
されている。
【0008】また、図3の実施の形態によれば、前記容
量手段は、整流器DBの直流出力端に並列に接続された
第2、第3のコンデンサC2,C3の直列回路であり、
第2のコンデンサC2とインバータ負荷回路が前記一方
のスイッチング素子Q2に並列接続され、第2、第3の
コンデンサC2,C3の直列回路と第1のインダクタン
ス成分L1が一方のスイッチング素子Q2に並列接続さ
れ、第2のコンデンサC2の容量は交流電源Vsの電源
周期内でほぼ一定値を保つ程度の容量としたことを特徴
とする。
【0009】さらに、図5の実施の形態によれば、図3
の実施の形態において、第2のコンデンサC2と同程度
の容量の第5のコンデンサC5と第2のコンデンサC2
の直列回路を第1のコンデンサC1に並列接続したこと
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】(実施例1)図1は本発明の実施
例1の回路図である。以下、その回路構成について説明
する。交流電源Vsには全波整流器DBの交流入力端子
が接続されている。全波整流器DBの直流出力端子に
は、コンデンサC2が並列接続されている。全波整流器
DBの正極側の直流出力端子はダイオードDのアノード
に接続されており、ダイオードDのカソードはコンデン
サC3を介して全波整流器DBの負極側の直流出力端子
に接続されている。全波整流器DBの負極側の直流出力
端子は、直流電源となる電解コンデンサC1の負極に接
続されている。電解コンデンサC1の両端間には、スイ
ッチング素子Q1,Q2の直列回路が接続されている。
スイッチング素子Q1,Q2はMOSFETよりなり、
そのソース・ドレイン間には逆並列ダイオードが内蔵さ
れている。スイッチング素子Q1,Q2の接続点とダイ
オードDのアノードの間には、インダクタL2とコンデ
ンサC4の直列共振回路が接続されており、スイッチン
グ素子Q1,Q2の接続点とダイオードDのカソードの
間には、インダクタL1が接続されている。コンデンサ
C4の両端には、コンデンサC6を介して負荷1が接続
されている。
【0011】本実施例は、図7に示す従来例において、
全波整流器DBの直流出力端に接続されたコンデンサC
3を2個のコンデンサC2,C3に分割したものであ
り、1つのコンデンサC2をインバータ負荷回路に接続
し、もう1つのコンデンサC3をインダクタL1に接続
している。さらに、コンデンサC2からコンデンサC3
の向きにダイオードDを接続し、コンデンサC3の電荷
がインバータ負荷回路に流れないようにした。
【0012】コンデンサC2,C3の電圧波形は図2に
示すようになる。インバータ負荷回路に接続されたコン
デンサC2の電圧波形は、図2に示すように、ピーク値
がほぼ一定に保たれ、負荷電流に現れる出力リップルは
従来例に比べて非常に小さくなる。一方、コンデンサC
3の波形は、従来例のコンデンサC3の波形と同様の波
形であるので、入力電流高調波の改善機能は同等に保た
れる。
【0013】本発明では、このように、出力リップルの
原因が整流器の出力に並列接続されるコンデンサの電圧
波形に起因することに着目し、このコンデンサを分割
し、インバータ負荷回路に対して電源として作用する方
のコンデンサC2の電圧のピーク値をカットして、従来
例の回路に発生していた出力のリップルを低減すること
ができた。
【0014】本実施例によれば、従来例に対してコンデ
ンサC2とダイオードDを各1個ずつ追加するのみで、
特別な制御回路等を必要とせず、簡単な回路構成で出力
リップルを少なくすることができる。
【0015】(実施例2)図3は本発明の実施例2の回
路図である。以下、その回路構成について説明する。交
流電源Vsには全波整流器DBの交流入力端子が接続さ
れている。全波整流器DBの直流出力端子間には、コン
デンサC3,C2の直列回路が並列接続されている。全
波整流器DBの正極側の直流出力端子はコンデンサC3
の一端に接続されており、コンデンサC3の他端はコン
デンサC2の一端に接続されており、コンデンサC2の
他端は全波整流器DBの負極側の直流出力端子に接続さ
れている。全波整流器DBの負極側の直流出力端子は、
直流電源となる電解コンデンサC1の負極に接続されて
いる。電解コンデンサC1の両端間には、スイッチング
素子Q1,Q2の直列回路が接続されている。スイッチ
ング素子Q1,Q2はMOSFETよりなり、そのソー
ス・ドレイン間には逆並列ダイオードが内蔵されてい
る。スイッチング素子Q1,Q2の接続点とコンデンサ
C2,C3の接続点の間には、インダクタL2とコンデ
ンサC4の直列共振回路が接続されており、スイッチン
グ素子Q1,Q2の接続点と全波整流器DBの正極側の
直流出力端子の間には、インダクタL1が接続されてい
る。共振用のコンデンサC4の両端には、コンデンサC
6を介して負荷1が接続されている。
【0016】本実施例では、整流器DBの出力に並列接
続されるコンデンサを分割する点は実施例1と同じであ
