JP4193676B2 - 電子機器の防水換気構造 - Google Patents

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Description

この発明は、電子機器の防水換気構造に関するものである。
図5(a),(b)は従来の電子機器の防水換気構造の縦断正面図及び側面図を示し、筺体1の両側に吸気口1a及び排気口1bを設け、筺体1の吸気口1aと排気口1bの間に通風部2を形成する。通風部2の下部には防水処理された床面3を設け、通風部2の上部にも水平方向の仕切4を設ける。通風部2の排気口1b側には図示しない半導体等の素子等の放熱を行うヒートシンク5を設けるとともに、通風部2の吸気口1b側にはヒートシンク5に矢印6で示す冷却風を送風する防水構造のファン7を設ける。ヒートシンク5は半導体等の熱により加熱され、ファン7の駆動により吸気口1aから吸入した冷却風6をヒートシンク5に送風してヒートシンク5を冷却し、排気口1bから排気する。吸気口1aや排気口1bからは雨水等が浸入するので、床面3には防水処理を施し、筺体1の内部への浸水を防止する。ファン7も防水形とする。
図6(a),(b)は他の従来の電子機器の防水換気構造の縦断正面図及び側面図(ルーバ除去状態)を示し、筺体1の通風部2の床面8は防水処理を施さず、この通風部2の排気口側には素子等の放熱を行うヒートシンク5を設けるとともに、通風部2の吸気口1a側にはヒートシンク5に冷却風6を送風する非防水形のファン9を設ける。又、吸気口1a及び排気口1bにはそれぞれ外方の下方に突出したルーバ10,11を設ける。ファン9の駆動により吸気口1aから吸入された冷却風6はヒートシンク5に送られ、ヒートシンク5を冷却した後排気口1bから排出される。床面8には防水処理は施されてないが、吸気口1a及び排気口1bにルーバ10,11が設けられているので、防水性は確保される。
なお、従来の電子機器の防水換気構造としては、特許文献1〜4に示されるものもある。
特開2000−139006号公報 特開2002−151874号公報 特開2003−188570号公報 特開20003−243863号公報
しかしながら、図5に示した従来の電子機器の防水換気構造においては、防水形のファン7を用いており、防水形のファン7は高価であるために、低コスト化が困難であった。又、床面3に防水処理を施すことによっても高価になった。また、図6に示した従来の電子機器の防水換気構造においては、床面8に防水処理を施す必要がなく、ファン9も防水形でないので、安価にすることができるが、ルーバ10、11を設けるので高価になり、また排気側にルーバ11を設けるので、圧力損失が増大し、冷却効率が著しく低下した。
この発明は上記のような課題を解決するために成されたものであり、安価で冷却効率が良く、かつスペースを小さくすることができるとともに、防水性も確保された電子機器の防水換気構造を得ることを目的とする。
この発明の請求項1に係る電子機器の防水換気構造は、筺体の両側に設けられた吸気口及び排気口と、筺体の吸気口と排気口の間に形成された通風部と、通風部の下部に設けられ、防水処理を施された通風部の床面と、通風部の上部に設けられた仕切と、通風部の排気口側に設けられ、素子の放熱を行うヒートシンクと、通風部の吸気口側に設けられ、ヒートシンクに冷却風を送風する非防水形のファンと、吸気口に外方の下方に突出して設けられたルーバとを備えたものである。
請求項2に係る電子機器の防水換気構造は、筺体の両側に設けられた吸気口及び排気口と、筺体の吸気口と排気口の間に形成された通風部と、通風部の下部に設けられ、防水処理を施された通風部の床面と、通風部の上部に設けられた仕切と、通風部の排気口側に設けられ、素子の放熱を行うヒートシンクと、通風部の吸気口側に設けられ、ヒートシンクに冷却風を送風する非防水形のファンと、吸気口に内方の上方に突出して設けられたルーバとを備えたものである。
請求項3に係る電子機器の防水換気構造は、筺体の通風部の床面より上方で吸気口及び排気口より下方に排水口を設けたものである。
以上のようにこの発明の請求項1によれば、筺体の吸気口側ではルーバを設けたので水分の浸入は生じず、排気口側ではルーバを設けないので水分は浸入するが、ヒートシンクが一種のルーバとして作用するので落下し易く、通風部の床面は防水処理が施されているので通風部の下方に水分が浸入することはなく、防水性は確保される。又、ファンには水が掛からないのでファンを非防水形にすることができ、安価にすることができ、また排気口側にはルーバを設けないので安価にかつ外形寸法を小さくしてスペースを小さくすることができる。さらに、排気口側にルーバを設けないので冷却風の圧力損失が低減され、冷却効率を高めることができる。
請求項2によれば、吸気口に内方の上方に突出してルーバを設けたので、外形寸法を小さくしてスペースを小さくすることができる。その他の効果は請求項1と同様である。
請求項3によれば、筺体の通風部の床面より上方で吸気口及び排気口より下方に排水口を設けたので、排気口側から浸入して通風部の床面上に溜まった水分を排水口から効果的に排出させることができる。その他の効果は請求項1,2と同様である。
実施最良形態1
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面とともに説明する。図1(a),(b)はこの発明の実施最良形態1による電子機器の防水換気構造の縦断正面図及び側面図を示し、筺体1の両側に吸気口1a及び排気口1bを設け、筺体1における吸気口1aと排気口1bの間に通風部2を形成する。通風部2の下部に設けられた床面3には防水処理を施し、通風部2の上部には水平方向の仕切4を設ける。又、通風部2の排気口1b側には素子等の放熱を行うヒートシンク5を設け、通風部2の吸気口1a側にはヒートシンク5に冷却風6を送風する非防水形のファン9を設ける。又、吸気口1aには外方の下方に突出して複数のルーバ10を設け、排気口1bにはルーバを設けない。
