JP2000297944A - 電気カーペット用表皮材及び電気カーペット - Google Patents

電気カーペット用表皮材及び電気カーペット

Info

Publication number
JP2000297944A
JP2000297944A JP11106790A JP10679099A JP2000297944A JP 2000297944 A JP2000297944 A JP 2000297944A JP 11106790 A JP11106790 A JP 11106790A JP 10679099 A JP10679099 A JP 10679099A JP 2000297944 A JP2000297944 A JP 2000297944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
nonwoven fabric
skin material
resin layer
electric carpet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11106790A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Takeda
潤一 武田
Yoshihiko Hata
良彦 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suminoe Textile Co Ltd
Original Assignee
Suminoe Textile Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suminoe Textile Co Ltd filed Critical Suminoe Textile Co Ltd
Priority to JP11106790A priority Critical patent/JP2000297944A/ja
Publication of JP2000297944A publication Critical patent/JP2000297944A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 食べこぼしや醤油等が表面に付着しても容易
に拭き取って除去することができると共に、燃焼時に有
毒ガスを発生しにくく、かつ熱伝導性、耐摩耗性、施工
性、寸法安定性、耐熱性に優れ、しかも良好な歩行感の
得られる電気カーペット用表皮材および電気カーペット
を提供する。 【解決手段】 表皮材1は、第1不織布層3の上面側
に、ポリプロピレン樹脂を主成分とする表面樹脂層2が
積層一体化されると共に、前記第1不織布層3の下面
に、第2不織布層5がポリエチレン樹脂を主成分とする
中間樹脂層4を介して積層一体化された構成とする。電
気カーペット20は、上記表皮材1の下面に、発熱層2
1を介してクッション材からなる裏面層22が積層一体
化された構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気カーペット
用表皮材及び電気カーペットに関し、更に詳しくは、表
面に付いた汚れの除去が容易であって耐汚染性に優れ、
また燃焼時に有毒ガスを発生しにくく、かつ熱伝導性、
耐摩耗性、施工性、寸法安定性、耐熱性に優れると共
に、良好な歩行感の得られる電気カーペット用表皮材及
び電気カーペットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電気カーペットの表皮材として
は、表面が繊維素材から形成された保温性、意匠性に優
れたものが使用されるのが一般的であった。しかし、こ
のような繊維素材からなる表皮材では、ダイニング等で
の食べこぼしや醤油等の調味料をこぼす等して付着した
汚れを除去するのが困難であることから、近年、このよ
うな汚れやすい場所で使用される場合でも前記のような
汚れ付着の問題の生じない電気カーペット用表皮材の開
発が望まれていた。
【0003】このような要求に応えるものとして、表皮
材の表層にPVC(塩化ビニル樹脂)フィルムを用いた
構成のものが提案されている。最表層にPVCフィルム
が配置されているから、食べこぼしや醤油等が表面に付
着しても、容易に拭き取って除去することができ、汚れ
付着の問題を解決することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の表皮材は、その表層にPVCフィルムを用いている
がゆえに次のような問題があった。すなわち、PVCは
燃焼すると塩化水素などの有毒ガスを発生することか
ら、火災時において避難者が該有毒ガスを吸入してしま
う等の防災上の問題、また焼却廃棄処理によって環境汚
染をもたらすという問題、更には発生する塩化水素等に
よって焼却炉の寿命を短縮させてしまうという問題等、
材料がPVCであることに起因してこのような多くの問
題を抱えていた。
【0005】近年、特に地球環境保全の観点から様々な
技術分野でこのPVC材料を環境負荷の小さい材料に代
替することが強く推進されているが、上記電気カーペッ
ト用表皮材についても、上記諸問題を解決すべく早急な
代替品の開発が望まれていたところである。
【0006】この発明は、かかる技術的背景に鑑みてな
されたものであって、食べこぼしや醤油等が表面に付着
しても容易に拭き取って除去することができると共に、
