JP2000317059A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2000317059A
JP2000317059A JP11132345A JP13234599A JP2000317059A JP 2000317059 A JP2000317059 A JP 2000317059A JP 11132345 A JP11132345 A JP 11132345A JP 13234599 A JP13234599 A JP 13234599A JP 2000317059 A JP2000317059 A JP 2000317059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
symbol
symbol display
derivative
counter
game ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11132345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4547729B2 (ja
Inventor
Mitsuyoshi Nagano
光容 永野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyomaru Industry Co Ltd filed Critical Toyomaru Industry Co Ltd
Priority to JP13234599A priority Critical patent/JP4547729B2/ja
Publication of JP2000317059A publication Critical patent/JP2000317059A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4547729B2 publication Critical patent/JP4547729B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、遊技機における変動入賞口の構成
を、遊技者に、新たな興味が沸く構成を提供するもので
ある。 【解決手段】 本発明は、遊技者に有利な第1状態と不
利な第2状態に変更可能な変動入賞口5を備え、変動入
賞口5の上部に遊技球が転動又は停留可能なステージ3
0を設けてあると共に、変動入賞口5が第1の状態のと
き、ステージ上の遊技球に当接可能な誘導体40a〜4
0dを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、変動入賞口に対応
する遊技球の取り扱いに関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機としてのパチンコ機には、種々の
形式の入賞口が設けてあり、その中で、通常においては
閉成状態であるが、特定条件によって、遊技者に有利と
なるように開成する変動入賞口が備えてある。例えば、
遊技機の遊技盤には、複数の図柄を変動表示可能な図柄
表示部L1、L2、L3を有する図柄表示器が配設して
あり、通常は閉成状態(第2の状態)を維持している
が、他の入賞口に入賞すると、図柄始動口(変動入賞
口:例えば、所謂チューリップ形式の入賞口)が遊技者
に有利なように開成状態(第1の状態)となり、遊技球
がその図柄始動口に入賞することによって、前記各図柄
表示部L1、L2、L3の図柄が変動を開始する可変表
示ゲームが行われ、所定時間後に、順次図柄が停止し、
その確定図柄の組合せが、例えば、全て同じ図柄である
とき、遊技者にとって有利な特別遊技状態(大当たり)
が生起するというものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記変動入賞
口は、永年使用されていて、その変化に乏しく、遊技者
に対して、新たな興味が沸く変動入賞口の設置が望まれ
ている。そこで、本発明は、係る不都合を解消する遊技
機を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、遊
技者に有利な第1状態と不利な第2状態に変更可能な変
動入賞口を備え、変動入賞口の上部に遊技球が転動又は
停留可能なステージを設けてあると共に、変動入賞口が
第1の状態のとき、ステージ上の遊技球に当接可能な誘
導体を設けてあるので、その誘導体によって、変動入賞
口に入賞し易い。
【0005】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1(正面
