JP2000301779A - 印刷装置及びその印刷制御方法ならびに記録媒体 - Google Patents

印刷装置及びその印刷制御方法ならびに記録媒体

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JP2000301779A
JP2000301779A JP11110959A JP11095999A JP2000301779A JP 2000301779 A JP2000301779 A JP 2000301779A JP 11110959 A JP11110959 A JP 11110959A JP 11095999 A JP11095999 A JP 11095999A JP 2000301779 A JP2000301779 A JP 2000301779A
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data
ymc
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area
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JP11110959A
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Takashi Ono
隆 大野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理時間を短縮化し、使用するメモリ量を抑
制し、印字品位を維持することができる印刷装置及びそ
の印刷制御方法ならびに記録媒体を提供する。 【解決手段】 のディスプレイリストは、YMCKレ
ンダリングされるディスプレイリストとなる。のディ
スプレイリストはXORリストにない描画論理XORの
ディスプレイリストとしてXORリストに設定される。
のディスプレイリストもと同様にXORリストに設
定される。のディスプレイリストは、XORリストに
上書きのディスプレイリストとして情報追加される。
のディスプレイリストが検索されるときは、、及び
の3つのディスプレイリストがの形状の上書きのデ
ィスプレイリストに変換され、XORリストから消去さ
れる。よって、処理実行前は、「XOR」、「上書
き」、「XOR」の順番で描画処理が行わる。一方、上
述した処理実行後は、描画処理が簡略化され、処理前の
上書きの形状で上書き処理を実行されるが、処理実行前
と同様の結果を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置及びその
印刷制御方法ならびに記録媒体に関し、特に、RBG入
力データと指定された描画論理のデータとをYMCK中
間データと指令された描画論理とに変換する変換手段
と、前記指定された描画論理を判別する描画論理判別手
段と、前記描画論理判定手段による判定結果に応じて前
記YMCK中間データを前記指定された描画論理でYM
CKラスタメモリに展開してYMCKラスタデータとす
るYMCK展開手段と、前記YMCKラスタメモリに展
開されたYMCKラスタデータを印刷手段に転送する第
1転送手段と、前記YMCK中間データのKプレーンの
データをYMC中間データに変換する中間データ変換手
段と、前記YMCKラスタメモリをYMCラスタメモリ
に変換するラスタメモリ変換手段と、前記YMC中間デ
ータを前記YMCラスタメモリに展開してYMCラスタ
データとするYMC展開手段と、前記YMCラスタメモ
リに展開されたYMCラスタデータを前記印刷手段に転
送する第2転送手段とを有する印刷装置及びその印刷制
御方法ならびに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の印刷装置として、R(レッド)、
G(グリーン)、B(ブルー)の入力データ(RBG入
力データ)及び指定された描画論理をY、M(マゼン
ダ)、C(シアン)、K(ブラック)の中間データ(Y
MCK中間データ)及び描画論理に変換し、指定された
描画論理の判定結果に応じて、上記YMCK中間データ
を上記描画論理を用いてYMCKラスタデータとしてラ
スタメモリ上に展開し、そのラスタメモリ上に展開され
たYMCKラスタデータをプリンタエンジンに転送する
手段と、上記YMCK中間データのKプレーンのデータ
を一旦YMC中間データに変換し、YMCKラスタメモ
リをYMCラスタメモリに変換し、YMC中間データを
指定された描画論理を用いてYMCラスタメモリ上に展
開し、その展開されたYMCラスタデータをYMCKラ
スタデータに変換した後、このYMCKラスタデータを
プリンタエンジンに転送する手段とを有する印刷装置が
一般に使用されている。
【0003】かかる印刷装置においては、例えばRGB
入力データとともに入力された描画論理が反転(XO
R)を示す描画論理である場合に、その入力データをY
MCラスタデータとして展開することにより、入力デー
タが正常に印刷出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の印刷装置によれば、XORの描画論理で描画処
理を行う場合に、YMCラスタデータに展開してから描
画処理を行うため、YMCK中間データ及びYMCKラ
スタデータをそれぞれYMC中間データ及びYMCラス
タデータに変換する処理に非常に時間がかかってしまう
という問題点があった。また、YMCラスタデータへの
展開のためにYMCKラスタメモリが必要となるので、
非常に多くのラスタメモリが必要となり、非常に多くの
メモリを使用するためにスループットに多大な影響を及
ぼすという問題点があった。更に、グレイ補償を行わな
いイメージデータにおいては、YMCラスタデータへの
展開によって出力画像の品位の低下が生じることがある
という問題点があった。
【0005】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたもので、処理時間を短縮化し、使用するメモ
