JP2000301242A - 負角成形型とその加圧装置 - Google Patents

負角成形型とその加圧装置

Info

Publication number
JP2000301242A
JP2000301242A JP11107742A JP10774299A JP2000301242A JP 2000301242 A JP2000301242 A JP 2000301242A JP 11107742 A JP11107742 A JP 11107742A JP 10774299 A JP10774299 A JP 10774299A JP 2000301242 A JP2000301242 A JP 2000301242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
cylindrical body
die
slide cam
lower mold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11107742A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3051735B1 (ja
Inventor
Mitsuo Matsuoka
光男 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UMIX KK
Original Assignee
UMIX KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by UMIX KK filed Critical UMIX KK
Priority to JP11107742A priority Critical patent/JP3051735B1/ja
Priority to EP99108766A priority patent/EP1044739B1/en
Priority to DE69919127T priority patent/DE69919127T2/de
Priority to ES99108766T priority patent/ES2226229T3/es
Priority to KR1019990020697A priority patent/KR20000067741A/ko
Priority to US09/442,503 priority patent/US6196040B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3051735B1 publication Critical patent/JP3051735B1/ja
Publication of JP2000301242A publication Critical patent/JP2000301242A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D31/00Other methods for working sheet metal, metal tubes, metal profiles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D22/00Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
    • B21D22/02Stamping using rigid devices or tools
    • B21D22/08Stamping using rigid devices or tools with die parts on rotating carriers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D19/00Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes
    • B21D19/08Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws
    • B21D19/082Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws for making negative angles
    • B21D19/086Flanging or other edge treatment, e.g. of tubes by single or successive action of pressing tools, e.g. vice jaws for making negative angles with rotary cams

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 上型の下降軌跡が下型内に入り込んだ負角成
形において、ワークの入り込んだ部分になる箇所を加圧
挟持してワークの入り込んだ部分にシワが発生しないよ
うにする。 【解決手段】 金属製薄板のワークを支持部2に載置す
る下型1と、下型に対し直線方向に下降してワークに衝
合してワークを成形する上型4とで構成し、外周面に開
口し、軸方向に刻設した溝3を有し、溝の支持部寄りの
縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部10を
形成し、下型に回動自在に設けた円柱体6と、入り込み
成形部22を有し、円柱体に対向させて上型に摺動自在
に設けたスライドカム9と、成形後、ワークを下型から
取り出せる状態まで円柱体を回動後退させる、下型に設
けた自動復帰具とよりなり、ワークの負角成形部の挟持
部材13を円柱体に摺動自在に設け、加圧された挟持部
材とスライドカムとで挟持して成形するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製薄板を成形
する負角成形型とその加圧装置に関する。ここで、負角
成形とは上型の直線方向の下降軌跡より下型内に入り込
んだ成形をいう。
【0002】
【従来の技術】金属製薄板のワークを上型の直線方向の
下降軌跡より下型内に入り込んだ負角成形は、通常スラ
イドカムを用いて行われている。従来の金属製薄板のワ
ークの入り込み成形は、下型上にワークを載置し、上型
を垂直下方に下降させて下型の受動カムを上型の作動カ
ムにて駆動し、ワークを横方向から加工し、加工が完了
し上型が上昇すると、作動カムをスプリングにより後退
させていた。
【0003】この場合、ワークの外方横方向から摺動し
てワークを成形する受動カムの成形部は、ワークの成形
部形状と同一の一体形状に形成してあるが、ワークが載
置される下型の成形部は、加工完了後ワークを下型から
取り出さねばならないので、下型の入り込み部分を分割
し後退させるか、あるいは入り込み部分の後部を削除し
ておきワークを前方へ移動させてワークの取り出しを可
能としなければならない。入り込みの程度が僅かである
場合はあまり問題にならないが、入り込み程度が大きい
場合やワークが細長い枠状の断面が溝状で、たとえば、
自動車の金属製薄板のフロントピラーアウターのような
部品では、そのワークの溝幅が狭いため、入り込んだ下
型の部分を分割したり削除したりすると、受動カムの成
形部で形状がくっきり形成できないのみならず、下型の
強度も不足し入り込み成形加工が不可能であった。
【0004】また、スライドカムによる入り込み成形で
は、受動カムをかなり長い直線距離摺動させて成形して
いるために、受動カムを正確に所定の位置に反復して摺
動させることは必ずしも容易でなく、安定した品質の製
品ができにくい。さらに、製品に捩れや歪が生じ、製品
を修正する必要が生じる場合もあるが、サイドパネル、
フェンダー、ルーフ、ボンネット、トランクリッド、ド
アパネルやフロントピラーアウターのような自動車の外
板部分を構成する部品では三次元の曲面・曲線を有し、
