JP2011132914A - 吸気ダクト - Google Patents

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Abstract

【課題】別途製作された内部仕切り部品を内蔵させることで内部を複数の流路に分割した吸気ダクトに関し、外気と一緒に吸い込まれてしまった雨や雪が壁面に衝突して水滴化したものを確実に外部へ排出し得るようにする。
【解決手段】空気取入口の開口側を前面として成形されたダクト本体と、該ダクト本体内を側壁12により左右方向に分割して複数の流路を区画形成した内部仕切り部品10と、ダクト本体下部の左右方向一側に形成されて上端をダクト本体内で開口し且つ下端を外部に開放したサイドブランチ部とを備え、側壁12を流下する水滴を各流路の後方壁面に導くビード19,20を側壁12に形成し、後方壁面を流下する水滴を受け止め得るよう樋状に形成され且つその受け止めた水滴をサイドブランチ部内に流し込むドリップチャンネル24,25を内部仕切り部品10に備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、吸気ダクトに関するものである。
一般的に、トラック等の大型の運搬車両は、普通乗用車と比べて未舗装の悪路を走行する機会が多い為、エンジンの吸気としては、塵埃が多く含まれている地面付近の空気ではなく、地面から十分高い部分の清浄な空気を取り入れることが好ましく、また、地面付近では雨水や積雪の跳ね上げを一緒に取り込んでしまう虞れもあるため、地面から十分高い部分で空気だけを確実に取り入れることが好ましい。
この為、大型の運搬車両においては、図8に一例を示すように、エアクリーナ1に直立するよう接続したエアクリーナ入口ダクト2に対し、キャブ3の後面に据え付けられた吸気ダクト4を可撓性のブーツ5を介して接続し、前記吸気ダクト4の上側に開口した空気取入口6から外気を取り入れ得るようにしてある。
斯かる吸気ダクト4に関し、空気取入口6から吸引される外気の流速(流量)について本発明者らが調べたところ、いくら空気取入口6が大きな開口面積で形成されていても、外気は空気取入口6の下側から偏って吸引されていて、該空気取入口6の上側からは殆ど吸引されていないことが判明しており、このように空気取入口6の下側に外気の吸引が偏ることで流速が上昇し、空気取入口6の下側から雨や雪、埃を吸い込み易くなることが懸念された。
そこで、空気取入口6から吸引される外気の流速分布を均一化するため、吸気ダクト4内を複数の流路に分割して多室化を図ることが検討されているが、従来においては、吸気ダクト4内を複数の流路に分割するに際し、図9に断面図で示す如く、ブロー成形時に吸気ダクト4の一部を金型(図示せず)で挟み付けて潰すことで仕切壁7を作り、この仕切壁7により流路A,Bを分割することが行われている。
ただし、前述の如きブロー成形時に吸気ダクト4の一部を金型で挟み付けて潰すことで仕切壁7を作るという従来の手法では、吸気ダクト4の一部を潰すことにより流路断面積が小さくなってしまい、吸気抵抗の増加を招いてしまうという問題があったため、本発明者らは、別途製作された内部仕切り部品を吸気ダクト4に内蔵させることで内部を複数の流路に区画形成し、従来の如き吸気ダクト4の一部を金型で潰して流路A,Bを分割する手法よりも、流路断面積を大きく保ち得るようにすることを創案するに到った。
尚、一般的な吸気ダクトに関連する先行技術文献情報としては下記の特許文献1等がある。
特開2002−317720号公報
しかしながら、既存のブロー成形による吸気ダクト4においては、例えば、前記特許文献1のように、外気と共に吸い込まれた雨や雪が壁面に衝突して水滴化したものを外部へ排出し得るよう気水分離室を金型で形成した構造が既に提案されているが、本発明者らが創案した如き内部仕切り部品を吸気ダクト4に内蔵させることで内部を複数の流路に区画形成する場合に、如何にして吸気ダクト4の内部に吸い込まれた水を外気から分離回収するか、については、未だ具体的な提案が成されていないのが実情である。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、別途製作された内部仕切り部品を内蔵させることで内部を複数の流路に分割した吸気ダクトに関し、外気と一緒に吸い込まれてしまった雨や雪が壁面に衝突して水滴化したものを確実に外部へ排出し得るようにすることを目的とする。
