JP2000314941A - 記録材料用支持体の製造方法および記録材料用支持体 - Google Patents
記録材料用支持体の製造方法および記録材料用支持体Info
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Abstract
方法を提供する。 【解決手段】 パルプを抄紙して写真印画紙用基紙を得
た後、該写真印画紙用基紙にカレンダー処理を行うこと
を含む写真印画紙用原紙の製造方法において、金属ロー
ルと弾性樹脂製のエンドレスベルトを有するシューロー
ルとを備えるシューカレンダーにおけるニップ幅を50
〜300mmでカレンダー処理する。このシューカレン
ダーによるカレンダー処理により基紙の密度を0.75
〜0.84g/m3とし、その後、一対又は二対以上の
金属ロールからなるハードニップカレンダーによりカレ
ンダー処理によって密度0.85〜1.05g/m3の
原紙を得ることが望ましい。
Description
剛性に優れ、かつポリマー被覆紙としたときのピット
(微小凹み)を解消した写真印画紙用支持体等に好適な
記録材料支持体の製造方法および記録材料用支持体に関
する。
くとも両面に皮膜性を有する樹脂が被覆されたものが用
いられている。このような写真印画紙用支持体において
は、原紙の少なくとも両面にポリエチレン等のポリオレ
フィンにより被覆した耐水性写真印画紙用支持体が好ん
で用いられている。写真印画紙用原紙には、そのおもて
面が光沢面となっているもの、おもて面にマット目、絹
目等の模様付けがなされたもの等各種あるが、一般に、
写真印画紙用原紙としては、高い表面平滑性が要求され
る。特に、そのおもて面(写真乳剤を塗布する面)とし
ては、微細な凹凸ができる限り少なく、鏡のように平滑
な面(鏡面)が良いとされている。このような平滑な写
真印画紙用原紙を得るため、従来から、写真印画紙用基
紙にカレンダー処理を行う様々な方法が提案されてい
る。
は、高温の金属ロール−金属ロール間に写真印画紙用基
紙を通過させて、マシンカレンダー処理を行う方法が提
案されている。しかし、この方法では、写真印画紙用原
紙のうねりを除去することはできたものの、ブラッキン
グ等を発生させることなく点状の小さな凹凸を除去する
ことができないという問題があった。
ため、特開平2−264939号公報において、金属ロ
ール−ソフトロール(ショア硬度で60〜90の合成樹
脂ロール)間に写真印画紙用基紙を通過させて、ソフト
カレンダー処理を行った後、更に金属ロル−金属ロール
間に通過させて、マシンカレンダー処理を行う方法を提
案した。しかし、印画技術の高度化に伴い、より高い表
面平滑性・光沢度を有する写真印画紙用原紙の開発が望
まれており、前記のカレンダー処理の方法においても充
分には対応できないのが現状である。
おける諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課
題とする。即ち本発明は、表面平滑性および剛性に優
れ、かつポリマー被覆紙としたときのピット(微小凹
み)を解消した写真印画紙用支持体等に好適な記録材料
支持体の製造方法および記録材料用支持体を提供するこ
とを目的とする。
の手段としては、以下の通りである。即ち、 <1> パルプを抄紙して基紙を得た後、該基紙にカレ
ンダー処理を行うことを含む記録材料用支持体の製造方
法において、前記原紙を金属ロールと弾性樹脂製のエン
ドレスベルトを有するシューロールとを備えるシューカ
レンダーにおけるニップ幅50〜300mmでカレンダ
ー処理することを特徴とする記録材料用支持体の製造方
法。 <2> 前記基紙を密度0.75〜0.84g/m3 と
なるまでシューカレンダーによってカレンダー処理した
後、一対の金属ロールを有するハードニップカレンダー
によって密度0.85〜1.05g/m3 となるまでカ
レンダー処理し、得られた原紙の少なくとも両面を皮膜
性を有する樹脂によって被覆することを特徴とする前記
<1>に記載の記録材料用支持体の製造方法。 <3> 前記ハードニップカレンダーにおけるニップ幅
が2mm以下であることを特徴とする前記<2>に記載
の記録材料用支持体の製造方法。 <4> 前記シューカレンダーおよびハードニップカレ
ンダーの金属ロールの表面温度が70〜250℃である
ことを特徴とする前記<1>乃至前記<3>のいずれか
に記載の記録材料用支持体の製造方法。 <5> 前記原紙を、100〜800m/分でシューカ
レンダーを通過させる前記<1>乃至前記<4>のいず
れかに記載の記録材料用支持体の製造方法。 <6> 前記<1>乃至前記<5>のいずれかに記載の
記録材料用支持体の製造方法によって製造された原紙を
有することを特徴とする記録材料用支持体。 <7> 前記<6>に記載の記録材料用支持体が写真用
印画紙であることを特徴とする記録材料用支持体。
は、例えば、針葉樹や広葉樹等を原料とした砕木パルプ
(GP)、リファイナーグラウンドパルプ(RGP)及
びサーモメカニカルパルプ(TMP)等の機械パルプ
(MP)、亜硫酸パルプ(SP)及びクラフトパルプ
(KP)等の化学パルプ(CP)、ケミグラウンドパル
プ(CGP)、セミケミカルパルプ(SCP)、古紙を
原料とした脱インクパルプ(DIP)などを主原料と
し、後述の添加物を適宜添加した紙料を公知の方法によ
り抄紙することによって得られる。
(KP)が好ましく、クラフトパルプ(KP)、中で
も、特に広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)が好まし
い。また、広葉樹晒クラフトパルプ(LBKP)の場
合、叩解前の重量平均繊維長としては、0.60〜0.