製品の修正は実際上不可能に近い。自動車の金属製薄板
組立の場合、製品に捩れや歪が生じていると、他の部品
と結合させにくく、高品質の自動車金属製薄板構造の提
供ができなくなり、金属製薄板成形品の所定の製品精度
を維持することができなかった。
【0005】また、スライドカムを用いると、下型のワ
ークを載置した側部に大きな受動カムやヒールを設ける
ことになり、下型面積が大きくなり、それだけプレス型
の重量が増し高価なプレス型となっていた。上記の問題
を解決するため、上型の下降直線運動を回転運動に変換
して円柱体を回動させ、上型の直線方向の下降軌跡より
下型内に入り込んだ成形部分を成形させ、成形後、成形
したワークが下型より取り出せる状態まで円柱体を回動
後退させるべく、次の構成が提案された。
【0006】すなわち、図11〜図14に示すように、
金属製薄板のワークWを支持部101に載置する下型1
02と、前記下型102に対し直線方向に下降してワー
クWに衝合してワークWを成形する上型103とで構成
し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝104を有
し、溝104の支持部101寄りの縁部に上型103の
軌跡より入り込んだ入り込み成形部105を形成し、下
型102に回動自在に設けた円柱体106と、入り込み
成形部107を有し、前記円柱体106に対向させて上
型103に摺動自在に設けたスライドカム108と、成
形後、ワークWを下型102から取り出せる状態まで円
柱体106を回動後退させる、下型102に設けた自動
復帰具109とよりなり、下型102の支持部101に
載置されたワークWを、円柱体106の入り込み成形部
105とスライドカム108の入り込み成形部107
で、円柱体106は回動すると共にスライドカム108
は摺動してワークWを成形し、成形後、自動復帰具10
9により円柱体106を回動後退させ、成形したワーク
Wを下型102より取り出せるようにした負角成形型と
した。
【0007】この負角成形型の作動について述べる。ま
ず、図11に示すように、上型103は上死点に位置し
ており、その時下型102の支持部101にワークWを
載置する。この時は、円柱体106は自動復帰具109
により回動後退している。次に、上型103が下降し始
め、図12に示すように、先ず最初にパッド110がワ
ークWを支持部101に押圧し、続いて、スライドカム
108が円柱体106の入り込み成形部105に干渉す
ることなく、スライドカム108の下面が回動プレート
111に当接し、円柱体106を図12において右回り
に回動させる。
【0008】上型103がなお下降し続けると、型の外
側方向に付勢されているスライドカム108は、コイル
スプリング112の付勢力に抗して、カムの作用によっ
て横方向で左方へ移動し、図13に示す状態となり、回
動した円柱体106の入り込み成形部105とスライド
カム108の入り込み成形部107とでワークWの入り
込み成形を行う。
【0009】入り込み成形後は上型103が上昇し始め
る。スライドカム108はコイルスプリング112によ
り型の外方向に付勢されており、図14において右方に
移動し入り込み成形されたワークWと干渉することなく
上昇する。一方、円柱体106は拘束していたスライド
カム108が上昇するため、自動復帰具109により図
14において左方へ回動し、入り込み成形したワークW
の下型102よりの取り出しの際、ワークWが円柱体1
06の入り込み成形部105と干渉することなく取り出
せる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ワークが軸線方向(図
11の紙面に垂直方向)に直線的に変化するか、あるい
は曲線的に変化する場合でも僅かな変化(曲率半径が大
きい)の場合は、ワークの入り込み成形部にシワは発生
しない。しかし、ワークが軸線方向に曲線的に変化する
場合で大きな変化(曲率半径が小さい)の場合は、ワー
クの入り込み成形部にシワが発生する。
【0011】図12に入り込み成形前の状態を示す。こ
れから分かるように、スライドカム108の入り込み成
形部107がワークWを加圧挟持することなく、単にワ
ークWを押し込んで円柱体106の入り込み成形部10
5との間で成形してシワを発生させている(ワークが軸
線方向に曲線的に大きく変化する場合)。シワの発生を
防止するのに回転体に種々な機構を組み込むことが考え
られるが、回転体は通常非常に小さく種々な機構を組み
込むのは困難であった。
【0012】なお、入り込み成形部にシワが発生するの
は成形された部分が成形前より縮む、いわゆる縮みフラ
ンジ成形の場合であって、成形された部分が成形前より
伸びる、いわゆる伸びフランジ成形の場合にはシワは発
生しない。
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、ワークの入り込んだ部分になる箇所を加
圧挟持してワークの入り込んだ部分にシワが発生しない
ようにすべく、金属製薄板のワークを支持部に載置する
下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワークに衝
合してワークを成形する上型とで構成し、外周面に開口
し、軸方向に刻設した溝を有し、溝の支持部寄りの縁部
に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部を形成し、
下型に回動自在に設けた円柱体と、入り込み成形部を有
し、前記円柱体に対向させて上型に摺動自在に設けたス
ライドカムと、成形後、ワークを下型から取り出せる状
態まで円柱体を回動後退させる、下型に設けた自動復帰
具とよりなり、下型の支持部に載置されたワークを、円
柱体の入り込み成形部とスライドカムの入り込み成形部
で、円柱体は回動すると共にスライドカムは摺動してワ
ークを成形し、成形後、自動復帰具により円柱体を回動
後退させ、成形したワークを下型より取り出せるように
した負角成形型において、ワークの負角成形部の挟持部
材を前記円柱体に摺動自在に設け、加圧された挟持部材
とスライドカムとで挟持して成形するようにした負角成
形型とした。
【0014】また、本発明は、上型の下降軌跡が下型内
に入り込んだ負角成形において、ワークの入り込んだ部
分になる箇所を加圧挟持してワークの入り込んだ部分に
シワが発生しないようにすべく、金属製薄板のワークを
支持部に載置する下型と、前記下型に対し直線方向に下
降してワークに衝合してワークを成形する上型とで構成
し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝を有し、溝の
支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み
成形部を形成し、下型に回動自在に設けた円柱体と、入
り込み成形部を有し、前記円柱体に対向させて上型に摺
動自在に設けたスライドカムと、成形後、ワークを下型
から取り出せる状態まで円柱体を回動後退させる、下型
に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支持部に載置さ
れたワークを、円柱体の入り込み成形部とスライドカム
の入り込み成形部で、円柱体は回動すると共にスライド
カムは摺動してワークを成形し、成形後、自動復帰具に
より円柱体を回動後退させ、成形したワークを下型より
取り出せるようにした負角成形型において、前記円柱体
に摺動自在に設けた入り込み成形部を有しスライドカム
とでワークを加圧挟持するワーク加圧挟持部材と、ワー
ク加圧挟持部材から突設して圧力を伝達する伝達部材
と、伝達部材に圧力を伝達する圧力装置と、上型の下降
に伴って圧力装置を移動させる移動手段と、伝達部材の
移動をロックするロック手段とを備えた負角成形型の加
圧装置とした。
【0015】さらに、本発明は、具体的には、伝達部材
は溝を刻設したロッドで、圧力装置はガススプリング
で、ロック手段は伝達部材の溝に係合する保持片であ
り、ワーク加圧挟持部材と円柱体との間に弾性体を介在
