JP2000243609A - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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JP2000243609A
JP2000243609A JP3835799A JP3835799A JP2000243609A JP 2000243609 A JP2000243609 A JP 2000243609A JP 3835799 A JP3835799 A JP 3835799A JP 3835799 A JP3835799 A JP 3835799A JP 2000243609 A JP2000243609 A JP 2000243609A
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JP
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substrate
resistor
terminal
hollow hole
plate portion
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JP3835799A
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English (en)
Inventor
Keizo Yoshizawa
啓三 吉澤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間にわたって使用しても抵抗体の抵抗値
が変動してしまうということはなく、特性の安定した可
変抵抗器を提供することを目的とする。 【解決手段】 操作部28を中端子33における摺動子
27を有するプレート部24を枢着する円筒部34に当
接させることにより、操作部28の外周部の下面を抵抗
体22を有する基板21の上面より離間させるようにし
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種電子機器に用
いられる可変抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の可変抵抗器としては、特
開平8−45711号公報に開示されているものが知ら
れている。
【0003】以下、従来の可変抵抗器について、図面を
参照しながら説明する。
【0004】図7は従来の可変抵抗器の側断面図、図8
は同可変抵抗器の操作部を取り除いた状態を示す上面図
である。
【0005】図7,図8において、1はセラミック等の
絶縁材料からなる直方体形状の基板で、この基板1は上
面に馬蹄形状の抵抗体2を設けるとともに、この抵抗体
2の両端に位置して電極2aを設け、さらに上面の略中
央に中空孔3を設けている。4は金属製のプレート部
で、このプレート部4は前記基板1の中空孔3に向かっ
て突出する突出部5を設けるとともに、この突出部5の
周囲に位置して摺動子6を設けており、この摺動子6は
前記基板1における抵抗体2上を摺動するものである。
また前記プレート部4の略中央には貫通孔4aを設けて
いる。7は前記基板1の上面に設けられた樹脂製の操作
部で、この操作部7は外周部の下端を前記基板1の上面
に当接させることにより、操作部7の下方向への移動を
規制しているものである。8は一対の金属製の外端子
で、この外端子8は一端を前記基板1における抵抗体2
に電気的に接続するとともに、他端を前記基板1から下
方へ向かって突出させている。9は金属製の中端子で、
この中端子9は一端に円筒部10を設けており、この円
筒部10を前記基板1における中空孔3およびプレート
部4における貫通孔4aに挿通して先端をかしめること
により前記プレート部4を回転可能に枢着している。ま
た前記中端子9における他端には端子部11を設けてお
り、この端子部11を前記基板1から下方に向かって突
出させている。
【0006】以上のように構成された従来の可変抵抗器
は、一対の外端子8の一方に定電圧を印加するととも
に、他方を接地し、かつ中端子9の端子部11を外部回
路(図示せず)に接続し、そして操作部7のドライバー
溝7aに相手側ドライバー(図示せず)を挿通して回転
させることにより、中端子9の電位を任意の抵抗値に設
定するものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成においては、基板1の上面に操作部7における
外周部の下端を当接させることにより、操作部7の下方
向への移動を規制するようにしているため、図9に示す
ように、長時間にわたって操作部7を回転させることに
より発生する摺動子6における金属からなる削れ粉12
が水とともに操作部7の下端と基板1の上端との間に毛
細管現象により介在することになり、そしてこの削れ粉
12は抵抗体2に並列に微小な電流を流すため、抵抗体
2の抵抗値が変動してしまうという課題を有していた。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、長時間にわたって使用しても抵抗体の抵抗値が変動
