JPH11285034A - 屋外筐体の通気構造およびこの通気構造を有する電子機器装置の接続装置 - Google Patents

屋外筐体の通気構造およびこの通気構造を有する電子機器装置の接続装置

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JPH11285034A
JPH11285034A JP10202598A JP10202598A JPH11285034A JP H11285034 A JPH11285034 A JP H11285034A JP 10202598 A JP10202598 A JP 10202598A JP 10202598 A JP10202598 A JP 10202598A JP H11285034 A JPH11285034 A JP H11285034A
Authority
JP
Japan
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housing
outdoor
outdoor housing
water
outer cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP10202598A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Inoue
勉 井上
Yoshio Suzuki
義夫 鈴木
Daisuke Otani
大介 大谷
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10202598A priority Critical patent/JPH11285034A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の屋外筐体において、あらゆる方向
からの雨等による水の進入を防止し、虫等の侵入を防
ぎ、気温の変化による筐体内部の気圧変動の発生に強い
通気構造を提供する。 【解決手段】 全周に凸形状のリブを設け、防虫シート
で保護された通気孔を屋外筐体底面に設け、その筐体全
体の上下、側面、前面をおおう外カバーを有する構造と
し、さらに外カバーと屋外筐体の間隙に空気の断熱層を
設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器装置の屋
外筐体の通気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に屋外筐体の一般的な設置例を示
す。このように屋外筐体はポールや壁面に取り付けられ
るため、筐体のあらゆる面から風雨や虫等が入り込む。
図6に従来の屋外筐体の通気孔の斜視図とその部分拡大
図、図7に従来の屋外筐体の通気孔の断面図とその部分
拡大図を示す。屋外筐体10は通気孔13を有し、外カ
バー9で覆われている。
【0003】また、図8にはその他の屋外筐体の通気孔
の構造を示す。屋外筐体10´の背面や下面に通気構1
1´を有し、外カバー9´で覆われている。また外カバ
ー9´を有しない構造のものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記図
6、7に示す屋外筐体の通気構造では通気孔より虫等が
進入し屋外筐体内部の電子機器に悪影響を与えるという
問題を有していた。また図8に示す構造では通気孔を防
虫シートで保護することができるものの、通気孔の向き
からの雨の進入が防げない。また外気の気温が高い状態
で、雨が降り出すと急激に屋外筐体内部の気温が下が
り、内部気圧が負圧となり通気孔周囲の水を吸い込んで
しまうという問題を有していた。
【0005】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、あらゆる方向からの水の進入がなく、かつ、通気
孔からの虫等の侵入や急激な気圧の変化による通気孔周
囲の水滴の吸い込み現像を防ぐことができる優れた通気
孔構造を提供する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに本発明は、全周に凸形状のリブを設け、防虫シート
で保護された通気孔を屋外筐体底面に設け、その筐体全
体の上下、側面、前面をおおう外カバーを有する構造と
したものである。さらに外カバーと屋外筐体の間隙に空
気の断熱層を設けたものである。
【0007】以上によりあらゆる方向からの水の侵入が
なく、かつ、通気孔からの虫等の侵入や急激な気圧の変
化による通気孔周囲の水滴の吸い込み現象をふせぐこと
ができる優れた通気孔構造を提供する事を目的とする。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、全周に凸形状のリブを具備し、筐体底面に防虫シー
トにより保護された通気孔を有し、その筐体全体の上
下、側面、前面をおおう外カバーのより構成されるよう
にした屋外筐体の通気構造であり、あらゆる方向からの
雨の進入や虫等の侵入を防げるという作用を有する。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の構造に加え防虫シートの周囲に水切りリブを具
備した屋外筐体の通気構造であり、通気孔周囲からの水
の進入をさらに防止したものである。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の構造に加え屋外筐体と外カバーの間隙に空気の
流通が可能な空気層を設けた屋外筐体の通気構造であ
り、筐体内部温度が上昇している際に、雨等が降り内部
温度が下がり筐体内の気圧が負圧にならないよう温度変
化を防止するものである。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、全周に凸
形状のリブを具備し、筐体底面に防虫シートにより保護
された通気孔を有し、その筐体全体の上下、側面、前面
をおおう外カバーのより構成されるようにした屋外筐体
の通気構造を有する電子機器装置の接続装置であり、あ
らゆる方向からの雨の進入や虫等の侵入を防げるという
作用を有する。
【0012】また、請求項5に記載の発明は、防虫シー
トの周囲に水切りリブを具備した請求項1記載の屋外筐
体の通気構造を設けた請求項4記載の屋外筐体の通気構
造を有する電子機器装置の接続装置であり、通気孔周囲
からの水の進入をさらに防止したものである。
【0013】また、請求項6に記載の発明は、屋外筐体
と外カバーの間隙に空気の流通が可能な空気層を設けた
請求項4記載の屋外筐体の通気構造を有する電子機器装
置の接続装置であり、筐体内部温度が上昇している際
に、雨等が降り内部温度が下がり筐体内の気圧が負圧に
ならないよう温度変化を防止するものである。