燃焼時に有毒ガスを発生しにくく、かつ熱伝導性、耐摩
耗性、施工性、寸法安定性、耐熱性に優れ、しかも良好
な歩行感の得られる電気カーペット用表皮材および電気
カーペットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者は鋭意研究の結果、特定の樹脂を主成分と
する表面樹脂層の下面側に、第1不織布層を積層し、更
に該第1不織布層の下面に別の特定の樹脂を主成分とす
る中間樹脂層を介して第2不織布層を積層一体化した構
成とすることにより、上記所望の電気カーペット用表皮
材が得られることを見出すに至り、この発明を完成した
ものである。
【0008】即ち、この発明に係る電気カーペット用表
皮材は、第1不織布層の上面側に、ポリプロピレン樹脂
を主成分とする表面樹脂層が積層一体化されると共に、
前記第1不織布層の下面に、第2不織布層がポリエチレ
ン樹脂を主成分とする中間樹脂層を介して積層一体化さ
れてなることを特徴とするものである。
【0009】最上層にポリプロピレン樹脂を主成分とす
る表面樹脂層が配置されているから、食べこぼしや醤油
等が表面に付着しても容易に拭き取って除去することが
できると共に、傷が付きにくく耐擦傷性に優れたものと
なる。また中間樹脂層としてポリエチレン樹脂を主成分
とするものを用いているから、表皮材としての柔軟性が
十分に確保されると共に、耐熱性も十分に有し、かつコ
スト低減をも図り得る。また、表面樹脂層と中間樹脂層
の間に第1不織布層が介装一体化されているから、該第
1不織布層に樹脂が含浸されることにより生じるアンカ
ー効果によって表面樹脂層と中間樹脂層とが強固に一体
化されると共に、表皮材としての寸法安定性も十分に確
保される。更に、表皮材の下層に第2不織布層が配置さ
れているから、電気カーペットの発熱層からの熱を適度
に分散させつつ蓄熱するという蓄熱層としての機能が十
分に発揮され、電気カーペット用表皮材として好適なも
のとなる。以上のように、その構成材料としてポリプロ
ピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等の非塩化ビニル樹脂材
料が用いられているから、燃焼時に有毒ガスを発生しに
くく、従って従来品の課題となっていた防災上の問題、
環境汚染の問題等が解決され得る。
【0010】表面樹脂層の構成成分としてはポリプロピ
レン樹脂以外に熱可塑性エラストマー樹脂が該表面樹脂
層の全重量に対して50重量%未満含有されているのが
好ましく、これにより耐擦傷性、耐衝撃性、耐折り曲げ
性が一層向上する。
【0011】上記表面樹脂層と第1不織布層との間に印
刷層が積層されているのが好ましく、これにより優れた
意匠性を付与できると共に、該印刷層が表面樹脂層の下
に配置されているから、使用時の接触等によって印刷層
が擦れて傷ついたり、剥離するようなことが防止され
る。
【0012】中間樹脂層の構成成分としては、ポリエチ
レン樹脂以外にエチレンと不飽和カルボン酸の共重合体
が該中間樹脂層の全重量に対して50重量%未満含有さ
れているのが好ましく、このような構成にすることで接
着層としての機能(第1不織布層と第2不織布層を接着
する力)を一層向上させ得る。
【0013】表面樹脂層と第1不織布層とは接着剤層を
介して接着されているのが、接着力向上の観点から好ま
しい。
【0014】第1不織布層は目付20〜120g/m2
の不織布からなるのが、寸法安定性を十分に確保しつつ
一層接着力の向上を図り得る点で、好ましい。
【0015】第2不織布層は目付100〜700g/m
2 の不織布からなるのが、十分な熱伝導性(表面への熱
伝導性)を確保しつつ表面外観体裁も一層良好なものと
なし得る点で、好ましい。
【0016】表面樹脂層の厚さは0.05〜1mmであ
るのが好ましく、このような構成により十分な耐摩耗性
を確保しつつ、表皮材の反り発生を一層効果的に防止し
得る。
【0017】中間樹脂層の厚さは0.1〜1mmである
のが好ましく、このような構成により十分な接着性を確
保しつつ、一層低コスト化を図り得る。
【0018】また、この発明の電気カーペットは、上記
いずれかの電気カーペット用表皮材の第2不織布層の下
面に、熱線等からなる発熱層を介してクッション材から
なる裏面層が積層一体化されてなることを特徴とするも
のである。
【0019】上記構成の表皮材を用いているから、食べ
こぼしや醤油等が表面に付着しても容易に拭き取って除
去することができると共に、燃焼時に有毒ガスを発生し
にくく、かつ熱伝導性、耐摩耗性、施工性、寸法安定
性、耐熱性に優れ、また裏面層のクッション材の作用と
も相俟って優れた歩行感を有する電気カーペットとな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、この発明に係る電気カーペ
ット用表皮材の実施形態を図面に基づいて説明する。こ
の発明の電気カーペット用表皮材(1)は、図1及び図
2に示すように、第1不織布層(3)の上面側に、ポリ
プロピレン樹脂を主成分とする表面樹脂層(2)が積層
一体化されると共に、この第1不織布層(3)の下面
に、第2不織布層(5)がポリエチレン樹脂を主成分と
する中間樹脂層(4)を介して積層一体化された積層構
造を有するものである。
【0021】そして、図1に示す実施形態においては、
前記表面樹脂層(2)の下面に印刷層(8)が積層さ
れ、かつ該印刷層(8)と第1不織布層(3)とが接着
剤層(9)を介して接着一体化された積層構成となされ