74mmが好ましく、0.65〜0.70mmがより好
ましい。
場合、得られる原紙の剛性が低下しやすく、一方、前記
重量平均繊維長が0.74mmを超えると、得られる原
紙の表面平滑性が低下しやすい。また、一般に広葉樹晒
クラフトパルプ(LBKP)の叩解前の重量平均繊維長
は0.5〜0.8mmであることから、広葉樹晒クラフ
トパルプ(LBKP)の入手が困難となり、不便となる
ため好ましくない。なお、前記重量平均繊維長は、例え
ば、特開昭60−69649号公報に記載された方法に
準じて測定することができる。この測定に際しては、パ
ルプ繊維を約0.001重量%程度含有する液量50〜
100mlの試料液が使用される。
ば、填料、乾燥紙力増強剤、サイズ剤、湿潤紙力増強
剤、定着剤、pH調整剤、その他の薬剤などが挙げられ
る。
クレー、カオリン、白土、タルク、酸化チタン、珪藻
土、硫酸バリウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネ
シウム等が挙げられる。乾燥紙力増強剤としては、例え
ば、カチオン化澱粉、カチオン化ポリアクリルアミド、
アニオン化ポリアクリルアミド、カルボキシ変成ポリビ
ニルアルコール等が挙げられる。
ジン、マレイン化ロジン等のロジン誘導体、パラフィン
ワックス、アルキルケテンダイマー、アルケニル無水琥
珀酸(ASA)等が挙げられる。湿潤紙力増強剤として
は、例えば、ポリアミンポリアミドエピクロロヒドリ
ン、メラミン樹脂、尿素樹脂、エポキシ化ポリアミド樹
脂等が挙げられる。定着剤としては、例えば、硫酸アル
ミニウム、塩化アルミニウム等の多価金属塩、カチオン
化澱粉等のカチオン性ポリマー等が挙げられる。pH調
整剤としては、例えば苛性ソーダ、炭酸ソーダ等が挙げ
られる。
剤、染料、スライムコントロール剤、蛍光増白剤等が挙
げられる。また、必要に応じて柔軟化剤等を添加するこ
ともできる。柔軟化剤については、例えば、新・紙加工
便覧(紙薬タイム社編)554〜555頁(1980年
発行)に記載があるが、特に分子量200以上のものが
好ましい。この柔軟化剤は、炭素数10以上の疎水性基
を有し、セルロースと自己定着するアミン塩又は第4級
アンモニウム塩となっている。前記柔軟化剤の具体例と
しては、無水マレイン酸共重合体とポリアルキレンポリ
アミンとの反応生成物、高級脂肪酸とポリアルキレンポ
リアミンとの反応生成物、ウレタンアルコールとアルキ
ル化剤との反応生成物、高級脂肪酸の4級アンモニウム
塩等が挙げられるが、特に無水マレイン酸共重合体とポ
リアルキレンポリアミンとの反応生成物、ウレタンアル
コールとアルキル化剤との反応生成物が好ましい。
は、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用して
もよい。また、これらの各種添加剤等の前記パルプ原料
中への添加量としては、本発明の目的を害しない範囲に
おいて適宜選択でき、通常0.1〜1.0重量%が好ま
しい。
を適宜含有させた紙料を、手抄紙機、長網抄紙機、丸網
抄紙機、ツインワイヤマシン、コンビネーションマシン
などの抄紙機によって抄紙し、その後乾燥して製造され
る。また、所望により、前記乾燥の前後の何れかに表面
サイズ処理を実施することができる。
例えば、水溶性高分子、サイズ剤、吸湿性物質、顔料、
pH調整剤、染料、蛍光増白剤などが含まれていてもよ
い。
化澱粉、ポリビニルアルコール、カルボキシ変成ポリビ
ニルアルコール、カルボキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、セルロースサルフェート、ゼラ
チン、カゼイン、ポリアクリル酸ナトリウム、スチレン
−無水マレイン酸共重合体ナトリウム塩、ポリスチレン
スルホン酸ナトリウム等が挙げられる。
ルジョン、スチレン−無水マレイン酸共重合体アルキル
エステルのアンモニウム塩、ロジン、高級脂肪酸塩、ア
ルキルケテンダイマー(AKD)等が挙げられる。吸湿
性物質としては、例えば、グリセリン、ポリエチレング
リコール等が挙げられる。
クレー、カオリン、タルク、硫酸バリウム、酸化チタン
等が挙げられる。pH調整剤としては、例えば、塩酸、
