JP2000294412A - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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JP2000294412A
JP2000294412A JP11102256A JP10225699A JP2000294412A JP 2000294412 A JP2000294412 A JP 2000294412A JP 11102256 A JP11102256 A JP 11102256A JP 10225699 A JP10225699 A JP 10225699A JP 2000294412 A JP2000294412 A JP 2000294412A
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Japan
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brush
substrate
hole
variable resistor
mounting bracket
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JP11102256A
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English (en)
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正人 ▲高▼田
Masato Takada
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変抵抗器の周囲の温度が変動する雰囲気中
において可変抵抗器を長時間使用しても、取付金具と刷
子との電気的な接続が不安定になるということはなく、
安定した出力特性を有する可変抵抗器を提供することを
目的とする。 【解決手段】 中端子30における中空孔31と樹脂製
のケース24における筒部25の内側および基板21に
おける抵抗体22を摺動する刷子28の孔28aに挿通
して先端部のかしめ部33を前記刷子28に当接させる
ようにかしめることにより、樹脂製の操作部27を基板
21の上方に回動可能に枢着する取付金具32を備え、
この取付金具32の先端部のかしめ部33と前記刷子2
8との当接部に常時当接させる方向の付勢力を加えるよ
うに構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の電子機器に
用いられる可変抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の可変抵抗器としては、実
願平4−11202号(実開平5−72105号)のマ
イクロフィルムに開示されたものが知られている。
【0003】以下、従来の可変抵抗器について図面を参
照しながら説明する。
【0004】図5、図6は従来の可変抵抗器の縦断面図
および側断面図である。
【0005】図5、図6において、1は直方体形状をな
し、かつセラミック等の絶縁材料からなる基板で、この
基板1は上面に馬蹄形状の抵抗体2を設けるとともに、
略中央に貫通孔3を設けている。4は樹脂で構成された
有底円筒状のケースで、このケース4は前記基板1を内
底面に一体的に設けるとともに、この基板1の貫通孔3
に嵌合される筒部5を設けている。また前記ケース4に
は外端子6を一体に設けており、かつこの外端子6は一
端を前記基板1における抵抗体2と電気的に接続すると
ともに、他端を下方へ向かって突出させている。7は樹
脂製の操作部で、この操作部7は前記ケース4の内側に
回動自在に設けられるとともに、下端に金属製の刷子8
を設けており、かつこの刷子8は前記基板1における抵
抗体2の上面を摺動するものである。また前記操作部7
の上面にはドライバー溝9を設けている。10は金属製
の中端子で、この中端子10は一端を前記ケース4の外
底面に当接させるとともに、略中央に中空孔11を設け
ており、さらに他端を下方へ向かって突出させている。
12は金属製の円筒形状をなす取付金具で、この取付金
具12は前記ケース4の筒部5の内側に挿通するととも
に、この取付金具12における図6に示すかしめ部13
をかしめることにより、操作部7を前記ケース4の内側
に回動可能に枢着している。そして前記中端子10は取
付金具12を介して刷子8と電気的に接続されている。
【0006】以上のように構成された従来の可変抵抗器
について、次にその動作を説明する。
