JP2000318664A - ハイブリッド搬送台車 - Google Patents

ハイブリッド搬送台車

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JP2000318664A
JP2000318664A JP11133925A JP13392599A JP2000318664A JP 2000318664 A JP2000318664 A JP 2000318664A JP 11133925 A JP11133925 A JP 11133925A JP 13392599 A JP13392599 A JP 13392599A JP 2000318664 A JP2000318664 A JP 2000318664A
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晟 森清
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Ichiro Ueno
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    • B61RAILWAYS
    • B61BRAILWAY SYSTEMS; EQUIPMENT THEREFOR NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スキッド搬送体と搬送台車のメリットを
兼ね備えたハイブリッド搬送台車を提供する。 【解決手段】 搬送駆動形態が異なる搬送ラインを乗り
継いで搬送走行するハイブリッド搬送台車であって、前
後左右の走行車輪3によって軌条上を自立走行する台車
本体の下底面に、搬送方向に細長い左右一対のスキッド
部2を設けるとともに、前記台車本体の下底面の幅方向
中央に台車牽引用係合部7を設けたことによって、いか
なる搬送ラインであっても連続的に円滑に乗り継いでワ
ークWを搬送することができるとともに、搬送ラインか
ら退避エリアなどへのはね出し位置を自在且つ安全に確
保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場において自動
車のボディー等のワークを搬送するための搬送台車に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、工場内では、種々の作業工程に応
じてワークを搬送するための搬送台車やスキッド搬送体
等の様々な搬送体が用いられている。
【0003】図8は、塗装工程で塗装を行った自動車の
ボディー等のワークWを乾燥処理するために、ワークW
を搭載してオーブン炉内で搬送する搬送台車の一例を示
すものであって、搬送台車A1はその車体下面に4つの
鍔付きの走行車輪A2を有しており、これらの走行車輪
A2がオーブン炉内の床面Gの支持フレームA3に固定
された一対の軌条A4に支持されて、これらの軌条A4
の中間に設けられた台車搬送用コンベヤA5によって牽
引搬送されるようになっている。
【0004】そして、台車搬送用コンベヤA5は、左右
に対向して設けられている断面コ字状の一対のガイドレ
ールA6を転動するガイドローラA7で走行自在に案内
支持されるトロリA8を有している。前記台車搬送用コ
ンベヤA5のトロリA8は、図示していないがコンベヤ
チェーンに連結されており、このコンベヤチェーンを駆
動することによって、搬送台車A1を走行させるように
なっている。
【0005】一方、図9は、ワークWを搭載してオーブ
ン炉内で搬送するスキッド搬送体B1の一例を示すもの
であって、スキッド搬送用ローラコンベヤB2は、床面
に設置された支持フレームB3の幅方向の一方の端部
に、鍔付フリーローラB4が搬送方向に沿って多数配列
されており、他方の端部には、それぞれの鍔付フリーロ
ーラB3と対向する位置に駆動ローラB5が配列されて
いる。