苛性ソーダ、炭酸ソーダ等が挙げられる。
レンダー処理が施されて原紙となる。前記カレンダー処
理は、前記表面サイズ処理を乾燥後に行う場合には、表
面サイズ処理の前後のいずれにおいても実施することが
できるが、各種処理を実行した最終の仕上げ工程でカレ
ンダー処理を実施するのが好ましい。
ともシューカレンダー処理が施される。このシューカレ
ンダー処理を含む処理方法としては、例えば、1)基紙
にシューカレンダー処理を行う方法、2)基紙にシュー
カレンダー処理を行った後、一対の金属ロールからなる
ハードニップカレンダーで処理する方法等がある。
スベルトを有し、更に必要に応じてその他の部材を有す
る。なお、本発明でいうエンドレスベルトとは、一般的
な概念のエンドレスベルトの他に円筒状のスリーブの態
様をも包含する。なお、シューロールにはエンドレスベ
ルト(スリーブ)の他に加圧ユニット、および潤滑剤を
循環させる循環システムを備える。
厚手の布等を支持体とし、該支持体上に弾性樹脂を被覆
して形成することができる。弾性樹脂としては、例え
ば、エポキシ系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系
樹脂、ポリイミドアミド系樹脂、ポリウレタン系樹脂、
ブタジエン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ナイロン系樹
脂、ポリエーテル系樹脂等が挙げられる。これらの樹脂
は、一種単独で使用してもよく、2種以上を併用しても
よい。
図1および図2に基に説明する。図1において、液体不
透過性の可撓性を有する弾性性樹脂製のエンドレスベル
ト10を有する。このエンドレスベルト10内には支持
部材12が配置されており、この支持部材12に加圧ユ
ニットとしての油圧装置14が固定されている。油圧装
置14の上端から突出するピストンロッド16に螺子に
よって支持プレート18が固着されている。
摺動する面を有する支持体20を備えると共に凹曲部分
22を有するプレスシュー24が固定されており、この
凹曲部分22に潤滑剤を供給するための潤滑剤供給装置
26が設けられている。なお、図中、28は金属ロール
を示す。
程が得られた連続したウェブ30(本明細書中における
基紙)の両側にそれぞれプレスフルト(図示せず)を配
置させた状態で、金属ロール28を図に示す方向に回転
させると共に潤滑剤供給装置26からプレスシュー24
の凹曲部分22に潤滑剤を供給し、プレスシュー24を
油圧装置14を介して所定の圧力で押圧する。このカレ
ンダー処理工程では、ウェブ28に含有される水分等は
プレスフルトに受け入れられながら、所定の密度になる
まで処理される。
に同じ機能を有する部材は同一符号で示している。図2
において、32は、図1の場合と同様に円筒状固定部材
に加圧ユニットとしての油圧装置および潤滑剤を循環さ
せる潤滑システム等が備えられた構成部分を示し、この
構成部分の周囲には所定の間隔をおいてガイド部材34
が設けられ、これらのガイド部材34の外周囲をスリー
ブ36が回転可能となっている。
6と構成部分32内の円筒状固定部材との間に隙間をお
いて設けられる場合には、基紙がニップ部を通過する際
に発生する摩擦熱等が容易に放熱されるため、シューカ
レンダーの高速運転が可能となり、また、スリーブの寿
命も長くなる。さらに、円筒状固部材とスリーブとの間
隙に、冷却された潤滑油を供給すれば、放熱作用を一層
促進することができる。
ては、少なくとも写真印画紙用原紙に接する側の面にお
いては、ショア硬度で30〜80度が好ましく、40〜
70度がより好ましい。ショア硬度が30度未満では、
使用時に、エンドレスベルトに塑性変形が生ずるため、
シューロールの寿命が短くなることがある。また、高い
表面平滑性・光沢度を有する写真印画紙用原紙が得られ
ないことがある。一方、ショア硬度が80度を超える
と、エンドレスベルトの硬度が高すぎて、シューロール
の形状の曲率がとり難くなることがある。
ルとしては、表面の平滑な円筒状又は円柱状のロールで
あり、その内部に加熱手段を有するものであれば、その
材質等に特に制限はなく、公知の金属ロールを適宜選択
して用いることができる。また、前記金属ロールは、カ
