JP2000307494A - 無線伝送システム、及びアンテナの指向性方向の決定方法 - Google Patents

無線伝送システム、及びアンテナの指向性方向の決定方法

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JP2000307494A
JP2000307494A JP11108712A JP10871299A JP2000307494A JP 2000307494 A JP2000307494 A JP 2000307494A JP 11108712 A JP11108712 A JP 11108712A JP 10871299 A JP10871299 A JP 10871299A JP 2000307494 A JP2000307494 A JP 2000307494A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ミリ波送受信システムにおいて、アンテナ位
置から直接波の届く見通しの位置以外の位置にある端末
にも送受信を可能にし、部屋の天井高さなど設置の制約
を受けないようにする。 【解決手段】 送信機及び受信機からなる無線伝送シス
テムにおいて、送受信機間の無線伝送手段以外に、送信
アンテナの指向性方向を決定するための信号を伝送する
別の通信手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線伝送システム、
及び、アンテナの指向性方向の決定方法に関する。特に
無線伝送を行うためのアンテナ方向の設定を自動で行な
う通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、無線インタフェイスを各端末装置
に持たせ、無線周波数を用いたネットワーク・システム
(無線LAN)が提案されている。
【0003】特に、最近の高速広帯域無線通信の需要に
対して、特開平5−304526号公報のように極めて
高い無線周波数を使用し、かつ簡易な送受信システムの
ものが提案されている。特開平5−304526号公報
では、図8に示すように天井等の高位置に取り付けら
れ、かつ下方に向けられた、充分に広角の輻射特性を有
するアンテナ801を備えた基地局と、机等の低位置に
載置されて、前記親送受信機とデータの交換を行う任意
の個数の端末局803とによって、構内のネットワーク
が構成されており、端末局803は、充分に狭角の輻射
特性808を有するアンテナ804を備えてなると共
に、上記天井等には、当該使用周波数帯の電波を吸収す
る物質802を含む層を設けている。
【0004】この構成は、端末局のアンテナ804を基
地局アンテナ801方向に向けた場合、基地局アンテナ
の周囲の電波吸収体802が混信、反射電波806を吸
収するため、子機にとって、親機アンテナからの電波8
05以外のマルチパスなどによる妨害波807がすべて
除去されるため、混信、マルチパスが極めて低減される
優れたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、送受信機器は簡易であるが、天井の中央に必
ずアンテナ801とさらに大きな電波吸収体802を設
置しなければならない。また、そのアンテナ801の位
置から直接波の届く位置、すなわち見通しの位置の端末
しか送受信が不可能であり、非常に高い天井を持った部
屋などに設置が限定されてしまう。
【0006】さらに、一般家庭で使う場合には、部屋の
中央に蛍光燈などの照明器具があれば、部屋の中央にア
ンテナを設置することができず、仮に設置しても蛍光燈
などで反射して端末局アンテナにマルチパス波が入って
くるため、電波吸収体802が充分に機能しなくなって
しまうという問題があった。
【0007】10GHz以上の、特に30GHz以上の
ミリ波帯域等、非常に高い周波数における無線通信で
は、小型の指向性アンテナが比較的容易に作成でき、電
波の直進性も良いため、送信に指向性アンテナを用いる
ことで、アンテナ利得を増加させ、出力電力を低減する
ことができる。それにより、不要な方向への電波を最小
限にでき、混信、マルチパスを低減することができる。
そしてこの場合は、建造物(壁、天井、床)や家具など
の構造物での電波の反射を利用して見通し外通信も可能
であり、高アンテナ利得の指向性アンテナによって、反
射による信号の減衰を補う結果となりより好ましい。
【0008】しかし、送信に指向性アンテナを用いるこ
とは、アンテナ方向が初期状態で不適切な場合、通信自
体が成り立たない場合があるため、受信機との間の電波
伝搬経路を設定することを非常に困難とし、従来技術の
ように無指向性、或いは、輻射角が広いアンテナを使用
することになっていた。
【0009】本発明の目的は、天井中央のアンテナおよ
び巨大な電波吸収体の設置を不要にし、かつ容易に電波
伝搬経路を設定できる無線伝送システムを提供すること
にある。また、送信に指向性アンテナを用いつつ容易に
電波伝播経路を設定できる無線伝送システムを提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)の無
線伝送システムは、主として送信機及び受信機からなる
無線伝送システムにおいて、送受信機間の無線伝送をす
る第1の通信手段と送信アンテナの指向性方向を決定す
るための信号を伝送する第2の通信手段とを有し、前記
第2の通信手段が、前記第1の通信手段と異なることを
特徴とする。
【0011】アンテナ方向の設定に伴なう情報通信は、
本来の情報内容に対して情報量が本来の通信に対して極
端に少なく、確実な通信が可能な異なる通信手段を用い