【0006】それぞれの鍔付フリーローラB4は、水平
軸回りに自由に回転できるようになっていて、その外周
面両側に形成されている鍔部Fで、ワークWを搭載した
スキッド搬送体B1の一方のスキッド脚部B6の底部に
設けられているローラ当接部tの両側面を案内するとと
もに、外周面で前記ローラ当接部tの下面を受けてい
る。
【0007】また、それぞれの駆動ローラB5は、スキ
ッド搬送体B1の他方のスキッド脚部B6のローラ当接
部t下面を外周面で受けており、駆動ローラB5の回転
によりスキッド搬送体B1が搬送されるようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のような
搬送台車A1においては、車体下部の走行車輪A2が軌
条A4を転動して走行するため、現工程から次工程へ台
車搬送用コンベヤを乗り継ぐ場合、台車搬送用コンベヤ
と搬送ラインを直交させるためのトラバーサとの間の乗
り継ぎの場合、台車搬送用コンベヤと昇降リフターとの
間の乗り継ぎの場合においては、台車搬送用コンベヤ、
トラバーサ、昇降リフター等に敷設した軌条A4におけ
る相互の軌条接続許容間隔や軌条段差許容間隔は、自動
車のボディー等のようなワークWを搬送する場合には最
大でも10mm程度であり、これを越えると円滑な乗り
継ぎが困難となり多大な乗り継ぎ動力を要するばかりで
なく、脱輪防止を十分な配慮した搬送ラインを設計する
必要があった。
【0009】したがって、従来のような搬送台車A1の
搬送ラインを施工する際には、重厚長大である軌条A4
の適正な軌条接続許容間隔や軌条段差許容間隔を確保す
るために多大な施工負担と施工コストを強いられるとい
う搬送ライン施工の問題があった。
【0010】また、従来のような搬送台車A1において
は、ローラコンベヤ・フリクションローラコンベヤなど
のスキッド搬送用コンベヤB2に当接して搬送し得るこ
とを意図したような搬送方向に長い車体下部フレームを
有していないため、ローラコンベヤ・フリクションロー
ラコンベヤなどのスキッド搬送用コンベヤB2を備えた
搬送ラインに適用することができず、搬送台車A1で搭
載して搬送してきたワークWをこのようなスキッド搬送
用コンベヤB2を備えた搬送ラインで処理作業する際に
は搬送台車A1からスキッド搬送体B1に積み替えなけ
ればならないという厄介な問題があった。
【0011】一方、前述したような従来の搬送スキッド
B1においては、走行車輪を備えておらず、スキッド搬
送用ローラコンベヤB2側に多数配置した鍔付フリーロ
ーラB4でワークWを搭載したスキッド搬送体B1の全
自重を受けるため、スキッド長手方向に歪みや撓みのな
い充分な強度を確保する必要があり、スキッド搬送体B
1自体の重量を安易に軽量化させることができないとい
うスキッド搬送体B1の設計上の問題があった。
【0012】また、前述したようなスキッド搬送体B1
においては、走行車輪A2を備えていないため、トラバ
ーサを用いても従来の走行車輪A2を備えた搬送台車A
1のように通常の搬送ラインから任意の退避エリアにラ
インアウト、すなわち、はね出しすることが出来ず、は
ね出し位置が多数のフリーローラを床面に別途設置した
退避エリアのみに限定されるため、スキッド搬送体B1
を自由自在な位置に退避させることができず、多数のフ
リーローラを退避エリアの広範な床面に別途設置した場
合には設備コストが格段に高くなるとともに作業者が気
付かずにフリーローラの上に乗ることがないように注意
を促すなどの作業安全上の制約があった。したがって、
搬送ライン上でのトラブル対応時に所定の生産処理効率
の維持が十分に望めないという作業工程管理の問題があ
った。
【0013】また、前述したようなスキッド搬送体B1
をターンテーブル等に載せ換えて搬送方向を変更させる
際には、搬送方向に延在するスキッド脚部B6の全体を
支承し得る、すなわち、スキッド脚部B6の全長に相当
するターンテーブル外径を要するため、搬送ラインのレ
