JP2000322536A - 画像入り非接触icカードおよび非接触icカード上への画像形成方法 - Google Patents

画像入り非接触icカードおよび非接触icカード上への画像形成方法

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JP2000322536A JP12690199A JP12690199A JP2000322536A JP 2000322536 A JP2000322536 A JP 2000322536A JP 12690199 A JP12690199 A JP 12690199A JP 12690199 A JP12690199 A JP 12690199A JP 2000322536 A JP2000322536 A JP 2000322536A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】正規の所有者の顔写真等の個人情報に代表され
る画像が形成された非接触ICカードであって、良好な
画像を得られると共に画像の耐久性にも優れ、さらには
日常での通常の使用下で被る外力による破損からもチッ
プを保護し易い画像入り非接触ICカードとその画像形
成方法を提供する。 【解決手段】非接触ICカード本体上に少なくとも樹脂
層を備えており、該樹脂層は100%モジュラスが2k
g/cm2 以上の樹脂と、分子量5000以下でかつ軟
化点80℃以上の樹脂を主成分としており、非接触IC
カード本体と該樹脂層との間に画像を備えていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、情報に伝達やエネ
ルギの受給を、外部の読み取り装置との間で電気的接点
を介することなく非接触で行うことが可能ないわゆる非
接触ICカードであって、耐久性に優れた画像や文字あ
るいは記号などの情報が非接触ICカード上に記録され
てあり、特に画像については階調性が豊かなフルカラー
画像としてカード上に設けてある非接触ICカードに関
する。
【0002】
【従来の技術】画像データに基づいて、熱転写手段によ
り画像パターンを形成する方法としては、昇華転写方式
や溶融熱転写方式が知られている。
【0003】この方法の一例を詳述すると(図5)、帯
状シート上にイエロー、マゼンタ、シアン等の染料ある
いは顔料を含んだ熱転写層(Y)、(M)、(C)が所
定の所定の寸法毎に順次形成されて成る転写リボンaを
用いて、且つ、この転写リボンaとカード等の基材bを
プラテンローラcとサーマルヘッドdとの間に通過させ
ると共に、画像データに基づき上記サーマルヘッドdの
発熱素子群(図示せず)を適宜発熱させて上記データに
基づく上記データに基づく画像パターンを基材b上に形
成する方法である。この場合、転写リボンaについては
常にB方向へ搬送させる一方、上記基材bについては一
色の転写が終了する毎にA’方向へ引き戻し再度A方向
へ搬送させて二色目の転写、三色目の転写が順次なされ
るため、図6に示すように顔写真等カラーの画像パター
ンeを基材b上に形成できるものであった。
【0004】そして、画像を付与したい最終記録媒体
(最終製品)にこれらの画像形成手段を用いて直接に画
像を形成することが技術的に困難であるとか、量産性が
悪いとか、或いは高コストになってしまう、等の何らか
の問題を伴う場合、中間転写フィルムにひとまず画像を
形成しておき、しかる後に熱ローラや熱圧板転写によっ
てその画像を最終製品へ再転写する方法が採用されてい
る(例えば、特開昭63−81093号公報)。
【0005】本発明では、上記のリボンが溶融熱転写型
である場合に関するものある。溶融熱転写方式は色剤と
して顔料を用いることが可能なため、昇華型熱転写方式
のように昇華染料の印字後保存性(耐光性等の色保存
性)が悪いという問題がなく、色保存性が良いという利
点を有している。よって、昇華型熱転写方式の場合によ
うに大量に紫外線吸収剤等を入れる必要がない。
【0006】ところで、クレジットカード、メンバーズ
カード等のIDカード類やパスポート等の個人認識デー
タの入った画像表示体には、改ざんや偽造防止するため
に、種々の方法が用いられている。例えば、上記画像表
示体上に、透明型ホログラムと称するシート(特開昭6
1−254975号公報を参照)を貼着し、画像パター
ンと共にホログラム画像を認識させる構成をとることに
