JP2000309255A - 電動式のパーキングブレーキ操作装置 - Google Patents

電動式のパーキングブレーキ操作装置

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JP2000309255A
JP2000309255A JP11117208A JP11720899A JP2000309255A JP 2000309255 A JP2000309255 A JP 2000309255A JP 11117208 A JP11117208 A JP 11117208A JP 11720899 A JP11720899 A JP 11720899A JP 2000309255 A JP2000309255 A JP 2000309255A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急補助ブレーキとして使用することがで
き、さらに現在の状態のいかんを問わず、電気系統が故
障したときに容易にブレーキ解除・ブレーキ作動の操作
を手動で行いうる電動パーキングブレーキ操作装置を提
供する。 【解決手段】 ブレーキをかけた状態とブレーキを緩め
た状態の間で操作自在の手動操作機構1と、その手動操
作機構に連結される操作側ケーブル3と、ブレーキ側に
連結される従動側ケーブル4と、両者のケーブル間に介
在される伝達機構2とを備えている。伝達機構2は、操
作側ケーブル2の端部に連結したネジ軸20と、従動側
ケーブル4の端部に連結したナット21と、ネジ軸とナ
ットのネジの進退を行うモータMおよび減速機Gとを有
する。ネジ軸20は減速機G側にスプライン・ベベルギ
ヤを介して連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電動式のパーキング
ブレーキ操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−170067号公報は電気駆
動のパーキングブレーキ装置の一例を開示している。こ
のものは図9aに示すように、パーキングブレーキ10
1と、そのパーキングブレーキ101をパーキングブレ
ーキケーブル102およびレバー群103を介して操作
するモータMと、レバー群103をマニュアル操作ケー
ブル104を介して操作する、足踏みペダルなどの手動
式の操作手段105とを備えている。
【0003】前記レバー群103は、図9bに示すよう
に、シャフト106に対してそれぞれ揺動自在に設けら
れるギヤ107、セクタレバー108、インタミレバー
109およびマニュアル操作レバー110を有する。ギ
ヤ107は前記モータMによって往復駆動されるピニオ
ン(図9aの111)と噛み合っており、ギヤ107と
セクタレバー108とは、ギヤ107に対して回動自在
に取り付けられるポウル112によって係脱自在に連結
されている。符号113はポウル112を常時係合方向
に付勢するバネである。インタミレバー109には、パ
ーキングブレーキケーブル102の端部が連結され、マ
ニュアル操作レバー110には、マニュアル操作ケーブ
ル104の端部が連結されている。そしてマニュアル操
作レバー110とセクタレバー108は、それぞれイン
タミレバー109の片面側に当接可能であり、それによ
り、パーキングブレーキケーブル102を引く方向でイ
ンタミレバー109と係合することができる。
【0004】このものはいわば電気駆動されるセクタレ
バー108とマニュアル操作レバー110とが、並列的
に配置され、いずれか一方がインタミレバー109を操
作するときは他方が邪魔をしない。そのため、電気系統
が故障したとき、足踏みペダルなどの操作手段105を
操作することにより、マニュアル操作ケーブル104お
よびマニュアル操作レバー110を介してパーキングブ
レーキケーブル102を引き操作し、パーキングブレー
キ101をかけることができる。さらに、走行時に使用
する油圧ブレーキなどが故障したときは、操作手段10
5でパーキングブレーキ101を操作して、緊急時の補
助ブレーキとして使用しうる。他方、電気駆動によるブ
レーキの作動状態で電気系統が故障したときは、ポウル
112のセクタレバー108との係合を外すことによ
り、ブレーキを解除することができる。
【0005】また、特公平6−49452号公報には、
図10a、図10bに示すような、モータMによって駆
動されるネジ機構115を利用した電動パーキング装置
が開示されている。このものは左右のパーキングブレー
キ116、116同士を連結したコントロールケーブル
