JP2017193973A - 吸気ダクト - Google Patents

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Abstract

【課題】金網で凝集した水滴が大きく成長して吸い込まれてしまう現象を確実に防止し得る吸気ダクトを提供する。【解決手段】空気取入口3から外気をエンジン用吸気として取り入れる吸気ダクト1に関し、前記空気取入口3を上側に開口して外殻構造を成すダクト本体4と、前記空気取入口3を被覆して雨水の直接的な降り込みを阻むルーバー5と、該ルーバー5の内側に介装されて細かな異物の吸い込みを防止する金網6とを備え、該金網6における多数の網目7を、その長辺を鉛直方向とし且つ短辺を水平方向とした菱形を成すように形成する。【選択図】図1

Description

本発明は、吸気ダクトに関するものである。
一般的に、トラック等の大型の運搬車両は、普通乗用車と比べて未舗装の悪路を走行する機会が多いため、エンジンの吸気としては、塵埃が多く含まれている地面付近の外気ではなく、地面から十分高い部分の清浄な外気を取り入れることが好ましく、また、地面付近では雨水や積雪の跳ね上げを一緒に取り込んでしまう虞れもあるため、地面から十分高い部分で外気だけを確実に取り入れることが好ましい。
このため、大型の運搬車両においては、図4に一例を示すように、キャブaの後面に上下方向に長く延在する吸気ダクトbを据え付けるようにしており、この種の吸気ダクトbは、外気をエンジン用吸気として取り入れる空気取入口cを上側に開口して外殻構造を成すダクト本体dと、前記空気取入口cを被覆して雨水の直接的な降り込みを阻む(雪の侵入も同様にして阻まれる)ルーバーeとを備えて構成されるようになっているが、枯れ葉等の細かな異物の吸い込みを防止し得るよう前記ルーバーeの内側に金網fを設置したものもある。
ここで、前記ルーバーeの内側に設置される金網fには、金属板に横向きの切れ目を千鳥状に入れてから縦向きに押し広げることで多数の網目gを形成するようにした安価なエキスパンドメタルが用いられており、その網目gの夫々の形状は、図5に示す如き扁平な菱形を成すようになっている。
尚、前述の如き吸気ダクトに関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等が既に提案されている。
特開平11−105553号公報
しかしながら、従来の吸気ダクトbにあっては、空気取入口cのルーバーeの内側に介装される金網fが、各網目gの菱形の長辺x(図6参照)を水平方向とし且つ短辺y(図6参照)を鉛直方向としたものとなっていたため、前記各網目gの最低部の角度θが鈍角となって金網fを伝う水滴wが表面張力により留まり易く、ここに留まった水滴wが徐々に大きく成長することで空気抵抗も徐々に増加し、結果的に水滴wが大幅な空気抵抗の増加を招くほど大きく成長した段階で吸気ダクトbの奥深くへと吸い込まれてしまう虞れがあった。
ここで、斯かる現象につき補足して説明しておくと、空気取入口cに直接的に降りかかる雨水については、ルーバーeにより大半の侵入を阻むことが可能であるが、霧等の細かい水滴については、空気の流れに随伴し易いことから前記ルーバーeを通過して金網fまで到達してしまうので、該金網fにて凝集して各網目gの最低部に留まる現象が生じてしまうことは防ぎきれなかった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、金網で凝集した水滴が大きく成長して吸い込まれてしまう現象を確実に防止し得る吸気ダクトを提供することを目的とする。
本発明は、空気取入口から外気をエンジン用吸気として取り入れる吸気ダクトであって、前記空気取入口を上側に開口して外殻構造を成すダクト本体と、前記空気取入口を被覆して雨水の直接的な降り込みを阻むルーバーと、該ルーバーの内側に介装されて細かな異物の吸い込みを防止する金網とを備え、該金網における多数の網目が、その長辺を鉛直方向とし且つ短辺を水平方向とした菱形を成すように形成されていることを特徴とするものである。
而して、このようにすれば、ルーバーの内側における金網の各網目が鉛直方向に細長い菱形となって該各網目の最低部の角度が鋭角となるので、霧等の細かい水滴が空気の流れに随伴してルーバーの内側の金網まで到達してしまったとしても、該金網にて凝集して伝い落ちる水滴が各網目の最低部に留まれずに成長しないまま流れ落ちることになる。尚、金網を流れ落ちる水滴については、ダクト本体内における前記金網の直下の内壁面にドリップチャンネル等を配設して回収すれば良い。
また、本発明においては、ルーバーの内側に介装される金網をエキスパンドメタルにより構成することが好ましく、このようにすれば、既存のエキスパンドメタルを従来とは異なる向きで利用することにより安価なコストで実施することが可能となる。