ている。
【0022】この発明において、前記表面樹脂層(2)
は、ポリプロピレン樹脂を主成分とする樹脂から構成さ
れる層である。このように表面樹脂層がポリプロピレン
樹脂を主成分とするものであるから、食べこぼしや、醤
油、ソース等が表面に付着しても容易に拭き取って除去
することができると共に、傷が付きにくく耐擦傷性に優
れたものとなすことができる。また、非塩化ビニル材料
であるから、燃焼時に有毒ガスを発生しにくく、従って
環境保全に貢献することができる。
【0023】表面樹脂層(2)の構成成分としては上記
ポリプロピレン樹脂以外に熱可塑性エラストマー樹脂が
該表面樹脂層(2)の全重量に対して50重量%未満含
有されているのが好ましい。この熱可塑性エラストマー
樹脂を含有せしめることにより、耐擦傷性、耐衝撃性、
耐折り曲げ性を一層向上させることができる。50重量
%以上であると溶融粘度が上昇して加工性に支障を来た
しやすくなるし、用いる該熱可塑性エラストマー樹脂の
種類によっては表面に粘着性を生じることがあるので、
好ましくない。また、50重量%以上ではコストを増大
させるので好ましくない。中でも、熱可塑性エラストマ
ー樹脂の含有量は、表面樹脂層(2)の全重量に対して
10〜40重量%とするのがより好ましい。
【0024】前記熱可塑性エラストマー樹脂としては、
例えば、ハードセグメントであるポリプロピレンまたは
ポリエチレンに、ソフトセグメントとしてエチレン−プ
ロピレンゴム(EPDM)をブレンドしたポリオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー(TPO)、水素添加型スチ
レン−ブタジエン共重合体(HSBR)、ポリスチレン
系熱可塑性エラストマー(SBC)におけるスチレン−
ブタジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)のポ
リブタジエンを水素添加したスチレン−エチレン・ブチ
レン−スチレンブロック共重合体(SEBS)、あるい
はスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体
(SIS)のポリイソプレンを水素添加したスチレン−
エチレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体(S
EPS)等が挙げられる。
【0025】前記表面樹脂層(2)は、単層であっても
良いし、多層から構成されていても良い。また、表面樹
脂層(2)の下面に柄印刷等の印刷層(8)を積層する
のが好ましく、これにより優れた意匠性を付与すること
ができる。しかも印刷層(8)が表面樹脂層(2)の下
に配置されていることから、使用時の接触等によって印
刷層(8)が擦れて傷付いたり、剥離するようなことが
防止され、ひいては優れた意匠性を長期にわたり確保す
ることができる。
【0026】また、前記表面樹脂層(2)には、意匠性
を向上させるために、必要に応じて、柄材を混入しても
良い。表面樹脂層(2)にこのような柄材を混入するこ
とにより、柄材が透明ないしは半透明な表面樹脂層
(2)中にランダムに混在し、深みのある柄模様を表出
することができる。
【0027】上記柄材としては、公知のものを使用する
ことができ、特に限定されるものではないが、例えば熱
硬化性尿素樹脂や熱可塑性ポリエステル樹脂からなる粒
状物、セルロースやアルミニウムを主原料とした角状な
いしフレーク状の柄チップ、あるいはセルロースを主原
料とした針状物からなるもの等が好適に用いられる。こ
れらの柄材は、単独で用いても良いし、あるいは複数種
併用して用いても良い。
【0028】また、柄材を混入する場合、その混入量
は、表面樹脂層(2)の全重量に対して15重量%以下
とするのが良く、より好ましくは5重量%以下である。
柄材の混入量が15重量%を超えると、表面樹脂層
(2)に深みのある外観美良好な柄模様を表出させるこ
とが困難になる恐れがあるので、好ましくない。
【0029】また、柄材の代わりに、あるいは柄材と併
用して、表面樹脂層(2)に着色顔料を混入しても良
い。この顔料を混入する場合、その混入量は、表面樹脂
層(2)の全重量に対して0.1〜5重量%に設定する
のが好ましい。0.1重量%未満では、着色が不十分と
なるし、5重量%を超えると表面樹脂層(2)の物性が
低下する恐れがあるので、好ましくない。
【0030】また、柄材を混合せしめた層と、顔料を混
合せしめた着色層との組み合わせにより、即ちこれら層
の多層構造により表面樹脂層(2)を構成しても良い。
もちろん、前記印刷層(8)と、柄材層または/および
着色層を併用する構成としても良い。
【0031】更に意匠性を向上させるために、表面樹脂
層(2)の表面に凹凸柄を形成せしめた構成とすること
もできる。
【0032】表面樹脂層(2)の厚さは、0.05〜1
mmとするのが好ましい。0.05mm未満では耐摩耗
性が低下するので好ましくないし、一方1mmを超える
と表皮材に反りが発生しやすくなるし、表皮材としての
剛性が必要以上に高くなり製品として下地材(床面、
畳、カーペット等)との馴染みが悪くなるので、好まし
くない。中でも、0.1〜0.5mmとするのがより好
ましい。
【0033】前記中間樹脂層(4)は、ポリエチレン樹
脂を主成分とする樹脂から構成される層である。このよ
うに中間樹脂層がポリエチレン樹脂を主成分とするもの
であるから、表皮材としての柔軟性を十分に確保できる