(ボーデンケーブル)117の導管118の長さを伸ば
すように操作することにより、間接的に内索119を引
き操作し、左右のパーキングブレーキ116、116に
同じブレーキ力を付与するようにしたものである。モー
タMのロータ120は中空で、その内部にナット部材1
21が固定され、ナット部材121には中空にしたネジ
122が螺合している。ネジ122の内部には、内索1
19が通されている。なお、上記公報では、電気系統が
故障した場合の手動操作については、言及していない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平5−170
067号公報のパーキングブレーキ装置は、モータMを
回転させてセクタレバー108をブレーキ作動側に操作
した状態では、マニュアル操作レバー110がフリーの
状態となる。そのため、マニュアル操作ケーブルに張力
を与えるバネや、マニュアル操作レバー110を所定位
置に停止させるストッパなどが必要となり、機構が複雑
になる。また、電動でブレーキを作動させた状態では、
操作手段105の側とは縁が切れているので、マニュア
ル操作ブレーキ作動状態で電気系統が故障したときに使
用するポウル112は、操作手段105の側に設けるこ
とができず、レバー群103に設けなくてはならない。
そのため、そのポウル112を操作してブレーキを解除
する操作が厄介である。
【0007】本発明は電動操作時においても操作側のケ
ーブルと従動側のケーブルの縁が切れず、それにより構
成が簡単な電動パーキングブレーキ操作装置を提供する
ことを第1の課題としている。さらに本発明は、電気操
作でブレーキを作動させた状態で電気系統が故障したと
きでも、運転席において容易にブレーキ状態を解除する
ことができるパーキングブレーキ操作装置を提供するこ
とを第2の課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電動式パーキン
グブレーキ操作装置は、手動操作レバーに連結される操
作側ケーブルと、ブレーキ側に連結される従動側ケーブ
ルと、両者のケーブル間に介在される伝達機構とを備え
ており、前記伝達機構が、操作側ケーブルの端部に連結
した第1部材と、従動側ケーブルの端部に連結した第2
部材と、第1部材と第2部材とを、操作側の操作を従動
側ケーブルに伝達しうる状態で常時連結すると共に、ケ
ーブル全体の有効長さを長くする状態と短くする状態の
間で相対的に接近/隔離させる移動手段と、その移動手
段を電気的に往復駆動する電気駆動手段とを有すること
を特徴としている。
【0009】このような操作装置では、前記第1部材ま
たは第2部材のいずれか一方が、対応するケーブルと同
心状に配置されるネジ軸を備え、他方がそのネジ軸と螺
合するナットを備えており、そのネジ軸およびナットい
ずれか一方が回転自在に支持されると共に対応するケー
ブルを回転自在に連結しており、他方が回転しないよう
に支持され、かつ、両者が結合された状態で軸方向に移
動自在に支持されており、その両者のネジ結合が前記移
動手段を構成すると共に、前記電気駆動手段がネジ軸ま
たはナットのうち回転可能な側を回転駆動するものであ
るのが好ましい。
【0010】さらに前記電気駆動手段が静止部材に固定
されており、電気駆動手段と、ネジ軸またはナットのう
ち回転する側の部材とが、軸方向の相対的な移動を許し
ながら回転力を伝える手段により結合されているものが
好ましい。さらに前記ネジ軸が回転自在、かつ、軸方向
移動自在に支持されると共に、その軸心に沿って貫通孔
が形成されており、そのネジ軸と連結されるケーブルが
引きケーブルで、ネジ軸に対して一端側から貫通孔に通
され、ネジ軸の他端に対し、ネジ軸の回転を許しなが
ら、回転しないように支持される係止部材に係止されて
いるものが一層好ましい。
【0011】また、前記駆動ケーブルが手動操作レバー
に対し、ケーブルの有効長さを一時的に伸ばし、かつ、
復帰可能な連結手段を介して連結されているものが好ま
しい。その場合は、前記手動操作レバーが軸周りに回動
自在に設けられる回動レバーであり、前記連結手段が手
動操作レバーと同心状に回動自在に設けられた復帰用レ
バーと、その復帰用レバーと手動操作レバーとを係脱自
在に連結する係合爪であるのが好ましい。
【0012】
【作用】本発明の操作装置(請求項1)では、操作側ケ
ーブルと従動側ケーブルとが常時連結されている。そし
て電気駆動手段は移動手段により、第1部材と第2部材
の接近/離隔を操作するだけである。そして電気駆動に