より、上記改ざんを防止している。
【0007】上記のような中間転写フィルムを用いた画
像形成方法は、二段階の転写であるため良好な最終画像
を得るためには、中間転写フィルムへの確実な画像の転
写を行う必要がある。このような確実な画像転写を行う
ためには、中間転写フィルムへの画像形成の際に、転写
リボンと中間転写フィルムの密着性を完全にしてエアー
ギャップや微小ゴミによる空隙が生じないようにすれば
よい。昇華転写型のリボンの場合は多少のエアギャップ
があっても染料の昇華により転写可能であるが、本発明
に関する溶融転写型のリボンを用いた場合は、ゴミやエ
アギャップの影響を受け易く、特に、完全な密着性が要
求される。
【0008】このような転写リボンと中間転写フィルム
の密着性を向上させる方法として、受像兼接着層に比較
的低分子で軟質な樹脂を使用する方法があるが、このよ
うな樹脂は、一般に低Tgであり、単独で使用した場合
は初期接着性が高すぎて、印画前に巻き状態で保存する
とブロッキングを起こしやすく、また、初期接着性が大
きいために転写感度が高くなりすぎて未印字部が転写さ
れたり画像の階調が出にくい、等の問題があった。さら
に、軟質な樹脂は一般に伸びが大きく、切れ性が悪いた
め、最終製品に再転写する際にバリが発生し易くなると
いう問題を有していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来の技術の
問題点に鑑みてなされたものであり、非接触ICカード
の内部に設けられたICチップなどの電気部品が、日常
的に使用されるなかで頻繁に被る機会が少なくない機械
的なダメージ(特には押圧力)これらICチップなどの
電気部品を保護し易く、しかもカード面上には、美麗な
画像であって且つ化学的あるいは機械的なダメージに対
して耐久性の高い画像が形成されてある非接触ICカー
ドを提供することを目的とし、さらには前記画像が顔写
真に代表される正規の所有者の個人情報を含む画像であ
る非接触ICカードを提供することを目的とする。尚、
ここでいう画像とは、いわゆる画像、そして文字、記
号、あるいはマーク等のうちの中の少なくとも一つを含
む包括的な意味に用いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明が提供する手段とは、まず請求項1に示すよう
に、カードの表面側に透明な樹脂層を備えており、該カ
ードの基体側と該樹脂層との間に、画像等が顔料を色材
として記録してある非接触ICカードであって、該樹脂
層が、100%モジュラスが2kg/cm2 以上の樹脂
と、分子量が5000以下であり且つ軟化点が80℃以
上である樹脂とを主成分とすることを特徴とする画像入
り非接触ICカードである。
【0011】ここで形成する画像としては様々な画像を
形成可能であるが、例えばその非接触ICカードがセキ
ュリテイを尊ぶ用途に適用されている場合には特に、当
該非接触ICカードの正規の所有者の顔写真に代表され
る正規の所有者の個人情報を含む画像が好ましく、その
非接触ICカード上の全面又はその一部に形成すること
が出来る。場合によっては、その非接触ICカードの片
面だけでなく、その両面に画像形成しておくことも好ま
しい(両面の画像が必ずしもが同一である必要は無
い)。このような画像の記録方式としては、例えば感熱
転写記録、インクジェットプリンティング、あるいはレ
ーザープリンティング等を適用することによって記録可
能である(但しこれら以外の方式でもよい)。これらの
方式は、画像を非接触ICカード上に直接記録しても良
いし、または、(剥離可能な受像層を備えた)中間記録
フィルムの受像層にこれらの方式を用いて画像を記録し
た後にその受像層を非接触ICカード上に転写すること
により適用することも好ましい。
【0012】尚、非接触ICカードが、特に、1枚で非
接触ICカードと(接触端子を必要とする)接触式IC
カードとの両方の機能を備えた複合ICカード(別名と
してハイブリッドカード、コンビカード等とも称され
る)であった場合でも、やはり前記の通常の非接触IC
カードの場合と同様に画像を形成可能である。但し、接
触式ICカードに必要な接触端子上にも画像を形成する
場合には、少なくとも、接触端子を介して接触式により
通信が行なわれる際の妨げにならないようにする必要が
あるので、接触端子上で実際に接触に要される箇所だけ
