JP2000294782A - 半導体装置の作製方法 - Google Patents
半導体装置の作製方法Info
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Abstract
置を作製する。 【解決手段】 半導体装置の作製方法であって、半導体
上に選択的に一導電型を付与する不純物を含む膜41、
42を形成し、一導電型を付与する不純物を含む膜4
1、42を通して半導体にレーザー光を照射して不純物
領域を形成することを特徴とする。
Description
た、高集積化の可能な絶縁ゲイト電界効果型半導体素子
(半導体装置)の作製方法に関する。本発明による半導
体素子は、マイクロプロセッサーやマイクロコントロー
ラ、マイクロコンピュータ、あるいは半導体メモリー等
に使用されるものである。
て、多くの研究開発が進められている。特に、MOSF
ETと呼ばれる絶縁ゲイト電界効果型半導体素子の微細
化技術の進歩はめざましい。MOSとは、金属(Metal)
−酸化物(Oxide) −半導体(Semi-conductor)の頭文字を
取ったものである。金属は、純粋な金属でなくとも、十
分に導電率の大きな半導体材料や、半導体と金属の合金
なども含めた広い意味で使用される。また、金属と半導
体の間の酸化物のかわりに、純粋な酸化物だけではな
く、窒化物等の十分に抵抗の大きな絶縁性材料が用いら
れることもあり、そのような場合には、厳密にはMOS
という用語は正しくないが、以下、本明細書では窒化物
その他の絶縁物をも含めて、このような構造を有する電
界効果型素子をMOSFETと称することとする。
を小さくすることによっておこなわれる。ゲイト電極の
幅が小さくなるということは、その下のチャネル領域の
長さ、すなわち、チャネル長が小さくなるということで
あり、このことは、チャネル長をキャリヤが通過するに
要する時間を小さくすることとなり、結果的には高集積
化とともに高速化ももたらされる。
題(短チャネル効果)も生じる。その中で最も重要なも
のはホットエレクトロンの問題である。従来のような、
十分に不純物濃度の大きなソースおよびドレインという
不純物領域に、極性が反対の不純物がドープされたチャ
ネル領域がはさまれた構造では、チャネル領域をせばめ
るにしたがって、ソースとドレインに印加される電圧に
よってチャネル領域と不純物領域の境界付近の電界が大
きくなる。その結果、MOSFETの動作は極めて不安
定になる。
れた新しいMOSFETの構造が、LDD(Lightly-Do
ped-Drain)という構造である。これは、典型的には図2
(D)に示される。図2(D)において、不純物濃度の
大きな領域26よりも浅く設けられた不純物濃度の小さ
な領域27がLDDと呼ばれる。このような領域を設け
ることによって、チャネル領域と不純物領域の境界近傍
の電界を小さくし、素子の動作を安定化させることが可
能となった。
る。図2は、NMOSの例を示したがPMOSであって
も同様に形成される。最初に、p型の半導体基板上に酸
化膜と導電性膜が形成され、これらはエッチングされ
て、図2(A)に示すようにゲイト絶縁膜22とゲイト
電極21となる。そして、このゲイト電極をマスクとし
て、自己整合(セルフアライン)的に、例えば、イオン
打ち込み法等によって、比較的不純物濃度の小さい(記
号ではn- と表される)不純物領域23が形成される。
24が形成される。そして、この絶縁被膜24は、バイ
アスプラズマエッチのような異方性エッチング法(方向
性エッチング法ともいう)によって、除去されるが、異
方性エッチングの結果、ゲイト電極の側面ではPSGが
エッチングされないで、図2(C)に25で示すような
形状で残る。この残留物をスペーサーと称する。そし
て、このスペーサー25をマスクとして、セルフアライ
ン的に不純物濃度の大きい(記号ではn+ と表される)
不純物領域26が形成される。そして、このn+ 型不純
物領域がFETのソース、ドレインとして用いられる。
って、従来の方法では、0.5μmが限界であるといわ
れていたチャネル長を0.1μmまで狭めることが可能
であることが示されている。
とによって短チャネル化の問題が全て解決されたわけで
はない。もう一つの問題点はゲイト幅を小さくすること
によるゲイト電極の抵抗の問題である。短チャネル化に
よって、動作速度を向上させたとしても、ゲイト電極の
抵抗が大きければ、その分を打ち消してしまうだけ伝播
速度が低下する。ゲイト電極の抵抗を低下させるには例
えば、従来使用されていた不純物濃度の大きな多結晶シ
リコンのかわりに抵抗率の小さな金属シリサイドを用い
ることや、ゲイト電極と平行にアルミニウムのような低
抵抗配線をを走らせることが検討され、採用されている
が、それとて、ゲイト電極の幅が0.3μm以下となる
状況では限界となることが予想される。
極の高さと幅の比(アスペクト比)を大きくすることが
考えられる。ゲイト電極のアスペクト比を大きくするこ
とによって、ゲイト電極の断面積を大きくし、抵抗を下
げることが可能となる。しかしながら、従来のLDD
は、その作製上の問題からアスペクト比を無制限に大き
くはできなかった。
ーサーの幅がゲイト電極の高さに依存するためである。
通常、スペーサーの幅はゲイト電極の高さの20%以上
となった。したがって、図2のLDD領域27の幅Lを
0.1μmとする場合には、ゲイト電極の高さhは0.
