JP2000309946A - 旋回作業車のキャノピー支持構造 - Google Patents

旋回作業車のキャノピー支持構造

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JP2000309946A
JP2000309946A JP11118576A JP11857699A JP2000309946A JP 2000309946 A JP2000309946 A JP 2000309946A JP 11118576 A JP11118576 A JP 11118576A JP 11857699 A JP11857699 A JP 11857699A JP 2000309946 A JP2000309946 A JP 2000309946A
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E02HYDRAULIC ENGINEERING; FOUNDATIONS; SOIL SHIFTING
    • E02FDREDGING; SOIL-SHIFTING
    • E02F9/00Component parts of dredgers or soil-shifting machines, not restricted to one of the kinds covered by groups E02F3/00 - E02F7/00
    • E02F9/18Counterweights

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の旋回作業車においては、キャノピーは
キャノピールーフと支柱とにより一体的に構成されかな
りの重さを有しているため、着脱作業を行う際には複数
の作業者が必要となっていた。また、作業時はキャノピ
ーを取付位置にて支持する作業者と、取付作業を行う作
業者とが必要である等、頻繁に行われるキャノピーの着
脱作業は複数の作業者を必要とし、煩雑で重労働あっ
た。 【解決手段】 カウンターウェイト17の上面にキャノ
ピー支持部材18を固設し、該キャノピー支持部材18
上に支持部を設け、該支持部によりキャノピー8を着脱
自在に支持可能とし、記キャノピー支持部材18の支持
ブラケット18bにガイドピン22を立設し、キャノピ
ー8の被支持ブラケット8cに該ガイドピン22を嵌脱
自在に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バックホー等の作
業機を搭載した旋回作業車であって、特に小型の旋回作
業車におけるキャノピーの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、バックホー等の作業機を搭載
した旋回作業車、特に小型の旋回作業車においては、シ
ート及び運転操作部の上方にキャノピーが配設されてい
るものがあった。該キャノピーは、シート及び運転操作
部の上方を覆うキャノピールーフと該キャノピールーフ
を支持する支柱とにより一体的に構成されており、支柱
を旋回体の後部のボンネットに直接固設することにより
旋回作業車に取り付けられていた。また、このような小
型の旋回作業車は、低木が植え付けられた果樹園や公園
やビニールハウス等、背が高いと入り込めない場所での
作業を行う機会が多く、このような場所で作業を行う場
合には、キャノピーを取り外す必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記キャノピ
ーは一人の作業者では持ち運びができない程度のかなり
の重さを有しているため、該キャノピーの着脱作業を行
う際には複数の作業者が必要となっていた。また、キャ
ノピーの着脱作業時は一人の作業者がキャノピーを取付
位置にて支持し、他の作業者がボルトを締め付ける等の
取付作業を行い、複数の作業者が同時に着脱作業に加わ
る必要があった。このように、キャノピーの着脱作業の
機会が多いにもかかわらず、複数の作業者を必要とする
とともに、煩雑で重労働あった。また、キャノピーは、
ボルト等の締結部材により旋回体へ取付固定されていた
が、ボルト等の締め付けが甘かったり、締め忘れがあっ
た場合には、キャノピーが傾いたり脱落したりする恐れ
があった。また、キャノピーはボンネットに直接取り付
けられていたので、ボンネットを上方に回動してボンネ
ット内を開放する、所謂フルオープンタイプのボンネッ
トに構成することができなかった。従って、ボンネット
は分割され、ボンネット内の後部のメンテナンスは、ボ
ンネット後端部に形成した窓から行うこととなり、開口
面積が小さく、作業性が悪かった。さらに、キャノピー
はボンネットに直接取り付けていたので、シートの配置
スペースを広く取ることができず、身長に合わせてシー
トを前後方向に移動可能とする構成とすることができ
ず、運転部のスペースも小さくなっていた。また、キャ
ノピーを設けない仕様となっている旋回作業車にキャノ
ピーを後付けで取り付ける場合には、ボンネットやその