リ量を抑制し、印字品位を維持することができる印刷装
置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の印刷装置は、RBG入力データと指定さ
れた描画論理のデータとをYMCK中間データと指令さ
れた描画論理とに変換する変換手段と、前記指定された
描画論理を判別する描画論理判別手段と、前記描画論理
判定手段による判定結果に応じて前記YMCK中間デー
タを前記指定された描画論理でYMCKラスタメモリに
展開してYMCKラスタデータとするYMCK展開手段
と、前記YMCKラスタメモリに展開されたYMCKラ
スタデータを印刷手段に転送する第1転送手段と、前記
YMCK中間データのKプレーンのデータをYMC中間
データに変換する中間データ変換手段と、前記YMCK
ラスタメモリをYMCラスタメモリに変換するラスタメ
モリ変換手段と、前記YMC中間データを前記YMCラ
スタメモリに展開してYMCラスタデータとするYMC
展開手段と、前記YMCラスタメモリに展開されたYM
Cラスタデータを前記印刷手段に転送する第2転送手段
とを有する印刷装置において、前記描画論理判別手段に
より第1の描画論理が反転の描画論理であると判別され
た場合であって、次に入力された第2の描画論理が前記
描画論理判別手段により上書きまたは透過の描画論理で
あると判別された場合に、前記第2の描画論理が示す描
画領域が前記第1の描画論理の領域内を示しているか否
かを判定する第1の描画領域判定手段と、前記第1の描
画領域判定手段により前記第2の描画論理が示す描画領
域が前記第1の描画論理の領域内を示していると判定さ
れた場合であって、さらにその次に入力された第3の描
画論理が前記描画論理判別手段により反転の描画論理で
あると判別された場合に、前記第3の描画論理が示す描
画領域が前記第1の描画論理の領域の範囲内を示してい
るか否かを判定する第2の描画領域判定手段と、前記第
1または第2の描画領域判定手段による判定結果に応じ
て、前記YMCK展開手段及びYMC展開手段のいずれ
か一方を用いて前記入力されたデータを展開するように
制御する印刷制御手段とを備えることを特徴とする。
【0007】請求項2の印刷装置は、上記請求項1の印
刷装置において、前記印刷制御手段は、前記第1の描画
領域判定手段により前記第2の描画論理が示す描画領域
が前記第1の描画論理の領域を示していないと判定され
た場合は、前記第1の描画論理である反転の描画論理と
共に入力されたデータを前記YMC展開手段により展開
することを特徴とする。
【0008】請求項3の印刷装置は、上記請求項1の印
刷装置において、前記第2の描画領域判定手段により前
記第3の描画論理が示す描画領域が前記第1の描画論理
の領域を示していないと判定された場合は、前記第1の
描画論理である反転の描画論理とともに入力されたデー
タを前記YMC展開手段により展開することを特徴とす
る。
【0009】請求項4の印刷装置の印刷制御方法は、R
BG入力データと指定された描画論理のデータとをYM
CK中間データと指令された描画論理とに変換する変換
ステップと、前記指定された描画論理を判別する描画論
理判別ステップと、前記描画論理判定ステップにおける
判定結果に応じて前記YMCK中間データを前記指定さ
れた描画論理でYMCKラスタメモリに展開してYMC
KラスタデータとするYMCK展開ステップと、前記Y
MCKラスタメモリに展開されたYMCKラスタデータ
を印刷手段に転送する第1転送ステップと、前記YMC
K中間データのKプレーンのデータをYMC中間データ
に変換する中間データ変換ステップと、前記YMCKラ
スタメモリをYMCラスタメモリに変換するラスタメモ
リ変換ステップと、前記YMC中間データを前記YMC
ラスタメモリに展開してYMCラスタデータとするYM
C展開ステップと、前記YMCラスタメモリに展開され
たYMCラスタデータを前記印刷手段に転送する第2転
送ステップとからなる印刷装置の印刷制御方法におい
て、前記描画論理判別ステップにおいて第1の描画論理
が反転の描画論理であると判別された場合であって、次
に入力された第2の描画論理が前記描画論理判別ステッ
プにおいて上書きまたは透過の描画論理であると判別さ
れた場合に、前記第2の描画論理が示す描画領域が前記
第1の描画論理の領域内を示しているか否かを判定する
第1の描画領域判定ステップと、前記第1の描画領域判
定ステップにおいて前記第2の描画論理が示す描画領域
が前記第1の描画論理の領域内を示していると判定され
た場合であって、さらにその次に入力された第3の描画
論理が前記描画論理判別ステップにより反転の描画論理
であると判別された場合に、前記第3の描画論理が示す
描画領域が前記第1の描画論理の領域の範囲内を示して
いるか否かを判定する第2の描画領域判定ステップとを
含み、前記第1または第2の描画領域判定手段による判
定結果に応じて、前記YMCK展開ステップ及びYMC
展開ステップのいずれか一方のステップで前記入力され
たデータを展開することを特徴とする。
【0010】請求項5の印刷装置の印刷制御方法は、上
記請求項4の印刷装置の印刷制御方法において、前記第
1の描画領域判定ステップにおいて、前記第2の描画論
理が示す描画領域が前記第1の描画論理の領域を示して
いないと判定された場合は、前記第1の描画論理である
反転の描画論理と共に入力されたデータを前記YMC展
開手段により展開することを特徴とする。
【0011】請求項6の印刷装置の印刷制御方法は、上
記請求項4の印刷装置の印刷制御方法において、前記第
2の描画領域判定ステップにおいて、前記第3の描画論
理が示す描画領域が前記第1の描画論理の領域を示して
いないと判定された場合は、前記第1の描画論理である
反転の描画論理とともに入力されたデータを前記YMC
展開手段により展開することを特徴とする。
【0012】請求項7の記録媒体は、RBG入力データ
と指定された描画論理のデータとをYMCK中間データ