してしまうということはなく、特性の安定した可変抵抗
器を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の可変抵抗器は、上面に馬蹄形状の抵抗体を設
けるとともに略中央に中空孔を設けた基板と、略中央に
貫通孔を有するとともに、前記基板の中空孔に向かって
突出する突出部を設け、前記基板の抵抗体上を摺動する
摺動子を有するプレート部と、上面にドライバー溝を設
けた操作部と、前記基板の抵抗体と電気的に接続される
とともに前記基板から下方へ向かって突出する一対の外
端子と、前記基板の中空孔と前記プレート部の貫通孔に
挿通されて前記プレート部を枢着する円筒部と前記基板
から下方へ向かって突出する端子部とを設けた中端子と
を備え、前記操作部を中端子における円筒部に当接させ
ることにより、前記操作部の外周部の下面を基板の上面
より離間させるようにしたもので、この構成によれば、
長時間にわたって使用しても抵抗体の抵抗値が変動して
しまうということはなく、特性の安定した可変抵抗器を
提供することができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上面に馬蹄形状の抵抗体を設けるとともに略中央に
中空孔を設けた基板と、略中央に貫通孔を有するととも
に、前記基板の中空孔に向かって突出する突出部を設
け、前記基板の抵抗体上を摺動する摺動子を有するプレ
ート部と、上面にドライバー溝を設けた操作部と、前記
基板の抵抗体と電気的に接続されるとともに前記基板か
ら下方へ向かって突出する一対の外端子と、前記基板の
中空孔と前記プレート部の貫通孔に挿通されて前記プレ
ート部を枢着する円筒部と前記基板から下方へ向かって
突出する端子部とを設けた中端子とを備え、前記操作部
を中端子における円筒部に当接させることにより、前記
操作部の外周部の下面を基板の上面より離間させるよう
にしたもので、この構成によれば、操作部を中端子にお
ける円筒部に当接させることにより、前記操作部の外周
部の下面を基板の上面より離間させているため、長時間
にわたって操作部を回転させることにより発生する摺動
子における金属からなる削れ粉が水とともに操作部の下
端と基板の上端との間に毛細管現象により介在するとい
うことはなくなり、その結果、従来のように削れ粉によ
って抵抗体の抵抗値が変動してしまうということはない
ため、特性が安定するという作用を有するものである。
【0011】請求項2に記載の発明は、上面に馬蹄形状
の抵抗体を設けるとともに略中央に中空孔を設けた基板
と、略中央に貫通孔を有するとともに、前記基板の中空
孔に向かって突出する突出部を設け、前記基板の抵抗体
上を摺動する摺動子を有するプレート部と、上面にドラ
イバー溝を設けた操作部と、前記基板の抵抗体と電気的
に接続されるとともに前記基板から下方へ向かって突出
する一対の外端子と、前記基板の中空孔と前記プレート
部の貫通孔に挿通されて前記プレート部を枢着する円筒
部と前記基板から下方へ向かって突出する端子部とを設
けた中端子とを備え、前記操作部をプレート部における
摺動子以外の部分に当接させることにより、前記操作部
の外周部の下面を基板の上面より離間させるようにした
もので、この構成によれば、操作部をプレート部におけ
る摺動子以外の部分に当接させることにより、操作部の
外周部の下面を基板の上面より離間させているため、長
時間にわたって操作部を回転させることにより発生する
摺動子における金属からなる削れ粉が水とともに操作部
の下端と基板の上端との間に毛細管現象により介在する
ということはなくなり、その結果、従来のように削れ粉
によって抵抗体の抵抗値が変動してしまうということは
ないため、特性が安定するという作用を有するものであ
る。
【0012】請求項3に記載の発明は、上面に馬蹄形状
の抵抗体を設けるとともに略中央に中空孔を設けた基板
と、略中央に貫通孔を有するとともに、前記基板の中空
孔に向かって突出する突出部を設け、前記基板の抵抗体
上を摺動する摺動子を有するプレート部と、上面にドラ
イバー溝を設けた操作部と、前記基板の抵抗体と電気的
に接続されるとともに前記基板から下方へ向かって突出
する一対の外端子と、前記基板の中空孔と前記プレート
部の貫通孔に挿通されて前記プレート部を枢着する円筒
部と前記基板から下方へ向かって突出する端子部とを設
けた中端子とを備え、前記操作部の外周部の下面に部分
的に突部を設け、この突部を基板の上面に当接させるよ
うにしたもので、この構成によれば、操作部の外周部の
下面に部分的に突部を設け、この突部を基板の上面に当
接させるようにしているため、操作部のドライバー溝に
対し相手側ドライバーが斜めに挿入された状態で操作部
を回転させた場合に、操作部が基板に対して傾いたとし
ても、操作部の突部と基板の上面とが当接することによ
り、必要以上に傾くということはないため、摺動子は抵
抗体上を正確に摺動することになり、その結果、可変抵
抗器の特性が安定するという作用を有するものである。