させてワーク加圧挟持部材と伝達部材とをワーク側に引
き寄せるようにした負角成形型の加圧装置とした。
【0016】
【発明の実施の態様】本発明を、添付する図面に示す具
体的な一実施例に基づいて、以下詳細に説明する。図1
は、負角成形型で成形する自動車の金属製薄板部品であ
るフェンダーの加工前と加工後を示す断面図であり、そ
の下部が入り込み成形部5である。フェンダーの入り込
み成形部5は軸線方向に曲線的にやや大きく変化してお
り、この加工は成形された部分が成形前より縮む、いわ
ゆる縮みフランジ成形である。
【0017】また、このフェンダーは自動車の外板部分
を構成するため三次元曲面・曲線を有するものである。
図2で、下型1は上部にワークWの支持部2を形成し、
外周面に開口し軸方向に刻設した溝3を有し、溝3の支
持部2側の縁部に上型4の軌跡より入り込んだ入り込み
成形部を形成した円柱状体6を、下型1に回転自在に設
ける。ワークWを成形後、下型1より取り出せるよう
に、円柱体6を回転後退させる自動復帰具としてエアシ
リンダ61を、下型1に設ける。
【0018】下型1にピン65により連結したエアシリ
ンダ61のピストンロッド62の先端を円柱体6の外周
にボルト66により固定したリンク63にピン結合して
なる。自動復帰具は上記のような空圧装置の外にコイル
スプリングで付勢したプッシュピン、油圧装置、リンク
機構、カムあるいはこれ等に類似する機構を用いること
ができる。
【0019】また、上型4には前記円柱体6に対向する
位置に摺動するスライドカム9を設ける。このスライド
カム9は先端上部に入り込み成形部10を形成し、スラ
イドカム9をガイド(図示せず)により案内し、スライ
ドカム9はスライドカム9上面と傾斜ガイド部7との間
に縮設したコイルスプリング11で型の外側方向に付勢
する。スライドカム9は傾斜ガイド部7より起立させた
停止部12により停止する。
【0020】パッド13はコイルスプリング14で下方
に付勢し、吊りボルト15により上型4に吊り下げ、入
り込み成形する前にワークWが移動しないように、ワー
クWを下型1に強く押し付ける。ワークWの入り込み成
形部にシワが発生しないように、スライドカム9の入り
込み成形部10とでワークWの入り込み成形部となる箇
所を加圧挟持できるようにすべく、円柱体に摺動自在に
設けた入り込み成形部を有しスライドカムとでワークを
加圧挟持するワーク加圧挟持部材と、ワーク加圧挟持部
材から突設して圧力を伝達する伝達部材と、伝達部材に
圧力を伝達する圧力装置と、上型の下降に伴って圧力装
置を移動させる移動手段と、伝達部材の移動をロックす
るロック手段とを備えるようにした。
【0021】ワークWに、スライドカム9の入り込み成
形部10とで加圧挟持するパッド22を、円柱体6の案
内穴21に摺動自在に設ける。下死点でワークWの形状
を明確に形成させるために、パッド22の図上の左端面
を案内穴21の底面23に衝合可能なるように形成す
る。案内穴21の左側には案内穴21より若干小径の貫
通孔24を連ねる。
【0022】パッド22の左端部には丸棒状の伝達棒2
5を螺着して連ね、この伝達棒25は前記貫通孔24に
挿通させて外方に向けて延設する。円柱体6の貫通孔2
4の端部に案内板26を固着して伝達棒25を案内させ
る。この伝達棒25は、エアシリンダ61の駆動により
回動する円柱体6と共に回動する。図3は、伝達棒25
とパッド22、パッド22を付勢するコイルスプリング
34を上方からみた図である。伝達棒25はパッド22
を加圧するのに適した箇所に適宜間隔へだてて配置す
る。パッド22は長尺の二部材よりなりボルト32で固
着する。なお、パッドを一部材で構成するのは自由であ
る。円柱体6に刻設した保持穴33にコイルスプリング
34を装着し、コイルスプリング34に座金30を当接
させ、支持ボルト36は座金30およびコイルスプリン
グ34を挿通して保持穴33の穴底に螺着させる。図示
のS1 はコイルスプリング34に基づくパッド22のス
トロークである。このコイルスプリング34はワークW
を下死点で成形後、成形したワークWを成形箇所から浮
き上がらせる、いわゆるノックアウトの役割を果たす。
また、成形完了後、円柱体6はエアシリンダ61により
回動後退し、その後、新たな成形の際、再びエアシリン
ダ61により回動するが、後述のロック片35より、伝
達棒25の先端を円柱体6側に位置させる役割を果た
す。図4は、伝達棒25に加圧される力が解除された状
態で、伝達棒25の先端は円柱体6側に引き寄せられて
いる状態を示す。
【0023】下型1の前記伝達棒25の先端に対向する
位置に、図5に示すようにロック片35を2個配置す
る。伝達棒25先端部に円環溝42を刻設して頭部43
を形成し、頭部43の外周はテーパ面44に形成する。
後述のガススプリング45の加圧力が解除されて、その
ロッド46が後退すると、伝達棒25がロック片35に
向けて進入しテーパ面44がロック片35を通過する
と、図6に示すように、円環溝42にロック片35が係
合して、その後伝達棒25は円柱体6側に後退できなく
なり、伝達棒25はロック状態となる。
【0024】ロック片35はカバー58で覆われ、基板
55上を伝達棒25側へ向けて摺動自在に設け、縮設し
たコイルスプリング56によって伝達棒25側へ付勢す
る。このロック片35の伝達棒25側への移動は、下型
2に起立させた停止ピン57により規制する。そして、
基板55はボルト59により下型2に固着する。なお、
ロック手段は前述の構成に限定されるものでなく、同一
の機能を有するものであればよい。
【0025】一方、ガススプリング45は、前記伝達棒
25に対向させて、伝達棒25の軸心方向に進退可能に
設置する。ガススプリング45は移動台47に固着し、
移動台47は下型1に固着したレール49上を移動させ
る。移動台47には受動カム50を固着する。この受動
カム50に対向する上型4にボルト67により作動部材
51を取付け、作動部材51にはローラ52を回転自在
に設け、ローラ52を受動カム50に当接可能に設定す
る。
【0026】ガススプリング45は、シリンダー54内
に使用用途に応じた高圧ガス、例えば150kg/cm
2 の高圧ガスが収容されていて、シリンダー54から突
出したロッド46が伸縮しても、ロッド収縮行程の全長
にわたりほぼ一定の出力、例えば150kg/cm2
得られる。これは、2個のタンクがシリンダー54内に
内蔵されているが、ロッド46が収縮し、一方のタンク
に圧力がかかくと一方のタンクから高圧ガスが流出し、
他方のタンクに流入させて、ロッド46の全行程にわた
り、ほぼ一定の出力が得られる。
【0027】このように、ガススプリング45は、コイ
ルスプリングと異なり、作動し始めから高出力が全行程
にわたり得られ、伝達棒25を介してパッド22に圧力
を確実に伝達できる。圧力装置としてガススプリングを
例にとって述べたが、本発明は、圧力装置をガススプリ
ングに限定するものでなく、弾性体やガススプリングと
同一機能を有するものであればよい。圧力装置の移動手
段も上述の例に限定されるものではない。
【0028】移動台47のストロークをS2 とすると、
ガススプリング45のロッド46のストロークもS2
なる。ガススプリング45のストロークS2 はパッド2
2を十分に押圧できるストロークに設定する。前記のコ
イルスプリング34は伝達棒25をワークW側に引き寄
せればよいので、そのストロークのS1 は、通常、S1
<S2 に設定する。
【0029】符号53は、ガススプリング45のロッド
46により伝達棒25を介して押されるパッド22のス
トッパーである。ストッパー53はボルト60により円
柱体6に固定する。移動台47の加圧ストロークは上型
4の下降に伴って作動部材51のローラ52が受動カム
50に衝合することにより行われる。上型4が上昇する
と、移動台47を拘束していた作動部材51は上昇して
移動台47は作動部材51より拘束されないようにな
り、ガススプリング45の反力で移動台47は復帰す
る。移動台47を確実に復帰させるために、ガススプリ