レンダー処理時に印画紙用原紙における両面のうち、印
画紙としてのおもて面となる面に接するため、表面粗さ
は平滑なほど好ましく、具体的には、JISB0601
で規定する表面粗さで0.3S以下が好ましく、0.2
S以下がより好ましい。
をカレンダー処理する場合、金属ロールとシューロール
により形成されるニップ幅は、50〜300mmであ
り、好ましくは50〜200mm、より好ましくは70
〜200mmとすることが好ましい。 ニップ幅が50
mm未満の場合には、基紙がニップ部を通過する時間が
短くなり、カレンダー処理効果が低くなるため、好まし
くない。一方、前記ニップ幅が300mmを超える場合
には、基紙のカレンダー処理時の線圧が低くなり、カレ
ンダー処理効果が低くなるため、好ましくない。
を通過する際の通過の速度としては、100〜800m
/分が好ましく、150〜600m/分がより好まし
く、200〜500m/分が特に好ましい。前記通過の
速度が100m/分未満の場合には、生産効率が悪くな
ることがある一方、前記通過の速度が800m/分を超
える場合には、基紙がニップ部を通過する時間が短くな
るため、カレンダー処理効果が出ないことがある。
用原紙を製造する場合には、前記シューカレンダーにお
ける前記ニップ部に写真印画紙用原紙における両面のう
ち、印画紙としてのおもて面となる面を、前記金属ロー
ルに接触させた状態で基紙を通過させることが望まし
い。
がニップ部を通過する際、金属ロールに接触する側の
面、即ち、写真印画紙用原紙における両面のうち、印画
紙としてのおもて面となる面には、極めて平滑な表面を
有する金属ロールの表面形状が転写されるため、写真印
画紙用原紙は、表面の凹凸形状が消滅し、より表面平滑
性に優れた面となる。
のうち、印画紙としてのおもて面となる面にあった凹凸
形状は、その裏面に現れることとなるが、シューカレン
ダーを用いれば、弾性樹脂製のエンドレスベルトが、前
記凹凸形状に沿って弾性変形するため、前記裏面に現れ
た凹凸形状は、そのままの形状でニップ部を通過するこ
とができる。
記裏面に現れる凸部が圧縮されないため、表面平滑性・
光沢度に優れ、特に、小さなうねりのない平滑面を有す
る写真印画紙用原紙を得ることが可能となる。
カレンダー処理時の線圧を60〜500kN/mとすれ
ば、より表面平滑性・光沢度に優れた写真印画紙用原紙
を得ることができる。
以上の金属ロールを用いて更にカレンダー処理すること
が好ましい。前記シューカレンダーによるカレンダー処
理後に前記の金属ロールを用いて更にカレンダー処理す
れば、写真印画紙用原紙表面の小さなうねりの発生のみ
ならず、大きなうねりの発生をも有効に防止することが
可能となり、より表面平滑性に優れ、光沢度の高い写真
印画紙用原紙を得ることが可能となる。なお、大きなう
ねりとは、5mm前後の周期を有する波状の凹凸をい
い、小さなうねりとは、0.5mm前後の周期を有する
点状の小さな凹凸をいう。前記金属ロールとしては、前
述のシューカレンダーで用いる金属ロールと同様のもの
を、好適に用いることができる。また、前記金属ロール
の表面温度としては、70〜250℃が好ましい。前記
一対の金属ロールを用いるカレンダー処理は、1〜2回
程度行われるのが好ましい。
は、基紙の密度が.0.75〜0.84g/m3であること
が好ましく、より好ましくは0.78〜0.82g/m3で
ある。また、シューカレンダー処理後に一対又は二対以
上の金属ロールからなるハードニップカレンダーにより
得られる原紙の密度が.0.85〜1.05g/m3である
ことが好ましく、より好ましくは0.90〜1.00g/
m3である。
囲とし、その後にこの範囲の密度よりも高い所定の範囲
の密度とすることによって得られる原紙の平面性と剛性
を高くすることができ、かつ原紙に被膜性のポリマーを
被覆したときのピット(微小凹み)を大幅に減少させる
ことができる。
なるハードニップカレンダーによりカレンダー処理する
際のニップ幅を2mm以下、好ましくは0.1〜1.5m
mとすることが好ましい。ハードニップカレンダーによ
りカレンダー処理では、得られる原紙の密度を.0.8
5〜1.05g/m3とするためには、少なくともニップ幅