5μm以下でなければならなかった。もし、ゲイト電極
がそれ以上の高さとなれば、Lは0.1μm以上とな
る。このことは、ソース、ドレイン間の抵抗が増えるこ
とであり、望ましくない。
イト電極の幅Wが1.0μm、LDDの幅Lが0.1μ
mであるとしよう。この素子のスケールを小さくして、
Wを0.5μmとしようとすれば、ゲイト電極の抵抗を
維持するためには、hは1.0μmでなければならな
い。しかし、そのためにLは0.2μmとなってしま
う。すなわち、ゲイト電極の抵抗は変わらないが、ON
状態(ゲイト電極に電圧が印加されて、チャネル領域の
抵抗がn- 領域の抵抗に比べて十分小さくなった状態)
でのソース、ドレイン間の抵抗が2倍となる。一方、チ
ャネル長が半分になったので、素子は2倍の速度で応答
することが期待できるが、ソース、ドレイン間の抵抗が
2倍になったのでそのことはキャンセルされてしまう。
結局、素子の高集積化が達成されただけで、速度の点で
は従来のままである。一方、Lを従来と同じに保つに
は、hを0.5μmとしなければならないが、そうすれ
ば、ゲイト電極の抵抗が2倍となり、結局、高速性は得
られない。
電極の高さの50%から100%であり、上に示したも
のよりもかなり苦しい条件となる。したがって、従来の
LDD作製方法ではゲイト電極のアスペクト比は1以
下、多くは0.2以下であった。また、このようにして
作製されたスペーサーは、その幅のばらつきが大きく、
素子間の特性のばらつきと、製品の歩留りの低下の原因
となった。このように、従来のLDDの作製方法は短チ
ャネルでの安定性とそれに伴う高集積化と高速性をもた
らした反面、その作製上の問題からより一層の高速化、
高集積化の妨げとなるという矛盾を呈している。
て、アスペクト比が1以上の高アスペクト比のゲイト電
極でも何ら問題なく実施できる全く新しい方法を提唱す
る。上述の通り、微細化によって、もはや配線の高アス
ペクト比化は避けられない問題である。
1に示す。これはNMOSの場合であるが、PMOSで
あっても同様に実施することができる。最初に、p型の
半導体基板上に酸化膜と導電性膜が形成され、これらは
エッチングされて、図1(A)に示すようにゲイト絶縁
膜12とゲイト電極となるべき部分11となる。そし
て、このゲイト電極となるべき部分をマスクとして、自
己整合(セルフアライン)的に、例えば、イオン打ち込
み法等によって、1×1020〜5×1021cm-3程度の
不純物濃度の大きい(記号ではn+ と表される)第1の
不純物領域13が形成される。
が等方的にエッチングされ、その表面が後退する。そし
て、最終的にはゲイト電極15が残る。(図1(B))
このとき、ゲイト電極となるべき部分を構成する材料の
エッチング速度の方が、半導体材料のエッチング速度よ
りも大きいことが必要である。そうでないとゲイト電極
の形成と同時に半導体基板が大きくえぐられてしまう。
また、エッチングの方法としては、液体に浸漬すること
によるウェットエッチングであっても、反応性の気体や
プラズマ中でのドライエッチングであっても構わない。
例えば、ゲイト電極の材料をアルミニウムとすれば、塩
酸でエッチングでき、一方、半導体材料として一般的な
シリコンは塩酸ではエッチングされないので好適であ
る。しかしながら、エッチングが異方的におこる方法は
採用すべきではない。すなわち、本発明では、ゲイト電
極となるべき部分の少なくとも側面がエッチングされる
必要があるため、例えば、バイアスプラズマエッチング
というような異方性エッチングは適さない。
部分とともに、ゲイト絶縁膜も除去されているが、ゲイ
ト絶縁膜を残存せしめて、同様な処理をおこなうことも
可能である。その場合においても、ゲイト電極の材料の
エッチング速度が、ゲイト絶縁膜の材料のエッチング速
度に比して十分大きいことが必要である。
極15をマスクとして、セルフアライン的に1×1017
〜5×1018cm-3程度の不純物濃度の小さい(記号で
はn - と表される)第2の不純物領域16が形成され
る。この不純物形成には、イオン打ち込み法によっても
よいし、不純物元素含んだ被膜をその上に形成し、これ
に、電子ビームやレーザー光を照射することによって拡