ング45の反力だけでなく、スプリング(図示せず)に
より移動台47を作動部材51側に付勢する。
【0030】この負角成形型の作動について述べる。先
ず、上型4は上死点に位置しており、その時下型1の支
持部2にワークWを載置する。この時は、円柱体6はエ
アシリンダ61のピストンロッド62は伸長状態で成形
位置に位置している。次に、上型4が下降し始め、先ず
最初にパッド13がワークWを支持部2に押圧し続い
て、スライドカム9が円柱体6の入り込み成形部5に干
渉することなく、図2に示すように、スライドカム9の
下面がボルト64により円柱体6に固定した回動プレー
ト53に当接する。この時、上型4の作動部材51のロ
ーラ52が移動台47の受動カム50に衝合し、移動台
47の前進が始まる。
【0031】パッド22が図7に示すようにワークWに
接触を開始する。移動台47すなわちガススプリング4
5がワークWに向けて進み、そのロッド46は伝達棒2
5を押圧し、スライドカム9もワークWへ向けて進み、
その入り込み成形部10とパッド22とでワークWを加
圧挟持する。続いて上型4が下降すると、図8に示すよ
うに、スライドカム9の入り込み成形部10はガススプ
リング45側へ進入し、伝達棒25もガススプリング4
5側へ移動させられ、ワークWは加圧させられながら下
死点に至る。
【0032】この時、ロッド25の頭部43は図5に示
すように保持片35間をコイルスプリング56の付勢力
に抗して通過し、図6に示すように、円環溝42に保持
片35が係合して、その後伝達棒25は円柱体6側に後
退できず、ロック状態になる。入り込み成形後は上型4
が上昇し始める。図9に示すように、スライドカム9は
コイルスプリング11により型の外方向に付勢されてお
り、スライドカム9は右方に移動する。
【0033】一方、円柱体6は拘束していたスライドカ
ム9が上昇し、エアシリンダ61のピストンロッド62
が収縮して図10に示すように円柱体6を左方へ回動
し、入り込み成形したワークWの下型1よりの取り出し
の際、ワークWが円柱体6の入り込み成形部と干渉する
ことなく取り出せる。上型4が上昇すると、移動台47
は作動部材51の拘束から開放され、移動台47はガス
スプリング45の反力で後退する。この時、伝達棒25
がロックされてないと、ガススプリング45のロッド4
6により伝達棒25がワークW側へ移動し、成形したワ
ークWを変形させる。ワークWを変形させないため伝達
棒25はロックされる。このロック手段は成形したワー
クWを変形させないため重要な役目を果たす。
【0034】エアシリンダ61により円柱体6が左方へ
回動すると、伝達棒25の保持片35による係合が外れ
(図5において保持片25は下方には配置されてなく、
伝達棒25の下方への回動は許される)、コイルスプリ
ング34により付勢されているパッド22は図上右方へ
移動し、ワークWを浮き上がらせ、同時に伝達棒25の
頭部43を円柱体6側に引き寄せる。
【0035】次に、エアシリンダ61の伸長作動により
円柱体6をワークW載置前の状態に回動させると、伝達
棒25も円柱体6と一緒に回動して伝達棒25の頭部4
3は保持片35より円柱体6寄りに位置させる。この状
態はワークWの載置前の状態である。
【0036】
【発明の効果】本発明は、上述のように、金属製薄板の
ワークを支持部に載置する下型と、前記下型に対し直線
方向に下降してワークに衝合してワークを成形する上型
とで構成し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝を有
し、溝の支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込んだ
入り込み成形部を形成し、下型に回動自在に設けた円柱
体と、入り込み成形部を有し、前記円柱体に対向させて
上型に摺動自在に設けたスライドカムと、成形後、ワー
クを下型から取り出せる状態まで円柱体を回動後退させ
る、下型に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支持部
に載置されたワークを、円柱体の入り込み成形部とスラ
イドカムの入り込み成形部で、円柱体は回動すると共に
スライドカムは摺動してワークを成形し、成形後、自動
復帰具により円柱体を回動後退させ、成形したワークを
下型より取り出せるようにした負角成形型において、ワ
ークの負角成形部の挟持部材を前記円柱体に摺動自在に
設け、加圧された挟持部材とスライドカムとで挟持して
成形するようにした負角成形型としたので、上型の下降
軌跡が下型内に入り込んだ負角成形において、ワークの
入り込んだ部分になる箇所を加圧挟持してワークの入り
込んだ部分にシワが発生しないようにした。
【0037】また、本発明は、金属製薄板のワークを支
持部に載置する下型と、前記下型に対し直線方向に下降
してワークに衝合してワークを成形する上型とで構成
し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝を有し、溝の
支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み
成形部を形成し、下型に回動自在に設けた円柱体と、入
り込み成形部を有し、前記円柱体に対向させて上型に摺
動自在に設けたスライドカムと、成形後、ワークを下型
から取り出せる状態まで円柱体を回動後退させる、下型
に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支持部に載置さ
れたワークを、円柱体の入り込み成形部とスライドカム
の入り込み成形部で、円柱体は回動すると共にスライド
カムは摺動してワークを成形し、成形後、自動復帰具に
より円柱体を回動後退させ、成形したワークを下型より
取り出せるようにした負角成形型において、前記円柱体
に摺動自在に設けた入り込み成形部を有しスライドカム
とでワークを加圧挟持するワーク加圧挟持部材と、ワー
ク加圧挟持部材から突設して圧力を伝達する伝達部材
と、伝達部材に圧力を伝達する圧力装置と、上型の下降
に伴って圧力装置を移動させる移動手段と、伝達部材の
移動をロックするロック手段とを備えた負角成形型の加
圧装置であるので、上型の下降軌跡が下型内に入り込ん
だ負角成形において、ワークの入り込んだ部分になる箇
所を加圧挟持してワークの入り込んだ部分にシワが発生
しないようにした。
【0038】さらに、本発明は、伝達部材は溝を刻設し
たロッドで、圧力装置はガススプリングで、ロック手段
は伝達部材の溝に係合する保持片であり、ワーク加圧挟
持部材と円柱体との間に弾性体を介在させてワーク加圧
挟持部材と伝達部材とをワーク側に引き寄せるようにし
た負角成形型の加圧装置とした具体的な構成よりなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の負角成形型で成形する自動車の金属製
薄板部品であるフェンダーの加工前と加工後を示す断面
図である。
【図2】図1のフェンダーを入り込み成形する本発明の
負角成形型の上型が上死点から下降し加圧装置が前進し
始めた状態の縦断面図である。
【図3】伝達棒とパッド、パッドを付勢するコイルスプ
リングを上方からみた平面図である。
【図4】図3のコイルスプリングが伸長した状態の平面
図である。
【図5】ロック片と伝達棒が係合した状態の正面図であ
る。
【図6】ロック片と伝達棒が係合した状態の断面図であ
る。
【図7】図2の本発明の負角成形型の上型が下降して下
型に当接した状態の縦断面図である。
【図8】図2の本発明の負角成形型の上型が下死点の状
態の縦断面図である。
【図9】図2の本発明の負角成形型が入り込み成形して
上型が上昇している状態にある縦断面図である。
【図10】図2の本発明の負角成形型が入り込み成形し
て上型が上昇し、円柱体を回動後退させた状態の縦断面
図である。
【図11】入り込み成形する従来の負角成形型の上型が
上死点の状態の縦断面図である。
【図12】図11の従来の負角成形型の上型が下降して
