JP3505157B2 - 負角成形型 - Google Patents

負角成形型

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JP3505157B2 JP2001060168A JP2001060168A JP3505157B2 JP 3505157 B2 JP3505157 B2 JP 3505157B2 JP 2001060168 A JP2001060168 A JP 2001060168A JP 2001060168 A JP2001060168 A JP 2001060168A JP 3505157 B2 JP3505157 B2 JP 3505157B2
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    • B21D5/04Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on brakes making use of clamping means on one side of the work

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、金属製薄板を成形
する負角成形型に関する。ここで、負角成形型とは上型
の直線方向の下降軌跡より下型内に入り込んだ成形をい
う。 【0002】 【従来の技術】金属製薄板のワークを上型の直線方向の
下降軌跡より下型内に入り込んだ負角成形は、通常スラ
イドカムを用いて行われている。 【0003】従来の金属製薄板のワークの入り込み成形
は、下型上にワークを載置し、上型を垂直下方に下降さ
せて下型の受動カムを上型の作動カムにて駆動し、ワー
クを横方向から加工し、加工が完了し上型が上昇する
と、作動カムをスプリングにより後退させていた。 【0004】この場合、ワークの外方横方向から摺動し
てワークを成形する受動カムの成形部は、ワークの成形
部形状と同一の一体形状に形成してあるが、ワークが載
置される下型の成形部は、加工完了後ワークを下型から
取り出さねばならないので、下型の入り込み部分を分割
し後退させるか、あるいは入り込み部分の後部を削除し
ておきワークを前方へ移動させてワークの取り出しを可
能としなければならない。入り込みの程度が僅かである
場合はあまり問題にならないが、入り込み程度が大きい
場合やワークが細長い枠状の断面が溝状で、たとえば、
自動車の金属製薄板のフロントピラーアウターのような
部品では、そのワークの溝幅が狭いため、入り込んだ下
型の部分を分割したり削除したりすると、受動カムの成
形部で形状がくっきり形成できないのみならず、下型の
強度も不足し入り込み成形加工が不可能であった。 【0005】また、製品に捩れや歪が生じ、製品を修正
する必要が生じる場合もあるが、サイドパネル、フェン
ダー、ルーフ、ボンネット、トランクリッド、ドアパネ
ルやフロントピラーアウターのような自動車の外板部分
を構成する部品では三次元の曲面・曲線を有し、製品の
修正は実際上不可能に近い。自動車の金属製薄板組立の
場合、製品に捩れや歪が生じていると、他の部品と結合
させにくく、高品質の自動車用金属製薄板構造の提供が
できなくなり、金属製薄板成形品の所定の製品精度を維
持することができなかった。 【0006】上記の問題を解決するため、上型の下降直
線運動により回転カムを回動させ、上型の直線方向の下
降軌跡より下型内に入り込んだ成形部分を成形させ、成
形後、成形したワークが下型より取り出せる状態まで回
転カムを回動後退させるべく、次の構成が提案された。 【0007】すなわち、図4〜図7に示すように、金属
製薄板のワークWを支持部101に載置する下型102
と、前記下型102に対し直線方向に下降してワークW
に衝合してワークWを成形する上型103とで構成し、
外周面に開口し、軸方向に刻設した溝104を有し、溝
104の支持部101寄りの縁部に上型103の軌跡よ
り入り込んだ入り込み成形部105を形成し、下型10
2に回動自在に設けた回転カム106と、入り込み成形
部107を有し、前記回転カム106に対向させて上型
103に摺動自在に設けたスライドカム108と、成形
後、ワークWを下型102から取り出せる状態まで回転
カム106を回動後退させる、下型102に設けた自動
復帰具109とよりなり、下型102の支持部101に
載置されたワークWを、回転カム106の入り込み成形
部105とスライドカム108の入り込み成形部107
で、回転カム106は回動すると共にスライドカム10