よりケーブル全体の有効長さを短くするように操作した
とき、従動側ケーブルが引き操作され、パーキングブレ
ーキが作動する。その状態から逆にケーブル全体の有効
長さを長くするように操作すると、ブレーキが解除され
る。
【0013】また、操作側ケーブルと従動側ケーブルと
が常時連結されているので、電気駆動系統でパーキング
ブレーキを作動していない状態で、手動操作レバーによ
り操作ケーブルと従動ケーブルを介してパーキングブレ
ーキを作動/解除操作することができる。したがってパ
ーキングブレーキを作動していない状態で電気系統が故
障したとき、あるいは走行中に油圧ブレーキ(サービス
ブレーキ)系統が故障したとき、手動操作レバーによ
り、手動でパーキングブレーキを操作することができ
る。
【0014】前述のように本発明の操作装置では、操作
側ケーブルと従動側ケーブルとが常時連結されているの
で、電動操作でブレーキを作動させた場合でも、操作ケ
ーブルが緩むことがない。そのため、手動操作レバー側
に復帰バネなどの繁雑な構成を設ける必要がなく、構成
がシンプルになる。
【0015】請求項2の操作装置では、移動手段として
ネジ機構を採用しており、ネジ軸とナットの相対的な回
転が直進運動に変換されるので、収容スペースが小さく
て済む。
【0016】請求項3の操作装置では、ネジ軸またはナ
ットのうち、回転する側の部材と、電気駆動手段とが、
軸方向の相対的な移動を許しながら回転力を伝える手段
により結合されている。そのため、モータなどの電気駆
動手段をネジやナットとは別個に静止部材に取り付けて
おくことができる。それにより移動させるべき部材が小
さいもので済む。請求項4の操作装置では、ネジ軸に形
成した貫通孔にケーブルを通しているので、ネジ軸に偏
心荷重が加わりにくい。また、全体の配置スペースが少
なくて済む。
【0017】請求項5の操作装置は、電気駆動でパーキ
ングブレーキを作動させた状態で電気系統が故障したと
き、連結機構でケーブルの有効長さを一時的に伸ばす
と、パーキングブレーキ内の復帰バネで操作側ケーブル
および従動側ケーブルの全体がパーキングブレーキ側に
移動する。それにより、ブレーキ作用が解除される。こ
のような構成は、操作側ケーブルと従動側ケーブルとが
常時連結されているために採用することができる。請求
項6の操作装置では、通常の状態では、係合爪により手
動操作レバーと復帰用レバーとが結合されている。その
ため、手動操作レバーでパーキングブレーキを手動操作
することができる。電気駆動でパーキングブレーキを作
動させた状態で電気系統が故障したときは、係合爪によ
る結合を解除すると、復帰用レバーの回動が自由にな
る。そして操作ケーブルの長さを伸ばすように回動させ
ることにより、ブレーキ作用を解除することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】つぎに図面を参照しながら本発明
の電動式パーキングブレーキ操作装置の実施の形態を説
明する。図1は本発明の操作装置の一実施形態を手動操
作機構と共に示す概略斜視図、図2はその一部切り欠き
側面図、図3は図2のIII-III 線断面図、図4および図
5はそれぞれ図1の手動操作機構の一部切り欠き側面図
および平面図、図6aはその手動操作機構の要部分解斜
視図、図6bはその機構におけるケーブルガイドの裏面
側から見た斜視図、図7a〜cはそれぞれ図1の手動操
作機構の作動状態を示す側面図、図8a〜dはそれぞれ
図1の操作装置の作動状態を示す要部平面図である。
【0019】図1は本発明の操作装置を自動車に取り付
けた状態で示している。図1において、符号1は手動操
作機構であり、その手動操作機構1の後方に、操作装置
の本体(請求項1の伝達機構)2が配置され、両者は操
作側ケーブル3で連結されている。本体2の後方には従
動側ケーブル4が延び出しており、その従動側ケーブル
4に従来公知のイコライザ5が連結され、さらにそのイ
コライザ5から従来のものと同じ2本のケーブル7、7
を介して左右の後輪のパーキングブレーキ(図示省略)
が連結されている。すなわち本体2は従来のパーキング
ブレーキシステムにおける手動操作機構とイコライザの
間に介在される形となる。
【0020】図2に示すように、手動操作機構1は自動
車のコンソール部位8に配置され、本体2は床面9の上
部に配置される。なお図1の10は操作装置1のモータ
Mを制御するコントローラであり、11は操作スイッチ
である。
【0021】図3は図2の操作装置の本体2の内部をII
I-III 線で断面した平面図である。ただしモータMおよ
