JPH10256006A - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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JPH10256006A
JPH10256006A JP5279597A JP5279597A JPH10256006A JP H10256006 A JPH10256006 A JP H10256006A JP 5279597 A JP5279597 A JP 5279597A JP 5279597 A JP5279597 A JP 5279597A JP H10256006 A JPH10256006 A JP H10256006A
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JP
Japan
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substrate
stopper
resistor
terminal
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Withdrawn
Application number
JP5279597A
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English (en)
Inventor
Keizo Hashizume
啓三 橋爪
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器に使用される可変抵抗器におい
て、特性の向上した可変抵抗器を提供することを目的と
する。 【解決手段】 操作部39にプレート部35を取囲むよ
うに保護壁41を設け、ストッパー部47とプレート部
35との当接によりプレート部35が変形するというこ
とのない特性の向上する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般電子機器に用
いられる可変抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の可変抵抗器は、特開平8−457
11号公報に開示されたものが知られている。以下に、
従来の可変抵抗器について、図面を参照しながら説明す
る。図6は従来の可変抵抗器の断面図である。
【0003】図6において、1はセラミックス等の基板
であり、上面に馬蹄形状の抵抗体(図示せず)を設ける
とともに略中央に中空孔2を有し、この中空孔2から偏
心した箇所に透孔3を有している。4は金属製のプレー
ト部であり、略中央に基板1の中空孔2と同心となるよ
うに貫通孔5が配設されている。このプレート部4には
基板1の抵抗体上を摺動する摺動子6が設けられてい
る。7はプレート部4を下面に固着するとともに上面に
ドライバー溝8を設けた樹脂製の操作部である。9は金
属製の外端子であり、基板1の抵抗体と上面で電気的に
接続されるとともに基板1の側面から下方へ向かって突
出している。10は金属製の中端子であり、基板1の中
空孔2とプレート部4の貫通孔5とに挿入されるととも
にこのプレート部4を枢着する円筒部11と、基板1の
透孔3に挿通され、上方へ突出するストッパー部12と
が設けられている。このストッパー部12はプレート部
4に近接する位置に配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、ストッパー部12が内側に傾倒すると、
ストッパー部12とプレート部4との当接によりプレー
ト部4が変形し、摺動子6と抵抗体との接触圧力が低下
するので、可変抵抗器の特性が劣化するといった課題を
有していた。
【0005】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、ストッパー部とプレート部との当接により摺動子と
抵抗体との接触圧力が劣化するということのない可変抵
抗器を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、操作部にプレート部を取囲むように保護
壁を設けたものである。
【0007】この構成によれば、ストッパー部の傾倒が
保護壁により阻止され、ストッパー部とプレート部との
当接によりプレート部が変形し、摺動子と抵抗体との接
触圧力が低下するということのない可変抵抗器を提供す
ることができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、上面に馬蹄形状の抵抗体を設けるとともに略中央に
中空孔と一端に凹部とを設けた基板と、略中央に貫通孔
を有し前記基板の中空孔に向かって突出する突出部およ
びこの突出部の外周囲に前記基板の抵抗体上を摺動する
摺動子を有するプレート部と、このプレート部と一体に
作動するように上記プレート部を下面に有し、このプレ
ート部を取囲むように設けた保護壁、この保護壁の外側
に設けたストッパー当接部および上面にドライバー溝を
設けた操作部と、前記基板の抵抗体と電気的に接続さ
れ、前記基板の側面から下方に向かって突出する二つの
外端子と、前記基板の中空孔および前記プレート部の貫
通孔に挿入されかつ前記プレート部を枢着する円筒部と
前記基板の下面から下方へ突出する端子部と前記基板の
凹部を貫通し上方へ突出するストッパー部とを設けた中
端子とを備え、前記操作部に固着された摺動子の回動
は、操作部のストッパー当接部と中端子のストッパー部
との当接により規制されるように構成したものであり、
保護壁によりストッパー部とプレート部とが当接するこ
とがないという作用を有するものである。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、中端子のストッパー部を基板に
対して外端子と対向する側に設けたものであり、外端子
を基板に半田付けする際、ストッパー部に半田が付着す
ることがないという作用を有するものである。
【0010】(実施の形態)以下、本発明の一実施の形
態における可変抵抗器について図面を参照しながら説明
する。図1は本発明の一実施の形態における可変抵抗器
の分解斜視図、図2は同断面図、図3は同要部である操
作部の斜視図である。
【0011】図1〜図3において、31はセラミックス
等の基板であり、上面に馬蹄形状の抵抗体32を設ける
とともに略中央に中空孔33を設け、かつ、一端に凹部
34を有している。35は基板31の上方に設けられた
金属製のプレート部であり、略中央に貫通孔36を有
し、かつ基板31の中空孔33に向かって突出する突出
部37が設けられている。この突出部37の外周囲には
基板31の抵抗体32と摺動する摺動子38が設けられ
ている。39はプレート部35を下面で固着するととも
