JPH10241916A - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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Publication number
JPH10241916A
JPH10241916A JP4041597A JP4041597A JPH10241916A JP H10241916 A JPH10241916 A JP H10241916A JP 4041597 A JP4041597 A JP 4041597A JP 4041597 A JP4041597 A JP 4041597A JP H10241916 A JPH10241916 A JP H10241916A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
variable resistor
driver plate
stopper
resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4041597A
Other languages
English (en)
Inventor
Morikazu Yamamoto
守一 山本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4041597A priority Critical patent/JPH10241916A/ja
Publication of JPH10241916A publication Critical patent/JPH10241916A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器に使用される可変抵抗器におい
て、組立が容易で安価な可変抵抗器を提供することを目
的とする。 【解決手段】 上面に馬蹄形状の抵抗体32を有し中央
に中空孔35を有しかつこの中空孔35を取囲むように
設けてなる段差部34を有するとともにこの段差部34
の壁の一部に中空孔35に向かって突出する突部33を
設けてなる基板31と、基板31の段差部34に向かっ
て突出するとともに略中央に貫通孔37を有する突出部
38の下面に一体に設けられた円環部43の側面から突
出するように設けたストッパー部41を有するドライバ
ープレート36とを備え、ストッパー強度の高い特性の
向上する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般電子機器に用
いられる可変抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の可変抵抗器は、特開平8−273
908号公報に開示されたものが知られている。
【0003】以下に従来の可変抵抗器について、図面を
参照しながら説明する。図4は従来の可変抵抗器の分解
斜視図、図5は同断面図、図6は同上面図、図7は同下
面図である。
【0004】図4〜図7に示すように、従来の可変抵抗
器は、上面に抵抗体1を設けたセラミック等の材料から
なる基板2と、この基板2上に回転可能に配設されたS
US304等の金属からなるドライバープレート3と、
このドライバープレート3を枢着するとともにドライバ
ープレート3と電気的に接続された金属製の中端子4
と、基板2の側面に設けられ基板2の抵抗体1と電気的
に接続された金属製の外端子5とで構成されている。こ
の抵抗体1の内周側に一部に前記基板2の外周から中心
に向かって突出する突部6を有する段差部7を設けこの
段差部7の略中央に中空孔8を有している。3はSUS
304等の金属のドライバープレートであり、略中央に
貫通孔9を有するとともに基板2の段差部7に向かって
突出する突出部10を設けている。この突出部10の側
方には摺動子11が形成され基板2の上面の抵抗体1上
を摺動している。また、突出部10の上方には基板2に
平行に、調整用ドライバー(図示せず)が挿入される切
欠部12が設けられている。そして、ストッパー部13
は突出部10の側面に張り出すように形成されている。
このドライバープレート3のストッパー部13は突出部
10の側面をプレスすることにより、張出し形状に形成
されている。4は金属の中端子であり、一端は基板2の
下面から基板2の中空孔8とドライバープレート3の突
出部10の貫通孔9とに挿通してかつドライバープレー
ト3を枢着する円筒部14を設けている。この中端子4
の他端は基板2の底面から側面に渡って設けた端子部1
4を有している。5は少なくとも基板2の上面で抵抗体
1と電気的に接続するとともに基板2の側面に渡って設
けた銀等からなる外端子である。
【0005】以上のように構成された従来の可変抵抗器
について以下にその動作を説明する。
【0006】可変抵抗器は抵抗体1に接続された外端子
5および摺動子11と接続している中端子4により外部
回路と接続されている。そして、ドライバープレート3
の切欠部12にドライバー等(図示せず)を挿入しドラ
イバープレート3を回転させることにより、可変抵抗器
の中端子4の抵抗値を任意の値に設定することができ
る。ここで、ストッパー部13もドライバープレート3
とともに回転するが、ある角度までストッパー部13を
回転させると基板2の突部6がストッパー部13と当接
し、回動範囲が制限される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の可変抵抗器
は、深絞り加工により形成された突出部10にプレス加
工によりストッパー部13を形成するが、深絞り加工に
よりストッパー部13の肉厚が薄くなり、ストッパー強
度が低くなってしまうといった課題を有していた。
【0008】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ストッパー強度を強くし、特性の向上した可変抵抗
器を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の可変抵抗器はドライバープレートに筒状部
を有するとともに筒状部の下方に円環部を一体に設けか
つ前記円環部より外方へ突出するストッパー部を備える
構成としたものである。
【0010】この発明によれば、ストッパー強度を強く
し特性の向上した可変抵抗器を提供できるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上面に馬蹄形状の抵抗体を設けてなる基板と、前記
基板上に回転可能に配設され前記抵抗体に摺接する摺動
子を有するドライバープレートとを備え、前記ドライバ
ープレートを調整用治具で回転操作することにより前記
抵抗体と摺動子位置が調整可能な可変抵抗器において、
前記ドライバープレートに筒状部を有するとともに筒状
部の下方に円環部を一体に設けかつ前記円環部より外方
へ突出するストッパー部を備え、前記基板の略中央に前
記筒状部を挿入する段差部を有するとともに前記段差部
内に内方へ突出する突部を備え、前記筒状部の円環部の
ストッパー部が前記基板の段差部内の突部に当接するこ
とにより、前記ドライバープレートの回転角度が規制さ
れるので、ストッパー強度が高いという作用を有するも
のである。
【0012】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の基板の突出部は基板の段差部の壁の一部に直
線部を有してなるので、ストッパー強度が高いという作
用を有するものである。
【0013】以下に本発明の一実施の形態における可変
抵抗器について図面を参照しながら説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態における可変