イアウト設計上の制限が多いという問題があった。
【0014】そこで、本発明の目的は、前述したような
従来技術の問題を解決し、スキッド搬送体と搬送台車の
メリットを兼ね備えて、いかなる搬送ラインであっても
連続的に円滑に乗り継いでワークを搬送することができ
るとともに、搬送ラインから退避エリアなどへのはね出
し位置を自在且つ安全に確保することができるハイブリ
ッド搬送台車を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明のハイブリッド搬
送台車は、搬送駆動形態が異なる搬送ラインを乗り継い
で搬送走行するハイブリッド搬送台車であって、前後左
右の走行車輪によって軌条上を自立走行する台車本体の
下底面に、搬送方向に細長い左右一対のスキッド部を設
けるとともに、前記台車本体の下底面の幅方向中央に台
車牽引用係合部を設けたことによって、前記課題を解決
した。
【0016】ここで、本発明で意味するところの「スキ
ッド部」とは、搬送ラインに沿って多数配設されたフリ
クションローラあるいは鍔付フリーローラ等のローラに
当接して台車本体を搬送させるために、台車本体の下底
面に搬送方向に細長く延設された左右一対のローラ当接
部位のことである。
【0017】また、本発明で意味するところの「台車牽
引用係合部」とは、搬送ラインのセンターラインに敷設
された搬送用コンベヤの台車牽引用プッシャドグに係脱
自在に係合して台車本体を搬送させるために、台車本体
の下底面の幅方向中央に搬送ライン床面に向けて突設さ
れた係合トウピン等からなる係合部位のことである。
【0018】なお、本発明のハイブリッド搬送台車は、
前記スキッド部の全長を搬送するワークの全長よりやや
長く設定したことによって、ストレージコンベヤ装置に
使用した際に、搬送されるワークがお互いに接触するこ
となく、確実なストレージが達成される。
【0019】また、本発明のハイブリッド搬送台車に設
けた走行車輪は、鍔付車輪、鍔無し車輪のいずれであっ
ても差し支えないが、ハイブリッド搬送台車の蛇行防
止、安定搬送等を考慮すると、鍔付車輪であることが望
ましい。
【0020】そして、前記走行車輪を水平軸回りで回動
自在に支持する車軸は、車体フレーム枠の一部としたス
キッド部に固定することによって、本発明のハイブリッ
ド搬送台車の背丈と重心を低くするとともに、台車本体
自体の簡素化と軽量化を図っている。
【0021】更に、前記車軸がスキッド部の内側面に固
定されている場合には、走行車輪がスキッド部より外側
に突出しておらず、台車本体の下方側部における安全な
作業空間が確保できるとともに、塗装工程などにおいて
は走行車輪への塗料付着による走行不良を生じることが
なく、また、前記車軸がスキッド部の外側面に固定され
ている場合には、台車本体の底部に対する作業空間が台
車の幅方向中央部に向けて広く確保することができるた
め、台車本体の底部に対する各種の作業性を著しく向上
させることができる。
【0022】
【作用】本発明のハイブリッド搬送台車は、以下のよう
な搬送ラインの搬送駆動形態に応じた使用態様を呈して
ワークを搭載搬送する。
【0023】1)搬送方向に沿った一側に水平軸回りの
鍔付フリーローラを多数配列するとともにそれぞれの鍔
付フリーローラと対向する他側の位置に水平軸回りの駆
動ローラを配列してなるスキッド搬送用ローラコンベヤ
を備えた搬送ラインにおいては、前後左右の走行車輪を
機能させることなく、台車本体の下底面に設けた一対の
スキッド部の一方が当接する複数の鍔付フリーローラに
よって走行案内されるとともに、スキッド部の他方が当
接する駆動ローラによってフリクション駆動されて、ス
キッド走行する。
【0024】なお、上述した搬送ラインを簡素化した、
搬送方向に沿った両側に水平軸回りの鍔付フリーローラ
のみを多数配列した搬送ラインにおいては、一対のスキ
ッド部が手押しで複数の鍔付フリーローラに走行案内さ
