JP2000320414A - 吸気ダクト - Google Patents

吸気ダクト

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JP2000320414A
JP2000320414A JP11131401A JP13140199A JP2000320414A JP 2000320414 A JP2000320414 A JP 2000320414A JP 11131401 A JP11131401 A JP 11131401A JP 13140199 A JP13140199 A JP 13140199A JP 2000320414 A JP2000320414 A JP 2000320414A
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浩 漆原
Akira Hatayama
亮 畑山
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水分離性能を向上させることにより、エンジ
ンの負圧による吸引力が大きくなっても、エンジン内へ
吸い込まれる水の量が増大しないようにする。 【解決手段】 上端部が閉塞されると共に下端部が開口
され、しかも一側にエンジンへ供給される空気17を導
入するための開口部33が設けられたダクト本体31を
備え、ダクト本体31の背板31bと側板31cとが繋
がるダクトコーナ部には、ダクト本体31へ導入された
空気17から分離された水が流下し外部へ排出されるよ
う、上端部に排水入口を有し下端部に排出出口を有する
気水分離室36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水分離性能を向上
させた吸気ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にトラック等の大型車は、乗用車と
比較して、未舗装の悪路を走行する機会が多いため、吸
気ダクトによるエンジンの吸気は、塵埃が多く含まれて
いる地面付近の空気ではなく、地面から十分高い部分の
清浄で温度の低い空気を取り入れることが望ましい。
【0003】このため、大型車においては、図31に示
すように、エアクリーナ1に直立するよう接続したダク
ト本体2の上部に、開口部がキャブバック側に設けられ
たスタック型のダクト本体4を、可撓性のブーツ3を介
してキャブ5のリヤパネル6に固定されるよう接続し、
ダクト本体4の前記開口部から空気を吸い込むようにし
ている。
【0004】図31に示すような吸気ダクトの従来のも
のの一例は、図25〜図28に示されており、図中、7
は水平断面形状が略三角形状のダクト本体である。而し
て、ダクト本体7は、頂部が閉塞されていると共に、ダ
クト本体7の上部のキャブバックに面した側面には、ル
ーバ8を備えた開口部9が形成され、その下端は、空気
をエンジンへ供給し得るよう、開口している。
【0005】ダクト本体7の開口部9と略対向するよう
設けられた背板10側には、開口部9の下端位置と略同
じ高さ位置となるよう、排水入口11が形成されると共
に背板10の外側面には、外側から排水入口11を遮蔽
するよう、案内板12が装着されており、背板10の外
壁面と案内板12との間の隙間により、下端に排水出口
13が設けられた気水分離室14が形成されている。
【0006】なお、図中、15はダクトコーナ部、16
は消音器、17は空気、18はミスト、19はミスト1
8が粒子化されて形成された水滴である。
【0007】開口部9からダクト本体7へ吸い込まれた
空気17は、エンジン側の吸気力(負圧)により、ダク
ト本体7内を流下し、下端出口からエンジン側へ供給さ
れる。
【0008】雨の日等には、空気17にはミスト18が
含まれている。而して、空気17と共にダクト本体7内
に吸い込まれたミスト18は、背板10の内壁面に衝突
し粒子化されて水滴19となり、水滴19は、空気17
の流れと共に内壁面に沿って下方へ流れ、排水入口11
から気水分離室14へ流入し、気水分離室14を流下し