と指令された描画論理とに変換する変換工程と、前記指
定された描画論理を判別する描画論理判別工程と、前記
描画論理判定ステップにおける判定結果に応じて前記Y
MCK中間データを前記指定された描画論理でYMCK
ラスタメモリに展開してYMCKラスタデータとするY
MCK展開工程と、前記YMCKラスタメモリに展開さ
れたYMCKラスタデータを印刷手段に転送する第1転
送工程と、前記YMCK中間データのKプレーンのデー
タをYMC中間データに変換する中間データ変換工程
と、前記YMCKラスタメモリをYMCラスタメモリに
変換するラスタメモリ変換工程と、前記YMC中間デー
タを前記YMCラスタメモリに展開してYMCラスタデ
ータとするYMC展開工程と、前記YMCラスタメモリ
に展開されたYMCラスタデータを前記印刷手段に転送
する第2転送工程とからなる印刷制御プログラムであっ
て、前記描画論理判別工程において第1の描画論理が反
転の描画論理であると判別された場合であって、次に入
力された第2の描画論理が前記描画論理判別工程におい
て上書きまたは透過の描画論理であると判別された場合
に、前記第2の描画論理が示す描画領域が前記第1の描
画論理の領域内を示しているか否かを判定する第1の描
画領域判定工程と、前記第1の描画領域判定工程におい
て前記第2の描画論理が示す描画領域が前記第1の描画
論理の領域内を示していると判定された場合であって、
さらにその次に入力された第3の描画論理が前記描画論
理判別工程により反転の描画論理であると判別された場
合に、前記第3の描画論理が示す描画領域が前記第1の
描画論理の領域の範囲内を示しているか否かを判定する
第2の描画領域判定工程とを含み、前記第1または第2
の描画領域判定手段による判定結果に応じて、前記YM
CK展開工程及びYMC展開工程のいずれか一方の工程
で前記入力されたデータを展開する印刷制御プログラム
を、コンピュータにより読み取り可能な形式で記録した
ことを特徴とする。
【0013】請求項8の記録媒体は、上記請求項7の記
録媒体において、前記第1の描画領域判定工程におい
て、前記第2の描画論理が示す描画領域が前記第1の描
画論理の領域を示していないと判定された場合は、前記
第1の描画論理である反転の描画論理と共に入力された
データを前記YMC展開手段により展開することを特徴
とする。
【0014】請求項9の記録媒体は、上記請求項7の記
録媒体において、前記第2の描画領域判定工程におい
て、前記第3の描画論理が示す描画領域が前記第1の描
画論理の領域を示していないと判定された場合は、前記
第1の描画論理である反転の描画論理とともに入力され
たデータを前記YMC展開手段により展開することを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図11を参照して、
本発明の一実施形態を説明する。
【0016】図1は、本実施形態に係る印刷装置を含む
印刷システムの構成を示すブロック図である。同図にお
いて、101はホストコンピュータ等の、印刷装置外部
に接続される外部機器であり、102は本実施形態に係
る印刷装置としてのレーザビームプリンタ(以下、「プ
リンタ」という)である。プリンタ102は、イメージ
データに基づいて、周知の電子写真プロセスによって感
光ドラム上に潜像を形成し、用紙に転写して定着させる
ことにより印字を行うプリンタエンジン部105と、L
BP102の全体的な制御を司るプリンタコントローラ
部103と、ユーザ(操作者)とプリンタ102とのイ
ンターフェースを行うパネル部104とを有する。ユー
ザは、パネル部104を操作することにより、プリンタ
102に所定の動作を指示することができる。プリンタ
コントローラ部103は、プリンタエンジン部105に
接続され、ホストコンピュータ等の外部機器101から
送られてくるコードデータ(例えば、ESCコード、各
種PDL等)を受け、このコードデータに基づいてドッ
トデータからなるページ情報を生成し、プリンタエンジ
ン105に対して所定のインターフェース手段を介して
イメージデータを送信する。
【0017】図2は、図1に示した各ユニットを有する
プリンタ102の印字機構をあらわす模式図である。
【0018】同図において、201はプリンタ筐体であ
り、202は操作パネルである。操作パネル202に
は、操作のためのスイッチ、LED表示器及びLCD表
示器等が配されており、図1に示したパネル部104の
物理的側面として捕らえることができる。
【0019】203は、プリンタ102の印字プロセス
制御を行うプリンタエンジン部105及びプリンタ10
2全体の制御及びホストコンピュータからのデータを解
析してイメージデータに変換する処理を行うプリンタコ
ントローラ部103が収納される制御ボード収納部であ
る。210は、用紙を保持する用紙カセットであり、不
図示の子きり居たによって電気的に用紙サイズを検知す
る機構を有している。211はカセット給紙クラッチで
あり、用紙カセット210上に載置された用紙の最上位
の用紙1枚のみを分離して、不図示の駆動手段によって
その分離した用紙を給紙ローら212まで搬送するカム
であり、給紙の度に間欠的に回転し、1回転に対応して
1枚の用紙を給紙する。214はレジストシャッタであ
り、用紙を押圧して給紙を停止させるものである。給紙
ローら212は、用紙の先端部をレジストシャッタ21
4まで搬送する、219は手差し用トレイであり、21
5は手差し給紙クラッチである。手差し給紙クラッチ2
15は、用紙の先端をレジストシャッタ214まで搬送
する。以上のような構成によって、用紙カセット210
及び手差し給紙用トレイ219から、選択的に用紙を給
紙することが可能となる。
【0020】図1に示したプリンタエンジン部105
は、プリンタコントローラ部103との間で所定の通信
プロトコルによって通信を行い、プリンタコントローラ
部103からの指示に従ってカセット210または手差
し用トレイ219の中から給紙手段を決定し、印字開始