図)は遊技機としてのパチンコ機1であり、図柄表示ゲ
ームを行う遊技機を例示して、新たな変動入賞口の取り
扱いを提供するものである。このパチンコ機の側部には
球貸機20が設置してあって、この球貸機20にはカー
ドリーダ(図示略)が内蔵してある。又、この球貸機2
0の正面パネル21には、この球貸機の作動が有効であ
るときの表示ランプやカード挿入口22が設けてある。
一方、パチンコ機の前面パネル11に取り付けてある供
給皿12には、前記球貸機20の操作釦等が配設してあ
り、具体的には、前記カード挿入口22に挿入されたカ
ードの残高(度数)等を表示する表示器13a、遊技者
の操作により球貸機20を介してパチンコ機に貸球を供
給する変換釦13b、カード返却用の返却釦13cが設
けてある。
【0006】尚、供給皿12の下には貯留皿17が配設
してあって、供給皿12が満杯となったときオーバーフ
ローした賞品球を貯留する。又、発射装置のハンドル1
8の操作により前記供給皿12からの1球毎に供給され
る遊技球をガイドレール3で案内して遊技領域8に発射
する。遊技領域8のほぼ中央部には、図柄表示器Lが配
置してあり、この図柄表示器Lは液晶式表示であり、可
変表示ゲームを実施しているときには第1図柄表示部L
1、第2図柄表示部L2、第3図柄表示部L3に区分表
示可能である。
【0007】尚、この図柄表示部L1、L2、L3に
は、図柄として麻雀杯を模した「一萬〜九萬」と「白」
「撥」「中」の12種類を表示し、特別遊技状態(大当
たり)のときには、図柄表示部L1、L2、L3には同
じ図柄(大当たり図柄)を表示し、リーチのときには図
柄表示部L1、L2に同じ図柄(リーチ図柄)を表示
し、外れのときにはそれ以外の図柄を表示する。そし
て、前記大当たり(特別遊技状態)となった後には、大
入賞口6が開成して、多量の賞品球の払出を行う。
【0008】又、図柄表示器Lの左右側部には、普通図
柄始動ゲート2a、2bが備えてあり、遊技球が通過す
ると、検出器(図示略)が発する図柄始動信号によっ
て、後述の大入賞口6に付設の普通図柄表示器7の図柄
が変動を開始し、所定時間経過後に停止し、当たりであ
るか否かは当たりカウンタを介して判断し、所定時間経
過後に停止し、その確定図柄が予め設定した当たり図柄
を表示した場合には、通常は閉性状態(第2の状態)を
維持して遊技者にとって不利益である図柄始動口(変動
入賞口:例えば、所謂チューリップ形式の入賞口)5を
所定時間、開成する(遊技者にとって有利となる第1の
状態)と共に、この開成中は開成信号を出力する。そし
て、この図柄始動口5に遊技球が入賞すると、可変表示
ゲームに寄与する判定メモリQ(I)に順次記憶され、
その入賞記憶数の最大は4個である。
【0009】前記図柄表示器Lの下部の正面側(図柄表
示器Lの全面側)には、図2(A)に示すように、転動
及び停留可能なステージ30が形成してあると共に、そ
のステージ30の中央で、且つ、前記図柄始動口5の直
上となる位置に誘導溝33が形成してある。従って、誘
導溝33に入った遊技球は、図柄始動口5の直上に落球
できる確率が高くなる。尚、この誘導溝33は必ずしも
形成する必要はないことはいうまでもない。
【0010】又、前記ステージ30上を水平往復動する
誘導手段40が設置してあり、図2(B)にその機構を
示す。この誘導手段40は、複数の誘導体(第1誘導体
40a、第3誘導体40c、第2誘導体40b、第4誘
導体40d)で構成してある。そして、この誘導手段4
0は、入口36Aから入口36Bに向けて、ステージ3
0上を前後に往復動可能な直方体の第1誘導体40a、
第3誘導体40cと、誘導溝33を中心に、対称形状の
第2誘導体40b、第4誘導体40dが配列してあり、
これらの誘導体40a〜40dは、前進後退の往復動可
能なソレノイド41a〜41dのプランジャーに連結し
てある。そして、ソレノイド41a〜41dが「ON」
のときは、誘導体40a〜40dは前進し、「OFF」
のときには後退状態である。尚、入口36Aと入口36
Bには、遊技球が通過したことを検出する通過検出器5
0a、50bが設置してある。
【0011】次に、前記制御装置によって行われる可変
表示ゲームについて、割込処理で実行される制御フロー
を参照して説明する。図3(A)は初期化を行い、パチ
ンコ機の電源が投入されると(S1)、遊技者にとって
有利な大当たり(特別遊技状態)となる確率を低確率状
態(1/330)に設定すると共に、判定カウンタHc
(0〜329の循環数)、確定図柄決定手段である循環
カウンタM1、M2、M3、判定メモリQ(I)(I=
1〜4)の初期化を行う(S2)。
