JP2000298991A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JP2000298991A
JP2000298991A JP10297899A JP10297899A JP2000298991A JP 2000298991 A JP2000298991 A JP 2000298991A JP 10297899 A JP10297899 A JP 10297899A JP 10297899 A JP10297899 A JP 10297899A JP 2000298991 A JP2000298991 A JP 2000298991A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
node
supplied
switch circuit
gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10297899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3892612B2 (ja
Inventor
Shigeru Atsumi
滋 渥美
Tadayuki Taura
忠行 田浦
Toru Tanzawa
徹 丹沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP10297899A priority Critical patent/JP3892612B2/ja
Priority to US09/536,391 priority patent/US6373749B1/en
Priority to TW089106290A priority patent/TW449925B/zh
Priority to KR10-2000-0018451A priority patent/KR100378273B1/ko
Publication of JP2000298991A publication Critical patent/JP2000298991A/ja
Priority to US10/081,532 priority patent/US6445618B1/en
Priority to US10/197,847 priority patent/US6577538B2/en
Priority to US10/196,957 priority patent/US6643183B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3892612B2 publication Critical patent/JP3892612B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/14Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits
    • G11C16/16Circuits for erasing electrically, e.g. erase voltage switching circuits for erasing blocks, e.g. arrays, words, groups
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C2216/00Indexing scheme relating to G11C16/00 and subgroups, for features not directly covered by these groups
    • G11C2216/12Reading and writing aspects of erasable programmable read-only memories
    • G11C2216/18Flash erasure of all the cells in an array, sector or block simultaneously

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】フォワードバイアスを防止し、且つトランジス
タの耐圧問題を回避して電源電圧以上の電位差を有する
二つのノード間の電位をリセットすることが困難であっ
た。 【解決手段】 スイッチ回路SW1は基板電圧Vwell
供給されるノードN1とワード線の電圧VWLが供給され
るノードN2の相互間に接続される。これらノードN
1、N2には寄生容量C1が存在する。ワード線の電圧
WLは消去時に負の電圧とされる。消去動作終了時に、
スイッチ回路SW1がオンとされ、ノードN1とノード
N2とがショートされ、この後、スイッチ回路SW4、
SW5をオンとしてこれらノードN1、N2が個別に接
地される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不揮発性半導体記
憶装置、例えばフラッシュEEPROM等の半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、フラッシュメモリは、メ
モリセルとしてスタックゲート構造のトランジスタ用
い、特に、NOR型と呼ばれるフラッシュEEPROM
では書き込み時にはチャネルホットエレクトロンを用
い、消去時にはFNトンネル電流を用いるのが一般的で
ある。消去動作は種々の方式があるが、インテル社のフ
ラッシュメモリの一種のETOX(EPROM Tunnel Oxid
e)ではセルのゲートを接地し、ソースに高電圧(約1
0V)を印加して浮遊ゲートとソース間に電界を加え、
FNトンネル電流を流す。あるいはAMD社が提案した
負ゲート・ソース消去方式のように、消去時にセルのゲ
ートに負電圧(約−10V)を印加し、ソースに正電圧
(約5V)を印加して浮遊ゲートとソース間にFNトン
ネル電流を流す方式が一般的であった。
【0003】しかし、セルサイズをスケーリングしてい
くに従い、消去時にセルのソースに印加される高電圧が
問題となってくる。印加される高電圧に耐え得るように
接合耐圧を向上させる構成としては、ソース領域に二重
拡散構造を用いることが考えられる。すなわち、ソース
領域としてのN+(As)領域を覆うN-(P)領域を形
成することにより耐圧を向上できる。しかし、この二重
拡散構造はチャネル長のスケーリングを防げる要因とな
っている。すなわち、十分な耐圧を得るためにN-領域
を形成することにより、Yj(拡散層とゲートとのオー
バーラップ長)の増加は約0.2μmと見積れる。しか
し、デバイスが一層微細化され、特に、0.25μm以
下の世代を考えると、Yj部分を含むチャネル長Lは、 L=Leff+0.2μm>>0.25μm (Leff:実効チャネル長) となりセルサイズを縮小する上で大きな弊害となる。
【0004】上記問題を解決するためチャネル消去方式
が開発されている。この方式は、消去時に基板(=ソー
ス)とワード線の相互間に高電圧を印加し、浮遊ゲート
と基板間にトンネル電流を流す方式である。基板とソー
スが同電位(もしくはソースがフローティングでも可)
であるため、ソースの接合耐圧を考える必要がなく、二
重拡散構造が不要となる。
【0005】しかし、この方式は、浮遊ゲートと基板間
の容量が大きいため、ソース消去方式と比較して、消去
時にセルのゲートと基板間に大きな電圧を印加する必要
がある。このため、セルのゲート(ワード線)に所定の
電圧を供給するデコード回路や、基板に所定の電圧を供
給するデコード回路を構成するトランジスタの耐圧が問
題となる。そこで、これらトランジスタの耐圧が問題と
ならないよう、各部の電圧が考慮されている。
