JP2000315872A - 屋外筐体装置 - Google Patents

屋外筐体装置

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JP2000315872A
JP2000315872A JP12291999A JP12291999A JP2000315872A JP 2000315872 A JP2000315872 A JP 2000315872A JP 12291999 A JP12291999 A JP 12291999A JP 12291999 A JP12291999 A JP 12291999A JP 2000315872 A JP2000315872 A JP 2000315872A
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JP
Japan
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housing
space
water
outdoor
sunshade
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JP12291999A
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English (en)
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Susumu Yoshino
進 吉野
Kazuhito Shinagawa
一仁 品川
Daisuke Otani
大介 大谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体本体の内部への水の侵入がなく、この水
による電子機器等への悪影響を防止することができる屋
外筐体装置を提供する。 【解決手段】 一方の筐体構成体2と他方の筐体構成体
3とを合せて筐体本体1を構成し、この筐体本体1にサ
ンシェード4を被せて、筐体本体1とサンシェード4と
の間に大気に通じている空間21を設け、屋外筐体1の
内部を通気孔9により空間21に連通し、サンシェード
4に水抜き孔15A、15Bを設け、サンシェード側水
切りリブ17と筐体側水切りリブ13とを重ねて、これ
らの水切りリブ17、13で水抜き孔15A、15Bか
ら吹き込んでくる雨水を阻む防御壁を形成して雨水の通
気孔9への侵入を阻止し、通気孔9を通気性を有する保
護皮膜10で覆うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等の屋外
筐体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の屋外筐体装置としては、特開平1
0−215977号公報に開示されたものが知られてお
り、この屋外筐体装置は、図7及び図8に示すように、
電子機器を収容するための筐体本体30と補助容器31
とを有しており、筐体本体30と補助容器31とは連結
部32により連結してあって、この連結部32に形成さ
れた透孔33により筐体本体30と補助容器31とは互
いに連通している。
【0003】そして、筐体本体30には開口部34があ
り、この開口部34に蓋35を接着剤等で取付けること
によつて、この筐体本体30は密閉構造にしてある。ま
た、補助容器31には開口部36があり、この開口部3
6に蓋37をガスケット38を介して取り付けること
で、この補助容器31は密閉構造にしてある。
【0004】また、補助容器31の底部には外気孔39
が設けてあり、また、補助容器31の内部には複数の内
部壁40が設けてあり、これらの内部壁40は、透孔3
3が開口する補助容器31の壁面に固着してあり、隣り
合う内部壁40が互いに逆方向に傾斜している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た屋外筐体装置にあっては、筐体本体30と補助容器3
1には直接雨水等がかかるために、補助容器31とこれ
の開口部36を塞ぐ蓋37の間には、ガスケット38が
必要になっていたし、また、このガスケット38にも防
水性能が要求されていた。
【0006】また、筐体本体30の内部は透孔33を介
して補助容器31内に通じており、この補助容器31の
底部には外気孔39が設けてあって、筐体本体30の内
部が外部に直接通じているために、外部の湿つた空気が
筐体本体30の内部に侵入した場合、内部で結露し、そ
の水が溜まって内部の電子機器が支障を来すおそれがあ
ったし、また、筐体本体30の内部が外部に直接通じて
いるために、昆虫等の生物の侵入を阻止することができ