れて、スキッド走行する。
【0025】2)搬送方向に沿った一対の軌条を敷設す
るとともに軌条幅方向の中央位置に台車牽引用プッシャ
ドグを有する台車牽引用コンベヤを備えた搬送ラインに
おいては、左右一対のスキッド部を機能させることな
く、台車本体の下底面に設けた前後左右の走行車輪が一
対の軌条に走行案内されるともに、台車牽引用係合部が
係合する台車牽引用プッシャドグを有する台車牽引用コ
ンベヤによって牽引されて、車輪走行する。
【0026】なお、上述した搬送ラインを簡素化した、
搬送方向に沿った一対の軌条のみを敷設した搬送ライン
においては、前後左右の走行車輪が手押しで軌条に案内
走行されて、車輪走行する。
【0027】3)搬送方向に沿った両側に水平軸回りの
鍔付フリーローラを多数配列するとともにこれらの鍔付
フリーローラが並列したその中央位置に台車牽引用プッ
シャドグを有する台車牽引用コンベヤを備えた搬送ライ
ンにおいては、前後左右の走行車輪を機能させることな
く、台車本体の下底面に設けた一対のスキッド部が当接
する複数の鍔付フリーローラによって走行案内されると
ともに、台車牽引用係合部が係合する台車牽引用プッシ
ャドグを有する台車牽引用コンベヤによって牽引され
て、スキッド走行する。
【0028】4)搬送方向に沿った一対の軌条を敷設す
るとともに軌条の内側位置に搬送方向に沿って水平軸回
りの駆動ローラを配列してなるスキッド搬送用ローラコ
ンベヤを備えた搬送ラインにおいては、台車本体の下底
面に設けた前後左右の走行車輪が台車本体の全重量を支
持しながら一対の軌条を走行案内されるともに、台車本
体の下底面に設けた一対のスキッド部の少なくとも一方
が当接する駆動ローラによってフリクション駆動され
て、台車支持力と台車推進力とがそれぞれ機能分担され
た状態で走行する。
【0029】5)搬送方向に沿った一対の軌条、もしく
は、スキッド搬送用ローラコンベヤを備えることなく、
台車牽引用プッシャドグを有する台車牽引用コンベヤの
みを備えた曲線状の搬送ラインにおいては、前後左右の
走行車輪と左右一対のスキッド部を機能させることな
く、台車本体の下底面に設けた台車牽引用係合部のみが
係合する台車牽引用プッシャドグを有する台車牽引用コ
ンベヤによって牽引されるとともに台車本体の全重量が
支持されて、台車牽引用コンベヤとの係合支承のみで牽
引走行する。
【0030】6)上記1)もしくは3)のような前後左
右の走行車輪を機能させることのない搬送ラインと上記
2)のような左右一対のスキッド部を機能させることの
ない搬送ラインとの搬送駆動形態が異なる搬送ライン間
の乗り継ぎにおいては、一方の搬送ラインに前後左右の
走行車輪が走行案内されて台車本体が支持されている間
に、他方の搬送路形態が異なる搬送ラインに左右一対の
スキッド部の一端を走行案内して台車本体の全重量を順
次移行させて乗り継ぐか、あるいは、搬送駆動形態が異
なる双方の搬送ラインに左右一対のスキッド部を走行案
内させて台車本体の全重量を分担支持させている間に、
他方の搬送駆動形態が異なる搬送ラインに前後左右の走
行車輪を走行案内して台車本体の全重量を順次移行させ
て乗り継ぐ。
【0031】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例であ
るハイブリッド搬送台車を説明する。図1は、本発明の
一実施例であるハイブリッド搬送台車を示す横断面図で
あり、図2は、図1に示したハイブリッド搬送台車の側
面図であって、本実施例のハイブリッド搬送台車は、ワ
ークWとして自動車ボディーを搭載するものであり、自
動車塗装工程等で用いられている。
【0032】そこで、図1、2に示すように、本実施例
におけるハイブリッド搬送台車1は、台車本体の下底面
に搬送方向に細長く延設された左右一対の中空鋼材から
なるスキッド部2を有している。そして、図1、2に仮
想線で示したような搬送コンベヤC1で本実施例のハイ