ることが好ましい。特に、自動的にアンテナの指向性方
向を選択する場合に有効である。
【0012】この方式は、電波の直進性が高く、指向性
アンテナが小型で作りやすい周波数を用いることが好ま
しいので、10GHz以上で用いるのが好ましい。より
好ましくは、空気中での減衰や、反射での減衰がむしろ
大きいミリ波帯域の30GHz〜90GHzの周波数で
用いると、他局との混信やマルチパスによる通信障害が
防止でき、より安定した通信システムが構築できる。
【0013】さらに、指向性方向以外の情報として、通
信の開始、終了情報(電源のON、OFF)、通信チャ
ンネル(周波数、TDMA、CDMA含む)、通信内
容、等の選択を第2の通信で行なうことでより使いやす
いシステムとすることができる。特に、第1の無線伝送
が単方向通信である場合に、第2の通信によって送信
機、受信機の相互が連携して電源を制御することなどを
可能にし特に効果が高い。
【0014】本発明(請求項2)の無線伝送システム
は、前記第2の通信手段として、電力線通信、或いは、
光通信、或いは、音波通信、或いは、前記第1の通信手
段と周波数が異なる無線通信のうちいずれか、或いは、
それらの組み合わせを用いることを特徴とする。
【0015】電力線通信の場合、電力線通信とは、家庭
用100V等の電力線に電気信号を畳重させて通信する
方法である。基本的に送信機器、受信機器が電源を取っ
ているのでほぼ確実に相互の通信が可能である。また、
電力線通信を漏洩させたくない領域、例えば、各家庭か
ら隣家へ、或いはビルなどでのフロアごとでの分離を行
なう場合などは、電力線にバンドフィルタを取り付ける
ことで容易に信号を遮断できるので無線LANなどの場
所を限定して使用するシステムに適している。
【0016】光通信の場合、部屋の中では壁、天井で反
射し通常の家屋ではほぼ全域で通信が可能である。より
好ましくは、赤外線通信である。
【0017】音波通信の場合、通常の家屋の部屋内では
ほぼ全域で通信が可能である。より好ましくは超音波で
ある。音波の場合、光通信よりもカバーエリアが広い長
所がある。
【0018】周波数が異なる無線通信の場合、周波数が
異なることで電波伝搬が大きく変化し、第1の通信の周
波数で見通し外の領域に電波が回り込むことができる。
より好ましくは、部屋、建物単位でほぼ障害無く通信で
きる3GHz以下の周波数が好ましく、より好ましくは
電波が遠くまで飛びすぎない、500Hz以上2.5G
Hz以下の周波数が好ましい。具体的には、特定小電力
通信、コードレス電話、PHS親機子機間通信、等が好
ましい。コードレス電話等の親機子機間の通信を用いれ
ば、混信回避、秘話性が既に確保されているので隣接す
る同じシステムとの干渉がなく好ましい。
【0019】それらの複数の組み合わせの場合、相互の
カバーエリアの補完ができる。特に電力線通信とその他
の無線通信を組み合わせた場合が良い。有線の確実性に
加えて、無線で電力線に接続されていない携帯機器をカ
バーすることができるためである。
【0020】本発明(請求項3)の無線伝送システム
は、送信アンテナの指向性方向を自動で変える手段を有
し、かつ、少なくとも受信機の受信強度、混信状況、マ
ルチパスのうちいずれかを測定して送信アンテナの方向
を決定する手段をもつことを特徴とする。
【0021】送信アンテナの決定は、送信アンテナの指
向性方向を自動で順次変化させ、そのときどきの受信状
況の評価をおこなうことによってなる。受信状況の評価
は、最も簡単には受信強度の強い方向を選択することで
行なうことができるが、更に、混信、マルチパスのない
通信経路を選択することがより好ましい。
【0022】その場合、受信強度で評価後、混信、マル
チパスを評価することで評価時間を短縮することも効果
的である。
【0023】最終的に送信アンテナの指向性方向を決定
する判断は、受信側の品質を第2の通信で送信側に通信
し送信側で行なっても良いし、指向性角度を送信側から
送信し受信側で行なっても可能である。受信側で送信ア
ンテナの指向性方向の判断を行った場合は、最終的に送
信側へアンテナ方向の設定を指示することとなる。
【0024】粗く角度を順次変えて評価し、良い点を細
かく評価することも評価の時間短縮に有効である。ま
た、この時の送信信号は送信内容とは異なるチャンネル
(周波数、CDMA、TDMA)を用いることで他への
受信妨害とならないようにすることが可能である。
【0025】本発明(請求項4)の無線伝送システム
は、送信機が、無指向性又は指向性の低い第1のアンテ
ナと、指向性の高い第2のアンテナの両方を含む複数の
送信アンテナを有し、第1のアンテナを用いて同時に複
数の受信機に送信することを特徴とする。
【0026】無指向性或いは指向性の低いアンテナは一
度に多くの端末局をカバーできるので、見通し位置にあ
る各端末に対して、見通しの伝搬経路を同時に提供する
ことができる。そのため、指向性の高い送信アンテナの
数を低減することができる。この場合、指向性の低いア
ンテナからの電波によるマルチパス、混信を低減させる
ために指向性の高いアンテナよりも送信出力を低減する
ことがより望ましい。
【0027】本発明(請求項5)の無線伝送システムに
おけるアンテナの指向性方向の決定方法は、受信機が、
無指向性、又は指向性の低い第1の受信アンテナと、前
記第1の受信アンテナより指向性の高い第2の受信アン
テナを有し、第1の受信アンテナを用いて送信アンテナ
の指向性方向を選択後、第2の受信アンテナの指向性方
向を選択することを特徴とする。
【0028】送信アンテナが指向性アンテナの場合、受
信アンテナも指向性アンテナを用いると両方のアンテナ
向きを変更しながら受信強度の評価をしなければならな