て排水出口13により外部へ排出される。
【0009】図31に示すような吸気ダクトの従来のも
のの他の例は、図29、30に示されており、図中、2
0は水平断面形状が略楕円形状の上部ダクト本体であ
る。而して、上部ダクト本体20は、頂部が閉塞されて
いると共に下部が開口しており、上部ダクト本体20の
上部のキャブバックに面した側には、ルーバ8を備えた
開口部21が形成されている。
【0010】上部ダクト本体20の下端開口部には、上
下端部が開口した下部ダクト本体22の上端部が嵌入さ
れており、上部ダクト本体20の下端内周と下部ダクト
本体22の上端外周との間の隙間により、上端に排水入
口23が設けられ且つ下端に排水出口24が設けられた
気水分離室25が形成されている。
【0011】図中、26は上部ダクト本体20の、開口
部21と対向するよう設けられた背板であり、又図中、
図25〜図28に示すものと同一のものには、同一の符
号が付してある。
【0012】開口部21から上部ダクト本体20内へ吸
い込まれた空気17はエンジン側の吸気力(負圧)によ
り、上部ダクト本体20から下部ダクト本体22を流下
し、下部ダクト本体22の下端出口からエンジン側へ供
給される。
【0013】空気17と共に上部ダクト本体20内に吸
い込まれたミスト18は、背板26の内壁面に衝突し滴
化されて水滴19となり、水滴19は空気17の流れと
共に内壁面に沿って下方へ流れ、排水入口23から気水
分離室25へ流入し、気水分離室25を流下して排水出
口24より、外部へ排出される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述の吸気ダクトにお
いては、図25〜図28に示す吸気ダクトや、図29、
30に示す吸気ダクトの何れにあっても、エンジンの吸
気流量の増加のために、エンジンの負圧による吸引力が
大きくなると、空気17に同伴されてエンジン内に吸い
込まれる水滴19の量が多くなり、排水量が減少すると
いう問題がある。
【0015】本発明は上述の実情に鑑み、水分離性能を
向上させることによりエンジンの負圧による吸引力が大
きくなっても、エンジン内へ吸い込まれる水の量が増大
しないようにした吸気ダクトを提供することを目的とし
てなしたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の吸気ダクト
は、上端部が閉塞されると共に下端部が開口され、しか
も一側にエンジンへ供給される空気を導入するための開
口部が設けられ、該開口部と略対向する面には背板が設
けられ、前記開口部の側部には前記背板と繋がる側板が
設けられたダクト本体を備えた吸気ダクトであって、前
記ダクト本体の背板と側板とが繋がるダクトコーナ部
に、ダクト本体へ導入された空気から分離された水が流
下し外部へ排出されるよう、上端部に排水入口を有し下
端部に排水出口を有する気水分離室を設けたものであ
る。
【0017】請求項2の吸気ダクトは、開口部を形成す
る下フランジに、空気が外部下方からダクト本体内へ導
入されるよう、空気吸入孔を設けたものである。
【0018】請求項3の吸気ダクトは、ダクト本体にお
ける背板の内壁面に、開口部側から排水入口に向けて下
り勾配に形成した複数の案内リブを、上下へ所要の間隔
で設けたものである。
【0019】請求項4の吸気ダクトは、気水分離室の高
さ方向所要位置に、該気水分離室とダクト本体内とが連
通するよう空気リーク孔を設けたものである。
【0020】請求項5の吸気ダクトは、上端部が閉塞さ
れると共に下端部が開口され、しかも一側にエンジンへ
供給される空気を導入するための開口部が設けられた上
部ダクト本体と、上下端部が開口されると共に上端部が
前記上部ダクト本体内へ嵌入された下部ダクト本体とを
備え、上部ダクト本体下端部内周と下部ダクト本体上端
部外周との間の隙間により、流下した水が外部へ排出さ
れるよう、気水分離室が形成された吸気ダクトであっ
て、前記上部ダクト本体の、開口部と対向するよう設け
られた背板の内壁面に、水が気水分離室に導かれるよ
う、開口部側から見た形状がへの字状に形成された複数