散させてもよい。このようにして、従来のLDD作製方
法による場合と同じ形状を有するLDDを得ることがで
きる。この工程で注目すべきことは、図から明らかなよ
うに、LDDの幅Lが、ゲイト電極の高さに制約される
ことがないため、ゲイト電極のアスペクト比を大きくす
ることができるということである。
制御できる。例えば、Lを10nmから0.1μmま
で、任意に変化させることができる。また、このときの
チャネル長Wとしては0.5μm以下が可能である。L
を細かく制御できるということは、例えば、エッチング
速度とエッチングの深さを制御することが容易であると
いう事実に基づく。
法に比べて、スペーサーとなるべき絶縁被膜を形成する
必要がないので工程が簡略化され、生産性が向上する。
さらに、従来のLDD作製方法では、最初にn- 型不純
物領域を形成した。一方、本発明では最初にn+ 型不純
物領域を形成したのち、n- 型不純物領域を形成する。
n- 型不純物領域は十分に浅い不純物領域として形成さ
れなければならず、従来のように最初にこの浅い不純物
が形成された場合には、熱によってこの不純物領域が拡
大しないように、その後のプロセスの温度を低く抑える
必要があった。しかしながら、本発明のように、n- 型
不純物領域形成の工程が後にあるプロセスではそのよう
な制約はない。
記載する。この実施例では単結晶半導体基板上に形成し
た相補型MOSFET装置(CMOS)に本発明を用い
た場合を示す。本実施例を図3に示す。まず、図3
(A)に示すように、p型単結晶シリコン半導体基板上
に、従来の集積回路作製方法を使用して、n型ウェル3
3、フィールド絶縁物31、チャネルストッパー(p+
型)32、n+ 型不純物領域34および36、p+ 型不
純物領域35、リンがドープされたn型多結晶シリコン
のゲイト電極37(NMOS用)と同38(PMOS
用)を形成する。
まず、不純物濃度が1015cm-3程度のp型シリコンウ
ェファーにリンイオンを注入し、さらにこれを、100
0℃で3〜10時間アニールして、リンイオンを拡散、
再分布させ、不純物濃度10 16cm-3程度のn型ウェル
33を形成する。さらに、BF2 + イオンの打ち込みと
いわゆるLOCOS法(局所酸化法)によって、チャネ
ルストッパー32とフィールド絶縁物31を形成する。
のゲイト絶縁膜(酸化珪素)を形成し、さらにリン濃度
1021cm-3の多結晶シリコンによって、ゲイト電極と
なるべき部分37および38を形成する。このとき、ゲ
イト絶縁膜はパターニングしない。そして、ゲイト電極
となるべき部分および必要によっては他のマスク材料を
マスクとして、砒素イオンを打ち込んで、不純物濃度1
021cm-3のn+ 型不純物領域34、36を形成し、さ
らにBF2 + イオンを打ち込んで、不純物濃度1021c
m-3のp+ 型不純物領域35を作製する。そして、これ
らの不純物領域は900℃で1時間アニールすることに
よって活性化され、ソース、ドレイン領域となる。この
ようにして図3(A)を得る。
ラズマエッチング法によって、ゲイト電極となるべき部
分をエッチングする。エッチングのガスとしては四弗化
炭素CF4 を用い、これに塩素を60%混入せしめた。
エッチング時の圧力は5Paで、高周波の出力は0.2
W/cm2 であった。このようにして、ゲイト電極とな
るべき部分の側面と上面を10nm〜0.1μm、例え
ば、50nmだけエッチングする。こうして、NMOS
のゲイト電極39とPMOSのゲイト電極40を形成す
る。
1および酸化ホウソ(B2 O3 )の被膜42をCVD法
あるいは塗布法によって形成し、パターニングする。C
VD法で被膜を形成する場合にはホスフィン(PH3 )
あるいはジボラン(B2 H6)に酸素ガスを加えて熱分
解すればよい。また、塗布法では、五酸化リンや酸化ホ
ウソをシリカガラスの微粒子に混入させ、これをペース
ト状にしたものを、スピンコータによって塗布すればよ
い。
マーレーザー、例えば、KrFレーザー(波長248n
m、パルス幅10nsec)を照射して、上記被膜中の
不純物元素をシリコン基板中に拡散せしめる。このと
き、エキシマーレーザーのごとき、紫外光レーザーを用
いると、紫外光はシリコンでの吸収が大きいため、極め