指示によって上記のとおり給紙を開始する。これによ
り、用紙はレジストシャッタ214まで搬送される。
【0021】図2の204はカートリッジであり、感光
ドラム205及び不図示のトナー保持部を有する。20
6はレーザドライバであり、207は回転多面鏡であ
り、208は反射ミラーであり、109はビームディテ
クタである。レジストシャッタ214まで用紙が搬送さ
れると、プリンタコントローラ部103から送られたイ
メージデータに応じてレーザドライバ206によって駆
動される不図示の半導体レーザから発射されるビーム
は、回転多面鏡2−7及び反射ミラーを介して感光ドラ
ム205上に導かれて結像し、主走査方向に走査して主
走査ライン上に潜像を形成する。このレーザビームの発
射に同期して、レジストシャッタ214は上方に駆動さ
れ、用紙の搬送をレーザビームの副走査に同期させる。
レーザビームの走査開始時に配置されたビームディテク
タ209は、レーザビームを検出することによって主走
査方向の画像書出しタイミングを決定するための同期信
号を形成し、プリンタコントローラ部103に送る。そ
の後、用紙は、搬送ローラ103によって搬送され、感
光ドラム205は不図示のモータによって回転駆動さ
れ、現像器220によってトナー像として顕在化された
後、用紙上に転写される。トナー像が転写された用紙
は、定着ローラ216によりトナー像が加熱定着され、
搬送ローラ217を経て排紙ローラ218によりプリン
タ筐体201の排紙トレイに排紙される。
【0022】図3は、プリンタコントローラ部103の
概略構成を示すブロック図である。
【0023】同図において、301はパネル部104と
のデータ通信によってユーザにより入力された諸設定及
び指示をパネル部104から受け取るパネルインターフ
ェース部であり、302はホストコンピュータ等の外部
機器101との間で通信される信号の入出力部であるホ
ストインターフェース部であり、306はプリンタエン
ジン部105との信号入出力部であるエンジンインター
フェース部である。エンジンインターフェース部は、不
図示の出力バッファレジスタからデータ信号の創出を行
うとともにプリンタエンジン105との通信制御を行
う。
【0024】303は外部機器101より送られる制御
コードデータに基づいて実際の印字のためのビットマッ
プデータを発生する画像データ発生部であり、305は
画像データを格納する画像メモリであり、309はプリ
ンタコントローラ部103全体の制御を司るCPUであ
り、304はCPU309の制御コードを格納するRO
Mであり、307はCPU309の作業領域として使用
されるRAMである。
【0025】ROM304は、外部機器101から受信
されたデータを用いてオブジェクトを作成するオブジェ
クト作成部312と、ディスプレイリスト検索処理部3
13と、展開処理切替部314とを有する。RAM30
7は、オブジェクト作成部312により作成されたオブ
ジェクトを格納するオブジェクト格納部315と、ディ
スプレイリストを格納するディスプレイリスト格納部3
16と、ディスプレイリスト検索処理部313において
描画論理がXORと判定されたときにディスプレイリス
トを設定するXORリスト格納部317と、オブジェク
ト格納部314に格納されたオブジェクトを展開するラ
スタ目も置318とを有している。
【0026】310は不揮発性のメモリ手段であるEE
PROMであり、308はCPU309からの指示によ
り画像メモリ内のビットマップデータをエンジンインタ
ーフェース部306に転送するDMA制御部であり、3
11はアドレスバス及びデータバスからなるシステムバ
スである。
【0027】パネルインターフェース部301、ホスト
インターフェース部302、画像データ発生部303、
ROM304、画像メモリ305、エンジンインターフ
ェース部306、RAM307、DMA制御部308、
CPU309及びEEPROM310は、各々システム
バス311に接続され、システムバス311上にあるす
べての機能部にアクセス可能である。
【0028】CPU309を制御する制御コードは、不
図示のシステムクロックによってタスクと称されるロー
ドモジュール単位に時分割制御されるOSと、機能単位
に動作する複数のロードモジュール(タスク)とによっ
て構成されるものとする。
【0029】図4〜図7は、本実施形態に係るYMCK
展開処理の切替制御手順を示すフローチャートである。
【0030】ホストコンピュータ等の外部機器から送信
されたデータがホストインターフェース部302におい
て受信されると(ステップS101)、その受信された
データはCPU309により解析され(ステップS10
2)、そのデータが排出命令であるか否かが判別される
(ステップS103)。この判別で、受信されたデータ
が排出命令ではない場合は、その受信されたデータに含
まれている命令に従って描画オブジェクトが作成され
(ステップS104)、描画オブジェクトの描画位置、
描画論理等の情報を有するディスプレイリストが作成さ
れ(ステップS105)、再びステップS102のデー
タ解析処理が行われる。排出命令が受信されるまで、ス
テップS102からステップS105no処理が繰り返
される。
【0031】描画オブジェクト等の作成が終了し、ステ
ップS103において排出命令が受信されたことが判別
されると、チェックすべきディスプレイリストがあるか
否かが判別され(ステップS201)、ある場合はその
ディスプレイリストに設定されている描画論理がXOR
であるか否かが判別される(ステップS202)。この
ディスプレイリストはRAM307のディスプレイリス
ト格納部316に格納されており、ROM304内のデ
ィスプレイリスト検索処理部313に格納されているプ
ログラムをCPU309が実行することによりこの判別
が行われる。
【0032】描画論理がXORである場合は、XORリ
ストに同じ位置且つ同じオブジェクトに描画するディス
プレイリストが登録されているか否かが判別される(ス