は少なくとも画像を形成しない領域を局所的に設ける
(例えばピンホール状の非画像形成領域を設ける)。ま
た、インクジェットプリンティングを適用する場合であ
って、もし導電性の良好なインクを使用可能であれば、
接触端子上に(必ずしも前記のような非画像形成領域を
設けることなく接触端子の)全面に画像形成できる。
【0013】また、請求項2に示す発明は、請求項1に
記載の画像入り非接触ICカードを基本構成とし、前記
樹脂層の主成分である樹脂が、エポキシ樹脂であること
を特徴とする。
【0014】また、請求項3に示す発明は、請求項1に
記載の画像入り非接触ICカードを基本構成とし、前記
樹脂層の主成分である樹脂が、ウレタン樹脂であること
を特徴とする。
【0015】また、請求項4に示す発明は、請求項1乃
至3のいずれかに記載の画像入り非接触ICカードを基
本構成とし、前記樹脂層は、厚さが2〜20μmである
ことを特徴とする。
【0016】また、請求項5に示す発明は、請求項1乃
至4のいずれかに記載の画像入り非接触ICカードを基
本構成とし、前記樹脂層の樹脂には100%モジュラス
が2〜80kg/cm2 の樹脂を使用していることを特
徴とする。
【0017】それから、請求項6に示す発明は、支持体
フィルム上に該支持体フィルムから剥離容易な受像層を
備えた中間転写フィルムの該受像層の面に、顔料を色材
とする転写記録層を基材フィルム上に備えた感熱転写記
録シートの該転写記録層の面を向き合わせて重ね、該感
熱転写記録シートの基材フィルム側から又は該中間転写
フィルムの支持体フィルム側からサーマルヘッド等の熱
源を用いて画像様に加熱することにより、該受像層上に
画像等を記録し、次いで該中間転写フィルムの画像等が
記録された受像層の側を非接触ICカード表面に重ねて
加熱加圧して該受像層をカード表面に転写することによ
って、非接触ICカード上に画像等を記録することを特
徴とする非接触ICカード上への画像等の記録方法であ
る。
【0018】<作用>本発明に係わる画像入り非接触I
Cカードによると、(請求項1で代表して説明する)非
接触ICカード上に画像を有しその上に少なくとも保護
層的な効果を発揮する前記樹脂層を備えているが、この
樹脂層の材料として、その物性が100%モジュラスが
2kg/cm2 以上の樹脂であり、その分子量が500
0以下でかつ軟化点が80℃以上である樹脂を主成分と
している。この材料特性が画像をよく保護し、且つこの
ようなカードが日常生活の中で普段何気なく被ってしま
う程度の外力に対して、そのカード内に備えられてある
チップを巧く保護することが出来る。
【0019】尚、樹脂層の材料である前記樹脂の100
%モジュラスがもし2kg/cm2 未満であると、あま
りに柔らか過ぎて、本発明本来の目的であるチップの保
護の性能が劣る。また、前記樹脂層の少なくとも片面が
受像層として使用され感熱転写リボンを使用した感熱転
写記録によってこの受像層に画像記録され、しかる後
に、この画像記録された受像層をもつ樹脂層が、熱又は
圧力の少なくともいずれかにより非接触ICカード上に
転写されることによって、この樹脂層が非接触ICカー
ド上に設けられる場合は、やはり材料の性質的にその分
子量が5000以下でかつ軟化点が80℃以上である樹
脂を主成分として使用することが好ましい。ここで、も
し分子量が5000を越えて軟化点は80℃未満である
ような場合には、この(受像層に)画像記録済みの樹脂
層が非接触ICカード上に転写によって設けられる場合
には、材料的に脆い性質を示し且つバリが発生しやすく
なる為に、実際の製品品質として一般に要求される仕様
をクリアでき難くなる。また、カード上に画像を形成す
る際にも画像品質が良好な画像形成が困難になるので、
好ましくない。
【0020】それから、この軟質の樹脂層の厚さが2μ
m未満であると、変形による密着性向上効果がほとんど
なくあまり良好な画質が得られず、また20μmを超え
ると必要以上に厚くなり過ぎ、カード上に設ける際に熱
転写等に依る方法が現実的で便利であるが、熱転写時の
箔切れ性の悪さが顕著になる。特に好ましくは、樹脂層
の厚さが3〜12μm程度の場合であり、前記課題をバ
ランスよく解決可能な性能を実現することが容易とな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係る画像入り非接触IC
カードを得る為の手段の代表的な一例として、次のよう
