JP2004037354A - 電流検出装置 - Google Patents

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Sueo Matsumoto
松元 末男
Takashi Hara
原 崇史
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Abstract

【課題】マザー基板上に設けられた配線パターンを利用して電流検出をすることができる小型の電流検出装置を実現することを目的とする。
【解決手段】モジュール基板上に設けられたホール素子23と、ホール素子の出力を増幅するとともに電圧値として出力する回路部26と、回路部の出力に接続されるとともにモジュール基板の底面から側面に亘って設けられた外部電極27と、その一端側がホール素子の上面の少なくとも一部を覆うように固定して設けられるとともにその他端側がモジュール基板の側面に固定して設けられた略L字状コア25とを有する電流検出モジュールを、電流検出したい配線パターン30の上部にマザー基板31を介して配設するとともに、配線パターンが略L字状コアで形成される磁路を横切るように配設したものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板上に形成された配線パターンに流れる電流を検出するための電流検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般にこの種の電流検出器は、図5に示されるような構成を有していた。すなわち、図5(a)は従来の電流検出器の構成を示す上面図であり、図5(b)はその断面図であり、図5(c)はその底面図である。図5において、11は電流検出器で、下記構成となっていた。すなわち12は基板で、この基板12上にはホール素子13が実装され、このホール素子13を挟むように基板12の上下にコア15が構成されている。このコア15にはコイル14が巻回されており、その両端の一部は半田で固定されている。16はホール素子13の出力から電流値を検出するためのチップ部品やICからなる回路部であり、端子17を介して検出された電流値が電圧値として出力される。また前記電流検出器11はマザー基板18に設けた抜き穴18aにコイル14と端子17を挿入し、半田19bで接続、固定するように構成されている。
【0003】
そして、この従来の電流検出器は以下のような方法で製造されていた。すなわち、基板12上にホール素子13、および回路部16を構成するチップ部品やIC等を実装した後、コア15のギャップ部より予め巻回されたコイル14をコア15の磁路を横切る位置に挿入しておき、その状態でコア15のギャップ部内にホール素子13が配置されるようにコア15を固定して、続いてコイル14を基板12に固定していた。次に端子17を基板12に半田19aにより接続、固定するものであった。また上記方法で製造した電流検出器11を、マザー基板18に設けた抜き穴18aに上記コイル14のリード部14aおよび端子17を差した後、半田19bで接続、固定するものであった。
【0004】
以上のように製造された電流検出器は、以下のように動作するものであった。すなわち、コイル14にはマザー基板18に流れる電流がそのまま流れるようになっており、この電流によりコア15に磁束を発生させ、この発生した磁束でホール素子13の出力電圧を変化させ、この変化を増幅検出することでマザー基板18に流れる電流の大きさを検出するように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、その機構上コイルが必ず必要であるとともにそのコイルについては絶縁処理が必ず必要になるものであり、電流検出器としての小型化に限界があるとともに、組み立てが複雑で作業性が悪いため、生産性が悪くなり、コストアップにつながるという課題を有するものであった。
【0006】
本発明は、上記従来の課題を解決するためのものであり、非常に簡単な構成により、別途コイルを用いることなく、マザー基板上に設けられた配線パターンを利用して電流検出をすることができるとともに、小型で製造しやすい電流検出装置を実現することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の電流検出装置は、マザー基板上に電流検出モジュールを面実装して所望の配線パターンの電流検出を行う電流検出装置であって、前記電流検出モジュールは、モジュール基板上に設けられたホール素子と、前記ホール素子の出力を増幅するとともに電圧値として出力する回路部と、前記回路部の出力に接続されるとともに前記モジュール基板の底面から側面に亘って設けられた端面電極と、その一端側が前記ホール素子の上面の少なくとも一部を覆うように固定して設けられるとともにその他端側が前記モジュール基板の側面に固定して設けられた略L字状の磁性体とを有し、前記電流検出モジュールを電流検出したい配線パターンの上部に前記マザー基板を介して配設するとともに前記配線パターンが前記磁性体で形成される磁路を横切るように配設したことを特徴とするものである。