と共に、発熱層(21)の熱に対する耐熱性にも優れ、
またポリエチレン樹脂は安価であるので低コスト化を図
ることが可能となる。また、非塩化ビニル材料であるか
ら、燃焼時に有毒ガスを発生しにくく、従って環境保全
に貢献することができる。
【0034】また、前記中間樹脂層(4)は、表面樹脂
層(2)と第2不織布層(5)とを貼り合わせる接着層
としての役割を果たすものであり、ポリエチレン樹脂を
主成分とする構成によってこのような役割も十分に果た
すことができる。更に、ポリエチレン樹脂を主成分とす
ることで、表皮材としての適度な剛性の付与、防水性の
付与、鋭利な物からの発熱層(21)を構成する熱線等
の保護を十分になし得るものである。
【0035】前記ポリエチレン樹脂としては、特に限定
されないが、耐熱性に優れることから、高密度ポリエチ
レン、直鎖状低密度ポリエチレンを用いるのが好まし
い。
【0036】中間樹脂層(4)の構成成分としては上記
ポリエチレン樹脂以外に、エチレンと不飽和カルボン酸
の共重合体が該中間樹脂層(4)の全重量に対して50
重量%未満含有されているのが好ましい。この熱可塑性
エラストマー樹脂を含有せしめることにより、中間樹脂
層(4)の接着層としての機能を一段と向上させること
ができる、即ち第1不織布層(3)と第2不織布層
(5)とを接着する力を一段と向上できる。50重量%
以上であると中間樹脂層(4)の耐熱温度を低下させる
上に、コスト増大を来たすので、好ましくない。また5
0重量%以上であると、表皮材(1)の下に配設される
熱線等の敷設形状がそのまま表皮材(1)表面に現れる
(映し出される)恐れがあるので、この観点からも好ま
しくない。中でも、エチレンと不飽和カルボン酸の共重
合体の含有量は、中間樹脂層(4)の全重量に対して1
0〜40重量%とするのがより好ましい。
【0037】上記エチレンと不飽和カルボン酸の共重合
体としては、特に限定されないが、例えばエチレン−ア
クリル酸共重合体(EAA)、エチレン−アクリル酸メ
チル共重合体(EMA)、エチレン−アクリルアミド共
重合体(EAAM)、エチレン−メタクリル酸共重合体
(EMAA)、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体
(EMMA)、エチレン−無水マレイン酸等を挙げるこ
とができる。
【0038】中間樹脂層(4)の厚さは、0.1〜1m
mとするのが好ましい。0.1mm未満では接着性が低
下するので好ましくないし、一方1mmを超えるとコス
ト増大を招くのみならず、表皮材としての剛性が必要以
上に高くなり製品として下地材(床面、畳、カーペット
など)との馴染みが悪くなるので、好ましくない。中で
も、中間樹脂層(4)の厚さは、0.1〜0.7mmと
するのがより好ましい。
【0039】前記第1不織布層(3)は、これに接する
樹脂が浸透することによるアンカー効果によって表面樹
脂層(2)と中間樹脂層(4)とを強固に接着させるこ
とができる。また、この第1不織布(3)を積層一体化
することで表皮材(1)としての寸法安定性を十分に確
保することができる。
【0040】この第1不織布層(3)は、例えば表面樹
脂層(2)の成形時に、同時に融着一体化しても良い
し、あるいは表面樹脂層(2)成形後に接着剤により貼
り合わせても良い。
【0041】上記第1不織布層(3)を構成する素材と
しては、薄層化するためにスパンボンドタイプが好まし
く、その観点から、熱可塑性樹脂(塩化ビニル樹脂を除
く)を用いるのが好ましい。このような熱可塑性樹脂か
らなる不織布の中でも、ポリプロピレン繊維、ポリエス
テル繊維、ナイロン繊維からなる不織布が特に好適であ
る。これら熱可塑性樹脂を単独で用いて構成しても良い
し、異なる熱可塑性樹脂からなる複数種の繊維を混合し
て用いて構成しても良い。
【0042】第1不織布層(3)の目付は、20〜12
0g/m2 の範囲とするのが好ましい。20g/m2
満では表皮材としての寸法安定性が低下するので好まし
くないし、一方120g/m2 を超えると、接着層とし
ての中間樹脂層(4)の第1不織布層(3)への浸透が
十分でなくなり、接着強度が低下して剥離を生じる恐れ
があるので、好ましくない。
【0043】第2不織布層(5)は、電気カーペットの
発熱層(21)からの熱を適度に分散させつつ蓄熱する
という蓄熱層としての機能を果たすものである。この第
2不織布層(5)を構成する不織布としては、厚さとク
ッション性を付与するためニードルパンチフェルトが望
ましく、熱可塑性樹脂繊維の中でもポリプロピレン繊
維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維からなるものが特
に好適である。これら熱可塑性樹脂を単独で用いて構成
しても良いし、異なる熱可塑性樹脂からなる複数種の繊
維を混合して用いて構成しても良い。
【0044】第2不織布層(5)の目付は、100〜7
00g/m2 の範囲とするのが好ましい。100g/m
2 未満では、表皮材(1)の下に配設される熱線等の敷
設形状がそのまま表皮材(1)表面に現れる(映し出さ
れる)恐れがあるので好ましくないし、一方700g/
2 を超えると、該第2不織布層(5)が断熱層とな
り、発熱層(21)からの熱が表面に伝導されにくくな
り、暖房機器としての機能が十分に発揮され難くなるの
で、好ましくない。
【0045】なお、図1に示す実施形態においては、下
面に印刷層(8)が設けられた表面樹脂層(2)と第1
