JP2007171156A - 電流検出素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】電線に流れる所定電流以上の電流を測定するために用いられる銅ブスバーなどのブスバー接続に好適な構造を有する電流検出素子及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】棒状体又は平板体の金属からなる電流導体1と、この電流導体1を周回して覆うように配置された絶縁体2と、この絶縁部2に開放部分に設けられ、電流導体の長手方向に対して直上に配置されている磁気センサ挿入部5と、この磁気センサ挿入部5に挿入された磁気センサ3と、絶縁体2を周回して覆うような挟持片4aを有する高透磁率軟磁性体からなる導磁体4とを備えている。棒状又は細板状の金属からなる電流導体1は、各々両端に取り付け部6を有する構造であり、また、電流導体1を周回して覆うように配置された絶縁体2は、耐熱性のある熱可塑又は熱硬化性の樹脂で容易に形成される。磁気センサ挿入部5は、通常は磁気センサ3を挿入するための溝や穴の形状で製作されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電流検出素子及びその製造方法に関し、より詳細には、電流遮断装置(電流ブレーカー)用に最適な電流検出素子及びその製造方法に関する。
従来から、ホール素子などの磁気センサを用いた電流検出素子は、図13に示すような構造が広く知られている(例えば、特許文献1参照)。また一般に、磁気センサとしては、ホール効果を利用したホール素子や磁気抵抗素子などが用いられかつ知られている。
図13に示す電流検出素子は、電流経路12に電流が流れることによって発生する磁束を磁性体コア14で集磁し、この磁性体コア14のギャップ部に配置された磁気センサ13により検出される磁束の変化から、その電流量を、増幅器15を介して測定するように構成されている。
また、小型な電流検出素子でも、所定電流以上の電流を測定するためのブスバー接続に適した簡便な電流検出素子が求められていた(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2に開示されている電流検出素子は、磁性体が、一方が開口部で他方が閉口部であるU字形状断面構造を有し、磁気センサが、磁性体の開口部の内側に配置され、電流経路が、磁気センサと磁性体の閉口部との間に配置されているとともに、磁性体のU字形状断面に対して略垂直方向に電流が流れるように配置され、電流経路と磁性体と磁気センサとが電気的に絶縁されるように構成されたものである。
特開平5−312839号公報 特開2004−354254号公報
しかしながら、上述した特許文献1に示されているような電流検出素子は、電流経路である金属導体とその周囲を囲む形状を有する磁性体コアが必要であったため、小型化が困難であり、携帯電話をはじめとする小型の電子機器に用いられるプリント配線基板上に実装することのできるサイズまで小さくすることができないという問題があった。つまり、大きなスペースを擁し、かつ、組み立てが簡便でないという問題があった。
また、上述した特許文献2に示されているような電流検出素子は、磁気センサが絶縁体中に埋設されているものであって、磁気センサの取り付けが簡便でないといった問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、電線に流れる電流やその電線に流れる所定電流以上の電流を測定するために用いられる銅ブスバー(被測定電流が流れる電線又は電流母線)などのブスバー接続に好適な構造を有する電流検出素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、被測定電流が流れる電流導体と、該電流導体を周回して覆うように形成された絶縁体と、該絶縁体に設けられた前記被測定電流を測定する磁気センサと、前記絶縁体を覆うように配置された高透磁率軟磁性体の導磁体とを備えた電流検出素子において、前記絶縁体の開放部分に前記磁気センサが挿入される磁気センサ挿入部を設けたことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記磁気センサ挿入部は、前記電流導体の長手方向に対して直上に配置されていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記導磁体は、前記絶縁体を周回して覆うような挟持片を有することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