8は摺動してワークWを成形し、成形後、自動復帰具1
09により回転カム106を回動後退させ、成形したワ
ークWを下型102より取り出せるようにした負角成形
型とした。 【0008】この負角成形型の作動について述べる。 【0009】まず、図4に示すように、上型103は上
死点に位置させてあり、その時下型102の支持部10
1にワークWを載置する。この時は、回転カム106は
自動復帰具109により回動後退している。 【0010】次に、上型103が下降し始め、先ず最初
にスライドカム108が回転カム106の入り込み成形
部105に干渉することなく、スライドカム108の下
面が回動プレート111に当接し、回転カム106を右
回りに回動させ、回転カム106を図5に示す成形姿勢
にし、続いて、パッド110がワークWを押圧する。 【0011】上型103がなお下降し続けると、型の外
側方向に付勢されているスライドカム108は、コイル
スプリング112の付勢力に抗して、カムの作用によっ
て横方向で左方へ移動し、回動した回転カム106の入
り込み成形部105とスライドカム108の入り込み成
形部107とでワークWの入り込み成形を行い、図6に
示す状態で、下死点の状態である。 【0012】入り込み成形後は上型103が上昇し始め
る。スライドカム108はコイルスプリング112によ
り型の外方向に付勢されており、右方に移動し入り込み
成形されたワークWと干渉することなく上昇し、図7の
状態で、上死点の状態である。 【0013】一方、回転カム106は拘束していたスラ
イドカム108が上昇するため、自動復帰具109によ
り図7において左方へ回動し、入り込み成形したワーク
Wを下型102より取り出す際、ワークWが回転カム1
06の入り込み成形部105と干渉することなく取り出
せる。 【0014】 【発明が解決しようとする課題】前述の負角成形加工
は、コイルスプリング112で付勢されたスライドカム
108の下面が自動復帰具109のコイルスプリング1
13に付勢された回動プレート111に当接し、回転カ
ム106を右回りに回動させ、回転カム106を成形姿
勢にし、その後パッド110がワークWを押圧する。パ
ッド110の載置されたワークWへの付勢力が強すぎて
成形姿勢のワークWを図で左方向に若干回動させたり、
また、スライドカム108のコイルスプリング112と
自動復帰具109のコイルスプリング113の付勢力の
バランスがとれていなかったりして、回転カム106は
僅かに回動し所定の成形姿勢が維持できず、ワークWの
曲面に段差が生じたり、正確な曲線に成形できない場合
があり、1/100mm台の精度の製品を提供するのは
困難な場合もあり、良い品質の負角成形加工ができない
場合があった。 【0015】また、図4〜図7から分かるように、回転
カム106は溝104部以外の外周は下型102に直接
接触して支持させているので、回転カム106および下
型102の回転カム106の支持部(断面概略円状の
孔)の加工を正確にせねばならず加工も難しい。 【0016】さらに、回転カム106の殆どの外周を下
型102で支持させているので、負角成形型が大きくな
り、高価なものとなっていた。 【0017】 【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記
の事情に鑑み、回転カムが僅かに回動して所定の成形姿
勢が維持できず、ワークの曲面に段差が生じたり、正確
な曲線に成形できない場合があり、1/100mm台の
精度の製品を提供するのは困難な場合もあり、良い品質
の金属薄板成形品を提供できない場合があったが、回転
カムを所定の成形姿勢に維持させて良い品質の金属薄板
成形品を提供すべく、金属製薄板のワークを支持部に載
置する下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワー
クに衝合してワークを成形する上型とで構成し、支持部
寄りの縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部
を形成し、下型に回動自在に設けた回転カムと、入り込
み成形部を有し、前記回転カムに対向させて摺動自在に
設けたスライドカムと、成形後、ワークを下型から取り
出せる状態まで回転カムを回動後退させる、下型に設け
た自動復帰具とよりなり、下型の支持部に載置されたワ
ークを回転カムの入り込み成形部とスライドカムの入り
込み成形部で、スライドカムは摺動してワークを成形
し、成形後、自動復帰具により回転カムを回動後退さ
せ、成形したワークを下型より取り出せるようにした負