不織布層(3)とが接着剤層(9)を介して接着一体化
されているから、両者間の結合をより一層強固なものと
なし得る。この接着剤層(9)に用いる接着剤として
は、特に限定されないが、なかでもアクリル樹脂系接着
剤が特に好適である。
【0046】また、この発明の表皮材(1)の製造方法
としては、特に限定されず、例えば押出機等の公知の装
置や、その他の公知の積層技術を用いて積層することに
より製造することができる。また、その積層順序も特に
限定されない。
【0047】しかして、この発明の電気カーペット(2
0)は、上記構成の表皮材(1)の第2不織布層(5)
の下面に、熱線等からなる発熱層(21)を介してクッ
ション材からなる裏面層(22)が積層一体化された構
成を採用するものである。
【0048】前記裏面層(22)を構成するクッション
材としては、断熱機能を発揮できるものを用いるのが好
ましく、これにより発熱層(21)からの熱が、床など
の敷設対象面側に逃げるのを効果的に防止できて、暖房
機器としてより好適なものとなし得る。このような断熱
機能を有するクッション材としては、不織布またはウレ
タンフォーム等の樹脂発泡体が好適である。
【0049】裏面層(22)の構成材として不織布を採
用する場合には、ニードルパンチフェルトが望ましく、
その目付は300〜1000g/m2 の範囲となるよう
に設定するのが好ましい。300g/m2 未満では十分
な歩行感が確保されなくなる上に、裏面層(22)の断
熱性能も不充分となるので、好ましくない。一方100
0g/m2 を超えると電気カーペット全体としての厚さ
が大きくなり過ぎる上に、コスト増大を招くので、好ま
しくない。
【0050】また、裏面層(22)の構成材として樹脂
発泡体を採用する場合には、その厚さは3〜15mmと
するのが好ましい。3mm未満では、十分な歩行感が確
保されなくなる上に、裏面層(22)の断熱性能も不充
分となるので、好ましくない。一方15mmを超えると
電気カーペット全体としての厚さが大きくなり過ぎる上
に、コスト増大を招くので、好ましくない。
【0051】また、前記発熱層(21)としては、通
常、樹脂被覆された発熱線が用いられる。
【0052】
【実施例】次に、この発明の具体的実施例について説明
する。
【0053】<実施例1>表1に示すように、ポリプロ
ピレン(PP)70重量部と、水添SBR(スチレン−
ブタジエン共重合体)30重量部とを混合して得られる
組成物を、周知の押出機を用いて押出成形して得られる
厚さ300μmのシート(表面樹脂層)の下面にグラビ
ア印刷により所定の柄を印刷し、更にこの印刷層の下面
に、目付60g/m2 のポリエステル繊維からなるスパ
ンボンド不織布(第1不織布層)をアクリル系接着剤を
用いて貼り合わせて積層一体化して、第1中間シート体
を得た。
【0054】次に、ポリエチレン(PE)80重量部
と、エチレン−メタクリル酸共重合体樹脂(EMMA)
20重量部とを混合して得られる組成物を、周知の押出
機により、厚さ700μmのシート状(中間樹脂層)に
押出成形して、上記第1中間シート体における不織布
(第1不織布層)上に溶融積層して、第2中間シート体
を得た。
【0055】更に、目付500g/m2 のポリエステル
繊維/PP繊維(混合比90/10)混合繊維からなる
ニードルパンチフェルト(第2不織布層)を、前記第2
中間シート体における中間樹脂層の上に溶融積層して、
電気カーペット用表皮材を得た。
【0056】なお、後述する耐久性試験の評価において
は、この表皮材の下面に、熱線からなる発熱層を介して
ポリエステル繊維からなるニードルパンチフェルト(目
付400g/m2 )を積層一体化して得られた電気カー
ペットをその評価サンプルとした(以下の実施例、比較
例において同じ)。
【0057】<実施例2>表面樹脂層の樹脂組成をポリ
プロピレンのみで構成し、中間樹脂層として厚さ200
μmのポリエチレンシートを用い、かつ第2不織布層と
して目付300g/m2 のポリエステル繊維不織布を用
いた以外は、実施例1と同様にして電気カーペット用表
皮材を得た。
【0058】<実施例3>表面樹脂層の組成、厚さ、及
び第1不織布層の目付を、表2に示す値に設定した以外
は、実施例1と同様にして電気カーペット用表皮材を得
た。
【0059】<実施例4>中間樹脂層の組成、厚さ、及
び第2不織布層の目付を、表2に示す値に設定した以外
は、実施例1と同様にして電気カーペット用表皮材を得
た。
【0060】<比較例1>中間樹脂層の素材をポリプロ
ピレン(PP)とした以外は、実施例2と同様にして電
気カーペット用表皮材を得た。
【0061】<比較例2>実施例2において第1不織布
層を設けない構成とした以外は、実施例2と同様にして
電気カーペット用表皮材を得た。
【0062】<比較例3>実施例2において第2不織布
層を設けない構成とした以外は、実施例2と同様にして
電気カーペット用表皮材を得た。
【0063】<比較例4>表面樹脂層の素材をポリエチ
レン(PE)とした以外は、実施例2と同様にして電気
カーペット用表皮材を得た。
【0064】
【表1】
【0065】
【表2】
【0066】
【表3】
【0067】
【表4】
【0068】上記のようにして得られた各表皮材に対し
て、下記の試験を行った。これらの試験結果を表5に示
す。
【0069】<耐摩耗性試験>JIS L1023に規
定される摩耗強さの試験方法に準じて、各表皮材の表面