いため伝搬経路の設定はより難しくなる。
【0029】無指向性の受信アンテナを用いることで先
ず送信アンテナの設定をし、その後受信アンテナの指向
性方向を変えることで、送受のアンテナの指向性方向の
設定を片方ずつ行なうことができるため、短時間で送信
アンテナの指向性方向の評価を行なうことが可能とな
る。
【0030】第1の受信アンテナと第2の受信アンテナ
を、指向性を変化できる同一のアンテナを用いて行なう
ことも可能である。
【0031】本発明(請求項6)の無線伝送システムに
おけるアンテナの指向性方向の決定方法は、良好な送信
アンテナの指向性方向を複数方向あらかじめ記憶し、通
信障害時に、送信アンテナの指向性方向を前記複数方向
のうちのひとつに変更することを特徴とする。
【0032】本発明(請求項7)の無線伝送システムに
おけるアンテナの指向性方向の決定方法は、上記で複数
方向をあらかじめ記憶させる変わりに、良好な送信アン
テナの指向性方向をあらかじめ複数の送信アンテナで用
意し、通信障害時に、異なる方向の送信アンテナに変更
することを特徴とする。
【0033】本発明(請求項8)の無線伝送システムに
おけるアンテナの指向性方向の決定方法は、送信機が複
数の送信アンテナを有し、複数の受信機での各々の受信
障害の程度に応じて、ひとつの受信機との通信経路に割
り当てる送信アンテナの数を増減することにより所望の
受信機の受信障害を解消することを特徴とする。
【0034】各端末局の受信状態は決して同じではな
く、受信障害が起こらない、或いは殆ど起こらない端末
に対しては、基地局の送信アンテナの割り当てを減らす
ことが可能であり、その分受信障害が多い端末に送信ア
ンテナを割り当てることができる。これにより最小限の
送信アンテナ数で多くの端末とより確実に通信すること
が可能となる。
【0035】この時、受信障害は、電波強度や、混信の
有無、マルチパスの程度などによって評価することによ
ってなる総合評価を数値化したものを用いる。
【0036】実際の運用では、通信する情報の内容や利
用目的によっても許容度が変化するため、前記の評価だ
けで判断する以外に、前記の判断間の重み付けを端末に
よって設定する、或いは、前記総合評価に対する端末間
の重み付けを設定する構成とすることでより安定した通
信システムの構築が可能である。
【0037】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき詳しく説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の送受信システムにお
いて、障害物がある場合、送信アンテナの指向性方向を
設定する方法を示す図である。
【0038】図1において、屋内、或いは、構内に設置
された、指向性の送信用アンテナ101を持つ基地局1
02と、無指向性の受信アンテナ103を持つ端末局1
04があり、基地局102、端末局104間で無線によ
る第1の通信105を行なう。
【0039】無線による第1の通信105としては、6
0GHzによる多チャンネル映像同時通信を行なった。
映像情報としては、衛星放送(BS放送、CS放送をあ
わせた約300チャンネル)を用い、全体の帯域を2G
Hzとした。通信は基地局から送信し、端末局で受信す
る1方向通信とした。
【0040】以下、全ての図で、60GHz付近の指向
性アンテナは、小型でその方向が図示しにくいので、各
アンテナの方向の図示は、指向性ビームの方向を簡易に
示すことで代用している。無指向性、或いは、指向性の
低いアンテナの場合は、ロッドアンテナの形状で仮に表
示してある。
【0041】実際には、ホーンアンテナや、パッチアン
テナ(平面アンテナ)等で構成される。アンテナの指向
性の変更はアンテナ自身の角度をステップモーターなど
で変更することにより行なった。指向性アンテナは輻射
角ができるだけ狭くアンテナ利得の高いものが好まし
い。
【0042】基地局102は第1の無線通信回線の接続
のために、送信アンテナ101の指向性方向を最適方向
に向ける必要がある。図1では、最適方向のひとつであ
る見通し方向106が、電波を透過しない障害物107
で遮断されている状況を示している。
【0043】端末局104にて基地局102との通信を
行なうときは、作業者はリモコン装置110を用いて、
超音波109によって基地局102にアンテナ指向性方
向の設定信号を送信し、基地局102はそれに従いアン
テナ方向112を設定し、第1の通信105の周波数帯
域でテスト送信する。端末局104は前記通信105の
無線受信強度を測定し表示(或いは、テスト送信を映像
信号そのものとし、受信画像を表示)し、作業者はその
強度(或いは画質)を評価する。
【0044】作業者は上記の方法を繰り返し、送信アン
テナ101の指向性方向を順次変更112し、その中か
ら最も良好なアンテナ指向性方向、図1の場合は、天
井、壁による反射を用いた無線通信回線の接続経路10
8を選らび、そのアンテナ指向性方向を基地局102に
指定し、第1の通信を開始する。以上の方法により障害
物がある場合でも、送信アンテナの指向性方向を簡単に
選択でき、天井、壁、家具などの反射を利用した通信経
路を容易に確保することができ広帯域の無線通信が可能
であった。
【0045】リモコン110はアンテナの方向以外に基
地局の電源の入切のコントロールを行うことで基地局の
省エネルギー化が可能であった。
【0046】また、第2の通信に超音波のかわりに可聴
音波を用いることも可能であるが、超音波の方が通信時
が静かなため好ましい。また、音波のかわりに光を用い
ることも可能である。その場合、赤外線が第2の通信時
が目に見えないため好ましい。さらにまた、第2の通信
