JP4194874B2 - 風除け部を有する屋外設置用筐体 - Google Patents

風除け部を有する屋外設置用筐体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CATVの中継装置等に使用する無停電電源装置のような屋外に設置される筐体の構造に関し、特に、強風を伴った雨水の侵入防止のための風除け部を有する屋外設置用筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】
CATV用の中継装置等に使用される無停電電源装置のような屋外に設置される筐体には、内部機器等を温度上昇から保護するべく、日射をさえぎる日除け板を設けた構造のものが使用されている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図21は、従来の屋外設置用筐体の形状を示したもので、(a)は正面図、(b)は右側面図である。屋外設置用筐体は、筐体1に対して、内部保守点検の為のハンドル6により開閉可能な前面扉2が設けられ、前面扉面及び両側面に対して、各々の面から隔離して設けられた日除け板7、天井面5から隔離して設けられた天井板8を有している。
【0004】
図22(a)は、従来の屋外設置用筐体の天井面における排気口部分を含む上面全体の図21(b)のE−E断面図である。筐体天井面5には、筐体内部で発生する熱や自然空冷ないしファンによる強制空冷で発生した空気流れの排出用としての排気口3が設けられており、排気口周囲からの雨水や異物の浸入を防ぐため、排気口3の開口部周囲に上方向に天井面5から連接して鉛直方向に立ち上がる堰11、さらには該堰11の上端から連接して外側水平方向への折り返し12が設けられている。
【0005】
また、天井面5への日除け板を兼ねて、前記排気口3からの異物の侵入を防止すべく、天井板8の端部から鉛直方向に下降する折り返し部13を有する。
【0006】
また、日除け板7は、筐体側面を直射日光から防御して、内部機器への影響を低減するのに十分な、筐体の下部から筐体上部の基準面B(図22(b)参照)まで設けられる。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−59124号公報(図1及び図2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べたように、従来屋外に設置される筐体1に付属している日除け板7は筐体1の側面を直射日光から防御すべく、筐体1側面の外形形状に合わせて製作され、筐体下部から筐体の上部の基準面Bまで設けられ、天井面5に形成された前記排気口周囲堰11と外側への折り返しである堰周囲折り返し12及び天井板折り返し13の組み合わせにより、通常の風雨では雨水の侵入を防止することは可能である。しかしながら、水平方向からの雨交じりの強風に対しては防御が不十分となる場合がある。
【0009】
即ち、図22(b)は、雨風の侵入方向を矢印で示した図22(a)の部分拡大端面図であって、筐体1の天井面5の排気口部分から侵入しようとする風や雨のエネルギーの強さを表したものであり、天井板8から連なる折り返し部13と天井面5との間隙から入り込もうとする水平方向のエネルギーは排気口周囲の堰11と堰周囲の折り返し12とにより分散され、弱められるが、風や雨のエネルギーの侵入方向によっては、天井板8と排気口周囲の折り返し12との間から筐体内部へ侵入してしまう場合が存在する。
【0010】
そこで、本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであって水平方向からの風の侵入を阻止し、雨水に対する防御性能を向上させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明による屋外設置用筐体は、左右両側面、正面、背面の少なくとも1面には、各々の面から隔離して設けられた日除け板が配され、天井面の上方には、該天井面から隔離して設けられた天井板が配され、前記天井面は、該天井面中に配された空気排気口と、排気口の開口部周囲に上方向に天井面から連接して鉛直方向に立ち上がる堰と、該堰の上端から連接して配された外側水平方向への折り返しとを備え、前記天井板は、該天井板の端部から鉛直方向に下降する折り返し部を備え、前記日除け板は、該日除け板の上部に筐体の天井面に係る基準面から天井板の上面までの段差分を覆う風除け部を備え、前記風除け部と前記天井板の折り返し部間に間隙を設けるようにしたことを特徴とする。また、本発明による屋外設置用筐体の前記風除け部は、前記日除け板の上端から上方鉛直方向に配されていることを特徴とする。また、本発明による屋外設置用筐体の前記風除け部は、前記風除け部の上端と前記天井板の端部間に存在する間隙の幅L’と、前記風除け部の下端と前記天井面の端部間に存在する間隙の幅Lとが、L>L’を満たすように、傾きを有して配されたことを特徴とする。また、本発明による屋外設置用筐体の前記日除け板及び前記天井板とを一体で構成したことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明による風除け板を有する屋外設置用筐体の実施の形態について図1乃至図4を参照して説明する。尚、図21及び図22に示す従来の屋外設置用筐体と同一の構成及び機能を有する部分については、同じ符号を用いて説明する。図1及び図2は、本発明に係る筐体の第1の実施の形態を示したものであって、図1(a)は正面図、図2(b)は右側面図、図3(c)は平面図、図2(a)は左側面図、図2(b)は背面図である。図3は、本発明に係る筐体の第1の実施の形態を示す図であって、(a)は、従天井面における排気口部分を含む上面全体の図1(b)のA−A断面図であり、(b)は、雨風の侵入方向を矢印で示した(a)の部分拡大端面図である。図4は、本発明の第1の実施の形態を示す図であって、筐体の斜視図である。
