JP2000321309A - 固定型電流検知装置 - Google Patents

固定型電流検知装置

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JP2000321309A
JP2000321309A JP11130535A JP13053599A JP2000321309A JP 2000321309 A JP2000321309 A JP 2000321309A JP 11130535 A JP11130535 A JP 11130535A JP 13053599 A JP13053599 A JP 13053599A JP 2000321309 A JP2000321309 A JP 2000321309A
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JP
Japan
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conductor
magnetic flux
conversion element
fixed
band portion
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JP11130535A
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Takashi Gohara
隆志 郷原
Yasuhiro Tamai
康弘 玉井
Mitsuaki Morimoto
充晃 森本
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R15/00Details of measuring arrangements of the types provided for in groups G01R17/00 - G01R29/00, G01R33/00 - G01R33/26 or G01R35/00
    • G01R15/14Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks
    • G01R15/20Adaptations providing voltage or current isolation, e.g. for high-voltage or high-current networks using galvano-magnetic devices, e.g. Hall-effect devices, i.e. measuring a magnetic field via the interaction between a current and a magnetic field, e.g. magneto resistive or Hall effect devices
    • G01R15/207Constructional details independent of the type of device used
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
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    • G01R1/20Modifications of basic electric elements for use in electric measuring instruments; Structural combinations of such elements with such instruments
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導体の形態に関係なくどのような形態でも対
応できると共に、磁電変換素子の位置ずれを防止するこ
とができる固定型電流検知装置を提供する。 【解決手段】 本発明の固定型電流検出装置20は、長
尺状の導体21の周回方向に沿って固定されると共に、
導体21への通電時に導体21の周囲に発生する磁束を
集束する磁束集束固定部材22と、この磁束集束固定部
材22に一体に設けられて磁束集束固定部材22の磁束
を検出する磁電変換素子23とを有し、磁束集束固定部
材22には、導体21の周囲に発生した磁束を集束する
高透磁性部材26が埋設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線やブスバー等
の導体の外周に周回し固定されて、導体に流れる電流を