下型に当接しスライドカムがワークに接触し始めた状態
の縦断面図である。
【図13】図11の従来の負角成形型の上型が下死点の
状態の縦断面図である。
【図14】図11の従来の負角成形型が入り込み成形し
て上型が上昇して上死点の状態にある縦断面図である。
【符号の説明】
W…ワーク 2…支持部 1…下型 4…上型 3…溝 5…入り込み成形部 6…円柱体 10…入り込み成形部 9…スライドカム 61…エアシリンダ 22…パッド 25…伝達棒 45…ガススプリング 47…移動台 50…受動カム 51…作動部材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月14日(2000.2.1
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、ワークの入り込んだ部分になる箇所を加
圧挟持してワークの入り込んだ部分にシワが発生しない
ようにすべく、金属製薄板のワークを支持部に載置する
下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワークに衝
合してワークを成形する上型とで構成し、外周面に開口
し、軸方向に刻設した溝を有し、溝の支持部寄りの縁部
に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部を形成し、
下型に回動自在に設けた円柱体と、入り込み成形部を有
し、前記円柱体に対向させて上型に摺動自在に設けたス
ライドカムと、成形後、ワークを下型から取り出せる状
態まで円柱体を回動後退させる、下型に設けた自動復帰
具とよりなり、下型の支持部に載置されたワークを、円
柱体の入り込み成形部とスライドカムの入り込み成形部
で、スライドカムを摺動させてワークを成形し、成形
後、自動復帰具により円柱体を回動後退させ、成形した
ワークを下型より取り出せるようにした負角成形型にお
いて、前記円柱体を摺動自在に設けスライドカムとでワ
ークを加圧挟持するワーク加圧挟持部材と、ワーク加圧
支持部材から突設して圧力を伝達する伝達部材と、伝達
部材に圧力を伝達する圧力装置と、成形したワークを変
形させないため伝達部材の移動をロックし、成形された
ワークを下型から取り出せる状態まで円柱体を回動後退
させる際、伝達部材の係合が外れるように構成したロッ
ク装置を備えるようにした負角成形型とした。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】また、本発明は、上型の下降軌跡が下型内
に入り込んだ負角成形において、ワークの入り込んだ部
分になる箇所を加圧挟持してワークの入り込んだ部分に
シワが発生しないようにすべく、金属製薄板のワークを
支持部に載置する下型と、前記下型に対し直線方向に下
降してワークに衝合してワークを成形する上型とで構成
し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝を有し、溝の
支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み
成形部を形成し、下型に回動自在に設けた円柱体と、入
り込み成形部を有し、前記円柱体に対向させて上型に摺
動自在に設けたスライドカムと、成形後、ワークを下型
から取り出せる状態まで円柱体を回動後退させる、下型
に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支持部に載置さ
れたワークを、円柱体の入り込み成形部とスライドカム
の入り込み成形部で、スライドカムを摺動させてワーク
を成形し、成形後、自動復帰具により円柱体を回動後退
させ、成形したワークを下型より取り出せるようにした
負角成形型において、前記円柱体を摺動自在に設けスラ
イドカムとでワークを加圧挟持するワーク加圧挟持部材
と、ワーク加圧挟持部材から突設して圧力を伝達する伝
達部材と、伝達部材に圧力を伝達する圧力装置と、上型
の下降に伴って圧力装置を移動させる移動手段と、成形
したワークを変形させないため伝達部材の移動をロック
し、成形されたワークを下型から取り出せる状態まで円
柱体を回動後退させる際、伝達部材の係合が外れるよう
に構成したロック装置を備えるようにした負角成形型の
加圧装置とした。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】さらに、本発明は、具体的には、伝達部材
は溝を刻設した伝達棒で、圧力装置はガススプリング
で、ロック手段は伝達部材の溝に係合し、成形されたワ
ークを下型から取り出せる状態まで円柱体を回動後退さ
せる際、係合が外れる保持片を備えており、ワーク加圧
挟持部材と円柱体との間に弾性体を介在させてワーク加
圧挟持部材と伝達部材とをワーク側に引き寄せるように
した負角成形型の加圧装置とした。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】ガススプリング45は、シリンダー54内
に使用用途に応じた高圧ガス、例えば150kg/cm
2 の高圧ガスが収容されていて、シリンダー54から突
出したロッド46が伸縮しても、ロッド収縮行程の全長
にわたりほぼ一定の出力、例えば150kg/cm2
得られる。これは、2個のタンクがシリンダー54内に
内蔵されているが、ロッド46が収縮し、一方のタンク
に圧力がかかると一方のタンクから高圧ガスが流出し、
他方のタンクに流入させて、ロッド46の全行程にわた
り、ほぼ一定の出力が得られる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】この負角成形型の作動について述べる。先
ず、上型4は上死点に位置しており、その時下型1の支
持部2にワークWを載置する。この時は、円柱体6はエ
アシリンダ61のピストンロッド62は伸長状態で成形
位置に位置している。次に、上型4が下降し始め、先ず
最初にパッド13がワークWを支持部2に押圧し続い
て、スライドカム9が円柱体6の入り込み成形部に干渉
することなく、図2に示すように、スライドカム9の下
面がボルト64により円柱体6に固定した回動プレート
53に当接する。この時、上型4の作動部材51のロー
ラ52が移動台47の受動カム50に衝合し、移動台4
7の前進が始まる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【発明の効果】本発明は、上述のように、金属製薄板の
ワークを支持部に載置する下型と、前記下型に対し直線
方向に下降してワークに衝合してワークを成形する上型
とで構成し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝を有
し、溝の支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込んだ
入り込み成形部を形成し、下型に回動自在に設けた円柱
体と、入り込み成形部を有し、前記円柱体に対向させて
上型に摺動自在に設けたスライドカムと、成形後、ワー
クを下型から取り出せる状態まで円柱体を回動後退させ
る、下型に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支持部
に載置されたワークを、円柱体の入り込み成形部とスラ
イドカムの入り込み成形部で、スライドカムを摺動させ
てワークを成形し、成形後、自動復帰具により円柱体を
回動後退させ、成形したワークを下型より取り出せるよ
うにした負角成形型において、前記円柱体を摺動自在に
設けスライドカムとでワークを加圧挟持するワーク加圧
挟持部材と、ワーク加圧支持部材から突設して圧力を伝
達する伝達部材と、伝達部材に圧力を伝達する圧力装置
と、成形したワークを変形させないため伝達部材の移動
をロックし、成形されたワークを下型から取り出せる状
態まで円柱体を回動後退させる際、伝達部材の係合が外
れるように構成したロック装置を備えるようにした負角
成形型としたので、上型の下降軌跡が下型内に入り込ん