の案内リブを、上下に所要の間隔で設けたものである。
【0021】請求項6の吸気ダクトは、上端部が閉塞さ
れると共に下端部が開口され、しかも一側にエンジンへ
供給される空気を導入するための開口部が設けられた上
部ダクト本体と、上下端部が開口されると共に上端部が
前記上部ダクト本体内へ嵌入された下部ダクト本体とを
備え、上部ダクト本体下端部内周と下部ダクト本体上端
部外周との間の隙間により、流下した水が外部へ排出さ
れるよう気水分離室が形成された吸気ダクトであって、
前記上部ダクト本体の、開口部と対向するよう設けられ
た背板の内壁面に、水を吸着し得ると共に吸着した水を
気水分離室から外部へ排出し得るよう、多孔性の水吸着
板を設けたものである。
【0022】本発明においては、何れの請求項の吸気ダ
クトにおいても、空気に同伴されてダクト本体若しくは
上部ダクト本体内へ導入され空気から分離された水は、
気水分離室を通って外部へ排出される。
【0023】而して、本発明においては、何れの請求項
の吸気ダクトの場合にも、水分離性能が良好であるた
め、エンジンの負圧による吸引力が大きくなった場合で
もエンジン内へ吸い込まれる水の量が増大することがな
い。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しつつ説明する。なお、本実施の形態の説明
においては、図1〜図24中、同一部分には同一の符号
が付してある。
【0025】図1〜図4は、本発明の請求項1に対応す
る実施の形態の第一例であり、図25〜図28に示す吸
気ダクトにおいて、ダクト本体7の背板10内壁面にミ
スト18が衝突して生じた水滴19は、図27に示すダ
クトコーナ部15に集まる傾向があるため、この現象を
利用するようにしたものである。
【0026】図中、31は、全体的に見て、水平断面形
状が略三角形状のダクト本体である。而して、ダクト本
体31は、頂部が閉塞されていると共に下端は空気17
をエンジンへ供給し得るよう開口されており、ダクト本
体31の上部のキャブバックに面した前板31a側に
は、ルーバ32を備えた開口部33が形成されている。
【0027】ダクト本体31は、開口部33と略対向す
るよう、前板31aと繋がる背板31bを備えると共
に、前板31aの一側には、背板31bと繋がる側板3
1cが接続され、背板31bと側板31cとの接続部の
ダクト本体31内側の部分には、ダクトコーナ部39が
形成されている。
【0028】ダクトコーナ部39の開口部33下端より
も若干下方位置においては、背板31b及び側板31c
が、図4に示すごとく、平面視でダクト本体31内に向
け絞られて凹加工され、絞られた部分により、対向する
先端同士が当接するリブ34,35が形成されている。
【0029】又ダクト本体31内の背板31bと側板3
1cとが繋がるダクトコーナ部39には、背板31bの
一部と側板31cの一部並にリブ34,35により、平
面視で略小三角形状の気水分離室36が形成されてい
る。又気水分離室36の上端には、ダクト本体31内に
位置するよう、排水入口37が形成され、気水分離室3
6の下端に設けた孔により排水出口38が形成されてい
る。
【0030】なお、図中40は消音器である。
【0031】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。なお、開口部33からダクト本体31内へ吸
い込まれた空気17の流れは、図25〜図28に示す場
合と同様であるため、説明は省略する。
【0032】開口部33より空気17と共にダクト本体
31内へ吸い込まれたミスト18は、リブ34,35よ
りも上方位置でダクト本体31における背板31bの内
壁面に衝突し、滴化して水滴19となる。
【0033】水滴19は、ダクト本体31内の空気17
の流れに沿ってダクトコーナ部39へ集まり、流下して
排水入口37より気水分離室36へ流入し、気水分離室
36を流下して排水出口38から外部へ排出される。
【0034】本実施の形態例によれば、水滴19はダク
ト本体31内のダクトコーナ部39から気水分離室36
へ流入し、効率良く外部へ排出されるため、エンジンの