【0006】図6(a)(b)(c)は、メモリセルの
各部に供給されるバイアス電圧の関係を示している。図
6(a)(b)に示すように、トランジスタの耐圧を低
く抑えるためには、消去時にセルの制御ゲートに負電圧
(Vg=−8V)を印加し、基板に正の高電圧(Vsub
=10V)を印加するのが良い。また、チャネル消去の
場合、図6(c)に示すように、メモリセルMCは、N
型ウェルによりP型基板と分離されたP型ウェル内に形
成され、セルの基板電圧VsubはP型ウェルとN型ウェ
ルに供給される。
【0007】この方式によれば、デコード回路を耐圧1
0Vのトランジスタにより構成できる。これに対して、
制御ゲートあるいは基板だけに耐圧性能を持たせようと
すると、約20Vの耐圧を有するトランジスタが必要と
なる。このように、トランジスタの耐圧電圧が高くなる
と、tox.(酸化膜の膜厚)やL(チャネル長)等を
耐圧10Vのトランジスタの倍としなければならない。
このため、デコード回路によるチップ占有面積が膨大と
なる。
【0008】図7乃至図9は、チャネル消去のバイアス
電圧をセルの各部に印加するための回路例を示してい
る。
【0009】図7は、行デコード回路(ワード線ドライ
バ)の一例を示している。この行デコード回路におい
て、論理回路71aは0〜Vdd系のアドレス信号とEras
e信号をデコードする。このデコード出力信号は、レベ
ルシフタ71bにより電圧VSW BB系の信号に変換さ
れる。ここで、VSWはワード線のハイレベルであり、V
BBはワード線のローレベルである。このレベルシフタ7
1bの出力信号は駆動回路としてのインバータ回路71
cを介してワード線に電圧VWLとして供給される。
【0010】図9は、ワード線の電圧VWLを示してい
る。このように、ワード線の電圧VWLは、データの読み
出し、プログラム、消去に応じて設定される。これら電
圧VSW BBはいずれも絶対値が10V以内とされ、デ
コード回路内のトランジスタの耐圧条件を満たしてい
る。
【0011】図8は、図7に示すレベルシフタの回路構
成の一例を示している。
【0012】図10は、セルアレイが形成される基板
(P型ウェル)に電位を供給するデコード回路の一例を
示している。このデコード回路において、論理回路10
0aは、ブロックアドレス信号とErase信号をデコ
ードする。このデコード出力信号はレベルシフタ100
bに供給され、電圧VHと接地レベルの信号に変換され
る。ここで、電圧VHは例えば10Vである。このレベ
ルシフタ100bの出力信号は駆動回路としてのインバ
ータ回路100cを介してP型ウェルに供給される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】次に、負ゲート・チャ
ネル消去方式を実現するための課題について説明する。
【0014】図11は、デコーダ内のNチャネルトラン
ジスタ(NMOS)、Pチャネルトランジスタ(PMO
S)及びメモリセル(MC)の断面図を示し、図12は
図11の等価回路を示している。これらNチャネルトラ
ンジスタ、Pチャネルトランジスタ及びメモリセルと、
各ウェルや基板との間には寄生容量C1〜C5が存在す
る。これら寄生容量C1〜C5は次の通りである。図1
3は寄生容量C1〜C5を示す等価回路である。
【0015】C1:メモリセルの制御ゲートと基板(P
型ウェル)間の容量=(制御ゲートと浮遊ゲート間の容
量)及び(浮遊ゲートと基板間の容量)の直列容量 C2:ブロック基板(N型ウェル、P型ウェル)と基板
間の容量 C3:デコーダのハイレベル(N型ウェル)を基板間の
容量 C4:デコーダのハイレベル(VSW)とローレベル(V
BB)間の容量 C5:デコーダのロウレベル(VBB)と基板間の容量
(含配線容量) ところで、この種の不揮発性半導体記憶装置は、消去動
作終了時に、読み出し動作ができる状態にリセットする
必要がある。すなわち、ワード線の電圧VWLを−8Vか
ら0Vとし、ウェルの電圧Vwellを10Vから0Vとす
る必要がある。このようにワード線の電圧及びウェルの
電圧をリセットする際に問題となるのは、各ノードのリ
セットの順番である。
【0016】図14、図15は、消去終了後に各ノード
がリセットされていく様子を極端な例をあげて示してい
る。
【0017】図14は、ワード線の電圧VWL(VBB=−
8V)をウェルの電圧よりも先にリセットする場合の動
作波形を示している。
【0018】ワード線の電圧VWLが−8Vから0Vとな
るとき、図11に示す容量C1によりウェルの電位V
wellも上昇される。このVwellは図10に示すように、
電圧V Hと接地電位が電源として供給されるインバータ
回路100cにより駆動される。このため、ウェルの電
位Vwellが上昇すると、図16(a)(b)に示すよう
に、インバータ回路100cを構成するPチャネルトラ
ンジスタ(VH系、N型ウェル内)において、拡散層と
N型ウェルの間で電圧Vwellから電圧VHへのフォワー
ドバイアス状態が生じる。
【0019】この状態において、最悪の場合、電圧V
wellと基板間に電圧VHがベースに供給されるバイポー
ラトランジスタができて、大量のホールが基板内に放出
され、これがトリガとなってラッチアップを引き起こす
虞がある。
【0020】一方、電圧VBBが比較的ゆっくり変化する
場合、ウェル電位Vwellの上昇は、Pチャネルトランジ
スタを介して電圧VHの上昇を招く。この電圧VHは最大
電圧10Vに設定しているため、電圧VHがこれ以上上
昇した場合、トランジスタの耐圧問題を招く。
【0021】図15は、ワード線の電位より先にウェル
電位をリセットする場合の動作波形を示し、図17
(a)(b)は、ワード線とウェルのデコード回路を示
している。
【0022】この場合、ウェル電位Vwellがリセットさ
れると、図17(a)(b)に示すように、ウェル電圧
とカップリングしている容量C1により、ワード線の電
圧V WLがアンダーシュートする。このとき、図17
(b)に示すように、P型ウェル内のNチャネルトラン
ジスタの拡散層でフォワードバイアスが起こり、最悪の
場合、ラッチアップを引き起こす虞がある。
【0023】一方、ウェルの電圧がゆっくり変化する場
合、電圧VBBが引き下げられてアンダーシュートする。
行デコーダ内の電圧VSW−VBBがほぼ最大電圧10Vに
設定されている場合、電圧VBBがアンダーシュートした
場合、最大電圧10Vを越えることとなり、トランジス
タの耐圧問題を招く。
【0024】上記の例はいずれも極端な場合を示してい
る。しかし、消去終了時に電圧VWLと電圧Vwellを同時
にリセットしようとしても内部の寄生容量や、抵抗、そ
の他の電気特性、温度特性などを考慮すると、同時にリ
セットしているつもりでも必ず上記のような場合が発生
する。したがって、どのような場合でもフォワードバイ
アスあるいはトランジスタの耐圧問題を起こさぬような
配慮が必要である。
【0025】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは電源電圧以上
の電位差を有する二つのノード間の電位をリセットする
際に、寄生容量によるトランジスタの拡散層と基板相互
間でのフォワードバイアスを防止でき、且つトランジス
タの耐圧問題を回避可能な半導体装置を提供しようとす
るものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、電源電圧以上の電位差を有し、寄生容量を
介して接続された第1、第2のノードと、前記第1、第
2のノードの相互間に接続され、前記第1、第2のノー
ドをショートする第1のスイッチ回路と、前記第1、第
2のノードと接地間にそれぞれ設けられ、前記第1のス