テップS203)。この判別で、ディスプレイリストが
登録されている場合は、XORリストに登録されている
ディスプレイリストと上書きのディスプレイリスト、現
在検索中の描画論理がXORであるディスプレイリスト
とが1つの上書きディスプレイリストに変換され(ステ
ップS204)、その変換により得られた上書きディス
プレイリストがYMCKレンダリングするディスプレイ
リストとされ(ステップS206)、RAM307のデ
ィスプレイリスト316からそのディスプレイリストが
削除される(ステップS206)。
【0033】一方、ステップS203の判別で、XOR
リストに同じ位置且つ同じオブジェクトに描画するディ
スプレイリストが登録されていない場合は、そのXOR
リストに当該ディスプレイリストが追加登録され(ステ
ップS207)、その後、再びステップS201におい
て次のディスプレイリストの検索が行われる。
【0034】また、ステップS202の判別で、ディス
プレイリストの描画論理がXORではない場合は、描画
論理が上書きか否かが判別され(ステップS301)、
上書きである場合は、その上書きのディスプレイリスト
がXORリストに設定されている範囲内にあるか否かが
判別される(ステップS302)。この判別で、上書き
のディスプレイリストがXORリストに設定されている
範囲内にある場合は、XORリストにその上書きのディ
スプレイリストに関する情報が追加される(ステップS
303)。一方、ステップS301でディスプレイリス
トの描画論理が上書きではないと判別された場合、また
はステップS302でディスプレイリストがXORリス
トに設定されている範囲内にないと判別された場合は、
そのディスプレイリストがYMCKレンダリングのディ
スプレイリストとされる(ステップS304)。
【0035】ステップS303またはステップS304
の処理が終了すると、再びステップS201(図5)の処
理が実行される。
【0036】全てのディスプレイリストの検索が終了す
るまで、ステップS201からステップS207及びス
テップS301からステップS304の処理が繰返し行
われる。全てのディスプレイリストの検索が終了する
と、XORリスト内にまだディスプレイリストが残って
いるか否かが判別され(ステップS401)、残ってい
る場合は設定されている描画論理がXORであるディス
プレイリストがYMCレンダリングのディスプレイリス
トとされ(ステップS402)、描画論理が上書きであ
るディスプレイリストがTMCKレンダリングのディス
プレイリストとされる(ステップS403)。全てのX
ORリストの検索が終了すると、レンダリングが行われ
(ステップS404)、印刷出力が行われる(ステップ
S405)。印刷出力が終了すると、本手順が終了され
る。
【0037】図8〜図11は、本実施形態におけるXO
R、上書き、XORの描画の処理例を示す図である。
【0038】図8は、検索処理実行前のディスプレイリ
ストを示している。同図において、及びは描画論理
が上書きであるディスプレイリストであり、、及び
は描画論理がXORであるディスプレイリストであ
る。なお、のディスプレイリストはの範囲内にあ
り、はとまったく同じオブジェクト且つ同じ範囲内
に描画するディスプレイリストである。は、終端を示
すENDディスプレイリストであり、ハードまたはソフ
トにおいてENDディスプレイリストが検知されるとレ
ンダリング処理が終了される。
【0039】のディスプレイリストは、上述したステ
ップS301及びS302の検索においてYMCKレン
ダリングされるディスプレイリストとなる。のディス
プレイリストは、ステップS203の検索でXORリス
トにない描画論理XORのディスプレイリストとしてX
ORリストに設定される。のディスプレイリストも
と同様にXORリストに設定される。のディスプレイ
リストは、ステップS301及びS302の検索でXO
Rリストに上書きのディスプレイリストとして情報追加
される。のディスプレイリストが検索されるときは、
ステップS202及びS203の検索で、及びの
3つのディスプレイリストがの形状の上書きのディス
プレイリストに変換され、XORリストから消去され
る。
【0040】図9はXORリストの一例を示す図であっ
て、図9(1)は、のディスプレイリストの検索が終
了した時点におけるXORリストを示し、図9(2)は
全てのディスプレイリストの検索が終了した時点におけ
るXORリストを示している。図10は、全てのディス
プレイリスト検索処理が終了した後のディスプレイリス
トの状態を示している。
【0041】図10に示すように、及びのディスプ
レイリストは消去され、のディスプレイリストの描画
論理が上書きのディスプレイリストに変換されている。
この状態で、レンダリング処理が実行される。
【0042】図11は、ディスプレイリスト検索処理実
行前及び実行後の描画処理の一例を示す図である。処理
実行前は、「XOR」、「上書き」、「XOR」の順番
で描画処理が行われ、その結果として図11(a)の左
端のような図形が描画されることになる。一方、上述し
た処理実行後は、描画処理が簡略化され、処理前の上書
きの形状で上書き処理を実行すれば処理実行前と同様の
結果を得ることができることがわかる。
【0043】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ディスプレイリストの描画論理がXORである場合
に、上書きまたは透過の描画論理で同一領域に描画する
かどうかを判定し、この判定結果に応じてYMCKレン
ダリングとYMCレンダリングのいずれかを行うように
したので、全体として描画処理時間の短縮化を図るとと
もに、使用されるメモリ量を抑制しつつ、印字品位を保
つことができる。
【0044】なお、本実施形態では、描画論理が上書き
であるディスプレイリストが、描画論理がXORのディ
スプレイリストの範囲内にあるときにのみ、上述した処
理を実行するようにしたが、例えば複数の描画論理がX