上記構成において、ヒートシンク5は素子等の熱により加熱され、ファン9の駆動により冷却風6をヒートシンク5に送風して放熱冷却させた後、排気口1bから排気させる。筺体1の吸気口1a側においてはルーバ10を設けたので、雨水等の浸入は防止される。筺体1の排気口1b側はルーバを設けると圧力損失が増大して冷却効率が悪くなるので、ルーバを設けない。このため、排気口1b側においては外部から水分が浸入するが、ヒートシンク5が一種のルーバとして働き、矢印12に示すように水分が落下してファン9まで達せず、ファン9は非防水形とすることができる。又、床面3が防水処理されているので、矢印12に示すように落下した水分が床面3を通過して筺体1内に浸入することはない。
上記した実施最良形態1においては、筺体1の吸気口1a側では、ルーバ10を設けたので水分の浸入は防止される。排気口1b側ではルーバを設けないので水分は浸入するが、ヒートシンク5が一種のルーバとして作用するので、水分はファン9に到達する前に落下し、床面3は防水処理が施されているので、水分が筺体1の通風部2以外の部分に浸入することはなく、防水性は確保される。又、ファン9には水が掛からないので、ファン9を非防水形とすることができ、安価にすることができ、また排気口1b側にルーバを設けないので、安価にかつ外形寸法を小さくしてスペースを小さくすることができる。さらに、排気口1b側にルーバを設けないことにより冷却風6の圧力損失が低減され、冷却効率を高めることができる。
実施最良形態2
図2(a),(b)は実施最良形態2による電子機器の防水換気構造の縦断正面図及び側面図を示し、実施最良形態1との相違点は筺体1の吸気口1aに内方の上方に突出した複数のルーバ13を設けた点である。その他の点は、実施最良形態1と同様である。
実施最良形態2においても、筺体1の吸気口1a側ではルーバ13を設けたので水分の浸入は防止され、排気口1b側ではルーバを設けないので水分は浸入するが、ヒートシンク5が一種のルーバとして作用するので、水分は矢印12に示すように落下し、床面3は防水処理が施されているので、水分は床面3の下方の筺体1内に浸入することはなく、防水性は確保される。また、ルーバ13を内方の上方に突出させ、排気口1b側にはルーバを設けないので、安価にかつ外形寸法を小さくしてスペースを小さくすることができる。又、通風部2に浸入した水分は矢印12のように落下するので、ファン9に掛かることがなく、ファン9は非防水形とすることができて安価とすることができる。さらに、排気口1b側にはルーバを設けないので、冷却風6の圧力損失が低減されて冷却効率を向上することができる。
実施最良形態3
図3(a),(b)は実施最良形態3による電子機器の防水換気構造の縦断正面図及び側面図を示し、実施最良形態2との相違点は、筺体1の両側において、床面3より上方で吸気口1a及び排気口1bより下方に排水口14を設けたことである。その他の構成は実施最良形態2と同様である。
実施最良形態3においては、筺体1の両側の床面3より上方で吸気口1a及び排気口1bより下方に排水口14を設けており、排気口1bより浸入し、床面3上に溜まった水を排水口14より効果的に排出することができる。その他の効果は実施最良形態2と同様である。
なお、実施最良形態3においては、実施最良形態2において排水口14を追加した構造としたが、実施最良形態1において排水口14を設けた構造としてもよい。又、排水口14は両側のうちのどちらか一方に設けてもよい。
実施最良形態4
図4は実施最良形態4による電子機器であるエレベータ用インバータの防水換気構造における要部斜視図を示し、矢印15の方向が上方を示す。筺体1等は板金加工により形成されている。床面3はコーキング材塗布により防水処理されている。実施最良形態4は実施最良形態3による防水換気構造をより具体的に示したものであり、効果も実施最良形態3と同様である。
この発明の実施最良形態1による電子機器の防水換気構造の縦断正面図及び側面図である。 実施最良形態2による電子機器の防水換気構造の縦断正面図及び側面図である。 実施最良形態3による電子機器の防水換気構造の縦断正面図及び側面図である。 実施最良形態4によるエレベータ用インバータの防水換気構造の要ぶ斜視図である。 従来の電子機器の防水換気構造の縦断正面図及び側面図である。 他の従来の電子機器の防水換気構造の縦断正面図及び側面図である。
符号の説明
1…筺体
1a…吸気口
1b…排気口
2…通風部
3…床面
4…仕切
5…ヒートシンク
9…非防水形のファン
10,13…ルーバ
14…排水口

Claims (3)

  1. 筺体の両側に設けられた吸気口及び排気口と、筺体の吸気口と排気口の間に形成された通風部と、通風部の下部に設けられ、防水処理を施された通風部の床面と、通風部の上部に設けられた仕切と、通風部の排気口側に設けられ、素子の放熱を行うヒートシンクと、通風部の吸気口側に設けられ、ヒートシンクに冷却風を送風する非防水形のファンと、吸気口に外方の下方に突出して設けられたルーバとを備えたことを特徴とする電子機器の防水換気構造。
  2. 筺体の両側に設けられた吸気口及び排気口と、筺体の吸気口と排気口の間に形成された通風部と、通風部の下部に設けられ、防水処理を施された通風部の床面と、通風部の上部に設けられた仕切と、通風部の排気口側に設けられ、素子の放熱を行うヒートシンクと、通風部の吸気口側に設けられ、ヒートシンクに冷却風を送風する非防水形のファンと、吸気口に内方の上方に突出して設けられたルーバとを備えたことを特徴とする電子機器の防水換気構造。
  3. 筺体の通風部の床面より上方で吸気口及び排気口より下方に排水口を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の電子機器の防水換気構造。
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