ないというを問題点があった。
【0007】本発明は、上記した従来の問題点に着目し
て成されたものであって、その目的とするところは、筐
体本体の内部に水の侵入がなく、この水による電子機器
等への悪影響を防止することができる屋外筐体装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係る屋外筐体装置は、筐体取付部材に取
付られる取付部を有する筐体本体と、取付部以外の筐体
本体の外面を覆うと共に、この外面との間に外気に通じ
た空間を形成するサンシェードと、筐体本体の内部を空
間に連通する通気手段と、通気手段への水の侵入を阻止
する侵入阻止手段と、空間に侵入した水を抜き出す水抜
き手段とを備えたものである。
【0009】したがって、直射日光はサンシェードによ
り遮られて筐体本体は直接に直射日光に晒されることが
なく、また、降雨時に、降雨はサンシェードを濡らし筐
体本体は濡れない。このために、筐体本体の合せ部分に
ガスケットのような部材を設ける必要がなくなる。
【0010】また、筐体本体の内部は通気手段を介して
空間に連通しているために、降雨等による急冷から発生
する温度差によって起こる筐体本体内部と外部の気圧差
は解消され、また、通気手段への水の侵入は侵入阻止手
段により阻止され、しかも、空間に侵入した水は水抜き
手段により抜き出されるために、気圧差による水の吸込
みはなくなる。このために、筐体本体の内部への水の侵
入はなく、この水による電子機器等への悪影響を防止す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1の発明に係る屋外筐体装
置は、筐体取付部材に取付られる取付部を有する筐体本
体と、取付部以外の筐体本体の外面を覆うと共に、この
外面との間に外気に通じた空間を形成するサンシェード
と、筐体本体の内部を空間に連通する通気手段と、通気
手段への水の侵入を阻止する侵入阻止手段と、空間に侵
入した水を抜き出す水抜き手段とを備えたものである。
【0012】かかる構成により、直射日光はサンシェー
ドにより遮られて筐体本体は直接に直射日光に晒される
ことがなく、また、降雨時に、降雨はサンシェードを濡
らし筐体本体は濡れない。このために、筐体本体の合せ
部分にガスケットのような部材を設ける必要がなくな
る。
【0013】また、筐体本体の内部は通気手段を介して
空間に連通しているために、降雨等による急冷から発生
する温度差によって起こる筐体本体内部と外部の気圧差
は解消され、また、通気手段への水の侵入は侵入阻止手
段により阻止され、しかも、空間に侵入した水は水抜き
手段により抜き出されるために、気圧差による水の吸込
みはなくなる。このために、筐体本体の内部への水の侵
入はなく、この水による電子機器等への悪影響を防止す
ることができる。
【0014】また、請求項2の発明に係る屋外筐体装置
は、請求項1に記載の屋外筐体装置において、通気手段
を、筐体本体に設けられ且つ空間に連通する通気孔で構
成したものである。
【0015】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様の作用効果を奏し得るばかりか、筐
体本体の内部は通気孔により空間に連通しており、この
空間は大気に通じているために、筐体本体が降雨等によ
って急冷された場合、この急冷から発生する温度差によ
って筐体本体の内部と外部とに気圧差が生じることがな
く、通気孔からの雨水の吸い込みがなくなる。
【0016】また、請求項3の発明に係る屋外筐体装置
は、請求項1に記載の屋外筐体装置において、侵入阻止
手段を、空間内に吹き込んでくる水の通気孔への侵入を
阻止する防御壁で構成した。
【0017】かかる構成により、上記した請求項1の発
明の作用効果と同様の作用効果を奏し得るばかりか、防
御壁により、空間内に吹き込んでくる水の通気孔への侵
入を阻止することができる。
【0018】また、請求項4の発明に係る屋外筐体装置
は、請求項1に記載の屋外筐体装置において、水抜き手
段を、空間に侵入する水を外部に抜き出す水抜き孔をサ
ンシェードに設けて構成した。
【0019】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、空間に侵入
した水は、サンシェードに設けた水抜き孔から外に排出
することができる。
【0020】また、請求項5の発明に係る屋外筐体装置
は、請求項3に記載の屋外筐体装置において、防御壁
を、サンシェードの内面に設けたサンシェード側水切り
リブと、筐体本体の外面に設けた筐体側水切りリブとを
空間内で重ねて構成した。
【0021】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、水抜き孔か