【0012】図3(B)は、判定カウンタHc(0〜3
29)と、大当たり等における各図柄表示部L1、L
2、L3に確定表示する図柄を選定する循環カウンタM
1、M2、M3の処理を行う。先ず、判定カウンタHc
にリセット時間(所定時間(2ms))毎に1を加算し
(S20)、その加算した判定カウンタHcの値が、3
30であるか否かを判定する(S21)。判定カウンタ
Hcの値が330であるときには、判定カウンタHcの
値を初期化する(S22)。この処理によって、判定カ
ウンタHcの値は0〜329の循環数となる。
【0013】循環カウンタM1にリセット時間(所定時
間(2ms))毎に1を加算し(S25)、循環カウン
タM1の値が12であるか否かを判定する(S26)。
そして、循環カウンタM1の値が12であるときには、
循環カウンタM1を初期化すると共に、循環カウンタM
2に1を加算する(S27)。次に、循環カウンタM2
が12であるか否かを判定し(S28)、循環カウンタ
M2の値が12であるときには、循環カウンタM2を初
期化すると共に、循環カウンタM3に1を加算する(S
29)。そして、循環カウンタM3が12であるか否か
を判定し(S30)、循環カウンタM3の値が12であ
るときには、循環カウンタM3を初期化する(S3
1)。以上によって、循環カウンタM1、M2、M3は
0〜11の循環数となる。
【0014】図4は、図柄始動口5に入賞した入賞球の
処理を行う入賞球処理手段の制御フローであり、図柄始
動口5に入賞したか否かを検出し(S5)、検出したと
きには後記で詳述する判定カウンタHc(0〜329)
の値を読み取る。そして、判定メモリQ(1)が「0」
であるか否かを判定し(S6)、「0」であるときに
は、入賞球の可変表示ゲームを実施中であるか、或い
は、入賞球がない状態であるので、カウンタIの値を1
にセットする(S7)。即ち、ステップ14以下で詳述
する判定メモリQを記憶する番地(1〜4)をセットす
る。
【0015】反対に、判定メモリQ(1)が「0」でな
いときには、判定メモリQ(2)の値が「0」であるか
否かを判断し(S8)、「0」であるときには、カウン
タIを2にセットする(S9)。以下、順次、判定メモ
リQ(3)、Q(4)について判断すると共に、カウン
タIの値をセットする(S10〜S13)。又、判定メ
モリQ(4)が「0」でないときには、既に、最大記憶
(4個)があるため、この入賞球を無視するので、この
ルーチンの処理を終了する。
【0016】そして、前記読み込んだ判定カウンタHc
(0〜329)の値が「7」であるか否かを判定する
(S14)。そして、「7」であるときには、後記の可
変表示ゲームにおいて大当たり(特別遊技状態)を生起
するために、判定メモリQ(I)に1を書込む(S1
5)。次に、前記ステップ14で、判定カウンタHc
(0〜329)の値が「7」でないときには、前記判定
カウンタHc(0〜329)の値が「80〜90」であ
るか否かを判断し(S16)、「80〜90」のときに
は後記の可変表示ゲームにおいて大当たりにならないリ
ーチ態様を表示するために、判定メモリQ(I)に2を
書込み(S17)、それ以外の場合には判定メモリQ
(I)に3を書込んで外れ処理を行う(S18)。以上
の処理によって、判定メモリQ(I)(I=1〜4)
は、大当たりの場合には「1」、リーチのときには
「2」、外れの場合には「3」の何れかが記憶される。
【0017】次に、判定メモりQ(I)に基づいて実行
される可変表示ゲームの図柄表示手段の制御フローを図
5を参照して説明する。先ず、判定メモリQ(1)の結
果を記憶変数QQに記憶させる。即ち、今回の可変表示
ゲームに於て、大当たりであるときには、QQ=1、リ
ーチであるときには、QQ=2、外れであるときには、
QQ=3にセットされる。そして、新たな始動口への入
賞球に備えるために、Q(Iー1)=Q(I)のシフト
を行う。尚、最大のIにおけるQ(I)は0をセットす
る(S100)。
【0018】次に、循環カウンタM1、M2、M3の値
を読み込んで、図柄表示部L1、L2、L3の確定図柄
を原則として選択する。しかし、この可変表示ゲームに
おいて、大当たりか(QQ=1)、リーチ(QQ=2)
である場合には、外れと異なる表示態様をさせるので下
記のように図柄の変更を行う。即ち、大当たり(QQ=
1)の場合には、第1図柄表示部L1、第2図柄表示部
L2及び第3図柄表示部L3には、循環カウンタM1の
値に対応する図柄に変更することによって、第1図柄表
示部L1、第2図柄表示部L2及び第3図柄表示部L3
には同じ図柄が表示される。
【0019】又、リーチ(QQ=2)である場合には、