負圧による吸引力が大きくなっても、エンジン内へ吸い
込まれる水の量が増大することなく、従ってエンジン性
能を良好に維持することができる。
【0035】又、気水分離室36は、ダクト本体31の
背板31bの一部及び側板31cの一部と背板31b及
び側板31cを絞って形成したリブ34,35とにより
形成しているため、別部品を用いる必要がなく、従っ
て、製作コストも安価である。
【0036】図5、6は本発明の請求項2に対応する実
施の形態の第二例である。
【0037】而して、本実施の形態においては、外部下
方から空気17がダクト本体31内に吸い込まれるよ
う、開口部33の下フランジ41に空気吸入孔42が設
けられている。
【0038】本実施の形態においては、ミスト18を含
んだ空気17は開口部33からダクト本体31内に流入
すると共に、空気吸入孔42からダクト本体31内へ吸
い込まれる。
【0039】空気吸入孔42からダクト本体31内へ吸
い込まれた空気17は、上方へ向けて流れるため、開口
部33からダクト本体31内へ吸い込まれた空気17の
流路は上方へ向けて変更される。
【0040】このため、開口部33からダクト本体31
内へ吸い込まれた空気17はより多くの空気17がダク
ト本体31における背板31bの内壁面に衝突する。従
って、空気17中のより多くのミスト18が滴化して水
滴19となる。
【0041】この水滴19は、実施の形態の第一例の場
合と同様、排水入口37から気水分離室36を流下し、
排水出口38から外部へ排出される。
【0042】本実施の形態においては、より多くの空気
17がダクト本体31の背板31b内壁面に衝突し水滴
化するため、水滴19となるミスト18の量を増やすこ
とができる。従って、この場合は実施の形態の第一例の
場合よりも、エンジンへ吸い込まれる水の量を減少させ
ることができ、エンジン性能をより一層良好に維持する
ことができる。
【0043】図7〜図9は本発明の請求項3に対応する
実施の形態の第三例である。
【0044】本実施の形態においては、ダクト本体31
における背板31bの内壁面に、上下方向へ所定の間隔
で複数段に亘り前記内壁面に沿うよう、案内リブ43を
設けている。案内リブ43はダクト本体31の開口部3
3側から気水分離室36側ヘ向け下り勾配に形成されて
いると共に、気水分離室36側の端部は、最下段の案内
リブ43以外は排水入口37の上方に位置し、最下段の
案内リブ43の気水分離室36側の端部は、気水分離室
36を形成するリブ34の上縁に直接繋がっている。
【0045】空気17と共に開口部33からダクト本体
31内へ吸い込まれ、背板31bの内壁面に付着した水
滴19は、空気17の流れにより各案内リブ43の上面
に集められ、案内リブ43の上面に沿い斜め下方へ流れ
つつ凝集して質量が増加する。
【0046】水滴19は質量が増加すると流れに沿って
動き易くなるため、案内リブ43に沿いダクトコーナ部
39(図3参照)側へより一層多く集まり、気水分離室
36へ入る水の量が増加し、従ってエンジンへ吸い込ま
れる水の量をより一層減少させることができる。
【0047】又、最下段の案内リブ43はリブ34と直
接繋がっているため、エンジンの吸気量が増加しても排
水のロスが減少し、従ってエンジンの吸気量が多くなっ
ても、エンジン側へ吸い込まれる水の量を減少させるこ
とができ、気水分離室36へ流入する水の量が多くな
る。従って本実施の形態では、より一層エンジンへ吸い
込まれる水の量を減少させることができ、その結果、エ
ンジンの性能をより一層良好に維持することができる。
【0048】又、一般にダクト本体31内にリブを設け
ると、吸気抵抗が増加し、エンジンの性能が低下する虞
れがあるが、本実施の形態における案内リブ43は、ダ
クト本体31内の空気17の流れに沿った形状となって
いるため、吸気抵抗はほとんど上昇することがなく、気
水分離室36からの排水量を増加することができる。
【0049】更に又、案内リブ43を設けたことによ
り、ダクト本体31の剛性を向上させることができる。
【0050】図10〜図13は、本発明の請求項4に対