ORのディスプレイリストであり、ある描画論理が上書
きのディスプレイリストであるものに適用するように構
成することにより、グラデーションの描画においても同
様な効果が得られる。
【0045】(他の実施形態)なお、本実施形態を適用
されるプリンタは、レーザビームプリンタに限られるも
のではなく、インクジェットプリンタ等、他のプリント
方式のプリンタでもよいことは言うまでもない。
【0046】また、本発明の機能が実行されるのであれ
ば、プリンタは単体の機器であっても、複数の機器から
成る印刷システムであっても、LAN等のネットワーク
を介して処理が行われる印刷システムであっても本発明
を適用できることはいうまでもない。
【0047】また、上述した実施形態の機能を実現する
ソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を
印刷システムあるいはプリンタに供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータ(またはCPU,MPU)
が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実
行することによっても、本発明の目的が達成されること
はいうまでもない。
【0048】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0049】プログラムコードを供給する為の記憶媒体
としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等
を用いることができる。
【0050】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより上述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づいて、コンピュータ上で稼動しているOS等が実
際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前
述した実施形態の機能が実現される場合も含まれること
はいうまでもない。
【0051】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づいて、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることはいうまでもない。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の印刷装
置または請求項4の印刷装置の印刷制御方法によれば、
第1の描画論理が反転の描画論理であると判別された場
合であって、次に入力された第2の描画論理が上書きま
たは透過の描画論理であると判別された場合に、前記第
2の描画論理が示す描画領域が前記第1の描画論理の領
域内を示しているか否かを判定し、前記第2の描画論理
が示す描画領域が前記第1の描画論理の領域内を示して
いると判定された場合であって、さらにその次に入力さ
れた第3の描画論理が反転の描画論理であると判別され
た場合に、前記第3の描画論理が示す描画領域が前記第
1の描画論理の領域の範囲内を示しているか否かを判定
し、 判定結果に応じて、前記YMCK展開ステップ及
びYMC展開ステップのいずれか一方のステップで前記
入力されたデータを展開するようにしたので、処理時間
を短縮化し、使用するメモリ量を抑制し、印字品位を維
持することができるという効果が得られる。
【0053】請求項2の印刷装置または請求項5の印刷
制御方法によれば、前記第2の描画論理が示す描画領域
が前記第1の描画論理の領域を示していないと判定され
た場合は、前記第1の描画論理である反転の描画論理と
共に入力されたデータを前記YMC展開手段により展開
するようにしたので、上記請求項1または請求項4の効
果に加えて、反転の描画論理だけの描画においても正常
な出力結果を得ることができるという効果が得られる。
【0054】請求項3の印刷装置または請求項6の印刷
装置の印刷制御方法によれば、前記第3の描画論理が示
す描画領域が前記第1の描画論理の領域を示していない
と判定された場合は、前記第1の描画論理である反転の
描画論理とともに入力されたデータを前記YMC展開手
段により展開するようにしたので、上記請求項1または
請求項4の効果に加えて、反転の描画論理だけの描画に
おいても正常な出力結果を得ることができるという効果
が得られる。
【0055】請求項7乃至請求項9の記録媒体によれ
ば、前記描画論理判別工程において第1の描画論理が反
転の描画論理であると判別された場合であって、次に入
力された第2の描画論理が前記描画論理判別工程におい
て上書きまたは透過の描画論理であると判別された場合
に、前記第2の描画論理が示す描画領域が前記第1の描
画論理の領域内を示しているか否かを判定する第1の描
画領域判定工程と、前記第1の描画領域判定工程におい
て前記第2の描画論理が示す描画領域が前記第1の描画
論理の領域内を示していると判定された場合であって、
さらにその次に入力された第3の描画論理が前記描画論
理判別工程により反転の描画論理であると判別された場
合に、前記第3の描画論理が示す描画領域が前記第1の
描画論理の領域の範囲内を示しているか否かを判定する
第2の描画領域判定工程とを含み、前記第1または第2
の描画領域判定手段による判定結果に応じて、前記YM
CK展開工程及びYMC展開工程のいずれか一方の工程
で前記入力されたデータを展開する印刷制御プログラム
を、コンピュータにより読み取り可能な形式で記録した
ので、上記請求項1乃至3記載の印刷装置の構成を有し
ていない従来の印刷装置にかかる記録媒体を用いて印刷
制御プログラムを提供することにより、上記請求項1乃
至3の印刷装置と同等の効果を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る印刷装置を含む印