【0008】
この構成により、本電流検出装置を電流検出したい配線パターンの上部にマザー基板を介して配設するとともに前記配線パターンが前記磁性体で形成される磁路を横切るように配設することで、従来の電流検出器では予め巻回されたコイルをコアのギャップ部よりコアの磁路を横切る位置に挿入し、コアのギャップ部内にホール素子が配置されるようにコアを固定しコイルに流れる電流を検出していたのに対し、コイルを用いずにマザー基板の配線パターンに流れる電流を直接検出することができるものである。また、電流検出したい配線パターンの上部に前記マザー基板を介して配設することで、配線パターンと本電流検出装置の絶縁が確保可能なため、従来の電流センサではコイルに対し絶縁が必要であったが、絶縁処理を不要とすることができるものである。
【0009】
また、本発明は、特に磁性体の一端側とホール素子の上面とが絶縁性接着樹脂材料を介して固定されていることを特徴とするものであり、これにより、磁性体の一端側とホール素子の上面のギャップを一定に保つことが可能となる。すなわち、磁性体と配線パターンに流れる電流により構成される磁気回路において前記ギャップ長が変化すれば、一定電流値でもホール素子に発生する磁束が変化するため、前記ギャップを一定にすることにより安定した磁気特性を確保することができるものである。
【0010】
また、本発明は、特に磁性体の他端側とモジュール基板の側面とが絶縁性接着樹脂材料または半田を介して固定されていることを特徴とするものであり、これにより、磁性体の他端側と配線パターンの位置を一定に保つことが可能となる。すなわち、磁性体と配線パターンに流れる電流により構成される磁気回路において前記ギャップ長が変化すれば、一定電流値でもホール素子に発生する磁束が変化するため、前記ギャップを一定にすることにより安定した磁気特性を確保することができるものである。
【0011】
また、本発明は、特にマザー基板を介して略L字状の磁性体と対向する位置に凹状の磁性体を配設し、この略L字状の磁性体と凹状の磁性体とで磁路を形成したことを特徴とするものであり、これにより、前記略L字状の磁性体と凹状の磁性体と配線パターンに流れる電流により構成される磁気回路において、配線パターンに流れる電流により発生しホール素子部に発生する磁束を大きくすることができるものである。
【0012】
また、本発明は、特にマザー基板上に電流検出モジュールを面実装して所望の配線パターンの電流検出を行う電流検出装置であって、前記電流検出モジュールは、モジュール基板上に設けられたホール素子と、前記ホール素子の出力を増幅するとともに電圧値として出力する回路部と、前記回路部の出力に接続されるとともに前記モジュール基板の底面から側面に亘って設けられた端面電極と、その中央部が前記ホール素子の上面で固定して設けられるとともにその両端部がモジュール基板の両側面に固定して設けられた略M字状または略E字状の磁性体とを有し、前記電流検出モジュールを電流検出したい配線パターンの上部に前記マザー基板を介して配設するとともに前記配線パターンを略U字状に形成してそれぞれが前記ホール素子を挟んでその左右に形成される磁路を横切るように配設したことを特徴とするものであり、これにより、本電流検出装置を電流検出したい配線パターンの上部にマザー基板を介して配設するとともに前記配線パターンが前記磁性体で形成される磁路を横切るように配設することで、従来の電流検出器では予め巻回されたコイルをコアのギャップ部よりコアの磁路を横切る位置に挿入し、コアのギャップ部内にホール素子が配置されるようにコアを固定しコイルに流れる電流を検出していたのに対し、コイルを用いずにマザー基板の配線パターンに流れる電流を直接検出することができるものである。また、電流検出したい配線パターンの上部に前記マザー基板を介して配設することで、配線パターンと本電流検出装置の絶縁が確保可能なため、従来の電流センサではコイルに対し絶縁が必要であったが、絶縁処理を不要とすることができるものである。