上記した本発明の吸気ダクトによれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)本発明の請求項1に記載の発明によれば、金網にて凝集して伝い落ちる水滴を各網目の最低部に留まらせずに流れ落とすことができるので、前記金網で凝集した水滴が大きく成長して吸い込まれてしまう現象を確実に防止することができ、従来よりも気水分離効率の高い吸気ダクトを実現することができる。
(II)本発明の請求項2に記載の発明によれば、既存のエキスパンドメタルを従来とは異なる向きで利用することにより安価なコストで実施することができ、これによって、大幅なコストの増加を招くことなく金網の各網目に水滴が留まる問題の解決を図ることができる。
本発明を実施する形態の一例を示す分解図である。 図1の金網の詳細を示す拡大図である。 図1の金網を水滴が流れ落ちる様子を示す模式図である。 従来例を示す分解図である。 図4の金網の詳細を示す拡大図である。 図4の金網の網目に水滴が留まる様子を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図3は本発明を実施する形態の一例を示すもので、本形態例における吸気ダクト1は、先に図4で説明した従来の吸気ダクトbと同様に、運搬車両のキャブ2後面に据え付けられて上下方向に延在し且つその上側で開口した空気取入口3から外気をエンジン用吸気として取り入れるように構成されているが、前記空気取入口3を上側に開口して外殻構造を成すダクト本体4と、前記空気取入口3を被覆して雨水の直接的な降り込みを阻むルーバー5と、該ルーバー5の内側に介装されて細かな異物の吸い込みを防止する金網6とを備え、該金網6における多数の網目7が、その長辺x(図3参照)を鉛直方向とし且つ短辺y(図3参照)を水平方向とした菱形を成すように形成されているところが特徴となっている。
ここで、特に本形態例においては、ルーバー5の内側に介装される金網6をエキスパンドメタルにより構成するようにしており、図2に前記金網6の詳細を拡大して示すように、既存のエキスパンドメタルを従来とは異なる向き(網目7の菱形が水平方向に細長く形成されていた従来の向きを90°回転させて網目7の菱形が鉛直方向に細長く形成されるようにした向き)で利用して前記金網6を構成するようにしている。
而して、このようにすれば、ルーバー5の内側における金網6の各網目7が鉛直方向に細長い菱形となって該各網目7の最低部の角度θ(図3参照)が鋭角となるので、霧等の細かい水滴w(図3参照)が空気の流れに随伴してルーバー5の内側の金網6まで到達してしまったとしても、該金網6にて凝集して伝い落ちる水滴wが各網目7の最低部に留まれずに成長しないまま流れ落ちることになる。尚、金網6を流れ落ちる水滴wについては、ダクト本体4内における前記金網6の直下の内壁面にドリップチャンネル等を配設して回収すれば良い。
従って、上記した形態例によれば、金網6にて凝集して伝い落ちる水滴wを各網目7の最低部に留まらせずに流れ落とすことができるので、前記金網6で凝集した水滴が大きく成長して吸い込まれてしまう現象を確実に防止することができ、従来よりも気水分離効率の高い吸気ダクト1を実現することができる。
また、特に本形態例においては、ルーバー5の内側に介装される金網6をエキスパンドメタルにより構成するようにしているので、既存のエキスパンドメタルを従来とは異なる向きで利用することにより安価なコストで実施することができ、これによって、大幅なコストの増加を招くことなく金網6の各網目7に水滴wが留まる問題の解決を図ることができる。
尚、本発明の吸気ダクトは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、金網は必ずしもエキスパンドメタルにより構成することに限定されないこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 吸気ダクト
2 キャブ
3 空気取入口
4 ダクト本体
5 ルーバー
6 金網
7 網目
x 長辺
y 短辺

Claims (2)

  1. 空気取入口から外気をエンジン用吸気として取り入れる吸気ダクトであって、前記空気取入口を上側に開口して外殻構造を成すダクト本体と、前記空気取入口を被覆して雨水の直接的な降り込みを阻むルーバーと、該ルーバーの内側に介装されて細かな異物の吸い込みを防止する金網とを備え、該金網における多数の網目が、その長辺を鉛直方向とし且つ短辺を水平方向とした菱形を成すように形成されていることを特徴とする吸気ダクト。
  2. ルーバーの内側に介装される金網がエキスパンドメタルにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸気ダクト。
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