【0014】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。図1は屋外筐体の通気孔の
斜視図とその部分拡大図、図2は屋外筐体の通気孔の断
面図とその部分拡大図である。図1、2において屋外筐
体2は防虫シート3で保護された通気孔4を有し、外周
には水切りリプ6が設けられている。さらにその外側は
外カバ−1で覆われ屋外筐体2との聞隙は空気層5とな
っている。
【0015】屋外筐体2は、筐体底面に防虫シート3で
保護された通気孔4を有しているため上面から降りてく
る雨等の水の進入は起こらず、防虫シート3で保護され
ているため虫等の進入は起こらない。さらに屋外筐体2
の周囲は外カバ−1で覆われているため、上下、側面、
および前面からの水の侵入は起こらず、外カバ−1の開
放面である背面からの水の進入は屋外筐体2の外周に設
けられた水切りリブ6により前面側に回り込むことが防
がれる。この場合の防虫シート3は空気の流通のよいメ
ッシュのステンレスシート等を用いる。
【0016】また、電子機器の動作や、長時間直射日光
にさらされることにより筐体内部温度が上昇している場
合、雨が降ると急に内部の空気が冷やされ気圧が下が
る。これにより通気孔周囲の水滴を筐体内部に吸い込む
ことがある。外カバー1と屋外筐体2の間隙に設けた空
気層5は断熱層となり、この気圧の変化を防ぎ水の進入
を防止する。
【0017】図3は屋外筐体の通気孔の斜視図とその部
分拡大図、図4は屋外筐体の通気孔の断面図とその部分
拡大図である。図3、4において屋外筐体2´は防虫シ
ート3´で保護された通気孔4´を有し、外周には水切
りリプ6´が設けられている。さらにその外側は外カバ
−1´で覆われ屋外筐体2´との間隙は空気層5´とな
っている。
【0018】屋外筐体2´は、筐体底面に防虫シ−ト3
´で保護された通気孔4´を有しているため上面から降
りてくる雨等の水の進入は起こらず、防虫シート3´で
保護されているため無視等の進入は起こらない。また屋
外筐体2´の周囲は外カバ−1´で覆われているため、
上下、側面、および前面からの水の侵入は起こらず、さ
らに外カバ−1´の開放面である背面からの水の進入は
屋外筐体2の外周に設けられた水切りリブ6´により前
面側に回り込むことが防がれる。さらにこの防虫シ一卜
3´の周囲には水切りリブ7があり、水切りリプ6´の
効果を超える圧力の高い雨の進入があった場合でもこの
リブにより水の進入防御の効果が高まる。 また、電子
機器の動作や、長時間直射日光にさらされることにより
筐体内部温度が上昇している場合、雨が降ると急に内部
の空気が冷やされ気圧が下がる。これにより通気孔周囲
の水滴を筐体内部に吸い込むことがある。外カバ−1´
と屋外筐体2´の間隙に設けた空気層5は断熱層とな
り、この気圧の変化を防ぎ水の進入を防止する。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、全周に凸形状の
リブを具備し、筐体底面に防虫シートにより保護された
通気孔を有し、その筐体全体の上下、側面、前面をおお
う外カバ一により構成される屋外筐体の通気構造を採用
することにより、雨による水の進入、虫等の侵人が防げ
る。さらに屋外筐体と外カバーの間隙に空気の流通が可
能な空気層を設けることにより気圧の変化による水の吸
い込みが防げるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における屋外筐体の通気
孔の斜視図とその部分拡大図
【図2】本発明の実施の形態1における屋外筐体の通気
孔の断面図とその部分拡大図
【図3】本発明の実施の形態2における屋外筐体の通気
孔の斜視図とその部分拡大図
【図4】本発明の実施の形態1における屋外筐体の通気
孔の断面図とその部分拡大図
【図5】屋外筐体の設置例
【図6】従来の屋外筐体の通気孔の斜視図とその部分拡
大図
【図7】従来の屋外筐体の通気孔の断面図とその部分拡
大図
【図8】従来の屋外筐体の通気孔のその他の例
【符号の説明】
1,1´,9 外カバー 2,2´,10,10´ 屋外筐体 3,3´ 防虫シート 4,4´,11,11´ 通気孔 5,12 空気層 6,6´ 水切りリブ 7 水切りリブ 8 屋外筐体 9 外カバー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全周に凸形状のリブを具備し、筐体底面
    に防虫シートにより保護された通気孔を有し、その筐体
    全体の上下、側面、前面をおおう外カバーにより構成さ
    れる屋外筐体の通気構造。
  2. 【請求項2】 防虫シートの周囲に水切りリブを具備し
    た請求項1記載の屋外筐体の通気構造。
  3. 【請求項3】 屋外筐体と外カバーの間隙に空気の流通
    が可能な空気層を設けた請求項1記載の屋外筐体の通気
    構造。
  4. 【請求項4】 全周に凸形状のリブを具備し、筐体底面
    に防虫シートにより保護された通気孔を有し、その筐体
    全体の上下、側面、前面をおおう外カバーにより構成さ
    れる屋外筐体の通気構造を有する電子機器装置の接続装
    置。
  5. 【請求項5】 防虫シートの周囲に水切りリブを具備し
    た請求項1記載の屋外筐体の通気構造を設けた請求項4
    記載の屋外筐体の通気構造を有する電子機器装置の接続
    装置。
  6. 【請求項6】 屋外筐体と外カバーの間隙に空気の流通
    が可能な空気層を設けた請求項4記載の屋外筐体の通気
    構造を有する電子機器装置の接続装置。
JP10202598A 1998-03-30 1998-03-30 屋外筐体の通気構造およびこの通気構造を有する電子機器装置の接続装置 Pending JPH11285034A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1104228A2 (de) * 1999-11-25 2001-05-30 DaimlerChrysler AG Kunststoffgehäuse zur Aufnahme einer Baugruppe mit elektrischen und elektronischen Bauteilen auf einer Leiterplatte
JP2014194046A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Sumitomo Osaka Cement Co Ltd 電気防食工法
CN114600346A (zh) * 2019-10-21 2022-06-07 日本电产株式会社 驱动装置

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