JPH0532102Y2 - - Google Patents
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- JPH0532102Y2 JPH0532102Y2 JP8079190U JP8079190U JPH0532102Y2 JP H0532102 Y2 JPH0532102 Y2 JP H0532102Y2 JP 8079190 U JP8079190 U JP 8079190U JP 8079190 U JP8079190 U JP 8079190U JP H0532102 Y2 JPH0532102 Y2 JP H0532102Y2
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- Expired - Lifetime
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- Materials For Medical Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は手術台やその下面の床面に敷設する血
液吸収性シートに関するものである。
液吸収性シートに関するものである。
従来、病院などの手術室で手術を行う場合に
は、多量の出血の流出があることから、手術台や
その下面の床面に合成樹脂シートや合成ゴムシー
トを敷いて血液で汚れるのを防止していた。
は、多量の出血の流出があることから、手術台や
その下面の床面に合成樹脂シートや合成ゴムシー
トを敷いて血液で汚れるのを防止していた。
しかしながら、このようなシートは、手術台に
よつて流れ出た血液を充分に吸収することができ
ず、手術台や床面を汚し、その清掃に多大な労力
を費やさなければならず、また、病気の種類によ
つては清掃時に血液から病気が感染するなどの危
険性があつた。
よつて流れ出た血液を充分に吸収することができ
ず、手術台や床面を汚し、その清掃に多大な労力
を費やさなければならず、また、病気の種類によ
つては清掃時に血液から病気が感染するなどの危
険性があつた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたも
ので、手術に際しての出血をシート中に吸収保持
して封じ込めたままの状態で処理でき、手術台と
か床面の血液を拭き取る作業をなくする血液吸収
性シートを提供するものである。
ので、手術に際しての出血をシート中に吸収保持
して封じ込めたままの状態で処理でき、手術台と
か床面の血液を拭き取る作業をなくする血液吸収
性シートを提供するものである。
上記目的を達成するため、本考案の血液吸収性
シートは、第1項として、布、不織布、紙等から
なるシート材の片面に、疎水性ハードセグメント
と親水性セグメントからなるグラフトコーポリマ
ー組成の吸収性樹脂層を塗布し、該塗布面に布、
不織布、紙等の吸水シートを貼り合わせたもので
ある。
シートは、第1項として、布、不織布、紙等から
なるシート材の片面に、疎水性ハードセグメント
と親水性セグメントからなるグラフトコーポリマ
ー組成の吸収性樹脂層を塗布し、該塗布面に布、
不織布、紙等の吸水シートを貼り合わせたもので
ある。
また、第2項として、布、不織布、紙等からな
るシート材の片面に、疎水性ハードセグメントと
親水性セグメントからなるグラフトコーポリマー
組成の吸収性樹脂層2を塗布し、該塗布面にプラ
イマー層を設け、その上面に熱可塑性フイルムを
貼り合わせたものである。
るシート材の片面に、疎水性ハードセグメントと
親水性セグメントからなるグラフトコーポリマー
組成の吸収性樹脂層2を塗布し、該塗布面にプラ
イマー層を設け、その上面に熱可塑性フイルムを
貼り合わせたものである。
シート材1と吸水シート3との間に吸水性樹脂
層2を介在してあるので、血液を容易に吸収し保
持して封じ込めたままで処理ができる。
層2を介在してあるので、血液を容易に吸収し保
持して封じ込めたままで処理ができる。
また、吸水性樹脂層2の下面にプライマー層4
を介して熱可塑性フイルムを設けてあるから、吸
収した血液は滲出しない。
を介して熱可塑性フイルムを設けてあるから、吸
収した血液は滲出しない。
以下、本考案の実施例を示す図面について説明
する。
する。
本考案に用いられるシート材1は、綿、麻等の
天然繊維あるいはナイロン系、ポリエステル系、
アクリル系等の合成繊維で編組した布や不織布ま
たは紙等であるが、好ましいものはポリエステル
からなる不織布が最適であり、シート材1の目付
量が50g/m2〜500g/m2の範囲のものが良い。シ
ート材1の片面に塗布される吸水性樹脂層2は疎
水性ハードセグメント、親水性セグメント、疎水
性セグメントからなるブロツクグラフトコーポリ
マーで固形分で5g/m2〜150g/m2塗布してあり、
疎水性ハードセグメントがドメインを形成する組
成であり、これが水分、血液によつて架橋相を形
成するものである。
天然繊維あるいはナイロン系、ポリエステル系、
アクリル系等の合成繊維で編組した布や不織布ま
たは紙等であるが、好ましいものはポリエステル
からなる不織布が最適であり、シート材1の目付
量が50g/m2〜500g/m2の範囲のものが良い。シ
ート材1の片面に塗布される吸水性樹脂層2は疎
水性ハードセグメント、親水性セグメント、疎水
性セグメントからなるブロツクグラフトコーポリ
マーで固形分で5g/m2〜150g/m2塗布してあり、
疎水性ハードセグメントがドメインを形成する組
成であり、これが水分、血液によつて架橋相を形
成するものである。
吸水性樹脂層2の表面を被覆する吸水シート3
は、基材1と同じ材質の布、不織布、紙等を用い
るが、これも不織布を用いるのが好ましい。
は、基材1と同じ材質の布、不織布、紙等を用い
るが、これも不織布を用いるのが好ましい。
吸水性樹脂層2の下面に塗着するプライマー4
としては、アクリル系、ブチルゴム系が適してい
るが、他の樹脂を用いることについては別に問題
がない。
としては、アクリル系、ブチルゴム系が適してい
るが、他の樹脂を用いることについては別に問題
がない。
また、その上面に貼合する熱可塑性フイルム5
