JPH08230491A - 車両用エアインテークダクト - Google Patents

車両用エアインテークダクト

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JPH08230491A
JPH08230491A JP6493995A JP6493995A JPH08230491A JP H08230491 A JPH08230491 A JP H08230491A JP 6493995 A JP6493995 A JP 6493995A JP 6493995 A JP6493995 A JP 6493995A JP H08230491 A JPH08230491 A JP H08230491A
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wall
air intake
intake duct
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勤 本郷
Makoto Kameda
誠 亀田
Tetsuzo Furuichi
哲三 古市
Koji Hirasawa
好治 平澤
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Kyoraku Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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Kyoraku Co Ltd
Mitsubishi Motors Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 水滴分離性能が優れ、しかも外観良好な車両
用エアインテークダクトを実現する。 【構成】 ダクト外殻体10内は上方部が連通する空気
取入通路14および送風通路15とに仕切壁17で仕切
られているとともに、送風通路15は区画壁16によっ
て上方部で分岐し下方部で合流する第1送風通路15a
および第2送風通路15bに区画されている。区画壁1
6はインナーリブ16aの先端と凹設リブ16bの先端
とを溶着一体化したものであり、その下端には表壁11
に向けて下り勾配の傾斜面18aおよび裏壁12に向け
て下り勾配の傾斜面18bからなる傾斜部18が設けら
れている。また区画壁16には、屈曲部16cと傾斜部
18の間に段差部20が設けられているとともに、略中
央部には上下方向に延在する溝部19が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水滴分離機能を有する
車両用エアインテークダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水滴分離機能を有する車両用エア
インテークダクトは、図6に示すように、外管101の
上端開口部を外管101よりも大径の円筒状のフード1
02で覆うとともに下端開口部をエンジンに連通させ、
外管101の内部に大径部103aおよび小径部103
bからなる段付き内管103を大径部103aを下側に
して気密に嵌合することによって小径部103bと外管
101の間に環状隙間104を形成し、該環状隙間10
4の下方部位に貫通する水抜き用の通孔105を外管1
01に設けたものである(実開昭59−54310号公
報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術によれば、外管内を流動する空気流中に含まれた
水滴の分離性能が不十分であるとともに、フードが大径
の筒状体であるため、車両のキャブ背面と間隙をおいて
配設しなければならず、広いスペースを必要とする上、
外観良好性にも劣るという問題点がある。
【0004】本発明は、上記従来の技術の有する問題点
に鑑みてなされたものであって、水滴分離性能が優れ、
しかも外観良好な車両用エアインテークダクトを実現す
ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の車両用エアインテークダクトは、間隔をお
いて対向する平坦な表壁および裏壁と、両者の下端部を
除く周縁部を閉塞する端壁からなる偏平筒状のダクト外
殻体を備え、前記ダクト外殻体内には仕切壁によって仕
切られた上方部において連通された空気取入通路および