応する実施の形態の第四例である。
【0051】本実施の形態においては、図7〜図9に示
す吸気ダクトの構成に加えて、リブ34と35の合せ面
に、上下へ所要の間隔を置いて空気リーク孔44を設け
ている。
【0052】空気リーク孔44を設けることにより、気
水分離室36内側からも空気がエンジン側へ吸い込まれ
るため、気水分離室36内の圧力が低下し、その結果ダ
クト本体31内の空気17が流下する箇所での圧力と気
水分離室36内の圧力との圧力差を小さくすることがで
きる。
【0053】このため、空気リーク孔44が設けられて
おらず、気水分離室36内の圧力がダクト本体31内の
空気17が流下する箇所よりも高い場合には、水は気水
分離室36の排水入口37近傍に滞留する傾向があった
が、本実施の形態においては、気水分離室36の排水入
口37近傍には水が滞留することはなく、円滑に気水分
離室36内へ流入する。
【0054】又、空気リーク孔44は、リブ34,35
の水平方向長さを両リブ34,35が当接する位置より
も小さくなるよう成形することにより、孔あけ等の追加
加工もなく、容易に作成することができる。
【0055】更に、気水分離室36内を流下する水は、
水滴19が凝集して充分に大きな質量を持っており、下
降流による慣性が大きいため、空気リーク孔44を通っ
てエンジン内へ吸い込まれることはない。このため、本
実施の形態においてエンジンの吸気量が多くなっても、
エンジンに吸い込まれる水の量を減少させることがで
き、その結果、エンジンの性能をより一層良好に維持す
ることができる。
【0056】図14〜図20は、本発明の実施の形態の
第五例である。而して、前述の実施の形態の第一例〜第
四例の場合、リブ34,35を設けることにより、ダク
ト本体31の側板31cには、図14に示すごとく、下
端から高さ方向中途位置まで凹状の溝45が形成され、
見映えが悪い。そこで、本実施の形態例においては、見
映えを向上させるようにしている。
【0057】すなわち、本実施の形態例においては、吸
気ダクト46をトラック47に取付けた際に側部から見
えるダクト本体31の側板31cに、溝45の上端と連
なると共にダクト本体31の頂部近傍まで延びる溝48
が、背板31bを溝45よりも浅く若干凹加工すること
により、溝45と直列となるよう形成されている(図1
5、16、17、19参照)。
【0058】又、ダクト本体31における側板31cの
開口部33側には、側板31cを凹加工することによ
り、溝45,48と平行となるよう、溝49が成形され
ている。
【0059】本発明の実施の形態例においては、溝4
5,48と49がダクト本体31の側板31cに設けら
れて側板31cを装飾しているため、吸気ダクト46の
見映えが良好となる。
【0060】図21、22は、請求項5に対応する本発
明の実施の形態の第六例であり、図中51は、水平断面
形状が略楕円形状の上部ダクト本体である。而して、上
部ダクト本体51は、上部が閉塞されていると共に下部
が開口しており、上部ダクト本体51の上部のキャブバ
ックに面した側には、ルーバー52を備えた開口部53
が形成されている。
【0061】上部ダクト本体51の下端開口部には、上
下端部が開口した下部ダクト本体54の上端部が嵌入さ
れており、上部ダクト本体51の下端内周と下部ダクト
本体54上端外周との間の隙間により、上端に排水入口
55が設けられ且つ下端に排水出口56が設けられた気
水分離室57が形成されている。
【0062】上部ダクト本体51において、開口部53
と対向するよう設けられた背板51aの内壁面には、開
口部53と対向するよう、上下へ所要の間隔を隔てて正
面形状がヘの字状の案内リブ58が複数段に亘り設けら
れており、案内リブ58の両端は、気水分離室57の排
水入口55上方に位置している。
【0063】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0064】開口部53から空気17に同伴されて上部
ダクト本体51内に吸い込まれたミスト18は、背板5
1aの内壁面や案内リブ58の上面に衝突して付着し、