イッチ回路がオンとされた後にオンとされる第2、第3
のスイッチ回路とを具備している。
【0027】さらに、本発明の半導体装置は、複数のブ
ロックに分割され、各ブロックは複数のメモリセルと、
これらメモリセルに接続された複数のワード線、ビット
線を有するメモリセルアレイと、前記メモリセルを選択
するロウデコーダと、前記ロウデコーダに前記ワード線
に供給される電圧を供給する第1のデコーダと、前記メ
モリセルが形成される基板に基板電圧を供給する第2の
デコーダと、前記ワード線の電圧が供給される第1のノ
ードと前記基板電圧が供給される第2のノードの相互間
に接続され、前記メモリセルの消去後、前記第1、第2
のノードをショートする第1のスイッチ回路と、前記第
1のノードと前記第1のデコーダの出力端との相互間に
接続され、前記第1のスイッチより先にオフとされる第
2のスイッチ回路と、前記第2のノードと前記第2のデ
コーダの出力端との相互間に接続され、前記第1のスイ
ッチより先にオフとされる第3のスイッチ回路とを具備
している。
【0028】また、本発明の半導体装置は、ウェル内に
スタックゲート構造のトランジスタからなる複数のメモ
リセルが形成され、電気的に一括してこれらメモリセル
のデータが消去され、消去時には各メモリセルの制御ゲ
ートに負電圧が印加され、前記ウェルに正の電圧が印加
されるチャネル消去方式を用いた半導体装置であって、
前記ウェルに電圧を供給する第1のノードと前記メモリ
セルの制御ゲートに電圧を供給する第2のノードとの相
互間に接続され、消去終了時にオンとされ前記第1、第
2のノードをショートする第1のスイッチ回路と、前記
第1のノードと接地間、及び前記第2のノードと接地間
にそれぞれ接続され、前記第1のスイッチ回路がオンと
された後、オンとされる第2、第3のスイッチ回路とを
具備している。
【0029】前記第1のスイッチ回路は、電流通路の一
端が前記第1のノードに接続され、ショート時に耐圧条
件を満たす電圧がゲートに供給される第1のNチャネル
トランジスタと、電流通路の一端が前記第2のノードに
接続され、ショート時に耐圧条件を満たす電圧がゲート
に供給される第2のNチャネルトランジスタと、電流通
路の両端が前記第1、第2のNチャネルトランジスタの
電流通路の各他端に接続され、耐圧条件を満たす一定の
電圧がゲートに供給されるPチャネルトランジスタとを
具備している。
【0030】さらに、本発明の半導体装置は、アドレス
信号に応じて前記ウェルに供給する電圧を発生する第1
のデコーダと、アドレス信号に応じて前記制御ゲートに
供給する電圧を発生する第2のデコーダと、前記第1の
デコーダと前記第1のノードの相互間に接続され、前記
ショート時に前記第1のスイッチ回路より先にオフとさ
れる第4のスイッチ回路と、前記第2のデコーダと前記
第2のノードの相互間に接続され、前記ショート時に前
記第1のスイッチ回路より先にオフとされる第5のスイ
ッチ回路とを具備している。
【0031】前記第1のノードには正の電圧V1が供給
され、前記第2のノードには負の電圧V2が供給され、
前記第1のNチャネルトランジスタのゲートにはNチャ
ネルトランジスタの閾値電圧VthN以上の電圧と閾値電
圧VthN未満の電圧の一方が供給され、前記第2のNチ
ャネルトランジスタのゲートには電圧V2+VthN以上
の電圧と電圧V2+VthN未満の電圧の一方が供給さ
れ、前記Pチャネルトランジスタのゲートには前記第1
のNチャネルトランジスタの基板電圧以上の電圧が供給
される。
【0032】前記第1のノードには正の電圧V1が供給
され、前記第2のノードには接地電圧V2が供給され、
前記第1のNチャネルトランジスタのゲートには電圧V
sub1+VthN(Vsub1は前記第1のNチャネルトランジ
スタの基板電圧、VthNはNチャネルトランジスタの閾
値電圧)と前記電圧Vsub1の一方が供給され、前記第2
のNチャネルトランジスタのゲートには前記閾値電圧V
thNと前記接地電圧V2の一方が供給され、前記Pチャ
ネルトランジスタのゲートには前記基板電圧Vsub1以上
の電圧が供給される。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0034】上述したように、セルの制御ゲートと基板
との相互間には寄生容量C1があり、これら制御ゲート
と基板両端にトンネル電流を流せるような高電圧(約2
0V)を印加した状態で、制御ゲートあるいは基板の一
方を接地することにより上記問題が生じている。すなわ
ち、消去状態でトランジスタの耐圧電圧に相当する電圧
がワード線の電圧、あるいはウェルの電圧に設定されて
いる。このため、その状態から制御ゲートあるいは基板
の一方を接地すると、寄生容量C1により、ウェルの電
圧、あるいはワード線の電圧がオーバーシュート、ある
いはアンダーシュートする。これらオーバーシュート、
あるいはアンダーシュートが生じた場合、フォワードバ
イアスが生じたりトランジスタの耐圧問題が発生する。
【0035】そこで、本発明ではワード線の電圧V
WLや、ウェルの電圧Vwellを接地する前に、先ずこれら
電圧VWLとVwellとの電位差が除去される。具体的には
消去後のリセットに先立ち電圧VWLとVwellをショート
し、寄生容量C1の両端にかかる電圧を0Vとする。こ
のショート終了後、ワード線電圧やウェル電圧のリセッ
ト動作を行なう。
【0036】図1は、本発明の基本原理を示している。
すなわち、図1(a)に示すように、制御ゲート−基板
間の寄生容量C1にはスイッチSWが並列接続される。
このスイッチSWは同図(b)に示すように、例えばト
ランスファーゲートにより構成されている。メモリセル
の消去後、先ず、このスイッチSWがオンとされ、寄生
容量C1の両端がショートされてワード線の電圧VWL
ウェルの電圧Vwellの電位差が0Vとされる。寄生容量
C1の両端の電位はウェル電圧のハイレベルV H(10
V)とワード線のローレベルVBB(−8V)の中間とな
るため、フォワードバイアスの心配は無くなる。
【0037】リセット動作は、寄生容量C1の両端をシ
ョートしたまま、寄生容量C1の各ノードを接地しても
良いし、ショートを解除した後、寄生容量C1の各ノー
ドを別々に接地しても良い。このリセット動作を行うた
めに、寄生容量C1の各ノードと接地間に後述するスイ
ッチ回路がそれぞれ接続される。
【0038】上記構成によれば、寄生容量C1をスイッ
チ回路SWによりショートし、寄生容量C1の両ノード
の電位差をゼロとした後、寄生容量の各ノードを接地し
ている。このため、デコード回路を構成するトランジス
タのフォワードバイアスや耐圧問題を回避できる。
【0039】(第1の実施例)上記基本原理では、ショ
ート動作を理想的に行える場合を示したが、実際にショ
ート動作を実現するにはもう一工夫必要である。
【0040】上記のように、消去動作時には寄生容量C
1の両端には約20Vの電圧が印加されている。このた
め、図1(b)に示すように、通常のトランジスタによ
り構成されたトランスファーゲートを用いて容量C1を
ショートする場合、トランスファーゲートを構成するト
ランジスタは約20Vの耐圧が必要である。これまでの
説明では、全てのトランジスタに印加される電圧を10
V以内と仮定してきた。それはデコード回路のサイズを
妥当な大きさとするため、回路素子の微細化が必須だか
らである。仮に、上記のようにショート用のトランジス
タに20V以上の耐圧が必要となると、この部分は特殊
な素子となってしまう。特殊な素子の導入はプロセス工
程を複雑としコストの高騰を招くため得策ではない。
【0041】本発明の第1の実施例は、耐圧の高い特殊
な素子を用いることなく、正、負の電圧をショートさせ
る回路を提供する。
【0042】図2(a)(b)は、不揮発性半導体記憶
装置、例えばNOR型フラッシュメモリに本発明を適用
した場合を示している。このフラッシュメモリは、例え
ば32Mビットの記憶容量を有している。図2(a)に
おいて、メモリセルアレイ11は、64個のブロックに
分割され、1ブロックは64Kバイトで構成されてい
る。消去はこの1ブロック単位に行われる。
【0043】図2(b)に示すように、各ブロックは行
及び列に複数のメモリセルMCが配置されたメモリセル
アレイ12、このメモリセルアレイ12のワード線WL
を選択するロウデコーダ13、ビット線BLを選択する
カラムデコーダ14を有している。さらに、前記ロウデ
コーダ13には第1のブロックデコーダ15が接続さ
れ、メモリセルアレイ12のP型ウェル及びN型ウェル
には第2のブロックデコーダ16が接続されている。前
記第1のブロックデコーダ15は、データの読み出し、
プログラム、消去に応じて、ワード線を駆動するための
電圧VWLを生成する。すなわち、第1のブロックデコー
ダ15は、消去時にワード線のローレベルとして電圧V
BB(−8V)を発生し、非消去時はローレベルとして接
地電位を発生する。また、前記第2のブロックデコーダ
16は、データの読み出し、プログラム、消去に応じ
て、基板の電圧Vwellを生成する。すなわち、第2のブ
ロックデコーダ16は、消去時に電圧VH(10V)を
発生し、非消去時は接地電位を発生する。
【0044】メモリセルアレイ12は、図11と同様の
構成とされている。第1のブロックデコーダ15は、図
7、図8と同様の構成とされ、第2のブロックデコーダ
16は、図10と同様の構成とされている。
【0045】前記ロウデコーダ13と基板の相互間には
スイッチ回路SW1が接続されている。このスイッチ回
路SW1は、制御回路17からの信号に応じて、消去終
了後でリセット動作前にセルの制御ゲートとP型ウェル
との間に存在する寄生容量C1をショートする。前記第
1のブロックデコーダ15とロウデコーダ13の相互間
にはスイッチ回路SW2が接続され、第2のブロックデ
コーダ16と基板の相互間にはスイッチ回路SW3が接
続されている。前記スイッチ回路SW1とSW3が接続
されるノードN1と接地間にはスイッチ回路SW4が接
続され、前記スイッチ回路SW1とSW2が接続される
ノードN2と接地間にはスイッチ回路SW5が接続され
ている。
【0046】図3は、図2の要部を具体的に示す回路構
成図であり、図2と同一部分には同一符号を付す。前記
スイッチ回路SW1はNチャネルトランジスタQ1、Q
2とPチャネルトランジスタQ3とにより構成されてい
る。これらNチャネルトランジスタQ1、Q2とPチャ
ネルトランジスタQ3は基板電圧Vwellが供給されるノ
ードN1とワード線の電圧VWLが供給されるノードN2
との間にQ1、Q3、Q2の順に直列接続される。Nチ
ャネルトランジスタQ1のゲートには駆動回路31が接
続され、NチャネルトランジスタQ2のゲートには駆動
回路32が接続されている。これら駆動回路31、32
は前記制御回路17を構成している。
【0047】前記駆動回路31はショート制御信号(電
源電圧(例えば2V)/接地電圧)に応じて電圧VSW
は接地電圧を発生するレベルシフタ31aと、このレベ
ルシフタ31aの出力信号に応じてNチャネルトランジ
スタQ1のゲートを制御するインバータ回路31bとに
より構成されている。このインバータ回路31bはレベ
ルシフタ31aの出力信号に応じて電圧VSW又は接地電
圧を前記NチャネルトランジスタQ1のゲートに供給す
る。このNチャネルトランジスタQ1は、ゲートにNチ
ャネルトランジスタの閾値電圧VthN以上の電圧が供給
されることによりオンし、閾値電圧未満の電圧が供給さ
れることによりオフとなる。
【0048】また、前記駆動回路32はショート制御信
号に応じて電圧VSW又はワード線のローレベルの電圧V
BBを発生するレベルシフタ32aと、このレベルシフタ
32aの出力信号に応じてNチャネルトランジスタQ2
のゲートを制御するインバータ回路32bとにより構成
されている。このインバータ回路32bはレベルシフタ
32aの出力信号に応じて電圧VSW 又は電圧VBBを前
記NチャネルトランジスタQ2のゲートに供給する。こ
のNチャネルトランジスタQ2は、ゲートにVWL+Vth
N以上の電圧が供給されることによりオンし、VWL+Vt
hN未満の電圧が供給されることによりオフとなる。
【0049】前記NチャネルトランジスタQ1の基板に
は接地電位が供給され、NチャネルトランジスタQ2の
基板にはワード線の電圧VWLが供給されている。また、
前記PチャネルトランジスタQ3のゲートは接地され、
基板はNチャネルトランジスタQ1の接続ノードN3に
接続されている。
【0050】さらに、前記基板電圧Vwellが供給される
ノードN1と接地間にはスイッチ回路SW4を構成する
トランスファーゲートが接続され、前記ワード線の電圧
WLが供給されるノードN2と接地間にはスイッチ回路
SW5を構成するトランスファーゲートが接続される。
これらスイッチ回路SW4、SW5は信号φ、/φによ
り制御される。
【0051】上記構成において、図4を参照して動作に
ついて説明する。
【0052】前記寄生容量C1の両端には電圧Vwell
WLが印加されている。これら電圧Vwell、VWLの電位
差Vwell−VWLはほぼ20Vである。メモリセルアレイ
がブロック単位に消去された後、スイッチ回路SW2、
SW3がオフとされ、ノードN1(Vwell)、N2(V
WL=VBB)がフローティング状態とされる。この後、シ
ョート制御信号により、NチャネルトランジスタQ1、
Q2がオンとされ、スイッチ回路SW1がオンとされ
る。したがって、容量C1の両端がトランジスタQ1、
Q2、Q3によりショートされる。
【0053】ノードN3の電圧はPチャネルトランジス
タQ3により、Pチャネルトランジスタの閾値電圧Vth
P以下に下がることはない。このPチャネルトランジス
タQ3がない場合、NチャネルトランジスタQ2の導通
に伴いノードN3が大きく負電圧となり、Nチャネルト
ランジスタQ1の拡散層と基板間がフォワードバイアス
となる虞がある。あるいは、NチャネルトランジスタQ
1の導通に伴いNチャネルトランジスタQ2の拡散層が
高電圧となり、トランジスタQ2がブレークダウンする
虞を有している。PチャネルトランジスタQ3はこれら
を防止している。このため、NチャネルトランジスタQ
1は10V以下で動作し、PチャネルトランジスタQ3
はウェル電圧<VSW−VthN(VthNはNチャネルトラン
ジスタの閾値電圧)であるから10V以下で動作する。
このように、各トランジスタのゲートとソース/ドレイ
ンの相互間には10V以下の電圧が印加される。
【0054】以上のように、NチャネルトランジスタQ
1、Q2 の相互間にPチャネルトランジスタを設ける
ことにより、各トランジスタを耐圧以内で動作させるこ
とが可能である。したがって、高耐圧の特殊なトランジ
スタを形成する必要がない。
【0055】上記ショート動作ではノードN1の電圧V
wellと、ノードN2の電圧VWLは完全には一致しない。
すなわち、これらノードが完全にショートする前にPチ
ャネルトランジスタQ3がオフしてしまうからである。
したがって、ショート動作を行なった後、スイッチSW
4、SW5をオンとしてノードN1、N2を別々に接地
させる。
【0056】上記第1の実施例によれば、基板電圧V
wellが供給されるノードN1とワード線の電圧VWLが供
給されるノードN2との間にスイッチ回路SW1を接続
し、消去終了後に、このスイッチ回路SW1をオンとし
て寄生容量C1の両端をショートし、この後、スイッチ
SW4、SW5によりノードN1とN2を接地してい
る。このため、消去後のリセット時に寄生容量C1によ
り、ウェル電圧あるいはワード線電圧がオーバーシュー
ト、あるいはアンダーシュートすることを防止できる。
したがって、フォワードバイアスによるラッチアップを
防止できるとともに、トランジスタの耐圧問題を回避で
きる。
【0057】しかも、スイッチ回路SW1はNチャネル
トランジスタQ1、PチャネルトランジスタQ3、Nチ
ャネルトランジスタQ2の直列回路により構成され、各
トランジスタは規定の耐圧の範囲内で動作できる。換言
すれば、規定の耐圧を有するトランジスタのみにより、
耐圧以上の電位差のある両ノードをショートできる。こ
のため、ショート動作のために高耐圧トランジスタを用
いる必要がないため、製造プロセスの複雑化、製造コス
トの高騰、及びセルレイアウトの複雑化を防止できる。
【0058】また、ノードN1、N2のショート時に、
スイッチSW2、SW3をオフ状態とし、ノードN1、
N2から第1、第2のブロックデコーダ15、16を切
り離している。このため、メモリセルの制御ゲートと基
板に電位を供給しているノードN1、N2のみを独立し
てリセットでき、ノードN1、N2間を高速に同電位と
することができる。
【0059】(第2の実施例)図5は、本発明の第2の
実施例の要部を示しており、図3と同一部分には同一符
号を付している。上記第1の実施例は、ノードN1が正
電位、ノードN2が負電位の場合について示したが、こ
れに限定されるものではない。第2の実施例は、ノード
N1が例えば20Vであり、ノードN2が接地電位の場
合を示している。この場合、NチャネルトランジスタQ
1のゲートには10V+VthN、又は10Vが供給さ
れ、基板電圧Vsub1は10Vに設定される。また、Nチ
ャネルトランジスタQ2のゲートにはVthN、又は0V
が供給され、基板電圧Vsub2は接地電圧とされる。Pチ
ャネルトランジスタQ3のゲートには電圧VGP=10V
が供給される。電圧VGPとNチャネルトランジスタQ1
の基板電位Vsub1との関係は、VGP≧Vsub1に設定され
る。トランジスタQ1、Q2のゲートは前記制御回路1
7と同様の回路により制御される。
【0060】上記構成としても、各トランジスタを所定
の耐圧の範囲内で動作させて、寄生容量C1をショート
することができる。
【0061】尚、上記第1、第2の実施例では、NOR
型フラッシュEEPROMを例に説明したが、本発明は
上記両実施例に限定されるものではなく、NAND型フ
ラッシュEEPROMや、電源電圧以上の電位差を有す
る2つのノードをリセットする必要があるその他の半導
体装置に適用可能である。
【0062】この発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、発明の要旨を変えない範囲で種々変形実施可能
なことは勿論である。
【0063】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、電源電圧以上の電位差を有する二つのノード間の電
位をリセットする際に、寄生容量によるチャネルトラン
ジスタの拡散層と基板相互間でのフォワードバイアスを
防止でき、且つトランジスタの耐圧問題を回避可能な半
導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本原理を示すものであり、同図
(a)は等価回路図、同図(b)は同図(a)に示すス
イッチ回路の一例を示す回路図。
【図2】本発明の第1の実施例を示すものであり、同図
(a)は不揮発性半導体記憶装置のメモリセルアレイを
概略的に示す平面図、同図(b)は同図(a)の1つの
ブロックを示す構成図。
【図3】図2の要部を具体的に示す回路図。
【図4】図3の動作を示す波形図。
【図5】本発明の第2の実施例を示すものであり、要部
を示す回路図。
【図6】図6(a)(b)(c)は、メモリセルの各部
に供給されるバイアス電圧の関係を示している。
【図7】行デコード回路(ワード線ドライバ)の一例を
示す構成図。
【図8】図7に示すレベルシフタの一例を示す回路図。
【図9】ワード線の電圧VWLを示す図。
【図10】基板電位を供給するデコード回路の一例を示
す回路図。
【図11】デコード回路を構成するトランジスタとメモ
リセルを示す断面図。
【図12】図11の等価回路を示す回路図。
【図13】図11の寄生容量を示す等価回路図。
【図14】ワード線の電圧をウェルの電圧よりも先にリ
セットする場合の動作を示す波形図。
【図15】ワード線の電位より先にウェル電位をリセッ
トする場合の動作を示す波形図。
【図16】図14に示す動作時の問題を説明するもので
あり、同図(a)は等価回路図、同図(b)は断面図。
【図17】図15に示す動作時の問題を説明するもので
あり、同図(a)は等価回路図、同図(b)は断面図。
【符号の説明】
11、12…メモリセルアレイ、 13…ロウデコーダ、 14…カラムデコーダ、 15…第1のブロックデコーダ、 16…第2のブロックデコーダ、 SW、SW1、SW2、SW3、SW4、SW5…スイ
ッチ回路、 C1…寄生容量、 Q1、Q2…Nチャネルトランジスタ、 Q3…Pチャネルトランジスタ。
フロントページの続き (72)発明者 丹沢 徹 神奈川県川崎市幸区堀川町580番1号 株 式会社東芝半導体システム技術センター内 Fターム(参考) 5B025 AA03 AB01 AC01 AD02 AD03 AD08 AD10 AD12 AE08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電圧以上の電位差を有し、寄生容量を
    介して接続された第1、第2のノードと、 前記第1、第2のノードの相互間に接続され、前記第
    1、第2のノードをショートする第1のスイッチ回路
    と、 前記第1、第2のノードと接地間にそれぞれ設けられ、
    前記第1のスイッチ回路がオンとされた後にオンとされ
    る第2、第3のスイッチ回路とを具備することを特徴と
    する半導体装置。
  2. 【請求項2】 複数のブロックに分割され、各ブロック
    は複数のメモリセルと、これらメモリセルに接続された
    複数のワード線、ビット線を有するメモリセルアレイ
    と、 前記メモリセルを選択するロウデコーダと、 前記ロウデコーダに前記ワード線に供給される電圧を供
    給する第1のデコーダと、 前記メモリセルが形成される基板に基板電圧を供給する
    第2のデコーダと、 前記ワード線の電圧が供給される第1のノードと前記基
    板電圧が供給される第2のノードの相互間に接続され、
    前記メモリセルの消去後、前記第1、第2のノードをシ
    ョートする第1のスイッチ回路と、 前記第1のノードと前記第1のデコーダの出力端との相
    互間に接続され、前記第1のスイッチより先にオフとさ
    れる第2のスイッチ回路と、 前記第2のノードと前記第2のデコーダの出力端との相
    互間に接続され、前記第1のスイッチより先にオフとさ
    れる第3のスイッチ回路とを具備することを特徴とする
    半導体装置。
  3. 【請求項3】 ウェル内にスタックゲート構造のトラン
    ジスタからなる複数のメモリセルが形成され、電気的に
    一括してこれらメモリセルのデータが消去され、消去時
    には各メモリセルの制御ゲートに負電圧が印加され、前
    記ウェルに正の電圧が印加されるチャネル消去方式を用
    いた半導体装置であって、 前記ウェルに電圧を供給する第1のノードと前記メモリ
    セルの制御ゲートに電圧を供給する第2のノードとの相
    互間に接続され、消去終了時にオンとされ前記第1、第
    2のノードをショートする第1のスイッチ回路と、 前記第1のノードと接地間、及び前記第2のノードと接
    地間にそれぞれ接続され、前記第1のスイッチ回路がオ
    ンとされた後、オンとされる第2、第3のスイッチ回路
    とを具備することを特徴とする半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のスイッチ回路は、 電流通路の一端が前記第1のノードに接続され、ショー
    ト時に耐圧条件を満たす電圧がゲートに供給される第1
    のNチャネルトランジスタと、 電流通路の一端が前記第2のノードに接続され、ショー
    ト時に耐圧条件を満たす電圧がゲートに供給される第2
    のNチャネルトランジスタと、 電流通路の両端が前記第1、第2のNチャネルトランジ
    スタの電流通路の各他端に接続され、耐圧条件を満たす
    一定の電圧がゲートに供給されるPチャネルトランジス
    タとを具備することを特徴とする請求項1乃至3記載の
    半導体装置。
  5. 【請求項5】 アドレス信号に応じて前記ウェルに供給
    する電圧を発生する第1のデコーダと、 アドレス信号に応じて前記制御ゲートに供給する電圧を
    発生する第2のデコーダと、 前記第1のデコーダと前記第1のノードの相互間に接続
    され、前記ショート時に前記第1のスイッチ回路より先
    にオフとされる第4のスイッチ回路と、 前記第2のデコーダと前記第2のノードの相互間に接続
    され、前記ショート時に前記第1のスイッチ回路より先
    にオフとされる第5のスイッチ回路とを具備することを
    特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1のノードには正の電圧V1が供
    給され、前記第2のノードには負の電圧V2が供給さ
    れ、前記第1のNチャネルトランジスタのゲートにはN
    チャネルトランジスタの閾値電圧VthN以上の電圧と閾
    値電圧VthN未満の電圧の一方が供給され、前記第2の
    Nチャネルトランジスタのゲートには電圧V2+VthN
    以上の電圧と電圧V2+VthN未満の電圧の一方が供給
    され、前記Pチャネルトランジスタのゲートには前記第
    1のNチャネルトランジスタの基板電圧以上の電圧が供
    給されることを特徴とする請求項4記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のノードには正の電圧V1が供
    給され、前記第2のノードには接地電圧V2が供給さ
    れ、前記第1のNチャネルトランジスタのゲートには電
    圧Vsub1+VthN(Vsub1は前記第1のNチャネルトラ
    ンジスタの基板電圧、VthNはNチャネルトランジスタ
    の閾値電圧)と前記電圧Vsub1の一方が供給され、前記
    第2のNチャネルトランジスタのゲートには前記閾値電
    圧VthNと前記接地電圧V2の一方が供給され、前記P
    チャネルトランジスタのゲートには前記基板電圧Vsub1
    以上の電圧が供給されることを特徴とする請求項4記載
    の半導体装置。
JP10297899A 1999-04-09 1999-04-09 半導体装置 Expired - Lifetime JP3892612B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10297899A JP3892612B2 (ja) 1999-04-09 1999-04-09 半導体装置
US09/536,391 US6373749B1 (en) 1999-04-09 2000-03-28 Channel-erase nonvolatile semiconductor memory device
TW089106290A TW449925B (en) 1999-04-09 2000-04-06 Channel erase type nonvolatile semiconductor memory
KR10-2000-0018451A KR100378273B1 (ko) 1999-04-09 2000-04-08 채널 소거형 불휘발성 반도체 기억 장치
US10/081,532 US6445618B1 (en) 1999-04-09 2002-02-25 Channel-erase nonvolatile semiconductor memory device
US10/197,847 US6577538B2 (en) 1999-04-09 2002-07-19 Channel-erase nonvolatile semiconductor memory device
US10/196,957 US6643183B2 (en) 1999-04-09 2002-07-19 Channel-erase nonvolatile semiconductor memory device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10297899A JP3892612B2 (ja) 1999-04-09 1999-04-09 半導体装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000298991A true JP2000298991A (ja) 2000-10-24
JP3892612B2 JP3892612B2 (ja) 2007-03-14

Family

ID=14341838

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10297899A Expired - Lifetime JP3892612B2 (ja) 1999-04-09 1999-04-09 半導体装置

Country Status (4)

Country Link
US (4) US6373749B1 (ja)
JP (1) JP3892612B2 (ja)
KR (1) KR100378273B1 (ja)
TW (1) TW449925B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002080182A2 (en) * 2001-03-30 2002-10-10 Intel Corporation Method, apparatus, and system to enhance negative voltage switching
JP2007179647A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
US7372738B2 (en) 2005-08-30 2008-05-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Flash memory device with reduced erase time

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3892612B2 (ja) * 1999-04-09 2007-03-14 株式会社東芝 半導体装置
JP2003023114A (ja) * 2001-07-05 2003-01-24 Fujitsu Ltd 半導体集積回路装置およびその製造方法
US6977850B2 (en) * 2001-12-27 2005-12-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Semiconductor device having switch circuit to supply voltage
US6714458B2 (en) * 2002-02-11 2004-03-30 Micron Technology, Inc. High voltage positive and negative two-phase discharge system and method for channel erase in flash memory devices
JP4256222B2 (ja) * 2003-08-28 2009-04-22 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
KR100575882B1 (ko) * 2003-11-26 2006-05-03 주식회사 하이닉스반도체 번인 테스트용 내부 전압 발생 장치
JP4357351B2 (ja) * 2004-04-23 2009-11-04 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
US7272053B2 (en) 2004-11-18 2007-09-18 Freescale Semiconductor, Inc. Integrated circuit having a non-volatile memory with discharge rate control and method therefor
US7151695B2 (en) * 2004-11-18 2006-12-19 Freescale Semiconductor, Inc. Integrated circuit having a non-volatile memory with discharge rate control and method therefor
US7151697B2 (en) * 2004-11-30 2006-12-19 Infineon Technologies Ag Non-volatile semiconductor memory
US7450433B2 (en) * 2004-12-29 2008-11-11 Sandisk Corporation Word line compensation in non-volatile memory erase operations
US7457166B2 (en) * 2005-03-31 2008-11-25 Sandisk Corporation Erase voltage manipulation in non-volatile memory for controlled shifts in threshold voltage
US7408804B2 (en) * 2005-03-31 2008-08-05 Sandisk Corporation Systems for soft programming non-volatile memory utilizing individual verification and additional soft programming of subsets of memory cells
US7522457B2 (en) * 2005-03-31 2009-04-21 Sandisk Corporation Systems for erase voltage manipulation in non-volatile memory for controlled shifts in threshold voltage
US7397699B2 (en) * 2005-07-27 2008-07-08 Atmel Corporation Channel discharging after erasing flash memory devices
US7499317B2 (en) * 2006-10-13 2009-03-03 Sandisk Corporation System for partitioned erase and erase verification in a non-volatile memory to compensate for capacitive coupling
US7535766B2 (en) * 2006-10-13 2009-05-19 Sandisk Corporation Systems for partitioned soft programming in non-volatile memory
US7499338B2 (en) * 2006-10-13 2009-03-03 Sandisk Corporation Partitioned soft programming in non-volatile memory
US7495954B2 (en) * 2006-10-13 2009-02-24 Sandisk Corporation Method for partitioned erase and erase verification to compensate for capacitive coupling effects in non-volatile memory
US7881122B2 (en) * 2007-12-20 2011-02-01 Samsung Electronics Co., Ltd. Discharge circuit
JP5235400B2 (ja) * 2007-12-20 2013-07-10 三星電子株式会社 放電回路
IT1400967B1 (it) 2010-06-15 2013-07-05 St Microelectronics Srl Dispositivo di memoria non volatile con circuito di riconnessione
IT1400968B1 (it) 2010-06-15 2013-07-05 St Microelectronics Srl Dispositivo di memoria non-volatile con scarica controllata
US8553463B1 (en) * 2011-03-21 2013-10-08 Lattice Semiconductor Corporation Voltage discharge circuit having divided discharge current
JP2012203947A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置
JP5692179B2 (ja) * 2012-07-24 2015-04-01 カシオ計算機株式会社 システムlsi及びプログラム消去方法
US9627052B1 (en) * 2015-11-24 2017-04-18 Micron Technology, Inc. Apparatuses and methods for current limitation in threshold switching memories
JP2017147005A (ja) * 2016-02-16 2017-08-24 ルネサスエレクトロニクス株式会社 フラッシュメモリ

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3204666B2 (ja) 1990-11-21 2001-09-04 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP2835215B2 (ja) 1991-07-25 1998-12-14 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP3199882B2 (ja) * 1993-01-13 2001-08-20 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
GB2283345B (en) * 1993-05-11 1997-11-12 Nippon Kokan Kk Non-volatile memory device and method for adjusting the threshold value thereof
JP2839819B2 (ja) 1993-05-28 1998-12-16 株式会社東芝 不揮発性半導体記憶装置
JP3732914B2 (ja) 1997-02-28 2006-01-11 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置
IT1302079B1 (it) * 1998-02-27 2000-07-20 Sgs Thomson Microelectronics Circuito di pilotaggio a tensione survolata a basso consumo peruna memoria non volatile
WO1999065036A1 (en) 1998-06-12 1999-12-16 Macronix International Co., Ltd. Channel fn program/erase recovery scheme
JP2000195284A (ja) * 1998-12-24 2000-07-14 Toshiba Corp ラッチ型レベルシフト回路
JP3892612B2 (ja) * 1999-04-09 2007-03-14 株式会社東芝 半導体装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002080182A2 (en) * 2001-03-30 2002-10-10 Intel Corporation Method, apparatus, and system to enhance negative voltage switching
WO2002080182A3 (en) * 2001-03-30 2003-04-10 Intel Corp Method, apparatus, and system to enhance negative voltage switching
US6788584B2 (en) 2001-03-30 2004-09-07 Intel Corporation Method, apparatus, and system to enhance negative voltage switching
US7372738B2 (en) 2005-08-30 2008-05-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Flash memory device with reduced erase time
JP2007179647A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Toshiba Corp 不揮発性半導体記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
KR100378273B1 (ko) 2003-03-29
KR20010069183A (ko) 2001-07-23
US20020181288A1 (en) 2002-12-05
JP3892612B2 (ja) 2007-03-14
TW449925B (en) 2001-08-11
US6643183B2 (en) 2003-11-04
US6445618B1 (en) 2002-09-03
US20020075726A1 (en) 2002-06-20
US6373749B1 (en) 2002-04-16
US6577538B2 (en) 2003-06-10
US20020181313A1 (en) 2002-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3892612B2 (ja) 半導体装置
JP6911075B2 (ja) 相補的電圧源を使用した分割ゲートフラッシュメモリシステム
JP2805210B2 (ja) 昇圧回路
JP3913952B2 (ja) 半導体記憶装置
US5394372A (en) Semiconductor memory device having charge-pump system with improved oscillation means
US7453733B2 (en) Nonvolatile semiconductor memory device and a method of word lines thereof
US5793678A (en) Parellel type nonvolatile semiconductor memory device method of using the same
US7372739B2 (en) High voltage generation and regulation circuit in a memory device
US20120014181A1 (en) Nonvolatile Semiconductor Memory
JP3772756B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP3594001B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
US6646916B2 (en) Non-volatile semiconductor memory device
JP3883391B2 (ja) 不揮発性半導体メモリのウェル電圧設定回路およびそれを備えた半導体メモリ装置
US6922357B2 (en) Non-volatile semiconductor memory device
KR19980071184A (ko) 비휘발성 반도체 메모리의 삭제 방법 및 장치
US20090052259A1 (en) Non-volatile semiconductor memory device
KR100254565B1 (ko) 분할된 워드 라인 구조를 갖는 플래시 메모리 장치의 행 디코더회로
JP3399547B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置用制御回路
JP2001085633A (ja) 容量構造を有する半導体装置、およびこの容量構造を用いたチャージポンプ回路、ならびにチャージポンプ回路を用いた半導体装置
KR100490605B1 (ko) 비휘발성 반도체기억장치
JP2009076188A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP2001319482A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH07230695A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JPH11250682A (ja) 半導体記憶装置及びそれを用いた半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131215

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term