検出する固定型電流検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の電流検出装置1を示す
斜視図である。この電流検出装置1は、被計測体として
のブスバー2の周囲に配設されるギャップ3付きの鉄心
4と、ギャップ3内に配設された磁電変換素子5とを備
えている。そして、鉄心4と磁電変換素子5とは、鉄心
4の窓6の部分を除いて樹脂によって一体にモールドさ
れている。
【0003】この電流検出装置1では、ブスバー2が鉄
心4の窓6内に位置するように鉄心4が配置される。こ
の鉄心4によってブスバー2を流れる電流によってブス
バー2の周囲に発生する磁束が集束される。この集束さ
れた磁束がギャップ3内に設けられた磁電変換素子5に
よって検出されて電気出力に変換される。この変換され
た電気出力に基づいて、ブスバー2を流れる電流を測定
している。
【0004】また、図15は、特開平6−174753
号公報で開示された他の従来例の電流検出装置7を示す
斜視図である。この電流検出装置7は、被計測体として
のブスバー8の周囲に巻回される磁束検出体9と、この
磁束検出体9の両端間に形成されたギャップ10と、こ
のギャップ10内に配置された磁電変換素子11とを備
えている。また、計測されたブスバー8を流れる電流を
表示する表示手段12が設けられている。前記磁束検出
体9は、可撓性を有する袋状体内に導電性を有する粉体
を充填して形成されている。
【0005】この電流検出装置7では、ブスバー8の周
囲に磁束検出体9が巻回され、磁束検出体9によってブ
スバー8を流れる電流によってブスバー8の周囲に発生
する磁束が集束される。集束された磁束は、ギャップ1
0内に設けられた磁電変換素子11によって検出されて
電気出力に変換される。変換された電気出力に基づい
て、表示手段12が、ブスバー8を流れる電流を表示し
ている。
【0006】上記電流検出装置7は、磁束検出体9の形
状を自由に変更することができるので、ブスバー8の形
状に対応することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図14
に示す電流検出装置1では、測定する電流値を変更する
場合に、鉄心4の形状、大きさを変更された電流に応じ
たものに変更しなければならず、鉄心4の変更に伴って
磁電変換素子5も変更する必要があった。
【0008】また、鉄心4と磁電変換素子5とが別体で
構成されているため、鉄心4と磁電変換素子5との位置
決めやギャップ3の大きさ等によって、検出精度が大き
く左右されるという問題があった。
【0009】さらに、既設の被計測体、例えばブスバー
2に流れる電流を測定する場合には、既設のブスバー2
を解体しブスバー2を鉄心4の窓6に貫通させて、改め
てブスバー2を組立てる必要があるので組付け作業が煩
雑なものであった。
【0010】また、この電流検出装置1では、鉄心4お
よび磁電変換素子5は、被計測体2に固定されていない
ため、自動車のような振動が多い環境では、振動による
接触ストレスや、車両事故等による衝撃ストレスによっ
て磁電変換素子5が位置ずれして検出精度が悪化すると
いう問題があった。
【0011】また、図15に示す電流検出装置7では、
磁束検出体9が可撓性を有しているので、上述したよう
に、測定する被計測体8の大きさがどのようなものでも
対応できるが、磁束検出体9と磁電変換素子11とが別
体で構成されているため、磁束検出体9の両端間に形成
されるギャップ10の大きさや、磁電変換素子11の位
置決めによって、検出精度が大きく左右されるという問
題があった。
【0012】また、この電流検出装置7では、上記電流
検出装置1と同様に、磁束検出体9および磁電変換素子
11は被計測体8に固定されていないため、自動車のよ
うな振動が多い環境では、振動による接触ストレスや、
車両事故等による衝撃ストレスによって磁電変換素子1
1が位置ずれして検出精度が悪化するという問題があっ
た。
【0013】そこで、本発明は、導体の形態に関係なく
どのような形態にでも対応できると共に、磁電変換素子
の位置ずれを防止することができる固定型電流検知装置
の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、長尺状の導体の周回方向
に沿って固定されると共に、導体への通電時に導体の周
囲に発生する磁束を集束する磁束集束固定部材と、この
磁束集束固定部材に一体に設けられて磁束集束固定部材
の磁束を検出する磁電変換素子とを有することを特徴と
している。
【0015】この固定型電流検知装置では、導体に流れ
る電流を検出する場合には、導体の外周に沿って磁束集
束固定部材を周回して固定する。この状態で、導体へ通