【0013】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1における可変抵抗器について、図面を参照しながら
説明する。
【0014】図1は本発明の実施の形態1における可変
抵抗器の分解斜視図、図2は同可変抵抗器の側断面図で
ある。
【0015】図1,図2において、21はセラミック等
の絶縁材料からなる直方体形状の基板で、この基板21
は上面に馬蹄形状のCを含有する抵抗体22を設けると
ともに、上面の略中央に中空孔23を設け、さらに抵抗
体22の両端にはAgを含有する電極22aを設けてい
る。24は金属製のプレート部で、このプレート部24
の略中央には突出部25を設けており、この突出部25
は前記基板21における中空孔23に向かって突出する
とともに、中央に貫通孔26を設けている。また前記プ
レート部24は突出部25の周囲に位置して摺動子27
を設けており、この摺動子27は前記基板21における
抵抗体22上を摺動するものである。28は樹脂製の操
作部で、この操作部28は前記プレート部24を固着す
るとともに、上面にドライバー溝29を設け、かつ下面
には当接部30を有するかしめ部31を設けている。3
2は一対の金属製の外端子で、この外端子32は一端を
前記基板21における抵抗体22に電気的に接続すると
ともに、他端を前記基板21から下方へ向かって突出さ
せている。33は金属製の中端子で、この中端子33は
一端に円筒部34を設けており、この円筒部34を前記
基板21における中空孔23と前記プレート部24にお
ける貫通孔26に挿通して先端をかしめることにより前
記プレート部24を回転可能に枢着している。そしてま
た前記中端子33は他端に端子部35を設けており、こ
の端子部35を前記基板21から下方に向かって突出さ
せている。そして、前記操作部28における当接部30
を中端子33における円筒部34に当接させることによ
り、前記操作部28の外周部の下面を基板21の上面よ
り離間させて、操作部28の下方向への移動を規制して
いるものである。さらに前記操作部28におけるかしめ
部31を中端子33における円筒部34の内側に挿入す
るとともに、前記かしめ部31の先端をかしめることに
より操作部28を中端子33に回転可能に枢着してい
る。
【0016】以上のように構成された本発明の実施の形
態1における可変抵抗器について、次にその組立方法を
説明する。
【0017】まず、予め上面に馬蹄形状の抵抗体22と
この抵抗体22の両端に位置する一対の電極22aが印
刷された基板21を焼付け炉(図示せず)に挿入して抵
抗体22および電極22aを基板21に焼付ける。
【0018】次に、中端子33の円筒部34に基板21
の中空孔23が嵌合するように前記中端子33の上面に
基板21を載置した後、前記基板21における電極22
aに外端子32の一端を固着する。
【0019】次に、外端子32が固着された基板21の
上方から中端子33の円筒部34にプレート部24の貫
通孔26が嵌合するようにプレート部24を載置する。
【0020】次に、中端子33における円筒部34の先
端をかしめてプレート部24を基板21上に回転可能に
枢着する。
【0021】最後に、操作部28のかしめ部31を前記
中端子33の円筒部34の内側に挿入すると同時に、プ
レート部24を前記操作部28に固着した後、かしめ部
31をかしめて、操作部28を前記基板21の上面に回
転可能に枢着する。
【0022】このとき、操作部28の当接部30を中端
子33における円筒部34に当接させることにより、操
作部28の外周部の下面を基板21の上面より離間させ
るようにしているものである。
【0023】以上のようにして組み立てられた本発明の
実施の形態1における可変抵抗器について、次にその動
作を説明する。
【0024】一対の外端子32の一方に定電圧を印加す
るとともに、他方を接地し、かつ中端子33の端子部3
5を外部回路(図示せず)に接続する。そして操作部2
8のドライバー溝29に相手側ドライバー(図示せず)
を挿通して回転させることにより、中端子33の電位を
任意の抵抗値を設定するものである。
【0025】ここで、可変抵抗器を長時間にわたって使
用した場合においても、本発明の実施の形態1における
可変抵抗器においては、操作部28の当接部30を中端
子33の円筒部34に当接させることにより、操作部2
8の外周部の下面を基板21の上面より離間させている
ため、長時間にわたって操作部28を回転させることに
より発生する摺動子27における金属からなる削れ粉が
水とともに操作部28の下端と基板21の上端との間に
毛細管現象により介在するということはなくなり、その
結果、従来のように削れ粉によって抵抗体22の抵抗値
が変動してしまうということはないため、特性が安定す
るという作用効果を有するものである。
【0026】なお、本発明の実施の形態1における可変
抵抗器においては、操作部28における当接部30を中
端子33における円筒部34に当接させることにより、
操作部28の外周部の下面を基板21の上面より離間さ
せる構成としたが、図3に示すように、操作部28にお
ける当接部30をプレート部24における摺動子27以
外の部分に当接させることにより、操作部28の外周部