に第1の通信と異なる周波数の電波を用いることも可能
である。図の110、111をコードレス電話の子機機
能を持った通信装置とすることで確実な通信が可能であ
った。この場合、コードレス電話自身の混信防止、秘話
機能によって隣家との第2の通信の混信が防止されより
安定した通信ができた。 (実施の形態2)次に、送信アンテナの指向性方向を自
動で設定する例について説明する。
【0047】図2は、図1と同じ状況の基地局202
と、端末局204を想定し、基地局202の送信アンテ
ナ201の指向性方向を自動で設定する方法を示してい
る。
【0048】そのため図中の201〜209、211,
212は図1の101〜109、111,112に対応
している。通信情報、通信周波数は実施の形態1と同じ
物を用いた。
【0049】図3に無線による第1の通信と、音波によ
る第2の通信の手順を示す。
【0050】端末局204は超音波リモコン送信装置2
10から超音波209によってアンテナ指向性方向の設
定信号S1を送信し、基地局202は超音波リモコン受
信装置211で受信し、それに従いアンテナ201の方
向を設定し、第1の通信205の周波数帯域でテスト信
号S2を送信する。端末局204は前記通信205の無
線受信強度を測定する。
【0051】端末局204は上記の方法を複数回、繰り
返し(図3のS3)、送信アンテナ201の指向性方向
を順次変更し、対応する受信強度を記憶し、その中から
最も強い受信強度を選らぶ。端末局204はその指向性
方向及び情報開始を基地局202に指定する信号S4を
送信する。
【0052】基地局202はアンテナ201を指定され
た指向性方向に設定し、第1の無線通信205を開始
(図3のS5)することにより、最適の指向性方向の送
信アンテナで通信が可能となる。
【0053】送信アンテナの指向性方向の変更の順序
は、単純に設定可能な方向に順に番号をつけ、端末局の
指示で番号順にスイープするようにした。この場合、全
番号の受信強度を測定後、最終的に好ましい番号を端末
局から指定してアンテナ方向を設定することができた。
また、端末局からの信号が2軸の角度データからなるよ
うにした場合、端末局から自由な角度の指定が可能なる
ので、粗く全方位を探査して、好ましい方向をより細か
く調べて最適な指向性方向を設定でき、時間の短縮が可
能であった。
【0054】基地局の、情報通信の情報源の電源(この
例では衛星放送の受信アンテナ、コンバーターの電源)
の入切を、端末局からのS1の信号といっしょに指示す
ることも可能であり、その際、複数の情報源、例えばC
S放送、BS放送の選択、或いは、CS放送の垂直偏波
チャンネル、垂直偏波チャンネルの選択、等の選択情報
を送信し、基地局でそれに応じた送信情報の選択をする
ことでより使いやすいシステムとすることもできる。
【0055】また、第1の通信が終了したときに、基地
局への通信の終了を指示する信号S6を送信し、基地局
では他の端末局がその情報を使用していなければその情
報源の電源を切ることで省エネルギーのシステムを構築
することも可能である。
【0056】また、本実施例では第2の通信は端末20
4から基地局202への一方向の通信としたが、相方向
の通信とし、アンテナの指向性方向の変更の完了の信
号、取りうるアンテナ方向の範囲などの情報を端末局に
伝達することでより安定したアンテナ指向性方向の決定
が可能となる。 (実施の形態3)次に、端末装置が2台る場合の例を説
明する。
【0057】図4(a)に、端末装置が2台(401、
402)あり、基地局403は1台であるが複数のアン
テナを有する場合の例を示す。
【0058】通信情報、通信周波数、第2の通信方法は
実施の形態1と同じ物を用いた。端末装置401,40
2は、実施の形態1と同じ方法(図3のS1、S2、S
3)で基地局403の指向性送信アンテナ404a〜e
の好ましい方向の候補を複数選択する。第2の通信は図
示していない。
【0059】比較的受信状態が悪い場合(本図では端末
装置401がこれにあたる)、複数の送信アンテナ40
4a〜cを異なる指向性方向の候補に設定し、その中の
ひとつ404aで通信(図3のS4、S5)を行なう。
【0060】そして、通信経路が遮断された場合は、異
なる送信アンテナに切り替える指示(図3のS7)を端
末401から基地局403に出し、基地局403は異な
る指向性方向の候補に設定されている送信アンテナに切
り替えて送信(図3のS8)することで通信の遮断を防
止できた。
【0061】比較的受信状態が良い場合(例えば基地局
のほぼ真下で、遮られることが無いような時、本図では
端末装置402がこれにあたる)、送信アンテナ404
dの1個で無線通信経路を確保し、最悪経路が遮断した
場合はアンテナの指向性を記憶しておいた別の候補40
4eに変更して対応することで、通信の遮断を最小限に
することができた。
【0062】また、その場合、次の電波伝搬経路の遮断
に備え、アンテナの割り当て数を増加するようにするこ
とが有効である。具体的には、404cのアンテナの端
末局401へ割り当てから外し、端末局402への割り
当てとし、404e(404dが404eの方向を向い
ている場合は元の404dの方向)と同じ方向とし、次
回の電波伝搬経路の遮断時にはすぐにアンテナを切り替
えることで通信の遮断を防止することができる。
【0063】その場合の各端末にどれだけアンテナを確
保するかは、端末局からの受信状態を基地局に送信し、
基地局が判断することも可能であるし、基地局がアンテ
ナの切り替え頻度に応じて増減する方法も可能である
し、通信方法によっては、端末間401、402で調整
し、増減するようにすることも可能である。