水滴19が形成される。
【0065】又、背板51aの内壁面や案内リブ58の
上面に付着した水滴19は流下しつつ徐々に凝集して質
量が増加し、案内リブ58の傾斜面に沿い流れて、案内
リブ58の両端から滴下し、排水入口55から気水分離
室57を通過して排水出口56から外部へ排出される。
【0066】一方、上部ダクト本体51内へ吸い込まれ
た空気17は、下部ダクト本体54からエンジンへ吸い
込まれる。
【0067】上部ダクト本体51の幅方向両端部は、中
央部に比較して吸気負圧が小さいため、水滴19は上部
ダクト本体51内を流下している空気17の流れに影響
されずに気水分離室57へ入ることができる。従って、
空気17中に含まれている水を多量に外部へ排出するこ
とができる結果、エンジンへ吸い込まれる水の量を減少
させてエンジンの性能をより一層良好に維持することが
できる。
【0068】図23、24は請求項6に対応する本発明
の実施の形態の第七例であり、上部ダクト本体51にお
ける背板51aの内壁面には、略全面に亘り、例えばス
ポンジのような多孔性材料から形成された水吸着板59
が貼着されている。
【0069】従って、開口部53から空気17に同伴さ
れて上部ダクト本体51へ吸い込まれたミスト18は、
水吸着板59に衝突することにより、水吸着板59に吸
着され、水吸着板59内の多孔部を自重により下降し、
排水出口56から外部へ排出される。
【0070】このため、エンジンの負圧が増加して吸気
流量が増えても、負圧に引張られてエンジン内へ吸い込
まれる水の量が減少し、従って、エンジンの性能を良好
に維持することができる。
【0071】なお、本発明の吸気ダクトは前述の実施の
形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
【0072】
【発明の効果】本発明の吸気ダクトによれば、何れの請
求項においても、水分離性能が良好であるため、エンジ
ンの負圧による吸引力が大きくなった場合でもエンジン
内へ吸い込まれる水の量が増大することがない、という
優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸気ダクトの実施の形態の第一例を示
す斜視図である。
【図2】図1のII−II方向矢視図である。
【図3】図1のIII−III方向矢視図である。
【図4】図1のIV−IV方向矢視図である。
【図5】本発明の吸気ダクトの実施の形態の第二例を示
す斜視図である。
【図6】図5のVI−VI方向矢視図である。
【図7】本発明の吸気ダクトの実施の形態の第三例を示
す斜視図である。
【図8】図7のVIII−VIII方向矢視図である。
【図9】図7のIX−IX方向矢視図である。
【図10】本発明の吸気ダクトの実施の形態の第四例を
示す斜視図である。
【図11】図10のXI−XI方向矢視図である。
【図12】図11のXII−XII方向矢視図である。
【図13】図11のXIII−XIII方向矢視図であ
る。
【図14】本発明の実施の形態の第一例〜第四例に示す
吸気ダクトの側面図である。
【図15】本発明の吸気ダクトの実施の形態の第五例を
示す側面図である。
【図16】図15のXVI−XVI方向矢視図である。
【図17】図15のXVII−XVII方向矢視図であ
る。
【図18】図15のXVIII−XVIII方向矢視図
である。
【図19】本発明の実施の形態の第五例に示す吸気ダク
トをトラックに取付けた状態を示す側面図である。
【図20】図19のXX−XX方向矢視図である。
【図21】本発明の吸気ダクトの実施の形態の第六例を
示す正面図である。
【図22】図21のXXII−XXII方向矢視図であ
る。
【図23】本発明の吸気ダクトの実施の形態の第七例を
示す正面図である。
【図24】図23のXXIV−XXIV方向矢視図であ
る。
【図25】従来の吸気ダクトの一例の斜視図である。
【図26】図25のXXVI−XXVI方向矢視図であ
る。
【図27】図25のXXVII−XXVII方向矢視図
である。
【図28】図26のXXVIII−XXVIII方向矢
視図である。