ら吹き込んでくる水はサンシェード側及び筐体側水切り
リブに阻まれて通気孔には侵入しないようになるし、ま
た、空間内に侵入した水のうちサンシェードの内面を伝
わるものはサンシェード側水切りリブにより、また、筐
体本体の外面を伝わる水は筐体側水切りリブによりそれ
ぞれに水切りがなされて通気孔への水の侵入がなくな
る。
【0022】また、請求項6の発明に係る屋外筐体装置
は、請求項2に記載の屋外筐体装置において、通気孔
を、通気性を有する保護被膜で覆うようにした。
【0023】かかる構成により、請求項1の発明の作用
効果と同様な作用効果を奏し得るばかりか、空間に侵入
した塵埃、昆虫等は保護被膜に阻まれて通気孔から屋外
筐体の内部に侵入することがなくなる。
【0024】以下、本発明の実施の形態について図1乃
至図6を参照して説明する。
【0025】図1は本発明に係る屋外筐体装置の正面
図、図2は同屋外筐体装置の側面図、図3は同屋外筐体
装置の分解状態の斜視図、図4は図1のX−X線に沿う
断面図、図5は同屋外筐体装置における他方の筐体構成
体の正面図、図6は同屋外筐体装置におけるサンシェー
ドの内面の構成説明図である。なお、屋外筐体装置を正
面から見た場合の、この屋外筐体装置の前後方向、左右
方向及び上下方向を、図示する。
【0026】屋外筐体Aは、筐体本体1とサンシェード
4とから構成してあり、筐体本体1は一方の筐体構成体
2と他方の筐体構成体3とから構成してある。
【0027】一方の筐体構成体2の周部には合せ部2A
が形成してあり、この合せ部2Aには、その上端部の中
央と、下端部の左、右側とにそれぞれ取付用穴部5が形
成してあり、また、一方の筐体構成体2の面部2Bには
複数の据付部6が形成してあって、この面部2Bが、筐
体本体1の取付金具(筐体取付部材)23への取付部に
なされている。
【0028】他方の筐体構成体3の周部には合せ部3A
が形成してあり、図5に示すように、この合せ部3Aに
は、その上端部の中央と、下端部の左、右側とにそれぞ
れ取付用穴部7が形成してあり、また、合せ部3Aに
は、その上端部の左、右側および下端部の中央にそれぞ
れサンシェード受け部8が設けてある。また、図3に示
すように他方の筐体構成体3の面部3Bには円形状の膨
出部3Cが形成してある。
【0029】また、図5に示すように他方の筐体構成体
3の面部3Bの下部右側には通気手段である通気孔9が
形成してあり、この通気孔9は、防塵目的のために通気
性を有する保護被膜(金属製メッシュシート)10で覆
われている。この保護被膜10は、この保護被膜10に
金属板11を重ねてこの金属板11を面部3Bにねじ部
材12で固定することで面部3Bに取り付けてあり、金
属板11には通気孔9と同形状の穴11aが加工してあ
って、この穴11aが通気孔9に一致している。
【0030】また、他方の筐体構成体3の面部3Bの下
部右側には筐体側水切りリブ13が形成してあり、この
筐体側水切りリブ13は、山型の水切り部13Aの両側
裾部に下方に向かうガイド部13Bを連ねた構成であ
り、この筐体側水切りリブ13は、通気孔9の上方およ
び左、右方を覆っている。この筐体側水切りリブ13
は、後述するサンシェード側水切りリブ17と共に、侵
入阻止手段である防護壁を構成している。
【0031】また、サンシェード4は、図3に示すよう
に面部4Bを備えており、この面部4Bには円形状の膨
出部14が形成してあり、また、面部4Bの周部に周壁
部14Aが形成してある。そして、サンシェード4の面
部4Bの下端部中央には、面部4Bから周壁部14Aに
かけて3個の水抜き孔15Aが形成してあり、また、膨
出部14の下端部中央には水抜き孔15Bが形成してあ
る。そして、これらの水抜き孔15A、15Bが水抜き
手段を構成している。
【0032】また、図6に示すようにサンシェード4の
周壁部14Aの内部には、その上端部の中央と、下端部
の左、右側とにそれぞれボス部16が形成してあり、こ
れらのボス部16にはねじ孔16aが形成してある。ま
た、サンシェード4の面部4Bの内面の下部右側にはサ
ンシェード側水切りリブ17が形成してあり、このサン
シェード側水切りリブ17は、山型の水切り部17Aの
両側裾部に下方に向かうガイド部17Bを連ねた構成で
あり、このサンシェード側水切りリブ17の一方のガイ
ド部17Bは、水抜き孔15Aの上方に位置している。
【0033】そして、一方の筐体構成体2と他方の筐体
構成体3とは、それぞれの合せ部2A、3Aを、これら
合せ部2A、3Aの間にパッキン24を介在させた状態
で合せてあり、また、他方の筐体構成体3側にはサンシ
ェード4が被せてあり、このサンシェード4は他方の筐
体構成体3のサンシェード受け部8で受けられる。