記挟持片は、該挟持片間の厚さが前記電流導体付近よりも前記磁気センサ付近において小さくなるように絞り込み形状をしていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記絞り込み形状は、断面形状において左右対称であることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載の発明において、前記電流導体の先端部が、ブスバーと接続可能な取り付け部を備えていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載の発明において、前記絶縁体が、樹脂又は無機質のセラミックスであることを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7のいずれかに記載の発明において、前記電流導体が、平板体又は棒状体であることを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、前記絶縁体と前記導磁体の間に空隙部を設けたことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、被測定電流が流れる電流導体と、該電流導体を周回して覆うように形成された絶縁体と、該絶縁体に設けられた前記被測定電流を測定する磁気センサとを備えた電流検出素子において、前記絶縁体の開放部分に前記磁気センサが挿入される磁気センサ挿入部を設けたことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10のいずれかに記載の電流検出素子が電流検出に用いられていることを特徴とする電流遮断装置である。
また、請求項12に記載の発明は、被測定電流が流れる電流導体と、該電流導体を周回して覆うように形成された絶縁体と、該絶縁体に設けられた前記被測定電流を測定する磁気センサと、前記絶縁体を覆うように配置された高透磁率軟磁性体の導磁体とを備えた電流検出素子の製造方法において、前記絶縁体の開放部分に磁気センサ挿入部を形成し、形成された磁気センサ挿入部に前記磁気センサを挿入固定することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記磁気センサ挿入部の形成は、前記電流導体の長手方向に対して直上に配置されるように、溝や穴を形成することを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項12に記載の発明において、前記磁気センサを挿入固定は、耐熱性のある熱可塑性又は熱硬化性の樹脂でなされることを特徴とする。また、該樹脂は、弾性を有することが好ましく、シリコン樹脂などが用いられる。
本発明によれば、電流遮断装置用の電流検出素子として小型でしかも狭隘な部位に取り付け可能で、ブスバー接続に好適な形状を有し、磁気センサを所定の部位に挿入するだけの簡便な製造方法であるために、標準化された磁気センサを廉価に使用できるという効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(実施形態1)
図1及び図2(a),(b)は、本発明に係る電流検出素子の実施形態1の基本構造を示す図で、図1は斜視図、図2(a)は側面図、図2(b)は、図2(a)のa−a線断面図、図2(c)は図2(b)で電流導体に紙面の上面より裏面へ電流が流れるときの磁界の磁束線を示した図である。図中符号1は電流導体、2は絶縁体、3は磁気センサ、4は導磁体、4aは導磁体の挟持片、5は磁気センサ挿入部、6は電流導体の取り付け部を示している。なお、図2(c)における矢印は磁束線を示している。
本発明の電流検出素子は、棒状体又は平板体の金属からなる電流導体1と、この電流導体1を周回して覆うように配置された絶縁体2と、この絶縁体2の開放部分に設けられ、電流導体の長手方向に対して直上に配置されている磁気センサ挿入部5と、この磁気センサ挿入部5に挿入された磁気センサ3と、絶縁体2を周回して覆うような挟持片4aを有する高透磁率軟磁性体からなる導磁体4とを備えている。
また、棒状又は細板状の金属からなる電流導体1は、各々両端に取り付け部6を有する構造であり、また、電流導体1を周回して覆うように配置された絶縁体2は、耐熱性のある熱可塑又は熱硬化性の樹脂で容易に形成される。この絶縁体2は、無機質のセラミックスでもよい。
さらには、絶縁体2に形成された磁気センサ挿入部5は、通常は磁気センサ3を挿入するための溝や穴の形状で製作されている。さらに、磁気センサ挿入部5に挿入する磁気センサ3は、磁束密度を直接検出できるものであるならば何でもかまわない。