送風通路が設けられており、前記送風通路内は、上方で
分岐するとともに下方で合流するように前記表壁および
裏壁の対向部位に両端部が一体に設けられた区画壁によ
って区画されており、しかも前記区画壁は、その少なく
とも表壁側の部分が外部から見えないインナーリブから
なるとともに、下端に前記表壁および裏壁それぞれに向
けて下り勾配の傾斜面からなる傾斜部が設けられたこと
を特徴とするものである。
【0006】また、区画壁にその上下方向に延在する溝
部を設けたり、区画壁の傾斜部と上端部との間に略水平
方向に延在する段差部を設けたものとすると効果的であ
る。
【0007】さらに、上記車両用エアインテークダクト
は、熱可塑性樹脂よりブロー成形により一体成形すると
よい。
【0008】
【作用】ダクト外殻体の形状が偏平筒状であるので、車
両のキャブ等の背面に近接して配設できるため、省スペ
ース化が可能である。また、区画壁は少なくとも表壁側
の部分が外部から見えないインナーリブから構成されて
いるので表壁にその痕跡が発生せず、表壁側から見た外
観性が良好となる。
【0009】さらに、区画壁の下端に設けられた表壁お
よび裏壁へ向けて下り匂配の傾斜面を有する傾斜部によ
り、区画壁に付着して流化する水滴が前記傾斜面に沿っ
て表壁および裏壁側へ導かれる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】先ず、本発明の車両用エアインテークダク
トの一実施例について説明する。
【0012】図1に示すように、本実施例の車両用エア
インテークダクトEは、例えばエンジンに空気を取り入
れるためのものであって、キャブ1の背面に近接して配
設し、その接続部21をブーツ5を介してロアダクト3
の一端側に連通するとともに、ロアダクト3の他端側を
エアクリーナ4に接続することにより、小さいスペース
内に納まるように構成されている。
【0013】この車両用エアインテークダクトEは、図
2に示すように、そのダクト外殻体10が、間隔をおい
て対向する平坦な表壁11および裏壁12と、両者の下
端側である接続部21の開口部以外の周縁部を閉塞する
端壁13とを備えた偏平筒状のものである。
【0014】ダクト外殻体10の内部には端壁13の一
方の側面から上面にかけて延在する仕切壁17で仕切ら
れた空気取入通路14および送風通路15が形成されて
おり、空気取入通路14と送風通路15とは仕切壁17
の上端と端壁13の上面との間に形成された間隙部によ
って連通されている。
【0015】空気取入通路14には端壁13から表壁1
1にわたって開口する開口部14aが形成されており、
開口部14aには別途製造された空気取入用のグリルカ
バー2が取り付けられる。
【0016】送風通路15内は、上下方向に延在する区
画壁16によって上方部で分岐し下方部で合流する第1
送風通路15aおよび第2送風通路15bに区画されて
いる。
【0017】区画壁16は、表壁11に突設された外部
から見えないインナーリブ16aの先端と、これに対向
して裏壁12に突設された凹設リブ16bの先端とを溶
着一体化した板状のものであって、その上端部の送風通
路15に向けて折り曲げられた屈曲部16c以外の部分
が上下方向に直線状に延在する逆L字状の縦断面形状を
有し、その下端には表壁11に向けて下り匂配の一方の
傾斜面18aおよび裏壁12に向けて下り匂配の他方の
傾斜面18bからなる傾斜部18が設けられいている。
【0018】さらに、本実施例の区画壁16には、屈曲
部16cと傾斜部18の間に略水平方向に延在する第1
送風路15a側が突条20a、第2送風路側が凹条20
bの段差部20が設けられているとともに、その略中央
部には上下方向に延在する溝部19が設けられており、
しかも溝部19には前記段差部20において裏壁方向へ
コの字状に屈折するとともに段差部20の外面に沿う形
状に屈折した屈折溝部19aが設けられている(図5参
照)。
【0019】なお、区画壁は上記実施例に限らず、イン
ナーリブのみによって構成してもよい。つまり区画壁は
少なくとも表壁側が外部から見えないインナーリブで構
成されていればよい。
【0020】本実施例によれば、開口部14aを通して
取り入れられた空気は、空気取入通路14内を空気流と
なって上方の連通部へ流れ、仕切壁17の上端部により
第1送風通路15aおよび第2送風通路15bとに分岐
されると同時に約180度方向転換される。このとき空