【0034】そして、サンシェード4のボス部16の端
面を合せ部3Aの取付用穴部7に当てた状態で、一方の
筐体構成体2の合せ部2Aの取付用穴部5側から、これ
らの取付用穴部5、7にねじ部材20を挿入して、これ
らのねじ部材20をボス部16のねじ孔16aに螺合す
ることで、一方の筐体構成体2と他方の筐体構成体3と
サンシェード4とが一体に組み立ててある。
【0035】この場合、サンシェード4は、取付部(一
方の筐体構成体2の面部2B)を除いた筐体本体1の外
面、すなわち、一方の筐体構成体2の周面部及び他方の
筐体構成体2の周壁部14A及び膨出部3Cを有する前
面部のそれぞれの外面を覆っており、この外面とサンシ
ェード4との間には空間21が形成してある。そして、
この空間21はサンシェード4の周壁部14Aの周縁部
14aと一方の筐体構成体2の周面部とが成す通気開口
22により大気に通じている。また、サンシェード4の
サンシェード側水切りリブ17が他方の筐体構成体3の
筐体側水切りリブ13の外方に位置するようにして両水
切りリブ13、17は重ねてある。
【0036】そして、一方の筐体構成体2と他方の筐体
構成体3とが成す筐体本体1の内部は、他方の筐体構成
体3に設けた通気孔9により空間21に連通している
し、この空間21の下側部分は水溜まり部21Aになっ
ていて、この水溜まり部21Aに水抜き孔15A、15
Bが配置してある。
【0037】そして、上記のように構成された屋外筐体
Aは一方の筐体構成体2の据付部6を用いて筐体取付部
材である取付金具23にねじ部材6Aにより取付られ
て、当該取付金具23に保持されていて、適宜、屋外の
壁等に設置される。
【0038】そして、屋外筐体1の内部は、他方の筐体
構成体3に設けた通気孔9により空間21に連通してお
り、この空間21は通気開口22により大気の通じてい
るために、屋外筐体1が降雨等によって急冷された場
合、この急冷から発生する温度差によって屋外筐体1の
内部と外部とに気圧差が生じことがなくなる。
【0039】また、通気開口22から空間21に侵入し
た雨水は、サンシェード1の内面を伝わって空間21を
流下し、サンシェード側水切りリブ17により水切りが
なされて、サンシェード4に設けた水抜き孔15A、1
5Bから外に排出される。また、空間21に侵入した雨
水は、他方の筐体構成体の外面を伝わって空間21を流
下し、筐体側水切りリブ13により水切りがなされて、
サンシェード4に設けた水抜き孔15A、15Bから外
に排出される。このために、空間21に侵入した雨水の
通気孔9への侵入はなくなる。
【0040】また、水抜き孔15A、15Bから吹き込
んでくる雨水はサンシェード側及び筐体側水切りリブ1
7、13に阻まれて通気孔9には侵入しないようにな
り、この場合、サンシェード側及び筐体側水切りリブ1
7、13は雨水の防御壁の機能を発揮する。
【0041】このように、筐体本体1の内部は通気孔9
を介して空間21に連通しているために、降雨等による
急冷から発生する温度差によって起こる筐体本体1内部
と外部の気圧差は解消され、また、通気孔9への水の侵
入は防御壁(サンシェード側水切りリブ17と筐体側水
切りリブ13)により阻止され、しかも、空間21に侵
入した水は水抜き孔15A、15Bにより抜き出される
ために、気圧差による雨水の吸込みはなくなる。このた
めに、筐体本体1の内部への水の侵入はなく、この水に
よる電子機器等への悪影響を防止することができる。
【0042】また、通気孔9は、防塵目的のために通気
性を有する保護皮膜10で覆われているために、通気開
口22から空間21に侵入した塵埃、昆虫等は保護皮膜
10に阻まれて通気孔9から屋外筐体Aの内部に侵入す
ることがなくなる。
【0043】また、直射日光はサンシェード4により遮
られて筐体本体1は直接に直射日光に晒されることがな
く、また、降雨時に、降雨はサンシェード4を濡らし筐
体本体1は濡れない。このために、筐体本体1の一方及
び他方の筐体構成体2、3の合せ部2A、3Aにガスケ
ットのような部材を設ける必要がなくなる。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る屋外筐体装
置によれば、直射日光はサンシェードにより遮られて筐
体本体は直接に直射日光に晒されることがなく、また、
降雨時に、降雨はサンシェードを濡らし筐体本体は濡れ
ない。このために、筐体本体の合せ部分にガスケットの
ような部材を設ける必要がなくなる。
【0045】また、筐体本体の内部は通気手段(通気
孔)を介して空間に連通しているために、降雨等による
急冷から発生する温度差によって起こる筐体本体内部と
外部の気圧差は解消され、また、通気手段(通気孔)へ