本発明は、運搬車両のキャブ後面に据え付けられて上下方向に延在し且つその上側に開口した空気取入口から外気をエンジン用吸気として取り入れる吸気ダクトであって、空気取入口の開口側を前面として成形されたダクト本体と、該ダクト本体内を側壁により左右方向に分割して前記空気取入口まで到る複数の流路を区画形成する内部仕切り部品と、前記ダクト本体下部の左右方向一側に形成されて上端をダクト本体内で開口し且つ下端を外部に開放したサイドブランチ部とを備え、前記側壁を流下する水滴を前記各流路の後方壁面に導き得るよう該後方壁面に向け下り勾配を成すビードを前記側壁に形成し、前記後方壁面を流下する水滴を受け止め得るよう樋状に形成され且つその受け止めた水滴を前記サイドブランチ部内に流し込み得るよう該サイドブランチ部の上端に向け下り勾配を成すドリップチャンネルを前記内部仕切り部品に備えたことを特徴とするものである。
而して、このようにした場合、ダクト本体の前面の空気取入口から外気と共に吸い込まれた雨や雪の大半が各流路の後方壁面に衝突して水滴となるが、該後方壁面を流下する水滴は、ドリップチャンネルにより受け止められて該ドリップチャンネルの下り勾配によりサイドブランチ部の上端に導かれ、該サイドブランチ部内に流し込まれて下端から外部へと排出されることになる。
また、雨や雪の一部は、ダクト本体内を左右方向に分割する側壁にも付着して水滴となるが、該側壁を流下する水滴は、その途中に形成されたビードの下り勾配により後方壁面へと導かれ、該後方壁面に衝突して水滴となったものと一緒にドリップチャンネルやサイドブランチ部を介して前述と同様に処理される。
更に、本発明をより具体的に実施するに際しては、例えば、内部仕切り部品が、ダクト本体内を前後に分割する縦隔壁と、該縦隔壁により前後に分割されたダクト本体内を更に左右方向に分割する側壁とを備え、前側の側壁に前記縦隔壁を前側の各流路における後方壁面としてビードが形成されていると共に、後側の側壁にダクト本体の背面を後側の各流路における後方壁面としてビードが形成されている吸気ダクトを採用することが可能である。
また、本発明においては、左右方向に隣り合う側壁のビードが千鳥状に互い違いの配置としてあることが好ましく、このようにすれば、左右方向に隣り合う側壁のビードが同じ位置で互いに張り出し合うことで流路が狭くなる事態が避けられる。
更に、本発明においては、後方壁面に鉛直方向に対する後傾角が付されていることが好ましく、このようにすれば、空気取入口から外気と共に吸い込まれた雨や雪が各流路の後方壁面と接触し易くなる。
上記した本発明の吸気ダクトによれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)本発明の請求項1、2に記載の発明によれば、別途製作された内部仕切り部品を内蔵させることで内部を複数の流路に分割した吸気ダクトに関し、外気と一緒に吸い込まれてしまった雨や雪が各流路の後方壁面や側壁に衝突して水滴化したものをドリップチャンネルに回収してサイドブランチ部を介し外部へ確実に排出することができ、エンジン内へ吸い込まれてしまう水の量を大幅に低減することができる。
(II)本発明の請求項3に記載の発明によれば、左右方向に隣り合う側壁のビードが同じ位置で互いに張り出し合うことで流路が狭くなる事態を回避することができ、吸気ダクトにおける圧力損失の増加を防ぐことができる。
(III)本発明の請求項4に記載の発明によれば、空気取入口から外気と共に吸い込まれた雨や雪を各流路の後方壁面と接触し易くさせることができ、該後方壁面と接触しないまま吸気の流れに乗ってエンジン内へ吸い込まれてしまう水の量を更に確実に低減することができる。
本発明を実施する形態の一例を示す斜視図である。 図1のダクト本体に内蔵される内部仕切り部品の斜視図である。 図1のIII−III矢視の断面図である。 図1の吸気ダクトの一部を側方から見た断面図である。 図4のV−V矢視の断面図である。 図1の吸気ダクトの一部を後方から見た断面図である。 図1の空気取入口の前面をルーバーで被覆した状態を示す斜視図である。 一般的な吸気ダクトの一例を示す概略図である。 吸気ダクトの一部を潰して流路を分割した従来構造を示す断面図である。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図7は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図1〜図3に示す如く、本形態例における吸気ダクト8は、空気取入口6a,6b,6c,6d,6e,6fの開口側を前面(図1の例では一部の空気取入口6c,6fが部分的に左側面へも拡張して開口しているが全ての空気取入口6a,6b,6c,6d,6e,6fが面している主たる開口側を前面とする)として成形されたダクト本体9(図1参照)に、該ダクト本体9内を前後に分割し且つその前後に分割されたダクト本体9内を更に左右方向にも分割して前記空気取入口6a,6b,6c,6d,6e,6fまで到る複数の流路A,B,C,D,E,F(図3参照)を区画形成する内部仕切り部品10(図2参照)を内蔵させた構造となっている。