内部を分解するなどの煩雑な作業が必要であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の
手段を説明する。即ち、請求項1においては、旋回可能
に構成した旋回体へ回動可能に取り付けられたブームと
該ブームへ回動自在に取り付けられたアームと該アーム
へ回動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを
有した作業機を備え、旋回体の後端部にウェイト部材を
配設した旋回作業車において、該ウェイト部材の上面に
キャノピー支持部材を固設し、該キャノピー支持部材上
に支持部を設け、該支持部によりキャノピーを着脱自在
に支持可能とした。
【0005】また、請求項2においては、旋回可能に構
成した旋回体へ回動可能に取り付けられたブームと該ブ
ームへ回動自在に取り付けられたアームと該アームへ回
動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを有し
た作業機を備え、旋回体の後端部にウェイト部材を配設
した旋回作業車において、該ウェイト部材の側面にキャ
ノピー支持部材を取付部材を用いて取り付け、該キャノ
ピー支持部材上に支持部を設け、該支持部によりキャノ
ピーを着脱自在に支持可能とした。
【0006】また、請求項3においては、前記キャノピ
ー支持部材のキャノピー支持部にガイドピンを立設し、
キャノピーの被支持部に該ガイドピンを嵌脱自在に構成
した。
【0007】また、請求項4においては、前記キャノピ
ー支持部材の支持部上端の高さを、旋回体上に配設した
シートの上端より低く配置した。
【0008】また、請求項5においては、前記キャノピ
ー支持部材の上部を、旋回体の旋回半径から外側へ飛び
出さない範囲で、該キャノピー支持部材下端のウェイト
部材への取り付け部よりも後方へ配置した。
【0009】また、請求項6においては、旋回可能に構
成した旋回体へ回動可能に取り付けられたブームと該ブ
ームへ回動自在に取り付けられたアームと該アームへ回
動自在に取り付けられた作業用アタッチメントとを有し
た作業機を備え、旋回体の後端部にウェイト部材を配設
した旋回作業車において、該ウェイト部材に後部キャノ
ピー支持部材を取り付けるとともに、旋回体前部に前部
キャノピー支持部材を取り付け、該前部キャノピー支持
部材と後部キャノピー支持部材とによりキャノピーを着
脱可能に支持した。
【0010】また、請求項7においては、前記前部キャ
ノピー支持部材の旋回体前部への取り付けは、該前部キ
ャノピー支持部材の下端に固設した支持板を旋回体のフ
レームに取付固定するとともに、該前部キャノピー支持
部材を支持ブラケットを介して旋回体の側板に取付固定
することにより行う。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は本発明のキャノピー支持
構造を具備する旋回作業車を示す全体側面図、図2は旋
回体を示す平面図、図3はカウンターウェイトに取付固
定されたキャノピー支持部材と該キャノピー支持部材に
支持されたキャノピーとを示す後面図、図4は同じく側
面図、図5はキャノピー支持部材のカウンターウェイト
への取付固定部を示す側面断面図、図6はキャノピーの
キャノピー支持部材による支持部を示す後面図、図7は
同じくキャノピー支持部材の支持ブラケットを示す平面
図、図8はキャノピー及びキャノピー支持部材とシート
及びボンネットとの位置関係を示す側面図、図9はキャ
ノピー支持部材のカウンターウェイトへの取付構造の別
実施例を示す旋回体の平面図、図10は同じくカウンタ
ーウェイトに取付固定されたキャノピー支持部材と該キ
ャノピー支持部材に支持されたキャノピーとを示す後面
図、図11は同じく側面図、図12はキャノピー支持部
材のカウンターウェイトへの取付部を示す側面断面図、
図13はキャノピー支持構造の別実施例を示す旋回作業
者の全体側面図、図14は同じく旋回体を示す平面図、
図15は前部支柱の旋回体への取付構造を示す側面図、
図16は同じく平面図である。
【0012】まず、本発明の作業機構造を有する旋回作
業車の構成について説明する。図1において、旋回作業
車は、クローラ式走行装置1の上部中央に旋回体2を左
右旋回可能に支持しており、該クローラ式走行装置1の
前後一端部には、ブレード3を上下回動自在に配設して
いる。旋回体2の上方にはエンジン等を被覆するボンネ
ット14が配設され、該ボンネット14の上方にシート
16が取り付けられている。該シート16の前方には運
転操作部15が設けられ、該運転操作部15及びシート
16の上方にはキャノピー8が配設されている。また、
旋回体2の後端部にはカウンターウェイト17が付設さ
れ、該カウンターウェイト17にはキャノピー支持部材
18が立設されている。前記キャノピー8はキャノピー
ルーフ8aと支柱8bとで構成され、該支柱8bを前記
キャノピー支持部材18に着脱可能に取り付けること
で、該キャノピー8を旋回体2に装着している。