を、所定の摩耗輪(H38)をつけたテーパ形摩耗試験
機で1kgの荷重をかけ1000回転させて、その摩耗
減量(g)を測定した。摩耗減量が0.2g未満である
ものを合格「○」とし、摩耗減量が0.2g以上である
ものを不合格「×」とした。
【0070】<耐久性試験法>JIS L1904に規
定されるチェアーキャスター試験方法に準じて、各電気
カーペットの表面を、90kgの荷重をかけ2000回
転させ、その表面状態を目視判定した。表面に著しい変
化のないものを合格「○」とし、内部に挿入配置されて
いるヒーター線(熱線)の形状が表面に凹凸として観察
されるものを「△」とし、表面樹脂層に破れが発生した
ものを「×」とした。
【0071】<寸法安定性試験法>各表皮材を25cm
×25cmのサイズに裁断してサンプル片を得、このサ
ンプル片を120℃で24時間加熱した後、室温で4時
間静置し、加熱前の長さに対する変化率を測定した。長
さ変化率が2%未満のものを合格「○」とし、同2〜3
%のものを「△」とし、同3%を超えるものを「×」と
した。
【0072】<剥離強度試験法>各表皮材を5cm×1
5cmのサイズに裁断してサンプル片を得、このサンプ
ル片を、その長辺の一端から5cmだけ表面樹脂層と第
1不織布層の間で剥離し、その剥離した部分を引張試験
機のつかみ部に挟んで、200mm/分の引張速度で引
張り、その時の剥離強度を測定した。剥離強度が常態で
2kgf以上のものを合格「○」とし、2kgf未満の
もを「×」とした。なお、比較例2では、表面樹脂層と
中間樹脂層の間で剥離した。
【0073】<柔軟性試験法>各表皮材を5cm×15
cmのサイズに裁断してサンプル片を得、このサンプル
片を、標準状態(20±2℃、65±2%RH)で24
時間以上放置した後、20±2℃の室温条件で、図4
(a)に示すように、サンプル片(30)の長辺方向に
13cm間隔をおいて配置された直径12mmの支点
(31)(31)上に静置する。続いて図4(b)に示
すように、支点(31)(31)間の中央にある加圧子
(22)によりサンプル片(30)の上から、50mm
/分の速度で20mm圧縮し、そのときの強度を測定し
た。該強度が0.4kgf以下のものを合格「○」とし
た。
【0074】<製品形状(反り防止性)試験法>各表皮
材を50cm×50cmのサイズに裁断してサンプル片
を得、このサンプル片を、厚さ3mm以上のステンレス
鋼板の上に置き、水平にして標準状態(20±2℃、6
5±2%RH)で24時間以上放置した後、水平な試験
台の上に載置し、各サンプル片の4隅と試験台の隙間の
大きさを測定した。そして、サンプル片の表面樹脂層側
を上面とし、4隅の隙間の合計が1cm未満のもの(か
つ静置された状態でサンプル片の中央部分が著しく凸状
態にならないこと)を合格「○」とし、1cm以上のも
のを不合格「×」とした。
【0075】
【表5】
【0076】表から明らかなように、この発明の実施例
1〜4の電気カーペット用表皮材は、耐摩耗性、耐久
性、寸法安定性、柔軟性等に優れており、電気カーペッ
ト用表皮材として高い品質を具備していることを確認し
得た。
【0077】これに対し、中間樹脂層の素材にポリプロ
ピレンを用いた比較例1では柔軟性に劣り、表面樹脂層
の素材にポリエチレンを用いた比較例4では、耐摩耗性
に劣っていた。また、第1不織布層を設けない構成の比
較例2では耐久性、寸法安定性、剥離強度、製品形状の
いずれにも問題を有し、一方第2不織布層を設けない構
成の比較例3では耐久性、寸法安定性、製品形状に問題
があった。
【0078】
【発明の効果】以上のように、この発明の電気カーペッ
ト用表皮材は、その構成材料としてポリプロピレン樹
脂、ポリエチレン樹脂等の非塩化ビニル樹脂材料が用い
られているから、燃焼時に有毒ガスを発生しにくく、従
って従来品の課題となっていた防災上の問題、環境汚染
の問題、更には焼却炉の寿命を短縮させてしまう問題等
を解決することができる。また、最上層にポリプロピレ
ン樹脂を主成分とする表面樹脂層が配置されているか
ら、耐汚染性に優れると共に、耐擦傷性に優れている。
また中間樹脂層としてポリエチレン樹脂を主成分とする
ものを用いているから、表皮材としての柔軟性を十分に
確保できると共に、耐熱性にも優れ、またコスト低減を
図ることができる。また、表面樹脂層と中間樹脂層との
間に第1不織布層が介装一体化されているから、そのア
ンカー効果によって両樹脂層間を強固に一体化できると
共に、表皮材としての寸法安定性を十分に確保すること
ができる。更に、表皮材の下層に第2不織布層が配置さ
れているから、電気カーペットの発熱層からの熱を適度
に分散させつつ蓄熱することができ、電気カーペットと
して好適なものとなすことができる。
【0079】表面樹脂層の構成成分として熱可塑性エラ
ストマー樹脂が該表面樹脂層の全重量に対して50重量
%未満含有されている場合には、耐擦傷性、耐衝撃性、
耐折り曲げ性を一層向上させることができる。
【0080】表面樹脂層と第1不織布層との間に印刷層
が積層一体化されている場合には、優れた意匠性を付与
することができる。
【0081】中間樹脂層の構成成分として、エチレンと
不飽和カルボン酸の共重合体が該中間樹脂層の全重量に
対して50重量%未満含有されている場合には、接着層
としての機能を一層向上させることができ、耐久性に一
層優れたものとなすことができる。
【0082】表面樹脂層と第1不織布層とが接着剤層を
介して接着されている場合には、表面樹脂層と第1不織