な手段がある。つまり、基材上に受像層が剥離可能に設
けてある中間転写フィルムを使用し、画像データに基づ
いた画像を感熱転写等の画像記録手段を用いていったん
その受像層に記録し、しかる後に、その画像が記録され
た受像層を中間転写フィルムから非接触ICカード上に
熱圧(又は熱、圧力のいずれか)により転写させること
で形成する手段である。これに用いる中間転写フィルム
(B)の基本的層構成を例示すると、図1に示すよう
に、ベースフィルム(1)上に、剥離性保護層(2)、
受像層(3)から成っている。
【0022】ベースフィルム1は、転写時の熱圧で軟化
変形しない耐熱性を有するものであれば、各種公知のフ
ィルムが使用できる。例えば、厚さ3〜50μmの二軸
延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム等が使用でき
る。
【0023】また、ベースフィルムに発泡PET等の多
孔質でクッション性を有するものを用いることもでき
る。
【0024】剥離性保護層(2)は、中間シートから最
終表示体への再転写時に容易にベースフィルム(1)か
ら剥離する必要があり、且つ、転写された後の保護膜の
機能を果たす必要がある。保護膜の機能とは画像の外部
からの化学的及び機械的損傷を防ぐ事である。この両者
の機能を満たすためには耐摩擦剤と熱可塑性樹脂の混合
物を使用すれば良い。
【0025】熱可塑性樹脂は、可塑剤や薬品と透過を防
止すると共に引っかきによる傷を減少させるものであ
る。このような熱可塑性樹脂としては、ポリメチルメタ
アクリレート、叉はエポキシ樹脂、が使用できる。メチ
ルメタアクリレート及びエポキシ樹脂は既存の熱可塑性
樹脂の中で耐可塑材性が優れると共にベースフィルム
(1)の剥離が容易である。これらの樹脂を剥離性保護
層(2)に用いることにより、転写後の最終支持体の画
像上に軟質塩化ビニルシートやプラスチック消しゴム等
を接触させた時にこれらに含まれる可塑剤の移行を防止
できる。また、酸、アルカリ、アルコール、灯油等の薬
品の浸透を防ぎ、画像への影響を防止することができ
る。
【0026】また、耐摩擦剤は耐摩耗性や耐スクラッチ
性の向上のために添加するものである。例えば、テフロ
ンパウダー、ポリエチレンパウダー、天然ワックス、合
成ワックス、ステアリン酸亜鉛等の高級脂肪族の金属塩
等が挙げられる。
【0027】剥離性保護層(2)には、上記の成分の他
に、再転写時に切れ易くするため、剥離改善剤を混合す
ることもできる。例えば、線状飽和ポリエステル樹脂等
が挙げられる。
【0028】剥離性保護層は、熱可塑性樹脂75〜95
部、耐摩擦剤5〜25部の割合で良く、塗布量は0.5
〜4g/m2 で良い。
【0029】受像層(3)は、転写リボンから画像パタ
ーンを転写されると共に、最終画像形成体の表面に接着
するものある。
【0030】受像層(3)に使用する樹脂は、100%
モジュラスが2kg/cm2 以上(特に好ましくは2〜
80kg/cm2 )の樹脂と分子量5000以下でかつ
軟化点が80℃以上の樹脂を主成分としているが、10
0%モジュラスが2kg/cm2 以上の樹脂としては、
例えば、エチレン/酢酸ビニル共重合樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、ポリオレフィン樹
脂、ポリアミド樹脂、等が挙げられるが、これに限定さ
れるものではない。また、これらを2種以上混合して用
いても良い。また、分子量5000以下でかつ軟化点か
80℃以上のグレードを持つ樹脂としては、エポキシ樹
脂、ケトン樹脂、低分子量アクリル樹脂、等が挙げられ
るが、特に限定されるものではない。またこれらを2種
以上併用しても良い。
【0031】ここで、100%モジュラスが2kg/c
2 以上(特に好ましくは2〜80kg/cm2 )の樹
脂と分子量5000以下でかつ軟化点が80℃以上の樹
脂を主成分とすることの意義は、各々の樹脂が、受像層
兼接着層内の固形分比として20%以上含まれていれば
良いということである。これ以下の含有量では、各々の
樹脂の効果が十分発揮されず、良好な特性が得られな
い。
【0032】また、100%モジュラスが2kg/cm
2 以上(特に好ましくは2〜80kg/cm2 )の樹脂
と、分子量5000以下でかつ軟化点が80℃以上の樹
脂には相溶しない組み合わせがあるが、そのような組み
合わせは十分な特性の向上が得られないため、相溶する