【0013】
また、本発明は、特に磁性体の中央部とホール素子の上面とが絶縁性接着樹脂材料を介して固定されていることを特徴とするものであり、これにより、磁性体の一端側とホール素子の上面のギャップを一定に保つことが可能となる。すなわち、磁性体と配線パターンに流れる電流により構成される磁気回路において前記ギャップ長が変化すれば、一定電流値でもホール素子に発生する磁束が変化するため、前記ギャップを一定にすることにより安定した磁気特性を確保することができるものである。
【0014】
また、本発明は、特に磁性体の両端部とモジュール基板の両側面とが絶縁性接着樹脂材料または半田を介して固定されていることを特徴とするものであり、これにより、磁性体の他端側と配線パターンの位置を一定に保つことが可能となる。すなわち、磁性体と配線パターンに流れる電流により構成される磁気回路において前記ギャップ長が変化すれば、一定電流値でもホール素子に発生する磁束が変化するため、前記ギャップを一定にすることにより安定した磁気特性を確保することができるものである。
【0015】
また、本発明は、特にマザー基板を介して略M字状または略E字状の磁性体と対向する位置に略M字状またはE字状の磁性体を配設し、この前記マザー基板を挟んで配設された2つの略M字状または略E字状の磁性体によりホール素子を挟んでその左右にそれぞれ磁路を形成したことを特徴とするものであり、これにより、前記略M字状または略E字状の磁性体と略M字状またはE字状の磁性体と配線パターンに流れる電流により構成される磁気回路において、配線パターンに流れる電流により発生しホール素子部に発生する磁束を大きくすることができるものである。
【0016】
また、本発明は、特に磁性体の材料としてフェライト、パーマロイ、ケイ素鋼板の少なくとも1つを選んだことを特徴とするものであり、これにより、磁性体と配線パターンに流れる電流により構成される磁気回路において、配線パターンに流れる電流により発生しホール素子部に発生する磁束を大きくするとともに、良好な磁気特性を確保することができるものである。
【0017】
また、本発明は、特に磁性体が一枚の板状の磁性材料からなることを特徴とするものであり、これにより、磁性材料の加工が容易となり、かつモジュール基板への磁性材料の取り付けが容易になることで、安価な電流検出装置を提供することができるものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下に、本発明の実施の形態1における電流検出装置について、図面を用いて説明する。図1(a)は本発明の実施の形態1における電流検出装置の構成を示す上面図であり、図1(b)は同断面図、図1(c)は同底面図である。
【0019】
図1において、21は電流検出モジュールであり、電流検出したい配線パターン30の上部にマザー基板31を介して配設されており、これにより、所望の配線パターン30の電流検出が可能となっている。その具体的な構成は、以下の通りである。
【0020】
すなわち、モジュール基板22上にホール素子23が実装され、このホール素子23を磁性体材料からなるL字状コア25の一端側で覆うようにL字状コア25の他端側がモジュール基板22に絶縁性接着樹脂(図示せず)を介して固定されている。またモジュール基板22上には、ホール素子23の出力から電流値を導き出すためのチップ部品26aやIC26b等からなる回路部26が形成されているとともに、モジュール基板22の側面および底面にそれぞれ側面電極27aおよび底面電極27bが形成されて外部電極27が形成されている。
【0021】
ここで、L字状コア25の一端側とホール素子23の上面とは絶縁性接着樹脂(図示せず)を介して固定されており、これにより、ギャップを一定に保つことができるため、L字状コア25と配線パターン30に流れる電流により形成される磁気回路の磁気特性を安定させることができ、安定した電流検出を行うことができるものである。
【0022】
なお、以上のように構成された電流検出モジュール21の実装は、電流検出したい配線パターン30が形成された面とは逆の面上に配置するとともに、その際、電流検出モジュール21のL字状コアで形成される磁路と、電流検出を行いたい部分の配線パターン30とが、ほぼ垂直に交差するように配置されている。
【0023】