気流中に含まれた水滴は比差によって分離され、水滴と
なってダクト外殻体10の内壁面および区画壁16の表
面に付着してこれらの面に沿って流下するが、ダクト外
殻体10の内壁面に付着してその面に沿って流下する水
滴は下端側に設けられた水滴収容部22中へ落下する。
一方、区画壁16に付着した水滴は高速で流動する乱気
流によって溝部19に集まり主に溝部19に沿って流下
し、段差部20において滞留して表壁11および裏壁1
2に向けて分岐され、一部は屈折溝部19aに沿って流
下して下端に設けられた傾斜部18の両傾斜面18a,
18bによって表壁11および裏壁12側へ導かれて接
続部21に嵌挿された内管24によって形成された水滴
収容部22中へ落下し、水抜き孔23より外部へ放出さ
れる。その結果、空気中に含まれた水滴が効率よく分離
される。
【0021】次に、図2に示した車両用エアインテーク
ダクトの製造方法の工程について説明する。
【0022】先ず、使用する分割型式の金型について説
明する。
【0023】図3に示すように、一方の金型30は表壁
11の外面および端壁13の約半分の外面を規制する形
状のキャビティ31を有し、他方の金型40は裏壁12
の外面および端壁13の残りの部分の外面を規制する形
状のキャビティ41を有する。
【0024】一方の金型30には、仕切壁17の表壁側
凹設リブ17aを成形するための仕切壁成形用コア36
が一体に設けられているとともに、区画壁16のインナ
ーリブ16aを成形するための複数に分割された次に説
明する分割スライドコアが進退自在に設けられている。
【0025】分割スライドコアは、区画壁16の屈曲部
16cを成形するための屈曲部成形用スライドコア3
2、直線部成形用スライドコア33、直線部成形用スラ
イドコア33に設けられたスリット33aの部位に配設
された段差部成形用スライドコア34、第1傾斜部成形
用スライドコア35aおよび第2傾斜部成形用スライド
コア35bからなる傾斜部成形用スライドコア35から
なり、それぞれ図示しない流体圧シリンダ等の直線駆動
手段により個別にキャビティ内へ突出させたりそれらの
先端面がキャビティ31と同一面になるように引き込む
ことができるように構成されている。
【0026】他方の金型40には、上記一方の金型30
の仕切壁成形用コア36に対向する仕切壁成形用コア4
6と、一方の金型30の前記分割スライドコアに対向す
る区画壁16の凹設リブ16bを成形するための区画壁
成形用コア42とが設けられており、該区画壁成形用コ
ア42における上記一方の金型30の段差部成形用スラ
イドコア34に対向する部位には段差部成形用屈折部4
4が設けられている。
【0027】次に、工程について説明する。
【0028】 一方の金型30と他方の金型40とを
型開きし、屈曲部成形用スライドコア32および直線部
成形用スライドコア33の先端面が同一面になるように
キャビテイ内へ突き出すとともに、段差部成形用スライ
ドコア34をその先端部が屈折溝部19aを規制する位
置まで突き出し(図5参照)、加えて第1傾斜部成形用
スライドコア35aおよび第2傾斜部成形用スライドコ
ア35bの先端面をそれぞれ一方の傾斜面18aになら
う位置に突き出しておく。
【0029】 上記工程ののち、図示しない押出機
により熱可塑性樹脂を溶融してその押出ヘッドより溶融
したパリスンを押出して型開きされた前記金型30、4
0間に配置し、ついで型閉じを開始する。
【0030】型閉じの進行にともなって、図4の
(a)、(b)に示すように、パリスンの表壁となる部
分51が屈曲部成形用スライドコア32、直線部成形用
スライドコア33、段差部成形用スライドコア34およ
び第1および第2傾斜部成形用スライドコア35a,3
5bにより突出変形されて、図示しない屈曲部成形用凹
部、段差部および屈折溝部形成部分を持つ直線部形成用
凹部51a、傾斜部形成用凹部51bからなる筋状のイ
ンナーリブ形成用凹部が形成され、これと同時に仕切壁
成形用コア36により仕切壁17の表壁側凹設リブ17
aのための図示しない仕切壁用凹部が形成される。
【0031】他方、パリスンの裏壁となる部分52が区
画壁成形用コア42により突出変形されて図示しない屈
曲部成形用凹部、段差部および屈折溝部形成部分を持つ
直線部形成用凹部52a、傾斜部形成用凹部52bから
なる区画壁16の凹設リブ16bを形成するための凹設