また、電流導体1は、その機能が備えられていれば図示されている例には限らない。長くてもよく、応用上の都合や便利さから曲げて製作してもよい。また、その端部は、導電端子に取り付ける機能を有していればよく、形状も実際の取り付けにあわせて自由に変えてよい。
また、絶縁部2の樹脂は、金型を用いて製作する方法が好ましく、熱可塑性のものが使われる場合は、インジェクション成型法で製作する方が好ましく、また、エポキシ樹脂などの熱硬化性の樹脂を使った場合は、トランスファーモールド法が好ましく用いられる。また、絶縁体2としてセラミックスを用いる場合には、通常用いられるセラミックスの焼結の成形方法が用いられる。
さらに、磁気センサ3は、磁束密度を直接検出できるものならなんでもよい。しかし、好ましい素子としては、化合物半導体薄膜又は薄層を磁気センサ部に使用したホール素子やホールICが好ましく使われる。このホール素子ICには、検出出力が電流に比例するもの、電流の検出、非検出に応じて出力電圧が変化するものがある。
磁気センサの一例であるホール素子は、磁界を検出する素子であって、検出した磁界の磁束密度に比例した電圧信号が得られる素子である。この性質を利用し、被検出電流が発生する磁束を検出することにより電流を検出することが出来る。このため、本発明の最も好ましい磁気センサとして用いられる。
磁気センサの他の一例であるホールICは、ホール素子を磁気センサ部とし、ホール素子の出力を増幅する増幅器を備えた集積回路素子である。増幅器の種類に下記のようにいくつかの場合がある。
1)磁界に比例した電圧変化が得られるアナログ又はリニヤー出力のホールIC、即ち、検出電流に比例した電圧変化がホールICの出力として得られるもの、又は、
2)前記アナログ又はリニヤー出力のホールICにおいて、磁界検出の無いときに、所定の電圧値にホールICの出力端子の電圧がセット出来るような付加回路を加えたもの(電流検出器を製作したときあらかじめ電流検出のゼロ点のリセットが出来る)もの、
3)更には、ある大きさ以上(閾値と称する)の正又は負の一方の磁界を検出すると出力が得られるデジタル出力のもの、若しくは、
4)ある大きさ以上の正又は負のいずれか一方の磁界を検出すると出力が得られるものがある。
この様なホールICは、用途によって使い分けるが、本発明の電流検出器の磁気センサとして好ましく用いられる。
また、磁気抵抗素子も好ましく用いられる。磁気抵抗素子の場合は、InSbなどの半導体薄膜の磁気抵抗素子や強磁性薄膜の磁気抵抗効果を利用した強磁性薄膜磁気抵抗素子や巨大磁気抵抗効果を利用した巨大磁気抵抗素子(GMR)、半導体磁気抵抗素子などが好ましいセンサ例である。
ホール素子の場合の磁気センサ部の材質に関して特に制限はしないが、電子移動度の高いIII―V族の化合物半導体薄膜や薄層が用いられる。InSb,InAs,InAs量子井戸構造のホール素子やGaAs基板にSi等のドナー原子をイオン注入して動作層を造るGaAsホール素子などが使われる。
さらに、最近開発された単結晶のInSb薄膜にドナー不純物をドープして製作したInSb単結晶ホール素子も好ましく用いられる。ここで、ドナー不純物原子としては、Si,Ge,C、S,Sn.Te,Seなど通常ドナー不純物として用いられるものなら何でもよい。
さらに、GaAs基板上などにエピタキシャル成長させて形成したGa,In,Sb,Asを含むGaIn1−xAsSb1−y(0≦x≦1,0≦y≦1)の混晶薄膜又は薄層はホール素子に使われ、本発明の電流検出素子の磁気センサとしてこの様なホール素子は好ましく用いられる。
また、このGaIn1−xAsSb1−y(0≦x≦1,0≦y≦1)の混晶薄膜又は薄層は、ドナー不純物がドープされていても良く、好ましく用いられる。ドナー原子としては、Si,Ge,C、S,SnTe,Seなど通常ドナー不純物として用いられるものなら何でもよい。
さらに、磁気センサ特性の温度依存性は特に問わないが、室温を含む−20℃から100℃の範囲で磁界の検出による磁気センサ出力、ホール素子の場合は、ホール電圧の温度変化が10%以下、さらには、5%以下の変化が好ましい。これらの磁気センサ出力の温度依存性は、化合物半導体薄膜のホール素子を磁気センサに使ったホールICを磁気センサとする場合は、増幅後の出力であってもよい。
次いで、絶縁体2及び磁気センサ3を覆うように配置された高透磁率軟磁性体からなる導磁体4は、残留磁化の少ない純鉄やパーマロイ、珪素鋼板など金属版をU字型にした形状で通常は製作される。U字断面の軟磁性フェライトコアでもよい。また、他の好ましい例は、樹脂に多量の軟磁性金属の微粉末を含有させた強磁性体の樹脂層で絶縁体2を周回して磁気センサ3に電流の生じる磁束密度を導くように形成する場合もある。