ブリッド搬送台車1を搬送する場合には、これらのスキ
ッド部2は、搬送ラインに沿って多数配設されたフリク
ションローラC2に当接して台車本体を搬送することが
できるようになっている。
【0033】なお、スキッド部2がフリクションローラ
C2に当接して摺動する面に、摺動特性に優れたローラ
当接部材(図示していない)を重設した場合には、搬送
するための消費駆動力を少なくすることができ、円滑な
搬送を達成することができるので、より好ましい。
【0034】そして、前記スキッド部2の全長は、搬送
するワークWの全長よりやや長く設定した方が、搬送コ
ンベヤC1でストレージする場合を考慮すると、搬送さ
れるワークWがお互いに接触することなく確実なストレ
ージを達成するので、より好ましい。
【0035】つぎに、この左右一対のスキッド部2の外
側面、すなわち、台車本体の前後左右の4カ所には、走
行車輪3を水平軸回りに回転自在に支持するための車軸
4をそれぞれ固定しており、スキッド部2を車体フレー
ム枠の一部として利用することによって、台車搬送機能
とスキッド搬送機能とを備えたにもかかわらず、台車本
体の背丈を低くして低重心とした設計を達成している。
【0036】さらに、この左右一対のスキッド部2は、
図6に示すように、台車本体の前後方向の複数箇所で連
結部材5によってお互いに連結されている。
【0037】そして、これらの連結部材5のうち、ワー
クWを搭載した際に搬送方向の前後バランスを最も安定
化することのできる前端側と後端側の部材には、ワーク
受枠6が設けられていて、これらのワーク受枠上に自動
車ボディーからなるワークWが搭載されるようになって
いる。
【0038】なお、ワーク受枠6の形態としては、図
1、2に示したような形態に限定されるものではなく、
パレットやコンテナ、さらに、箱状の定形物品等、ワー
クに応じた形態を有するものであれば、如何なるもので
あっても差し支えない。
【0039】つぎに、これらの連結部材5の下面には、
搬送ラインのセンターラインに敷設された搬送用コンベ
ヤの台車牽引用プッシャドグに係脱自在に係合して台車
本体を搬送させるための、搬送ライン床面に向けて突設
されたトウピン等からなる台車牽引用係合部7がそれぞ
れ溶接固定などによって設けられている。また、台車牽
引用係合部7は、左右のバランスが保たれるように連結
部材5の幅方向中央位置に取り付けられている。
【0040】なお、台車牽引用係合部7の形態として
は、図1、2に示したような搬送ライン床面に向けて突
設されたトウピンに限定されるものではなく、搬送ライ
ンのセンターラインに敷設された搬送用コンベヤの台車
牽引用係合部に係脱自在に係合して台車本体を搬送させ
るためのものであれば、これ以外の如何なるものであっ
ても差し支えない。
【0041】このようにして得られた本発明の一実施例
であるハイブリッド搬送台車1は、以下のような搬送ラ
インの搬送駆動形態に応じた使用態様を呈してワークW
を搭載搬送することができる。すなわち、図3に示すよ
うな、搬送方向に沿った一側に水平軸回りの鍔付フリー
ローラD1を多数配列するとともにそれぞれの鍔付フリ
ーローラD1と対向する他側の位置に水平軸回りの駆動
ローラD2を配列してなるスキッド搬送用ローラコンベ
ヤD3を備えた搬送ラインにおいては、前後左右の走行
車輪3を機能させることなく、台車本体の下底面に設け
た一対のスキッド部2の一方が当接する複数の鍔付フリ
ーローラD1によって走行案内されるとともに、スキッ
ド部2の他方が当接する駆動ローラD2によってフリク
ション駆動されて、スキッド走行する。
【0042】したがって、本発明の一実施例であるハイ
ブリッド搬送台車1によれば、図3に示すような駆動ロ
ーラ毎にユニット化されて組付けられた搬送ラインにお
いても好適に利用することができる。
【0043】図4に示すような、搬送方向に沿った一対
の軌条E1を敷設するとともに軌条幅方向の中央位置に
台車牽引用プッシャドグE2を有する台車牽引用コンベ