【0013】また、旋回体2の前端部にはブームブラケ
ット12が左右回動自在に取り付けられ、該ブームブラ
ケット12にはブーム6の下端部が上下回動自在に支持
されている。ブーム6は途中部で前方に屈曲して、側面
視において屈曲部6dを有する略「く」字状に形成され
ており、該ブーム6の上端部にはアーム5が回動自在に
支持され、該アーム5の先端部には作業用アタッチメン
トとしてのバケット4が回動自在に支持されている。こ
れらのブーム6、アーム5、及びバケット4等により作
業機7が構成されている。
【0014】そして、前記ブーム6はブームシリンダ1
1により回動動作され、アーム5はアームシリンダ10
により回動動作され、バケット4はバケットシリンダ9
により回動動作されている。該ブームシリンダ11、ア
ームシリンダ10、及びバケットシリンダ9は油圧シリ
ンダに構成され、各シリンダ9・10・11は旋回台2
のボンネット4内に配設される油圧ポンプから油圧ホー
スを通じて圧油を供給することにより伸縮駆動されてい
る。また、ブームシリンダ11はブームブラケット12
のシリンダ支持部12bとブーム6の途中部前面に設け
られたブームシリンダブラケット36との間に介装さ
れ、アームシリンダ10はブーム6の途中部背面に設け
られるアームシリンダボトムブラケット31とアーム5
基端部に設けられるバケットシリンダブラケット30と
の間に介装され、バケットシリンダ9は該バケットシリ
ンダブラケット30とバケット4に連結されるバケット
ブラケット29との間に介装されている。
【0015】次に、キャノピー8及びキャノピー支持部
材18の構成、並びにキャノピー8の支持構造について
説明する。図2乃至図4に示すように、前記キャノピー
支持部材18は二本の支持支柱18a・18aと支持ブ
ラケット18bとで構成されている。該支持支柱18a
・18aは、左右方向に一定の間隔を設けてカウンター
ウェイト17上面に立設され、上方へいくにつれて互い
の間隔が小さくなるように途中部から内側方向へ屈曲し
ており、該支持支柱18a・18aの上端部には、両者
を連結するように支持ブラケット18bが固設されてい
る。
【0016】前記キャノピー8は、キャノピールーフ8
aと二本の支柱8b・8bと被支持部8bとにより構成
されている。該キャノピールーフ8aから、支柱8b・
8bが左右方向に一定の間隔を設けて下方へ延出し、下
方へいくにつれて互いの間隔が小さくなるように途中部
から内側方向へ屈曲している。該支柱8b・8bの下端
部には、両者を連結するように被支持ブラケット8cが
固設されている。そして、キャノピー支持部材18の支
持ブラケット18bに、キャノピー8の被支持ブラケッ
ト8cが着脱可能に支持されている。
【0017】カウンターウェイト17上面におけるキャ
ノピー支持部材18の取付部には、図5に示すように、
取付部材20が埋設されており、該取付部材20の上端
から突出する嵌合突起20aに、パイプ状に形成された
キャノピー支持部材18の支持支柱18aを嵌合し、そ
の後に溶接等により両者を接続している。また、図6に
示すように、キャノピー8の支柱8bはパイプ状に形成
されており、被支持ブラケット8cが固設される支柱8
b下端部には、該支柱8bよりも小径のパイプ状に形成
された補強パイプ21を内嵌して、支持ブラケット8c
との接続部の強度を補強している。
【0018】また、図6、図7に示すように、支持支柱
18aの上端部に固設される支持ブラケット18bには
複数のガイドピン22・22が埋設され、該ガイドピン
22・22の上部が支持ブラケット18bから上方に突
出している。該ガイドピン22・22の突出部は、キャ
ノピー8の被支持ブラケット8cの下面に形成された嵌
合穴8d・8dと着脱自在に嵌合しており、該被支持ブ
ラケット8cと支持ブラケット18bとは複数のボルト
23・23・・・により締結されている。即ち、キャノ
ピー8の被支持ブラケット8cと、キャノピー支持部材
18の支持ブラケット18bとは、ガイドピン22・2
2及びボルト23・23・・・により連結され、これに
より、キャノピー8がキャノピー支持部材18に支持さ
れているのである。尚、本例においてはガイドピン22
を二本、ボルト23を三本設けているが、この本数に限
るものではなく、また、ガイドピン22・22及びボル
ト23・23・・・は略直線状に配置されているが、ガ
イドピン22・22とボルト23・23・・・とを千鳥
状に配置する等してもよい。
【0019】そして、キャノピー8をキャノピー支持部
材18に取付固定する場合には、まず、キャノピー8の
被支持ブラケット8cを、キャノピー支持部材18の支
持ブラケット18b上へ、該支持ブラケット18bのガ
イドピン22・22と被支持ブラケット8cの嵌合穴8
d・8dの位置を合わせて載置し、該嵌合穴8d・8d
とガイドピン22・22とを嵌合させる。キャノピー8
をキャノピー支持部材18上に載置した後、ボルト23
・23・・・を、例えばキャノピー支持部材18に下方
から挿入し、該キャノピー支持部材18とキャノピー8
