JP3681584B2 - 電流センサ及びこれを用いた電気回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車等といった機器に搭載される電気回路に流れる電流を検出する電流センサ及びこれを用いた電気回路に関し、特に電流検出の精度を向上させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば自動車に搭載される電気回路に流れる電流を、磁電変換素子の1つであるホール素子を使用して検出する電流センサが知られている。このような電流センサの一例が、特開平6−174753号公報に「大電流検出装置」として開示されている。
【0003】
この大電流検出装置は、図13に示すように、バスバー70とこのバスバー70の周囲に巻かれた、集磁コアとしての磁束検出体71を備えている。磁束検出体71は、可撓性を有する袋状体の中にフェライトの粉を詰めたもので、任意の形状とすることができる。
【0004】
この磁束検出体71の両端によって形成されたギャップ72内に、ホール素子73を設けて、バスバー70を流れる電流によって生じた磁束に比例した電圧をホール素子73に発生させる。この電圧を基に表示装置74に、バスバー70を流れる電流を表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この従来の大電流検出装置では、磁束検出体の両端によって形成されるギャップ、ホール素子及び導体といった3つの部品の位置関係を精密に設定しなければ電流検出の精度が低下する。
【0006】
しかしながら、このような部品を組み付けて構成される電流検出装置では、導体、磁束検出体及びホール素子といった部品の取り付け誤差が発生するので、上記各部品の位置関係を精密に定めることが困難であり、電流検出の精度が劣るという問題があった。
【0007】
本発明は、このような従来の電流検出装置における問題を解消するためになされたものであり、電流検出の精度を高めることができ、しかも組み付け性に優れた電流センサ及びこれを用いた電気回路を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、筐体と、一部が前記筐体の内部に収納されて前記筐体に固定され、両端部が端子として前記筐体の外部に導出されているセンサ導体と、前記筐体に収納されて前記筐体に固定され、前記センサ導体の近傍に配置された磁電変換素子、とを備え、前記センサ導体の両端部は、ヒューズの端子と互換性を有するように形成されていることを特徴とする。
【0009】
この請求項1に記載の発明に係る電流センサは、センサ導体及び磁電変換素子は共に筐体に固定されて一体に構成されている。従って、被測定電流が流れるセンサ導体と磁電変換素子との位置関係は精密に設定されるので、電流検出の精度を向上させることができる。また、この電流センサは集磁コアを備えていないので小型化が可能であると共に、大電流の検出に好適である。更に、電流センサ自体を1個の部品として取り扱うことができるので、取り扱いに優れたものとなっている。また、センサ導体の両端部がヒューズの端子と互換性を有するように形成されているので、ヒューズを取り外して、この電流センサを装着することができる。従って、ヒューズに流れる電流を検出することができるので、ヒューズを介して接続されている各負荷の状態を監視することができる。
【0010】
また、請求項2に記載の発明は、筐体と、一部が前記筐体の内部に収納されて前記筐体に固定され、両端部が端子として前記筐体の外部に導出されているセンサ導体と、前記筐体に収納されて前記筐体に固定され、前記センサ導体の近傍に配置された磁電変換素子、とを備え、前記センサ導体の両端部は、電気回路の配線導体に形成された嵌合部に嵌合させることにより、前記配線導体に接続されるように形成されていることを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明に係る電流センサは、センサ導体及び磁電変換素子は共に筐体に固定されて一体に構成されている。従って、被測定電流が流れるセンサ導体と磁電変換素子との位置関係は精密に設定されるので、電流検出の精度を向上させることができる。また、この電流センサは集磁コアを備えていないので小型化が可能であると共に、大電流の検出に好適である。更に、電流センサ自体を1個の部品として取り扱うことができるので、取り扱いに優れたものとなっている。また、センサ導体の両端部が配線導体の嵌合部に嵌合するように形成されているので、配線導体の嵌合部にセンサ導体の両端部を嵌合させるだけで電流センサを取り付けることができ、取り付け作業を簡単に行うことができる。