即ち、前記内部仕切り部品10は、ダクト本体9内を前後に分割する縦隔壁11と、該縦隔壁11により前後に分割されたダクト本体9内を更に左右方向に分割する側壁12とを備えた射出成形品として別途製作されたもので、前記ダクト本体9のブロー成形時に該ダクト本体9に内蔵させることで六つの流路A,B,C,D,E,F(図3参照)を前記ダクト本体9内に区画形成し得るようにしてある。
更に、前記内部仕切り部品10には、各流路A,B,C,D,E,Fの夫々を各空気取入口6a,6b,6c,6d,6e,6fの夫々に個別に連通せしめ得るようガイド部13,14,15,16,17が形成されており、このガイド部13,14,15,16,17には、ダクト本体9の前方に向けて開口した各空気取入口6a,6b,6c,6d,6e,6fからの外気を下方向きの流れに円滑に変更し得るよう曲面形状が付してある。
また、ここに図示している例では、縦隔壁11で分割された後側の流路A,B,Cが上段側の空気取入口6a,6b,6cと連通し、縦隔壁11で分割された前側の流路D,E,Fが下段側の空気取入口6d,6e,6fと連通するようになっており、図2〜図4に示す如く、前記前側の流路D,E,Fにおける側壁12には、該側壁12を流下する水滴を、前記各流路D,E,Fの後方壁面を成す前記縦隔壁11に導き得るよう該縦隔壁11に向け下り勾配を成すビード19が形成されていると共に、前記後側の流路A,B,Cにおける側壁12には、該側壁12を流下する水滴を、前記各流路A,B,Cの後方壁面を成す前記ダクト本体9の背面に導き得るよう該ダクト本体9の背面に向け下り勾配を成すビード20が形成されている(図4中における矢印wは水の流れを示す)。
ここで、図5に示す如く、前記ビード19,20は、左右方向に隣り合う側壁12間で千鳥状に互い違いの配置となるようにしてあり、左右方向に隣り合う側壁12のビード19,20が同じ位置で互いに張り出し合うことで流路Bや流路Fが狭くなる事態が避けられるようにしてある。
尚、特に図5に図示している例では、左右方向に隣り合う一方の側壁12で流路側に張り出しているビード19,20に対し、他方の側壁12に隣の流路のために形成されたビード19,20の裏側の凹部が対峙するようになっており、これによりビード19,20が張り出している位置においても流路断面積が変わらないように考慮されている。
また、先の図4に示してある通り、後側の流路A,B,Cの後方壁面を成す前記ダクト本体9の背面には、鉛直方向に対しダクト本体9の後方へ向けて倒れ込むように角度を成す後傾角θが付されており、上段側の空気取入口6a,6b,6cから外気と共に吸い込まれた雨や雪がダクト本体9の背面(各流路A,B,Cの後方壁面)と接触し易くなるようになっている。
一方、前記ダクト本体9下部の左右方向一側(図示する例ではダクト本体9の左側)には、上端をダクト本体9内で水回収口21として開口し且つ下端を排水口22として外部に開放したサイドブランチ部23(図1参照)が形成されており、ここに図示している例では、前記ダクト本体9のブロー成形時に図示しない金型により挟み付けられて前記サイドブランチ部23が形成されるようになっている。
そして、図2及び図6(図6はダクト本体を後方から見た断面図)に示されている通り、前記内部仕切り部品10における縦隔壁11の下端部には、前側の各流路D,E,Fの後方壁面を成す縦隔壁11や、後側の流路A,B,Cの後方壁面を成す前記ダクト本体9の背面を流下する水滴を受け止め得るよう樋状に形成され且つその受け止めた水滴を前記サイドブランチ部23内に流し込み得るよう該サイドブランチ部23の上端に向け下り勾配を成す一対のドリップチャンネル24,25が形成されている(図6中における矢印wは水の流れを示す)。
尚、図7に示す如く、前記各空気取入口6a,6b,6c,6d,6e,6f(図1参照)の前面には、雨や雪の吸い込みを極力回避し得るようルーバー18を被覆しておくことが好ましい。
而して、このように吸気ダクト8を構成した場合、ダクト本体9の前面の空気取入口6a,6b,6c,6d,6e,6fから外気と共に吸い込まれた雨や雪の大半が各流路A,B,C,D,E,Fの後方壁面を成す縦隔壁11及びダクト本体9の背面に衝突して水滴となるが、これら該縦隔壁11及びダクト本体9の背面を流下する水滴は、各ドリップチャンネル24,25により受け止められて該各ドリップチャンネル24,25の下り勾配によりサイドブランチ部23の上端に導かれ、該サイドブランチ部23内に流し込まれて下端から外部へと排出されることになる。