とを締結して両者を連結することで、キャノピー8をキ
ャノピー支持部材18に取付固定する。
【0020】この場合、キャノピー8は支柱8b・8b
を被支持ブラケット8cから略垂直上方に延設し、キャ
ノピールーフ8aを支柱8b・8bから前方に張り出し
て構成しているため、該キャノピー8の重心は被支持ブ
ラケット8cよりも前方に位置することとなり、該被支
持ブラケット8cを支持ブラケット18bに載置する
と、該被支持ブラケット8cにはキャノピー8が前方へ
傾倒する方向の力がかかる。しかし、支持ブラケット1
8bに載置された状態の被支持ブラケット8cには、該
支持ブラケット18bに立設されたガイドピン22・2
2が嵌合しているため、被支持ブラケット8cは該ガイ
ドピン22・22により支持され、キャノピー8が傾倒
することが防止される。
【0021】これにより、被支持ブラケット8cを支持
ブラケット18bに載置した後は、作業者が該被支持ブ
ラケット8cを支えておく必要がなく、被支持ブラケッ
ト8cを支持ブラケット18bに載置した作業者がその
ままボルトの締結を行うことが可能となる。また、被支
持ブラケット8cを支持ブラケット18bに載置する際
に、嵌合穴8dにガイドピン22を嵌合させることで、
被支持ブラケット8cの載置位置が自動的に位置決めさ
れるので、作業者が被支持ブラケット8cの載置位置を
気にかけることなく作業を行うことができる。また、キ
ャノピー8はキャノピー支持部材18を介してカウンタ
ーウェイト17に取り付けられており、即ち、ボンネッ
ト14等に直接取り付けられた支柱によりキャノピール
ーフを支持して構成した従来のキャノピーを、着脱可能
なキャノピー8とカウンターウェイト17に固設される
キャノピー支持部材18とに分割した構成としているた
め、着脱可能な部分である該キャノピー8の重量を低減
することができ、一人の作業者でも持ち運びが可能とな
っている。また、ガイドピン22によりキャノピー8を
支持するように構成することにより、被支持ブラケット
8cと支持ブラケット18bとを連結するとともに両者
の連結強度を確保するためのボルト23の締結本数を少
なくすることが可能となり、キャノピー8の着脱作業を
簡便にするとともにコストダウンを図ることができる。
【0022】このように、本キャノピー8においては、
着脱作業を簡便にして労力を低減するとともに、該作業
を一人の作業者のみで行うことが可能となる。さらに、
キャノピー8を取り付ける際に、万が一ボルト23を締
め忘れたとしても、該キャノピー8はガイドピン22の
支持により傾倒しないように構成されているので、該キ
ャノピー8の脱落を防止することができる。
【0023】また、図8に示すように、前記シート16
はボンネット14の後部を構成する開閉部14aの上端
部に取り付けられている。該開閉部14aは、回動支点
14bを中心に前後へ回動可能に構成され、該開閉部1
4aを前方に回動してボンネット14内を開放すること
により内部のメンテナンスを行い、該開閉部14aの回
動操作は、例えばシート16を持って前後に押し引き操
作することにより行うように構成している。一方、前記
キャノピー支持部材18の支持ブラケット18bは、シ
ート16の高さを超えない高さに配置されており、つま
り、図3に示すように、シート16上端の高さよりも距
離H低い位置に支持ブラケット18bの上端が位置する
ように構成している。また、支持支柱18aはカウンタ
ーウェイト17から略直上方に延出した後に途中部で後
方へ屈曲して、支持ブラケット18bが支持支柱18a
の下端部よりも後方に配置されている。該支持支柱18
aの後方への屈曲度合いは、前記開閉部14aの後端部
の回動軌跡Sと、該支持支柱18a及び支持ブラケット
18bとが干渉せず、かつ支持ブラケット18bが旋回
体2の旋回半径よりも後方外側へはみ出さない程度とし
ている。
【0024】また、キャノピー支持部材18はカウンタ
ーウェイト17に取り付けられているので、ボンネット
14を上方回動可能に構成することができ、所謂フルオ
ープンタイプのボンネット14に構成することができ
て、ボンネット14内部のメンテナンス作業スペースを
大きく確保することができて、作業性の向上を図ること
ができる。さらに、ボンネット14内のスペースを小さ
く構成することが可能となって、エンジン等のレイアウ
ト構成も簡単にすることができる。また、キャノピー支
持部材18はカウンターウェイト17に取り付けられて
いるので、ボンネット14の後部にスペースができ、シ
ート16をボンネット14の後端部にまで配置すること
ができて、運転操作部のスペースを広く確保することが
可能となった。
【0025】このように、支持ブラケット18bをシー
ト16の高さを超えない高さに配置することにより、作
業者が後ろを向いたときに支持ブラケット18bで視界
を遮ることがない。また、キャノピー8を取り外してい
るときにボンネット14内のメンテナンスを行う場合の
開閉部14aの操作性を損なわないようにしている。即
ち、開閉部14aの開閉操作はシート16により行うた