角成形型において、回転カムの両端からそれぞれ支持軸
を突出させ、支持軸を下型に保持させて回転カムを回動
自在に設け、回転カムの入り込み成形部の下部に受け部
を形成し、前記受け部と係合する係合部を有するJ字状
ロックバーを回転カムの下方に摺動自在に配置し、前記
ロックバーを反成形方向にリターン用付勢体により付勢
し、前記リターン用付勢体の付勢力より大きい作動用付
勢体をスライドカムとJ字状ロックバーとの間に介在さ
せ、作動用付勢体によりJ字状ロックバーを入り込み成
形方向に付勢可能とし、スライドカムと回転カムとによ
るワークの入り込み成形時に前記リターン用付勢体の付
勢力に抗して作動用付勢体の付勢力によりJ字状ロック
バーを移動させて回転カムとJ字状ロックバーを係合さ
せ、回転カムの入り込み成形溝の反入り込み成形部の縁
部に支持面を形成し、前記支持面に当接して摺動する
動面をスライドカムに設け、下型のスライドカムに当接
して駆動する作動カムを上型に設けるようにした負角成
形型とした。 【0018】 【発明の実施の態様】本発明を、添付する図面に示す具
体的な一実施例に基づいて、以下詳細に説明する。 【0019】図1は、負角成形型で成形する自動車の金
属製薄板部品の加工前と加工後を示す断面図であり、図
1(b)に示すワークWの下部が入り込み成形部であ
る。 【0020】また、この部品は、自動車の外板部分を構
成するため三次元曲面・曲線を有するものである。 【0021】図2で、下型1は上部にワークWの支持部
2を形成し、支持部2側の縁部に上型3の軌跡より入り
込んだ入り込み成形部4を形成した回転カム5を、下型
1に回転自在に設ける。符号Cは回転カム5の回転の中
心である。ワークWを成形後、ワークWを下型1より取
り出せるように図示しないが、回転カム5を回転後退さ
せるエアシリンダなどの自動復帰具を、下型1に設け
る。 【0022】上型3には、基板81にボルト83により
固着した作動カム46とパッド9を配置してある。 【0023】下型1にスライドカム8をコイルスプリン
グ74に反ワークW方向に付勢して摺動自在に設ける。 【0024】回転カムを所定の成形姿勢に維持させて、
良い品質の金属製薄板成形品を提供すべく、本発明で
は、入り込み成形時に、 (1)回転カムをJ字状ロックバーにより固定する。 【0025】(2)回転カムにスライドカムを嵌合させ
回転カムを固定する。 【0026】(3)回転カムに嵌合するスライドカムに
は作動カムが当接して回転カムを固定する。 【0027】軸状の回転カム5の両端には、それぞれ支
持軸を突設させ、軸受に支持軸を回転自在に内嵌めして
回転カム5を回動可能とする。 【0028】回転カム5はその両端を軸受により保持さ
せるので、従来のように、回転カムを下型に直接接触さ
せれば正確な加工が要求されるが、回転カム5の大部分
を下型1に直接接触させて支持しないので、回転カム5
や下型1の加工が容易となる。 【0029】回転カム5は、その中心部の回転カム本体
21の上部にボルト83で固着した入り込み成形部4を
形成し、側部に押圧側部24をボルト25で固定し、底
部に回動当接部26を形成し、回動当接部26を下型1
に当接する外に、押圧側部24を下型1のバックアップ
部28に当接させる。これは、回動カム5の入り込み成
形部4とスライドカム8の入り込み成形部22とでワー
クWを入り込み成形する際、回転カム5が変形するのを
阻止するために、バックアップ部28を設けて、押圧側
部24と当接させる。バックアップ部28を積極的に設
けて回転カム5の変形を阻止し、良い品質の金属製薄板
成形品が提供できる。 【0030】図2および図3に示すように、回転カム5
の入り込み成形部4の下部に受けプレート31をボルト
32で固定して受け部を形成する。前記受け部と係合す
る係合部33を有するJ字状ロックバー34を、回転カ
ム5の下方の下型1に固定したガイド30に摺動自在に
配置する。前記J字状ロックバー34を反成形方向にリ
ターン用付勢体のコイルスプリング35により付勢す
る。コイルスプリング35はJ字状ロックバー34の後
端に凹設した穴36に縮設して収容し、ガイド30に固
着した座板37に着座させ、J字状ロックバー34をス
ライドカム8に向けて付勢する。また、前記穴36の穴
底にストローク調整ボルト38を螺着して穴36外まで
延出させ、J字状ロックバー34の所要のストロークS
の位置にナット39を螺着する。スライドカム8を前記
リターン用付勢体のコイルスプリング35の付勢力より
大きい作動用付勢体のガススプリング40によりJ字状
ロックバー34を入り込み成形方向に付勢可能とする。