また、雨や雪の一部は、ダクト本体9内を左右方向に分割する側壁12にも付着して水滴となるが、該側壁12を流下する水滴は、その途中に形成されたビード19,20の下り勾配により前記縦隔壁11及びダクト本体9の背面へと夫々導かれ、これら縦隔壁11及びダクト本体9の背面に衝突して水滴となったものと一緒にドリップチャンネル24,25やサイドブランチ部23を介して前述と同様に処理される。
更に、本形態例においては、左右方向に隣り合う側壁12のビード19,20が千鳥状に互い違いの配置としてあるので、左右方向に隣り合う側壁12のビード19,20が同じ位置で並ぶことで流路A,B,C,D,E,Fが狭くなる事態が避けられ、また、後側の流路A,B,Cの後方壁面を成す前記ダクト本体9の背面に鉛直方向に対する後傾角θが付されているので、上段側の空気取入口6a,6b,6cから外気と共に吸い込まれた雨や雪がダクト本体9の背面(各流路A,B,Cの後方壁面)と接触し易くなる。
従って、上記形態例によれば、別途製作された内部仕切り部品10を内蔵させることで内部を複数の流路A,B,C,D,E,Fに分割した吸気ダクト8に関し、外気と一緒に吸い込まれてしまった雨や雪が各流路A,B,C,D,E,Fの後方壁面を成す縦隔壁11及びダクト本体9の背面や側壁12に衝突して水滴化したものをドリップチャンネル24,25に回収してサイドブランチ部23を介し外部へ確実に排出することができ、エンジン内へ水が吸い込まれてしまう水の量を大幅に抑制することができる。
更に、左右方向に隣り合う側壁12のビード19,20が千鳥状に互い違いの配置となるようにしているので、左右方向に隣り合う側壁12のビード19,20が同じ位置で互いに張り出し合うことで流路A,B,C,D,E,Fが狭くなる事態を回避することができ、吸気ダクト8における圧力損失の増加を防ぐことができる。
また、後側の流路A,B,Cの後方壁面を成す前記ダクト本体9の背面に鉛直方向に対する後傾角θを付しているので、上段側の空気取入口6a,6b,6cから外気と共に吸い込まれた雨や雪をダクト本体9の背面と接触し易くさせることができ、該ダクト本体9の背面と接触しないまま吸気の流れに乗ってエンジン内へ吸い込まれてしまう水の量を更に確実に低減することができる。
尚、本発明の吸気ダクトは、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、ダクト本体内の分割形式には図示以外の形式を採用しても良いこと、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
6a,6b,6c,6d,6e,6f 空気取入口
8 吸気ダクト
9 ダクト本体
10 内部仕切り部品
11 縦隔壁
12 側壁
13,14,15,16,17 ガイド部
19,20 ビード
23 サイドブランチ部
24,25 ドリップチャンネル
A,B,C,D,E,F 流路
θ 後傾角

Claims (4)

  1. 運搬車両のキャブ後面に据え付けられて上下方向に延在し且つその上側に開口した空気取入口から外気をエンジン用吸気として取り入れる吸気ダクトであって、空気取入口の開口側を前面として成形されたダクト本体と、該ダクト本体内を側壁により左右方向に分割して前記空気取入口まで到る複数の流路を区画形成する内部仕切り部品と、前記ダクト本体下部の左右方向一側に形成されて上端をダクト本体内で開口し且つ下端を外部に開放したサイドブランチ部とを備え、前記側壁を流下する水滴を前記各流路の後方壁面に導き得るよう該後方壁面に向け下り勾配を成すビードを前記側壁に形成し、前記後方壁面を流下する水滴を受け止め得るよう樋状に形成され且つその受け止めた水滴を前記サイドブランチ部内に流し込み得るよう該サイドブランチ部の上端に向け下り勾配を成すドリップチャンネルを前記内部仕切り部品に備えたことを特徴とする吸気ダクト。
  2. 内部仕切り部品が、ダクト本体内を前後に分割する縦隔壁と、該縦隔壁により前後に分割されたダクト本体内を更に左右方向に分割する側壁とを備え、前側の側壁に前記縦隔壁を前側の各流路における後方壁面としてビードが形成されていると共に、後側の側壁にダクト本体の背面を後側の各流路における後方壁面としてビードが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吸気ダクト。
  3. 左右方向に隣り合う側壁のビードが千鳥状に互い違いの配置としてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸気ダクト。
  4. 後方壁面に鉛直方向に対する後傾角が付されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の吸気ダクト。
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