【0013】
筐体1の左右両側面に取り付けられた右側面日除け板7c及び左側面日除け板7aの上部、前面扉面に取り付けられた前面扉日除け板7bの上部に、筐体1の天井面5に係る基準面Bから天井板8の上面Jまでの段差分hを覆う左側面風除け部7a1、前面扉風除け部7b1、右側面風除け部7c1を設ける。また、筐体1の背面については、図2(b)に示されているように、天井板8の後方に筐体1の天井面5に係る基準面B(図示せず)から天井板8上面J(図示せず)までの段差分h(図示せず)を覆う天井板後部風除け部7d1を配する。本実施の形態において、各々の日除け板7の基準面Bに係る上端から左側面風除け部7a1、前面扉風除け部7b1及び右側面風除け部7c1は、上方鉛直方向に配されており、日除け板7と一体構造となっている。また、天井板8の後方から下方鉛直方向に連なる天井板後部風除け部7d1も、日除け板7と同様に一体構造となっている。
【0014】
従って、本実施の形態に係る筐体においては、図3(b)に示すように水平方向のエネルギーは風除け部7x1により完全に遮ることが可能であって、前記天井板8に連なる折り返し部13と天井面5との間隙から入り込もうとする水平方向のエネルギーは、風除け板7x1と天井板8に連なる折り返し部13との間隙を下方向に入り込むエネルギーのうち、風除け板7x1と天井板8の各々の面に衝突して跳ね返されたものの一部分に過ぎず、そのエネルギーが天井面5に連なる排気口周囲の堰11と該堰11に連なる堰周囲の折り返し12とによりさらに分散されて、弱められる為、天井板8と排気口周囲の折り返し12との間隙から筐体内部への風雨の侵入を防止することが可能となる。
【0015】
尚、従来技術に係る筐体と本発明の第1の実施の形態に係る筐体について、JIS C0920-1993「電気機械器具の防水試験及び固形物の侵入に対する保護等級」規格による防水試験を行った。図11乃至図15に従来技術に係る筐体について、保護等級4(防まつ形)の規格に係る成績証明書14Y-JET0208及び試験成績書02TR-Y1107を添付する。また、図16乃至図20に本願発明に係る筐体について、保護等級5(防噴流形)の規格に係る成績証明書14Y-JET0210及び試験成績書02TR-Y1113を添付する。
【0016】
従来技術に係る筐体については、筐体の上方300mmの高さから、鉛直方向から両側180度までの全範囲に渡り、じょろ口を用いて、散水量10L/min、水圧50kPaの水を筐体に5分間散水した場合において、筐体の内部に浸水がないことが確認され、保護等級4(防まつ形)の規格に適合することが証明された。
【0017】
これに対して、本願発明に係る筐体については、筐体から2.5mの位置から全ての方向に内径が6.3mmのノズルを使用して、12.5L/minの水を筐体に3分間注水した場合において、筐体内部に浸水がないことが確認され、従来技術の係る筐体が適合する保護等級4(防まつ形)より、防水機能が高い保護等級5(防噴流形)の規格に適合することが証明された。
【0018】
次に本発明に係る第2の実施の形態について図5及び図6を用いて説明する。図5は、本発明に係る第2の実施の形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図であり、図6は、本発明に係る筐体の第2の実施の形態を示す図であって、(a)は、天井面における排気口部分を含む上面全体の図5(b)のB−B断面図であり、(b)は、雨風の侵入方向を矢印で示した(a)の部分拡大端面図である。尚、図1乃至図4に示す第1の実施の形態に係る屋外設置用筐体と同一の構成及び機能を有する部分については、説明を省略する。
【0019】
本発明に係る第2の実施の形態は、図5及び図6に示すように、筐体1の左右両側面に取り付けられた右側面日除け板7c及び左側面日除け板7aの上部、前面扉面に取り付けられた前面扉日除け板7bの上部に、筐体1の天井面5に係る基準面Bから天井板8の上面Jまでの段差分hを覆う左側面風除け部7a1、前面扉風除け部7b1、右側面風除け部7c1を日除け板7に対して斜度θ以内の関係(図6(b)参照)を持たせて配するものである。斜度θは、風除け部7x1が天井板8に接触して、通気性を損なわない範囲において設定しうる鉛直方向に対する風除け板7x1の角度である。即ち、図6(b)に示すように、左側面風除け部7a1を、左側面日除け板7aに対して、筐体1の内側方向に斜度θ以内の関係を持たせて配設するものであって、上面Jにおける左側面風除け部7a1と天井板折り返し13間に存在する間隙の幅L’と、基準面Bにおける左側面日除け板7aと天井面5の端部間に存在する間隙の幅Lは、L>L’の関係をとるものである。該L>L’の関係をとることによって、左側面風除け部7a1と天井板折り返し13間に存在する間隙の幅L’の減少によって、筐体1内部に侵入する風雨の総量自体を減少させることが可能である。また、左側面風除け部7a1が、左側面日除け板7aに対して筐体1の内部方向に斜度θ以内の関係を有するように配されているため、斜度θの分だけ入射角が増大し、それに伴い反射角も増大するため、筐体1内部に侵入する風雨のエネルギーが分散され、筐体1内部への風雨の侵入がより一層防止される。
