JPH03197127A - 帯電防止表面材及びその製造法 - Google Patents

帯電防止表面材及びその製造法

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JPH03197127A
JPH03197127A JP1343959A JP34395989A JPH03197127A JP H03197127 A JPH03197127 A JP H03197127A JP 1343959 A JP1343959 A JP 1343959A JP 34395989 A JP34395989 A JP 34395989A JP H03197127 A JPH03197127 A JP H03197127A
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Yoshio Yamada
嘉夫 山田
Osamu Araki
荒木 収
Hidehito Sogi
秀仁 曽木
Koji Izumi
泉 孝司
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Toyota Motor Corp
Toyo Tire Corp
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Toyo Tire and Rubber Co Ltd
Toyota Motor Corp
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Manufacturing Of Multi-Layer Textile Fabrics (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として自動率、鉄道車輌、航空機、船舶など
の輸送用機関、その他家共類等に使用される帯電防止表
面材及びその製造法に関する。
(従来の技術) 従来上り例えば自動率のシート77プリツク等において
、シートと着衣間の摩擦により帯電し、降車時にドアパ
ネル等の低電位物に触れた際に不快な静電気ショックを
受けるということがあった。
そこで上記のような帯電を防止するため、例えば実公昭
63−44479号には導電性織布の裏面に、カーボン
ブラックを含有するアクリル、ポリ塩化ビニル等のエマ
ルジシン組成物をバッキング材として塗工して得られる
帯電防止シート7アブリツりが開示され、vf開昭63
−194940号及び待閏平1−371936号には1
1図に示すような導電性繊布1の裏面に、バッキング材
として導電性クツション屑3を接着(2は接着剤)や7
レームラミネート法により貼付した帯電防止表皮材が記
載されている。
しかしこれらの帯電防止表皮材はいずれも導電性織布と
バッキング材を塗工、接着もしくは7レームラミネート
等により貼付して得られるものであり、その製造工程が
複雑となる。
又、米国特許第4842926号には特定の表面抵抗率
を有するポリウレタンフォームが、表皮材の裏面に積層
されたラミネート製品が開示されでいるが、この方法に
おいても結合剤やフレームラミネート、キルテイング法
により積層されており、その接合方法に一工程を必要と
する。
方、上記各表皮材はいずれも2層構造から成っており、
更に他素材へ接着する場合にバッキング材の発泡層の接
着剤の吸い込みにより接着性が劣るという欠点を有して
いる。
(発明が解決しようとする課M) 本発明の目的は接着や7レームラミネート等の接合方法
を用いず、優れた帯電防止性を耐久性良く保持し、コス
ト的に安価でフィーリング的にもソフトな帯電防止表面
材を提供することにある。
又、本発明の目的は他素材へ接着する場合に優れた接着
性を示し、同時にポリウレタンと一体発泡する場合にお
いても反応液の含浸がなく成形可能な帯電防止表面材を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は導電糸混入フアブリツクの裏面に、カチオン系
界面活性剤を混入したウレタン発泡層を積層したことを
特徴とする2層積層構造の帯電防止表面材及び 導電糸混入フアブリツクの裏面に、カチオン系界面活性
剤を混入したウレタン発泡層を積層し、更に該発泡層の
裏面にアクリル1フイルムを積層したことを特徴とする
3層積層構造の帯電防止表面材に係る。
本発明の上記2層積層構造の帯電防止表面材は例えば剥
離性を有する基材上に、カチオン系界面活性剤を混入し
たウレタン発泡原液を塗布し、発泡と同時に導電糸混入
フアブリツクと一体化し、基材より剥離することにより
得られる。
又、本発明の上記3層積層構造の帯電防止表面材は例え
ば剥離性を有する基材上に、アクリル系エマルノヨンを
所定の厚みに塗布乾燥させて得られたフィルム」;に、
カチオン系界面活性剤を混入したウレタン発泡原液を塗
布し、発泡と同時に導電糸混入77ブリツクと一体化し
、基材より剥離することにより得られる。
本発明を図面により説明する。第2図及び第3図は本発
明の帯電防止表面材4及び7の断面図であり、5は導電
糸混入フアブリツク、6はカチオン系界面活性剤入りの
ポリウレタン発泡層、8はアクリル系フィルムである。
本発明はカチオン系界面活性剤入りのポリウレタン発泡
層の上に導電糸混入フアブリツクを設けた場合と、アク
リル系フィルムの上に該カチオン系界面活性剤入りのポ
リフレタン発泡層を設け、更にその上に導電糸混入フア
ブリツクを設けた場合の両方を含む。
本発明においてアクリル系エマルノシンとしては通常公
知のものを用いることができ、例えば新中村化学工業(
株)製のニューコー)  FH−45゜T S −60