【0064】また、基地局403に無指向性のアンテナ
405を1基持てば全ての方向の端末局が利用できるの
で基地局403の必要なアンテナ数を減らすことができ
る。図4の場合、各端末の直接波による通信に使ってい
る指向性アンテナ404a、404dを減らすことがで
き、あまったアンテナを別の経路に振り分けることでよ
り安定した通信を行なうことができる。その場合、無指
向性のアンテナ405は全方向に電波を放射するので混
信、マルチパスを増加させることにならないよう、出力
を指向性アンテナ404a〜dより少なくする必要があ
る。
【0065】図4(b)に送信アンテナのアンテナ指向
性角度と受信機の受信強度の関係の概念的な関係を示
す。ここでP1の方向で受信強度が最大となり、P3で
異なる極大値をとる。この場合、P1方向が選択する方
向の第1候補となる。第2の候補は、例えばP2の方向
の受信強度がP3の方向の受信強度より大きいが、P3
とするほうが好ましい。これは、P1とP2はほぼ同じ
経路で伝搬してきたものであり経路が人の移動などによ
って遮断してしまう場合同時に遮断される可能性が高い
ためである。そのため、異なる指向性方向の候補として
はできるだけ角度の離れた異なる極大値から順番に選択
していくことが好ましい。また、更に、図4(b)の縦
軸を受信機の受信強度として説明したが、混信、マルチ
パス障害も考慮に入れた評価として上記の方法で送信ア
ンテナの指向性方向の候補を選択することでより安定し
た通信を行なうことが可能である。 (実施の形態4)本発明の送受信システムにおいて、送
信アンテナ指向性を決定するための第2の通信を電力線
により行なう例を図5を用いて説明する。
【0066】図5(a)において、屋内、或いは、構内
に設置された、指向性の送信用アンテナ501を持つ基
地局502と、指向性の受信アンテナ513を持つ端末
局504があり、基地局502、端末局504間で無線
による第1の通信を行なう。
【0067】通信情報、通信周波数は実施の形態1と同
じ物を用いた。
【0068】この図では、送信アンテナ指向性を決定す
るための通信は電力線(家庭用100V電源)515を
介して、端末局の電力線通信送信装置510から、基地
局の電力線通信受信装置511へ通信509を行なって
いる。
【0069】また、電力線を用いた第2の通信の信号が
外部(屋外、構外)へ電力線を通して漏洩しないよう
に、バンドフィルター516を設置している。
【0070】受信アンテナ513が指向性のため送信ア
ンテナ501の指向性方向変更512毎に受信アンテナ
513の全方向をスキャン514し最高の受信強度の場
合の指向性角度と受信強度を記憶する。そして送信アン
テナ501の方向をすべて確認後、その中でもっとも受
信強度が大きい送信アンテナ指向性方向を基地局502
に送信し、受信アンテナ513は対応する指向性方向に
それぞれ設定するようにした。
【0071】ここでは、実施の形態1、2と同様に障害
物507により直接波506が遮蔽されているため、反
射波508が最適の状態を示している。
【0072】受信機に無指向性或いは指向性の弱いアン
テナ503を別途用い、送信アンテナ501の強度を評
価することで方向変更毎に受信アンテナ513方向を全
部スキャンする変わりに無指向性のアンテナ503で評
価し、最適な送信アンテナ方向の候補を選択した後、受
信アンテナ513の方向をスキャンすることで、アンテ
ナ方向の設定時間が短縮することができる。
【0073】受信アンテナも無指向性のアンテナ503
の受信状態が良い場合は、指向性のアンテナ513と同
じように無線通信経路のひとつとして使用することで経
路を増やすことができより安定した通信システムが可能
である。
【0074】本実施例では、第1の通信が基地局から端
末局への単方向通信を説明しているが、相方向通信にも
適用でき、その場合、指向性の受信アンテナを兼ねるこ
とができる。或いは、送信と受信を別の経路とすること
も可能である。
【0075】図5(b)に端末局のもうひとつの実施形
態を示している。端末装置504は一般の電子機器(テ
レビなど)であり、517はその電源線とアンテナ線で
ある。ここで電力線通信送信装置510は端末装置50
4の電源を監視し、端末装置504の電源が入れられた
ときに自動的にアンテナユニット518に電源を入れ、
基地局のアンテナ指向性方向の設定を始めるようにして
いる。この構成による端末局であれば、一般の電子機器
をそのまま接続できるので、専用のテレビなどが不要で
あり、低価格でシステムの構成をすることが可能であ
る。
【0076】図6(a)に端末局のもうひとつの実施形
態を示している。端末装置612は携帯機器であり、電
力線に接続されていない。基地局は送信アンテナ601
を端末機器の数(この場合2個)だけ持っている以外の
状況は図5(a)と同じである。端末機器621は基地
局602の送信アンテナ601の方向を決定するために
赤外線リモコン送信装置623でアンテナ指向性方向設
定信号を送信し、中継器620は赤外線リモコン信号を
受信し、電力線通信信号609に変換して電力線通信受
信装置に送信するようにした。この構成により、電力線
に接続されていない機器も使用することができた。
【0077】赤外線通信と電力線通信中継器620は、
部屋の天井付近、壁面に設置した状態でも可能である
し、図6(b)のように赤外線通信部632と電力線通
信部631とコンセントプラグ633を一体型の形状と
し、携帯機器604の移動にあわせて各部屋へ持ち運び
家庭用100Vコンセント634に差し込んで使えるよ
うにすることで設備の施工費用を低減することが可能で
ある。図6(a)、(b)では赤外線を用いたが、音