ヤE3を備えた搬送ラインにおいては、左右一対のスキ
ッド部2を機能させることなく、台車本体の下底面に設
けた前後左右の走行車輪3が一対の軌条E1に走行案内
されるともに、台車牽引用係合部7が係合する台車牽引
用プッシャドグE2を有する台車牽引用コンベヤE3に
よって牽引されて、車輪走行する。
【0044】したがって、本発明の一実施例であるハイ
ブリッド搬送台車1を図4に示すような搬送ラインに用
いた場合には、塗装工程で塗装を行った自動車のボディ
ー等のワークWを乾燥処理する際に台車本体が受ける熱
的影響に関係なく、車輪走行による円滑な搬送ができる
ので、オーブン炉内で好適に利用することができる。
【0045】図5に示すような、搬送方向に沿った両側
に水平軸回りの鍔付フリーローラF1を多数配列すると
ともにこれらの鍔付フリーローラF1が並列したその中
央位置に台車牽引用プッシャドグF2を有する台車牽引
用コンベヤF3を備えた搬送ラインにおいては、前後左
右の走行車輪3を機能させることなく、台車本体の下底
面に設けた一対のスキッド部2が当接する複数の鍔付フ
リーローラF1によって走行案内されるとともに、台車
牽引用係合部7が係合する台車牽引用プッシャドグF2
を有する台車牽引用コンベヤF3によって牽引されて、
スキッド走行する。
【0046】したがって、本発明の一実施例であるハイ
ブリッド搬送台車1を図5に示すような搬送ラインに用
いた場合には、台車本体の下部空間を広範に確保するこ
とができるため、ワークWの側部底面に対する各種の作
業を容易に実施することができる。
【0047】図6(図1、2に仮想線で示した搬送コン
ベヤの斜視図)に示すような、搬送方向に沿った一対の
軌条C3を敷設するとともに軌条C3の内側位置に搬送
方向に沿って水平軸回りの駆動ローラC2を配列してな
るスキッド搬送用ローラコンベヤC1を備えた搬送ライ
ンにおいては、台車本体(ワーク受枠7は省略してい
る。)の下底面に設けた前後左右の走行車輪3が台車本
体の全重量を支持しながら一対の軌条C3を走行案内さ
れるともに、台車本体の下底面に設けた一対のスキッド
部2の少なくとも一方が当接する駆動ローラC2によっ
てフリクション駆動されて、台車重量の支持力と台車推
進力とがそれぞれ機能分担された状態で走行する。
【0048】したがって、本発明の一実施例であるハイ
ブリッド搬送台車1を図6に示すような搬送ラインに用
いた場合には、駆動ローラC2の消費動力を低減するこ
とができ、ストレージ時のスムーズな間欠搬送が達成で
きる。
【0049】図7に示すような、搬送方向に沿った一対
の軌条、もしくは、スキッド搬送用ローラコンベヤを備
えることなく、台車牽引用プッシャドグH1を有する台
車牽引用コンベヤH2のみを備えた曲線状の搬送ライン
においては、前後左右の走行車輪3と左右一対のスキッ
ド部2を機能させることなく、台車本体の下底面に設け
た台車牽引用係合部7のみが係合する台車牽引用プッシ
ャドグH1を有する台車牽引用コンベヤH2によって牽
引されるとともに台車本体の全重量が支持されて、台車
牽引用コンベヤH2との係合支承のみで牽引走行する。
【0050】したがって、本発明の一実施例であるハイ
ブリッド搬送台車1を図7に示すような曲線対応の搬送
コンベヤに用いた場合には、搬送ラインの曲率が小さく
ても、円滑に小回りすることができ、搬送ラインの省ス
ペース化を達成することができ、搬送ラインのレイアウ
ト設計の自由度を高めることができる。
【0051】図3、5に示すような前後左右の走行車輪
3を機能させることのない搬送コンベヤと図4に示すよ
うな左右一対のスキッド部2を機能させることのない搬
送コンベヤとの搬送駆動形態が異なる搬送ライン間の乗
り継ぎにおいては、一方の搬送ラインに前後左右の走行
車輪3が走行案内されて台車本体が支持されている間
に、他方の搬送路形態が異なる搬送ラインに左右一対の