び減速機Gは断面していない。本体2はハウジング12
と、その内部に収容したモータM、減速機Gおよびネジ
機構13を備えている。減速機Gはここではウオーム減
速機を採用している(図2参照)。モータMの出力軸は
ウオームに連結され、ウオームと噛み合うホイールギヤ
を支持する出力軸14に第1ベベルギヤ15が固定され
ている。
【0022】ハウジング12の左端には、ベアリング1
6を介して円筒状のスプラインナット17が回転自在に
支持されている。そのスプラインナット17の端部の外
周には、第2ベベルギヤ18が固定されている。第2ベ
ベルギヤ18は前述の第1ベベルギヤ15と噛み合って
いる。スプラインナット17の内面にはメス側のスプラ
インが形成されている。スプラインナット17の左端に
は止めリング17aが係止され、その止めリング17a
と第2ベベルギヤ18とでベアリング16とベアリング
カバー19とを挟むことにより、スプラインナット17
の軸方向の移動を止めている。
【0023】スプラインナット17内には、表面にオス
側のスプライン20aが形成されたネジ軸20が軸方向
に摺動自在に収容されている。オス側のスプライン20
aと前述のメス側のスプラインとは、軸方向に摺動自在
に、かつトルク伝達可能に噛み合っている。ネジ軸20
の他端側の表面には、送りネジ20bが形成されてお
り、その外周に送りネジ用ナット21が螺合している。
ネジ軸20の先端には、ネジ軸に加わる軸方向の力を受
けるための円板状の受け部材23が固定されている。
【0024】前記ハウジング12の右端には、一対のス
ライドロッド24が軸方向に摺動自在に設けられてい
る。スライドロッド24の左端同士は円板状の連結板2
5で連結されており、その連結板25に前記送りネジ用
ナット(以下、単にナットという)21が固定されてい
る。スライドロッド24の右端同士は連結部材26で連
結されており、その中心部に従動側ケーブル4の端部が
連結されている。スライドロッド24の中間部には、円
板状のスライド部材(請求項4の係止部材)27が摺動
自在に設けられている。ネジ軸20にはその軸方向に貫
通する孔28が形成されており、操作側ケーブル3はそ
の孔28および受け部材23の中心の開口を通ってい
る。そしてその操作側ケーブル3の端部は前記スライド
部材27の中心に索端金具29を介して係止されてい
る。スライド部材27と受け部材23の間にはスラスト
ベアリング30が介在されている。なお符号31は、図
2から分かるように、スライド部材27に固定した、ス
ラストベアリング30を覆うカバーである。
【0025】上記のように構成される操作装置の本体2
において、モータMが一方向に回転すると、減速機Gの
出力軸14が減速された状態で回転する。それにより第
1ベベルギヤ15および第2ベベルギヤ18が回転し、
スプラインナット17が回転し、それに噛み合っている
ネジ軸20が回転する。そのときナット21は連結板2
5に固定され、連結板25は一対のスライドロッド25
に固定されているので、ナット21は回転しない。それ
によりネジ軸20とナット21の間には、ネジ軸20が
ナット21内に入り込むような相対的な軸方向の動きが
生ずる。しかし操作側ケーブル3の他端が手動操作機構
(図2の符号1)側に係止されているので、ネジ軸20
は右方向に移動せず、ナット21が左側に移動する。し
たがって図8のS2に示すように、連結板25、スライ
ドロッド24および連結部材26が一体となって左側に
移動する。それにより従動側ケーブル4が左側に引か
れ、パーキングブレーキがリターンスプリングの付勢力
に抗して作動し、ブレーキがかけられる。
【0026】つぎにモータMが逆方向に回転すると、ネ
ジ軸20が逆方向に回転し、ナット21を右側に移動さ
せようとする。それによりパーキングブレーキはそのリ
ターンスプリングの付勢力に従って、従動側ケーブル4
が右側に引かれる。それにより図8のS1に示すよう
に、ナット21、連結板23、スライドロッド24およ
び連結部材26が一体となって右側に移動する。したが
って従動側ケーブル4が右側に移動し、パーキングブレ
ーキのブレーキ作用を解除する。
【0027】なお上記の作動中、スライド部材27はネ
ジ軸21と共に静止状態を維持する。また操作側ケーブ
ル3には常時張力が加わっている。すなわちパーキング
ブレーキには常時ブレーキを解除する方向にリターンス
プリングが付勢している。そのためその引き力は従動側
ケーブル4、スライドロッド24、ナット21、受け部
材27と伝わり、スライド部材27を常時右方向へ引い