抵抗器の分解斜視図、図2は同断面図である。
【0015】図1、図2において、31は上面に馬蹄形
状の抵抗体32を設けてなるセラミック等の材料からな
る基板である。この抵抗体32の内周側に基板31の一
部に外周から中心に向かって突出する突部33を有する
段差部34を設けこの段差部34の略中央に中空孔35
を有している。36はSUS304等の金属のドライバ
ープレートであり、略中央に貫通孔37を有するととも
に基板31の段差部34に向かって突出する突出部3
8、基板31の上面の抵抗体32を摺動する摺動子3
9、および基板31に平行な切欠部40とを設けてい
る。41はストッパー部であり、突出部38の下方にこ
の突出部38と一体に設けられるとともに略中央に孔部
42を設けた円環部43の側面の一部から突出するよう
に形成されている。摺動子39および切欠部40とを設
けたプレート部44とは連結部45で連結され、その連
結部45で円環部43を折返し、円環部43の孔部42
を突出部38の貫通孔37の下面に配している。46は
金属の中端子であり、一端は基板31の下面から基板3
1の中空孔35とドライバープレート36の突出部38
の貫通孔37とに挿通してかつドライバープレート36
を枢着する円筒部47を設けている。この中端子46の
他端は基板31の底面から側面に渡って設けた端子部4
8を有している。そして、ストッパー部41は突出部3
8と別体に構成されているので、肉厚が薄くなるといっ
たことがなくなりストッパー強度が高くなるという作用
を有するものである。49は少なくとも基板31の上面
で抵抗体32と電気的に接続するとともに基板31の側
面に渡って設けた銀等からなる外端子である。
【0016】以上のように構成された本発明の一実施の
形態における可変抵抗器について以下にその組立方法を
説明する。
【0017】中端子46の円筒部47を基板31の下面
から中空孔35とドライバープレート36の貫通孔37
に挿通し、円筒部47の先端をかしめてドライバープレ
ート36を枢着する。
【0018】以上のように、構成、組立てられた本発明
の一実施の形態における可変抵抗器について、以下にそ
の動作を説明する。
【0019】可変抵抗器は基板31の抵抗体32に接続
された外端子49およびドライバープレート36に接続
している中端子46により外部回路と接続されている。
そして、ドライバー等(図示せず)をドライバープレー
ト36の切欠部40に挿入して調整することによって、
ドライバープレート36を回動させ、任意の値に可変抵
抗器の抵抗値を設定することができる。また、基板31
の段差部34に有する突部33とドライバープレート3
6のストッパー部41との当接によりドライバープレー
ト36の回動範囲を制限している。
【0020】ここで、ドライバープレート36のストッ
パー部41と基板31の突部33とが当接する状態を詳
細に説明する。ドライバープレート36を右に廻すと、
ドライバープレート36のストッパー部41の右端部5
0が基板31の突部33の左側部52に、ドライバープ
レート36を左に廻すとストッパー部41の左端部51
が突部33の右側部53に当接する。
【0021】なお、本発明の一実施の形態における可変
抵抗器においては、基板31に突部33を設ける場合を
説明したが、図3に示すように抵抗体82の内周側の一
部に直線からなる当接部83を有する段差部84を設け
ても良い。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、ドライバープレ
ートに筒状部を有するとともに筒状部の下方に一体に円
環部を設けかつ円環部より外方へ突出するストッパー部
を備える構成としたので、ストッパー部の肉厚が大とな
り、ストッパー強度の高い特性の向上した可変抵抗器を
提供することができるといった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における可変抵抗器の分
解斜視図
【図2】同断面図
【図3】本発明の他の実施の形態における可変抵抗器の
分解斜視図
【図4】従来の可変抵抗器の分解斜視図
【図5】同断面図
【図6】同上面図
【図7】同下面図
【符号の説明】
31 基板 32,82 抵抗体 33 突部 34,84 段差部 35 中空孔 36 ドライバープレート 37 貫通孔 38 突出部 39 摺動子 40 切欠部 41 ストッパー部 42 孔部 43 円環部 45 連結部 46 中端子 47 円筒部 48 端子部 49 外端子 83 当接部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に馬蹄形状の抵抗体を設けてなる基
    板と、前記基板上に回転可能に配設され前記抵抗体に摺
    接する摺動子を有するドライバープレートとを備え、前
    記ドライバープレートを調整用治具で回転操作すること
    により前記抵抗体と摺動子位置が調整可能な可変抵抗器
    において、前記ドライバープレートに筒状部を有すると
    ともに筒状部の下方に円環部を一体に設けかつ前記円環
    部より外方へ突出するストッパー部を備え、前記基板の
    略中央に前記筒状部を挿入する段差部を有するとともに
    前記段差部内に内方へ突出する突部を備え、前記筒状部
    の円環部のストッパー部が前記基板の段差部内の突部に
    当接することにより、前記ドライバープレートの回転角
    度が規制される可変抵抗器。
  2. 【請求項2】 基板の突部は、前記基板の段差部の壁の
    一部に直線部を有してなる請求項1記載の可変抵抗器。
JP4041597A 1997-02-25 1997-02-25 可変抵抗器 Pending JPH10241916A (ja)

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JP4041597A JPH10241916A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 可変抵抗器

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JP4041597A JPH10241916A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 可変抵抗器

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JPH10241916A true JPH10241916A (ja) 1998-09-11

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ID=12580041

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JP4041597A Pending JPH10241916A (ja) 1997-02-25 1997-02-25 可変抵抗器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546311B1 (ko) * 2003-01-20 2006-01-26 삼성전자주식회사 가변이 제한된 가변 저항과 그를 이용한 광픽업

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546311B1 (ko) * 2003-01-20 2006-01-26 삼성전자주식회사 가변이 제한된 가변 저항과 그를 이용한 광픽업

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