【図29】従来の吸気ダクトの他の例の斜視図である。
【図30】図29のXXX−XXX方向斜視図である。
【図31】吸気ダクトを備えた車両を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
17 空気 19 水滴(水) 31 ダクト本体 31a 前板(一側) 31b 背板 31c 側板 33 開口部 36 気水分離室 37 排水入口 38 排水出口 39 ダクトコーナ部 41 下フランジ 42 空気吸入孔 43 案内リブ 44 空気リーク孔 51 上部ダクト本体 51a 背板 53 開口部 54 下部ダクト本体 57 気水分離室 58 案内リブ 59 水吸着板
フロントページの続き (72)発明者 菅原 康一 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日野 自動車工業株式会社内 (72)発明者 関川 貴洋 東京都日野市日野台3丁目1番地1 日野 自動車工業株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部が閉塞されると共に下端部が開口
    され、しかも一側にエンジンへ供給される空気を導入す
    るための開口部が設けられ、該開口部と略対向する面に
    は背板が設けられ、前記開口部の側部には前記背板と繋
    がる側板が設けられたダクト本体を備えた吸気ダクトで
    あって、前記ダクト本体の背板と側板とが繋がるダクト
    コーナ部に、ダクト本体へ導入された空気から分離され
    た水が流下し外部へ排出されるよう、上端部に排水入口
    を有し下端部に排水出口を有する気水分離室を設けたこ
    とを特徴とする吸気ダクト。
  2. 【請求項2】 開口部を形成する下フランジに、空気が
    外部下方からダクト本体内へ導入されるよう、空気吸入
    孔を設けた請求項1に記載の吸気ダクト。
  3. 【請求項3】 ダクト本体における背板の内壁面に、開
    口部側から排水入口に向けて下り勾配に形成した複数の
    案内リブを、上下へ所要の間隔で設けた請求項1又は2
    に記載の吸気ダクト。
  4. 【請求項4】 気水分離室の高さ方向所要位置に、該気
    水分離室とダクト本体内とが連通するよう空気リーク孔
    を設けた請求項1、2又は3に記載の吸気ダクト。
  5. 【請求項5】 上端部が閉塞されると共に下端部が開口
    され、しかも一側にエンジンへ供給される空気を導入す
    るための開口部が設けられた上部ダクト本体と、上下端
    部が開口されると共に上端部が前記上部ダクト本体内へ
    嵌入された下部ダクト本体とを備え、上部ダクト本体下
    端部内周と下部ダクト本体上端部外周との間の隙間によ
    り、流下した水が外部へ排出されるよう、気水分離室が
    形成された吸気ダクトであって、前記上部ダクト本体
    の、開口部と対向するよう設けられた背板の内壁面に、
    水が気水分離室に導かれるよう、開口部側から見た形状
    がへの字状に形成された複数の案内リブを、上下に所要
    の間隔で設けたことを特徴とする吸気ダクト。
  6. 【請求項6】 上端部が閉塞されると共に下端部が開口
    され、しかも一側にエンジンへ供給される空気を導入す
    るための開口部が設けられた上部ダクト本体と、上下端
    部が開口されると共に上端部が前記上部ダクト本体内へ
    嵌入された下部ダクト本体とを備え、上部ダクト本体下
    端部内周と下部ダクト本体上端部外周との間の隙間によ
    り、流下した水が外部へ排出されるよう気水分離室が形
    成された吸気ダクトであって、前記上部ダクト本体の、
    開口部と対向するよう設けられた背板の内壁面に、水を
    吸着し得ると共に吸着した水を気水分離室から外部へ排
    出し得るよう、多孔性の水吸着板を設けたことを特徴と
    する吸気ダクト。
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