布層感の接着力を一層向上させることができる。
【0083】第1不織布層が目付20〜120g/m2
の不織布からなる場合には、寸法安定性を十分に確保し
つつ接着力を一層向上させることができる。
【0084】第2不織布層が目付100〜700g/m
2 の不織布からなる場合には、十分な熱伝導性を確保し
つつ表面外観体裁に一層優れたものとできる。
【0085】表面樹脂層の厚さが0.05〜1mmであ
る場合には、十分な耐摩耗性を確保しつつ表皮材の反り
発生を一層効果的に防止することができる。
【0086】中間樹脂層の厚さが0.1〜1mmである
場合には、十分な接着性を確保しつつ一層の低コスト化
を図ることができる。
【0087】また、この発明の電気カーペットは、本発
明に係る表皮材を用いると共に、裏面層としてクッショ
ン材を用いているから、食べこぼしや醤油等が表面に付
着しても容易に拭き取って除去することができると共
に、燃焼時に有毒ガスを発生しにくく、かつ熱伝導性、
耐摩耗性、施工性、寸法安定性、耐熱性に優れ、しかも
優れた歩行感を有するものとできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る電気カーペット用
表皮材を示す断面図である。
【図2】別の実施形態に係る電気カーペット用表皮材を
示す断面図である。
【図3】この発明の一実施形態に係る電気カーペットを
示す断面図である。
【図4】柔軟性の試験方法を説明するための側面図であ
る。
【符号の説明】
1…電気カーペット用表皮材 2…表面樹脂層 3…第1不織布層 4…中間樹脂層 5…第2不織布層 8…印刷層 9…接着剤層 20…電気カーペット 21…発熱層 22…裏面層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 3/20 348 H05B 3/20 348 Fターム(参考) 3B120 AB06 AB20 BA01 BA04 BA05 BA21 BC09 CA01 DB01 EA01 EA07 EB04 EB06 EB12 EB15 EB18 EB19 EB30 3K034 AA12 BB08 BB13 BB16 BC03 BC16 FA02 FA05 GA05 HA04 HA10 JA01 3L072 AA08 AB04 AC02 AD01 AD03 AD13 AE10 AF06 4F100 AK01A AK04C AK07A AL07C AL09A AT00E BA04 BA05 BA07 BA10A BA10D BA10E BA13 CB00 DG15B DG15D GB48 JB16A JC00 JJ03 JL00 JL06 YY00A YY00B YY00C YY00D

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1不織布層の上面側に、ポリプロピレ
    ン樹脂を主成分とする表面樹脂層が積層一体化されると
    共に、前記第1不織布層の下面に、第2不織布層がポリ
    エチレン樹脂を主成分とする中間樹脂層を介して積層一
    体化されてなることを特徴とする電気カーペット用表皮
    材。
  2. 【請求項2】 前記表面樹脂層の構成成分として熱可塑
    性エラストマー樹脂が該表面樹脂層の全重量に対して5
    0重量%未満含有されてなる請求項1に記載の電気カー
    ペット用表皮材。
  3. 【請求項3】 前記表面樹脂層と第1不織布層との間に
    印刷層が積層一体化されてなる請求項1または2に記載
    の電気カーペット用表皮材。
  4. 【請求項4】 前記中間樹脂層の構成成分として、エチ
    レンと不飽和カルボン酸の共重合体が該中間樹脂層の全
    重量に対して50重量%未満含有されてなる請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の電気カーペット用表皮材。
  5. 【請求項5】 前記表面樹脂層と第1不織布層とが接着
    剤層を介して接着されている請求項1〜4のいずれか1
    に記載の電気カーペット用表皮材。
  6. 【請求項6】 前記第1不織布層が、目付20〜120
    g/m2 の不織布からなる請求項1〜5のいずれか1項
    に記載の電気カーペット用表皮材。
  7. 【請求項7】 前記第2不織布層が、目付100〜70
    0g/m2 の不織布からなる請求項1〜6のいずれか1
    項に記載の電気カーペット用表皮材。
  8. 【請求項8】 前記表面樹脂層の厚さが0.05〜1m
    mである請求項1〜7のいずれか1項に記載の電気カー
    ペット用表皮材。
  9. 【請求項9】 前記中間樹脂層の厚さが0.1〜1mm
    である請求項1〜8のいずれか1項に記載の電気カーペ
    ット用表皮材。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    電気カーペット用表皮材の第2不織布層の下面に、熱線
    等からなる発熱層を介してクッション材からなる裏面層
    が積層一体化されてなることを特徴とする電気カーペッ
    ト。