【0007】一対の外端子6の一方に定電圧を印加する
とともに他方を接地し、かつ中端子10を外部回路(図
示せず)に接続する。操作部7におけるドライバー溝9
に相手側ドライバー(図示せず)を挿通して操作部7を
回動させることにより、中端子10の電位を任意の抵抗
値に設定するものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、操作部7の下端とケース4におけ
る筒部5の上端とが当接した状態で操作部7をケース4
の内側で回動させるようにしているため、可変抵抗器の
周囲の温度が変動する雰囲気中において可変抵抗器を長
時間使用すると、樹脂製のケース4における筒部5が膨
張収縮を起こし、これにより、図6に示す取付金具12
におけるかしめ部13が緩んで刷子8と取付金具12と
の電気的な接続が不安定になり、可変抵抗器の出力特性
が不安定になってしまうという課題を有していた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、可変抵抗器の周囲の温度が変動する雰囲気中におい
て可変抵抗器を長時間使用しても、取付金具と刷子との
電気的な接続が不安定になるということはなく、安定し
た出力特性を有する可変抵抗器を提供することを目的と
するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の可変抵抗器は、上面に馬蹄形状の抵抗体を設
けるとともに、略中央に貫通孔を設けた基板と、この基
板を内底面に設けるとともに、前記基板における貫通孔
に嵌合する筒部を有し、かつ一端が前記基板における抵
抗体と電気的に接続された外端子を有する樹脂製の有底
筒状のケースと、このケースの内側に回動自在に設けら
れるとともに、前記基板における抵抗体を摺動する刷子
を設けた樹脂製の操作部と、前記刷子と電気的に接続さ
れ、かつ中空孔を有する中端子と、前記中端子における
中空孔とケースにおける筒部の内側および刷子の孔に挿
通して先端部のかしめ部を前記刷子に当接させるように
かしめることにより、前記操作部を前記基板の上方に回
動可能に枢着する取付金具とを備え、前記取付金具の先
端部のかしめ部と前記刷子との当接部に常時当接させる
方向の付勢力を加えるように構成したもので、この構成
によれば、可変抵抗器の周囲の温度が変動する雰囲気中
において可変抵抗器を長時間使用しても、取付金具と刷
子との電気的な接続が不安定になるということはなく、
安定した出力特性を有する可変抵抗器を提供することが
できるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上面に馬蹄形状の抵抗体を設けるとともに、略中央
に貫通孔を設けた基板と、この基板を内底面に設けると
ともに、前記基板における貫通孔に嵌合する筒部を有
し、かつ一端が前記基板における抵抗体と電気的に接続
された外端子を有する樹脂製の有底筒状のケースと、こ
のケースの内側に回動自在に設けられるとともに、前記
基板における抵抗体を摺動する刷子を設けた樹脂製の操
作部と、前記刷子と電気的に接続され、かつ中空孔を有
する中端子と、前記中端子における中空孔とケースにお
ける筒部の内側および刷子の孔に挿通して先端部のかし
め部を前記刷子に当接させるようにかしめることによ
り、前記操作部を前記基板の上方に回動可能に枢着する
取付金具とを備え、前記取付金具の先端部のかしめ部と
前記刷子との当接部に常時当接させる方向の付勢力を加
えるように構成したもので、この構成によれば、取付金
具の先端部のかしめ部と刷子との当接部に常時当接させ
る方向の付勢力を加えるように構成しているため、取付
金具と刷子との当接部には常に内部応力が発生すること
になり、これにより、可変抵抗器の周囲の温度が変動す
る雰囲気中で可変抵抗器を長時間使用した際に、ケース
を構成する樹脂が膨張収縮を起こしたとしても、取付金
具の先端部のかしめ部と刷子との当接部が緩むというこ
とはないため、取付金具と刷子との電気的な接続は常に
安定したものが得られ、その結果、安定した出力特性を
有する可変抵抗器を提供することができるという作用を
有するものである。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の刷子に弾性片を設け、この弾性片により、取付金具と
刷子との当接部を常時当接させる方向に付勢するように
したもので、この構成によれば、刷子に弾性片を設け、
この弾性片により、取付金具と刷子との当接部を常時当
接させる方向に付勢するようにしているため、取付金具
と刷子との当接部には常に内部応力が発生することにな