組み合わせ選んで使用した方が良い。受像層兼接着層の
はこれら主成分の他に、種々の樹脂を混合することもで
きる。例えば、線状飽和ポリエステル等のポリエステル
系樹脂、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸メチル、ポリ
アクリル酸−2−ナフチル、ポリメタクリル酸、ポリメ
タクリル酸エチル、ポリアクリロニトリル、ポリメタク
リロメチル、等のアクリル系樹脂、ポリスチレン、ポリ
ビニルベンゼン、ポリビニルブチラール、スチレンーブ
タジエン共重合物等のビニル系樹脂の他、塩化ビニル樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂 等、が挙げ
られるがこれに限定されるものではない。また、これら
を2種以上同時に使用しても良い。
【0033】これらの樹脂の混合による受像層兼接着層
のガラス転移点(Tg)は40℃以上110℃以下のも
のが好ましい。これは、ガラス転移点(Tg)が40℃
以下であると、転写前に巻いた状態で保存した場合にブ
ロッキングを起こしたり、転写後の画像のにじみ等が起
こることがある。また、ガラス転移点(Tg)が110
℃以上であると、画像の転写の際に高い温度を必要と
し、サーマルヘッドに大きな負荷がかかり、かつ、最終
表示体への再転写にも高温が必要で、最終表示体の基材
を痛めることがある。
【0034】受像層(3)中には、低分子量で硬くて
脆い樹脂の効果だけでは不足の場合に、バリの発生防止
やブロッキング防止を目的として、各種フィラーを添加
することができる。例えば、テフロン系微粒子、シリコ
ン樹脂微粒子、ベンゾグアナミン樹脂−メラミン樹脂縮
合物微粒子、デンプン、炭酸カルシウム、酸化チタン、
タルク、カオリン、酸化亜鉛、炭酸カルシウム、シリ
カ、等が挙げられる。また、これらの添加量は樹脂10
0部に対して0.3〜5重量部が好ましい。
【0035】さらに、受像層(3)中には、製膜助剤、
塗液安定剤、レベリング剤、等の各種添加剤を添加する
こともできる。
【0036】剥離性保護層(2)、受像層(3)の各層
を塗工する方法は、先ず、各層の組成物を適当な溶剤に
とかして、その塗液を、グラビア塗布、ロールコーティ
ング塗布、バーコート塗布等の各種公知の塗布方法を用
いて塗布乾燥して形成させれば良い。
【0037】剥離性保護層(2)及び受像層(3)の間
には必要に応じてセキュリティー性を有する層を設ける
ことができる。
【0038】セキュリティー性を有する偽造防止層
(5)としては、例えば、凹凸パターンを有するホログ
ラム形成層と、上記凹凸面に沿って設けられホログラム
形成層よりその屈折率が大きい透過性薄膜層からなる透
明ホログラム層や、蛍光性物質を含む層、特定の赤外線
を吸収する化合物を含む層、磁性材料を含む層、細紋印
刷層等、が挙げられ、これらを複数同時に用いても良
い。
【0039】剥離性保護層(2)、セキュリティー層
(4)、受像層(3)、の各層間には、必要に応じて、
接着中間層を設けることも可能である。
【0040】また、ベースフィルムの裏面に、滑剤、帯
電防止剤等を含むバックコートを設けても良い。
【0041】
【実施例】[実施例1] (溶融転写型転写リボンの製造)まず、3つの色の顔料
(イエロー、シアン、マゼンタ)を各々ポリビニルブチ
ラールに分散させて顔料インキを調合し、グラビアコー
ターを用いて厚さ6μmのポリエステルフィルム上に各
色が交互に配置されるように塗布・乾燥して3色の転写
記録層を有する転写リボンを製造した。
【0042】(中間転写フィルムの製造)この実施例に
係わる中間転写フィルムは、図1に示す構成である。す
なわち支持体としてベースフィルム(1)上に剥離性保
護層(2)が形成され、剥離性保護層(2)の上に受像
層(3)が形成されている。
【0043】 {剥離性保護層塗料組成} ポリメチルメタアクリレート(Tg:105℃) 10重量部 (三菱レーヨン(株)製 BR80) テフロンパウダー 1重量部 トルエン/2−ブタノン(1/1) 40重量部
【0044】 {受像層組成物}No.1−1 エチレン/酢酸ビニル共重合物(100%M;20kg/cm2 ) (三井デュポンポリケミカル製 EVA40W) 20重量部 芳香族系純モノマー系樹脂(三井石油化学工業(社)製、FTR7100; 軟化点100℃、分子量1440) 20重量部 シリカ 0.5重量部 トルエン 150重量部