スライドカム8と回転カム5とによるワークWの入り込
み成形時にコイルスプリング35の付勢力に抗してJ字
状ロックバー34を移動させて回転カム5とJ字状ロッ
クバー34を係合させる。 【0031】回転カム5の入り込み成形溝41の反入り
込み成形部の縁部に支持プレート42をボルト43で固
定し、スライドカム8の支持プレート42に対向する箇
所に摺動プレート44をボルト45で固定する。 【0032】図2は上型3が上死点の状態である。 【0033】ワークWを下型1に支持部2に載置し、上
型3が下降すると、作動カム46がスライドカム8に当
接して図において左方に移動させる。すると、スライド
カム8が回転カム5に当接して回転カム5を図で右方向
に回動させて、回転カム5を成形位置に位置させ、その
後、パッド9がワークWを押圧する。 【0034】上型3が下降するに伴い、作動カム46も
下降し、スライドカム8をコイルスプリング74の付勢
力に抗して左方向に移動させる。回動カム5は図示しな
い自動復帰具により入り込み成形時の成形姿勢にされて
いる。 【0035】一方、スライドカム8のJ字状ロックバー
34に対向する箇所にガススプリング40をボルト71
で固定して配置する。ガススプリング40は全ストロー
クにわたりほぼ一定の高出力で、前記コイルスプリング
36より高い出力を出す。 【0036】ガススプリング40は、シリンダ72内に
使用用途に応じた高圧ガス、例えば150kg/cm2
の高圧ガスが収容されていて、シリンダ72から突出し
たロッド73が伸縮しても、ロッド伸縮工程の全長にわ
たりほぼ一定の出力、例えば150kg/cm2 が得ら
れる。これは、2個のタンクがシリンダ72内に内臓さ
れているが、ロッド73が収縮し、一方のタンクに圧力
がかかると一方のタンクから高圧ガスが流出し、他方の
タンクに流入させて、ロッド73の全工程にわたり、ほ
ぼ一定の出力が得られる。 【0037】このように、ガススプリング40は、コイ
ルスプリングと異なり、作動し始めながら高出力が全工
程に得られ、J字状ロックバー34を確実に移動させる
ことができる。 【0038】また、ガススプリング40によるとスライ
ドカム8に150mmのような長い距離も移動させるこ
とができる。 【0039】ガススプリング40のピストンロッド73
は、コイルスプリング36の付勢力に抗してJ字状ロッ
クバー34を押圧し、J字状ロックバー34を左方向に
移動させ、J字状ロックバー34の係合部33が回転カ
ム5の受けプレート31に係合して、回転カム5を所定
位置に正確に位置させるので、良い品質の金属製薄板成
形品を提供できる。 【0040】また、回転カム5とスライドカム8とでワ
ークWを入り込み成形時に、スライドカム8の摺動プレ
ート44が回転カム5の支持プレート42に当接して、
スライドカム8が回転カム5の入り込み成形溝41に嵌
まっており、回転カム5を所定位置に正確に位置させる
ので、良い品質の金属製薄板成形品を提供できる。 【0041】さらに、回転カム5と共に入り込み成形加
工を行うスライドカム8が、上型3の作動カム46に当
接して駆動され、回転カム5を所定位置に正確に位置さ
せるので、良い品質の金属製薄板成形品を提供できる。 【0042】本発明では、J字状ロックバー34で回転
カム5をロックし、スライドカム8を嵌合させ回転カム
5を所定位置に位置させ、スライドカム8を作動カム4
6で押圧して位置決めするので、良い品質の金属製薄板
成形品を提供できる。 【0043】 【発明の効果】本発明は、上述のように、金属製薄板の
ワークを支持部に載置する下型と、前記下型に対し直線
方向に下降してワークに衝合してワークを成形する上型
とで構成し、支持部寄りの縁部に上型の軌跡より入り込
んだ入り込み成形部を形成し、下型に回動自在に設けた
回転カムと、入り込み成形部を有し、前記回転カムに対
向させて摺動自在に設けたスライドカムと、成形後、ワ
ークを下型から取り出せる状態まで回転カムを回動後退
させる、下型に設けた自動復帰具とよりなり、下型の支
持部に載置されたワークを回転カムの入り込み成形部と
スライドカムの入り込み成形部で、スライドカムは摺動
してワークを成形し、成形後、自動復帰具により回転カ
ムを回動後退させ、成形したワークを下型より取り出せ
るようにした負角成形型において、回転カムの両端から
それぞれ支持軸を突出させ、支持軸を下型に保持させて
回転カムを回動自在に設け、回転カムの入り込み成形部
の下部に受け部を形成し、前記受け部と係合する係合部
を有するJ字状ロックバーを回転カムの下方に摺動自在