【0020】
次に本発明に係る第3の実施の形態について図7及び図8を用いて説明する。図7は、本発明に係る第3の実施の形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図であり、また、図8は、本発明に係る筐体の第3の実施の形態を示す図であって、(a)は、天井面における排気口部分を含む上面全体の図7(b)のC−C断面図であり、(b)は、雨風の侵入方向を矢印で示した(a)の部分拡大端面図である。尚、図1乃至図4に示す第1の実施の形態に係る屋外設置用筐体と同一の構成及び機能を有する部分については、説明を省略する。
【0021】
本発明に係る第3の実施の形態は、図7及び図8に示すように、筐体1の左右両側面に取り付けられた右側面日除け板7c及び左側面日除け板7aの上部、前面扉面に取り付けられた前面扉日除け板7bの上部に、筐体1の天井面5に係る基準面Bから天井板8の上面Jまでの段差分hを覆う左側面風除け板15a、前面扉風除け板15b、右側面風除け板15cを別部材として設けるものである。また、筐体1の背面(図示せず)については、天井板8の後方に前記筐体1天井面5に係る基準面B(図示せず)から天井板8上面J(図示せず)までの段差分h(図示せず)を覆う天井板後部風除け板15dを別部材として設ける。
【0022】
従って、日除け板7と風除け板15を別部材とすることによって、強大な風雨によって、筐体1の内部に風雨の侵入が予想される地域に設置される筐体1に関してのみ、風除け板15を設置することが可能である。
【0023】
また、第2の実施の形態に示すような、左側面風除け部7a1を、左側面日除け板7aに対して、筐体1の内側方向に斜度θ以内の関係を持たせて配設する構成(図5及び図6参照)を採用する場合においても、左側面風除け部7a1を別部材として、適宜、斜度θを設定して風除け板を配することも可能である。
【0024】
次に本発明に係る第4の実施の形態について図9及び図10を用いて説明する。図9は、本発明に係る第4の実施の形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図であり、また、図10は、本発明に係る筐体の第4の実施の形態を示す図であって、(a)は、天井面における排気口部分を含む上面全体の図9(b)のD−D断面図であり、(b)は、雨風の侵入方向を矢印で示した(a)の部分拡大端面図である。尚、図1乃至図4に示す第1の実施の形態に係る屋外設置用筐体と同一の構成及び機能を有する部分については、説明を省略する。
【0025】
本発明に係る第4の実施の形態は、図9及び図10に示すように、筐体1の左右両側面に配された左側面風除け部7a1、右側面風除け部7c1、天井板後部風除け部7d1と天井板8を一体構造としたものであって、平面視、筐体1の左右両端に沿って矩形状の開口部16が設けられており、最低限の通気性を確保している。
【0026】
従って、筐体1の左右両側面に配された左側面風除け部7a1、右側面風除け部7c1、天井板後部風除け部7d1と天井板8を一体構造としたことによって、筐体1自体の強度を向上させることが可能であり、かつ、筐体1の構成部品数を減少させることによって生産性も向上する。
【0027】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明による風除け板を有する屋外設置用筐体は、筐体前面扉面及び両側面に対し、各々の面から隔離して設けられた日除け板の上部に筐体天井面から天井板上面までの段差を埋める風除け部を配し、さらに筐体裏面には天井板と筐体天井面との間隙を埋める風除け部を天井板に配することにより、通常の風雨における雨水の侵入を防止するだけでなく、水平方向からの雨交じりの強風に対しても防御が可能であって、筐体上面からだけでなく側面からの雨風の侵入を防ぐことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施の形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図である。
【図2】本発明に係る第1の実施の形態を示す図であって、(a)は左側面図、(b)は背面図である。
【図3】本発明に係る筐体の第1の実施の形態を示す図であって、(a)は、天井面における排気口部分を含む上面全体の図1(b)のA−A断面図であり、(b)は、雨風の侵入方向を矢印で示した(a)の部分拡大端面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図であって、風除け部を有する屋外設置用筐体の斜視図である。