刷システムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した各ユニットを有するプリンタ10
2の印字機構をあらわす模式図である。
【図3】図1に示したプリンタコントローラ部103の
概略構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態に係るYMCK展開処理の切替制御
手順を示すフローチャートである。
【図5】YMCK展開処理の切替制御手順を示すフロー
チャートである。
【図6】YMCK展開処理の切替制御手順を示すフロー
チャートである。
【図7】YMCK展開処理の切替制御手順を示すフロー
チャートである。
【図8】検索処理実行前のディスプレイリストを示す図
である。
【図9】XORリストの一例を示す図である。
【図10】全てのディスプレイリスト検索処理が終了し
た後のディスプレイリストの状態を示す図である。
【図11】ディスプレイリスト検索処理実行前及び実行
後の描画処理の一例を示す図である。
【符号の説明】
103 プリンタコントローラ部 105 プリンタエンジン部 316 ディスプレイリスト格納部 317 XORリスト格納部 318 ラスタメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C087 AA15 AB05 BC05 BD07 BD31 BD35 BD36 5B021 AA01 AA19 CC06 DD16 LG07 5C077 LL17 LL18 MP08 PP23 PP28 PP32 PP33 PP38 PP43 PP68 PQ08 PQ22 TT03 TT06 5C079 HB01 HB03 HB12 LA01 LA10 LA21 LA40 MA02 NA10 NA11 PA02 PA03 9A001 BB06 DD15 HH29 HH31 JJ35 KK54

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 RBG入力データと指定された描画論理
    のデータとをYMCK中間データと指令された描画論理
    とに変換する変換手段と、前記指定された描画論理を判
    別する描画論理判別手段と、前記描画論理判定手段によ
    る判定結果に応じて前記YMCK中間データを前記指定
    された描画論理でYMCKラスタメモリに展開してYM
    CKラスタデータとするYMCK展開手段と、前記YM
    CKラスタメモリに展開されたYMCKラスタデータを
    印刷手段に転送する第1転送手段と、前記YMCK中間
    データのKプレーンのデータをYMC中間データに変換
    する中間データ変換手段と、前記YMCKラスタメモリ
    をYMCラスタメモリに変換するラスタメモリ変換手段
    と、前記YMC中間データを前記YMCラスタメモリに
    展開してYMCラスタデータとするYMC展開手段と、
    前記YMCラスタメモリに展開されたYMCラスタデー
    タを前記印刷手段に転送する第2転送手段とを有する印
    刷装置において、 前記描画論理判別手段により第1の描画論理が反転の描
    画論理であると判別された場合であって、次に入力され
    た第2の描画論理が前記描画論理判別手段により上書き
    または透過の描画論理であると判別された場合に、前記
    第2の描画論理が示す描画領域が前記第1の描画論理の
    領域内を示しているか否かを判定する第1の描画領域判
    定手段と、 前記第1の描画領域判定手段により前記第2の描画論理
    が示す描画領域が前記第1の描画論理の領域内を示して
    いると判定された場合であって、さらにその次に入力さ
    れた第3の描画論理が前記描画論理判別手段により反転
    の描画論理であると判別された場合に、前記第3の描画
    論理が示す描画領域が前記第1の描画論理の領域の範囲
    内を示しているか否かを判定する第2の描画領域判定手
    段と、 前記第1または第2の描画領域判定手段による判定結果
    に応じて、前記YMCK展開手段及びYMC展開手段の
    いずれか一方を用いて前記入力されたデータを展開する
    ように制御する印刷制御手段とを備えることを特徴とす
    る印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷制御手段は、前記第1の描画領
    域判定手段により前記第2の描画論理が示す描画領域が
    前記第1の描画論理の領域を示していないと判定された
    場合は、前記第1の描画論理である反転の描画論理と共
    に入力されたデータを前記YMC展開手段により展開す
    ることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の描画領域判定手段により前記
    第3の描画論理が示す描画領域が前記第1の描画論理の
    領域を示していないと判定された場合は、前記第1の描
    画論理である反転の描画論理とともに入力されたデータ
    を前記YMC展開手段により展開することを特徴とする
    請求項1記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 RBG入力データと指定された描画論理
    のデータとをYMCK中間データと指令された描画論理
    とに変換する変換ステップと、前記指定された描画論理
    を判別する描画論理判別ステップと、前記描画論理判定
    ステップにおける判定結果に応じて前記YMCK中間デ
    ータを前記指定された描画論理でYMCKラスタメモリ
    に展開してYMCKラスタデータとするYMCK展開ス
    テップと、前記YMCKラスタメモリに展開されたYM
    CKラスタデータを印刷手段に転送する第1転送ステッ
    プと、前記YMCK中間データのKプレーンのデータを