【0045】No.1−2 エチレン/酢酸ビニル共重合物(100%M;20kg/cm2 ) (三井デュポンポリケミカル製 EVA40W) 10重量部 エポキシ樹脂(油化シェル製1007;軟化点128℃) 20重量部 シリカ 0.5重量部 トルエン/2ブタノン=1/1 50重量部
【0046】No.1−3 ウレタン樹脂(日本ポリウレタン製N2304,NV40% ,100%M;20kg/cm2 ) 25重量部 エポキシ樹脂(油化シェル製1007) 10重量部 2ブタノン 100重量部
【0047】No.1−4 ウレタン樹脂(日本ポリウレタン製N2304,NV40% 100%M;20kg/cm2 ) 25重量部 エポキシ樹脂(油化シェル製1007) 10重量部 ポリビニルブチラール(電気化学工業2000L) 10重量部 2ブタノン/THF=1/1 150重量部
【0048】No.1−5 エチレン/酢酸ビニル共重合物 (三井デュポンポリケミカル製 EVA40W) 10重量部 トルエン 50重量部
【0049】No.1−6 エポキシ樹脂(油化シェル製1007) 10重量部 2ブタノン 50重量部
【0050】No.1−7 ウレタン樹脂(日本ポリウレタン製N2304) 25重量部 2ブタノン 50重量部
【0051】No.1−8 ウレタン樹脂(日本ポリウレタン製N2304,NV40%)25重量部 エポキシ樹脂(油化シェル製1001;軟化点64℃、分子量900) 10重量部 2ブタノン 100重量部
【0052】No.1−9 ウレタン樹脂(日本ポリウレタン製N3038, NV30%、100%M;90kg/cm2 ) 50重量部 エポキシ樹脂(油化シェル製1007;軟化点128℃) 20重量部 2ブタノン 100重量部
【0053】No.1−10 ウレタン樹脂(日本ポリウレタン製N2304) 50重量部 エポキシ樹脂 (油化シェル製1009;軟化点144℃、分子量3750) 40重量部 2ブタノン 100重量部
【0054】No.1−11 ウレタン樹脂(日本ポリウレタン製N2304 50重量部 エポキシ樹脂 (油化シェル製1010;軟化点144℃以上、分子量5500) 40重量部 2ブタノン 100重量部
【0055】(中間転写フィルムの製造)厚さ16μm
のポリエチレンテレフタレートフィルム上に、剥離性保
護層組成物、受像層組成物を順次、塗布乾燥した(乾燥
100℃)。その際、乾燥時塗布量をそれぞれ1.5k
g/m2 、5kg/m2 とした。
【0056】(特性評価)上記で得られた昇華型熱転写
リボン及び中間シートを図3において示した装置内にセ
ットし、サーマルヘッドの発熱素子群を画像データに基
づき発熱させて中間転写フィルムの受像層3に上記染料
から成る多色の画像パターンを形成した。ポリ塩化ビニ
ルからなる最終画像表示体の基材へ上記中間転写フィル
ムの受像層3を当接し、中間転写フィルム側から加熱媒
体を加圧・加熱(加熱温度:170℃)してへ受像層3
を圧着させると共に、中間転写フィルムから剥離性保護
層を剥離させて画像表示体を製造した。
【0057】このようにして製造した最終画像表示体の
ドット形状を顕微鏡で観察した。また、バリの発生の有
無を確認した。さらに、この中間媒体を紙管に巻き40
℃90%のブロッキング性を調べた。
【0058】[実施例2] (溶融転写型転写リボンの製造)実施例1と同様に作成
した。 {剥離性保護層塗料組成}実施例1と同様。 {受像層組成物}実施例No.1−3と同様。
【0059】{セキュリティー層}本実施例では、セキ
ュリティー性を有する偽造防止層の一例として、透明ホ
ログラムを使用した。以下にその製造方法について説明
する。ホログラム形成層は、剥離性保護層2とは反対側
の面にホログラム形成面を有し、ホログラム形成面上に
透過性薄膜層が形成されている。例えば、このホログラ
ム形成面は、レリーフ型ホログラムを構成する微細な凹
凸パターンが形成されたニッケル製のプレス版をホログ
ラム形成層上に加熱押圧することにより形成可能であ
る。また、ホログラム形成層はホログラムパターンを層
表面(前述したホログラム形成面)又は層内に有するも
のであればよく、他に、例えば二光束干渉より微細凹凸
形状を有するようにしたリップマンホログラム等が適用
可能である。また、ホログラム形成層以外の例として、
微細凹凸形状を層表面又は層内に有する層であればよ