電されると、導体に流れる電流によって導体の周囲に発
生する磁束が磁束集束固定部によって集束される。この
集束された磁束が前記磁束集束固定部材に一体に設けら
れた磁電変換素子によって検出されて電気出力に変換さ
れる。
【0016】この固定型電流検知装置は、磁束集束部材
を導体の外周に沿って周回して固定することにより、導
体へ組付け固定され、磁束集束固定部材には、磁電変換
素子が一体に設けられているので、導体への組付け固定
作業が容易になると共に、組付け固定作業時に磁電変換
素子の位置ずれが生じることがなくなる。さらに、振動
ストレス等による磁電変換素子の位置ずれを防止するこ
とができる。その結果、検出精度が向上すると共に安定
する。
【0017】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の固定型電流検知装置であって、前記磁束集束固定部材
が、導体の外周に周回されるバンド部と、このバンド部
の一側に設けられて導体の外周に周回したバンド部の他
側を係止・固定するロック部と、前記バンド部の長手方
向に沿って一体形成されて導体の周囲に発生する磁束を
集束可能な高透磁性部材とで形成され、前記磁電変換素
子がバンド部又はロック部のいずれか一方に一体に設け
られていることを特徴としている。
【0018】この固定型電流検知装置は、導体の外周に
バンド部を周回し、その他側をバンド部の一側に設けら
れたロック部に係止・固定することにより、バンド部を
導体に固定する。この状態で、導体へ通電されると、導
体を流れる電流によって導体の周囲に発生する磁束が、
バンド部に一体形成された高透磁部材によって集束され
る。この集束された磁束が、ロック部又はバンド部のい
ずれか一方に一体に設けられた磁電変換素子によって検
出されて電気出力に変換される。
【0019】この固定型電流検知装置では、高透磁性部
材が一体形成されたバンド部と、このバンド部の一側に
設けられて導体の外周に周回されたバンド部の他側を係
止・固定するロック部とが一体形成されているので、導
体の形態に関係なく、いかなる形態にでも対応できると
共に、容易に組付け固定することができる。
【0020】さらに、磁電変換素子がロック部に一体的
に設けられてバンド部と一体で導体に組付け固定される
ので、磁電変換素子が導体に対して至近距離で配置され
ると共に、磁電変換素子が位置ずれすることがない。さ
らに、振動ストレス等による磁電変換素子の位置ずれを
防止することができる。その結果、検出精度が向上する
と共に安定する。
【0021】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の固定型電流検知装置であって、前記磁束集束固定部材
が、基体部と、この基体部に一体に設けられて導体の外
周に周回され固定される周回部と、周回部に設けられて
導体の周囲に発生する磁束を集束可能な高透磁性部材と
で形成され、前記磁電変換素子が基体部又は周回部のい
ずれか一方に一体に設けられていることを特徴としてい
る。
【0022】この固定型電流検知装置では、長尺状の導
体の外周に周回部を周回することにより周回部を導体に
固定する。この状態で、導体へ通電されると、導体を流
れる電流によって導体の周囲に発生する磁束が、周回部
に一体形成された高透磁性部材によって集束される。こ
の集束された磁束が、基体部に一体に設けられた磁電変
換素子によって検出されて電気出力に変換される。
【0023】この固定型電流検知装置では、高透磁性部
材が一体形成された周回部と、基体部とが一体形成され
ているので、導体へ容易に組付けることができる。
【0024】さらに、磁電変換素子が基体部に一体的に
設けられて周回部と一体で導体に組付け固定されるの
で、磁電変換素子が導体に対して至近距離で配置される
と共に、磁電変換素子が位置ずれすることがない。さら
に、振動ストレス等による磁電変換素子の位置ずれを防
止することができる。その結果、検出精度が向上すると
共に安定する。
【0025】請求項4に記載の発明は、請求項2又は請
求項3に記載の固定型電流検知装置であって、前記高透
磁性部材が、多層に形成されていることを特徴としてい
る。
【0026】この固定型電流検知装置では、高透磁性部
材が多層に形成されているので、導体側に配置された第
1層目の高透磁性部材が導体の周囲に発生する磁束を集
束し、第2層目以降の高透磁性部材は外乱による磁束を
集束する。この結果、外乱による影響が低減するので精
度の高い検出ができる。
【0027】請求項5に記載の発明は、請求項1記載の
固定型電流検出装置であって、複数本の電線の周囲に、
複数個配置されていることを特徴としている。