第1図柄表示部L1と第2図柄表示部L2には循環カウ
ンタM1の値に対応する図柄に変更することによって、
第1図柄表示部L1と第2図柄表示部L2に同じ図柄を
表示し、第3図柄表示部L3には異なる図柄を表示する
ように選択する。以上によって、各図柄表示部L1、L
2、L3の確定図柄が選択される(S101)。
【0020】そして、図柄変動開始信号によって、第1
図柄表示部L1、第2図柄表示部L2及び第3図柄表示
部L3の図柄は一斉に変動を開始し(S102)、大当
たりか(QQ=1)、リーチ(QQ=2)であるか否か
を判断する(S103)。そして、特定状態(大当たり
とリーチ)のときには、予め設定された時間が経過後
に、先ず、第1図柄表示部L1に停止図柄を(S10
4)、その後に、予め設定された時間が経過後に、第2
図柄表示部L2に図柄を停止表示する(S105)。以
上によって、第1図柄表示部L1と第2図柄表示部L2
には、同じ図柄(リーチ図柄)が停止表示される。
【0021】次に、大当たり(QQ=1)であるか否か
を判断し(S106)、大当たりの場合には、予め設定
された時間をかけて、第3図柄表示部L3の図柄を変動
表示するリーチアクションを行う(S107)。このリ
ーチアクションは、例えば、遊技者が判別できる速度
で、第3図柄表示部L3の図柄を予め設定した時間、可
変表示した後に、第3図柄表示部L3には第1図柄表示
部L1(第2図柄表示部L2)と同じ図柄(大当たり図
柄)を確定表示し(S108)、大当たり処理を行う
(S109)。一方、前記ステップ106で、リーチ
(QQ=2)のときには、遊技者が判別できる速度で、
予め設定した時間、第3図柄表示部L3の図柄変動を行
うリーチアクションを実行した後に、第3図柄表示部L
3に異なる図柄(外れ図柄)を確定表示する(S11
5、S116)。
【0022】又、前記ステップ103で、外れ(QQ=
3)であるときには、予め設定した時間が経過後に、先
ず、第1図柄表示部L1に停止図柄を(S117)、そ
の後に、第2図柄表示部L2の図柄を停止表示する(S
118)。そして、リーチアクションを行わずに、予め
設定の時間が経過後に第3図柄表示部L3の図柄を確定
表示して(S119)、速やかに可変表示ゲームを終了
する。
【0023】次に、可変表示ゲームに寄与する図柄始動
口5への入賞球に対する誘導体40a〜40dによる制
御について、図6、図7を参照して説明する。尚、誘導
体40a〜40dは、図柄始動口5の開成、閉成に関係
なく、ステージ30上において転動と停留する入口36
A、36Bからの遊技球を前進と後退で制御する。先
ず、誘導体40a、40cによる誘導手段1について説
明すると、入口36Aから入球の遊技球が通過検出器5
0aで検出されると(S50)、判定フラグF2が
「1」であるか否かを判断する(S51)。この判定フ
ラグF2が「1」以外のときには、後述する誘導体40
b、40dによる誘導手段2が終了したことを示すが、
判定フラグF2が「1」であるときには、誘導手段2が
処理中であるので、判定フラグF1を「0」にセットし
て、この誘導手段1の処理を終了する。しかし、判定フ
ラグF2が「0」であるときには、この誘導手段1で処
理するために、誘導手段2の処理を禁止する判定フラグ
F1を「1」にセットする(S52)。
【0024】次に、メモリQ(4)が「0」でないか否
かを判断し(S53)、「0」でないときには入賞記憶
数は最大の4個であるので、誘導溝33に近い誘導体4
0dを前進させる(S54、図7(A)参照)。この誘
導体40dの前進によって、入口36Aから入球し、ス
テージ30を転動して誘導溝33を通過した遊技球は、
誘導体40dに当たって、誘導溝33に導かれ易くな
る。その結果、図柄始動口5が閉成状態であっても、そ
の遊技球は誘導溝33から、図柄始動口5の直上に落球
して入賞し易くなる。即ち、入賞記憶数が多いときに
は、図柄始動口5に入賞し易く制御し、入賞による賞品
球の獲得をし易くする。そして、タイマを介して所定時
間経過後に(S55)、誘導体40dを後退させ(S5
6)、判定フラグF1を「0」にセットして終了する
(S57)。
【0025】前記ステップ53でメモリQ(4)が
「0」であるときには、メモリQ(3)が「0」である
か否かを判断し(S60)、「0」であるときには、判
定フラグF1を「0」にセットして終了する(S5
7)。しかし、メモリQ(3)が「0」でないときに
は、入賞記憶数は3個であるので、誘導溝33から遠い
誘導体40bを前進させる(S61、図7(B)参
照)。この誘導体40bの前進によって、入口36Aか
ら入球の遊技球は、ステージ30を転動し、誘導溝33