【0012】
また、請求項3に記載の発明は、筐体に収納され、磁電変換素子がギャップに位置するようにして筐体に固定されたリング型集磁コアを更に備えたことを特徴とする。
【0013】
この請求項3に記載の発明に係る電流センサによれば、センサ導体に流れる電流によって発生される磁束の殆どをリング型集磁コアにより収束して磁電変換素子に供給するので、導体に流れる小電流を高感度で検出できる。
【0014】
また、請求項4に記載の発明は、筐体に収納され、磁電変換素子の感磁面の前後に位置するようにして筐体に固定された角型集磁コアを更に備えたことを特徴とする。
【0015】
この請求項4に記載の発明に係る電流センサによれば、センサ導体に流れる電流によって発生される磁束の多くを角型集磁コアにより収束して磁電変換素子に供給するので、導体に流れる小乃至中程度の電流を高感度で検出できる。また、角型集磁コアは磁電変換素子の感磁面の前後に位置するように配置されるため、請求項3に記載の発明に係る電流センサに比べて小型化が可能である。
【0016】
また、請求項5に記載の発明は、磁電変換素子からの電気信号に応じた情報を表示する表示器を更に備えたことを特徴とする。
【0017】
この請求項5に記載の発明に係る電流センサによれば、電流センサのセンサ導体に流れる電流の値を目視確認できるので、例えば車両の組み付けラインでの電気回路の検査やディーラーでの車両点検を簡単に行うことができる。
【0018】
また、請求項6に記載の発明は、筐体、一部が筐体の内部に収納されて該筐体に固定され、両端部が端子として筐体の外部に導出されているセンサ導体、及び筐体に収納されて該筐体に固定され、センサ導体の近傍に配置された磁電変換素子を備えた電流センサと、電気回路の配線に使用され、前記電流センサの前記センサ導体の各端子に嵌合する嵌合部を備えた配線導体、とを備えたことを特徴とする。
【0019】
この請求項6に記載の発明に係る電気回路によれば、配線導体に形成された嵌合部に電流センサの端子を嵌合させるだけで電流センサを取り付けることができるので、取り付け作業を簡単に行うことができる。
【0020】
更に、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において配線導体は嵌合部が形成された分岐路を有し、電流センサのセンサ導体の各端子は該分岐路に形成された嵌合部に嵌合されることを特徴とする。
【0021】
この請求項6に記載の発明に係る電気回路によれば、分岐路を流れる電流は配線導体に流れる全電流より小さいので、飽和点が低い磁電変換素子を用いて大電流を検出することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係る電流センサを図面を参照しながら詳細に説明する。
【0023】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係る電流センサの外観斜視図であり、図2は電流センサの構造を筐体10を除去して示す斜視図であり、図3は電流センサの構造を筐体10を除去して示す側断面図である。
【0024】
この電流センサは、略直方体状に構成された筐体10を有し、この筐体10の一側面からこの側面に対向する他の側面に突き抜けるようにして、バスバー等の帯状の導体(以下、電気回路の配線に使用される配線導体と区別するために「センサ導体」と呼ぶ。)20が筐体10に固定されている。
【0025】
センサ導体20の中央部は、筐体10の内部に収容されており、筐体10から導出された両端部は、筐体10の表面から所定の位置で折り曲げることによりコ字状に成形されている。このコ字状に形成されたセンサ導体20の脚部は端子として使用されるようになっている。
【0026】
また、筐体10の内部にはホール素子30が搭載された基板40が固定されている。基板40上におけるホール素子30は、センサ導体20の近傍であって、その導体幅の略中央に対応する位置に取り付けられている。また、ホール素子30は、その感磁面がセンサ導体20の表面に垂直であり、且つセンサ導体20の長手方向に平行になる方向に取り付けられている。