り、これにより、可変抵抗器の周囲の温度が変動してケ
ースを構成する樹脂が膨張収縮を起こしたとしても、取
付金具と刷子との当接部が緩むということはなく、その
結果、取付金具と刷子との電気的な接続は常に安定した
ものが得られるという作用を有するものである。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の取付金具に弾性片を設け、この弾性片により、取付金
具と刷子との当接部を常時当接させる方向に付勢するよ
うにしたもので、この構成によれば、取付金具に弾性片
を設け、この弾性片により、取付金具と刷子との当接部
を常時当接させる方向に付勢するようにしたため、取付
金具と刷子との当接部には常に内部応力が発生すること
になり、これにより、可変抵抗器の周囲の温度が変動し
てケースを構成する樹脂が膨張収縮を起こしたとして
も、取付金具と刷子との当接部が緩むということはな
く、その結果、取付金具と刷子との電気的な接続は常に
安定したものが得られるという作用を有するものであ
る。
【0014】請求項4に記載の発明は、上面に馬蹄形状
の抵抗体を設けるとともに、略中央に貫通孔を設けた基
板と、この基板を内底面に設けるとともに、前記基板に
おける貫通孔に嵌合する筒部を有し、かつ一端が前記基
板における抵抗体と電気的に接続された外端子を有する
樹脂製の有底筒状のケースと、このケースの内側に回動
自在に設けられるとともに、前記基板における抵抗体を
摺動する刷子を設けた樹脂製の操作部と、前記刷子と電
気的に接続され、かつ中空孔を有する中端子と、前記中
端子における中空孔とケースにおける筒部の内側および
刷子の孔に挿通して先端部のかしめ部をかしめることに
より、前記操作部を前記基板の上方に回動可能に枢着す
る取付金具とを備え、前記取付金具の先端部のかしめ部
と前記刷子との当接部の周囲に位置して導電性接着剤を
塗布したもので、この構成によれば、取付金具の先端部
のかしめ部と刷子との当接部の周囲に位置して導電性接
着剤を塗布しているため、可変抵抗器の周囲の温度が変
動する雰囲気中で可変抵抗器を長時間使用した際に、樹
脂製のケースにおける筒部が膨張収縮を起こしたとして
も、導電性接着剤の塗布により取付金具の先端部のかし
め部と刷子との当接部が緩むということはなくなり、そ
の結果、取付金具と刷子との電気的な接続は常に安定し
たものが得られるため、安定した出力特性を有する可変
抵抗器を提供することができるという作用を有するもの
である。
【0015】以下、本発明の一実施の形態における可変
抵抗器について、図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態における可変
抵抗器の側断面図、図2は同可変抵抗器における刷子の
斜視図である。
【0017】図1、図2において、21は直方体形状を
なし、かつセラミック等の絶縁材料からなる基板で、こ
の基板21は上面に馬蹄形状の抵抗体22を設けるとと
もに、略中央に貫通孔23を設けている。24は樹脂で
構成された有底円筒状のケースで、このケース24は前
記基板21を内底面に一体的に設けるとともに、この基
板21の貫通孔23に嵌合される筒部25を設け、さら
に一対の外端子26を一体に設けている。また前記ケー
ス24における外端子26は、一端を前記基板21にお
ける抵抗体22の端部と電気的に接続するとともに、他
端を下方へ向かって突出させている。27は樹脂製の操
作部で、この操作部27は前記ケース24の内側に回動
自在に設けられるとともに、下部に金属製の刷子28を
固着しており、かつこの刷子28は前記基板21におけ
る抵抗体22の上面を摺動するものである。また前記操
作部27における刷子28の略中央には孔28aを設け
ており、この孔28aの周囲に位置して刷子28の部材
の一部を下側に折り曲げることにより弾性片28bを一
体に設けている。さらに前記操作部27における下端は
前記ケース24における筒部25の上端部に当接してい
る。そしてまた、前記操作部27の上面にはドライバー
溝29を設けている。30は金属製の中端子で、この中
端子30は一端を前記ケース24の外底面に当接させる
とともに、略中央に中空孔31を設けており、さらに他
端を下方へ向かって突出させている。32は円筒形状を
なす金属製の取付金具で、この取付金具32は前記中端
子30における中空孔31とケース24における筒部2
5の内側および刷子28の孔28aに挿通するととも
に、前記取付金具32の先端部のかしめ部33をかしめ
ることにより、操作部27を前記ケース24の内側に回
動可能に枢着している。この場合、取付金具32の先端
部のかしめ部33と刷子28との当接部には、刷子28