を通過して誘導体40bに当たるが、その反射する勢い
によって、誘導溝33に導かれるか否か微妙である。そ
の結果、図柄始動口5が開成状態であるときには、図柄
始動口5に入賞し易いが、閉成状態のときには必ずしも
入賞するとは限らない。即ち、入賞記憶数が3個のとき
には、図柄始動口5の開成、閉成状態で異なる態様とな
る可能性がある。そして、タイマを介して所定時間経過
後に(S62)、誘導体40bを後退させ、判定フラグ
F1を「0」にセットして終了する(S63、S5
7)。
【0026】次に、誘導手段2について説明するが、前
記誘導手段1における「入口36A」を「入口36B」
に、「通過検出器50a」を「通過検出器50b」に、
「誘導体40d」を「誘導体40c」に、「誘導体40
b」を「誘導体40a」にする他、ステップ51におい
て「判定フラグF1」を「判定フラグF2」に、ステッ
プ52において「判定フラグF2」を「判定フラグF
1」に変更して実行するので、各ステップにダッシュを
附して説明を略す。この誘導手段2においても、前記誘
導手段1と同様の効果を奏する。
【0027】(第2の実施の形態)本実施の形態は、前
記第1の実施における、入賞記憶数(メモリQ(4)、
Q(3))を誘導体40a〜40dの起動条件にせず、
抽選による構成である。そこで、図8(A)に示すよう
に、電源投入時に初期化するカウンタKを導入し(S8
0)、リセット時間(所定時間(2ms))毎に1を加
算し(S81)、その加算したカウンタKの値が10以
下であるか否かを判定(S82)して、カウンタKが1
0以下になると初期化する(S83)、0〜9の循環カ
ウンタを構成する。
【0028】次に、このカウンタKを用いて、誘導手段
1、誘導手段2において、誘導体40a〜40dの起動
条件にするが、前記第1の実施の形態における図6に示
す制御フローにおける相違点について説明し、同じステ
ップには同じ符号を附して説明を略す。誘導手段1にお
けるステップ91は、ステップ53に対応し、カウンタ
Kが0〜1のときには、誘導溝33に近い誘導体40d
を前進させる(図7(A)参照)。即ち、確率2/10
で誘導体40dを前進させる。又、ステップ92はステ
ップ60に対応し、カウンタKが2〜5のときには、誘
導体40bを前進させる(図7(B)参照)。即ち、確
率4/10で誘導体40bを前進させる。又、この誘導
手段1に対応して、誘導手段2(S91’、S92’)
においても同様な制御を行う。以上によって、各誘導体
40a〜40dは、予め設定された確率で前進を行うの
で、前記第1の実施の形態における入賞記憶数と異な
り、誘導体がいつ動くか判らず新たな興味を持たせるこ
とができる。
【0029】(第3の実施の形態)本実施の形態は、後
記で詳述する図9に示す制御フローに従い、誘導体40
a〜40dの前進によって、ステージ30上を転動又は
停留している遊技球を、強制的に前の方に押す操作を行
う。従って、その打球によって、図柄始動口5に入賞す
る場合と入賞しない場合が生ずる。尚、図9に示す制御
フローは、前記第2の実施の形態(図8)におけるステ
ップとほぼ同じであるが、相違するステップを説明す
る。
【0030】通過検出器50aで遊技球を検出したとき
には、図柄始動口5が開成しているかを判断し、開成し
ているときには、タイマΔを介して、カウンタKを用い
て誘導体40a〜40dの何れかを起動する。このタイ
マΔは、入口36Aからの遊技球が、ステージ30上を
転動(又は停留)しているとき、前の方に押し出しを可
能とするタイミングを図るものである。そして、何れか
の誘導体40a〜40dに押された遊技球は、誘導溝3
3を介さず、強制的に、前側に押だされ、開成中の図柄
始動口5に入賞させる。従って、ステージ30上を転動
(又は停留)している遊技球は、その誘導体40a〜4
0dの動作のタイミングで図柄始動口5に入賞するか、
否かが選択されて、新たな面白味が生ずる。
【0031】尚、前記カウンタKの値によっては、誘導
体40a〜40dが動かないので、その遊技球は誘導溝
33を介して図柄始動口5に入賞する場合もある。又、
この図9のステップ95、95’は、図柄始動口5が開
成中であることを条件に誘導体40a〜40dを動かす
条件設定であるが、この図柄始動口5が開成中(S9
5、S95’)の条件を外すように構成してもよい。
【0032】以上のように、ステージ30上を転動(又
は停留)している遊技球に対して、誘導体40a〜40
dを介して打球することによって、変動入賞口(図柄始
動口)5に入賞するか、否かが選択されて、新たな面白
みを発揮できる。
【0033】尚、変動入賞口は、ステージ上の遊技球を
誘導体を介して当接された遊技球が入賞可能に設置すれ