【0027】
以上のように構成される電流センサにおいて、図3に示すように、センサ導体20に電流が流れると、アンペアの右ネジの法則に従って電流の大きさに応じた磁束が発生する。この磁束はホール素子30の感磁面に垂直に入り、ホール素子30は磁束密度に比例した電圧信号を出力する。この電圧信号はセンサ導体20に流れる電流の大きさに比例しているので、この電圧信号を検出することによりセンサ導体20に流れる電流の大きさを検出できる。
【0028】
この第1の実施の形態に係る電流センサは、センサ導体20及びホール素子30が搭載された基板40のいずれもが筐体10に固定されて一体に構成されている。従って、従来のような部品の取り付け誤差が発生せず、被測定電流が流れるセンサ導体20に対するホール素子30の位置は精密に決定される。その結果、高い精度で電流を検出することができる。
【0029】
また、この電流センサは、従来のような環状に形成されたリング型集磁コアを備えていないので小型化が可能である。また、この電流センサは、集磁コアを備えていないのでセンサ導体20に流れる電流によって発生される磁束の一部だけがホール素子30の感磁面に入力される。従って、大電流を検出するのに好適である。更に、電流センサ自体を1個の部品として取り扱うことができるので、取り扱いに優れたものとなっている。
【0030】
なお、この第1の実施の形態では1個のホール素子30だけを備えた電流センサを説明したが、2個以上のホール素子30を備えるように構成してもよい。例えば2個のホール素子31,32を備える電流センサの場合、各ホール素子31,32は、図4に示すように、センサ導体20の両側近傍に対応する位置の基板40上に配置し、それらの感磁面が基板40の面と平行になる方向に取り付けることができる。この構成によっても上記と同様の効果を奏することができる。
【0031】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態に係る電流センサは、リング型集磁コアを備えている点が上述した第1の実施の形態に係る電流センサと異なる。
【0032】
図5は本発明の第2の実施の形態に係る電流センサの構造を、筐体10を除去して示す斜視図であり、図6は電流センサの構造を筐体10を除去して示す側断面図である。
【0033】
この電流センサは、上述した第1の実施の形態に係る電流センサの構成に加え、ギャップ51を有するリング型集磁コア50を備えている。このリング型集磁コア50は、そのギャップ51でホール素子30を挟み、且つセンサ導体20を取り巻くようにして基板40に固定されている。
【0034】
このように構成される電流センサにおいて、図6に示すように、センサ導体20に電流が流れると、アンペアの右ネジの法則に従って電流の大きさに応じた磁束が発生する。この磁束の殆どはリング型集磁コア50の内部を通り、ギャップ51の位置でホール素子30の感磁面に垂直に入る。これにより、ホール素子30は磁束密度に比例した電圧信号を出力するので、この電圧信号を検出することによりセンサ導体20に流れる電流の大きさを検出できる。
【0035】
この第2の実施の形態に係る電流センサによれば、センサ導体に流れる電流によって発生される磁束の殆どはリング型集磁コア50により収束されてホール素子30に供給されるので、センサ導体20に流れる小電流を高感度で検出できる。従って、この電流センサは、特に小電流の検出に好適である。
【0036】
また、従来の環状コアを用いた電流センサの場合、電流センサ組み付け時には環状コアの中に被測定導体を通さなければならず、この作業が非常に面倒であった。
【0037】
しかし、この第2の実施の形態に係る電流センサのようにホール素子30とセンサ導体20とを一体構造にすることにより、例えばエンジンルーム内のジャンクションボックスやリレーボックスといった電源分配装置に電流センサを取り付ける際は、例えばヒューズを実装する場合のように端子を嵌合させるだけで電流センサを実装できるので、電流センサの取り付けが非常に簡単になる。
【0038】
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態に係る電流センサでは、リング型集磁コアの代わりに角型集磁コアが使用される点が上述した第2の実施の形態に係る電流センサと異なる。
【0039】