ている。そしてネジ軸20とスプラインナット17とは
軸方向に摺動自在である。そのため操作側ケーブル3に
張力が維持され、緩むことはない。操作側ケーブル3の
端部は、受け部材23とはスラストベアリング30によ
り回転方向のトルク伝達を切り離したスライド部材27
に係止しているので、ネジリ方向の力が加わることもな
い。
【0028】さらに上記のようにネジ軸20は軸方向に
摺動自在であるので、操作側ケーブル3と従動側ケーブ
ル4とは、直接力を伝達する。そのため後述するように
操作側ケーブル3の引き操作または弛み操作によって、
従動側ケーブル4を引いたり、弛めたりする操作を行う
ことができる。
【0029】つぎに図4、図5および図6を参照して手
動操作機構1を説明する。図4において、符号33はベ
ースであり、ベース33には、軸34により操作レバー
35およびラッチプレート36がそれぞれ回動自在に取
り付けられている。操作レバー3の回動範囲は、その下
面がレバーストッパ37と当たる位置から上方向であ
る。ラッチプレート36の回動範囲は、後端の係合片3
8が操作レバー35の後端に係合する位置から、下方に
回動して下端がベース33に当接するまでの範囲であ
る。
【0030】本実施形態では図5および図6aに示すよ
うに、操作レバー35は2枚のプレート35aおよび3
5bにより構成されており、その先端に握り部39が取
り付けられている。なお図4では手前側のプレート35
bの中間部分を切り欠いて内部を示している。前記ラッ
チプレート36はそれらの2枚のプレート35a、35
bの間に収容されており、その先端にはノッチ36aが
形成され、上端に摘み36bを突設している。さらに2
枚のプレートの間には、係合爪40が収容されており、
その係合爪40は操作レバー35に取り付けた軸41に
より回動自在に支持されている。係合爪40の先端には
爪42が設けられ、その爪42は、通常の状態ではラッ
チプレート36のノッチ36aに係止されている。係合
爪40およびノッチ36aは請求項5の復帰可能な連結
手段である。
【0031】ノッチ36aの位置は、ラッチプレートの
軸34と係合爪40の軸41を結ぶ直線より上側であ
り、それにより爪42がノッチ36aに噛み合っている
状態ではラッチプレート36の操作レバー35に対する
反時計方向の回動が拘束される。しかし係合爪40を反
時計方向に回動させて噛み合いを外すことは可能であ
る。係合爪40の前端側は、係合爪40を反時計方向に
回動させるために工具43などを係合させる係合部44
である。
【0032】さらにラッチプレート36の裏面側には、
ケーブルガイド47が取り付けられている。このケーブ
ルガイド47はたとえば金属薄板製であり、図6bに示
すように、上端部はU字状に折り曲げて、操作側ケーブ
ル3の端部を係止する固定部48としている。またケー
ブルガイド43の下縁は略円弧状にされ、その下縁に沿
って断面L字状の形態に折り曲げ、ガイド部49として
いる。ガイド部49は軸34の中心を中心とする円弧状
としてもよいが、中心から等間隔でなくてもよく、たと
えばケーブルの先端側が係合する始めの部分の半径を大
きくすることにより、操作レバー35の最初の引き上げ
力を軽減することができる。このようにガイド部45の
半径を代えることにより、操作レバー35の引き上げ角
度と操作側ケーブル3の引き力の関係を任意に設定しう
る。なおケーブルガイド47に代えてケーブルを巻きと
るドラムを取り付けてもよい。
【0033】前述のモータ駆動によるパーキングブレー
キの作動・解除の操作は、図4あるいは図7aの操作レ
バー35を倒した状態で行う。このとき、操作側ケーブ
ル3の端部はケーブルガイド43の固定部44に係止さ
れており、ケーブルガイド43が固定されているラッチ
プレート36は、係合爪40との噛み合いにより、操作
レバー35に対する反時計方向の回動が拘束されてい
る。また、操作レバー35もレバーストッパ37に当接
して反時計方向に回動できない。それにより、操作側ケ
ーブル3は右方向に移動できない。そのため前述のよう
に、モータMの回転方向に応じて、図8のS1からS2
の状態に操作してパーキングブレーキを掛けたり、逆に
回転させてブレーキを解除することができる。
【0034】つぎに手動操作について説明する。操作レ
バー35を倒している状態で電気系統が故障してモータ
Mを回転させることができないときは、図7bに示すよ
うに操作レバー35を手動で引き起こす。それにより係
合爪40との係合に基づいてラッチプレート36も時計
方向に回動し、操作側ケーブル3を引き上げ、その右側