て浅い不純物領域の形成をおこなうことができる。しか
しながら、レーザーを使用するドーピング法では不純物
濃度の微妙な制御は困難であるので、従来どおりのイオ
ン注入法を用いてもよいことはいうまでもない。また、
この、レーザーによるドーピングではゲイト電極40の
上面にはホウソがドーピングされるが、ゲイト電極全体
に対するその影響は極めて小さいことは明らかであろ
う。このようにしてn- 型の不純物領域43とp- 型の
不純物領域44が形成される。
様に層間絶縁物として、リンガラス層45を形成する。
リンガラス層の形成には、例えば、減圧CVD法を用い
ればよい。材料ガスとしては、モノシランSiH4 と酸
素O2 とホスフィンPH3 を用い、450℃で反応させ
て得られる。
け、アルミ電極を形成する。こうして、図3(D)に示
されるような相補型MOS装置が完成する。
上にNMOS薄膜トランジスタ(以下、TFTという)
を形成したので、その例を記述する。本実施例は図4に
基づいて説明する。図4には、2つのNMOS−TFT
が作製される過程が示されている。まず、合成石英等の
絶縁性基板51上に、パッシベイション膜として、酸化
珪素層52を、例えば、スパッタリング法によって、厚
さ50〜300nmに形成する。CVD法によって形成
してもよい。
を、プラズマCVD法あるいは減圧CVD法によって、
厚さ10〜100nm、例えば、20nmだけ形成す
る。その後、このアモルファスシリコン層は島状にパタ
ーニングされる。そして、その上にゲイト絶縁膜となる
べき酸化珪素膜をプラズマCVD法によって、厚さ10
〜100nm、例えば、60nmだけ形成する。そし
て、600℃で12〜72時間アニールして、アモルフ
ァスシリコン層の結晶化をおこなうと同時に酸化珪素膜
のトラップ準位の数の低減をはかる。
00nmだけ形成する。アルミニウム被膜の厚さは、ゲ
イト配線で要求される導電度を考慮して決定される。そ
して、公知のリソグラフィー法によってアルミニウム被
膜と酸化珪素膜とをエッチングし、ゲイト電極となるべ
き部分56とゲイト絶縁膜55を形成する。このときの
ゲイト電極となるべき部分の幅は、100〜500n
m、好ましくは200〜500nm、例えば400nm
とする。そして、公知のイオン注入法によって、ゲイト
電極となるべき部分56をマスクとしてヒソイオンを注
入する。こうして、n+ 不純物領域53とチャネル領域
54を形成する。こうして、図4(A)を得る。
ラズマエッチング法によって、ゲイト電極となるべき部
分をエッチングする。エッチングのガスとしては四塩化
炭素CCl4 を用いた。エッチング時の圧力は5Pa
で、高周波の出力は0.2W/cm2 であった。このよ
うにして、ゲイト電極となるべき部分の側面と上面を1
0nm〜0.1μm、例えば、60nmだけエッチング
する。こうして、NMOSのゲイト電極57を形成す
る。
イオン注入方によって、新たに形成されたゲイト電極5
7をマスクとしてセルフアライン的にn- 型の不純物領
域58を形成する。以上のようにして形成された、不純
物領域53および58はいずれもイオン注入によって結
晶性が著しく低下しているので、エキシマーレーザーに
よるレーザーアニールによって、その結晶性を回復させ
る必要がある。ここで、エキシマーレーザーを用いる
と、10nsecという短パルスであるので、不純物が
熱によって移動して、不純物領域の界面がぼやけること
を防ぐことができる。特に、本実施例のようにLDD領
域58の幅がわずか60nmという場合には、従来の集
積回路作製に用いられたランプアニールという方法で
は、不純物イオン拡散してしまい、好ましくない。
9を減圧CVD法によって形成し、電極60を形成す
る。こうして、図4(D)に示されるようなNMOS−
TFT素子が得られる。
DD型MOSFETを作製することが可能となった。本
文中でも述べたように、本発明を利用すれば、ゲイト電
極のアスペクト比にほとんど制限されることなくLDD
領域を形成しうる。また、そのLDD領域の幅も、10
〜100nmの範囲で極めて精密に制御することができ
る。特に本発明は、短チャネル化によって、今後進展す