に配置し、前記ロックバーを反成形方向にリターン用付
勢体により付勢し、前記リターン用付勢体の付勢力より
大きい作動用付勢体をスライドカムとJ字状ロックバー
との間に介在させ、作動用付勢体によりJ字状ロックバ
ーを入り込み成形方向に付勢可能とし、スライドカムと
回転カムとによるワークの入り込み成形時に前記リター
ン用付勢体の付勢力に抗して作動用付勢体の付勢力によ
りJ字状ロックバーを移動させて回転カムとJ字状ロッ
クバーを係合させ、回転カムの入り込み成形溝の反入り
込み成形部の縁部に支持面を形成し、前記支持面に当接
て摺動する摺動面をスライドカムに設け、下型のスラ
イドカムに当接して駆動する作動カムを上型に設けるよ
うにした負角成形型であるので、ワークの曲面に段差が
生じたり、正確な曲線に成形できない場合があり、1/
100mm台の精度の製品を提供するのは困難な場合も
あり、良い品質の金属薄板成形品を提供できない場合が
あったが、回転カムを所定の成形姿勢に維持させて良い
品質の金属薄板成形品を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の負角成形型で成形する自動車の金属薄
板部品の加工前と加工後を示す2断面図である。 【図2】図1の金属製薄板成形品を入り込み成形する上
型が上死点の状態の縦断面図である。 【図3】図1の金属薄板部品を入り込み成形する上型が
下死点まで下降した状態の縦断面図である。 【図4】入り込み成形する従来の負角成形型の上型が上
死点の状態の縦断面図である。 【図5】図4の従来の負角成形型の上型が下降して下型
に当接し回転カムを成形姿勢とした状態の縦断面図であ
る。 【図6】図4の従来の負角成形型の上型が下死点の状態
の縦断面図である。 【図7】図4の従来の負角成形型が入り込み成形して上
型が上昇し、上死点の状態にある縦断面図である。 【符号の説明】 W…ワーク 2…支持部 1…下型 3…上型 4…入り込み成形部 5…回転カム 22…入り込み成形部 8…スライドカム 31…受けプレート(受け部の例) 33…係合部 34…J字状ロックバー 35…コイルスプリング(リターン用付勢体の例) 40…ガススプリング(作動用付勢体の例) 41…入り込み成形溝 42…支持プレート(支持面の例) 44…摺動プレート(摺動面の例) 46…作動カム

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 金属製薄板のワークを支持部に載置する
    下型と、前記下型に対し直線方向に下降してワークに衝
    合してワークを成形する上型とで構成し、支持部寄りの
    縁部に上型の軌跡より入り込んだ入り込み成形部を形成
    し、下型に回動自在に設けた回転カムと、入り込み成形
    部を有し、前記回転カムに対向させて摺動自在に設けた
    スライドカムと、成形後、ワークを下型から取り出せる
    状態まで回転カムを回動後退させる、下型に設けた自動
    復帰具とよりなり、下型の支持部に載置されたワークを
    回転カムの入り込み成形部とスライドカムの入り込み成
    形部で、スライドカムは摺動してワークを成形し、成形
    後、自動復帰具により回転カムを回動後退させ、成形し
    たワークを下型より取り出せるようにした負角成形型に
    おいて、回転カムの両端からそれぞれ支持軸を突出さ
    せ、支持軸を下型に保持させて回転カムを回動自在に設
    け、回転カムの入り込み成形部の下部に受け部を形成
    し、前記受け部と係合する係合部を有するJ字状ロック
    バーを回転カムの下方に摺動自在に配置し、前記ロック
    バーを反成形方向にリターン用付勢体により付勢し、前
    記リターン用付勢体の付勢力より大きい作動用付勢体
    スライドカムとJ字状ロックバーとの間に介在させ、作
    動用付勢体によりJ字状ロックバーを入り込み成形方向
    に付勢可能とし、スライドカムと回転カムとによるワー
    クの入り込み成形時に前記リターン用付勢体の付勢力に
    抗して作動用付勢体の付勢力によりJ字状ロックバーを
    移動させて回転カムとJ字状ロックバーを係合させ、回
    転カムの入り込み成形溝の反入り込み成形部の縁部に支
    持面を形成し、前記支持面に当接して摺動する摺動面を
    スライドカムに設け、下型のスライドカムに当接して駆
    動する作動カムを上型に設けるようにした負角成形型。
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