スキッド部2の一端を走行案内して台車本体の全重量を
順次移行させて乗り継ぐか、あるいは、搬送駆動形態が
異なる双方の搬送ラインに左右一対のスキッド部2を走
行案内させて台車本体の全重量を分担支持させている間
に、他方の搬送駆動形態が異なる搬送ラインに前後左右
の走行車輪3を走行案内して台車本体の全重量を順次移
行させて乗り継ぐ。
【0052】したがって、本発明の一実施例であるハイ
ブリッド搬送台車1によれば、台車本体の全重量が乗り
継ぎ先にスムーズに移行でき、乗り継ぎ時に発生しがち
なガタツキも無く、安定した乗り継ぎが達成できる。
【0053】次に、本発明の一実施例であるハイブリッ
ド搬送台車1は、走行車輪3の車軸4がスキッド部2の
外側面に固定されていることによって、スキッド部2が
左右の走行車輪3より内側に配置されて台車本体の底部
に対する作業空間が台車の幅方向中央部に向けて広く確
保することができるため、台車本体の下底面に対する各
種の作業性を著しく向上させることができるばかりでな
く、車体フレーム枠の一部としてスキッド部2を利用し
ているため、台車搬送機能とスキッド搬送機能とを備え
たにもかかわらず、台車本体の背丈を低くして低重心と
し、台車本体を簡素化して軽量化を図ることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明のハイブリッド搬送台車は、搬送
ラインの搬送駆動形態が各種の作業工程に合わせて特化
された場合であっても、特化された搬送ラインに応じて
車輪搬送、スキッド搬送、牽引搬送のいずれかの搬送機
能を適宜選択的に達成することができるため、従来の搬
送ライン設備をほぼそのまま利用することができる。
【0055】特に、本発明のハイブリッド搬送台車を異
なる搬送駆動形態が組み合わされた搬送ラインにおいて
使用する場合に、乗り継ぎの容易な搬送走行ができるた
め、搬送ラインのレイアウト設計の自由度を高めること
ができるばかりでなく、搬送台車が搬送ラインの全般に
亙って共通して使用することができ、従来のような搬送
台車に搭載したワークを作業工程毎に移し替える厄介な
作業も解消することができる。
【0056】また、本発明のハイブリッド搬送台車は、
前後左右の走行車輪によって軌条上を自立走行する台車
本体の下底面に搬送方向に細長い左右一対のローラコン
ベヤ用スキッド部を設けたことによって、走行車輪が軌
条を転動して走行する台車搬送用コンベヤの相互間乗り
継ぎの場合、台車搬送用コンベヤと搬送ラインを直交さ
せるためのトラバーサとの間の乗り継ぎの場合、台車搬
送用コンベヤと昇降リフターとの間の乗り継ぎの場合
に、従来のような相互の軌条接続許容間隔や軌条段差許
容間隔が自動車のボディー等のようなワークを搬送する
場合に最大でも10mm程度に抑える必要があった施工
精度を台車本体の全長の約3分の1(例えば、台車本体
の全長が4000mmである場合、約1300mm)程
度まで大幅に緩和しても円滑に確実な乗り継ぎができる
ため、施工負担と施工コストを著しく低減することがで
きる。
【0057】そして、本発明のハイブリッド搬送台車
は、搬送方向に沿った一対の軌条を敷設するとともに軌
条の内側位置に搬送方向に沿って水平軸回りの駆動ロー
ラを配列してなるスキッド搬送用ローラコンベヤを備え
た搬送ラインにおいて搬送走行する場合に、ワークを搭
載した台車本体が前後左右の走行車輪によって軌条上を
自立走行し、ワークを搭載した台車本体の全重量がロー
ラコンベヤ用スキッド部に実質的に負荷されないため、
ローラコンベヤ用スキッド部に当接する駆動ローラの消
費動力を少なくして軽度の推進力で最大限の推進負荷効
率を発揮することができる。
【0058】また、本発明のハイブリッド搬送台車は、
搬送方向に沿った一側に水平軸回りの鍔付フリーローラ
を多数配列するとともにそれぞれの鍔付フリーローラと
対向する他側の位置に水平軸回りの駆動ローラを配列し
てなるスキッド搬送用ローラコンベヤを備えた搬送ライ