ると考えられるゲイト電極の高アスペクト比化に対して
有効な方法である。
下の低アスペクト比のゲイト電極においても、本発明を
使用することは可能で、従来のLDD作製方法に比し
て、絶縁膜の形成とその異方性エッチングの工程が不要
となるため、本発明の効果は著しい。
について述べたが、ガリウム砒素等の他の半導体材料を
使用する半導体装置であっても本発明を適用することが
可能であることは明白である。
OSの作製方法の一例を示す。
製方法の一例を示す。
0)
Claims (8)
- 【請求項1】 半導体上に選択的にマスクを形成し、前
記マスクを形成した後、前記半導体上に一導電型を付与
する不純物を含む膜を形成し、前記一導電型を付与する
不純物を含む膜を通して、前記半導体にレーザー光を照
射して、前記半導体中に前記一導電型を付与する不純物
を添加し、自己整合的に不純物領域を形成することを特
徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項2】 半導体上にゲート絶縁膜を介してゲート
電極を形成し、前記ゲート電極をマスクとして前記半導
体上に一導電型を付与する不純物を含む膜を形成し、前
記一導電型を付与する不純物を含む膜を通して、前記半
導体にレーザー光を照射して、前記半導体中に前記一導
電型を付与する不純物を添加し、自己整合的に不純物領
域を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項3】 半導体上に絶縁膜を介して導電膜を形成
し、前記導電膜をマスクとして前記半導体中に一導電型
を付与する不純物を添加し、自己整合的に第1の不純物
領域を形成し、前記導電膜の側面をエッチングによって
除去してゲート電極を形成し、前記ゲート電極をマスク
として前記半導体上に一導電型を付与する不純物を含む
膜を形成し、前記一導電型を付与する不純物を含む膜を
通して、前記半導体にレーザー光を照射して、前記半導
体中に前記一導電型を付与する不純物を添加し、自己整
合的に第2の不純物領域を形成することを特徴とする半
導体装置の作製方法。 - 【請求項4】 半導体上に絶縁膜を介してゲート電極と
なるべき部分を形成し、前記ゲート電極となるべき部分
をマスクとして前記半導体中に一導電型を付与する不純
物を添加し、自己整合的に第1の不純物領域を形成し、
前記ゲート電極となるべき部分の側面をエッチングによ
って除去してゲート電極を形成し、前記ゲート電極をマ
スクとして前記半導体上に一導電型を付与する不純物を
含む膜を形成し、前記一導電型を付与する不純物を含む
膜を通して、前記半導体にレーザー光を照射して、前記
半導体中に前記一導電型を付与する不純物を添加し、自
己整合的に第2の不純物領域を形成することを特徴とす
る半導体装置の作製方法。 - 【請求項5】 請求項3又は請求項4において、前記第
1の不純物領域の不純物濃度は、前記第2の不純物領域の
不純物濃度よりも高いことを特徴とする半導体装置の作
製方法。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか一において、
前記半導体膜は珪素を含む材料からなることを特徴とす
る半導体装置の作製方法。 - 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれか一において、
前記一導電型を付与する不純物はホウ素又はリンである
ことを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれか一における作
製方法を用いて、相補型の絶縁ゲート型半導体装置を作
製したことを特徴とする半導体装置の作製方法。
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Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP3238710A JPH0555249A (ja) | 1991-08-26 | 1991-08-26 | 絶縁ゲイト型半導体装置の作製方法 |
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