を2mm以下とすることが必要である。
ルおよびハードニップにおける金属ロールの表面温度と
しては、70〜250℃が好ましく、150〜250℃
がより好ましく、180〜220℃が更に好ましい。前
記表面温度が70℃未満の場合には、カレンダー処理効
率が低くなることがある一方、前記表面温度が250℃
を超える場合には、得られる原紙に部分的に未乾状のツ
ブレ故障が発生することがある。
印画紙用原紙の場合は、最終的に50〜250μmの厚
みに調整される。カレンダー処理の後、適宜巻き取り等
が行われ、本発明の写真印画紙用原紙が製造される。
滑度は、写真印画紙用原紙の両面を比較した場合に、よ
り平滑な方の面(以下、単に、「平滑面」と称すること
がある。)が、150〜300秒、そのうら面が100
〜250秒であるため、特に、平滑面の表面平滑性に優
れているといえる。なお、前記表面平滑度は、JIS
P8119によるベック平滑度によって、測定・評価し
た値である。
は、帯電防止、カール防止等のために各種のバックコー
ト層を塗設することができる。また、前記バックコート
層には、特公昭52−18020号、特公昭57−90
59号、特公昭57−53940号、特公昭58−56
859号、特開昭59−214849号、特開昭58−
184144号等の各公報に記載されている無機帯電防
止剤、有機帯電防止剤、親水性バインダー、ラテック
ス、硬化剤、顔料、界面活性剤等を適宜組み合わせて含
有させてもよい。
て得られた原紙を、そのまま記録材料用支持体としても
よいし、前記原紙の少なくとも一方の表面に被覆層を形
成したものを、記録材料用支持体としてもよい。前記被
覆層を形成する場合には、該被覆層は、単層であっても
よいし、2層、3層等の多層であってもよい。また、該
被覆層は、前記原紙の一方の表面のみに形成してもよい
し、両方の表面に形成してもよく、目的に応じて適宜決
定することができる。
ルム形成能のある樹脂が選択され、このようなフィルム
形成能のある樹脂の中でも耐水性樹脂が好適に挙げられ
る。このような耐水性樹脂としては、170〜345℃
で溶融押出することのできるものの中から適宜選択して
用いることができるが、通常は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等のα−オレフィンの単独重合体及びこれらの
混合物などのポリオレフィン樹脂が用いられる。
g/cm3 である高密度ポリエチレン(HDPE)、
0.910〜0.925g/cm3 である低密度ポリエ
チレン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(L−L
DPE)等の何れでもよいが、記録材料用支持体の剛性
を重視する場合には、ポリプロピレン、前記高密度ポリ
エチレン(HDPE)、線状低密度ポリエチレン(L−
LDPE)、これらの混合物等を用いるのが好ましい。
これらの樹脂は、1種単独で使用してもよいし、2種以
上を混合して併用してもよい。
の被覆層について、該被覆層が単層である場合には該被
覆層に、該被覆層が多層である場合にはその内の少なく
とも1層に、画質を良好にする観点から、二酸化チタン
等の無機顔料、ブルーイング剤、蛍光増白剤、酸化防止
剤等を含有させてもよく、特に二酸化チタンを含有させ
るのが好ましい。また、該被覆層が多層である場合には
原紙に接する最下層に、原紙との接着性を良好にする観
点から、粘着性付与剤樹脂、接着性樹脂等を含有させる
こともできる。さらに必要に応じて、適宜、酸化防止
剤、剥離剤、中空ポリマー等を含有させてもよい。
る場合、その形態としては、アナターゼ型であっても、
ルチル型であってもよいが、白色度を優先する場合には
アナターゼ型が好ましく、鮮鋭度を優先する場合にはル
チル型が好ましい。また、白色度及び鮮鋭度の双方を考
慮して、アナターゼ型とルチル型とをブレンドして用い
てもよいし、二酸化チタンを含有する被覆層を2層とし
て、一方の層にアナターゼ型二酸化チタンを含有させ、
他方の層にルチル型二酸化チタンを含有させてもよい。
0.1〜0.4μmが好ましい。前記平均粒子サイズ
が、0.1μm未満であると被覆層中に均一に混合分散
することが困難となり、0.4μmを超えると十分な白