,100,250,501,905,908,1016
等を挙げることができる。上記アクリル系エマルノヨン
を剥離性を有し又は有しない基材(例えばチアミン加工
したグラスベルトなど)に塗布乾燥させてフィルムを作
成する。、フィルムの厚さは約0.01〜0.1−曽が
好ましい。
本発明ではこのアクリル系フィルム層を発泡層の下面に
設けることにより、他素材への接着が点接着から面接着
になることとなり、他素材への接着性が向上し、さらに
このフィルム層は不通気性であるから、この表面材を利
用したポリウレタン一体発泡も反応液の含浸なく容易に
行うことができる。
更にアクリル系フィルムを設けることにより、剥離性が
容易になり、又、基材の門凸をアクリル系フィルム層が
吸収することにより、ウレタンコ−ティング厚みの均一
化に寄与し、フアブリツクへの含浸量が均一となる。更
に、表面材の裏面にドライなアクリル系フィルム屑を設
けることにより、シートアッシー時のウレタンパッドと
の滑りが良く作業性が良好となり、又、ジートノ(ラド
との摩擦時に、表面材バッキング層のウレタンとシート
パッドウレタンがボロボロになろことを防止するという
優れた効果を発揮する。
本発明においてカチオン系界面活性剤としては公知の各
種のものが用いられ例えばアルキルアミン塩、ポリオキ
シエチレンアルキルアミン塩、第4級アンモニウム塩等
が用いられるが、特に次式(式中、Rは炭素数5〜18
の「1−アルキル基を示す)で表わされるローアルキル
・ジメチルエチル・アンモニウム・エチルサルフェート
が好適である。このような化学構造を有する界面活性剤
の代表的なものとしては商品名CATAFORCA10
0、  CATAFORPP50(エイ・ビー・エム・
ケミカルス社製)や商品名LARO3TAT 37フー
DPG(ジヨルダン・ケミカル社製)等を挙げることが
できる。
これらのカチオン系界面活性剤の添加量としては、ポリ
ウレタン発泡体中0.5〜10重量%とするのが好まし
く、予め原料ポリオール成分中に混合して用いることが
推奨される。特にCATAFOR系界面活性剤全界面活
性剤リウレタン発泡体では表面抵抗が通常101°〜1
0■2Ω/ elf2程度に低下し、適度な導電性が付
与されるので、これを77プリツクの裏面に積層した場
合、良好な帯電防止機能が発揮される。尚、ウレタン発
泡原液としては通常公知のものを用いることができる。
カチオン系界面活性剤を混入したポリウレタン発泡体は
熱に対しても安定しており、帯電防止機能が長時間持続
する。特に該活性剤の添加量が1〜2重量%と少量でも
帯電防止機能を十分発揮でき、なおかつ、ポリウレタン
の発泡成形性を殆ど阻害することなく、低密度化も容易
であるなどの特徴を有する。
次に本発明では剥離性を有する基材又は上記アクリル系
フィルム上に塗布したカチオン系界面活性剤混入ウレタ
ン発泡原液の上に導電糸混入フアブリツクを載置して発
泡させ、同時に導電糸混入フアブリツクを一体化して目
的の帯電防止表面材を得る。剥離性を有する基材として
は例えば繊維織物にポリテトラプルオロエチレンをコー
ティングしたもの、AIプレート等の金属プレート、こ
れらに離型剤を塗布したもの、紙にボリプaピレンフィ
ルムを貼付もしくはロウコーティングしたような離型紙
などを挙げることができる。
本発明において上記ウレタン発泡層の厚みは約2〜25
−輪、特に約3〜15鎗−が好ましい。導電糸混入フア
ブリツクとしては導電糸の混入された天然繊維、再生繊
維、合成繊維或いはこれら繊維の混紡からなるフアブリ
ツクであれば特に制限はないが、中でもトリコット、ニ
ット、モケット等の比較的高通気性組織の77ブリツク
が好適に使用される。
ウレタン発泡原液の発泡繰作は通常公知の方法により行
うことができる。
(発明の効果) 本発明により作成される帯電防止表面材の静電気発生試
験をほこりの付着性で行ったところ、従来の帯電防止シ
ートカバーと同等の結果が得られた。これにより、本発
明で作成される帯電防止表面材は帯電防止性を有し、そ
の帯電防止効果も耐久性があり、更にバッキング材がカ
チオン系界面活性M混入ウレタン発泡層であるので従来
品よりもコスト的に安価であり、フィーリング的にもソ
フトである。
(実 施 例) 以下に実施例を挙げて詳しく説明する。
実施例1 離型紙上にカチオン系界面活性剤を混入したポリウレタ
ン発泡原液を一定厚みに塗布し離型紙ごと約60℃に加
熱したプレート上に移し、導電糸混入フアブリツクを上
記ポリウレタン発泡原液の上に載置し約17kg/m2
の荷重をかけながら発泡を行うとウレタン発泡層の厚み
が3.0輪−の品質の良い2層積層構造の帯電防止表面
材が得られた。
実施例2 アクリルエマルノヨンをテフロン加工したグラスベルト
上に塗布して厚さ0,05u+mのアクリルフィルム屑
を作成する。この上にカチオン系界面活性剤を混入した
ポリウレタン発泡原液を一定厚みに塗布しグラスベルト
ごと約60℃に加熱したプレート上に移し、導電糸混入
フアブリツクを上記ポリウレタン発泡原液の上に載置し
約20kg/+*2の荷重をかけながら発泡を行)とウ
レタン発泡層の厚みが2,5111111の品質の良い
3層積層構造の帯電防止表面材が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の帯電防止表面材の断面図、第2〜3図は
本発明の帯電防止表面材の断面図を示す。 4及び7は本発明の帯電防止表面材、5は導電糸混入フ
アブリツク、6はカチオン系界面活性剤入りのポリウレ
タン発泡層、8はアクリル系フィルムである。 (以 上) 出 願 人  東洋ゴム工業株式会社 出 願 人  トヨタ自動車株式会社 代 理 人  弁理士 1)村  巌