め、キャノピー支持部材18の上端となる支持ブラケッ
ト18bの配置高さを該シート16を超えない高さとす
ることで、該キャノピー支持部材18と干渉することな
くシート16を操作することが可能となるのである。さ
らに、支持ブラケット18bをシート16の高さを超え
ない高さに配置すると同時に、前記開閉部14aの回動
支点14bよりも高位置に配置することで(図8)、開
閉部14aの後端が開閉時に支持ブラケット18bと当
たることがなく、操作性を損なうことなく、左右の支持
支柱18aと支持ブラケット18bとで囲まれた空間を
広く確保して、ボンネット14内のメンテナンス性をも
保持することが可能となる。
【0026】また、前記支持支柱18aの上部を、支持
ブラケット18bが旋回体2の旋回半径よりも後方外側
へはみ出さない程度に後方へ屈曲しているので、旋回体
2の旋回半径を大きくすることなく、キャノピー支持部
材18が開閉時の開閉部14aと干渉することを防止す
ることができ、ボンネット14の開閉操作性を保持する
ことができる。
【0027】次に、キャノピー支持部材18のカウンタ
ーウェイトへの取付構造の別実施例について図9乃至図
12により説明する。図9等に示すカウンターウェイト
17’は、前記カウンターウェイト17よりも平面視に
おける厚みを薄く形成したものであり、前述の如くカウ
ンターウェイト17’に前記取付部材20を埋設してキ
ャノピー支持部材18を取り付けることが困難である。
このような場合には、次のように取付部材としての支持
柱51を用いることで、キャノピー支持部材18をカウ
ンターウェイト17’に取り付けることが可能となる。
【0028】即ち、カウンターウェイト17’の側面
へ、キャノピー支持部材18の左右の支持支柱18aの
間隔に合わせて、柱状に形成した支持柱51・51を配
設する。そして、該支持柱51の下端に支持板52を溶
接等によって一体的に固設し、該支持板52とカウンタ
ーウェイト17’が付設される旋回体2のフレーム2a
とをボルト53・53を用いて締結するとともに、支持
柱51の上部とカウンターウェイト17’とをボルト5
3・53を用いて締結することで、支持柱51をカウン
ターウェイト17’に取付固定している。
【0029】また、支持柱51のカウンターウェイト1
7’への取付高さは、該支持柱51の上端面とカウンタ
ーウェイト17’の上端面とが略同じ高さとなるように
している。さらに、該支持柱51は、キャノピー支持部
材18の平面視における取付位置が、前述のカウンター
ウェイト17にキャノピー支持部材18を取り付ける場
合の取付位置と同じになる形状に形成されている。該支
持柱51の上端面からは嵌合突起51aが突出してお
り、該嵌合突起51aにキャノピー支持部材18の支持
支柱18aを嵌合し、その後に溶接等により両者を接続
することで、キャノピー支持部材18を支持柱51を介
してカウンターウェイト17’に取付固定している。
【0030】このように、カウンターウェイト17’
へ、該カウンターウェイト17’に取り付けた支持柱5
1を介してキャノピー支持部材18を取り付けるように
構成することにより、厚みが薄いカウンターウェイト1
7’に対してもキャノピー支持部材18を取付固定する
ことが可能となる。また、支持柱51の取付高さや形状
等を前述の如く構成することで、キャノピー支持部材1
8を前記カウンターウェイト17に取り付ける場合と同
じ位置に取り付けることが可能となり、カウンターウェ
イト17’を有する旋回作業車とカウンターウェイト1
7を有する旋回作業車とで、キャノピー支持部材18及
びキャノピー8を共用することができる。また、キャノ
ピー8を設けない仕様となっている旋回作業車にキャノ
ピー8を後付けで取り付ける場合には、キャノピー支持
部材18を取付部材である支持板52やボルト53を用
いて外部からウェイト部材に付設するだけでよく、ボン
ネット14やその内部を分解する必要がないので、キャ
ノピー8の取付作業を簡便にすることができる。尚、キ
ャノピー支持部材18を取付部材としての支持柱51を
介してカウンターウェイト17’の側面へ取り付けた場
合にも、前記カウンターウェイト17の上面にキャノピ
ー支持部材18を取り付けた場合と同様の効果が得られ
ることはいうまでもない。
【0031】次に、キャノピー8の支持構造の別実施例
について図13乃至図16により説明する。図13に示
すキャノピー8は、キャノピー支持部材18により前述
の如く支持されるとともに、旋回体2前部の左右に立設
される前部支柱19・19によっても支持されている。
即ち、キャノピー8は、前部キャノピー支持部材として
の前部支柱19・19と、後部キャノピー支持部材とし
てのキャノピー支持部材18とにより支持されている。
これにより、キャノピー8のキャノピールーフ8aは、
キャノピー支持部材18に支持される支柱8b・8bと
前記前部支柱19・19との合計四本の支柱により支持
されることとなる。
【0032】前部支柱19は、その下端部を旋回体2前
部の側板2bに取付固定されており、その上端部をキャ