の水の侵入は侵入阻止手段(防御壁)により阻止され、
しかも、空間に侵入した水は水抜き手段(水抜き孔)に
より抜き出されるために、気圧差による水の吸込みはな
くなる。このために、筐体本体の内部への水の侵入はな
く、この水による電子機器等への悪影響を防止すること
ができる。
【0046】また、本発明に係る屋外筐体装置によれ
ば、防御壁を、サンシェードの内面に設けたサンシェー
ド側水切りリブと、筐体本体の外面に設けた筐体側水切
りリブとを空間内で重ねて構成したことにより、水抜き
孔から吹き込んでくる水はサンシェード側及び筐体側水
切りリブに阻まれて通気孔には侵入しないようになる
し、また、空間内に侵入した水のうちサンシェードの内
面を伝わるものはサンシェード側水切りリブにより、ま
た、筐体本体の外面を伝わる水は筐体側水切りリブによ
りそれぞれに水切りがなされて通気孔へは水が侵入する
ことがなくなる。
【0047】また、本発明に係る屋外筐体装置によれ
ば、通気孔を、通気性を有する保護被膜で覆うようにし
たことにより、隙間に侵入した塵埃、昆虫等は保護被膜
に阻まれて通気孔から屋外筐体の内部に侵入することが
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る屋外筐体装置の正面図
【図2】同屋外筐体装置の側面図
【図3】同屋外筐体装置の分解状態の斜視図
【図4】図1のX−X線に沿う断面図
【図5】同屋外筐体装置における他方の筐体構成体の正
面図
【図6】同屋外筐体装置におけるサンシェードの内面の
構成説明図
【図7】従来の屋外筐体装置の縦断面図
【図8】図7のY−Y線に沿う断面図
【符号の説明】
A 屋外筐体 1 筐体本体 2 一方の筐体構成体 2B 面部(取付部) 3 他方の筐体構成体 4 サンシェード 6 据付部 9 通気孔(通気手段) 10 保護被膜 11 金属板 13 筐体側水切りリブ(防護壁)(侵入阻止手段) 13A 水切り部 13B ガイド部 14 膨出部 14A 周壁部 15A 水抜き孔(水抜き手段) 15B 水抜き孔(水抜き手段) 16 ボス部 17 サンシェード側水切りリブ(防護壁)(侵入阻
止手段) 17A 水切り部 17B ガイド部 20 ねじ部材 21 空間 22 通気開口 23 取付金具(筐体取付部材)
フロントページの続き (72)発明者 大谷 大介 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 4E360 BD07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体取付部材に取付られる取付部を有す
    る筐体本体と、 前記取付部以外の前記筐体本体の外面を覆うと共に、こ
    の外面との間に外気に通じた空間を形成するサンシェー
    ドと、 前記筐体本体の内部を前記空間に連通する通気手段と、 前記通気手段への水の侵入を阻止する侵入阻止手段と、 前記空間に侵入した水を抜き出す水抜き手段とを備えた
    ことを特徴とする屋外筐体装置。
  2. 【請求項2】 通気手段を、筐体本体に設けられ且つこ
    の筐体本体の内部を空間に連通する通気孔で構成した請
    求項1に記載の屋外筐体装置。
  3. 【請求項3】 侵入阻止手段を、空間内に吹き込んでく
    る水の通気孔への侵入を阻止する防御壁で構成した請求
    項1に記載の屋外筐体装置。
  4. 【請求項4】 水抜き手段を、空間に侵入する水を外部
    に抜き出す水抜き孔をサンシェードに設けて構成した請
    求項1に記載の屋外筐体装置。
  5. 【請求項5】 防御壁を、サンシェードの内面に設けた
    サンシェード側水切りリブと、筐体本体の外面に設けた
    筐体側水切りリブとを空間内で重ねて構成した請求項3
    に記載の屋外筐体装置。
  6. 【請求項6】 通気孔を、通気性を有する保護被膜で覆
    うようにした請求項2に記載の屋外筐体装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003192059A (ja) * 2001-12-25 2003-07-09 Earth Chem Corp Ltd エアゾール製品の使用法および該使用法を用いるエアゾール製品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003192059A (ja) * 2001-12-25 2003-07-09 Earth Chem Corp Ltd エアゾール製品の使用法および該使用法を用いるエアゾール製品

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