【0028】固定型電流検知装置を、複数本の電線の周
囲に配置することで、複数本の電線を流れる電流を精度
良く検出することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る固定型電流検
知装置について説明する。
【0030】[第1実施形態]図1(a)、(b)乃至
図9を用いて第1実施形態について説明する。図1
(a)は、第1実施形態の固定型電流検知装置20を示
す斜視図、図1(b)は、導体21の周回方向に沿って
固定した状態を示す断面図である。
【0031】図1(a)、(b)に示すように、本実施
形態の固定型電流検知装置20は、電線等の導体21の
周回方向に沿って固定されて、導体21への通電時に導
体21の周囲に発生する磁束を集束する磁束集束固定部
材22と、この磁束集束固定部材22に一体に設けられ
て磁束集束固定部材22の磁束を検出する磁電変換素子
23とを備えている。
【0032】磁束集束固定部材22は、樹脂で形成され
た可撓性を有するバンド部24と、このバンド部24の
一側に設けられたロック部25と、バンド部24の長手
方向に沿って一体形成された高透磁性部材26とで形成
されている。バンド部24は、可撓性を有するので、導
体21の形態に関係なく導体21の外周に任意の形状で
周回させることができる。
【0033】ロック部25は、図1(b)及び図2に示
すように、バンド部24の一側に一体に形成されたロッ
ク部本体27と、このロック部本体27に形成されてバ
ンド部24の他側を挿通させるバンド部挿通孔28と、
このバンド部挿通孔28の内壁に設けられて挿通された
バンド部24の他側を係止・固定する係止爪29とで形
成されている。一方、バンド部24の他側には、図1
(a)、(b)に示すように、バンド部24の長手方向
と交差する方向に形成された係合突起30が所定の間隔
を隔てて複数個設けられている。
【0034】また、バンド部24には、図1(b)及び
図3に示すように、バンド部24の長手方向に沿って、
高透磁性部材26が一体に埋設されている。このバンド
部24を電線等の導体21の外周に周回させ、他側をロ
ック部25のバンド部挿通孔28に挿通して係合突起3
0をロック部25に設けられた係止爪29に係合するこ
とにより、バンド部24が導体21に固定される。
【0035】こうして、導体21の外周に周回して固定
されたバンド部24は、その長手方向に沿って一体に埋
設された高透磁性部材26により、導体21への通電時
に導体21を流れる電流によって導体21の周囲に発生
する磁束を集束する。
【0036】また、ロック部本体27には、図2に示す
ように、前記バンド部挿通孔28に略平行に、前記磁電
変換素子23を嵌着するための磁電変換素子嵌合部31
が形成されている。この磁電変換素子嵌合部31には、
嵌着された磁電変換素子23を固定する係止部32が設
けられている。
【0037】磁電変換素子23は、例えばホール素子で
形成されている。この磁電変換素子23には、磁電変換
素子固定部33が設けられている。この磁電変換素子固
定部33には、磁電変換素子嵌合部31に設けられた係
止部32に係合する係合部34が設けられている。そし
て、磁電変換素子23をロック部25に嵌着時に、磁電
変換素子固定部33の係合部34が、磁電変換素子嵌合
部31に設けられた係止部32に係合することにより、
磁電変換素子23はロック部25と一体に固定される。
【0038】また、磁電変換素子23は、磁電変換素子
23の磁束検出面23aが、バンド部24の高透磁性部
材26に集束された磁束の方向に対して垂直になる方向
に配置されている。なお、磁電変換素子23は、磁電変
換素子接続部兼磁電素子固定部33を介して過電流保護
装置(不図示)に接続されている。
【0039】以上説明した固定型電流検知装置20は、
長尺状の導体21の外周にバンド部24を周回させ、そ
の他側をロック部25のバンド部挿通孔28に挿通して
係合突起30をロック部25に設けられた係止爪29に
係合させることにより導体21の外周に固定される。
【0040】この状態で導体21に通電すると、導体2
1を流れる電流によって導体21の周囲に発生する磁束
が、バンド部24に一体形成された高透磁性部材26に
よって集束される。この集束された磁束がロック部25
に嵌着された磁電変換素子23によって検出されて電気
出力に変換される。そして、この変換された電気出力が
過電流保護装置(不図示)に供給される。
【0041】本実施形態では、長手方向に沿って高透磁
性部材26が一体形成された可撓性を有するバンド部2
4と、このバンド部24の一側に設けられて導体21の
外周に周回されたバンド部24の他側を係止・固定する
