JPH053113Y2 - - Google Patents

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JPH053113Y2
JPH053113Y2 JP1987003406U JP340687U JPH053113Y2 JP H053113 Y2 JPH053113 Y2 JP H053113Y2 JP 1987003406 U JP1987003406 U JP 1987003406U JP 340687 U JP340687 U JP 340687U JP H053113 Y2 JPH053113 Y2 JP H053113Y2
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JP
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film
mesh
synthetic resin
resin foam
present
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JP1987003406U
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JPS63110290U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、不快な音がでない上、表面がさらつ
としてベタつきのない風呂用マツトに関する。
[従来の技術] 従来、バスルーム、シヤワールーム等用のマツ
トには、ポリエチレン等により作られた独立気泡
フオームが多量に使用されており、これらのフオ
ームは独立気泡性であるためにクツシヨン性、断
熱性が極めて良好であり、かつ加工性が良く価格
が安い等の優れた特性がある。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、その一方で、フオームの表面にポリプ
ロピレンの無延伸フイルムを貼着したものが市販
されているが、湯、石鹸等を使うとマツトの上を
動く度に不快な音が出たり、夏などの高温時には
ベタついたりして問題が多かつた。
そこで本考案の目的は、その上で動いても不快
な音がでない上、夏でもベタつき感がなくサラつ
としているという優れた風呂用マツトを提供する
ことにあり、更には合成樹脂フオームの優れた特
性を失うことなく、スリツプしにくくクツシヨン
性、断熱性に優れた風呂用マツトを提供すること
にある。
[問題点を解決するための手段] 前記した本考案の目的は合成樹脂フオームから
なる基材の片面に、メツシユが付着したフイルム
が、前記メツシユが前記合成樹脂フオームと前記
フイルムとの間になるように積層されてなる風呂
用マツトによつて達成される。
すなわち、本考案はフイルムにメツシユを付着
させることにより表面に凹凸をつけ、人体とマツ
トの摩擦により生じる不快な音の発生を防ぐもの
である。
本考案におけるメツシユの素材は特に限定され
ないが、例えばナイロン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、塩化ビニルなどからなるものが挙げら
れる。
メツシユを構成する繊維の太さとしては、100
〜1000d程度で、メツシユの目の大きさとしては
1.5〜30mm角のものもしくは同程度の面積を有す
るものが好ましく挙げられ、フイルムの柄が鮮明
であるのと、不快な音の発生を防ぐ効果が顕著で
ある点で4〜10mm角のものもしくは同程度の面積
を有するものが特に好ましい。
また、メツシユの構造も特に限定されず、網目
を有するものであれば編物でも織物でも良い。
本考案において、メツシユはフイルムに付着さ
せた上で合成樹脂フオームに、メツシユが合成樹
脂フオームとフイルムとの間になるように積層さ
せるものであるが、これにより、加工がしやす
い、フイルムに予めプリントをすることにより、
柄を鮮明に出すことでき、またひつかきなどに対
する表面の強度を持たせることができる。
また、メツシユが合成樹脂フオームとフイルム
との間になるように積層されてなるので、メツシ
ユが表面に露出しておらず使用するうちにメツシ
ユが剥がれることがない。
本考案におけるフイルムとしては、素材は特に
限定されないが、ポリプロピレン、ポリエチレン
等のポリオレフイン、ポリエステル等の単独また
は複数枚ラミネートしたものが挙げられ、特に風
合、柔らかさの点でポリオレフイン、更にはポリ
プロピレンが好ましい。また、フイルムは無延伸
であると延伸したものに比し、エンボスがかかり
易いので好ましい。
またフイルムの厚さも特に限定されないが0.02
〜0.1mm、特に0.03〜0.06mmであることが加工性と
コストの点で好ましい。また一般にシートと称さ
れる程度の厚いものも含むものとする。また予め
柄をプリントしたフイルムであると見た目も良
く、好ましい。
メツシユのフイルムへの付着手段としては、例
えば接着が挙げられ、接着剤としてはウレタン、
ポリエステル、アクリル、エポキシ、ゴムの各樹
脂系のものなどが挙げられ、この中でも耐水性が
よく、またシート等の柄を鮮明に見せるために透
明性を有するものが好ましい。
また接着剤の塗布量としては、ドライの状態で
接着剤層の厚みが1〜50μとなる程度の量が加工
性、透明性の点で好ましい。
本考案を構成する合成樹脂フオームの密度とし
ては、0.1g/cc以下から現在市販されているフオ
ームの下限である0.02g/cc前後が好ましく、特
に0.02〜0.05g/ccが好ましい。フオームの密度
が大きすぎると、フオームが硬くなり過ぎ、また
断熱性が劣るので風呂用のマツトとしては好まし
くない。
フオームの材質としては、ポリエチレン、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−プロピレ
ン共重合体、エタンより誘導合成された樹脂、及
びこれらの樹脂をブレンドしたもの等が用いられ
る。また、これらのフオームは既知のいかなる製
法により製造されたものであつてもかまわず、必
要に応じて顔料、抗酸化剤、充填剤等の添加物が
混入されていてもかまわない。
更に、本考案の風呂用マツトを構成する合成樹
脂フオームとシートを構成する各素材は異なつて
も良いが、同種類であると両者の融着ができた
り、表面にエンボスできたりして加工性が良好で
ある上、合成樹脂フオームとフイルムとの一体感
があるため好ましい。
また、合成樹脂フオームとフイルムは前記した
ように融着しても良いが、接着剤層を介して貼り
合わせても良い。
更に本考案の風呂用マツトはマツト状のものは
勿論すのこ状のものも含むものとする。
本考案を図を用いて更に説明する。第1図は本
考案の風呂用マツトの一例の斜視図である。合成
樹脂フオーム1にメツシユ4を付着したフイルム
2を接着剤層3を介してメツシユ4が合成樹脂フ
オーム1とフイルム2との間になるように貼り合
せた風呂用マツトである。
[考案の効果] 本考案の風呂用マツトは、メツシユの付着した
フイルムが貼り合せてあるため、湯水あるいは石
鹸水をかぶつても不快な音が出ない上、夏でも表
面がサラつとしており、ベタつかない。また表面
もひつかき等に対して十分な強度を有する。
また本考案の風呂用マツトは、単にメツシユの
付着したフイルムを合成樹脂フオームに貼り合せ
たものであるため、合成樹脂フオーム自体の優れ
た特性も十分生かされ、クツシヨン性、断熱性に
優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の風呂用マツトの一例の斜視図
である。 1……合成樹脂フオーム、2……フイルム、3
……接着剤層、4……メツシユ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂フオームからなる基材の片面に、メツ
    シユが付着したフイルムが、前記メツシユが前記
    合成樹脂フオームと前記フイルムとの間になるよ
    うに積層されてなる風呂用マツト。
JP1987003406U 1987-01-13 1987-01-13 Expired - Lifetime JPH053113Y2 (ja)

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JP1987003406U JPH053113Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

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JP1987003406U JPH053113Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

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JPS63110290U JPS63110290U (ja) 1988-07-15
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ID=30783132

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925294B2 (ja) * 1975-07-30 1984-06-16 三洋電機株式会社 カセツト式テ−プレコ−ダ−

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925294U (ja) * 1982-08-06 1984-02-16 西田 起夫 足こすりマツト

Patent Citations (1)

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JPS5925294B2 (ja) * 1975-07-30 1984-06-16 三洋電機株式会社 カセツト式テ−プレコ−ダ−

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JPS63110290U (ja) 1988-07-15

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