ノピールーフ8aに取付固定されている。また、左右の
前部支柱19・19は、互いに別体に形成しても良く、
また、上端部を互いに連結して正面視において略門型状
に形成してもよい。
【0033】前部支柱19の下端には支持板56が溶接
等により固設されており、該支持板56が旋回体2のフ
レーム2aにボルト58・58により締結され、支持ブ
ラケット57をボルト58・58を用いて旋回体2の側
板2bに締結することにより、該前部支柱19の下端部
が側板2bに取付固定されている。このように、前部支
柱19は、支持板56と支持ブラケット57とを用いて
側板2bに取り付けられている。
【0034】また、該前部支柱19はボルト58・58
・・・を緩めることで旋回体2から取り外すことが可能
である。従って、キャノピー8を旋回作業車から取り外
す場合には、キャノピー8の被支持ブラケット8cをキ
ャノピー支持部材18の支持ブラケット18bから取り
外すとともに、前部支柱19・19の下端部を旋回体を
取り外せばよい。前部支柱19はボルト58・58・・
・の締結により旋回体2へ取り付けるように構成してい
るので、該旋回体2にはボルト用孔を形成するだけの簡
単な加工を施すだけで該前部支柱19の取り付けが可能
となり、また、簡単な作業で着脱することができる。
【0035】また、キャノピーは、前部の前部支柱19
・19と、後部のキャノピー支持部材18とにより支持
されているため、キャノピー支持部材18のみで支持す
る場合に比べて支持強度を向上することができる。さら
に、前部支柱19・19を運転操作部15や作業者用の
ガードとして用いることができる。
【0036】尚、前部支柱19・19の上端部をキャノ
ピールーフ8aに対して着脱可能に構成して、該前部支
柱19・19を旋回体2に取り付けたままの状態でキャ
ノピー8を取り外すように構成することも可能であり、
この場合は、キャノピー8を取り外した状態でも、前部
支柱19・19を運転操作部15や作業者用のガードと
して用いることができる。また、前部支柱19の取付構
造は、前述のカウンターウェイト17’にキャノピー支
持部材18を取り付ける際の構造に適用することが可能
である。
【0037】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く、
ウェイト部材の上面にキャノピー支持部材を固設し、該
キャノピー支持部材上に支持部を設け、該支持部により
キャノピーを着脱自在に支持可能とすることで、旋回体
に支持されシート等の上方を覆うキャノピーを、着脱可
能なキャノピーとカウンターウェイトに固設されるキャ
ノピー支持部材とに分割した構成とすることができるた
め、着脱可能な部分である該キャノピーの重量を低減す
ることができ、一人の作業者でも持ち運びが可能となっ
ている。従って、着脱作業を簡便にして労力を低減する
とともに、該作業の作業者の削減を図ることができる。
また、キャノピー支持部材は、ボンネットを保護するボ
ンネットガードとしての機能も兼ね備えることができる
ため、部品点数を削減してコストダウンを図ることが可
能となる。また、キャノピー支持部材はウェイト部材に
取り付けられているので、ボンネットを上方回動可能に
構成することができ、所謂フルオープンタイプのボンネ
ットに構成することができて、ボンネット内部のメンテ
ナンス作業スペースを大きく確保することができて、作
業性の向上を図ることができる。さらに、ボンネット内
のスペースを小さく構成することが可能となって、エン
ジン等のレイアウト構成も簡単にすることができる。ま
た、キャノピー支持部材はウェイト部材に取り付けられ
ているので、ボンネットの後部にスペースができ、シー
トをボンネットの後端部にまで配置することができて、
運転操作部のスペースを広く確保することが可能となっ
た。
【0038】更に、請求項2の如く、ウェイト部材の側
面にキャノピー支持部材を取付部材を用いて取り付け、
該キャノピー支持部材上に支持部を設け、該支持部によ
りキャノピーを着脱自在に支持可能としたので、ウェイ
ト部材の平面視における厚みが薄くて上面にキャノピー
支持部材を取り付けることが困難な場合であっても、ウ
ェイト部材の上面に取り付ける場合と同様の位置でキャ
ノピー支持部材を支持することが可能となり、ウェイト
部材の上面にキャノピー支持部材を取り付けた旋回作業
車とウェイト部材の側面にキャノピー支持部材を取り付
けた旋回作業車とで、キャノピー支持部材及びキャノピ
ーを共用することができ、コストダウンを図ることがで
きる。また、旋回体に支持されシート等の上方を覆うキ
ャノピーを、着脱可能なキャノピーとカウンターウェイ
トに固設されるキャノピー支持部材とに分割した構成と
することができるため、着脱可能な部分である該キャノ
ピーの重量を低減することができ、一人の作業者でも持
ち運びが可能となって、着脱作業を簡便にして労力を低
減するとともに、該作業の作業者の削減を図ることがで
きる。また、キャノピーを設けない仕様となっている旋