リブ形成用凹部が筋状に形成され、これと同時に仕切壁
成形用コア46により仕切壁17の裏壁側凹設リブ17
bのための図示しない仕切壁用凹部が形成される。
【0032】そして型閉じを完了させることにより、パ
リスンの表壁となる部分51に形成された前記インナー
リブ形成用凹部並びに前記仕切壁用凹部の先端と、パリ
スンの裏壁となる部分52に形成された前記凹設リブ形
成用凹部並びに仕切壁用凹部との当接部を溶着させる。
【0033】この場合、パリスンの先端開口部を閉鎖
し、前記押出ヘッドに内設された吹込手段等によって加
圧流体を所定量導入するいわゆるプリブローを行なった
のち型閉じを完了させるようにするとよい。
【0034】 上記工程ののち、前記分割スライド
部材のすべてをそれらの先端面が一方の金型30のキャ
ビティ31と同一面になる位置へ引き込むとともにパリ
スンに吹込針等の吹込手段を突き刺して加圧流体を導入
することによりキャビティに沿って膨張させると同時
に、前記インナーリブ形成用凹部および凹設リブ形成用
凹部並びに仕切壁用凹部を前記加圧流体の内圧により変
形させる。これにより、図4の(c),(d)に示すよ
うにインナーリブ形成用凹部の対向壁面を溶着させて表
壁11の裏面に突設されたインナーリブ16aを成形す
ると同時に裏壁から突出する凹設リブ16bを形成して
上述した区画壁16を成形するとともに、表壁11から
突出する表壁側凹設リブ17aおよび裏壁12から突出
する裏壁側凹設リブ17bからなる仕切壁17を成形す
る(図2参照)。
【0035】 上記工程についで、金型中で冷却し
たのち型開きを行ないブロー成形された車両用エアイン
テークダクトEを取り出し、不要なバリを除去するとと
もに開口部となる部位60(図3参照)を切除する。
【0036】本実施例によれば、ブロー成形により一成
形サイクルで車両用エアインテークダクトを一体成形で
きるため、製造が容易となるとともに製造コストが低減
される。
【0037】上記実施例においては、区画壁16に段差
部20や溝部19を設け、空気流の流速が非常に速い場
合にも水滴分離性が低下しないように工夫したものを示
したが、流速が遅い場合には溝部や段差部の形状を若干
変更するか、一部または全部を廃止することがある。
【0038】なお、上記製造方法における工程および
工程は次のとおり変更することができる。
【0039】(変形例) 一方の金型30と他方の金型40を型開きするとと
もに、分割スライドコア32のすべてを一方の金型30
内へ引き込んでおく。
【0040】 上記工程ののち、図示しない押出機
により熱可塑性樹脂を溶融してその押出ヘッドより溶融
したパリスンを押出して型開きされた前記金型30,4
0間に配置して型閉じを開始すると同時に、前記分割ス
ライドコアのうちの屈曲部成形用スライドコア32およ
び直線部成形用スライドコア33の先端面が同一面にな
るようにキャビティ内へ突き出すとともに、段差部成形
用スライドコア34をその先端部が区画壁成形用コア4
2の段差部成形面43内に挿入された屈折溝部19aを
規制する位置に突き出し(図5参照)、加えて、第1傾
斜部成形用スライドコア35aおよび第2傾斜部成形用
スライドコア35bをそれぞれの先端部が一方の傾斜面
18aを規制する位置に突き出す。
【0041】なお、その後の工程は上述した実施例と同
様であるので説明は省略する。
【0042】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載するような効果を奏する。
【0043】ダクト外殻体が偏平筒状であるため、キャ
ブの壁面等に近接させて配設できるので車両上における
省スペース化が可能となる。また、ダクト外殻体内にお
ける表壁および裏壁の対向部位に一体に設けられた仕切
壁および区画壁により、剛性等の機械的強度が大きくな
る。
【0044】さらに、区画壁の下端に設けられた傾斜部
によって表壁および裏壁へ水滴が導かれるため水滴分離
性が良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用エアインテークダクトを用いた
エアインテーク装置の一例を示す説明図である。
【図2】本発明の車両用エアインテークダクトの一実施
例の要部破断斜視図である。
【図3】図2に示す車両用エアインテークダクトの製造
方法において使用する分割型式の金型を示し、(a)は
一方の金型のキャビティ側から見た平面図、(b)は他