色度が得られない上、被覆層の表面に突起が生じ、画質
に悪影響を及ぼすことがある。
ップリング剤で処理されているのが好ましく、前記シラ
ンカップリング剤としては、末端がエトキシ変性あるい
はメトキシ変性されているものが好ましい。
れる群青、コバルトブルー、酸化燐酸コバルト、キナク
リドン系顔料等とそれらの混合物が挙げられる。ブルー
イング剤の粒子径は特に制限されるものではないが、通
常、0.3〜10μmの範囲であることが好ましい。本
発明において、ブルーイング剤を被覆層の最上層に用い
る場合には、0.2〜0.4重量%、下層側に用いる場
合には0〜0.15重量%含有させるのが好ましい。
タン等を含有するペレットを溶融し、必要に応じて前記
被覆層を形成する樹脂で希釈して溶融し、走行させた前
記原紙上に、通常ラミネート法、逐次ラミネート法、又
は、フィートブロックタイプ、マルチマニホールドタイ
プ、マルチスロットタイプ等の単層若しくは多層押出ダ
イ、ラミネーター等によるラミネート法のいずれかの方
法により被覆することにより、形成される。前記単層若
しくは多層押出用ダイの形状としては、特に制限される
ものではないが、一般に、Tダイ、コートハンガーダイ
等が好適に挙げられる。
樹脂を前記原紙の一方又は両方の表面に被覆する前に、
前記原紙に、コロナ放電処理、火炎処理、グロー放電処
理、又はプラズマ処理などの活性化処理を施すことが好
ましい。
厚みとしては、被覆層が単層に形成される場合には、1
0〜60μmが好ましく、被覆層が多層に形成される場
合には、例えば3層に形成される場合、例えば、最上層
の厚みは0.5〜50μm、中間層の厚みは5〜50μ
m、最下層の厚みは0.5〜50μmが好ましい。な
お、乳剤塗布側とは反対側(裏面)に形成される被覆層
の厚みとしては、10〜50μmが好ましい。
には、光沢面、又は特開昭55−26507号公報記載
の微細面、マット面又は絹目面の型付けがされ、乳剤塗
布側とは反対側(裏面)の被覆層表面には、無光沢面の
型付けがされる。さらに、型付けした後のこれらの表面
には、コロナ放電処理、火炎処理などの活性化処理を施
すことができ、活性化処理後に特開昭61−84644
3号公報に記載のような下引き処理を行うこともでき
る。
の写真構成層が塗設されるカラー写真印画紙、白黒写真
印画紙、写植印画紙、反転写真材料、銀塩拡散転写法ネ
ガ及びポジ印刷材料、インク受容層が塗設される感熱記
録紙、インクジェット記録紙、コピー用紙、電子写真用
記録紙などの各種記録材料用支持体として好適に用いる
ことができる。これらの中でも、特に写真印画紙、感熱
記録紙の支持体として特に好適に用いることができる。
発明はこれらによって何ら限定されるものではない。な
お、実施例中、特に断りのない限り「部」は『重量部』
を意味し、ハードニップカレンダーはハードカレンダー
あるいはマシンカレンダーと称することもある。
ディスクリファイナーにより、カナディアンフリーネス
300ccまで叩解した後、ステアリン酸ナトリウム
1.0部、アニオンポリアクリルアミド1.0部、塩化
アルミニウム1.5部、ポリアミドポリアミンエピクロ
ルヒドリン0.3部を、それぞれ前記原料パルプに対す
る絶乾重量にて添加し、得られた紙料を、長網抄紙機に
よって抄造し、坪量180g/m2の写真印画紙用基紙
を製造した。
の弾性樹脂製のエンドレスベルトを有するシューロール
と、を備えるシューカレンダーにおいてニップ幅80m
mで、得られた印画紙用原紙における両面のうち、印画
紙としてのおもて面となる面を、前記金属ロールに接触
させた状態で、該写真印画紙用基紙を、速度350m/
分で通過させカレンダー処理を行い、密度が0.96g
/cm3の写真印画紙用原紙を製造した。
ルの表面温度を200℃に代え、弾性樹脂製のエンドレ
スベルトのショア硬度を50に代え、ニップ幅を100
mmに代え、写真印画紙用基紙をニップ部に通過させる
際の通過の速度を400m/分に代えた以外は、実施例
1と同様にして、密度が0.97g/cm3の写真印画
紙用原紙を製造した。
ルの表面温度を200℃に代え、弾性樹脂製のエンドレ
スベルトのショア硬度を50に代え、ニップ幅を100
mmに代え、写真印画紙用基紙をニップ部に通過させる