の下面を基板21の上面より離間させるようにしても、
本発明の実施の形態1と同様の作用効果を有するもので
ある。
【0027】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2における可変抵抗器について、図面を参照しながら
説明する。
【0028】図4は本発明の実施の形態2における可変
抵抗器の分解斜視図、図5は同可変抵抗器の側面図であ
る。
【0029】図4,図5において、41はセラミック等
の絶縁材料からなる直方体形状の基板で、この基板41
は上面に馬蹄形状のCを含有する抵抗体42を設けると
ともに、上面の略中央に中空孔43を設け、さらに抵抗
体42の両端にはAgを含有する電極42aを設けてい
る。44は金属製のプレート部で、このプレート部44
の略中央には突出部45を設けており、この突出部45
は前記基板41における中空孔43に向かって突出する
とともに、中央に貫通孔46を設けている。また前記プ
レート部44は突出部45の周囲に位置して摺動子47
を設けており、この摺動子47は前記基板41における
抵抗体42上を摺動するものである。48は樹脂製の操
作部で、この操作部48は前記プレート部44を固着す
るとともに、上面にドライバー溝49を設け、かつ外周
部50の下面には部分的に突部51を設け、この突部5
1を前記基板41の上面に当接させている。52は一対
の金属製の外端子で、この外端子52は一端を前記基板
41における抵抗体42に電気的に接続するとともに、
他端を前記基板41から下方へ向かって突出させてい
る。53は金属製の中端子で、この中端子53は一端に
円筒部54を設けており、この円筒部54を前記基板4
1における中空孔43と前記プレート部44における貫
通孔46に挿通して先端をかしめることにより前記プレ
ート部44を回転可能に枢着している。そしてまた前記
中端子53は他端に端子部55を設けており、この端子
部55を前記基板41から下方に向かって突出させてい
る。さらに前記操作部48におけるかしめ部56を中端
子53における円筒部54の内側に挿入するとともに、
前記かしめ部56の先端をかしめることにより、操作部
48を中端子53に回転可能に枢着している。
【0030】なお、本発明の実施の形態2における可変
抵抗器の組立方法は本発明の実施の形態1における可変
抵抗器の組立方法と同様であるため、詳細な説明は省略
する。
【0031】以上のように構成された本発明の実施の形
態2における可変抵抗器について、次にその動作を説明
する。
【0032】一対の外端子52の一方に定電圧を印加す
るとともに、他方を接地し、かつ中端子53の端子部5
5を外部回路(図示せず)に接続する。そして操作部4
8におけるドライバー溝49に相手側ドライバー(図示
せず)を挿通して回転させることにより、中端子53の
電位を任意の抵抗値に設定するものである。
【0033】ここで、相手側ドライバー(図示せず)が
操作部48のドライバー溝49に対し斜めに挿入された
場合を考えて見ると、本発明の実施の形態2における可
変抵抗器においては、操作部48の外周部50の下面に
部分的に突部51を設け、この突部51を基板41の上
面に当接させるようにしているため、操作部48のドラ
イバー溝49に対し相手側ドライバー(図示せず)が斜
めに挿入された状態で操作部48を回転させた場合に、
操作部48が基板41に対して傾いたとしても、操作部
48の突部51と基板41の上面とが当接することによ
り、必要以上に傾くということはないため、摺動子47
は抵抗体42上を正確に摺動することになり、その結
果、可変抵抗器の特性が安定するという作用効果を有す
るものである。
【0034】また、可変抵抗器を長時間にわたって使用
した場合においても、本発明の実施の形態2における可
変抵抗器においては、操作部48の外周部50の下面に
部分的に突部51を設け、この突部51を基板41の上
面に当接させるようにしているため、長時間にわたって
操作部48を回転させることにより発生する摺動子27
の金属からなる削れ粉57は水とともに操作部48にお
ける突部51の下端と基板41の上端との間に位置して
毛細管現象により図6に示すように不連続に介在するこ
とになり、その結果、削れ粉57が抵抗体42に並列に
微小な電流を流すことがないため、従来のように削れ粉
によって抵抗体42の抵抗値が変動してしまうというこ
とはなくなり、特性が安定するという作用効果を有する
ものである。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の可変抵抗器は、上
面に馬蹄形状の抵抗体を設けるとともに略中央に中空孔
を設けた基板と、略中央に貫通孔を有するとともに、前
記基板の中空孔に向かって突出する突出部を設け、前記
基板の抵抗体上を摺動する摺動子を有するプレート部
と、上面にドライバー溝を設けた操作部と、前記基板の
抵抗体と電気的に接続されるとともに前記基板から下方
へ向かって突出する一対の外端子と、前記基板の中空孔
と前記プレート部の貫通孔に挿通されて前記プレート部
を枢着する円筒部と前記基板から下方へ向かって突出す