方の金型のキャビティ側から見た平面図である。
【図4】図2に示す車両用エアインテークダクトの製造
方法における区画壁の段差部および傾斜部近傍の成形状
態を示し、(a)は型閉じしてパリスンに凹設リブ形成
用凹部およびインナーリブ形成用凹部を成形した状態を
示す説明図、(b)は(a)のA−A線に沿う模式部分
断面図、(c)はスライドコアを引き込んで導入された
加圧流体の内圧によりインナーリブおよび凹設リブを成
形した状態を示す説明図、(d)は(c)のB−B線に
沿う模式部分断面図である。
【図5】図2に示す車両用エアインテークダクトにおけ
る区画壁の説明図であって、(a)は屈折溝部近傍にお
ける凹設リブおよびインナーリブの模式部分斜視図、
(b)は(a)に示す凹設リブとインナーリブとを溶着
部から切り離した状態で示した模式部分斜視図、(c)
は(a)に示した部分に対応する一方の金型の段差部成
形用スライドコアおよび他方の金型の区画成形用コアの
近傍の一部を示す模式斜視図である。
【図6】従来の車両用エアインテークダクトの一例を示
す模式斜視図である。
【符号の説明】
1 キャブ 2 グリルカバー 3 ロアダクト 4 エアクリーナ 5 ブーツ 11 表壁 12 裏壁 13 端壁 14 空気取入通路 14a 開口部 15 送風通路 15a 第1送風通路 15b 第2送風通路 16 区画壁 16a インナーリブ 16b 凹設リブ 17 仕切壁 17a 表壁側凹設リブ 17b 裏壁側凹設リブ 18 傾斜部 18a,18b 傾斜面 19 溝部 19a 屈折溝部 20 段差部 20a 突条 20b 凹条 30 一方の金型 31,41 キャビティ 32 屈曲部成形用スライドコア 33 直線部成形用スライドコア 33a スリット 34 段差部成形用スライドコア 35 傾斜部成形用スライドコア 35a 第1傾斜部成形用スライドコア 35b 第2傾斜部成形用スライドコア 36,46 仕切壁成形用コア 40 他方の金型 42 区画壁成形用コア 43 段差部成形面 44 段差部成形用屈折部 51 パリスンの表壁となる部分 51a,52a 直線部形成用凹部 51b,52b 傾斜部形成用凹部 52 パリスンの裏壁となる部分 53 溶着部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 亀田 誠 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 古市 哲三 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 平澤 好治 東京都港区芝5丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔をおいて対向する平坦な表壁および
    裏壁と、両者の下端部を除く周縁部を閉塞する端壁から
    なる偏平筒状のダクト外殻体を備え、 前記ダクト外殻体内には仕切壁によって仕切られた上方
    部において連通された空気取入通路および送風通路が設
    けられており、 前記送風通路内は、上方で分岐するとともに下方で合流
    するように前記表壁および裏壁の対向部位に両端部が一
    体に設けられた区画壁によって区画されており、しかも
    前記区画壁は、その少なくとも表壁側の部分が外部から
    見えないインナーリブからなるとともに、下端に前記表
    壁および裏壁それぞれに向けて下り勾配の傾斜面からな
    る傾斜部が設けられたことを特徴とする車両用エアイン
    テークダクト。
  2. 【請求項2】 区画壁にその上下方向に延在する溝部を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の車両用エアイン
    テークダクト。
  3. 【請求項3】 区画壁の傾斜部と上端部との間に略水平
    方向に延在する段差部が設けられたことを特徴とする請
    求項1または2記載の車両用エアインテークダクト。
  4. 【請求項4】 熱可塑性樹脂よりブロー成形により一体
    成形されたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか
    1項記載の車両用エアインテークダクト。
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