るが、この回路例では直列接続された2つのコンデンサ
C3,C2とした。そして、コンデンサC3,C2の直
列回路がインダクタL1に接続され、コンデンサC2が
インダクタL2、コンデンサC4,C6、負荷1からな
るインバータ負荷回路に接続されるようにした。さら
に、コンデンサC3は従来例のコンデンサC3と同様に
小容量に選定するが、コンデンサC2の容量は電源周期
内でほぼ一定値を保つ程度に大きな容量に選定する。
【0017】図4にコンデンサC2,C3の電圧波形を
示す。コンデンサC2とC3の直列接続の電圧波形(V
c2+Vc3)は従来例のコンデンサC3の電圧波形と
同様であり、コンデンサC2の電圧Vc2はほぼ一定の
電圧となる。インダクタL1から見れば、接続されるコ
ンデンサはコンデンサC3,C2の直列接続であり、上
記の説明から直列接続の等価容量はほぼコンデンサC3
に等しくなる。一方、インバータ負荷回路から見れば、
コンデンサC2はスイッチング素子Q2がオンしたとき
の電源の役割を果たしており、コンデンサC2の電圧が
ほぼ一定値であるので、負荷電流に現れる出力リップル
も少なくなる。従って、本構成ではコンデンサC2を一
個追加するのみで、特別な制御回路等を必要とせず、簡
単な回路構成で出力リップルを少なくできる。
【0018】(実施例3)図5は本発明の実施例3の回
路図である。以下、その回路構成について説明する。交
流電源Vsには全波整流器DBの交流入力端子が接続さ
れている。全波整流器DBの直流出力端子間には、コン
デンサC2,C3の直列回路が並列接続されている。全
波整流器DBの正極側の直流出力端子はコンデンサC3
の一端に接続されており、コンデンサC3の他端はコン
デンサC2の一端に接続されており、コンデンサC2の
他端は全波整流器DBの負極側の直流出力端子に接続さ
れている。全波整流器DBの負極側の直流出力端子は、
直流電源となる電解コンデンサC1の負極に接続されて
いる。電解コンデンサC1の正極とコンデンサC2,C
3の接続点の間には、コンデンサC5が接続されてい
る。電解コンデンサC1の両端間には、スイッチング素
子Q1,Q2の直列回路が接続されている。スイッチン
グ素子Q1,Q2はMOSFETよりなり、そのソース
・ドレイン間には逆並列ダイオードが内蔵されている。
スイッチング素子Q1,Q2の接続点とコンデンサC
2,C3の接続点の間には、インダクタL2とコンデン
サC4の直列共振回路が接続されており、スイッチング
素子Q1,Q2の接続点と全波整流器DBの正極側の直
流出力端子の間には、インダクタL1が接続されてい
る。共振用のコンデンサC4の両端には、直流カット用
のコンデンサC6を介して負荷1が接続されている。
【0019】本実施例は、実施例2の回路において、さ
らに、コンデンサC2,C3の接続点と電解コンデンサ
C1の正極の間にコンデンサC5を接続したものであ
る。コンデンサC5の容量をコンデンサC2と同じに選
べば、各々の電圧は電解コンデンサC1の電圧をほぼ等
分割した電圧となり、一定値を保つことになる。このよ
うにすれば、インバータ負荷回路に直流カット用のコン
デンサC6が含まれるような場合でも安定した動作が可
能になる。
【0020】(実施例4)図6は本発明の実施例4の回
路図である。以下、その回路構成について説明する。交
流電源Vsには全波整流器DBの交流入力端子が接続さ
れている。全波整流器DBの直流出力端子には、コンデ
ンサC2が並列接続されている。全波整流器DBの正極
側の直流出力端子はダイオードDのアノードに接続され
ており、ダイオードDのカソードはコンデンサC3を介
して全波整流器DBの負極側の直流出力端子に接続され
ている。全波整流器DBの負極側の直流出力端子は、直
流電源となる電解コンデンサC1の負極に接続されてい
る。電解コンデンサC1の両端間には、スイッチング素
子Q1,Q2の直列回路が接続されている。スイッチン
グ素子Q1,Q2はMOSFETよりなり、そのソース
・ドレイン間には、逆並列ダイオードが内蔵されてい
る。スイッチング素子Q1,Q2の接続点とダイオード
Dのアノードの間には、インダクタL2とコンデンサC
4の直列共振回路が接続されており、スイッチング素子
Q1,Q2の接続点とダイオードDのカソードの間に
は、インダクタL1が接続されている。コンデンサC4
の両端には、コンデンサC6を介して放電灯laが接続
されている。放電灯laの両端のフィラメントには、イ
ンダクタL2の2次巻線から端子a,b及び端子c,d
を介して予熱電流が供給される。
【0021】本実施例は、図1において、負荷1を蛍光
灯などの放電灯laとした例であり、放電灯laのフィ
ラメントを予熱するために、インバータの共振用のイン
ダクタL2に予熱用の2次巻線を設けてある。基本的な
動作は図1と全く同様であり、リップルの少ない光出力
が得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、交流電源の交流出力を整流す