JP11106790A 1999-04-14 1999-04-14 電気カーペット用表皮材及び電気カーペット Pending JP2000297944A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11106790A JP2000297944A (ja) 1999-04-14 1999-04-14 電気カーペット用表皮材及び電気カーペット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11106790A JP2000297944A (ja) 1999-04-14 1999-04-14 電気カーペット用表皮材及び電気カーペット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000297944A true JP2000297944A (ja) 2000-10-24

Family

ID=14442702

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11106790A Pending JP2000297944A (ja) 1999-04-14 1999-04-14 電気カーペット用表皮材及び電気カーペット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000297944A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344547A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発熱体
JP2011139789A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Toyohide Tazawa 食卓用保温器具
CN102442022A (zh) * 2011-09-30 2012-05-09 江苏红运果服饰有限公司 一种电热面料
JP2012119167A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Panasonic Corp 面状採暖具
KR101314561B1 (ko) 2012-04-05 2013-10-07 김평곤 사계절용 전열 카페트
CN107119858A (zh) * 2017-06-05 2017-09-01 中建八局第建设有限公司 一种屋面防水结构及其施工工艺

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006344547A (ja) * 2005-06-10 2006-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発熱体
JP2011139789A (ja) * 2010-01-07 2011-07-21 Toyohide Tazawa 食卓用保温器具
JP2012119167A (ja) * 2010-12-01 2012-06-21 Panasonic Corp 面状採暖具
CN102442022A (zh) * 2011-09-30 2012-05-09 江苏红运果服饰有限公司 一种电热面料
KR101314561B1 (ko) 2012-04-05 2013-10-07 김평곤 사계절용 전열 카페트
CN107119858A (zh) * 2017-06-05 2017-09-01 中建八局第建设有限公司 一种屋面防水结构及其施工工艺
CN107119858B (zh) * 2017-06-05 2023-08-04 中建八局第一建设有限公司 一种屋面防水结构及其施工工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101278011B (zh) 有机硅组合物、其制造方法及其形成的物品
JP2007085149A (ja) ポリ塩化ビニル系床材
JP2000297944A (ja) 電気カーペット用表皮材及び電気カーペット
JP2006118120A (ja) 床材
TWM302979U (en) Pad sheet structure with sticking function
JP4098912B2 (ja) 床材及びその製造方法
JP2002283904A (ja) 自動車用床マット
JP3451243B2 (ja) ノンハロゲン系床材
JP2008095238A5 (ja)
JP3150456U (ja) ジグソーパネル型床用シート
JP3886846B2 (ja) 複合内装材
JP3971652B2 (ja) ノンハロゲン系床材
JP3432984B2 (ja) 床 材
JP2007106068A (ja) 防滑性樹脂塗膜と塗膜形成法
JP4212390B2 (ja) オレフィン系樹脂床用シート
JP2002054080A (ja) 床 材
JP3440160B2 (ja) ノンハロゲン床材
JP6369846B2 (ja) ラグ用クッション材
JP3855193B2 (ja) ホットカーペット用表面材
JP3145680B2 (ja) ノンハロゲン系床材
US20230392051A1 (en) Adhesive assemblies permitting enhanced weight bearing performance with damage free removal
JPH0717174B2 (ja) 成型用自動車内装天井材
JPH053113Y2 (ja)
JPH03197127A (ja) 帯電防止表面材及びその製造法
JP2003191781A (ja) 自動車用フロアカーペット