ロック部25とが一体形成されているので、導体21の
形態(形状・大きさ)に関係なく、いかなる形態にでも
対応することができると共に、容易に組付け固定するこ
とができる。すなわち、図5に示すように、導体21b
が矩形状断面の場合であっても、バンド部24を導体2
1bの周囲に周回させることにより固定型電流検知装置
20を固定することができる。
【0042】さらに、磁電変換素子23がロック部25
に嵌着されてバンド部24と一体で導体21に組付け固
定されるので、磁電変換素子23が導体21に対して至
近距離で配置される。その結果、磁電変換素子23の磁
電変換検出感度が高くなり、検出精度が向上する。
【0043】また、磁電変換素子23がバンド部24と
一体で導体21に固定されるので、導体21へ組付けた
時に導体21に対する磁電変換素子23の位置関係がず
れることがない。
【0044】また、振動ストレスや衝撃ストレスによる
磁電変換素子23の位置ずれが防止されるので、検出精
度が安定する。
【0045】図4は、他のバンド部35の高透磁性部材
26の配置の変形例を示す。
【0046】このバンド部35は、2枚の高透磁性部材
26a,26bがバンド部35の長手方向に沿って2層
に配置されてバンド部35と一体に埋設して形成されて
いる。
【0047】このバンド部35では、バンド部35を導
体21の外周に周回し、この状態で導体21に通電され
ると、導体21を流れる電流によって導体21の周囲に
発生する磁束を第1層目(導体21側)の高透磁性部材
26aが集束し、第2層目(外側)の高透磁性部材26
bによって外乱による磁束が集束される。この結果、外
乱による影響を低減することができて、検出精度の向上
を図ることができる。なお、この例では、2層の例を示
したが、高透磁性部材26を3層以上設けてもよい。こ
の場合には、外乱の影響をより低減して検出精度をより
高めることができる。
【0048】図6(a)に示す変形例は、複数本の導体
21の周囲に、複数個の固定型電流検知装置20、20
・・・を組付固定した例である。この場合、各電流検知
装置20、20・・・が検知した結果を、例えば平均値
を出す等して電気的に処理することにより、複数本の導
体21、21・・内を流れる電流値を精度良く検知する
ことができる。
【0049】また、図6(b)に示すように、三角形断
面の導体21aの周囲に、複数個の固定型電流検知装置
20、20、20を組付固定することにより、導体21
aを流れる電流値を上記と同様に精度よく検知すること
ができる。
【0050】図7(a)、(b)に示す変形例は、磁電
変換素子37を、ロック部25以外に、バンド部38の
途中に設けた例である。
【0051】図7(a)、(b)に示すように、バンド
部38の長手方向の中間部に、磁電変換素子取付部39
が一体に突設されている。この磁電変換素子取付部39
には、バンド部38に対して垂直方向に沿って磁電変換
素子嵌合部40が設けられている。この磁電変換素子嵌
合部40内には、図8に示すように、磁電変換素子37
が嵌着されて固定されている。また、磁電変換素子嵌合
部40の対向する内壁内には、高透磁性部材26の端部
が、それぞれ配設されている。これにより、高透磁性部
材26の両端部間に、磁電変換素子37が挟まれるよう
に配置され、磁電変換素子37の磁束検知面37aに対
して磁束が略垂直に入射するようになっている。
【0052】この例では、磁電変換素子37がバンド部
38に設けられた磁電変換素子取付部39に嵌着されて
バンド部38と一体で導体21に組付け固定されるの
で、磁電変換素子37が導体21に対して至近距離で配
置される。その結果、検出精度が向上する。
【0053】図9は、図7(a)、(b)に示す例に対
して、磁電変換素子取付部39の形状が異なる。図9に
示すように、この例における磁電変換素子取付部39
は、磁電変換素子嵌合部40が、バンド部38の長手方
向に沿っても設けられており、磁電変換素子37は、バ
ンド部38と略平行に配置されている。
【0054】[第2実施形態]図10及び図11を用い
て第2実施形態について説明する。図10は、第2実施
形態の固定型電流検知装置50を示す断面図、図11
は、図10に示す固定型電流検知装置50の変形例であ
る。
【0055】本実施形態は、導体51の形態が略円形状
の断面形状を有する電線、あるいは複数本の電線からな
るワイヤーハーネス等に用いられるものである。
【0056】図10に示すように、固定型電流検知装置
50は、電線等の導体51の周回方向に沿って固定され
て、導体51への通電時に導体51の周囲に発生する磁
束を集束する磁束集束固定部材52と、この磁束集束固