ばよいので、前記実施の形態におけるようにステージの
直下である必要はない。また、誘導体の操作条件は前記
第1の実施の形態〜第3の実施の形態におけるものに限
定されず、適宜組み合せて構成できることは言うまでも
ない。さらに、通過検出器50a、50bの設置は必要
でなく、この場合の誘導体はタイマー等を介して適宜作
動させるように構成してもよい。又、遊技球がステージ
上を転動(又は停留)する機構を有する遊技機として、
可変表示ゲームを行う遊技機を例としたが、その他の構
成の遊技機においても適用できることは言うまでもな
い。
【0034】
【発明の効果】請求項1の遊技機は、変動入賞口が第1
の状態のとき、ステージ上の遊技球に当接可能な誘導体
を設けてあるので、その誘導体によって、変動入賞口に
入賞し易い効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機(パチンコ機)の正面図である。
【図2】(A)は図柄表示器の正面側の下部における誘
導体を示す図であり、(B)は誘導体の水平往復動機構
を示す図である。
【図3】(A)は初期化、(B)は判定カウンタHc、
循環カウンタM1、M2、M3の循環数を作成する制御
フローを示す図である。
【図4】変動入賞口(図柄始動口)に入賞した入賞球の
処理手段を行う制御フローを示す図である。
【図5】図柄表示手段の制御フローを示す図である。
【図6】入賞球(入賞記憶数)に対する誘導手段の制御
を示す図である。
【図7】(A)(B)は、入賞記憶数に対応する誘導手
段の状態を示す図である。
【図8】(A)(B)は第2の実施の形態における誘導
手段の制御を示す図である。
【図9】第3の実施の形態における誘導手段の制御を示
す図である。
【符号の説明】
2a、2b 普通図柄始動ゲート 5 変動入賞口(図柄始動口) 6 大入賞口 30 ステージ 33 誘導溝 36A、36B 入口 40 誘導手段 40a〜40d 誘導体 50a、50b 通過検出器 L1〜L3 図柄表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技者に有利な第1状態と不利な第2状
    態に変更可能な変動入賞口を備える遊技機であって、 前記変動入賞口の上部に遊技球が転動又は停留可能なス
    テージを設け、 変動入賞口が第1の状態のとき、ステージ上の遊技球に
    当接可能な誘導体を設けることを特徴とする遊技機。
JP13234599A 1999-05-13 1999-05-13 遊技機 Expired - Lifetime JP4547729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13234599A JP4547729B2 (ja) 1999-05-13 1999-05-13 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13234599A JP4547729B2 (ja) 1999-05-13 1999-05-13 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000317059A true JP2000317059A (ja) 2000-11-21
JP4547729B2 JP4547729B2 (ja) 2010-09-22

Family

ID=15079183

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13234599A Expired - Lifetime JP4547729B2 (ja) 1999-05-13 1999-05-13 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4547729B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005131151A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sansei R & D:Kk 弾球遊技機
JP2006314455A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ機

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693281U (ja) * 1979-12-18 1981-07-24
JPH0518570U (ja) * 1991-08-26 1993-03-09 有限会社甲陽樹脂 パチンコ式遊技機の入賞装置