の部分を左側に引き込む。そのとき、図3のネジ軸20
はスプラインナット17に対して軸方向に摺動自在であ
るので、ネジ軸20およびスライドロッド24などが図
8のS3で示すように、左側に移動する。したがって従
動側ケーブル4を介してパーキングブレーキを作動させ
ることができる。逆に操作レバー35を手動で倒すと、
操作側ケーブル3および従動側ケーブル4を通じてブレ
ーキを解除することができる。
【0035】また、運転者が操作レバー35を適切な角
度に維持すれば、操作側ケーブル3および従動側ケーブ
ル4を通じてパーキングブレーキの効き方の程度を調節
することができる。さらに上記のように、モータを作動
させない状態では、操作側ケーブル3と従動側ケーブル
4とがあたかも1本のケーブルのように作用する。その
ため、このパーキングブレーキ操作装置は、単にパーキ
ングブレーキとしてだけでなく、通常の油圧式のブレー
キがベーパーロックなどで効かないときなどの自動車の
走行中における緊急用の補助ブレーキとして利用するこ
とができる。
【0036】なお上記実施形態では示していないが、通
常は操作レバー35を引き上げた状態でロックし、解除
ボタンなどでロックを解除するラチェット機構を設けて
おく。それにより、操作レバー35を離してもブレーキ
状態を維持させることができ、解除ボタンをロックを解
除しながら操作レバーを戻すことにより、パーキングブ
レーキを解除することができる。
【0037】一旦モータMを作動させて図8のS2の状
態とした状態で、電動系統に故障が生じたときは、操作
レバー35はもともと倒れているため、それ以上倒すこ
とができず、ブレーキを解除することができなくなる。
図4の係合爪40はそのような場合でも手動操作でブレ
ーキを解除できるようにするためのものである。すなわ
ちそのような場合には、図4のように工具43で係合爪
40の係合部44を押し下げ、係合爪40とラッチプレ
ート36の係合を外す。それにより操作側ケーブル3の
引き力が緩められる。したがって、従動側ケーブル4お
よび操作側ケーブル3はパーキングブレーキのリターン
スプリングにより、図8の符号S4に示すように、右側
に移動する。それによりブレーキ作用を解除することが
できる。
【0038】電気系統の故障が修理された後は、モータ
Mを回転させてネジ軸20とナット21の位置関係を図
8のS1の状態に戻すことができる。それによりケーブ
ル3、4の張力が緩む。そのため、図4の摘み36bを
摘んでラッチプレート36を時計方向に回転させ、再び
詰め部材40とラッチプレート36とを係合させる。そ
れにより元の状態に戻すことができる。
【0039】以上のようにこの電動パーキングブレーキ
操作装置の実施形態では、電気系統の故障のときに手動
でブレーキをかけたり、またはブレーキを解除すること
ができる。さらに自動車の走行中に使用する緊急用の補
助ブレーキとしても使用することができる。
【0040】前記実施形態では操作側ケーブル3の側に
ネジ軸を連結しているが、逆に従動側ケーブル4の側に
ネジ軸を連結するようにしてもよい。すなわち図3の本
体2の作用は、実質的には操作側ケーブルと従動側ケー
ブルの全体の有効長さを短くしたり長くする作用を行う
だけであり、両者を逆にしても同じ作用効果を奏する。
【0041】また、前記実施形態では本体のネジ軸をモ
ータで回転させているが、逆にナット側をモータで回転
させるようにしてもよい。さらに前記実施形態では、ネ
ジ軸をスプラインによりモータM側に対して軸方向移動
自在に設けているが、滑りキーなど、他の手段で軸方向
移動自在、かつ、トルク伝達可能に連結してもよい。さ
らにモータMおよび減速機Gが軽い場合は、ネジ軸と一
緒に軸方向に移動させるようにしてもよい。その場合は
スプラインなどのトルク伝達可能な滑り手段を設ける必
要はない。さらにモータなどがとくに軽い場合は、ハウ
ジングを床面に固定せず、左右のケーブルにより宙吊り
にしてもよい。
【0042】さらに前記実施形態ではネジ軸とナットに
より、操作側ケーブルと従動側ケーブルの接近・離隔を
行っているが、ケーブルのそれぞれの端部をドラムに巻
き上げるなど、他の手段で接近・離隔を行うこともでき
る。また操作側ケーブルと従動側ケーブルとを1本のケ
ーブルで構成し、ケーブルの配索経路を迂回させるなど
により、実質的にケーブルの有効長さを変更させるよう
にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の操作装置の一実施形態を手動操作機
構と共に示す概略斜視図である。