る端子部とを設けた中端子とを備え、前記操作部を中端
子における円筒部に当接させることにより、前記操作部
の外周部の下面を基板の上面より離間させるようにした
もので、この構成によれば、操作部を中端子における円
筒部に当接させることにより、前記操作部の外周部の下
面を基板の上面より離間させているため、長時間にわた
って操作部を回転させることにより発生する摺動子にお
ける金属からなる削れ粉が水とともに操作部の下端と基
板の上端との間に毛細管現象により介在するということ
はなくなり、その結果、従来のように削れ粉によって抵
抗体の抵抗値が変動してしまうということはないため、
特性が安定する可変抵抗器を提供することができるとい
う効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における可変抵抗器の分
解斜視図
【図2】同可変抵抗器の側断面図
【図3】本発明の他の実施の形態における可変抵抗器の
側断面図
【図4】本発明の実施の形態2における可変抵抗器の分
解斜視図
【図5】同可変抵抗器の側面図
【図6】同可変抵抗器の操作部を取り除いた状態を示す
上面図
【図7】従来の可変抵抗器の側断面図
【図8】同可変抵抗器の操作部を取り除いた状態を示す
上面図
【図9】同可変抵抗器の操作部を取り除いた状態を示す
上面図
【符号の説明】
21,41 基板 22,42 抵抗体 23,43 中空孔 24,44 プレート部 25,45 突出部 26,46 貫通孔 27,47 摺動子 28,48 操作部 29,49 ドライバー溝 32,52 外端子 33,53 中端子 34,54 円筒部 35,55 端子部 51 突部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に馬蹄形状の抵抗体を設けるととも
    に略中央に中空孔を設けた基板と、略中央に貫通孔を有
    するとともに、前記基板の中空孔に向かって突出する突
    出部を設け、前記基板の抵抗体上を摺動する摺動子を有
    するプレート部と、上面にドライバー溝を設けた操作部
    と、前記基板の抵抗体と電気的に接続されるとともに前
    記基板から下方へ向かって突出する一対の外端子と、前
    記基板の中空孔と前記プレート部の貫通孔に挿通されて
    前記プレート部を枢着する円筒部と前記基板から下方へ
    向かって突出する端子部とを設けた中端子とを備え、前
    記操作部を中端子における円筒部に当接させることによ
    り、前記操作部の外周部の下面を基板の上面より離間さ
    せるようにした可変抵抗器。
  2. 【請求項2】 上面に馬蹄形状の抵抗体を設けるととも
    に略中央に中空孔を設けた基板と、略中央に貫通孔を有
    するとともに、前記基板の中空孔に向かって突出する突
    出部を設け、前記基板の抵抗体上を摺動する摺動子を有
    するプレート部と、上面にドライバー溝を設けた操作部
    と、前記基板の抵抗体と電気的に接続されるとともに前
    記基板から下方へ向かって突出する一対の外端子と、前
    記基板の中空孔と前記プレート部の貫通孔に挿通されて
    前記プレート部を枢着する円筒部と前記基板から下方へ
    向かって突出する端子部とを設けた中端子とを備え、前
    記操作部をプレート部における摺動子以外の部分に当接
    させることにより、前記操作部の外周部の下面を基板の
    上面より離間させるようにした可変抵抗器。
  3. 【請求項3】 上面に馬蹄形状の抵抗体を設けるととも
    に略中央に中空孔を設けた基板と、略中央に貫通孔を有
    するとともに、前記基板の中空孔に向かって突出する突
    出部を設け、前記基板の抵抗体上を摺動する摺動子を有
    するプレート部と、上面にドライバー溝を設けた操作部
    と、前記基板の抵抗体と電気的に接続されるとともに前
    記基板から下方へ向かって突出する一対の外端子と、前
    記基板の中空孔と前記プレート部の貫通孔に挿通されて
    前記プレート部を枢着する円筒部と前記基板から下方へ
    向かって突出する端子部とを設けた中端子とを備え、前
    記操作部の外周部の下面に部分的に突部を設け、この突
    部を基板の上面に当接させるようにした可変抵抗器。
JP3835799A 1999-02-17 1999-02-17 可変抵抗器 Pending JP2000243609A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008538661A (ja) * 2005-04-22 2008-10-30 カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド コンデンサ電極を接続するための方法および装置
JP2016100467A (ja) * 2014-11-21 2016-05-30 帝国通信工業株式会社 回転式電子部品

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