JP2000291198A - 天井用目地カバー装置 - Google Patents
天井用目地カバー装置Info
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- JP2000291198A JP2000291198A JP11104993A JP10499399A JP2000291198A JP 2000291198 A JP2000291198 A JP 2000291198A JP 11104993 A JP11104993 A JP 11104993A JP 10499399 A JP10499399 A JP 10499399A JP 2000291198 A JP2000291198 A JP 2000291198A
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Abstract
る建物に使用しても、左右の建物の異なる前後左右方向
の大きな揺れ動きも損傷なくスムーズに吸収することが
できるとともに、構造が簡単で、容易に設置することが
できる天井用目地カバー装置を得るにある。 【解決手段】 左右の建物の一方の建物の天井部位の躯
体に取付けられた天井材の目地部側端部に設けられた目
地カバー押し上げ部と、目地カバー押し上げ部と対向す
る部位の他方の建物の躯体に常時は目地部を覆うように
支持され、地震等によって目地部が狭くなる場合には上
方へ移動可能な目地カバーと、地震等によって目地部が
広くなる場合に目地カバーの目地部を覆っていた状態を
保つ目地カバー保持具と、目地カバーのほぼ中央部寄り
の上面に上方へ突出するように固定されたチャンネル状
の受け具と、一方の建物の天井材と躯体との間に目地カ
バーが入り込むように固定された先端部が地震等によっ
て目地部が狭くなる場合に受け具内に入り込み目地カバ
ーを上方へ押し上げ移動させる押し上げ杆とで天井用目
地カバー装置を構成している。
Description
られた左右の免震建物等の天井部位の目地部を覆う天井
用目地カバー装置に関する。
目地部を覆う目地カバーを前後左右方向にスライド移動
や伸縮させる構造を用いている。
ー装置を免震建物等の大きな揺れ動きが生じる建物に使
用しようとしても、スライド移動量を大きく設定するこ
とができないとともに、前後左右方向の移動や伸縮させ
る構造が複雑であるという欠点があった。
免震建物等の大きな揺れ動きが生じる建物に使用して
も、左右の建物の異なる前後左右方向の大きな揺れ動き
も損傷なくスムーズに吸収することができるとともに、
構造が簡単で、容易に設置することができる天井用目地
カバー装置を提供することを目的としている。
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
に、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物の一
方の建物の天井部位の躯体に取付けられた、天井材の目
地部側端部に設けられた目地カバー押し上げ部と、この
目地カバー押し上げ部と対向する部位の前記左右の建物
の他方の建物の躯体に常時は前記目地部を覆うように支
持され、地震等によって目地部が狭くなる場合には上方
へ移動可能な目地カバーと、地震等によって目地部が広
くなる場合に前記目地カバーの目地部を覆っていた状態
を保つ目地カバー保持具と、前記目地カバーのほぼ中央
部寄りの上面に上方へ突出するように固定されたチャン
ネル状の受け具と、前記一方の建物の天井材と躯体との
間に前記目地カバーが入り込むように固定された先端部
が地震等によって目地部が狭くなる場合に前記受け具内
に入り込み、前記目地カバーを上方へ押し上げ移動させ
る押し上げ杆とで天井用目地カバー装置を構成してい
る。
り、本発明を詳細に説明する。
の形態において、1は目地部2を介して建てられた左右
の建物3、3の天井部位の目地部を覆う本発明の天井用
目地カバー装置で、この天井用目地カバー装置1は前記
左右の建物3、3の一方の建物3の天井部位の躯体3a
に取付けられた天井材4の目地部側端部に設けられた下
方が外方へ突出する目地カバー押し上げ部としての傾斜
面5aが形成された目地カバー押し上げ部材5と、この
目地カバー押し上げ部材5と対向する部位の前記左右の
建物3、3の他方の建物3の外壁面の躯体3bに、複数
本のビス6によって固定された支持レール7に常時は前
記目地部2を覆うように支持され、地震等によって目地
部2が狭くなる場合には上方へ移動可能な先端部が前記
目地カバー押し上げ部材5の傾斜面5aと面接触できる
傾斜面8aに形成された目地カバー8と、地震等によっ
て目地部2が広くなる場合に前記目地カバー8の目地部
2を覆っていた状態を保つ該目地カバー8の後端部寄り
の部位に上方へ突出するように固定された複数本の支持
杆9、この複数本の支持杆9の上下移動が可能でかつ前
方へ倒れるのを阻止できるように前記他方の建物3の外
壁面の躯体3bに複数本のビス10によって固定された