【図5】本発明に係る第2の実施の形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図6】本発明に係る筐体の第2の実施の形態を示す図であって、(a)は、天井面における排気口部分を含む上面全体の図5(b)のB−B断面図であり、(b)は、雨風の侵入方向を矢印で示した(a)の部分拡大端面図である。
【図7】本発明に係る第3の実施の形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図8】本発明に係る筐体の第3の実施の形態を示す図であって、(a)は、天井面における排気口部分を含む上面全体の図7(b)のC−C断面図であり、(b)は、雨風の侵入方向を矢印で示した(a)の部分拡大端面図である。
【図9】本発明に係る第4の実施の形態を示す図であって、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図である。
【図10】は、本発明に係る筐体の第4の実施の形態を示す図であって、(a)は、天井面における排気口部分を含む上面全体の図9(b)のD−D断面図であり、(b)は、雨風の侵入方向を矢印で示した(a)の部分拡大端面図である。
【図11】従来技術に係る筐体についての保護等級4(防まつ形)の規格に係る成績証明書14Y-JET0208の写しである。
【図12】従来技術に係る筐体についての保護等級4(防まつ形)の規格に係る試験成績書02TR-Y1107の第1頁目の写しである。
【図13】従来技術に係る筐体についての保護等級4(防まつ形)の規格に係る試験成績書02TR-Y1107の第2頁目の写しである。
【図14】従来技術に係る筐体についての保護等級4(防まつ形)の規格に係る試験成績書02TR-Y1107の第3頁目の写しである。
【図15】従来技術に係る筐体についての保護等級4(防まつ形)の規格に係る試験成績書02TR-Y1107の第4頁目の写しである。
【図16】本発明の第1の実施の形態に係る筐体についての保護等級5(防噴流形)の規格に係る成績証明書14Y-JET0210の写しである。
【図17】本発明の第1の実施の形態に係る筐体についての保護等級5(防噴流形)の規格に係る試験成績書02TR-Y1113の第1頁目の写しである。
【図18】本発明の第1の実施の形態に係る筐体についての保護等級5(防噴流形)の規格に係る試験成績書02TR-Y1113の第2頁目の写しである。
【図19】本発明の第1の実施の形態に係る筐体についての保護等級5(防噴流形)の規格に係る試験成績書02TR-Y1113の第3頁目の写しである。
【図20】本発明の第1の実施の形態に係る筐体についての保護等級5(防噴流形)の規格に係る試験成績書02TR-Y1113の第4頁目の写しである。
【図21】従来の屋外設置用筐体を示したもので、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
【図22】(a)は、従来の屋外設置用筐体の天井面における排気口部分を含む上面全体の図21(b)のE−E断面図であり、(b)は、雨風の侵入方向を矢印で示した(a)の部分拡大端面図である。
【符号の説明】
1 屋外設置用筐体
2 前面扉
3 排気口
5 天井面
6 ハンドル
7 日除け板
7a 左側面日除け板
7b 前面扉日除け板
7c 右側面日除け板
7d 天井板後部日除け板
7x1 風除け部
7a1 左側面風除け部
7b1 前面扉風除け部
7c1 右側面風除け部
7d1 天井板後部風除け部
8 天井板
11 排気口周囲堰
12 堰周囲折り返し
13 天井板折り返し
15 風除け板
15a 左側面風除け板
15b 前面扉風除け板
15c 右側面風除け板
15d 天井板後部風除け板
16 開口部

Claims (4)

  1. 屋外に設置される無停電電源装置の筐体において、
    左右両側面、正面、背面の少なくとも1面には、各々の面から隔離して設けられた日除け板が配され、天井面の上方には、該天井面から隔離して設けられた天井板が配され、前記天井面は、該天井面中に配された空気排気口と、排気口の開口部周囲に上方向に天井面から連接して鉛直方向に立ち上がる堰と、該堰の上端から連接して配された外側水平方向への折り返しとを備え、前記天井板は、該天井板の端部から鉛直方向に下降する折り返し部を備え、前記日除け板は、該日除け板の上部に筐体の天井面に係る基準面から天井板の上面までの段差分を覆う風除け部を備え、
    前記風除け部と前記天井板の折り返し部間に間隙を設けるようにしたことを特徴とする屋外設置用筐体。
  2. 前記風除け部は、前記日除け板の上端から上方鉛直方向に配されていることを特徴とする請求項1記載の屋外設置用筐体。
  3. 前記風除け部は、前記風除け部の上端と前記天井板の端部間に存在する間隙の幅L’と、前記風除け部の下端と前記天井面の端部間に存在する間隙の幅Lとが、L>L’を満たすように、傾きを有して配されたことを特徴とする請求項1記載の屋外設置用筐体。
  4. 前記日除け板及び前記天井板とを一体で構成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち、少なくともいずれか1に記載の屋外設置用筐体。
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