だ負角成形において、ワークの入り込んだ部分になる箇
所を加圧挟持してワークの入り込んだ部分にシワが発生
しないようにした。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】また、本発明は、金属製薄板のワークを支
持部に載置する下型と、前記下型に対し直線方向に下降
してワークに衝合してワークを成形する上型とで構成
し、外周面に開口し、軸方向に刻設した溝を有し、溝の
支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み
成形部を形成し、下型に回動自在に設けた円柱体と、入
り込み成形部を有し、前記円柱体に対向させて上型に摺
動自在に設けたスライドカムと、成形後、ワークを下型
から取り出せる状態まで円柱体を回動後退させる、下型
に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支持部に載置さ
れたワークを、円柱体の入り込み成形部とスライドカム
の入り込み成形部で、スライドカムを摺動させてワーク
を成形し、成形後、自動復帰具により円柱体を回動後退
させ、成形したワークを下型より取り出せるようにした
負角成形型において、前記円柱体を摺動自在に設けスラ
イドカムとでワークを加圧挟持するワーク加圧挟持部材
と、ワーク加圧挟持部材から突設して圧力を伝達する伝
達部材と、伝達部材に圧力を伝達する圧力装置と、上型
の下降に伴って圧力装置を移動させる移動手段と、成形
したワークを変形させないため伝達部材の移動をロック
し、成形されたワークを下型から取り出せる状態まで円
柱体を回動後退させる際、伝達部材の係合が外れるよう
に構成したロック装置を備えるようにした負角成形型の
加圧装置であるので、上型の下降軌跡が下型内に入り込
んだ負角成形において、ワークの入り込んだ部分になる
箇所を加圧挟持してワークの入り込んだ部分にシワが発
生しないようにした。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】さらに、本発明は、伝達部材は溝を刻設し
た伝達棒で、圧力装置はガススプリングで、ロック手段
は伝達部材の溝に係合し、成形されたワークを下型から
取り出せる状態まで円柱体を回動後退させる際、係合が
外れる保持片を備えており、ワーク加圧挟持部材と円柱
体との間に弾性体を介在させてワーク加圧挟持部材と伝
達部材とをワーク側に引き寄せるようにした負角成形型
の加圧装置とした具体的な構成よりなる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製薄板のワークを支持部に載置する
    下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワークに衝
    合してワークを成形する上型とで構成し、外周面に開口
    し、軸方向に刻設した溝を有し、溝の支持部寄りの縁部
    に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部を形成し、
    下型に回動自在に設けた円柱体と、入り込み成形部を有
    し、前記円柱体に対向させて上型に摺動自在に設けたス
    ライドカムと、成形後、ワークを下型から取り出せる状
    態まで円柱体を回動後退させる、下型に設けた自動復帰
    具とよりなり、下型の支持部に載置されたワークを、円
    柱体の入り込み成形部とスライドカムの入り込み成形部
    で、円柱体は回動すると共にスライドカムは摺動してワ
    ークを成形し、成形後、自動復帰具により円柱体を回動
    後退させ、成形したワークを下型より取り出せるように
    した負角成形型において、ワークの負角成形部の挟持部
    材を前記円柱体に摺動自在に設け、加圧された挟持部材
    とスライドカムとで挟持して成形するようにした負角成
    形型。
  2. 【請求項2】 金属製薄板のワークを支持部に載置する
    下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワークに衝
    合してワークを成形する上型とで構成し、外周面に開口
    し、軸方向に刻設した溝を有し、溝の支持部寄りの縁部
    に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部を形成し、
    下型に回動自在に設けた円柱体と、入り込み成形部を有
    し、前記円柱体に対向させて上型に摺動自在に設けたス
    ライドカムと、成形後、ワークを下型から取り出せる状
    態まで円柱体を回動後退させる、下型に設けた自動復帰
    具とよりなり、下型の支持部に載置されたワークを、円
    柱体の入り込み成形部とスライドカムの入り込み成形部
    で、円柱体は回動すると共にスライドカムは摺動してワ
    ークを成形し、成形後、自動復帰具により円柱体を回動
    後退させ、成形したワークを下型より取り出せるように
    した負角成形型において、前記円柱体に摺動自在に設け
    た入り込み成形部を有しスライドカムとでワークを加圧
    挟持するワーク加圧挟持部材と、ワーク加圧挟持部材か
    ら突設して圧力を伝達する伝達部材と、伝達部材に圧力
    を伝達する圧力装置と、上型の下降に伴って圧力装置を
    移動させる移動手段と、伝達部材の移動をロックするロ
    ック手段とを備えた負角成形型の加圧装置。
  3. 【請求項3】 伝達部材は溝を刻設したロッドで、圧力
    装置はガススプリングで、ロック手段は伝達部材の溝に
    係合する保持片であり、ワーク加圧挟持部材と円柱体と
    の間に弾性体を介在させてワーク加圧挟持部材と伝達部
    材とをワーク側に引き寄せるようにした請求項2記載の
    負角成形型の加圧装置。
JP11107742A 1999-04-15 1999-04-15 負角成形型とその加圧装置 Expired - Fee Related JP3051735B1 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11107742A JP3051735B1 (ja) 1999-04-15 1999-04-15 負角成形型とその加圧装置
EP99108766A EP1044739B1 (en) 1999-04-15 1999-05-03 Negative angular forming dies and pressing apparatus thereof
DE69919127T DE69919127T2 (de) 1999-04-15 1999-05-03 Negativwinkel-Formmwerkzeuge und Pressvorrichtung dafür
ES99108766T ES2226229T3 (es) 1999-04-15 1999-05-03 Matrices de conformacion angular y aparato de prensa para las mismas.
KR1019990020697A KR20000067741A (ko) 1999-04-15 1999-06-04 음각성형다이와 그 가압장치
US09/442,503 US6196040B1 (en) 1999-04-15 1999-11-18 Negative angular forming die and pressing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11107742A JP3051735B1 (ja) 1999-04-15 1999-04-15 負角成形型とその加圧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3051735B1 JP3051735B1 (ja) 2000-06-12