波、光、第1の通信と周波数の異なる無線通信が可能で
あり、図6(b)の形態は特に第2の通信に無線と電力
線通信を用いたときの中継器として可能である。 (実施の形態5)次に、本発明の送受信アンテナの切り
替えについて、図7を用いて説明する。図7において、
端末装置が2台(701、702)あり、基地局703
は1台である。通信情報、通信周波数は実施の形態1と
同じ物を用いた。第2の通信は図示していない。
【0078】端末装置701、702は、実施の形態4
と同じ方法で、基地局703の送信アンテナ704a〜
dの好ましい方向、受信アンテナ707a〜c、707
dの好ましい方向の候補を複数選択しておく。端末局の
無指向性のアンテナ706を用いると送受信のアンテナ
選択時間が短縮できるのは実施の形態3と同じである。
【0079】端末装置701は複数のアンテナ705a
〜cで無線通信経路を確保しており、その中で受信状態
の良いアンテナ705aを用いて受信を行い、受信状態
が悪化すると別のより良いアンテナ705b、cに切り
替える。
【0080】この場合、送信は常に全てのアンテナ70
4a〜cから行なっていて受信アンテナ705の切り替
えのみを行なっても良いが、送信アンテナ704は通常
使用しているもの704aのみ使用し、経路の切り替え
時に受信アンテナ705と送信アンテナ704を同時に
aからbに切り替えることも可能である。後者の方が不
要な電波を基地局が出さないので、混信、マルチパス障
害が減少できる。或いは、切り替えの一定期間のみ送信
アンテナ704a、704bは重複して送信すること
で、送受信の切り替えの時間的ずれによる通信の切断を
防ぐことに有効でる。
【0081】このように端末局が複数のアンテナを持ち
無線通信経路が遮断された場合に別のアンテナ方向をす
ぐに利用できるようにすることが可能である。その場
合、各端末にどれだけアンテナを確保するかは、実施の
形態3と同じく行なうことができ、図7では、端末70
2は基地局のほぼ真下で、遮られることが無く、ひとつ
のアンテナが割り当てられている状態を示している。端
末局701、702のアンテナは説明に用いたもののみ
図示しており、これ以上の数のアンテナを持っていても
良い。
【0082】また、基地局に無指向性のアンテナ706
を1基持てば全ての方向の端末局が利用できるので基地
局の必要なアンテナ数を減らすことができることも実施
の形態3と同様であるが、同じように送信出力を十分低
くする必要がある。
【0083】受信アンテナも無指向性のアンテナ707
の受信状態が良い場合は、指向性のアンテナと同じよう
に無線通信経路として使用することで経路を増やすこと
ができより安定した通信システムが可能である。
【0084】上記の実施の形態1〜5は、基地局が送
信、端末局が受信を行う例をあげているが、構成を逆に
すれば、基地局が受信、端末局が送信にすることができ
る。或いは、基地局、端末局が両方の構成を持つことで
相方向の送受信を行なうことが可能である。その場合、
アンテナは送受信で可能であれば共有できることは言う
までもない。
【0085】無線通信の内容は、衛星放送の例を上げた
が、特に指定が無く、テレビ(地上波、衛星放送(BS
放送、CS放送)、ラジオ、家庭用ビデオ、監視ビデオ
カメラ信号、テレビ電話等の情報が可能であ。特にこれ
らの情報の複数個をまとめて送受信するような広帯域の
通信においては、個々のチャンネルにおいてダイバーシ
チ方式などによる通信経路の確保を行なうことが困難と
なるため、本特許の構成が特に有効である。
【0086】無線周波数は、60GHzの例を挙げてい
るが、実際には電波の直進性が高く、指向性アンテナが
小型で作りやすい周波数を用いることが好ましいので、
10GHz以上が好ましい。より好ましくは、空気中で
の減衰や、反射での減衰がむしろ大きいミリ波帯域の3
0GHz〜90GHzの周波数で用いると、他局との混
信やマルチパスによる通信障害が防止でき、より安定し
た通信システムが構築できる。
【0087】端末局は、実施例の中で特に述べていない
が、上記の通信内容に対応する電子機器である。上記の
構成により、小型の持ち運び可能なTVなどでも通信経
路を確実に確保することができる。大型のTVなどの様
にほとんど動かすことの無い端末では上記のアンテナ設
定を設置時、或いは、部屋の家具などの配置を変えたと
きのみ行ない、通常は記憶した送信アンテナ方向を用い
ることで、通信開始までの時間短縮を行なうことも可能
である。
【0088】複数のアンテナを用いて通信経路を確保す
る場合は、ひとつの経路が見つかった時点で第1の通信
を開始し、それと平行して別の経路を確保する手順を継
続することで第1の通信の開始までの時間が短縮でき
る。
【0089】図1、2、5、6の障害物は、金属性のも
のは電波を反射し、木製のものは、30GHz以上では
電波を吸収することで障害物となるため、一般の家庭、
事務所の部屋のパーティション、家具、事務所ではロッ
カー、書棚等がそれに相当する。
【0090】実施の形態1、2、3では超音波を、実施
の形態4、5では電力線搬送通信を、実施の形態4の一
部(図6(a))では電力線通信と赤外線通信の組み合
わせを回線設定用の通信方法として用いたが超音波のほ
かに可聴領域の音波でも良く、赤外線のほかに可視領域
の光でも良い。その他にも、第1の通信の周波数と異な
る無線通信、特に周波数が低く電波の伝搬が第1の周波
数の伝搬よりもカバーエリアが広いものが使用できる。
本構成ではこれらの通信は回線設定用に用いることか
ら、送受信容量は第1の通信に比べて極めて小さくてよ
いので、非常に簡易な回路での構成が可能となる。
【0091】むしろ、送受信間での確実性の方が重要と