また、電流導体1と磁気センサ挿入部5を有する絶縁体2及びパーマロイや純鉄などで製作した導磁体4は、絶縁体2に使われる樹脂を利用して一体密着して製作することも行われる。製造方法については特に制限はないが、好ましい例として、成形樹脂によるインサート成型法が用いられる。
また、上述した説明では、電流導体と絶縁体とを一体密着で製作された構成物とし、この絶縁体を周回して覆うような挟持片を有する高透磁率軟磁性体からなる導磁体を設けてあるが、導磁体がない場合であっても高性能の電流検出素子として機能する。
図3(a)乃至(d)及び図4(a)乃至(d)は、本発明の電流検出素子の他の実施形態であり、電流導体に垂直な断面を示す図である。図3(a)に示された電流検出素子は、平板体の電流導体1の周囲に絶縁体2を設け、この絶縁体2を挟持するように導磁体4を設けたもので、この導磁体4は、インジェクション成形したもので、樹脂と強磁性体の微粉末(フェライト)を混入したボンド磁性体である。
また、図3(b)に示された電流検出素子は、電流導体1として被覆体1aを有する棒状体の電流導体を用いたもので、この電流導体1を絶縁体2中の中央部に設けたものである。この場合、絶縁体2中に電流導体1を通す貫通穴2bも設けてもよい。また、図3(c)に示された電流検出素子は、電流導体1として被覆体1aを有する棒状体の電流導体を用いたもので、この電流導体1を絶縁体2中の底部に設けたものである。また、図3(d)に示された電流検出素子は、電流導体1として被覆体1aを有する棒状体の電流導体を用いたもので、この電流導体1を絶縁体2中の中央部に設けたものであり、絶縁体2と導磁体4の間に空隙部11を設けたものである。
さらに、図4(a)に示された電流検出素子は、図3(b)に示された電流検出素子において、導磁体4の底部を絶縁体2の内部に通したものである。また、図4(b)に示された電流検出素子は、図3(d)に示された電流検出素子において、空隙部11を利用して導磁体4の底部にコイル11aを巻きつけ、導磁体4中の磁束を打ち消す電流を流すようにしたものである。また、図4(c)に示された電流検出素子は、図3(b)に示された電流検出素子において、導磁体4の周囲をさらに絶縁体2aで囲み、導磁体4を絶縁体2aの内部に埋め込んだものである。また、図4(d)に示された電流検出素子は、図3(c)に示された電流検出素子において、導磁体4の底部を取り除きこの導磁体4を絶縁体2中に平行板状に埋め込んだものである。
図5(a)乃至(c)は、図1に示した電流検出素子を用いた電流遮断装置の構成図で、図5(a)は側面図、図5(b)は上面図、図5(c)は、図5(b)のa−a線断面図である。ここには、本発明で用いられる電流導体の例を示している。
図中符号7は絶縁カバー、8はブレーカ、9はブスバー、10は取り付けネジを示している。本発明に電流検出素子は、絶縁カバー7内に収容されている。つまり、この絶縁カバー7内には、電流検出素子を構成する導磁体4と絶縁体2と磁気センサ3が収納されている。また、電流導体1の両先端部に設けられた取り付け部6は、ブスバー9と取り付けネジ10により固定されている。このように構成されたものが、図5(b)に示されているように、3ライン並べられてブースター8を構成している。
また、図5(c)に示されているように、導磁体4の挟持片4aは、この挟持片4a間の厚さが電流導体付近Aよりも磁気センサ付近Bにおいて小さくなるように絞り込み形状をしている。この絞り込み形状は、断面形状において左右対称であるが望ましい。このような構成により、導磁体4と磁気センサ3間の距離を短くしてより検出感度を良好にすることが出来る。
図6(a)乃至(f)及び図7(a)乃至(c)は、本発明の電流導体の他の実施形態を示す図である。図6(a)は、図2(a)に示したものである。また、図6(b)は平板体の端部に取り付け孔を設けたものである。また、図6(c)は図6(a)に示した平板体の端部を90度捻ったものである。また、図6(d)は棒状体の端部を鉤状に曲げたものである。また、図6(e)は平板体の先端部を細くしてソケットに挿入できるようにしたものである。また、図6(f)は平板体の端部を加工していないものである。
さらに、細板状の金属からなる電流導体1と、この電流導体1を周回して覆うように配置された絶縁体2との密着性(抜け防止)を向上させるために、図7(a)に示すように、絶縁体2によって覆われる電流導体1の上片部分及び下片部分に凹凸を設けてもよく、また、図7(b)に示すように、凹部を設けてもよい。また、棒状体の金属からなる電流導体1の場合には、この電流導体1を周回して覆うように配置された絶縁体2との密着性(抜け防止)を向上させるために、図7(c)に示すように、絶縁体2に覆われる電流導体1の部分に段差を設けるようにしてもよい。