としては、軟質ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、
エチレン−酢ビ共重合樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等がある。
としては、軟質ポリ塩化ビニル、ポリウレタン、
エチレン−酢ビ共重合樹脂、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等がある。
以下、本考案の実施例をさらに具体的に説明す
る。
る。
(実施例 1)
目付量73g/m2のポリエステル系不織布シート
材1に吸水性樹脂層2(商品名ダイスウエル 大
日精化工業(株)製)を70g/m2塗布し、この塗布面
にポリエステル系不織布の吸水シート3を貼り合
わせてシートを得た。
材1に吸水性樹脂層2(商品名ダイスウエル 大
日精化工業(株)製)を70g/m2塗布し、この塗布面
にポリエステル系不織布の吸水シート3を貼り合
わせてシートを得た。
(実施例 2)
目付量73g/m2のポリエステル系不織布シート
材1の下面に吸水性樹脂層2(商品名ダイスウエ
ル 大日精化工業(株)製)を70g/m2塗布し、この
面にアクリル系バインダー4を30g/m2(固形
分)塗布し、この面に厚さ0.2mmの軟質ポリ塩化
ビニルフイルム5を貼り合わせてシートを得た。
材1の下面に吸水性樹脂層2(商品名ダイスウエ
ル 大日精化工業(株)製)を70g/m2塗布し、この
面にアクリル系バインダー4を30g/m2(固形
分)塗布し、この面に厚さ0.2mmの軟質ポリ塩化
ビニルフイルム5を貼り合わせてシートを得た。
実施例1,2で得られたシートを水中に30分浸
漬して、吸水量を調べた結果下記の通りであつ
た。
漬して、吸水量を調べた結果下記の通りであつ
た。
実施例1のシート 350g/m2
実施例2のシート 330g/m2
〔効果〕
本考案は布、不織布、紙等からなるシート材1
の片面に、疎水性ハードセグメントと親水性セグ
メントからなるグラフトコーポリマー組成の吸収
性樹脂層2を塗布し、該塗布面に布、不織布、紙
等の吸水シート3を貼り合わせてなる血液吸収性
シートに係るものであるから、手術に際しての血
液、膿または使用する薬液等を容易に吸収し保持
して封じ込めたままで処理ができ便利であると共
に、従来のような拭き取り作業を省略でき、血液
からの病気の感染防止に役立つ効果がある。
の片面に、疎水性ハードセグメントと親水性セグ
メントからなるグラフトコーポリマー組成の吸収
性樹脂層2を塗布し、該塗布面に布、不織布、紙
等の吸水シート3を貼り合わせてなる血液吸収性
シートに係るものであるから、手術に際しての血
液、膿または使用する薬液等を容易に吸収し保持
して封じ込めたままで処理ができ便利であると共
に、従来のような拭き取り作業を省略でき、血液
からの病気の感染防止に役立つ効果がある。
さらに、本考案は布、不織布、紙等からなるシ
ート材1の片面に、疎水性ハードセグメントと親
水性セグメントからなるグラフトコーポリマー組
成の吸収性樹脂層2を塗布し、該塗布面にプライ
マー層4を設け、その上面に熱可塑性フイルム5
を貼り合わせてなる血液吸収性シートに係るもの
であるから、吸収された血液が滲出することがな
く手術台や床面を汚すことがなくなる。
ート材1の片面に、疎水性ハードセグメントと親
水性セグメントからなるグラフトコーポリマー組
成の吸収性樹脂層2を塗布し、該塗布面にプライ
マー層4を設け、その上面に熱可塑性フイルム5
を貼り合わせてなる血液吸収性シートに係るもの
であるから、吸収された血液が滲出することがな
く手術台や床面を汚すことがなくなる。
第1図および第2図は本考案の血液吸収性シー
トの一例を示す断面図である。 1……シート材、2……吸水性樹脂層、3……
吸水シート、4……プライマー層、5……熱可塑
性フイルム。
トの一例を示す断面図である。 1……シート材、2……吸水性樹脂層、3……
吸水シート、4……プライマー層、5……熱可塑
性フイルム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 布、不織布、紙等からなるシート材1の片面
に、疎水性ハードセグメントと親水性セグメン
トからなるグラフトコーポリマー組成の吸収性
樹脂層2を塗布し、該塗布面に布、不織布、紙
等の吸水シート3を貼り合わせてなる血液吸収
性シート。 布、不織布、紙等からなるシート材1の片面
に、疎水性ハードセグメントと親水性セグメン
トからなるグラフトコーポリマー組成の吸収性
樹脂層2を塗布し、該塗布面にプライマー層4
を設け、その上面に熱可塑性フイルム5を貼り
合わせてなる血液吸収性シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8079190U JPH0532102Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8079190U JPH0532102Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0440613U JPH0440613U (ja) | 1992-04-07 |
JPH0532102Y2 true JPH0532102Y2 (ja) | 1993-08-18 |
Family
ID=31626156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8079190U Expired - Lifetime JPH0532102Y2 (ja) | 1990-07-30 | 1990-07-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0532102Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-30 JP JP8079190U patent/JPH0532102Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0440613U (ja) | 1992-04-07 |
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