JPH06304302A (ja) * 1993-04-19 1994-11-01 Sanyo Bussan Kk パチンコ機
JPH078610A (ja) * 1993-06-29 1995-01-13 Sophia Co Ltd 弾球遊技機
JPH0788227A (ja) * 1993-09-27 1995-04-04 Sophia Co Ltd 弾球遊技機
JPH09140869A (ja) * 1995-11-28 1997-06-03 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ機
JPH1176520A (ja) * 1997-09-08 1999-03-23 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5693281U (ja) * 1979-12-18 1981-07-24
JPH0518570U (ja) * 1991-08-26 1993-03-09 有限会社甲陽樹脂 パチンコ式遊技機の入賞装置
JPH06304302A (ja) * 1993-04-19 1994-11-01 Sanyo Bussan Kk パチンコ機
JPH078610A (ja) * 1993-06-29 1995-01-13 Sophia Co Ltd 弾球遊技機
JPH0788227A (ja) * 1993-09-27 1995-04-04 Sophia Co Ltd 弾球遊技機
JPH09140869A (ja) * 1995-11-28 1997-06-03 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ機
JPH1176520A (ja) * 1997-09-08 1999-03-23 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005131151A (ja) * 2003-10-31 2005-05-26 Sansei R & D:Kk 弾球遊技機
JP2006314455A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4547729B2 (ja) 2010-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006230694A (ja) 遊技機
JP2002282488A (ja) 遊技機及び遊技機の制御方法、並びに当該方法を実行可能な制御プログラムを記憶した記憶媒体
JP7385620B2 (ja) 遊技機
JP2004024486A (ja) 遊技機
JP2004249089A (ja) 遊技機
JP2004033591A (ja) 遊技機及びプログラム及び記憶媒体
JPH1085395A (ja) パチンコ機
JP2000317059A (ja) 遊技機
JP4802208B2 (ja) パチンコ遊技機
JP2004329445A (ja) 遊技機及びプログラム及び記録媒体
JP2004097299A (ja) 遊技機及びプログラム及び記録媒体
JP2001340535A (ja) 遊技機
JP2005102956A (ja) 遊技機
JP4347644B2 (ja) 遊技機
JP2866722B2 (ja) 弾球遊技機
JP4030090B2 (ja) 遊技機及びプログラム及び記憶媒体
JP7343797B2 (ja) 遊技機
JP2023061639A (ja) 遊技機
JP2006006638A (ja) 遊技機
JP2023061641A (ja) 遊技機
JP4133219B2 (ja) 遊技機及びプログラム及び記憶媒体
JP2004173951A (ja) 遊技機及びプログラム及び記憶媒体
JP4660868B2 (ja) 遊技機
JP2001087485A (ja) パチンコ遊技機
JP2004201972A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090701

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100615

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100628

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130716

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term