る整流器と、平滑用の第1のコンデンサと、第1のコン
デンサと並列に接続されるとともに高周波で交互にオン
・オフされる第1及び第2のスイッチング素子の直列回
路と、第1及び第2のスイッチング素子とそれぞれ逆並
列に接続される第1及び第2のダイオードと、整流器の
両端に並列的に接続される第2、第3のコンデンサから
成る容量手段と、前記容量手段のうち少なくとも一方の
コンデンサと共に直列共振回路を構成するように、該コ
ンデンサを介して一方のスイッチング素子に並列接続さ
れる第1のインダクタンス成分と、前記容量手段のうち
の一つのコンデンサを介して前記一方のスイッチング素
子の両端に並列接続されるインバータ負荷回路とを備
え、該インバータ負荷回路は第2のインダクタンス成分
と第4のコンデンサの直列共振回路と、第4のコンデン
サに並列に接続される負荷からなるインバータ装置であ
り、負荷電流の出力リップルの原因が整流器の直流出力
端に接続されるコンデンサの電圧波形に起因することに
着目し、このコンデンサを第2、第3のコンデンサに分
割し、インバータ負荷回路の電源として作用する方のコ
ンデンサの電圧のピーク値をカットすることにより、従
来例の回路に発生していた出力リップルを低減すること
ができる。したがって、本発明によれば、少ない部品の
追加のみで、特別な制御回路等を必要とせず、簡単な回
路構成で出力リップルを少なくできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の回路図である。
【図2】本発明の実施例1の動作説明図である。
【図3】本発明の実施例2の回路図である。
【図4】本発明の実施例2の動作説明図である。
【図5】本発明の実施例3の回路図である。
【図6】本発明の実施例4の回路図である。
【図7】従来例の回路図である。
【図8】従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
Vs 交流電源 DB 全波整流器 Q1,Q2 スイッチング素子 1 負荷 D ダイオード C1〜C6 コンデンサ L1,L2 インダクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源の交流出力を整流する整流器
    と、 平滑用の第1のコンデンサと、 第1のコンデンサと並列に接続されるとともに高周波で
    交互にオン・オフされる第1及び第2のスイッチング素
    子の直列回路と、 第1及び第2のスイッチング素子とそれぞれ逆並列に接
    続される第1及び第2のダイオードと、 整流器の両端に並列的に接続される第2、第3のコンデ
    ンサから成る容量手段と、 前記容量手段のうち少なくとも一方のコンデンサと共に
    直列共振回路を構成するように、該コンデンサを介して
    一方のスイッチング素子に並列接続される第1のインダ
    クタンス成分と、 前記容量手段のうちの一つのコンデンサを介して前記一
    方のスイッチング素子の両端に並列接続されるインバー
    タ負荷回路とを備え、 該インバータ負荷回路は第2のインダクタンス成分と第
    4のコンデンサの直列共振回路と、第4のコンデンサに
    並列に接続される負荷からなることを特徴とするインバ
    ータ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記容量手段は、
    整流器の直流出力端に並列に接続された第2のコンデン
    サと、第2のコンデンサにダイオードを介して並列に接
    続された第3のコンデンサとから成り、第2のコンデン
    サとインバータ負荷回路が一方のスイッチング素子に並
    列接続され、第3のコンデンサと第1のインダクタンス
    成分が前記一方のスイッチング素子に並列接続されてい
    ることを特徴とするインバータ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記容量手段は、
    整流器の直流出力端に並列に接続された第2、第3のコ
    ンデンサの直列回路であり、第2のコンデンサとインバ
    ータ負荷回路が一方のスイッチング素子に並列接続さ
    れ、第2、第3のコンデンサの直列回路と第1のインダ
    クタンス成分が前記一方のスイッチング素子に並列接続
    され、第2のコンデンサの容量は交流電源の電源周期内
    でほぼ一定値を保つ程度の容量としたことを特徴とする
    インバータ装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、第2のコンデンサ
    と同程度の容量の第5のコンデンサと第2のコンデンサ
    の直列回路を第1のコンデンサに並列接続したことを特
    徴とするインバータ装置。
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