定部材52と一体に設けられて磁束集束固定部材52の
磁束を検出する磁電変換素子53とを備えている。
【0057】磁束集束固定部材52は、樹脂で形成され
た基体部54と、この基体部54に一体に設けられて導
体51の外周に周回される周回部55と、この周回部5
5の自由端側を固定する係止部56と、周回部55に設
けられて導体51の周囲に発生する磁束を集束可能な高
透磁性部材57とで形成されている。
【0058】周回部55は可撓性を有し、その自由端側
には係合突起58が形成されている。周回部55には、
その周回方向に沿って、高透磁性部材57が一体に埋設
されている。係止部56は、基体部54の一側に一体形
成されている。
【0059】そして、周回部55は、電線等の導体51
の外周に周回して、その自由端側に形成された係合突起
58を、基体部54に設けられた係止部56に係合させ
ることにより、導体51に固定される。
【0060】こうして、導体51の外周に周回して固定
された周回部55は、その周回方向に沿って一体に埋設
された高透磁性部材57により、導体51への通電時に
導体51を流れる電流によって導体51の周囲に発生す
る磁束を集束する。
【0061】また、基体部54には、前記磁電変換素子
53を嵌着するための磁電変換素子嵌合部59が形成さ
れている。この磁電変換素子嵌合部59に嵌着された磁
電変換素子53は、磁電変換素子53の磁束検出面が周
回部55の高透磁性部材57に集束された磁束に対して
垂直になる方向に配置されている。磁電変換素子53
は、過電流保護装置(不図示)に接続されている。
【0062】この固定型電流検知装置50は、導体51
の外周に周回部55を周回して、その自由端側に形成さ
れた係合突起58を、基体部54に設けられた係止部5
6に係合させることにより、導体51の外周に固定され
る。
【0063】この状態で、導体51へ通電すると、導体
51を流れる電流によって導体51の周囲に発生する磁
束が、周回部55に一体形成された高透磁性部材57に
よって集束される。この集束された磁束が基体部54に
嵌着された磁電変換素子53によって検出されて電気出
力に変換される。この変換された電気出力が過電流保護
装置(不図示)に供給される。
【0064】本実施形態では、基体部54と周回部55
とが一体で形成され、磁電変換素子53が基体部54に
嵌着されて周回部55と一体で導体51に組付け固定さ
れるので、導体51へ組付け時に、導体51に対する磁
電変換素子53の位置関係がずれることがなく、容易に
組付け固定することができる。
【0065】また、磁電変換素子53が導体51に対し
て至近距離で配置されるので、磁電変換素子53の磁電
変換検出感度が高くなり、検出精度が向上する。
【0066】また、振動ストレスや衝撃ストレスによる
磁電変換素子53の位置ずれが防止されて検出精度が安
定する。
【0067】図11に示す変形例は、磁電変換素子53
の配置が上記図10に示す例と異なる。すなわち、図1
1に示す例では、磁電変換素子53が周回部55の途中
に配置されている。この場合にも、磁電変換素子53の
磁束検出面に対して、高透磁性部材57が集束した磁束
が略垂直に入射されるようになっている。
【0068】[第3実施形態]図12及び図13を用い
て第3実施形態について説明する。図12は、第3実施
形態の固定型電流検知装置60を示す斜視図、図13
は、図12に示す固定型電流検知装置60の変形例であ
る。
【0069】本実施形態は、導体61として、フラット
ケーブルや、板状のブスバー等に用いられるものであ
る。
【0070】図12に示すように、固定型電流検知装置
60は、ブスバー等の導体61の周囲方向に沿って固定
されて、導体61への通電時に導体61の周囲に発生す
る磁束を集束する可撓性の磁束集束固定部材62と、こ
の磁束集束固定部材62と一体に設けられて磁束集束固
定部材62の磁束を検出する磁電変換素子63とを備え
ている。
【0071】磁束集束固定部材63は、樹脂で形成され
た基体部64と、この基体部64に一体に設けられて導
体61の外周に周回される周回部65と、周回部65に
設けられて導体61の周囲に発生する磁束を集束可能な
高透磁性部材67とで形成されている。
【0072】そして、周回部65は、ブスバー等の導体
61の外周に周回することにより、自身の弾性力で導体
61を挟持して導体61に固定される。
【0073】こうして、導体61の外周に周回して固定
された周回部65は、その周回方向に沿って一体に埋設
された高透磁性部材67により、導体61への通電時に
導体61に流れる電流によって導体61の周囲に発生す
る磁束を集束する。
【0074】また、基体部64には、前記磁電変換素子