に上面にドライバー溝40を設けた樹脂製の操作部であ
り、この操作部39にはプレート部35を取囲むように
設けた保護壁41と、この保護壁41の外側にストッパ
ー当接部42とが設けられている。この操作部39には
底面の略中央から下方へ突出する枢支軸43が設けられ
ている。44は金属製の外端子であり、基板31の抵抗
体32と上面で電気的に接続され、基板31の側面から
下方へ向かって突出している。45は金属製の中端子で
あり、基板31の中空孔33とプレート部35の貫通孔
36とに挿入されプレート部35を枢着する円筒部46
と、基板31の凹部34に挿通され、基板31に対して
外端子44と対向する側で上方へ突出するストッパー部
47とが設けられている。
【0012】以上のように構成された本発明の一実施の
形態における可変抵抗器について、以下にその製造方法
を図面を参照しながら説明する。
【0013】図4は本発明の一実施の形態における可変
抵抗器の要部である基板に中端子と外端子とを組付ける
状態を示す図、図5は同要部である基板に外端子を半田
付けする状態を示す図である。
【0014】まず、基板31の上面に抵抗体32を印刷
により形成する。次に、図4に示すようにフープに形成
された中端子45と外端子44とに基板31を装着す
る。この時、中端子45の円筒部46が基板31の中空
孔33に、ストッパー部47が凹部34に挿入され、基
板31の抵抗体32の両端に接続した電極31aの中央
に設けた透孔31bに外端子44の舌片44aが挿入さ
れる。そして、外端子44の舌片44bが電極31aに
対して折り曲げられる。次に、図5に示すように基板3
1に固着された外端子44を熱溶融した液状の半田液5
1に浸漬し、外端子44と抵抗体32と電気的に接続し
た電極31aとを半田により接合する。このとき、中端
子45のストッパー部47は基板31に対して外端子4
4と対向する側に設けることにより、ストッパー部47
に半田が付着しないので、可変抵抗器の動作時にストッ
パー部47と操作部39のストッパー当接部42との当
接により、半田屑が抵抗体32上に剥がれ落ちるという
ことはないという作用を有する。
【0015】次に、基板31の下方から基板31の中空
孔33とプレート部35の貫通孔36に挿通した中端子
45の円筒部46の先端をかしめてプレート部35を基
板31に枢着する。次に、中端子45の円筒部46の内
側に操作部39の枢支軸43を挿入し、この枢支軸43
の先端を絞って操作部39を基板31に枢着する。この
時、上記プレート部35に設けた舌片49が操作部に設
けた透孔50に挿入され、操作部39とプレート部35
が一体に作動するように結合される。最後に、フープ状
に一体となっている中端子45と外端子44とを接合部
48から切断する。
【0016】以上のように構成された本発明の一実施の
形態における可変抵抗器について以下にその動作を説明
する。抵抗体32に接続された外端子44および摺動子
38と接続している中端子45により外部回路と接続さ
れ、操作部39のドライバー溝40に調整用ドライバー
等を挿入し回転されることにより任意の抵抗値に設定す
ることができる。また、操作部39に有するストッパー
当接部42と中端子45のストッパー部47との当接に
より、操作部39の回動を制限して摺動子38の抵抗体
32に対する回動範囲を規定している。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、操作部にプレー
ト部を取囲むように保護壁を設ける構成とすることによ
り、保護壁によりストッパー部とプレート部とが当接す
ることはないので、摺動子と抵抗体との接触圧力が低下
するということのない可変抵抗器を提供することができ
るという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における可変抵抗器の分
解斜視図
【図2】同断面図
【図3】同要部である操作部の斜視図
【図4】同要部である基板に中端子と外端子とを組付け
る状態を示す図
【図5】同要部である基板に外端子を半田付けする状態
を示す図
【図6】従来の可変抵抗器の断面図
【符号の説明】
31 基板 32 抵抗体 33 中空孔 34 凹部 35 プレート部 36 貫通孔 37 突出部 38 摺動子 39 操作部 41 保護壁 42 ストッパー当接部 44 外端子 45 中端子 46 円筒部 47 ストッパー部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に馬蹄形状の抵抗体を設けるととも
    に略中央に中空孔と一端に凹部とを設けた基板と、略中
    央に貫通孔を有し前記基板の中空孔に向かって突出する
    突出部およびこの突出部の外周囲に前記基板の抵抗体上
    を摺動する摺動子を有するプレート部と、このプレート
    部と一体に作動するように上記プレート部を下面に有
    し、かつこのプレート部を取囲むように設けた保護壁、
    この保護壁の外側に設けたストッパー当接部および上面
    にドライバー溝を設けた操作部と、前記基板の抵抗体と
    電気的に接続するとともに前記基板の側面から下方に向
    かって突出する二つの外端子と、前記基板の中空孔と前
    記プレート部の貫通孔に挿入しかつ前記プレート部を枢
    着する円筒部と前記基板の下面から下方へ突出する端子
    部と前記基板の凹部を貫通し上方へ突出するストッパー
    部とを設けた中端子とを備え、前記操作部に固着された
    摺動子の回動は、操作部のストッパー当接部と中端子の
    ストッパー部との当接により規制されるように構成した
    可変抵抗器。
  2. 【請求項2】 中端子のストッパー部は、前記基板に対
    して前記外端子と対向する側に設けられた請求項1記載
    の可変抵抗器。
JP5279597A 1997-03-07 1997-03-07 可変抵抗器 Withdrawn JPH10256006A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100546311B1 (ko) * 2003-01-20 2006-01-26 삼성전자주식회사 가변이 제한된 가변 저항과 그를 이용한 광픽업
JP2008538661A (ja) * 2005-04-22 2008-10-30 カーディアック・ペースメーカーズ・インコーポレーテッド コンデンサ電極を接続するための方法および装置
JP2008297062A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 S & S Engineering:Kk 病院内の薬剤,医材の搬送システム

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