JP2000301242A true JP2000301242A (ja) 2000-10-31

Family

ID=14466817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11107742A Expired - Fee Related JP3051735B1 (ja) 1999-04-15 1999-04-15 負角成形型とその加圧装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6196040B1 (ja)
EP (1) EP1044739B1 (ja)
JP (1) JP3051735B1 (ja)
KR (1) KR20000067741A (ja)
DE (1) DE69919127T2 (ja)
ES (1) ES2226229T3 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008500905A (ja) * 2004-06-01 2008-01-17 アンカー ラミナ アメリカ,インク. ローラカム
JP2008178916A (ja) * 2008-03-07 2008-08-07 Toyota Motor Corp プレス加工装置
KR101167042B1 (ko) 2012-01-04 2012-07-31 주식회사 루보 부각 성형 장치
JP2017030560A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 ダイハツ工業株式会社 ルーフサイドレール

Families Citing this family (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3492640B2 (ja) * 2001-03-05 2004-02-03 ユミックス株式会社 負角成形型
JP2002263754A (ja) * 2001-03-05 2002-09-17 Umix Co Ltd 負角成形型の回転カム駆動装置
JP3492642B2 (ja) * 2001-03-21 2004-02-03 ユミックス株式会社 負角成形型の回転カム移動装置
JP3509810B2 (ja) * 2002-06-07 2004-03-22 ユミックス株式会社 負角成形型の回転カム駆動装置
KR100440161B1 (ko) * 2002-06-28 2004-07-12 현대자동차주식회사 캠형 프레스 장치
US7434443B2 (en) * 2002-07-31 2008-10-14 Hirotec Corporation Compound press-forming apparatus and compound press-forming method
US7258030B2 (en) * 2003-01-21 2007-08-21 Syron Engineering & Manufacturing, Llc Failsafe element for rotary cam unit used in a flanged die
DE10340510A1 (de) * 2003-09-03 2005-03-31 Bayerische Motoren Werke Ag Vorrichtung mit zueinander unter einem stumpfen Winkel angeordneten Gleit- und/oder Förderbahnen mit relativ zueinander bewegten oder beweglichen Bahnabschnitten, insbesondere für Werkzeugmaschinen oder Fördereinrichtungen
US6997029B2 (en) * 2003-11-05 2006-02-14 Danly Iem, A Division Of Connell Limited Partnership Roller cam mechanism and drive assembly with positive retraction
JP4162579B2 (ja) 2003-11-27 2008-10-08 株式会社ユアビジネス 負角成形金型
US7047779B2 (en) * 2004-01-12 2006-05-23 General Motors Corporation Curvilinear punch motion for double-action hot stretch-forming
US7523634B2 (en) * 2004-08-24 2009-04-28 Helical Cam, Llc. Forming die having filler cam assembly
US7191635B2 (en) * 2004-11-18 2007-03-20 Danly Iem, Llc Press mounted cam
JP4961254B2 (ja) * 2006-07-27 2012-06-27 本田技研工業株式会社 蛇行環状巻線コイルの成形機及び蛇行環状巻線コイルの成形方法
US8171821B2 (en) * 2006-09-28 2012-05-08 Helical Cam, Llc Corner cam assembly
US7779665B2 (en) 2006-10-30 2010-08-24 Wilson Tool International Inc. Press brake die holder technology
US20080237961A1 (en) * 2007-03-30 2008-10-02 Honda Motor Co., Ltd. Pad for holding blank and die assembly therewith
JP5014069B2 (ja) * 2007-11-06 2012-08-29 株式会社ユアビジネス プレス成形用金型
US7735907B2 (en) * 2007-12-27 2010-06-15 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Pillar for motor vehicle and tool for making the same
US8516874B2 (en) * 2007-12-27 2013-08-27 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Pillar for motor vehicle and tool for making the same
FR2962669B1 (fr) * 2010-07-19 2012-07-13 Peugeot Citroen Automobiles Sa Outil d'emboutissage de pieces et son application a la fabrication de pieces de vehicules automobiles
US20120047986A1 (en) * 2010-09-01 2012-03-01 Ford Global Technologies, Llc Cantilevered Flange Die Insert for a Rotary Cam Having a Reduced Diameter Portion
ES2575859T3 (es) * 2010-12-02 2016-07-01 Norgren Automation Solutions, Llc. Matriz de doblado con unidad de leva radial
FR2991204B1 (fr) * 2012-06-01 2014-06-13 Peugeot Citroen Automobiles Sa Presse d'emboutissage de pieces en tole comportant une contre-depouille.