図7は本発明の第3の実施の形態に係る電流センサの構造を、筐体10を除去して示す側断面図である。この電流センサは、上述した第2の実施の形態に係る電流センサのリング型集磁コアの代わりに、第1角型集磁コア52及び第2角型集磁コア53を備えている。第1角型集磁コア52及び第2角型集磁コア53は、ホール素子30を両側から挟むようにして基板40に固定されている。すなわち、ホール素子30は、第1角型集磁コア52と第2角型集磁コア53とで構成されるリニア型集磁コアのギャップに配置される。
【0040】
このように構成される電流センサにおいて、図7に示すように、センサ導体20に電流が流れると、アンペアの右ネジの法則に従って電流の大きさに応じた磁束が発生する。この磁束の多くは第1角型集磁コア52及び第2角型集磁コア53の内部を通り、リニア型集磁コアのギャップの位置でホール素子30の感磁面に垂直に入る。これにより、ホール素子30は磁束密度に比例した電圧信号を出力するので、この電圧信号を検出することによりセンサ導体20に流れる電流の大きさを検出できる。
【0041】
この第3の実施の形態に係る電流センサによれば、センサ導体20に流れる電流によって発生される磁束の多くは第1角型集磁コア52と第2角型集磁コア53とで構成されるリニア型集磁コアにより収束されてホール素子30に供給されるので、センサ導体20に流れる小乃至中程度の電流を高感度で検出できる。従って、この電流センサは、特に小乃至中電流の検出に好適である。また、第1角型集磁コア52及び第2角型集磁コア53はホール素子30の感磁面の前後に位置するように基板40上に配置されるため、上記第2の実施の形態に係る電流センサに比べて小型化が可能である。
【0042】
(第4の実施の形態)
本発明の第4の実施の形態に係る電流センサは、オプション装置としての計測器を着脱可能に構成されていることを特徴とする。
【0043】
図8は本発明の第4の実施の形態に係る電流センサ及びこの電流センサに着脱可能な計測器15の外観斜視図である。この電流センサの上面には、計測器15を接続するための接続部11が形成されている。この接続部11は、例えば雄型コネクタで構成されている。
【0044】
計測器15は接続部16及び表示器17を備えている。本発明の嵌合部は、電流センサの接続部11と計測器15の接続部16とから構成されている。この計測器15の内部には、図示していないが、電流センサのホール素子30から出力される電圧信号を処理することによりセンサ導体20に流れる電流値を算出するための信号処理回路が組み込まれている。
【0045】
この計測器15の接続部16は、例えば雌型コネクタで構成されており、電流センサの接続部11に嵌合するようになっている。また、表示器17は、上記信号処理回路から得られた電流値を表示するために使用される。この表示器17は、例えばLED、LCD等で構成することができる。
【0046】
上記の構成において、電流センサの接続部11に計測器15の接続部16を嵌合させることにより電流センサに計測器15を取り付けると、センサ導体20に流れる電流が表示器17に表示される。
【0047】
この第4の実施の形態に係る電流センサによれば、ユーザは、電流センサのセンサ導体20に流れる電流の値を目視確認できるので、必要に応じて計測器15を電流センサに取り付けることにより、例えば車両の組み付けラインでの電気回路の検査やディーラーでの車両点検を簡単に行うことができる。
【0048】
また、上述した第1乃至第4の実施の形態に係る電流センサの端子の形状を、現在広く使用されているブレードヒューズの端子形状と同じに構成することができる。この構成によれば、ヒューズを介して接続されている負荷の状態を監視したい時に、該当するヒューズを取り外し、その代わりに電流センサを実装れば、負荷の状態を簡単に知ることができる。
【0049】
(第5の実施の形態)
本発明の第5の実施の形態は、上述した第1乃至第4の実施の形態に係る電流センサが組み込まれた電気回路に関し、より具体的には、電気回路の配線導体と電流センサとを接続するための構成に関する。
【0050】
図9は、第1の接続例(本流遮断タイプ)を示す。この例では、配線導体60がその途中で切断され、その切断された部分から所定長の位置で上側に折り曲げられ、接続部61が形成されている。この接続部61は、電流センサのセンサ導体20の両端部に形成された端子を挟み込むことができるような構造を有する。この接続部61は、例えば図10(A)又は(B)に示すように、配線導体60を製造する際に、導体材料となる金属板に切り込みを入れて折り曲げることにより構成できる。
【0051】
なお、図9では、配線導体60の端部が上側に折り曲げて構成されているが、図11に示すように、折り曲げずに構成することもできるし、下側に折り曲げて構成することもできる。
【0052】
この第5の実施の形態に係る電気回路によれば、配線導体60に形成された接続部61に電流センサの端子を嵌合させるだけで電流センサを取り付けることができるので、取り付け作業を簡単に行うことができる。
【0053】
図12は、第2の接続例(分岐タイプ)を示す。この例では、配線導体60はその途中で分岐された分岐導体62を有し、この分岐導体62の先端部分に接続部61が形成されている。接続部61は、上記図9〜図11に示したと同様に構成することができる。
【0054】
この場合、分岐導体62から電流センサを経由して流れる分岐電流は、配線導体60全体に流れる電流より小さいので、飽和点が低いホール素子30を用いて大電流を検出することができる。なお、電流センサは分岐電流を検出するので、配線導体60全体に流れる電流を求める時は、電流センサで検出された電流値が補正される。
【0055】
なお、上述した第5の実施の形態では、配線導体60と電流センサとの接続は、配線導体60に形成された接続部61に電流センサの端子を嵌合させることにより行うようにしたが、電流センサの端子を配線導体60にネジ止めにより接続するようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、センサ導体及び磁電変換素子は共に筐体に固定されて一体に構成されているので、被測定電流が流れるセンサ導体と磁電変換素子との位置関係を精密に設定でき、その結果、電流検出の精度を高めることができる。また、この電流センサは集磁コアを備えていないので小型化が可能であると共に大電流の検出に好適である。更に、電流センサ自体を1個の部品として取り扱うことができるので、取り扱いに優れている。また、センサ導体の両端部がヒューズの端子と互換性を有するように形成されているので、ヒューズを取り外して、この電流センサを装着することができる。従って、ヒューズに流れる電流を検出することができるので、ヒューズを介して接続されている各負荷の状態を監視することができる。
【0057】
請求項2に記載の発明に係る電流センサは、センサ導体及び磁電変換素子は共に筐体に固定されて一体に構成されている。従って、被測定電流が流れるセンサ導体と磁電変換素子との位置関係は精密に設定されるので、電流検出の精度を向上させることができる。また、この電流センサは集磁コアを備えていないので小型化が可能であると共に、大電流の検出に好適である。更に、電流センサ自体を1個の部品として取り扱うことができるので、取り扱いに優れたものとなっている。また、センサ導体の両端部が配線導体の嵌合部に嵌合するように形成されているので、配線導体の嵌合部にセンサ導体の両端部を嵌合させるだけで電流センサを取り付けることができ、取り付け作業を簡単に行うことができる。
【0058】
また、請求項3に記載の発明によれば、センサ導体に流れる電流によって発生される殆どの磁束をリング型集磁コアにより収束して磁電変換素子に供給するので、導体に流れる小電流を高感度で検出できる。
【0059】
また、請求項4に記載の発明によれば、上記請求項3に記載の発明に係る電流センサと同様に作用するので、導体に流れる小乃至中程度の電流を高感度で検出できる。また、角型集磁コアは磁電変換素子の感磁面の前後に位置するように配置されるため、請求項3に記載の発明に係る電流センサに比べて小型化が可能である。
【0060】
また、請求項5に記載の発明によれば、磁電変換素子からの電気信号に応じた情報を表示する表示器を備えたので、電流センサのセンサ導体に流れる電流の値を目視確認でき、例えば車両の組み付けラインでの電気回路の検査やディーラーでの車両点検を簡単に行うことができる。
【0061】
また、請求項6に記載の発明によれば、配線導体に電流センサの端子を嵌合する嵌合部を設けたので、配線導体の嵌合部に電流センサの端子を嵌合させるだけで電流センサを取り付けることができ、取り付け作業を簡単に行うことができる。
【0062】
更に、請求項7に記載の発明によれば、配線導体に分岐路を設け、この分岐路に電流センサを取り付けるようにしたので、分岐路を流れる電流は配線導体に流れる全電流より小さいことから、飽和点が低い磁電変換素子を用いて大電流を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電流センサの外観斜視図である。
【図2】図1に示した電流センサの構造を筐体を除去して示す斜視図である。
【図3】図1に示した電流センサの構造を筐体を除去して示す側断面図である。
【図4】図1に示した電流センサの変形例の構成を示す側断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る電流センサの構造を筐体を除去して示す斜視図である。
【図6】図5に示した電流センサの構造を筐体を除去して示す側断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る電流センサの構造を筐体を除去して示す側断面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る電流センサ及びこの電流センサに着脱可能な計測器の外観斜視図である。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係る電気回路における第1の接続例(本流遮断タイプ)を示す斜視図である。
【図10】図9に示した配線導体に形成される接続部の詳細な構成を示す斜視図である。
【図11】図9に示した配線導体に形成される接続部の他の構成例を示す図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態に係る電気回路における第2の接続例(分岐タイプ)を示す斜視図である。
【図13】従来の電流センサを説明するための図である。
【符号の説明】
10 筐体
11、16、61 接続部
15 計測器
17 表示器
20 センサ導体
30、31 ホール素子
40 基板
51 ギャップ
52 角型集磁コア
52 第1角型集磁コア
60 配線導体
62 分岐導体
Claims (7)
- 筐体と、
一部が前記筐体の内部に収納されて前記筐体に固定され、両端部が端子として前記筐体の外部に導出されているセンサ導体と、
前記筐体に収納されて前記筐体に固定され、前記センサ導体の近傍に配置された磁電変換素子と、
を備え、
前記センサ導体の両端部は、ヒューズの端子と互換性を有するように形成されていることを特徴とする電流センサ。 - 筐体と、
一部が前記筐体の内部に収納されて前記筐体に固定され、両端部が端子として前記筐体の外部に導出されているセンサ導体と、
前記筐体に収納されて前記筐体に固定され、前記センサ導体の近傍に配置された磁電変換素子と、
を備え、
前記センサ導体の両端部は、電気回路の配線導体に形成された嵌合部に嵌合させることにより、前記配線導体に接続されるように形成されていることを特徴とする電流センサ。 - 前記筐体に収納され、前記磁電変換素子がギャップに位置するようにして前記筐体に固定されたリング型集磁コアを更に備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電流センサ。
- 前記筐体に収納され、前記磁電変換素子の感磁面の前後に位置するようにして前記筐体に固定された角型集磁コアを更に備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電流センサ。
- 前記磁電変換素子からの電気信号に応じた情報を表示する表示器を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の電流センサ。
- 筐体、一部が前記筐体の内部に収納されて前記筐体に固定され、両端部が端子として前記筐体の外部に導出されているセンサ導体、及び前記筐体に収納されて前記筐体に固定され、前記センサ導体の近傍に配置された磁電変換素子を備えた電流センサと、
電気回路の配線に使用され、前記電流センサの前記センサ導体の各端子に嵌合する嵌合部を備えた配線導体と、
を備えたことを特徴とする電気回路。 - 前記配線導体は、嵌合部が形成された分岐路を有し、前記電流センサの前記センサ導体の各端子は、該分岐路に形成された嵌合部に嵌合されることを特徴とする請求項6記載の電気回路。
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