に設けた弾性片28bにより常時当接させる方向の付勢
力が加えられるものである。そして前記中端子30は取
付金具32を介して刷子28と電気的に接続されてい
る。
【0018】以上のように構成された本発明の一実施の
形態における可変抵抗器について、次にその組立方法を
説明する。
【0019】まず、予め上面に馬蹄形状の抵抗体22を
印刷した基板21を焼き付け炉(図示せず)内に挿入し
て通過させることにより、抵抗体22を基板21の上面
に形成する。
【0020】次に、成型金型(図示せず)に前記基板2
1および外端子26を載置した後、成型金型(図示せ
ず)に高温で溶融された樹脂を注入し、その後、冷却し
て内底面に基板21を設けるとともに、外端子26を一
体に設けたケース24を形成する。
【0021】次に、前記ケース21の内底面に設けた基
板21の下側に前記中端子30を配設した後、前記ケー
ス24における筒部25の内側に取付金具32を挿入す
る。
【0022】次に、予め成型した操作部27の下面に弾
性片28bを設けた刷子28を固着する。
【0023】最後に、前記ケース24の内側に刷子28
を固着した操作部27を上方より載置した後、前記取付
金具32におけるかしめ部33をかしめて、前記操作部
27をケース24の内側に回動可能に枢着する。
【0024】以上のようにして組み立てられた本発明の
一実施の形態における可変抵抗器について、次にその動
作を説明する。
【0025】一対の外端子26の一方に定電圧を印加す
るとともに他方を接地し、かつ中端子30を外部回路
(図示せず)に接続する。そして操作部27におけるド
ライバー溝29に相手側ドライバー(図示せず)を挿通
して操作部27を回動させることにより、中端子30の
電位を任意の抵抗値に設定するものである。
【0026】ここで、可変抵抗器の周囲の温度が変動す
る雰囲気中で可変抵抗器を長時間使用したとしても、本
発明の一実施の形態における可変抵抗器においては、刷
子28に弾性片28bを設け、この弾性片28bによ
り、取付金具32と刷子28との当接部を常時当接させ
る方向に付勢するようにしているため、取付金具32と
刷子28との当接部には常に内部応力が発生することに
なり、これにより、可変抵抗器の周囲の温度が変動する
雰囲気中で可変抵抗器を長時間使用した際に、ケース2
4における筒部25を構成する樹脂が膨張収縮を起こし
たとしても、取付金具32の先端部のかしめ部33と刷
子28との当接部が緩むということはないため、取付金
具32と刷子28との電気的な接続は常に安定したもの
が得られ、その結果、安定した出力特性を有する可変抵
抗器を提供することができるという作用効果を有するも
のである。
【0027】なお、上記本発明の一実施の形態における
可変抵抗器においては、刷子28に弾性片28bを設
け、この弾性片28bにより、取付金具32におけるか
しめ部33と刷子28との当接部を常時当接させる方向
に付勢するようにしたものについて説明したが、図3に
示すように、円筒形状をなす取付金具32の円筒部上面
に弾性片34を設け、この弾性片34により、取付金具
32と刷子28との当接部を常時当接させる方向に付勢
するようにしても良いもので、この構成においても、上
記本発明の一実施の形態と同様の作用効果を有するもの
である。
【0028】また本発明の一実施の形態における可変抵
抗器においては、刷子28に弾性片28bを設け、この
弾性片28bにより、取付金具32におけるかしめ部3
3と刷子28との当接部を常時当接させる方向に付勢す
るようにしたものについて説明したが、図4に示すよう
に、取付金具32の先端部のかしめ部33と刷子28と
の当接部の周囲に位置して導電性接着剤35を設けても
良いもので、この構成によれば、取付金具32の先端部
のかしめ部33と刷子28との当接部の周囲に位置して
導電性接着剤35を塗布しているため、可変抵抗器の周
囲の温度が変動する雰囲気中で可変抵抗器を長時間使用
した際に、樹脂製のケース24における筒部25が膨張
収縮を起こしたとしても、導電性接着剤35の塗布によ
り取付金具32の先端部のかしめ部33と刷子28との
当接部が緩むということはなくなり、その結果、取付金
具32と刷子28との電気的な接続は常に安定したもの
が得られるため、安定した出力特性を有する可変抵抗器
を提供することができるという作用効果を有するもので
ある。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明の可変抵抗器は、上
面に馬蹄形状の抵抗体を設けるとともに、略中央に貫通
孔を設けた基板と、この基板を内底面に設けるととも