CN102974693B (zh) * 2012-09-29 2016-05-04 苏州鑫捷顺五金机电有限公司 一种负角折弯模具
CN103286226A (zh) * 2013-06-04 2013-09-11 奇瑞汽车股份有限公司 一种旋转斜楔模具结构及其冲压方法
FR3036987B1 (fr) * 2015-06-03 2017-12-22 Peugeot Citroen Automobiles Sa Poincon de mise a forme par emboutissage d’un bord en contre depouille d’embouti.
DE102015010580A1 (de) * 2015-08-12 2017-02-16 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Trenn- und/oder Umformwerkzeug zur Bearbeitung eines Flächenbauteils und Verfahren zur Einbringung einer Stapelsicke in das Flächenbauteil mit dem Trenn- und/oder Umformwerkzeug
CN105855394B (zh) * 2016-05-17 2018-05-25 昆山岳众模具有限公司 一种汽车防侧向力成型模具
CN109465343A (zh) * 2018-12-24 2019-03-15 奇瑞汽车股份有限公司 翻边模具
CN110000303B (zh) * 2019-04-12 2024-04-09 苏州祥龙嘉业电子科技股份有限公司 一种腔内压形模具
CN112718951A (zh) * 2020-12-16 2021-04-30 东莞市新美洋技术有限公司 一种无痕折弯设备
CN113210506B (zh) * 2021-04-29 2023-05-09 无锡商业职业技术学院 一种汽车底盘连接系统用大四方螺母的制造设备
CN114178365A (zh) * 2021-12-09 2022-03-15 歌尔科技有限公司 一种负角度折弯机构以及冲压模具

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59197318A (ja) * 1983-04-21 1984-11-08 Daihatsu Motor Co Ltd プレス用金型
JPH082470B2 (ja) * 1990-10-30 1996-01-17 三菱自動車エンジニアリング株式会社 ワークの加工取外し装置
JP2849241B2 (ja) * 1991-08-02 1999-01-20 ダイハツ工業株式会社 負角形状成形用プレス金型
US5347838A (en) * 1993-06-25 1994-09-20 Umix Co., Ltd. Forming die for thin plate
JPH08276218A (ja) * 1995-04-04 1996-10-22 Mazda Motor Corp 板材の成形装置
US5784916A (en) * 1997-02-05 1998-07-28 Umix Co., Ltd. Thin sheet forming die assembly including a lower die having plural parallel rotating cylindrical members
US5746082A (en) * 1997-02-05 1998-05-05 Umix Co., Ltd. Thin sheet forming die assembly including lower die cylindrical member having varied diameters
US6038908A (en) * 1998-12-08 2000-03-21 Yourbusiness Co., Ltd. Bending die having rotary die

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008500905A (ja) * 2004-06-01 2008-01-17 アンカー ラミナ アメリカ,インク. ローラカム
JP4694565B2 (ja) * 2004-06-01 2011-06-08 アンカー ラミナ アメリカ,インク. ローラカム
JP2008178916A (ja) * 2008-03-07 2008-08-07 Toyota Motor Corp プレス加工装置
KR101167042B1 (ko) 2012-01-04 2012-07-31 주식회사 루보 부각 성형 장치
WO2013103212A1 (ko) * 2012-01-04 2013-07-11 주식회사 루보 부각 성형 장치
JP2017030560A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 ダイハツ工業株式会社 ルーフサイドレール

Also Published As

Publication number Publication date
US6196040B1 (en) 2001-03-06
JP3051735B1 (ja) 2000-06-12
EP1044739A3 (en) 2001-12-19
EP1044739B1 (en) 2004-08-04
KR20000067741A (ko) 2000-11-25
DE69919127D1 (de) 2004-09-09
ES2226229T3 (es) 2005-03-16
EP1044739A2 (en) 2000-10-18
DE69919127T2 (de) 2005-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3051735B1 (ja) 負角成形型とその加圧装置
JP3370628B2 (ja) 負角成形型
JP3505157B2 (ja) 負角成形型
JP3509810B2 (ja) 負角成形型の回転カム駆動装置
KR101526347B1 (ko) 프레스 성형용 금형
JP3492642B2 (ja) 負角成形型の回転カム移動装置
CN107855413A (zh) 铝制车门外板冲压成形模具及回弹控制方法
JP2002263754A (ja) 負角成形型の回転カム駆動装置
US7117706B2 (en) Programmable apparatus and method for body panel attachment
JP2014188562A (ja) プレス加工方法及びこれに用いる治具
CN210703365U (zh) 空腔零件的内定位机构
JPH07256357A (ja) 複合プレス型
JP6086481B2 (ja) ヘミング加工装置
KR101803665B1 (ko) 복수의 저항 용접 요소들을 세팅하기 위한 도구
US3827278A (en) Joggling tool
JP6086432B2 (ja) プレス加工装置及びプレス加工方法
JPH0618653Y2 (ja) プレス型構造
SU1696057A1 (ru) Штамп дл обработки листовых заготовок
JP6086433B2 (ja) プレス加工装置
JP6052884B2 (ja) ヘミング加工装置
JPH0321767Y2 (ja)
JP2005028370A (ja) 負角成形型
CN116900130A (zh) 一种冲压件尖角翻边方法及翻边模具
JPS63313619A (ja) プレス機械
CN114472666A (zh) 一种管状液压成形前翼子板支撑件的成形装置和方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080331

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees