JP2000298236A - 可変焦点距離レンズ系 - Google Patents

可変焦点距離レンズ系

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JP2000298236A
JP2000298236A JP2000001968A JP2000001968A JP2000298236A JP 2000298236 A JP2000298236 A JP 2000298236A JP 2000001968 A JP2000001968 A JP 2000001968A JP 2000001968 A JP2000001968 A JP 2000001968A JP 2000298236 A JP2000298236 A JP 2000298236A
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Motoyuki Otake
基之 大竹
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    • G02B3/02Simple or compound lenses with non-spherical faces
    • G02B3/04Simple or compound lenses with non-spherical faces with continuous faces that are rotationally symmetrical but deviate from a true sphere, e.g. so called "aspheric" lenses

Abstract

(57)【要約】 【課題】小型で高変倍化に好適な可変焦点距離レンズ系
を提供すること。 【解決手段】物体側より順に、正第1レンズ群G1と、
正第2レンズ群G2と、負第3レンズ群G3とを有し、
広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化す
る際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔
が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間
隔が減少するように、各レンズ群が物体側へ移動し、開
口絞りSが第1レンズ群G1と第3レンズ群G3との間
に配置され、第2レンズ群G2は、開口絞りSに隣接し
て配置され両側のレンズ面が非球面である正レンズを有
し、所定の条件を満足する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変焦点距離レン
ズ系、特に高変倍比に好適な可変焦点距離レンズ系に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、小型で軽量な携帯性が重視される
レンズシャッター式カメラでは、撮影レンズ系の小型化
や軽量化が図られてきている。そして、レンズシャッタ
ー式カメラでは、ズームレンズを備えたものが主流とな
っている。ズームレンズは焦点距離の変化により撮影者
の意図に合わせた撮影が行えるという長所がある反面、
焦点距離の変化に従ってレンズ全長が大きく変化するの
でカメラ本体の小型化が困難であるという短所を有して
いる。カメラ本体の小型化には撮影レンズ系の小型化が
必須であり、レンズ全長の短縮化とレンズ径の小型化が
重要である。
【0003】レンズ全長を短縮するためには、光学系を
構成するレンズ群の屈折力を強めることが適切である。
しかし、各レンズ面の屈折力が強まるため、光学性能が
劣化してしまう。また、レンズ径を小型化するために
は、レンズ枚数を削減することが適切である。しかし、
この場合も各レンズ面の屈折力が強まるため、光学性能
が劣化してしまう。
【0004】また、非球面レンズの加工技術が近年にな
って著しく向上しているので、撮影レンズ系に非球面レ
ンズを積極的に使用することで、より小型化することが
一般的になっている。非球面レンズは、開口絞り近傍に
配置される場合は球面収差を補正する役割を主として果
たし、また、開口絞りから離れて配置される場合は、軸
外収差を補正する役割を果たす。各レンズ面の屈折力が
強まることに起因して発生する光学性能の劣化を、非球
面レンズが有する収差補正機能により抑制することで、
撮影レンズ系の小型化を実現している。
【0005】非球面レンズは、片側非球面レンズと両側
非球面レンズとに大別される。片側非球面レンズの方が
一般的であるが、両側非球面レンズを可変焦点距離レン
ズ系に導入した例として、例えば、特開平3−1270
12号公報や特開平4−78811号公報に開示された
光学系が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、小型を維持しながらより高性能化や高変倍化を図る
レンズシャッター式カメラ用ズームレンズを開発する場
合などの、高仕様化又はさらなる小型化を図る場合は、
さらにレンズ枚数を削減することや、レンズ屈折力をよ
り一層強くすることが必要となる。このため、非球面レ
ンズを多用することが必要になる。しかし、非球面レン
ズは主として量産性に適したモールド加工により製造さ
れるため、モールド用金型に残存する微小なうねり成分
により高い空間周波数に対しては線形性応答が悪い、即
ち入力に対して出力が変形してしまうという問題を有し
ている。このため、単に非球面レンズの枚数を増やした
のでは効果的に小型化できるとは限られない。従って、
なるべく少ない非球面レンズを効果的に活用することが
重要となる。
【0007】特開平3−127012号公報や特開平4
−78811号公報に開示された可変焦点距離レンズ系
は、各非球面レンズが有する収差補正機能が明確でな
く、非球面レンズを導入することによる小型化や高性能
化という効果が充分ではないという問題がある。また、
非球面レンズを多用することで、レンズ製造時に発生す
る偏心等により光学性能を劣化させるため、安定した品
質の製品(光学系)を消費者に提供することができない
という問題もある。
【0008】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
であり、小型で高変倍化に好適な可変焦点距離レンズ系
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、物体側より順に、正屈折
力を有する第1レンズ群G1と、正屈折力を有する第2
レンズ群G2と、負屈折力を有する第3レンズ群G3と
の少なくとも3つのレンズ群を有し、広角端状態から望
遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、前記第1
レンズ群G1と前記第2レンズ群G2との間隔が増大
し、前記第2レンズ群G2と前記第3レンズ群G3との
間隔が減少するように、各レンズ群が物体側へ移動し、
開口絞りが前記第1レンズ群G1と前記第3レンズ群G
3との間に配置され、前記第2レンズ群G2は、開口絞
りに隣接して配置され両側のレンズ面が非球面である正
レンズを有し、前記開口絞りと前記正レンズとの光軸上
に沿った空気間隔をDa、可変焦点距離レンズ系の焦点
距離をf、前記開口絞りが存在する空間側の前記正レン
ズのレンズ面の曲率半径をRa、前記開口絞りが存在す
る空間とは反対の空間側の前記正レンズのレンズ面の曲
率半径をRb(ただし、Rb<0)としたとき、 Da/f<0.08 (1) 0.3<(Ra+Rb)/(Ra−Rb)<0.95 (2) の各条件を満足することを特徴とする可変焦点距離レン
ズ系を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明では、開口絞りと両側非球
面レンズとの配置関係が重要である。一般的に、軸外光
束は光軸に対して所定角度をなして入射するので、開口
絞りの近傍に配置されるレンズを通過する軸外光束は光
軸付近を通過する。逆に、開口絞りから離れて配置され
るレンズを通過する軸外光束は光軸から離れて通過す
る。
【0011】本発明では、ある程度の厚みを有し、両側
のレンズ面が非球面である非球面レンズを開口絞りの近
傍に配置している。そして、開口絞りが存在する空間側
(開口絞りに近い側)のレンズ面(以下、「第1非球
面」という)は主として球面収差を補正する機能を有
し、開口絞りが存在する空間とは反対側の空間側(開口
絞りに遠い側)のレンズ面(以下、「第2非球面」とい
う)は主として軸外収差を補正する機能を有している。
このように、収差補正機能を2つのレンズ面で分離する
ことにより、少ないレンズ枚数で高変倍化と高性能化と
を両立することができる。
【0012】また、同じ画角を有する光学系でも、開口
絞りに隣接して配置されるレンズが負レンズの場合と正
レンズの場合とでは、絞りを挟んだ前後の屈折力配置の
関係が変わるため、開口絞りの位置を通過する主光線と
光軸とのなす角度が異なる。この角度は、正レンズに比
較して負レンズの方が小さい。このため、両側非球面レ
ンズが負レンズである場合は、開口絞りから離れたレン
ズ面を通過する軸外光束が光軸から離れないので、収差
補正機能を十分に分離することができない。本発明で
は、両側非球面レンズが正屈折力を有するように構成す
ることで、収差補正機能を充分に分離して、大きな収差
補正効果を得ている。
【0013】また、非球面レンズの2つのレンズ面がそ
れぞれ異なる収差補正の役割を有することで、片側非球
面レンズを有する光学系に比較して撮影レンズ系をさら
に小型化することができる。
【0014】また、本発明では、両側非球面レンズの効
果を最大限引き出すために、以下のように構成すること
が望ましい。
【0015】第1非球面が開口絞り側に対して強い凸面
を向ける場合、光束が強く収斂されるため、第2非球面
を通過する軸外光束が光軸から離れてしまい収差補正機
能の分離が不充分となるので望ましくない。従って、開
口絞りに近い側のレンズ面は屈折力が弱い方が望まし
い。
【0016】さらに、開口絞りと両側非球面レンズとの
間隔を適切に設定することも重要であり、この間隔が広
がると収差補正機能を十分に分離できなくなってしま
う。広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変
化する際に、開口絞りと両側非球面レンズとの間隔を変
化させることで、レンズ位置状態の変化に伴う軸外収差
の変動をより良好に補正することも可能だが、広角端状
態や望遠端状態で両側非球面レンズが開口絞りから離れ
過ぎると、上述のように収差補正機能の分離が図れなく
なるため、焦点距離に応じて当該間隔を適切に設定する
ことが望ましい。
【0017】次に、上記両側非球面レンズを導入するに
適した撮影レンズ系について説明する。従来から、レン
ズシャッター式カメラに好適なズームレンズ(可変焦点
距離レンズ系)として、物体側より順に、正レンズ群と
負レンズ群とで構成される正負2群ズームレンズ、又は
物体側より順に、第1正レンズ群と第2正レンズ群と負
レンズ群とで構成される正正負3群ズームレンズ等が知
られている。
【0018】正負2群ズームレンズは変倍群が負レンズ
群だけであるために、高変倍化が困難である。従って、
本発明にかかる可変焦点距離レンズ系は、物体側から順
に、正屈折力を有する第1レンズ群G1と、正屈折力を
有する第2レンズ群G2と、負屈折力を有する第3レン
ズ群G3とを有する正正負3群ズームレンズに適用する
ことが望ましい。
【0019】変倍時に発生する軸外収差を良好に補正す
るには、光学系の中央付近に開口絞りを配置するのが最
適であるため、本発明では開口絞りを第1レンズ群G1
と第3レンズ群G3との間に配置すること、さらに好ま
しくは第2レンズ群G2の近傍に配置することが望まし
い。
【0020】さらに、開口絞りが第2レンズ群G2の近
傍に配置されてるため、第2レンズ群G2中に上記両側
非球面レンズを配置することが望ましい。
【0021】また、本発明においては、広角端状態から
望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、第1レ
ンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔が広がり、第2
レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔が狭まるよう
にすべてのレンズ群を物体側へ移動させることで、第2
レンズ群G2と第3レンズ群G3の横倍率が増大するよ
うに構成している。この結果、変倍を効率的に行うこと
ができ、より一層の小型化を図ることができる。
【0022】ここで、第1レンズ群G1は収斂作用を有
し、広角端状態に比較して望遠端状態で第2レンズ群G
2との間隔を広げるように物体側へ移動させることで、
特に望遠端状態でのレンズ全長を短縮している。
【0023】さらに、第2レンズ群G2は第1レンズ群
G1で収斂された光束をより収斂させる作用を有し、広
角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する
際に第1レンズ群G1との第2レンズ群G2との間隔を
変化させることでレンズ位置状態による軸外収差の変動
を補正している。
【0024】加えて、第3レンズ群G3は第1レンズ群
G1と第2レンズ群G2とにより形成される被写体像を
拡大する作用を有し、広角端状態から望遠端状態までレ
ンズ位置状態が変化する際に物体側へ移動することで、
拡大率を増大させる変倍作用の役割を担っている。
【0025】高変倍で高性能の光学系を達成するには、
光学系の中央付近に開口絞りを配置することが肝要であ
り、上述のように本発明では第2レンズ群G2付近に開
口絞りを配置している。レンズ位置状態が変化する際に
第1レンズ群G1が第2レンズ群G2との間隔を、第3
レンズ群G3が第2レンズ群G2との間隔を各々大きく
変化させることでレンズ位置状態の変化による軸外収差
の変動を良好に補正している。
【0026】また、本発明では、上記構成の下で、以下
の条件式(1),(2)、 Da/f<0.08 (1) 0.3<(Ra+Rb)/(Ra−Rb)<0.95 (2) を満足することが望ましい。ここで、Daは前記開口絞
りと前記正レンズとの光軸上に沿った空気間隔、fは可
変焦点距離レンズ系の焦点距離、開口絞りに隣接して配
置された両側非球面において、Raは開口絞りに近い側
の第1非球面の曲率半径、Rbは開口絞りから遠い側の
第2非球面の曲率半径(ただし、Rb<0)をそれぞれ
表している。
【0027】条件式(1)は、開口絞りと両側非球面レ
ンズとの光軸上の適切な間隔を規定する条件式である。
条件式(1)の上限値を上回った場合、開口絞りと両側
非球面レンズとの間隔が広がるため、両側非球面レンズ
の収差補正機能が両側のレンズ面で分離できず、両側非
球面レンズの効果を十分生かすことができない。
【0028】また、条件式(2)は、両側非球面レンズ
の適切な形状を規定する条件式である。条件式(2)の
下限値を下回った場合、第2非球面を通過する軸外光束
が光軸に近づくので収差補正機能を十分に分離すること
ができない。逆に、条件式(2)の上限値を上回った場
合、第1非球面で光束が収斂されないので、第2非球面
による収斂作用が非常に強くなり、微小量だけ偏心して
も著しく光学性能が劣化してしまう。このため、光学系
製造時に安定した光学性能を保証することができず、ま
た、消費者に安価で高品質な製品(光学系)を提供でき
ないので好ましくない。
【0029】また、本発明ではレンズ位置状態が変化す
る時に、常に条件式(1)を満足することが望ましい。
【0030】また、本発明では、両側非球面レンズの両
レンズ面で収差補正機能を充分に分離して非球面の効果
をより引き出すには、以下の条件式(3)、 0.03<Db/fw<0.10 (3) を満足することが望ましい。ここで、Dbは両側非球面
レンズの光軸に沿った厚み、fwは広角端状態の可変焦
点距離レンズ系の焦点距離をそれぞれ表している。
【0031】条件式(3)の下限値を下回った場合、上
述の通り、両側非球面レンズの収差補正機能が充分に分
離できず、良好な結像性能が得られない。逆に、条件式
(3)の上限値を上回った場合、レンズ厚が厚くなるの
でレンズの成形・加工時間が長くなり、製造コストが高
くなってしまう。
【0032】また、本発明においては、少ないレンズ枚
数で高性能化を図るために、第2レンズ群G2の焦点距
離を適切に設定することが肝要であり、以下の条件式
(4), 0.4<f2/(fw・ft)1/2<0.7 (4) を満足することが望ましい。ここで、f2は第2レンズ
群G2の焦点距離、ftは望遠端状態における可変焦点
距離レンズ系の焦点距離をそれぞれ表している。
【0033】条件式(4)は第2レンズ群G2の適切な
焦点距離の範囲を規定する条件式でる。条件式(4)の
下限値を下回った場合、第2レンズ群G2を構成する負
部分群と正部分群との屈折力が互いに強まるので、レン
ズ製造時に発生する相互偏心によって光学性能が著しく
劣化してしまうため好ましくない。逆に、条件式(4)
の上限値を上回った場合、広角端状態で第3レンズ群G
3を通過する軸外光束が光軸から離れてしまうので、レ
ンズ系の小型化が充分に図れない。
【0034】また、本発明においては、第2レンズ群G
2は物体側から順に負部分群と正部分群とを有し、開口
絞りが負部分群と正部分群との間に設けられ、両側非球
面レンズが正部分群中に配置されるていることが望まし
い。第2レンズ群G2を負部分群と正部分群とで構成す
ることで広角端状態で発生しやすい正の歪曲収差を良好
に補正することができ、また、充分なバックフォーカス
を確保してレンズ径の小型化を図ることができる。ここ
で、広角端状態でのバックフォーカスが短すぎると、も
っとも像面寄りのレンズ面上に付着したゴミの影がフィ
ルム上に記録されやすいため、画質が低下し、逆にバッ
クフォーカスが長すぎると画角による軸外収差の変動が
良好に補正できない。したがって、充分なバックフォー
カスとは、これら問題が発生しない程度の長さを意味す
る。
【0035】また、本発明においては、第2レンズ群G
2を構成する負部分群と正部分群との屈折力を弱めて、
レンズ枚数を減らす事が好ましい。このため、負部分群
は物体側に凹面を向けた負レンズと像側に凸面を向けた
正レンズとの接合レンズ、正部分群は両凸形状の両側非
球面レンズでそれぞれ構成することが望ましい。
【0036】また、高性能を維持しながら変倍比を高め
るには、各レンズ群毎に発生する収差量を小さく抑える
ことが肝要であり、特に球面収差の発生を良好に補正す
ることが重要である。そして、本発明においては第1レ
ンズ群G1と第3レンズ群G3をそれぞれ1枚の正レン
ズと1枚の負レンズの2枚で構成することが望ましい。
【0037】さらに、望遠端状態でのレンズ全長を短縮
化するために、第1レンズ群G1は両凸形状の正レンズ
と物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズとの
接合レンズで構成され、また、第3レンズ群G3は正レ
ンズとその像側に配置され、物体側に凹面を向けたメニ
スカス形状の負レンズとで構成されることが望ましい。
【0038】加えて、本発明では上記両側非球面レンズ
以外に非球面レンズを配置して、より高性能化やより小
型化を図ることもできる。特に、第3レンズ群G3中に
配置される正レンズの両側のレンズ面を非球面で構成し
た場合、広角端状態における画角によるコマ収差の変動
を良好に補正できるだけでなく、広角端状態から望遠端
状態までレンズ位置状態が変化する際に発生する軸外収
差の変動もより良好に補正することができる。本発明に
おいては上記非球面レンズにおいて以下の点に配慮する
ことにより、製造時にも安定した光学性能が得られるよ
うにしている。一般的に非球面は光軸からの高さによっ
て曲率が変化、すなわち屈折力が変化する。この時、非
球面レンズによる収差補正の効果を高めると屈折力の変
化が大きくなるため、レンズをレンズ室に組込む際に若
干でも製造誤差によって偏心が生じると、光学性能が大
きく劣化する傾向となる。このため、両側非球面レンズ
では成形時に両側の各面間で発生する偏心による性能劣
化が大きくなる傾向であった。本発明では、上述の通
り、軸外光束が開口絞り側のレンズ面では光軸付近を通
過し、それと反対側のレンズ面では光軸から離れた位置
を通過することを利用して、開口絞り側のレンズ面は主
として球面収差を補正している。この開口絞り側のレン
ズ面は、レンズ中央から周縁部に向かって緩く曲率変化
し、且つ変曲点を持たない形状、つまり、周縁部に向か
うに従って屈折力が徐々に変化する形状である。同時
に、当該レンズ面とは反対側のレンズ面は、レンズ中央
では曲率変化が少なく、軸上光束が通過する範囲より外
側の周縁部で曲率変化がより大きくなる形状、つまり周
縁部で屈折力がより大きく変化する形状により、軸外収
差を良好に補正した。上述のレンズ構成にすることで、
収差補正機能を2つの面で分離可能となり、それぞれの
面のレンズ中心付近と周縁付近とでの曲率変化(屈折力
変化)を滑らかに、且つなだらかにできる。この結果、
レンズをレンズ室に組込む際に発生する偏心による性能
劣化を抑え、且つ、それぞれの面同士の偏心による性能
劣化を抑えることができる。
【0039】本発明においては、上述の通り、各レンズ
群で発生する球面収差をそれぞれ単独で補正することで
高変倍化を図っているが、レンズ製造時に各レンズ群毎
に偏心調整を行うことが望ましい。例えば、複数のレン
ズブロックから成るレンズ群の場合は、レンズ室の前後
からレンズを挿入し、該レンズ群によりレチクル像を結
像させる構成とする。かかる構成により、一部のレンズ
を偏心調整してレチクル像が鮮明になる位置で固定する
ことで、偏芯調整を行うことができる。したがって、安
定した光学品質の製品を市場に供給できる。
【0040】また、本発明の別の観点に従えば、本可変
焦点レンズ系は、物体側より順に、正屈折力を有する第
1レンズ群G1と、負屈折力を有する第1補助レンズ群
GAと、正屈折力を有する第2レンズ群G2と、正屈折
力を有する第2補助レンズ群GBと、負屈折力を有する
第3レンズ群G3とを有し、広角端状態から望遠端状態
までレンズ位置状態が変化する際に、第1レンズ群G1
と第1補助レンズ群GAとの間隔が増大し、第1補助レ
ンズ群GAと第2レンズ群G2との間隔が減少し、第2
レンズ群G2と第2補助レンズ群GBとの間隔が増大
し、第2補助レンズ群GBと第3レンズ群G3との間隔
が減少するように、すべてのレンズ群が物体側へ移動す
る正負正正負5群タイプに適用するのが望ましい。さら
に好ましくは、第1補助レンズ群GAと第2レンズ群G
2との間に開口絞りを配置して、第2レンズ群G2を1
枚の両側非球面レンズで構成することが望ましい。
【0041】このような可動レンズ群が多い光学系はズ
ーム軌道の選択の自由度が増加するので、レンズ位置状
態の変化による軸外収差の変動が補正しやすく、高い変
倍比の光学系に適している。広角端状態では第1レンズ
群G1と第1補助レンズ群GAとが隣接し、第2レンズ
群G2と第2補助レンズ群GBとが隣接して、第1補助
レンズ群GAと第2レンズ群G2、及び第2補助レンズ
群GBと第3レンズ群G3との間隔を広げて配置するこ
とにより、光学系全体の屈折力配置を対称型に近づけ
て、正の歪曲収差を良好に補正している。
【0042】広角端状態から望遠端状態までレンズ位置
状態が変化する際に、第1レンズ群G1と第1補助レン
ズ群GAとの間隔を広げるように第1レンズ群G1を物
体側へ移動させることで第1レンズ群G1による収斂作
用を強めてレンズ全長を短縮している。同時に、第3レ
ンズ群G3を物体側へ移動させることで、第3レンズ群
G3を通過する軸外光束の高さが光軸に近づき、レンズ
位置状態の変化による軸外収差の変動を抑えている。
【0043】また、本発明においては、レンズ位置状態
が変化する際に、第1補助レンズ群GAと第2補助レン
ズ群GBとを一体的に移動させることが望ましい。多群
構成のズームレンズでは移動群の数が増えるので、各レ
ンズ群の停止誤差による像面位置の変動が起こりやす
く、また鏡筒構造も複雑化してしまう。本発明では、複
数のレンズ群を一体的に移動させることで、鏡筒構造を
簡略化できる。
【0044】また、本発明では、近距離合焦時に第2レ
ンズ群G2のみが像側へ移動し、以下の条件式(5)、 1/{(1/βT)−β2T}2<0.3 (5) を満足することが望ましい。ここで、βTは望遠端状態
における可変焦点距離レンズ系の横倍率、β2Tは望遠
端状態における第2レンズ群G2の横倍率をそれぞれ表
している。
【0045】条件式(5)は第2レンズ群G2の適切な
横倍率の範囲を規定している。さらに、近距離合焦時に
第2レンズ群G2だけを移動させることで、広角端状態
から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、第
2レンズ群G2がレンズ群GAに近づくように移動し、
近距離合焦時に第2レンズ群G2がレンズ群GBに近づ
くように移動するので、スペースの有効活用を図ること
ができる。
【0046】また、本発明では、以下の条件式(6)、 1.4<(β2W/β2T)/Z<3.0 (6) を満足することが望ましい。ここで、β2Wは広角端状態
における第2レンズ群G2の横倍率、Zはズーム比(f
t/fw)をそれぞれ表している。
【0047】条件式(6)は第2レンズ群G2の広角端
状態と望遠端状態との横倍率の適切な比を規定してい
る。条件式(6)を満足することで、広角端状態に比べ
て望遠端状態で近距離合焦時の移動量が大きくなり、近
距離合焦状態で第2レンズ群G2とレンズ群GBとの間
隔がほぼ一定となるため、さらに省スペース化を図るこ
とができる。
【0048】また、本発明においては、レンズの材料と
してプラスチック材料を使用することにより、軽量化や
低コスト化を図ることもできる。プラスチック材料はガ
ラス材料に比べて低温での成型が可能で加工が行いやす
く、低コスト化に適している。また、ズームレンズを保
持する鏡筒がプラスチック材料で作られている場合に
は、温度の変化によって鏡筒の長さが変化するため、プ
ラスチック材料で成形されたレンズを用いることで、温
度の変化による鏡筒の長さの変化に伴う像面位置の変動
を緩和させることもできる。
【0049】本発明では、第3レンズ群G3中に配置さ
れる正レンズをプラスチック材料とした場合に、低コス
ト化と高性能化が同時に達成できるので、もっとも好ま
しい。これは、ガラス非球面レンズに比べてプラスチッ
ク非球面レンズの方が軽量であり、且つ低コスト化が図
ることができ、望遠端状態において光束の通過する範囲
がレンズ径に比べて小さいため、面精度が極めて高い状
態でなくても、所定の光学性能を得ることができるから
である。
【0050】以下に説明する本発明にかかる各数値実施
例では、第2レンズ群G2及び第3レンズ群G3に非球
面レンズをそれぞれ配置している。第2レンズ群G2に
非球面レンズを配置することにより、第2レンズ群G2
単独で発生する負の球面収差を極めて良好に補正し、レ
ンズ位置状態の変化に伴って発生する軸上収差の変動を
良好に補正できる。また、第3レンズ群G3に非球面レ
ンズを配置することにより、広角端状態から望遠端状態
までレンズ位置状態が変化する際に発生する軸外収差の
変動を良好に補正できる。
【0051】また、以下の各数値実施例は3つの可動レ
ンズ群で構成されるが、各レンズ群の間や隣接した像側
や物体側に他のレンズ群を付加することも容易である。
【0052】また、本発明は、撮影を行う際に高変倍ズ
ームレンズで発生しがちな手ブレ等が原因の像ブレを防
ぐ防震光学系とすることもできる。このために、レンズ
系にブレを検出するブレ検出系と駆動手段とを組み合わ
せ、レンズ系を構成するレンズ群のうち、1つのレンズ
群の全体か、又はその一部を偏心レンズ群として偏心で
きるように構成する。そして、ブレ検出系によりブレを
検出し、駆動手段により該ブレを補正するように偏心レ
ンズ群を偏心させ像をシフトさせて、像ブレを補正す
る。かかる構成により、高変倍ズームレンズ(可変焦点
距離レンズ)において、像ブレを防止できる防振光学系
とすることができる。
【0053】
【実施例】以下に、本発明による数値実施例について説
明する。 (第1実施例)図1は、本発明の第1実施例にかかる可
変焦点距離レンズ系の屈折力配分を示す図である。図
中、WIDEは広角端状、TELEは望遠端状態をそれ
ぞれ表している。物体側より順に、正屈折力を有する第
1レンズ群G1と、正屈折力を有する第2レンズ群G2
と、負屈折力の第3レンズ群G3とを有する3つのレン
ズ群で構成され、広角端状態より望遠端状態まで焦点距
離が変化する際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G
2との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群
G3との間隔が減少するように、すべてのレンズ群が物
体側へ移動する。
【0054】図2は、第1実施例にかかる可変焦点距離
レンズ系のレンズ構成を示す図である。第1レンズ群G
1は物体側から順に両凸レンズと物体側に凹面を向けた
メニスカス形状の負レンズとからなる接合レンズL1で
構成され、第2レンズ群G2は物体側より順に、負屈折
力の両凹レンズと両凸形状の正レンズとからなる接合レ
ンズL21と両凸形状の正レンズL22とで構成され、
第3レンズ群G3は物体側より順に、両凸形状の正レン
ズL31と物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負レ
ンズL32とで構成されている。開口絞りSはレンズ成
分L21とL22との間に配置され、レンズ位置状態が
変化する際に、第2レンズ群G2と一体的に移動する。
本実施例ではレンズ成分L21が負部分群、レンズ成分
L22が正部分群を形成する。
【0055】以下の表1に、本実施例にかかる可変焦点
距離レンズ系の諸元の値を掲げる。表においてfは焦点
距離、FNOはFナンバー、2ωは画角をそれぞれ表
し、屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。長
さの単位はmmである。また、非球面は次式で表され
る。
【0056】x=cy2/{1+(1−κc221/2
+C4y4+C6y6+…ここで、yは光軸からの高さ、
xはサグ量、cは曲率、κは円錐定数、C4,C6,…
は非球面係数をそれぞれ表している。なお、以下全ての
実施例の諸元値、非球面式において、第1実施例と同様
の符号を用いる。
【0057】
【表1】 f 39.90 〜 78.73 〜 142.50 FNO 5.90 〜 9.34 〜 12.01 2ω 55.30 〜 29.99 〜 18.88゜ 面番号曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数 1 32.8698 3.10 1.49700 81.61 2 -40.0414 0.80 1.64769 33.84 3 -93.7341 (D3) 1.0 4 -17.0426 0.80 1.83481 42.72 5 92.8430 3.00 1.56732 42.85 6 -25.6159 5.00 1.0 7 0.0000 1.00 1.0 (開口絞り) 8 38.6993 2.15 1.51450 63.05 9 -18.4256 (D9) 1.0 10 1263.7879 2.50 1.68893 31.16 11 -38.0314 4.00 1.0 12 -11.8899 1.00 1.81550 44.54 13 -1902.7573 (Bf) 1.0 第8面、第9面、第10面、第11面は非球面であり、
各係数は以下の通りである。 (第8面) κ= 2.5351 C4 =+3.3673×10-5 C6 =+1.2901×10-6 C8 =-4.2454×10-8 C10=+8.5829×10-10 (第9面) κ=-0.0338 C4 =+4.9416×10-5 C6 =+1.8617×10-6 C8 =-7.7015×10-8 C10=+1.5279×10-9 (第10面) κ=11.0000 C4 =+1.9481×10-5 C6 =+1.1381×10-6 C8 =-2.1373×10-8 C10=+1.0299×10-10 (第11面) κ= 1.1282 C4 =-3.8424×10-5 C6 =+1.2406×10-6 C8 =-2.3479×10-8 C10=+8.1913×10-11 (可変間隔表) f 39.9000 78.7326 142.5033 D3 1.3000 6.5074 14.8317 D9 15.7443 6.9569 0.8000 Bf 10.2586 36.6780 71.0200 (条件式対応値) (1)Da/f=0.007〜0.025 (2)(Ra+Rb)/(Ra−Rb)=0.355 (3)Db/fw=0.054 (4)f2/(fw・ft)1/2=0.506
【0058】図3乃至図5は本発明の第1実施例の無限
遠合焦状態での諸収差図を示し、図3は、広角端状態
(f=39.90)、図4は中間焦点距離状態(f=78.7
3)、図5は望遠端状態(f=142.50)における諸収差
をそれぞれ示す図である。球面収差図中の実線は球面収
差、点線はサイン・コンディション(正弦条件)、Yは
像高を表している。非点収差図中の実線はサジタル像
面、破線はメリディオナル像面、dはd線(λ=58
7.56nm)に対する収差をそれぞれ表している。ま
た、コマ収差図は、像高Y=0,5.4,10.8,15.1,21.6
でのコマ収差を表し、Aは画角を表している。なお、以
下全ての実施例の収差図において、第1実施例と同様の
符号を用いる。各収差図から明らかなように、本実施例
は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有してい
ることがわかる。
【0059】(第2実施例)図6は、本発明の第2実施
例にかかる可変焦点距離レンズ系の屈折力配分を示す図
である。物体側より順に、正屈折力を有する第1レンズ
群G1と、正屈折力を有する第2レンズ群G2と、負屈
折力を有する第3レンズ群G3との3つのレンズ群で構
成され、広角端状態(WIDE)より望遠端状態(TE
LE)まで焦点距離が変化する際に、第1レンズ群G1
と第2レンズ群G2との間隔が増大し、第2レンズ群G
2と第3レンズ群G3との間隔が減少するように、すべ
てのレンズ群が物体側へ移動する。
【0060】図7は、本発明の第2実施例にかかる可変
焦点距離レンズ系のレンズ構成を示す図である。第1レ
ンズ群G1は物体側から順に両凸レンズと物体側に凹面
を向けたメニスカス形状の負レンズとからなる接合レン
ズL1で構成され、第2レンズ群G2は物体側より順
に、負屈折力の両凹レンズと両凸形状の正レンズとから
なる接合レンズL21と、両凸形状の正レンズL22と
で構成され、第3レンズ群G3は物体側より順に、両凸
形状の正レンズL31と、物体側に凹面を向けたメニス
カス形状の負レンズL32とで構成される。開口絞りS
はレンズ成分L21とL22との間に配置され、レンズ
位置状態が変化する際に、第2レンズ群G2と一体的に
移動する。本実施例ではレンズ成分L21が負部分群、
レンズ成分L22が正部分群を形成する。
【0061】以下の表2に、第2実施例にかかる可変焦
点距離レンズ系の諸元の値を掲げる。
【0062】
【表2】 f 39.90 〜 74.12 〜 129.00 FNO 5.23 〜 8.63 〜 12.00 2ω 55.26 〜 31.47 〜 18.57゜ 面番号曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数 1 26.4241 3.20 1.49700 81.61 2 -41.4416 0.80 1.69895 30.05 3 -90.8209 (D3) 1.0 4 -16.1776 0.80 1.83481 42.72 5 37.1694 3.00 1.59551 39.23 6 -30.1045 3.25 1.0 7 0.0000 1.00 1.0 (開口絞り) 8 35.0282 2.10 1.51450 63.05 9 -16.2556 (D9) 1. 0 10 -202.7946 2.40 1.68893 31.16 11 -33.8494 3.85 1.0 12 -11.4234 1.00 1.80400 46.58 13 -187.8519 (Bf) 1.0 第8面、第9面、第10面、第11面は非球面であり、
各係数は以下の通りである。 (第8面) κ=+6.6429 C4 =+4.3684×10-5 C6 =+3.8891×10-6 C8 =-1.4583×10-7 C10=+5.0827×10-9 (第9面) κ=-1.2589 C4 =+3.5316×10-5 C6 =+4.7201×10-6 C8 =-1.9727×10-7 C10=+6.3548×10-9 (第10面) κ=-9.0000 C4 =+3.2681×10-5 C6 =+1.1056×10-6 C8 =-2.2126×10-8 C10=+1.2038×10-10 (第11面) κ= 0.6596 C4 =-2.8972×10-5 C6 =+1.2400×10-6 C8 =-2.5194×10-8 C10=+9.8036×10-11 (可変間隔表) f 39.9000 74.1201 129.0071 D3 1.3000 5.5248 12.2785 D9 15.4437 7.2327 1.0000 Bf 10.4618 34.2273 65.33252 (条件式対応値) (1)Da/f=0.008〜0.025 (2)(Ra+Rb)/(Ra−Rb)=0.366 (3)Db/fw=0.053 (4)f2/(fw・ft)1/2=0.570
【0063】図8乃至図10は本発明の第2実施例の無
限遠合焦状態での諸収差図を示し、図8は、広角端状態
(f=39.90)、図9は中間焦点距離状態(f=74.1
2)、図10は望遠端状態(f=129.00)における諸収
差をそれぞれ示す図である。各収差図から明らかなよう
に、本実施例は諸収差が良好に補正され、優れた結像性
能を有していることがわかる。
【0064】(第3実施例)図11は、本発明の第3実
施例にかかる可変焦点距離レンズ系の屈折力配分を示す
図である。物体側より順に、正屈折力を有する第1レン
ズ群G1と、負屈折力を有する第1補助レンズ群GA
と、正屈折力を有する第2レンズ群G2と、正屈折力を
有する第2補助レンズ群GBと、負屈折力を有する第3
レンズ群G3とにより構成され、広角端状態から望遠端
状態までレンズ位置状態が変化する際に、第1レンズ群
G1と第1補助レンズ群GAとの間隔が増大し、第1補
助レンズ群GAと第2レンズ群G2との間隔が減少し、
第2レンズ群G2と第2補助レンズ群GBとの間隔が増
大し、第2補助レンズ群GBと第3レンズ群G3との間
隔が減少するように、すべてのレンズ群が物体側へ移動
する。また、第1補助レンズ群GAと第2補助レンズ群
GBとは一体的に移動し、第1レンズ群G1と第2レン
ズ群G2との間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レ
ンズ群G3との間隔は減少する。
【0065】図12は、本発明の第3実施例にかかる可
変焦点距離レンズ系のレンズ構成を示す図である。第1
レンズ群G1は物体側から順に両凸レンズと物体側に凹
面を向けた負メニスカスレンズとからなる接合正レンズ
L1で構成され、第1補助レンズ群GAは物体側より順
に、両凹レンズLA1と物体側に凸面を向けた正メニス
カスレンズLA2とで構成され、第2レンズ群G2は像
側に凸面を向けた正レンズL2で構成され、第2補助レ
ンズ群GBは両凸レンズと物体側に凹面を向けた負メニ
スカスレンズとからなる接合正レンズLBで構成され、
第3レンズ群G3は像側に凸面を向けた正レンズL31
と物体側に凹面を向けた負レンズL32とで構成され、
第2レンズ群G2の物体側に開口絞りSが配置されてい
る。
【0066】以下の表3に、第3実施例にかかる可変焦
点距離レンズ系の諸元の値を掲げる。
【0067】
【表3】 f 26.25 〜 55.00 〜 95.00 FNO 5.86 〜 9.05 〜 12.00 2ω 67.14 〜 33.68 〜 20.03゜ 面番号曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数 1 26.0340 2.70 1.49700 81.61 2 -32.5241 0.80 1.64769 33.84 3 -56.2360 (D3) 1.0 4 -18.8687 0.80 1.83481 42.72 5 9.0909 0.90 1.0 6 10.3955 1.65 1.76182 26.55 7 91.9289 (D7) 1.0 8 0.0000 0.20 1.0 (開口絞り) 9 334.3465 1.40 1.58913 61.24 10 -19.2000 (D10) 1.0 11 39.8501 2.35 1.54072 47.18 12 -6.2520 0.80 1.84666 23.83 13 -10.7425 (D13) 1.0 14 -59.6482 2.20 1.68893 31.16 15 -21.2524 3.70 1.0 16 -8.7546 1.00 1.77250 49.61 17 -120.7717 (Bf) 1.0 第9面、第10面、第14面は非球面であり、各係数は
以下の通りである。 (第9面) κ=-2.2024 C4 =-3.1770×10-4 C6 =+2.8515×10-5 C8 =-3.1754×10-6 C10=+9.0472×10-8 (第10面) κ=+1.3792 C4 =-2.9190×10-4 C6 =+2.7696×10-5 C8 =-3.1132×10-6 C10=+8.9816×10-8 (第14面) κ=-8.5254 C4 =+8.1870×10-5 C6 =+3.7366×10-7 C8 =-2.1827×10-9 C10=+2.1008×10-10 (可変間隔表) f 26.2500 55.0000 95.0000 D3 0.8000 7.3816 11.7074 D7 2.3248 1.6134 0.5000 D10 3.3752 4.0866 5.2000 D13 10.6592 3.9551 0.6000 Bf 7.8938 27.0626 48.4925 (条件式対応値) (1)Da/f=0.002〜0.008 (2)(Ra+Rb)/(Ra−Rb)=0.891 (3)Db/fw=0.053 (5)1/{(1/βT)−β2T}2=0.039 (6)(β2W/β2T)/Z=2.439
【0068】図13乃至図15は本発明の第3実施例の
無限遠合焦状態での諸収差図を示し、図13は広角端状
態(f=26.25)、図14は中間焦点距離状態(f=55.
00)、図15は望遠端状態(f=95.00)における諸収
差をそれぞれ示す図である。各収差図から明らかなよう
に、本実施例は諸収差が良好に補正され、優れた結像性
能を有していることがわかる。
【0069】表4乃至表7は本発明にかかる開口絞りに
隣接して配置された両側非球面の形状を示す数値表であ
る。表において、Hは光軸からの高さ(単位:mm)、S
AGはサグ量(面頂点を通り光軸に垂直な面からレンズ
面迄の光軸に平行な方向の偏差)(単位:mm)、Dは基
準球面のサグ量に対する非球面のサグ量の偏差(単位:
mm)をそれぞれ表している。ここで、 D=SAG(非球面)−SAG(球面) の関係が成立する。表4は第1実施例の開口絞りに近い
側の面(Rf面という)の非球面形状を示し、表5は第
1実施例の開口絞りから遠い側の面(Rr面という)の
非球面形状を示している。また、表6は第2実施例の開
口絞りに近い側の面(Rf面という)の非球面形状を示
し、表7は第2実施例の開口絞りから遠い側の面(Rr
面という)の非球面形状を示している。
【0070】
【表4】
【0071】
【表5】
【0072】
【表6】
【0073】
【表7】
【0074】さらに、図16は開口絞りSに隣接する両
側非球面の概略形状を示している。図において、OAは
光軸、IMは像側を示し、開口絞り側のRf面と開口絞
りと反対側のRr面とにおいて、破線は基準球面Rf
S、RrSを、実線は非球面RfA、RrAをそれぞれ
示している。図17は、表4及び表5に掲げた第1実施
例のRf面、Rr面の前記H値とD値との関係を示した
図である。上述のように、Rr面の方が周縁部の方でよ
り多く屈折力が変化している。すなわち、周縁部の方
(H値が大きい方)でD値はRr面の方がRf面より大
きくなっていることがわかる。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
少ないレンズ構成枚数であり、小型で高変倍比の可変焦
点距離レンズ系を得ることができる。また、非球面を適
切に用いることで、レンズ径の小型化や望遠端状態での
レンズ全長の短縮化を同時に達成しているが、非球面を
さらに用いることで高変倍化や大口径化を図ったり、又
はレンズ系の小型化が図れることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例にかかる可変焦点距離レン
ズ系の屈折力配置を示す図である。
【図2】第1実施例にかかる可変焦点距離レンズ系の構
成を示す断面図である。
【図3】第1実施例にかかる可変焦点距離レンズ系が無
限遠合焦状態にあるときの広角端状態の諸収差を示す図
である。
【図4】第1実施例にかかる可変焦点距離レンズ系が無
限遠合焦状態にあるときの中間焦点距離状態の諸収差を
示す図である。
【図5】第1実施例にかかる可変焦点距離レンズ系が無
限遠合焦状態にあるときの望遠端状態の諸収差を示す図
である。
【図6】本発明の第2実施例にかかる可変焦点距離レン
ズ系の屈折力配置を示す図である。
【図7】第2実施例にかかる可変焦点距離レンズ系の構
成を示す断面図である。
【図8】第2実施例にかかる可変焦点距離レンズ系が無
限遠合焦状態にあるときの広角端状態の諸収差を示す図
である。
【図9】第2実施例にかかる可変焦点距離レンズ系が無
限遠合焦状態にあるときの中間焦点距離状態の諸収差を
示す図である。
【図10】第2実施例にかかる可変焦点距離レンズ系が
無限遠合焦状態にあるときの望遠端状態の諸収差を示す
図である。
【図11】本発明の第3実施例にかかる変可焦点距離レ
ンズ系の屈折力配置を示す図である。
【図12】第3実施例にかかる可変焦点距離レンズ系の
構成を示す断面図である。
【図13】第3実施例にかかる可変焦点距離レンズ系が
無限遠合焦状態にあるときの広角端状態の諸収差を示す
図である。
【図14】第3実施例にかかる可変焦点距離レンズ系が
無限遠合焦状態にあるときの中間焦点距離状態の諸収差
を示す図である。
【図15】第3実施例にかかる可変焦点距離レンズ系が
無限遠合焦状態にあるときの望遠端状態の諸収差を示す
図である。
【図16】開口絞りに隣接する両側非球面の概略形状を
示す図である。
【図17】第1実施例において開口絞りに隣接する両側
非球面の形状を基準球面からの差として示す図である。
【符号の説明】
G1 第1レンズ群 G2 第2レンズ群 G3 第3レンズ群 GA 第1補助レンズ群 GB 第2補助レンズ群 S 開口絞り
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月10日(2000.4.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に、正屈折力を有する第1
    レンズ群と、正屈折力を有する第2レンズ群と、負屈折
    力を有する第3レンズ群との少なくとも3つのレンズ群
    を有し、 広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化す
    る際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔
    が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間
    隔が減少するように、各レンズ群が物体側へ移動し、開
    口絞りが前記第1レンズ群と前記第3レンズ群との間に
    配置され、 前記第2レンズ群は、開口絞りに隣接して配置され両側
    のレンズ面が非球面である正レンズを有し、 前記開口絞りと前記正レンズとの光軸上に沿った空気間
    隔をDa、 可変焦点距離レンズ系の焦点距離をf、 前記開口絞りが存在する空間側の前記正レンズのレンズ
    面の曲率半径をRa、 前記開口絞りが存在する空間とは反対の空間側の前記正
    レンズのレンズ面の曲率半径をRb(ただし、Rb<
    0)としたとき、 Da/f<0.08 (1) 0.3<(Ra+Rb)/(Ra−Rb)<0.95 (2) の各条件を満足することを特徴とする可変焦点距離レン
    ズ系。
  2. 【請求項2】 広角端状態から望遠端状態までレンズ位
    置状態が変化する際に、常に上記条件式(1)を満足す
    ることを特徴とする請求項1記載の可変焦点距離レンズ
    系。
  3. 【請求項3】 前記正レンズの光軸に沿った厚みをD
    b、 広角端状態における前記可変焦点距離レンズ系の焦点距
    離をfwとしたとき、 0.03<Db/fw<0.10 (3) の条件を満足することを特徴とする請求項2記載の可変
    焦点距離レンズ系。
  4. 【請求項4】 前記第2レンズ群の焦点距離をf2、 望遠端状態における前記可変焦点距離レンズ系の焦点距
    離をftとしたとき、 0.4<f2/(fw・ft)1/2<0.7 (4) の条件を満足することを特徴とする請求項3記載の可変
    焦点距離レンズ系。
  5. 【請求項5】 前記第2レンズ群は負部分群と正部分群
    とを含み、 前記開口絞りは該負部分群と該正部分群との間に設けら
    れ、 上記正レンズは前記正部分群中に配置され、 前記負部分群は物体側に凹面を向けた負屈折力のレンズ
    をもっとも物体側に有することを特徴とする請求項4記
    載の可変焦点距離レンズ系。
  6. 【請求項6】 前記第1レンズ群と前記第2レンズ群と
    の間に配置され負屈折力を有する第1補助レンズ群と、 前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間に配置され
    正屈折力を有する第2補助レンズ群とをさらに有し、 広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化す
    る際に、前記第1レンズ群と前記第1補助レンズ群との
    間隔が増大し、前記第1補助レンズ群と前記第2レンズ
    群との間隔が減少し、前記第2レンズ群と前記第2補助
    レンズ群との間隔が増大し、前記第2補助レンズ群と前
    記第3レンズ群との間隔が減少するように各レンズ群が
    物体側に移動し、 前記開口絞りは前記第1補助レンズ群と第2レンズ群と
    の間に設けられていることを特徴とする請求項3記載の
    可変焦点距離レンズ系。
  7. 【請求項7】 広角端状態から望遠端状態までレンズ位
    置状態が変化する際に、前記第1補助レンズ群と前記第
    2補助レンズ群とが一体的に移動することを特徴とする
    請求項6記載の可変焦点距離レンズ系。
  8. 【請求項8】 近距離合焦時に前記第2レンズ群のみが
    像側へ移動し、 望遠端状態における前記可変焦点距離レンズ系の横倍率
    をβT、 望遠端状態における前記第2レンズ群の横倍率をβ2Tと
    したとき、 1/{(1/βT)−β2T}2<0.3 (5) の条件を満足することを特徴とする請求項7記載の可変
    焦点距離レンズ系。
  9. 【請求項9】 広角端状態における第2レンズ群の横倍
    率をβ2W、 ftをfwで除したズーム比をZとしたとき、 1.4<(β2W/β2T)/Z<3.0 (6) の条件を満足することを特徴とする請求項8記載の可変
    焦点距離レンズ系。
  10. 【請求項10】 物体側より順に、正屈折力を有する第
    1レンズ群と、正屈折力を有する第2レンズ群と、負屈
    折力を有する第3レンズ群との少なくとも3つのレンズ
    群を有し、 広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化す
    る際に、前記第1レンズ群と前記第2レンズ群との間隔
    が増大し、前記第2レンズ群と前記第3レンズ群との間
    隔が減少するように、各レンズ群が物体側へ移動し、開
    口絞りが前記第1レンズ群と前記第3レンズ群との間に
    配置され、 前記第2レンズ群は、前記開口絞りに隣接して配置され
    両側のレンズ面が非球面である正レンズを有し、 前記正レンズは、前記開口絞りの像側に隣接して配置さ
    れていることを特徴とする可変焦点距離レンズ系。
  11. 【請求項11】前記正レンズの、前記開口絞りが存在す
    る空間側のレンズ面は、変曲点を持たず、レンズ中央か
    ら周縁部に向かって徐々に屈折力が変化し、前記開口絞
    りが存在する空間とは反対の空間側のレンズ面と反対側
    のレンズ面は、軸上光束が通過する範囲より外側の周縁
    部の方でより多く屈折力が変化するように構成されてい
    ることを特徴とする請求項10記載の可変焦点距離レン
    ズ系。
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