図8は、本発明の電流検出素子の磁気センサの出力を、ソケットを用いて取り出すようにした構成図である。磁気センサ3の出力端子と接続されるソケット21を用いることにより、関連機器との接続を容易にしたものである。また、図8においては、絶縁体2の上面に磁気センサ挿入部5を設けて、その磁気センサ3の出力端子を上方に突き出すようにしているが、磁気センサ挿入部5を絶縁体2の側面に設けて、その側面から出力端子を突き出すようにしてもよい。その場合には、ソケット21も絶縁体2の側面に取り付けられるため、ソケット21を縦長配置から横長配置に代えることができてコンパクト化が図れるという利点がある。なお、ソケット接続でない接続としては、ハンダを使わない圧着や溶接が考えられる。
(実施形態2)
図9乃至図11は、本発明に係る電流検出素子の実施形態2を示す構成図で、電流検出素子をプラグ型にしたものである。
図9に示したプラグ型の電流検出素子は、図2(a)に示した電流検出素子の電流導体1をL字状に折り曲げてプラグ型にしたものである。これにより被測定電流が流れる電流母線に接続されたソケット型の端子に対して差込接続が可能となる。この電流導体1のL字状部分は絶縁体2から外部に突出している。このプラグ型の電流検出素子の電流導体は、棒状体又は平板体の金属からなることは上述したとおりである。
図10に示したプラグ型の電流検出素子は、図9に示した電流導体1のL字状部分を絶縁体2中に埋め込んだものである。L字状部分を絶縁体2中に埋め込むことにより、外部への突出部分を少なくして構造のコンパクト化を図ったものである。
図11に示したプラグ型の電流検出素子は、図10に示した絶縁体2の側面に窪み2cを設け、その窪み2cにL字状部分をガイドして外部に露出したものである。この場合にも外部への突出部分を少なくして構造のコンパクト化が図れるとともに、絶縁体2によるモールド部分を少なくすることができる。
なお、上述したようなプラグ型の電流検出素子においても、図8に示したように、電流検出素子の磁気センサの出力を、ソケット21を用いて取り出すようにしてもよいことは明らかである。
厚さ1.0mm、幅8.0mmで長さが80mmの銅の板を電流導体1とし、エポキシ樹脂により図1及び図2(a),(b)のように、電流導体1を周回して絶縁体2を形成した。この絶縁体2には、磁気センサ挿入穴5が製作されており、図2(b)にその断面を示したが、化合物半導体薄膜であるInAsの量子井戸構造のホール素子を磁気センサ3にして製作されたハイブリッドホールIC(リニヤーホールIC)、すなわち、旭化成電子(株)のEQ−70Lを絶縁体2の磁気センサ挿入穴5に挿入した。その中心特性は、ゼロ磁界出力が、2.5V(出力端子の磁界非検出時の電圧)であり、検出磁束の大きさに比例して変わり、±25mTの磁束密度検出時の出力端子電圧は、検出磁束密度に対して2.5V±1.65Vである。
次いで、厚さ0.50mm、幅10mm、更に、その長さは、両端部で磁気センサ3をサンドイッチするのに必要な長さに調整されて切断し、次いで、このパーマロイ板をU字型に曲げて絶縁体2を周回し、その両端部は、磁気センサ挿入穴5をサンドイッチするような構造で接着により、絶縁体2の表面に密着して取り付けた。こうして本発明の電流検出素子を製作した。
こうして製作した本発明の電流検出素子は、電流値が0に対応する出力端子電圧2.5Vを中心に電流変化に対して極めて比例制のよい電流検出に対応したセンサ出力が得られた。図12は、本発明の電流検出素子の出力特性を示す図である。この図12において、センサ出力は、リニヤーホール素子ICの出力端子間の電圧よりゼロ電位2.5Vを引いた値を示している。
磁気センサの出力の大きさは、パーマロイ板による磁気回路構成や磁気センサのパーマロイ板のギャップの距離にも依存するが、電流値が0から±50Aの変化の範囲で、磁気センサの出力が、±1.77V変化電流に比例して得られることがテストで判明し、極めて好特性の小型で狭いギャップ挿入の可能な電流検出素子が得られた。