回作業車にキャノピーを後付けで取り付ける場合には、
キャノピー支持部材を取付部材を用いて外部からウェイ
ト部材に付設するだけでよく、ボンネットやその内部を
分解する必要がないので、キャノピーの取付作業を簡便
にすることができる。また、キャノピー支持部材は、ボ
ンネットを保護するボンネットガードとしての機能も兼
ね備えることができるため、部品点数を削減してコスト
ダウンを図ることが可能となる。また、キャノピー支持
部材はウェイト部材に取り付けられているので、ボンネ
ットを上方回動可能に構成することができ、所謂フルオ
ープンタイプのボンネットに構成することができて、ボ
ンネット内部のメンテナンス作業スペースを大きく確保
することができて、作業性の向上を図ることができる。
さらに、ボンネット内のスペースを小さく構成すること
が可能となって、エンジン等のレイアウト構成も簡単に
することができる。また、キャノピー支持部材はウェイ
ト部材に取り付けられているので、ボンネットの後部に
スペースができ、シートをボンネットの後端部にまで配
置することができて、運転操作部のスペースを広く確保
することが可能となった。
【0039】更に、請求項3の如く、前記キャノピー支
持部材の支持部にガイドピンを立設し、キャノピーの被
支持部に該ガイドピンを嵌脱自在に構成したので、キャ
ノピーをキャノピー支持部材に載置した後は、ガイドピ
ンによりキャノピーが支持されることとなり、作業者が
キャノピーを支えておく必要がなくなって、キャノピー
をキャノピー支持部材に載置した作業者がそのままキャ
ノピーとキャノピー支持部材との連結作業を行うことが
可能となる。また、キャノピーをキャノピー支持部材に
載置する際に、ガイドピンによりキャノピーの載置位置
が自動的に位置決めされるので、作業者がキャノピーの
載置位置を気にかけることなく作業を行うことができ
る。また、ガイドピンによりキャノピーを支持するよう
に構成することにより、キャノピーとキャノピー支持部
材とを連結するとともに両者の連結強度を確保するため
のボルトの締結本数を少なくすることが可能となり、キ
ャノピーの着脱作業を簡便にするとともにコストダウン
を図ることができる。さらに、キャノピーを取り付ける
際に、万が一ボルト等の連結部材を締め忘れたとして
も、該キャノピーはガイドピンの支持により傾倒しない
ように構成されているので、該キャノピーの脱落を防止
することができる。
【0040】更に、請求項4の如く、前記キャノピー支
持部材の支持部上端の高さを、旋回体上に配設したシー
トの上端より低く配置したので、キャノピーを取り外し
ている状態でボンネット内のメンテナンスを行う場合の
該ボンネットの開閉操作性が損なわれない。即ち、ボン
ネットの開閉操作はシートにより行うため、キャノピー
支持部材の上端となる支持ブラケットの配置高さを該シ
ートを超えない高さとすることで、該キャノピー支持部
材と干渉することなくシートを操作することが可能とな
り、シートをより後方へ配置することが可能となるので
ある。さらに、支持ブラケットをシートの高さを超えな
い高さに配置することに加えて、前記ボンネットの開閉
時の回動支点よりも高位置に配置することで、開閉操作
性を損なうことなく、メンテナンススペースを広く確保
してボンネット内のメンテナンス性をも保持することが
可能となる。
【0041】更に、請求項5の如く、前記キャノピー支
持部材の上部を、旋回体の旋回半径から外側へ飛び出さ
ない範囲で、該キャノピー支持部材下端のウェイト部材
への取り付け部よりも後方へ配置したので、旋回体の旋
回半径を大きくすることなく、旋回体を回転させてもキ
ャノピー支持部材が他の障害物と当接することがなく、
また、該キャノピー支持部材が開閉時のボンネットと干
渉することを防止することができ、該ボンネットの開閉
操作性を保持することができる。
【0042】更に、請求項6の如く、ウェイト部材に後
部キャノピー支持部材を取り付けるとともに、旋回体前
部に前部キャノピー支持部材を取り付け、該前部キャノ
ピー支持部材と後部キャノピー支持部材とによりキャノ
ピーを着脱可能に支持したので、キャノピーを後部キャ
ノピー支持部材のみで支持する場合に比べて支持強度を
向上することができる。また、前部キャノピー支持部材
を運転操作部や作業者用のガードとして用いることがで
きる。
【0043】更に、請求項7の如く、前記前部キャノピ
ー支持部材の旋回体前部への取り付けは、該前部キャノ
ピー支持部材の下端に固設した支持板を旋回体のフレー
ムに取付固定するとともに、該前部キャノピー支持部材
を支持ブラケットを介して旋回体の側板に取付固定する
ことにより行うので、旋回体には該支持ブラケットや支
持板を取り付けるための取付孔等を形成するだけの簡単
な加工を施すだけで、該前部キャノピー支持部材を取り
付けることが可能となり、また、簡単な作業で着脱する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキャノピー支持構造を具備する旋回作
業車を示す全体側面図である。