なるので、複数の組み合わせることで確実性を増すこと
が好ましく。特に電力線通信のように有線通信を用いた
確実な通信を確保すると共に、電力線に接続されていな
い携帯機をカバーするために上記の電波、光、音波など
の無線による方法を組み合わせるのがより好ましい。ま
た、電波を用いる場合は、部屋、家、構内などをカバー
できるものとして、コードレス電話、PHS電話などの
親機子機間通信の周波数帯域を用いることが実用的であ
る。
【0092】本発明の実施の形態では、受信機から指示
を出して送信機がアンテナ設定をする例を挙げたが、こ
の方式では、基地局への通信手続きの開始の指示を含め
ることも可能である上、受信機からの片方向通信ですむ
こと、本来の無線通信が基地局からの送信による片方向
通信の場合、通信経路を設定後は、最小限の構成で相方
向となる利点がある。
【0093】通信回線の評価のみであれば、受信機が受
信強度を送信し、送信機がアンテナの指向性方向を変更
しては受信機からの受信強度信号で評価することも可能
であり、アンテナ設定のタイムラグも送信機が考慮でき
るので好ましいが、通常、端末局が手元にある場合が多
いので、基地局への指示のために相方向の通信となって
しまう欠点もある。
【0094】送信アンテナの指向性の方法は、簡単に
は、指向性アンテナのアンテナ方向を変えることでも可
能であるが、フェーズドアレイアンテナや、アンテナ前
方に設置された反射板の移動による方向可変も可能であ
る。特に、超広帯域の同じ信号を複数のアンテナから出
力するときには、アンテナを増設するよりも反射板によ
って電波を分岐し経路を変えたほうが容易に複数の経路
を確保することができる利点がある。
【0095】
【発明の効果】請求項1または請求項2の構成によれ
ば、第1の無線伝送の電波伝搬特性に依存せず、アンテ
ナの指向性方向を選択し通信経路を確保することが、簡
単な回路で安価に構成することが可能となる。
【0096】請求項3の構成によれば、好ましい通信経
路を選択することができ安定した通信システムの運用が
可能となる。
【0097】請求項4の構成により指向性の高い送信ア
ンテナの数を低減することができる。
【0098】請求項5の構成によれば、無指向性の受信
アンテナを用いることで先ず送信アンテナの設定し、そ
の後受信アンテナの指向性方向を変えることで、送受の
アンテナの指向性方向の設定を片方ずつ行なうことがで
きるため、短時間で送信アンテナの指向性方向の評価を
行なうことが可能となる。
【0099】請求項6の構成によれば、請求項3または
4記載の方法により送信アンテナの指向性方向を評価
し、複数の異なる方向の良好な指向性方向をあらかじめ
記憶しておくことで、短時間で送信アンテナの指向性方
向の変更が可能となる。
【0100】請求項7の構成によれば、複数の送信アン
テナをあらかじめ異なる方向の良好な指向性方向に設定
しておくことで、短時間で送信アンテナの指向性方向の
変更が可能となる。
【0101】請求項8の構成によれば、最小限の送信ア
ンテナ数で多くの端末とより確実に通信することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の送受信システムにおいて、障害物があ
る場合、送信アンテナの指向性方向を設定する方法を示
す図である。
【図2】本発明の送受信システムにおいて、送信アンテ
ナの指向性方向を自動で設定する方法を示す図である。
【図3】本発明の送受信システムにおいて、無線による
第1の通信と、音波による第2の通信の手順を示す図で
ある。
【図4】本発明の送受信システムにおいて、端末装置が
複数あり、基地局が複数のアンテナを有する場合を示す
図である。
【図5】本発明の送受信システムにおいて、送信アンテ
ナ指向性を決定するための通信を電力線により行なって
いる例を示す図である。
【図6】本発明の送受信システムにおいて、送信アンテ
ナ指向性を決定するための通信を電力線と赤外線により
行なっている例を示す図である。
【図7】本発明の送受信システムにおいて、送受信アン
テナの切り替えを示す図である。
【図8】従来の送受信システムを示す図である。
【符号の説明】
101…指向性の送信用アンテナ 102…基地局 103…無指向性の受信アンテナ 104…端末局 105…無線による第1の通信 106…見通し方向 107…電波を透過しない障害物 108…天井、壁による反射を用いた無線通信回線の接
続経路 109…超音波によるアンテナ指向性方向の設定信号 110…超音波リモコン送信装置 111…超音波リモコン受信装置 112…送信アンテナの指向性方向の変更 201…指向性の送信用アンテナ 202…基地局 203…無指向性の受信アンテナ 204…端末局 205…無線による第1の通信 206…最適方向(見通し方向) 207…電波を透過しない障害物 208…天井、壁による反射を用いた無線通信回線の接
続経路 209…超音波によるアンテナ指向性方向の設定信号を
送信 210…超音波リモコン送信装置 211…超音波リモコン受信装置 212…送信アンテナの指向性方向の変更 401…比較的受信状態が悪い端末装置 402…比較的受信状態が良い端末装置 403…基地局 404a〜d…指向性送信アンテナ 405…無指向性の送信アンテナ 406…無指向性の受信アンテナ 410…送信アンテナの指向性方向(角度) 411…受信強度 412…受信強度最大値の送信アンテナの指向性方向 413…受信強度極大値の送信アンテナの指向性方向 414…受信強度の大きな、送信アンテナの指向性方向 501…指向性の送信用アンテナ 502…基地局 503…無指向性の受信アンテナ 504…端末局 505…無線による第1の通信 506…最適方向(見通し方向) 507…電波を透過しない障害物 508…天井、壁による反射を用いた無線通信回線の接