そして、以上のように構成され、配置された電流検出モジュール21は以下のように動作するものである。すなわち、マザー基板31に設けられた配線パターン30に流れる電流により、配線パターン周囲に右ネジの法則にしたがった磁束が発生する。次にマザー基板31を介して配線パターン30の反対面に設けたL字状コア25により前記磁束が部分的に磁束密度が強化され、前記L字状コア25の一端に設けたホール素子23に配線パターン30に流れる電流値に比例した磁束が印加されることになる。この磁束でホール素子23の出力電圧を変化させ、この変化を回路部26で増幅検出することでマザー基板31の配線パターン30に流れる電流の大きさを検出できるものである。
【0024】
なお、本実施の形態において、より電流検出の能力を向上させるために、図2に示すように、電流検出したい部分の配線パターン30が形成されたマザー基板31の下面側に、電流検出モジュール21のL字状コア25と対向するように、磁性体材料からなるコ字状コア32を配設してやると、ホール素子23に発生する磁束をより大きくすることができるため、より検出能力を高めることができる。
【0025】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2における電流検出装置について、図面を用いて説明する。なお、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。図3(a)は本発明の実施の形態2における電流検出装置の構成を示す上面図であり、(b)は同断面図、(c)は同底面図である。
【0026】
ここで、実施の形態1と大きく異なる構成は、モジュール基板22上のほぼ中央に設けられたホール素子23をM字状コア35で覆う構成であり、M字状コア35の両端はモジュール基板22の両側面に絶縁性接着樹脂(図示せず)を介して固定されているとともに、その略中央部がホール素子23上に絶縁性接着樹脂(図示せず)を介して固定されており、これにより、ギャップを一定に保つことができるため、M字状コア35で形成される磁気回路の磁気特性を安定させることができ、安定した電流検出を行うことができるものである。
【0027】
また、M字状コア35によりホール素子23を挟んで左右に形成される磁路を垂直に横切るようにU字状の配線パターン34がマザー基板31の電流検出モジュール33の搭載面とは逆の面に形成されており、これにより、ホール素子23に発生する磁束をより大きくすることができるため、電流検出としての能力を高めることができるものである。
【0028】
そして、以上のように構成され、配置された電流検出モジュール33は以下のように動作するものである。すなわち、マザー基板31に設けられた配線パターン34に流れる電流により、配線パターン周囲に右ネジの法則にしたがった磁束が発生する。次にマザー基板31を介して配線パターン34の反対面に設けたM字状コア35により前記磁束が部分的に磁束密度が強化され、前記M字状コア35の一端に設けたホール素子23に配線パターン34に流れる電流値に比例した磁束が印加されることになる。この磁束でホール素子23の出力電圧を変化させ、この変化を回路部26で増幅検出することでマザー基板31の配線パターン34に流れる電流の大きさを検出できるものである。
【0029】
なお、本実施の形態において、より電流検出の能力を向上させるために、図4に示すように、電流検出モジュール33の第1のM字状コア35aと対向するように、磁性体材料からなる第2のM字状コア35bを配設してやると、ホール素子23に発生する磁束をより大きくすることができるため、より検出能力を高めることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、非常に簡単な構成により、別途コイルを用いることなく、マザー基板上に設けられた配線パターンを利用して電流検出をすることができるとともに、小型で製造しやすい電流検出装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1における電流検出装置の構成を示す上面図
(b)同断面図
(c)同下面図
【図2】(a)同実施の形態における他の電流検出装置の構成を示す断面図
(b)同下面図
【図3】(a)本発明の実施の形態2における電流検出装置の構成を示す上面図
(b)同断面図
(c)同下面図
【図4】(a)同実施の形態における他の電流検出装置の構成を示す断面図
(b)同下面図
【図5】(a)従来の電流検出装置の構成を示す上面図
(b)同断面図
(c)同下面図
【符号の説明】
11 電流検出器
12 基板
13 ホール素子
14 コイル
15 コア
16 回路部
17 端子
18 マザー基板
19 半田
21 電流検出モジュール