ン、あるいは、搬送方向に沿った両側に水平軸回りの鍔
付フリーローラを多数配列するとともにこれらの鍔付フ
リーローラが並列したその中央位置に台車牽引用プッシ
ャドグを有する台車牽引用コンベヤを備えた搬送ライン
から退避エリアにラインアウト、すなわち、はね出しす
る場合に、前後左右の走行車輪を備えて自立走行するこ
とができるため、従来のスキッド搬送体のようなはね出
し位置の制限もなく、搬送ライン近傍の任意の退避エリ
アに自由自在な退避エリアにはね出しすることができ
る。また、はね出すための退避エリアに多数のフリーロ
ーラを配設する必要もないので、従来のような搬送ライ
ンに必要とした設備コストを軽減することができるとと
もに、退避エリアでの作業者の足元環境がスッキリして
作業者の安全性を確保することができる。
【0059】本発明のハイブリッド搬送台車は、ターン
テーブル等に載せ換えて搬送方向を変更させる際に、従
来のスキッド搬送体のようにスキッド脚部の全長に相当
するターンテーブル外径を要することなく、走行車輪の
前後間隔に相当するターンテーブル外径があれば足りる
ため、ターンテーブルの小型化が達成でき、無駄なター
ンエリアをできるだけ縮小して搬送方向変更エリアの設
計レイアウトの自由度を向上させることができる。
【0060】上述したように、本発明のハイブリッド搬
送台車は、スキッド搬送体と搬送台車のメリットを兼ね
備えて、いかなる搬送ラインであっても連続的に円滑に
乗り継いでワークを搬送することができるとともに、搬
送ラインから退避エリアなどへのはね出し位置を自在且
つ安全に確保することができるため、搬送工程における
品質管理を確実かつ容易に達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるハイブリッド搬送台
車の横断面図。
【図2】 本発明の一実施例であるハイブリッド搬送台
車の側面図。
【図3】 本発明の一実施例であるハイブリッド搬送台
車とスキッド搬送用ローラコンベヤとのスキッド搬送状
態を示した横断面図。
【図4】 本発明の一実施例であるハイブリッド搬送台
車と台車搬送用コンベヤとの車輪搬送状態を示した横断
面図。
【図5】 本発明の一実施例であるハイブリッド搬送台
車と台車搬送用コンベヤとのスキッド搬送状態を示した
横断面図。
【図6】 本発明の一実施例であるハイブリッド搬送台
車とスキッド搬送用ローラコンベヤとのハイブリット搬
送状態を示した斜視図。
【図7】 本発明の一実施例であるハイブリッド搬送台
車と台車搬送用コンベヤとの牽引搬送状態を示した横断
面図。
【図8】 従来の搬送台車と台車搬送用コンベヤとの搬
送状態を示した横断面図。
【図9】 従来のスキッド搬送体とスキッド搬送用ロー
ラコンベヤとの搬送状態を示した横断面図。
【符号の説明】
1 ハイブリッド搬送台車 2 スキッド部 3 走行車輪 4 車軸 5 連結部材 6 ワーク受枠 7 台車牽引用係合部 W ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 一郎 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 Fターム(参考) 3D114 AA06 BA01 CA16 DA05 DA07

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送駆動形態が異なる搬送ラインを乗り
    継いで搬送走行するハイブリッド搬送台車であって、前
    後左右の走行車輪によって軌条上を自立走行する台車本
    体の下底面に、搬送方向に細長い左右一対のスキッド部
    を設けるとともに、 前記台車本体の下底面の幅方向中央に台車牽引用係合部
    を設けたことを特徴とするハイブリッド搬送台車。
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