に、前記基板における貫通孔に嵌合する筒部を有し、か
つ一端が前記基板における抵抗体と電気的に接続された
外端子を有する樹脂製の有底筒状のケースと、このケー
スの内側に回動自在に設けられるとともに、前記基板に
おける抵抗体を摺動する刷子を設けた樹脂製の操作部
と、前記刷子と電気的に接続され、かつ中空孔を有する
中端子と、前記中端子における中空孔とケースにおける
筒部の内側および刷子の孔に挿通して先端部のかしめ部
を前記刷子に当接させるようにかしめることにより、前
記操作部を前記基板の上方に回動可能に枢着する取付金
具とを備え、前記取付金具の先端部のかしめ部と前記刷
子との当接部に常時当接させる方向の付勢力を加えるよ
うに構成したもので、この構成によれば、取付金具の先
端部のかしめ部と刷子との当接部に常時当接させる方向
の付勢力を加えるように構成しているため、取付金具と
刷子との当接部には常に内部応力が発生することにな
り、これにより、可変抵抗器の周囲の温度が変動する雰
囲気中で可変抵抗器を長時間使用した際に、ケースを構
成する樹脂が膨張収縮を起こしたとしても、取付金具の
先端部のかしめ部と刷子との当接部が緩むということは
ないため、取付金具と刷子との電気的な接続は常に安定
したものが得られ、その結果、安定した出力特性を有す
る可変抵抗器を提供することができるという効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における可変抵抗器の側
断面図
【図2】同可変抵抗器における刷子の斜視図
【図3】本発明の他の実施の形態の可変抵抗器における
取付金具の斜視図
【図4】本発明のさらに他の実施の形態における可変抵
抗器の側断面図
【図5】従来の可変抵抗器の縦断面図
【図6】同可変抵抗器の側断面図
【符号の説明】
21 基板 22 抵抗体 23 貫通孔 24 ケース 25 筒部 26 外端子 27 操作部 28 刷子 28a 孔 28b,34 弾性片 30 中端子 31 中空孔 32 取付金具 33 かしめ部 35 導電性接着剤

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に馬蹄形状の抵抗体を設けるととも
    に、略中央に貫通孔を設けた基板と、この基板を内底面
    に設けるとともに、前記基板における貫通孔に嵌合する
    筒部を有し、かつ一端が前記基板における抵抗体と電気
    的に接続された外端子を有する樹脂製の有底筒状のケー
    スと、このケースの内側に回動自在に設けられるととも
    に、前記基板における抵抗体を摺動する刷子を設けた樹
    脂製の操作部と、前記刷子と電気的に接続され、かつ中
    空孔を有する中端子と、前記中端子における中空孔とケ
    ースにおける筒部の内側および刷子の孔に挿通して先端
    部のかしめ部を前記刷子に当接させるようにかしめるこ
    とにより、前記操作部を前記基板の上方に回動可能に枢
    着する取付金具とを備え、前記取付金具の先端部のかし
    め部と前記刷子との当接部に常時当接させる方向の付勢
    力を加えるように構成した可変抵抗器。
  2. 【請求項2】 刷子に弾性片を設け、この弾性片によ
    り、取付金具と刷子との当接部を常時当接させる方向に
    付勢するようにした請求項1記載の可変抵抗器。
  3. 【請求項3】 取付金具に弾性片を設け、この弾性片に
    より、取付金具と刷子との当接部を常時当接させる方向
    に付勢するようにした請求項1記載の可変抵抗器。
  4. 【請求項4】 上面に馬蹄形状の抵抗体を設けるととも
    に、略中央に貫通孔を設けた基板と、この基板を内底面
    に設けるとともに、前記基板における貫通孔に嵌合する
    筒部を有し、かつ一端が前記基板における抵抗体と電気
    的に接続された外端子を有する樹脂製の有底筒状のケー
    スと、このケースの内側に回動自在に設けられるととも
    に、前記基板における抵抗体を摺動する刷子を設けた樹
    脂製の操作部と、前記刷子と電気的に接続され、かつ中
    空孔を有する中端子と、前記中端子における中空孔とケ
    ースにおける筒部の内側および刷子の孔に挿通して先端
    部のかしめ部をかしめることにより、前記操作部を前記
    基板の上方に回動可能に枢着する取付金具とを備え、前
    記取付金具の先端部のかしめ部と前記刷子との当接部の
    周囲に位置して導電性接着剤を塗布した可変抵抗器。
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