63を嵌着するための磁電変換素子嵌合部69が形成さ
れている。この磁電変換素子嵌合部69に嵌着された磁
電変換素子63は、磁電変換素子63の磁束検出面が周
回部65の高透磁性部材67に集束された磁束に対して
垂直になる方向に配置されている。また、磁電変換素子
63は、過電流保護装置(不図示)に接続されている。
【0075】この固定型電流検知装置60は、導体61
の外周に周回部65を周回して挟むことにより、自身の
弾性力により導体61の外周に容易に取り付けられる。
この状態で、導体61へ通電すると、導体61を流れる
電流によって導体61の周囲に磁束が発生し、発生した
束は、周回部65に一体形成された高透磁性部材67に
よって集束される。この集束された磁束が、基体部64
に嵌着された磁電変換素子63によって検出されて電気
出力に変換される。この変換された電気出力が過電流保
護装置(不図示)に供給される。
【0076】本実施形態では、基体部64と周回部65
とが一体で形成され、磁電変換素子63が基体部64に
嵌着されて周回部65と一体で導体61に組付け固定さ
れるので、導体61へ組付け時、導体61に対する磁電
変換素子63の位置関係がずれることがなく、容易に組
付け固定することができる。
【0077】また、磁電変換素子63が導体61に対し
て至近距離で配置されるので、磁電変換素子63の磁電
変換検出感度が高くなり、検出精度が向上する。
【0078】また、振動ストレスや衝撃ストレスによる
磁電変換素子63の位置ずれが防止されて検出精度が向
上する。
【0079】図13に示す変形例は、図12の固定型電
流検知装置60に対して磁電変換素子63の配置が異な
る。図13に示すように、この例では、周回部65の中
間部であって、折り返し部分に磁電変換素子63が配置
されている。
【0080】なお、上記各実施形態、変形例において、
高透磁性部材26、57、67をバンド部24、周回部
55、65に埋設した例を示したが、高透磁性部材2
6、57、67は、高透磁性の塗料をバンド部24、周
回部55、65に塗布しても良く、あるいは、高透磁性
の薄膜をバンド部24、周回部55、65に張り付けて
も良い。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、導体の周囲に発生する磁束を集束する磁束集束
固定部材と、この磁束集束固定部材の磁束を検出する磁
電変換素子とが一体形成され、磁束集束固定部材を導体
の外周へ周回して固定することにより、導体への組付け
固定作業が容易になると共に、組付け固定作業時に磁電
変換素子の位置ずれが生じることがなくなる。さらに、
振動ストレス等による磁電変換素子の位置ずれを防止す
ることができる。その結果、検出精度が向上すると共に
安定する。
【0082】請求項2の発明によれば、高透磁性部材が
一体に形成されたバンド部と、このバンド部を係止・固
定するロック部と、バンド部又はロック部のいずれか一
方に設けられた磁電変換素子とが一体形成され、バンド
部を導体の外周へ周回してロック部で係止・固定するこ
とにより、導体への組付け固定作業が容易になると共
に、組付け固定作業時に磁電変換素子の位置ずれが生じ
ることがなくなる。さらに、振動ストレス等による磁電
変換素子の位置ずれを防止することができる。その結
果、検出精度が向上すると共に安定する。
【0083】また、バンド部が可撓性を有しているの
で、導体の形態に関係なく、いかなる形態にでも対応で
きると共に、容易に組付け固定することができる。
【0084】請求項3の発明は、高透磁性部材が一体に
形成された周回部と、基体部と、基体部に設けられた磁
電変換素子とが一体形成されている。そして、周回部を
導体の外周へ周回して固定することにより、導体へ組付
け固定される。
【0085】従って、導体への組付け固定作業が容易に
なると共に、組付け固定作業時に磁電変換素子の位置ず
れが生じることがなくなる。さらに、振動ストレス等に
よる磁電変換素子の位置ずれを防止することができる。
その結果、検出精度が向上すると共に安定する。
【0086】請求項4の発明は、バンド部に一体形成さ
れる高透磁性部材が2層に形成されている。そして、導
体側に配設された第1層目の高透磁性部材が導体の周囲
に発生する磁束を集束し、外側に配設された第2層目の
高透磁性部材が外乱による磁束を集束する。その結果、
請求項1乃至3に記載の発明の効果に加え、より検出精
度が向上する。
【0087】請求項5の発明は、複数本の電線の周囲
に、複数個の固定型電流検知装置を周回させているので
高い検出精度を得ることができる。また、固定型電流検