【図2】旋回体を示す平面図である。
【図3】カウンターウェイトに取付固定されたキャノピ
ー支持部材と該キャノピー支持部材に支持されたキャノ
ピーとを示す後面図である。
【図4】同じく側面図である。
【図5】キャノピー支持部材のカウンターウェイトへの
取付固定部を示す側面断面図である。
【図6】キャノピーのキャノピー支持部材による支持部
を示す後面図である。
【図7】同じくキャノピー支持部材の支持ブラケットを
示す平面図である。
【図8】キャノピー及びキャノピー支持部材とシート及
びボンネットとの位置関係を示す側面図である。
【図9】キャノピー支持部材のカウンターウェイトへの
取付構造の別実施例を示す旋回体の平面図である。
【図10】同じくカウンターウェイトに取付固定された
キャノピー支持部材と該キャノピー支持部材に支持され
たキャノピーとを示す後面図である。
【図11】同じく側面図である。
【図12】キャノピー支持部材のカウンターウェイトへ
の取付部を示す側面断面図である。
【図13】キャノピー支持構造の別実施例を示す旋回作
業者の全体側面図である。
【図14】同じく旋回体を示す平面図である。
【図15】前部支柱の旋回体への取付構造を示す側面図
である。
【図16】同じく平面図である。
【符号の説明】
2 旋回体 5 アーム 6 ブーム 7 作業機 8 キャノピー 8a キャノピールーフ 8b 支柱 8c 被支持ブラケット 14 ボンネット 15 運転操作部 16 シート 17 カウンターウェイト 18 キャノピー支持部材 18a 支持支柱 18b 支持ブラケット 22 ガイドピン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋回可能に構成した旋回体へ回動可能に
    取り付けられたブームと該ブームへ回動自在に取り付け
    られたアームと該アームへ回動自在に取り付けられた作
    業用アタッチメントとを有した作業機を備え、旋回体の
    後端部にウェイト部材を配設した旋回作業車において、
    該ウェイト部材の上面にキャノピー支持部材を固設し、
    該キャノピー支持部材上に支持部を設け、該支持部によ
    りキャノピーを着脱自在に支持可能としたことを特徴と
    する旋回作業車のキャノピー支持構造。
  2. 【請求項2】 旋回可能に構成した旋回体へ回動可能に
    取り付けられたブームと該ブームへ回動自在に取り付け
    られたアームと該アームへ回動自在に取り付けられた作
    業用アタッチメントとを有した作業機を備え、旋回体の
    後端部にウェイト部材を配設した旋回作業車において、
    該ウェイト部材の側面にキャノピー支持部材を取付部材
    を用いて取り付け、該キャノピー支持部材上に支持部を
    設け、該支持部によりキャノピーを着脱自在に支持可能
    としたことを特徴とする旋回作業車のキャノピー支持構
    造。
  3. 【請求項3】 前記キャノピー支持部材の支持部にガイ
    ドピンを立設し、キャノピーの被支持部に該ガイドピン
    を嵌脱自在に構成したことを特徴とする請求項1又は請
    求項2に記載の旋回作業車のキャノピー支持構造。
  4. 【請求項4】 前記キャノピー支持部材の支持部上端の
    高さを、旋回体上に配設したシートの上端より低く配置
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の旋
    回作業車のキャノピー支持構造。
  5. 【請求項5】 前記キャノピー支持部材の上部を、旋回
    体の旋回半径から外側へ飛び出さない範囲で、該キャノ
    ピー支持部材下端のウェイト部材への取り付け部よりも
    後方へ配置したことを特徴とする請求項4に記載の旋回
    作業車のキャノピー支持構造。
  6. 【請求項6】 旋回可能に構成した旋回体へ回動可能に
    取り付けられたブームと該ブームへ回動自在に取り付け
    られたアームと該アームへ回動自在に取り付けられた作
    業用アタッチメントとを有した作業機を備え、旋回体の
    後端部にウェイト部材を配設した旋回作業車において、
    該ウェイト部材に後部キャノピー支持部材を取り付ける
    とともに、旋回体前部に前部キャノピー支持部材を取り
    付け、該前部キャノピー支持部材と後部キャノピー支持
    部材とによりキャノピーを着脱可能に支持したことを特
    徴とする旋回作業車のキャノピー支持構造。
  7. 【請求項7】 前記前部キャノピー支持部材の旋回体前
    部への取り付けは、該前部キャノピー支持部材の下端に
    固設した支持板を旋回体のフレームに取付固定するとと
    もに、該前部キャノピー支持部材を支持ブラケットを介
    して旋回体の側板に取付固定することにより行うことを
    特徴とする請求項6に記載の旋回作業車のキャノピー支
    持構造。
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