際の通過の速度を500m/分に代えてカレンダー処理
を行い、密度が0.97g/cm3の写真印画紙用原紙
を製造し、その後表面温度が90℃の一対の金属ロール
を用いて更にカレンダー処理を行った以外は、実施例1
と同様にして、密度が1.07g/cm3の写真印画紙
用原紙を製造した。
レンダーを、表面温度が90℃の一対の金属ロールを備
えるマシンカレンダーに代え、ニップ幅を1mmに代
え、写真印画紙用基紙をニップ部に通過させる際の通過
の速度を400m/分に代えた以外は、実施例1と同様
にして、密度が0.98g/cm3の写真印画紙用原紙
を製造した。
レンダーを、表面温度が180℃の一対の金属ロールを
備えるマシンカレンダーに代え、ニップ幅を1mmに代
え、写真印画紙用基紙をニップ部に通過させる際の通過
の速度を500m/分に代えた以外は、実施例1と同様
にして、密度が1.09g/cm3の写真印画紙用原紙
を製造した。
レンダーを、表面温度が160℃の金属ロールと、ショ
ア硬度が89のウレタン系樹脂ロールと、を備えるソフ
トカレンダーに代え、ニップ幅を10mmに代え、写真
印画紙用基紙をニップ部に通過させる際の通過の速度を
500m/分に代えた以外は、実施例1と同様にして、
密度が0.96g/cm3の写真印画紙用原紙を製造し
た。
ついて、以下の表面平滑性の測定・評価を行った。その
結果を表1に示した。 <表面平滑性>実施例1〜3及び比較例1〜3において
得られた写真印画紙用原紙の表面平滑性を測定・評価し
た。具体的には、サンプル見本と相対して視覚的に観察
し、1〜5ランクの評価基準によって評価した。なお、
数値が高いほど表面平滑性が良好であることを意味す
る。また、表中、実施例1〜実施例3の「硬度」の値
は、べルト硬度の値を示し、比較例3の硬度の値は、ロ
ールカバー硬度の値を示す。
画紙用原紙は、表面平滑性に優れていることがわかる。
一方、シューカレンダーを用いることなく、金属ロール
対を備えたマシンカレンダーを用いた比較例1では、表
面平滑性に劣り、また、高温の金属ロール対を備えたマ
シンカレンダーを用いた比較例2では、ブラッキングが
発生してしまう。
ナーによりカナデアンフリーネス300ccまで叩解し
た後、カチオンスターチ1.5部、アルキルケテンダイ
マー0.6部、ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリ
ン0.3部を、それぞれ前記木材パルプに対する絶乾重
量にて添加し、得られた紙料を長網抄紙機によって抄造
し、坪量170g/m2の電子写真印画紙用基紙を製造
した。
90の弾性樹脂性のベルトを有するシューロールとを備
えたシューカレンダーよりニップ幅80mmで、得られ
た印画紙用原紙における両面のうち、印画紙としてのお
もて面となる面を、前記金属ロールに接触させた状態
で、該写真印画紙用基紙を、速度300m/分で通過さ
せ、密度0.79g/cm3 となるようにカレンダー処
理を行った。その後一対の金属ロールを用いてさらにカ
レンダー処理を行い、密度0.98g/cm3 の写真印
画紙用原紙を製造した。なお、金属ロールの表面温度
は、おもて面に接するロールが160℃で、うら面に接
するロールが70℃であった。
し、密度0.96g/cm3 のポリエチレンを28μm
になるように、溶融押し出しコーティングした。続いて
おもて面にコロナ放電処理し、10重量%の酸化チタン
を含有する密度0.93g/cm3 のポリエチレンを3
0μmになるように溶融押し出しコーティングし、写真
印画紙用支持体を製造した。
較例7)実施例4と同じ写真印画紙用基紙に対し、それ
ぞれ表2に示すカレンダー処理条件で写真印画紙用原紙
を得た後、実施例4と同じ、溶融コーティングを行い、
写真印画紙用支持体を得た。得られた写真印画紙用支持
体に対し、前記した表面平滑性の他に、ピット(微小凹
み)、剛性の測定・評価を行った。
用支持体をおもて面を顕微鏡により20倍に拡大して観
察し、ピットの多さを1〜5の評価基準によって評価し
た。なお、ピットがないものを5、著しく多いものを1
とした。
性(腰)を触手時の感触にて1〜5の評価基準によって
評価した。なお、数値が多いほど、剛性(腰)が優れて