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電糸混入フアブリツクの裏面に、カチオン系界
    面活性剤を混入したウレタン発泡層を積層したことを特
    徴とする2層積層構造の帯電防止表面材。
  2. (2)導電糸混入フアブリツクの裏面に、カチオン系界
    面活性剤を混入したウレタン発泡層を積層し、更に該発
    泡層の裏面にアクリル系フィルムを積層したことを特徴
    とする2層積層構造の帯電防止表面材。
  3. (3)剥離性を有する基材上に、カチオン系界面活性剤
    を混入したウレタン発泡原液を塗布し、発泡と同時に導
    電糸混入フアブリツクと一体化し、基材より剥離するこ
    とを特徴とする2層積層構造の帯電防止表面材の製造法
  4. (4)剥離性を有する基材上に、アクリル系エマルジョ
    ンを所定の厚みに塗布乾燥させて得られたフイルム上に
    、カチオン系界面活性剤を混入したウレタン発泡原液を
    塗布し、発泡と同時に導電糸混入フアブリツクと一体化
    し、基材より剥離することを特徴とする3層積層構造の
    帯電防止表面材の製造法。
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JPH0567417B2 JPH0567417B2 (ja) 1993-09-24

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107815876A (zh) * 2017-10-23 2018-03-20 河南工程学院 抗静电pp纺黏非织造布的泡沫整理液及整理方法
KR20190128787A (ko) * 2018-05-09 2019-11-19 주식회사 국가대표 매트 제조방법 및 이에 의해 제조된 매트
KR20190131878A (ko) * 2018-05-17 2019-11-27 이복술 방오기능을 가지는 대전방지 매트

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107815876A (zh) * 2017-10-23 2018-03-20 河南工程学院 抗静电pp纺黏非织造布的泡沫整理液及整理方法
KR20190128787A (ko) * 2018-05-09 2019-11-19 주식회사 국가대표 매트 제조방법 및 이에 의해 제조된 매트
KR20190131878A (ko) * 2018-05-17 2019-11-27 이복술 방오기능을 가지는 대전방지 매트

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