く、例えば電子ビーム(EB)による回折格子(グレー
ティング)として微細凹凸形状を設けることも適用可能
である。
【0060】また、透過性薄膜層は、ホログラム形成層
(屈折率n=1.3〜1.6)よりも屈折率の高い透明
材料であって、例えば次の表1に示す無機材料が使用可
能となっている。さらに透過性薄膜層7は、複数の層を
重ね合わせて形成してもよく、異なる屈折率の層の組み
合わせ、高屈折率の層と低屈折率の層とを交互に積層し
た多層膜としてもよい。
【0061】
【表1】
【0062】また、このような透過性薄膜層を形成する
方法としては、真空蒸着法の他にスパッタリング法、イ
オンプレーティング法等の成膜手段が適用可能であり、
膜厚としては10nm〜1000nmの範囲にあること
が好ましい。
【0063】ここで、ホログラム形成層は、エンボス成
形性が良好で、プレスムラが生じ難く、明るい再生像が
得られ、剥離性保護層2及び透過性薄膜層との接着性が
良好である樹脂がよく、ここでは以下の配合比からなる
組成物を用いた。 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 …20部 ウレタン樹脂 …15部 メチルエチルケトン …70部 トルエン …30部 また、ホログラム形成面は、このような組成物に対し、
前述したプレス版の版面温度を95℃で形成した。
【0064】なお、ホログラム形成層としては、他にポ
リカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニ
ル樹脂などの熱可塑性樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン(メタ)アクリ
レート、ポリエステル(メタ)アクリレート、エポキシ
(メタ)アクリレート、ポリオール(メタ)アクリレー
ト、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン(メ
タ)アクリレートなどの熱硬化性樹脂あるいはこれらの
混合物、さらにはラジカル重合性不飽和基を有する熱成
形性材料などが使用可能であり、また、上記以外のもの
でも、ホログラム画像を形成可能な安定性を有する材料
であれば使用可能である。
【0065】透過性薄膜層は、ホログラム形成層の情報
を透過するための透明材料であって、ここでは厚さ50
nmのZnSを真空蒸着法により形成した。
【0066】(中間転写フィルムの製造)厚さ16μm
のポリエチレンテレフタレートフィルム上に、剥離性保
護層組を実施例1と同様に設け、上記ホログラム層及び
透過性薄膜層を設けた後、受像層組成物を順次、実施例
1と同様に設けて、中間転写フィルムを作成した。その
際、受像層の厚みを、それぞれ1、2、5、10、1
5、20、25μmと変えて作成した。
【0067】(特性評価)実施例1と同様。 (評価結果)表2、表3に評価結果を示す。尚、表中で
ドット形状の欄に示す記号の意味は次のとおり。 ◎・・・優良(微細なドットまで真円状に再現されてい
る) ○・・・良 (ドットが真円状に再現されている) △・・・可 (ドットがやや潰れている) ×・・・不可(ドットの抜けが多く形状も悪い) また、耐ブロッキング性の欄に示す記号の意味は次のと
おり。 ○・・・ブロッキングは生じない ×・・・ブロッキングが生じた
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】受像層が、100%モジュラスが80kg
/cm2 以下の樹脂と分子量5000以下でかつ軟化点
か80℃以上の樹脂を主成分としている実施例1−1〜
1−4ではドット形状、キレ性、耐ブロッキング性のい
ずれも良好であったが、これらの樹脂の単一成分である
実施例1−5〜1−7や軟化点が低い低分子量樹脂を使
用した実施例1−8、100%モジュラスが高い樹脂を
使用した 実施例1−9、分子量が5000以上の樹脂
を使用した実施例1−11では、一部の要求特性を満足
することができなかった。また、受像層兼接着層の厚み
が2μm未満であったり、あるいは20μmを越える場
合にも、一部の特性を満足することができなかった。
【0071】
【発明の効果】本発明の中間転写フィルムは、受像層と
して、軟質でヘッド密着性を向上させる樹脂と、低分子
量で硬質で脆くバリの発生を防ぐ樹脂、との混合物を主
成分として使用しているため、軟質な樹脂の効果によ