厚さ1.0mm、幅8.0mmで長さが80mmの銅の板を電流導体1し、その両端を除いた部分の表面を厚さ0.5mm樹脂により絶縁被覆した。この電流導体1を金型中にセットし、インジェクション成形法を用いて、一部に磁性体の存在しない空隙となる磁気センサ挿入穴5を有し、体積比率で磁性体粉末を80%含む熱可塑性の成形用樹脂により電流導体1を周回する磁性体コア4を製作した。この磁性体コア4の厚さは、3mm,幅10mmで、磁気センサ挿入穴5は、この磁性体コア4に穴を開けた形で製作されており、磁性体コア4に形成された磁気センサ挿入穴5は、電流導体を流れる電流の生じる磁束が貫通するように形成されている。次いで、図2(b)にその断面を示したが、化合物半導体薄膜であるInAsの量子井戸構造のホール素子を磁気センサ3にして製作された樹脂パッケージされたハイブリッドホールIC(リニヤーホールIC)、すなわち、旭化成電子(株)のEQ−70Lを磁気センサ挿入穴5に挿入し、絶縁性の接着剤で固定した。リニヤーホールICの特性は、実施例1と同様な特性が得られた。この時、InAs量子井戸ホール素子を、このホール素子に電流導体を流れる電流の生じる磁束が垂直に印加される位置関係で磁気センサ挿入穴5に挿入し、電流検出素子を製作した。
こうして製作した本発明の電流検出素子は、電流値が0に対応する出力端子電圧2.5Vを中心に電流変化に対して極めて比例制のよい電流検出に対応したセンサ出力が得られた。
磁気センサ出力の大きさは樹脂によって製作された磁気回路構成や磁気センサ部のギャップの距離にも依存するが、電流値が0から±30Aの変化に対応して最大の±0.8Vの磁気センサ出力が比例して得られることがテストで判明し、極めて好特性の小型で狭いギャップ挿入の可能な電流検出素子が得られた。
実施例1において、導磁体コアのない場合の被測定電流と磁気センサEQ―70Lの出力の関係を記載したのが図13である。この場合は20Aの比測定電流に対して、導磁体コアがなくても、極めて電流によく比例した、磁気センサ信号が得られる。該実施例では、20Aの被測定電流に対して50mVの信号が得られている。このように本発明の電流検出素子は導磁体がなくとも電流が高精度で検出できることが分かる。導磁体を有する場合はこの実施例の磁気センサ出力は凡そ10倍に増幅されて出力される。高増幅率は導磁体のU字型の開口部構造、特に、開口部の大きさ(ギャップの広さ)に大きく依存し、狭いと増幅率は大きくなる。この増幅効果はU字型の導磁体の効果である。この例に示すごとく、電流導体を周回し、磁気センサ挿入部を有し、一体密着で製作された絶縁体からなる構成物は、導磁体がなくても、高性能の電流検出素子として機能する。
実施例1において、EQ−70Lの代わりに旭化成電子(株)ホール素子HZ−302Cを磁気センサとして用いた場合を示す。この素子は、厚さ0.5マイクロメートルで、SiをドープしたInAs単結晶薄膜を感磁部に使用しており、電子密度は7×1016cmである。ホール素子の感磁部のInAs薄膜は被測定電流が生じ、導磁体によって導かれた磁界の磁束密度に直交するように磁気センサ挿入部に固定されている。ホール素子の駆動電圧を3Vとした場合の被測定電流に対するホール電圧の比例性は極めてよく、20Aの比測定電流に対して、ホール電圧16mVが得られた。
実施例1において、EQ−70Lの代わりに、試作したInSb単結晶薄膜ホール素子を磁気センサとして用いた場合を示す。このホール素子は、厚さ1.0マイクロメートルで、SnをドープしたInSb単結晶薄膜を感磁部に使用しており、電子密度は7×1016cmである。感磁部のInSb単結晶薄膜はSnをドープしても電子移動度は40,000cm3/Vsを超える。このホール素子は、Snをドープしておりホール電圧や素子抵抗値の温度依存性は従来素子(アンドープInSbホール素子)に比較して温度依存性が一桁少ない。ホール素子の感磁部のInSb薄膜は被測定電流が生じ、導磁体によって導かれた磁界の磁束密度に直交するように磁気センサ挿入部に固定されている。ホール素子の駆動電圧を1.0Vで、被測定電流に対するホール電圧の比例性は極めて良く、20Aの比測定電流に対して、ホール電圧8mVが得られた。この場合は、実用上は極めて好ましくない被測低電流値ゼロでのホール電圧の温度ドリフトが極めて少なかった。
本発明の電流検出素子は、電流検出におけるあらゆる分野で利用でき、特にブスバーを用いた電流遮断装置用の電流検出素子として好適に利用できる。