22 モジュール基板
23 ホール素子
25 L字状コア
26 回路部
27 外部電極
27a 側面電極
27b 底面電極
30 配線パターン
31 マザー基板
32 コ字状コア
33 電流検出モジュール
34 U字状の配線パターン
35 M字状コア
35a 第1のM字状コア
35b 第2のM字状コア

Claims (10)

  1. マザー基板上に電流検出モジュールを面実装して所望の配線パターンの電流検出を行う電流検出装置であって、前記電流検出モジュールは、モジュール基板上に設けられたホール素子と、前記ホール素子の出力を増幅するとともに電圧値として出力する回路部と、前記回路部の出力に接続されるとともに前記モジュール基板の底面から側面に亘って設けられた端面電極と、その一端側が前記ホール素子の上面の少なくとも一部を覆うように固定して設けられるとともにその他端側が前記モジュール基板の側面に固定して設けられた略L字状の磁性体とを有し、前記電流検出モジュールを電流検出したい配線パターンの上部に前記マザー基板を介して配設するとともに前記配線パターンが前記磁性体で形成される磁路を横切るように配設したことを特徴とする電流検出装置。
  2. 磁性体の一端側とホール素子の上面および前記磁性体の他端側とモジュール基板の側面とが絶縁性接着樹脂材料を介して固定されていることを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
  3. 磁性体の他端側とモジュール基板の側面とが絶縁性接着樹脂材料または半田を介して固定されていることを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
  4. マザー基板を介して略L字状の磁性体と対向する位置に凹状の磁性体を配設し、この略L字状の磁性体と凹状の磁性体とで磁路を形成したことを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
  5. マザー基板上に電流検出モジュールを面実装して所望の配線パターンの電流検出を行う電流検出装置であって、前記電流検出モジュールは、モジュール基板上に設けられたホール素子と、前記ホール素子の出力を増幅するとともに電圧値として出力する回路部と、前記回路部の出力に接続されるとともに前記モジュール基板の底面から側面に亘って設けられた端面電極と、その中央部が前記ホール素子の上面で固定して設けられるとともにその両端部がモジュール基板の両側面に固定して設けられた略M字状または略E字状の磁性体とを有し、前記電流検出モジュールを電流検出したい配線パターンの上部に前記マザー基板を介して配設するとともに前記配線パターンを略U字状に形成してそれぞれが前記ホール素子を挟んでその左右に形成される磁路を横切るように配設したことを特徴とする電流検出装置。
  6. 磁性体の中央部とホール素子の上面および前記磁性体の両端部とモジュール基板の両側面とが絶縁性接着樹脂材料を介して固定されていることを特徴とする請求項5記載の電流検出装置。
  7. 磁性体の両端部とモジュール基板の両側面とが絶縁性接着樹脂材料または半田を介して固定されていることを特徴とする請求項6記載の電流検出装置。
  8. マザー基板を介して略M字状または略E字状の磁性体と対向する位置に略M字状またはE字状の磁性体を配設し、この前記マザー基板を挟んで配設された2つの略M字状または略E字状の磁性体によりホール素子を挟んでその左右にそれぞれ磁路を形成したことを特徴とする請求項6記載の電流検出装置。
  9. 磁性体の材料としてフェライト、パーマロイ、ケイ素鋼板の少なくとも1つを選んだことを特徴とする請求項1または5記載の電流検出装置。
  10. 磁性体が一枚の板状の磁性材料からなることを特徴とする請求項1または5記載の電流検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008020404A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 電流検出機構及びその組付方法
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JP2014109494A (ja) * 2012-12-01 2014-06-12 Bunka Shutter Co Ltd 太陽電池パネル検査装置及び計測装置

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