続経路 509…電力線通信によるアンテナ指向性方向の設定信
号 510…電力線通信送信装置 511…電力線通信受信装置 512…送信アンテナの指向性方向の変更 513…指向性の受信アンテナ 514…受信アンテナの指向性方向の変更 515…電力線 516…バンドフィルター 517…電力線(100V)、アンテナケーブル 601…指向性の送信用アンテナ 602…基地局 604…端末局 607…電波を透過しない障害物 609…電力線通信によるアンテナ指向性方向の設定信
号 610…電力線通信送信装置 611…電力線通信受信装置 615…電力線 616…バンドフィルター 618…高周波ユニット 620…赤外線リモコンと電力線通信の中継装置 621…携帯端末 622…赤外線通信 623…赤外線リモコン送信装置 631…赤外線通信、電力線通信中継器 632…赤外線受光部 633…コンセントプラグ 634…家庭用100Vコンセント 701…比較的受信状態が悪い端末装置 702…比較的受信状態が良い端末装置 703…基地局 704a〜d…指向性送信アンテナ 705…無指向性の送信アンテナ 706…無指向性の受信アンテナ 707a〜c…指向性の受信アンテナ 801…基地局アンテナ 802…電波吸収体 803…端末局 804…指向性アンテナ 805…直接波 806…反射波 807…マルチパス波 808…挟帯域の輻射特性
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA01 DA02 DA04 DA05 DA06 DA07 EA04 GA02 HA03 HA05 5K033 AA04 AA07 CB01 DA19 DA20 DB04 DB09 DB12 EA06 EA07 EC01 5K059 CC01 CC02 CC03 CC04 DD02 DD12 DD27 5K067 AA02 BB02 BB21 CC24 DD13 DD27 DD51 EE02 EE10 KK02 KK03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主として送信機及び受信機からなる無線
    伝送システムにおいて、送受信機間の無線伝送をする第
    1の通信手段と、送信アンテナの指向性方向を決定する
    ための信号を伝送する第2の通信手段とを有し、前記第
    2の通信手段が、前記第1の通信手段と異なることを特
    徴とする無線伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記第2の通信手段が、電力線通信、光
    通信、音波通信、前記第1の通信手段と周波数が異なる
    無線通信、のうちいずれか、又はそれらの組み合わせに
    よるものであることを特徴とする請求項1記載の無線伝
    送システム。
  3. 【請求項3】 送信アンテナの指向性方向を自動で変え
    る手段を有し、かつ、少なくとも受信機の受信強度、混
    信状況、マルチパスのうちいずれかを測定して送信アン
    テナの方向を決定する手段を有することを特徴とする請
    求項1または2記載の無線伝送システム。
  4. 【請求項4】 送信機が、無指向性又は指向性の低い第
    1のアンテナと、指向性の高い第2のアンテナの両方を
    含む複数の送信アンテナを有し、第1のアンテナを用い
    て同時に複数の受信機に送信することを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の無線伝送システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の無線
    伝送システムにおいて、受信機が、無指向性、又は指向
    性の低い第1の受信アンテナと、前記第1の受信アンテ
    ナより指向性の高い第2の受信アンテナを有し、第1の
    受信アンテナを用いて送信アンテナの指向性方向を選択
    後、第2の受信アンテナの指向性方向を選択することを
    特徴とするアンテナの指向性方向の決定方法。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれかに記載無線伝
    送システムにおいて、良好な送信アンテナの指向性方向
    を複数方向あらかじめ記憶し、通信障害時に、送信アン
    テナの指向性方向を前記複数方向のうちのひとつに変更
    することを特徴とするアンテナの指向性方向の決定方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれかに記載の無線
    伝送システムにおいて、良好な送信アンテナの指向性方
    向をあらかじめ複数の送信アンテナで用意し、通信障害
    時に、異なる方向の送信アンテナに変更することを特徴
    とするアンテナの指向性方向の決定方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至4のいずれかに記載の無線
    伝送システムにおいて、送信機が複数の送信アンテナを
    有し、複数の受信機での各々の受信障害の程度に応じ
    て、ひとつの受信機との通信経路に割り当てる送信アン
    テナの数を増減することにより所望の受信機の受信障害
    を解消することを特徴とするアンテナの指向性方向の決
    定方法。
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