り、転写リボンから中間転写フィルムへの画像転写時に
おいて、材料やヘッドの凹凸を吸収するため、ドットを
確実に転写でき、印字画質が良好であるうえに、低分子
量で硬くて脆い樹脂の効果により、軟質樹脂の初期接着
性を抑えて未印字部の転写やブロッキング等の問題を起
こし難くし、さらに、画像表示体への再転写の際に切れ
性を向上させ、バリを発生し難くする。
【0072】また、受像層が2〜20μmの範囲で設定
されているため、厚みにより画質やキレ性に問題を与え
ることがなく、実用的な中間転写フィルムを得ることが
できる。
【0073】総じて、本発明によると、中間転写フィル
ムへ画像転写する際のヘッドマッチング性が良く、良好
な画像転写を行うことができ、ブロッキングを起こし難
く、さらに画像表示体への再転写も良好にできる中間転
写フィルムを提供することが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中間転写フィルムに係わる実施例につ
いての層構成を、断面図を用いて概略に示す説明図であ
る。尚、(A)は実施例1、(B)は実施例2である。
【符号の説明】
1・・・支持体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 一雄 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 (72)発明者 江森 晋 東京都台東区台東1丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内 Fターム(参考) 2C005 MA10 MA12 PA21 RA04 2H111 AA01 AA08 AA26 AA33 AA52 AB05 BA07 BA33 BA38 CA03 5B035 AA07 BA03 BA05 BB09 BC01 CA23

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カードの表面側に透明な樹脂層を備えてお
    り、該カードの基体側と該樹脂層との間に、画像等が顔
    料を色材として記録してある非接触ICカードであっ
    て、 該樹脂層が、100%モジュラスが2kg/cm2 以上
    の樹脂と、分子量が5000以下であり且つ軟化点が8
    0℃以上である樹脂とを主成分とすることを特徴とする
    画像入り非接触ICカード。
  2. 【請求項2】前記樹脂層の主成分である樹脂が、エポキ
    シ樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の画像入
    り非接触ICカード。
  3. 【請求項3】前記樹脂層の主成分である樹脂が、ウレタ
    ン樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の画像入
    り非接触ICカード。
  4. 【請求項4】前記樹脂層は、厚さが2〜20μmである
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画
    像入り非接触ICカード。
  5. 【請求項5】前記樹脂層の樹脂には100%モジュラス
    が2〜80kg/cm2 の樹脂を使用していることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像入り非
    接触ICカード。
  6. 【請求項6】支持体フィルム上に該支持体フィルムから
    剥離容易な受像層を備えた中間転写フィルムの該受像層
    の面に、顔料を色材とする転写記録層を基材フィルム上
    に備えた感熱転写記録シートの該転写記録層の面を向き
    合わせて重ね、該感熱転写記録シートの基材フィルム側
    から又は該中間転写フィルムの支持体フィルム側からサ
    ーマルヘッド等の熱源を用いて画像様に加熱することに
    より、該受像層上に画像等を記録し、 次いで該中間転写フィルムの画像等が記録された受像層
    の側を非接触ICカード表面に重ねて加熱加圧して該受
    像層をカード表面に転写することによって、非接触IC
    カード上に画像等を記録することを特徴とする非接触I
    Cカード上への画像形成方法。
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