いることを示している。評価結果を表2に示す。なお、
表2中、比較例6の硬度(SHD89)は、ロールカバ
ーの硬度の値を示す。
ハードカレンダー処理のみにより得られる原紙と同等以
上の剛性、平面性を維持しながら、ビット(微小凹み)
を大幅に減少させることができることを示している。
真印画紙用原紙及びその製造方法を提供することができ
る。
明図である。
説明図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 パルプを抄紙して基紙を得た後、該基紙
にカレンダー処理を行うことを含む記録材料用支持体の
製造方法において、前記基紙を金属ロールと弾性樹脂製
のエンドレスベルトを有するシューロールとを備えたシ
ューカレンダーにおけるニップ幅50〜300mmでカ
レンダー処理することを特徴とする記録材料用支持体の
製造方法。 - 【請求項2】 前記基紙を密度0.75〜0.84g/
m3 となるまでシューカレンダーによってカレンダー処
理した後、一対の金属ロールを有するハードニップカレ
ンダーによって密度0.85〜1.05g/m3 となる
までカレンダー処理し、得られた原紙の少なくとも両面
を皮膜性を有する樹脂によって被覆することを特徴とす
る請求項1に記載の記録材料用支持体の製造方法。 - 【請求項3】 前記ハードニップカレンダーにおけるニ
ップ幅が2mm以下であることを特徴とする請求項2に
記載の記録材料用支持体の製造方法。 - 【請求項4】 前記シューカレンダーおよびハードニッ
プカレンダーの金属ロールの表面温度が70〜250℃
であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれ
かに記載の記録材料用支持体の製造方法。 - 【請求項5】 前記基紙を、100〜800m/分でシ
ューカレンダーを通過させることを特徴とする請求項1
乃至請求項4のいずれかに記載の記録材料用支持体の製
造方法 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
の記録材料用支持体の製造方法によって製造された原紙
を有することを特徴とする記録材料用支持体。 - 【請求項7】 前記記録用支持体が、写真用印画紙であ
ることを特徴とする請求項6に記載の記録材料用支持
体。
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---|---|---|---|
JP11248433A JP2000314941A (ja) | 1999-03-03 | 1999-09-02 | 記録材料用支持体の製造方法および記録材料用支持体 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-56233 | 1999-03-03 | ||
JP5623399 | 1999-03-03 | ||
JP11248433A JP2000314941A (ja) | 1999-03-03 | 1999-09-02 | 記録材料用支持体の製造方法および記録材料用支持体 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=26397179
Family Applications (1)
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JP11248433A Pending JP2000314941A (ja) | 1999-03-03 | 1999-09-02 | 記録材料用支持体の製造方法および記録材料用支持体 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000314941A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1999
- 1999-09-02 JP JP11248433A patent/JP2000314941A/ja active Pending
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