【図2】 図1の操作装置および手動操作機構の一部切
り欠き側面図である。
【図3】 図2のIII-III 線断面図である。
【図4】 図1の手動操作機構の一部切り欠き側面図で
ある。
【図5】 図1の手動操作機構の平面図である。
【図6】 図6aはその手動操作機構の要部分解斜視図
であり、図6bはその機構におけるケーブルガイドの裏
面側から見た斜視図である。
【図7】 図7a〜cはそれぞれ図1の手動操作機構の
作動状態を示す側面図である。
【図8】 図1の操作装置の種々の作動状態を示す作動
状態説明図である。
【図9】 図9aは従来の電動パーキングブレーキ装置
の一例を示す全体斜視図であり、図9bはその要部断面
図である。
【図10】 図10aは従来の電動パーキングブレーキ
装置の他の例を示す平面図、図10bはその要部断面図
である。
【符号の説明】
1 手動操作機構 2 本体 3 操作側ケーブル 4 従動側ケーブル 10 コントローラ 11 操作スイッチ 12 ハウジング 13 ネジ機構 16 ベアリング 17 スプラインナット 20 ネジ軸 21 ナット 23 受け部材 24 スライドロッド 25 連結板 26 連結部材 27 スライド部材 33 ベース 34 軸 35 操作レバー 36 ラッチプレート 36a ノッチ 36b 摘み 39 握り部 40 係合爪 47 ケーブルガイド
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月27日(1999.4.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手動操作レバーに連結される操作側ケー
    ブルと、ブレーキ側に連結される従動側ケーブルと、両
    者のケーブル間に介在される伝達機構とを備えており、
    前記伝達機構が、操作側ケーブルの端部に連結した第1
    部材と、従動側ケーブルの端部に連結した第2部材と、
    第1部材と第2部材とを、操作側の操作を従動側ケーブ
    ルに伝達しうる状態で常時連結すると共に、ケーブル全
    体の有効長さを長くする状態と短くする状態の間で相対
    的に接近/隔離させる移動手段と、その移動手段を電気
    的に往復駆動する電気駆動手段とを有する電動式のパー
    キングブレーキ操作装置。
  2. 【請求項2】 前記第1部材または第2部材のいずれか
    一方が、対応するケーブルと同心状に配置されるネジ軸
    を備え、他方がそのネジ軸と螺合するナットを備えてお
    り、そのネジ軸およびナットいずれか一方が回転自在に
    支持されると共に対応するケーブルを回転自在に連結し
    ており、他方が回転しないように支持され、かつ、両者
    が結合された状態で軸方向に移動自在に支持されてお
    り、その両者のネジ結合が前記移動手段を構成すると共
    に、前記電気駆動手段がネジ軸またはナットのうち回転
    可能な側を回転駆動するものである請求項1記載の操作
    装置。
  3. 【請求項3】 前記電気駆動手段が静止部材に固定され
    ており、電気駆動手段と、ネジ軸またはナットのうち回
    転する側の部材とが、軸方向の相対的な移動を許しなが
    ら回転力を伝える手段により結合されている請求項2記
    載の操作装置。
  4. 【請求項4】 前記ネジ軸が回転自在、かつ、軸方向移
    動自在に支持されると共に、その軸心に沿って貫通孔が
    形成されており、そのネジ軸と連結されるケーブルが引
    きケーブルで、ネジ軸に対して一端側から貫通孔に通さ
    れ、ネジ軸の他端に対し、ネジ軸の回転を許しながら、
    それ自体は回転しないように支持される係止部材に係止
    されている請求項2記載の操作装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動ケーブルが手動操作レバーに対
    し、ケーブルの有効長さを一時的に伸ばし、かつ、復帰
    可能な連結手段を介して連結されている請求項1記載の
    操作装置。
  6. 【請求項6】 前記手動操作レバーが軸周りに回動自在
    に設けられる回動レバーであり、前記連結手段が手動操
    作レバーと同心状に回動自在に設けられた復帰用レバー
    と、その復帰用レバーと手動操作レバーとを係脱自在に
    連結する係合爪である請求項5記載の操作装置
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