知装置の組付け固定スペースを省スペース化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の固定型電流検知装置を示し、
(a)は斜視図、(b)は導体の周囲に取り付けた状態
を示す断面図である。
【図2】図1に示す固定型電流検知装置のロック部の拡
大断面図である。
【図3】図1に示す固定型電流検知装置のバンド部を示
す断面図である。
【図4】図1に示す固定型電流検知装置のバンド部の変
形例を示す断面図である。
【図5】異なる断面形状の導体に図1に示す固定型電流
検知装置を取り付けた状態を示す断面図である。
【図6】第1実施形態の変形例を示し、(a)は複数本
の電線の周囲に複数個の固定型電流検知装置を配置した
例を示す断面図、(b)は異なる断面形状の導体の周囲
に複数個の固定型電流検知装置を配置した例を示す断面
図である。
【図7】磁電変換素子取付部をバンド部に設けた固定型
電流検知装置を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図
である。
【図8】図7に示す固定型電流検知装置において、磁電
変換素子取付部を示す断面図である。
【図9】図7に示す固定型電流検知装置の変形例を示
し、磁電変換素子嵌合部がバンド部に沿って設けられた
側面図である。
【図10】第2実施形態の固定型電流検知装置を示す側
面図である。
【図11】図10の固定型電流検知装置の変形例を示
し、磁電変換素子を周回部に設けた状態を示す斜視図で
ある。
【図12】第3実施形態の固定型電流検知装置を示す斜
視図である。
【図13】図12の固定型電流検知装置の変形例を示
し、磁電変換素子を周回部に設けた例を示す斜視図であ
る。
【図14】従来例の電流検出装置を示す斜視図である。
【図15】他の従来例の電流検出装置を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
20,50,60 固定型電流検知装置 21,51,61 導体 22,52,62 磁束集束固定部材 23,53,63 磁電変換素子 24 バンド部 25 ロック部 26,57,67 高透磁性部材 54,64 基体部 55,65 周回部
フロントページの続き (72)発明者 森本 充晃 静岡県裾野市御宿1500 矢崎総業株式会社 内 Fターム(参考) 2G025 AA01 AA03 AA04 AA15 AB01 AB02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の導体の周回方向に沿って固定さ
    れると共に、導体への通電時に導体の周囲に発生する磁
    束を集束する磁束集束固定部材と、この磁束集束固定部
    材に一体に設けられて磁束集束固定部材の磁束を検出す
    る磁電変換素子とを有することを特徴とする固定型電流
    検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の固定型電流検知装置で
    あって、前記磁束集束固定部材が、導体の外周に周回さ
    れるバンド部と、このバンド部の一側に設けられて導体
    の外周に周回したバンド部の他側を係止・固定するロッ
    ク部と、前記バンド部の長手方向に沿って一体形成され
    て導体の周囲に発生する磁束を集束可能な高透磁性部材
    とで形成され、前記磁電変換素子がバンド部又はロック
    部のいずれか一方に一体に設けられていることを特徴と
    する固定型電流検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の固定型電流検知装置で
    あって、前記磁束集束固定部材が、基体部と、この基体
    部に一体に設けられて導体の外周に周回され固定される
    周回部と、周回部に設けられて導体の周囲に発生する磁
    束を集束可能な高透磁性部材とで形成され、前記磁電変
    換素子が基体部又は周回部のいずれか一方に一体に設け
    らていることを特徴とする固定型電流検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載の固定型電
    流検知装置であって、前記高透磁性部材が、多層に形成
    されていることを特徴とする固定型電流検知装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2記載の固定型電流
    検知装置であって、複数本の電線の周囲に、複数個配置
    されていることを特徴とする固定型電流検知装置。
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