    YMC中間データに変換する中間データ変換ステップ
    と、前記YMCKラスタメモリをYMCラスタメモリに
    変換するラスタメモリ変換ステップと、前記YMC中間
    データを前記YMCラスタメモリに展開してYMCラス
    タデータとするYMC展開ステップと、前記YMCラス
    タメモリに展開されたYMCラスタデータを前記印刷手
    段に転送する第2転送ステップとからなる印刷装置の印
    刷制御方法において、 前記描画論理判別ステップにおいて第1の描画論理が反
    転の描画論理であると判別された場合であって、次に入
    力された第2の描画論理が前記描画論理判別ステップに
    おいて上書きまたは透過の描画論理であると判別された
    場合に、前記第2の描画論理が示す描画領域が前記第1
    の描画論理の領域内を示しているか否かを判定する第1
    の描画領域判定ステップと、 前記第1の描画領域判定ステップにおいて前記第2の描
    画論理が示す描画領域が前記第1の描画論理の領域内を
    示していると判定された場合であって、さらにその次に
    入力された第3の描画論理が前記描画論理判別ステップ
    により反転の描画論理であると判別された場合に、前記
    第3の描画論理が示す描画領域が前記第1の描画論理の
    領域の範囲内を示しているか否かを判定する第2の描画
    領域判定ステップとを含み、 前記第1または第2の描画領域判定手段による判定結果
    に応じて、前記YMCK展開ステップ及びYMC展開ス
    テップのいずれか一方のステップで前記入力されたデー
    タを展開することを特徴とする印刷装置の印刷制御方
    法。
  5. 【請求項5】 前記第1の描画領域判定ステップにおい
    て、前記第2の描画論理が示す描画領域が前記第1の描
    画論理の領域を示していないと判定された場合は、前記
    第1の描画論理である反転の描画論理と共に入力された
    データを前記YMC展開手段により展開することを特徴
    とする請求項4記載の印刷装置の印刷制御方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の描画領域判定ステップにおい
    て、前記第3の描画論理が示す描画領域が前記第1の描
    画論理の領域を示していないと判定された場合は、前記
    第1の描画論理である反転の描画論理とともに入力され
    たデータを前記YMC展開手段により展開することを特
    徴とする請求項4記載の印刷装置の印刷制御方法。
  7. 【請求項7】 RBG入力データと指定された描画論理
    のデータとをYMCK中間データと指令された描画論理
    とに変換する変換工程と、前記指定された描画論理を判
    別する描画論理判別工程と、前記描画論理判定ステップ
    における判定結果に応じて前記YMCK中間データを前
    記指定された描画論理でYMCKラスタメモリに展開し
    てYMCKラスタデータとするYMCK展開工程と、前
    記YMCKラスタメモリに展開されたYMCKラスタデ
    ータを印刷手段に転送する第1転送工程と、前記YMC
    K中間データのKプレーンのデータをYMC中間データ
    に変換する中間データ変換工程と、前記YMCKラスタ
    メモリをYMCラスタメモリに変換するラスタメモリ変
    換工程と、前記YMC中間データを前記YMCラスタメ
    モリに展開してYMCラスタデータとするYMC展開工
    程と、前記YMCラスタメモリに展開されたYMCラス
    タデータを前記印刷手段に転送する第2転送工程とから
    なる印刷制御プログラムであって、 前記描画論理判別工程において第1の描画論理が反転の
    描画論理であると判別された場合であって、次に入力さ
    れた第2の描画論理が前記描画論理判別工程において上
    書きまたは透過の描画論理であると判別された場合に、
    前記第2の描画論理が示す描画領域が前記第1の描画論
    理の領域内を示しているか否かを判定する第1の描画領
    域判定工程と、 前記第1の描画領域判定工程において前記第2の描画論
    理が示す描画領域が前記第1の描画論理の領域内を示し
    ていると判定された場合であって、さらにその次に入力
    された第3の描画論理が前記描画論理判別工程により反
    転の描画論理であると判別された場合に、前記第3の描
    画論理が示す描画領域が前記第1の描画論理の領域の範
    囲内を示しているか否かを判定する第2の描画領域判定
    工程とを含み、 前記第1または第2の描画領域判定手段による判定結果
    に応じて、前記YMCK展開工程及びYMC展開工程の
    いずれか一方の工程で前記入力されたデータを展開する
    印刷制御プログラムを、コンピュータにより読み取り可
    能な形式で記録したことを特徴とする記録媒体。
  8. 【請求項8】 前記第1の描画領域判定工程において、
    前記第2の描画論理が示す描画領域が前記第1の描画論
    理の領域を示していないと判定された場合は、前記第1
    の描画論理である反転の描画論理と共に入力されたデー
    タを前記YMC展開手段により展開することを特徴とす
    る請求項7記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】 前記第2の描画領域判定工程において、
    前記第3の描画論理が示す描画領域が前記第1の描画論
    理の領域を示していないと判定された場合は、前記第1
    の描画論理である反転の描画論理とともに入力されたデ
    ータを前記YMC展開手段により展開することを特徴と
    する請求項7記載の記録媒体。
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