本発明の電流検出素子の実施形態1の基本構造を示す斜視図である。 本発明の電流検出素子の実施形態1の基本構造を示す図で、(a)は側面図、(b)は(a)のa−a線断面図、(c)は(b)で電流導体に紙面の上面より裏面へ電流が流れるときの磁界の磁束線を示した図である。 (a)乃至(d)は、本発明の電流検出素子の他の実施形態を示す図(その1)である。 (a)乃至(d)は、本発明の電流検出素子の他の実施形態を示す図(その2)である。 図1に示した電流検出素子を用いた電流遮断装置の構成図で、(a)は側面図、(b)は上面図、(c)は(b)のa−a線断面図である。 (a)乃至(f)は、本発明の電流導体の他の実施形態を示す図(その1)である。 (a)乃至(c)は、本発明の電流導体の他の実施形態を示す図(その2)である。 本発明の電流検出素子の磁気センサの出力を、ソケットを用いて取り出すようにした構成図である。 本発明に係る電流検出素子の実施形態2を示す構成図(その1)である。 本発明に係る電流検出素子の実施形態2を示す構成図(その2)である。 本発明に係る電流検出素子の実施形態2を示す構成図(その3)である。 本発明の電流検出素子の出力特性を示す図である。 実施例3における、導磁体コアのない場合の被測定電流と磁気センサの出力電圧の関係を示した図である。 従来の電流検出素子を示す図である。
符号の説明
1 電流導体
1a 被覆体
2,2a 絶縁体
2b 貫通穴
2c 窪み
3 磁気センサ
4 導磁体
4a 挟持片
5 磁気センサ挿入部
6 取り付け部
7 絶縁カバー
8 ブレーカ
9 ブスバー
10 取り付けネジ
11 空隙部
11a コイル
12 電流経路
13 磁気センサ
14 磁性体コア
15 増幅器
21 ソケット

Claims (14)

  1. 被測定電流が流れる電流導体と、該電流導体を周回して覆うように形成された絶縁体と、該絶縁体に設けられた前記被測定電流を測定する磁気センサと、前記絶縁体を覆うように配置された高透磁率軟磁性体の導磁体とを備えた電流検出素子において、
    前記絶縁体の開放部分に前記磁気センサが挿入される磁気センサ挿入部を設けたことを特徴とする電流検出素子。
  2. 前記磁気センサ挿入部は、前記電流導体の長手方向に対して直上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電流検出素子。
  3. 前記導磁体は、前記絶縁体を周回して覆うような挟持片を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電流検出素子。
  4. 前記挟持片は、該挟持片間の厚さが前記電流導体付近よりも前記磁気センサ付近において小さくなるように絞り込み形状をしていることを特徴とする請求項3に記載の電流検出素子。
  5. 前記絞り込み形状は、断面形状において左右対称であることを特徴とする請求項4に記載の電流検出素子。
  6. 前記電流導体の先端部が、ブスバーと接続可能な取り付け部を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電流検出素子。
  7. 前記絶縁体が、樹脂又は無機質のセラミックスであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の電流検出素子。
  8. 前記電流導体が、平板体又は棒状体であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の電流検出素子。
  9. 前記絶縁体と前記導磁体の間に空隙部を設けたことを特徴とする請求項8に記載の電流検出素子。
  10. 被測定電流が流れる電流導体と、該電流導体を周回して覆うように形成された絶縁体と、該絶縁体に設けられた前記被測定電流を測定する磁気センサとを備えた電流検出素子において、
    前記絶縁体の開放部分に前記磁気センサが挿入される磁気センサ挿入部を設けたことを特徴とする電流検出素子。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の電流検出素子が電流検出に用いられていることを特徴とする電流遮断装置。
  12. 被測定電流が流れる電流導体と、該電流導体を周回して覆うように形成された絶縁体と、該絶縁体に設けられた前記被測定電流を測定する磁気センサと、前記絶縁体を覆うように配置された高透磁率軟磁性体の導磁体とを備えた電流検出素子の製造方法において、
    前記絶縁体の開放部分に磁気センサ挿入部を形成し、形成された磁気センサ挿入部に前記磁気センサを挿入固定することを特徴とする電流検出素子の製造方法。
  13. 前記磁気センサ挿入部の形成は、前記電流導体の長手方向に対して直上に配置されるように、溝や穴を形成することを特徴とする請求項12に記載の電流検出素子の製造方法。
  14. 前記磁気センサを挿入固定は、耐熱性のある熱可塑性又は熱硬化性の樹脂でなされることを特徴とする請求項12に記載の電流検出素子の製造方法。
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