保持カバー11とからなる目地カバー保持具12と、前
記目地カバー8のほぼ中央部寄りの上面に上方へ突出す
るように所定間隔で固定された開口幅が前後方向に長い
チャンネル状の受け具13、13と、前記一方の建物3
の天井材4と躯体3aとの間に前記目地カバー8が入り
込むように固定された先端部が地震等によって目地部2
が狭くなる場合に前記受け具13、13内に入り込み、
前記目地カバー8を上方へ押し上げ移動させる先端部が
傾斜面14aの押し上げ杆14、14とで構成されてい
る。
震等によって左右の建物3、3の目地部2が広くなるよ
うに揺れ動いた場合には、図4に示すように目地カバー
8は目地カバー保持具12によって通常時に目地部2を
覆っていた状態を保つため、一方の建物3の目地部2側
の天井材4が離れていく方向に移動して、その揺れ動き
を吸収する。
なるように揺れ動いた場合には、図5に示すように目地
カバー8の先端部8aが目地カバー押し上げ部材5の傾
斜面5a上をスライド移動して上方へ押し上げられると
ともに、受け具13、13内に押し上げ杆14、14の
先端部が入り込み、目地カバー8を上方へ押し上げ、そ
の揺れ動きを吸収する。
方向でかつ目地部2が狭くなるように揺れ動いた場合に
は、図6に示すように目地カバー8の先端部が目地カバ
ー押し上げ部材5の傾斜面5a上を前後方向に移動しな
がら上方へスライド移動して上方へ押し上げられるとと
もに、受け具13、13内に押し上げ杆14、14の先
端部が入り込み目地カバー8を上方へ押し上げ、その揺
れ動きを吸収する。
示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。なお、
これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当って、前
記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符
号を付して重複する説明を省略する。
施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主
に異なる点は、目地カバー8の後端部寄りの部位に上方
へ突出するように固定された複数本の軸状の支持杆9
A、この複数本の支持杆9Aの上部をそれぞれ上下移動
可能に支持する他方の建物3の外壁面の躯体3bに固定
された軸受け部材15、15とからなる目地カバー保持
具12Aと、一方の建物3の天井材4と躯体3aとの間
に目地カバー8が入り込むように固定された先端部が目
地カバー押し上げ部材5よりも外方へ突出しない部位と
なる押し上げ杆ホルダー16、この押し上げ杆ホルダー
16内にスライド移動可能で、常時は先端部が外方へ突
出して地震等によって目地部2が狭くなる場合に受け具
13内に入り込み、目地カバー8を上方へ押し上げ移動
させる先端部が傾斜面17aの押し上げ杆本体17、こ
の押し上げ杆本体17の先端部を常時外方へ突出するよ
うに付勢し、目地部2が狭くなると他方の建物3の外壁
面の躯体3bに当接して前記押し上げ杆ホルダー16内
に入り込ませるように該押し上げ杆ホルダー16内に収
納された付勢スプリング18とからなる押し上げ機構1
9を用いた点で、このように構成した天井用目地カバー
装置1Aにすることにより、目地部2の寸法とほぼ同じ
寸法だけ左右の建物3、3の異なる左右方向の揺れ動き
を吸収することができる。
実施の形態において、前記本発明の第2の実施の形態と
主に異なる点は、他方の建物3の外壁面の躯体3bの目
地カバー8よりも上部位置に固定された一対の支持アー
ム20、20、この一対の支持アーム20、20の先端
部より下方へガイドローラ21、21によってガイドさ
れる両端部が目地カバー8に取付けられた付勢スプリン
グ22、22が介装された保持杆23とからなる目地カ
バー保持具12Bと、先端部に前記目地カバー保持具1
2Bの保持杆23と係合する係合部24が形成された押
し上げ杆本体17Aを用いた押し上げ機構19Aとを用
いた点で、このように構成した天井用目地カバー装置1
Bにしても、前記本発明の第2の実施の形態と同様な作
用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第3の実施の形態と
主に異なる点は、一方の建物3の天井材4の目地部側の
端部を傾斜面5Aに形成した目地カバー押し上げ部にし
た点で、このように構成した天井用目地カバー装置1C
にしても、前記本発明の第3の実施の形態と同様な作用
効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
物の一方の建物の天井部位の躯体に取付けられた、天井
材の目地部側端部に設けられた目地カバー押し上げ部
と、この目地カバー押し上げ部と対向する部位の前記左
右の建物の他方の建物の躯体に常時は前記目地部を覆う
ように支持され、地震等によって目地部が狭くなる場合
には上方へ移動可能な目地カバーと、地震等によって目
地部が広くなる場合に前記目地カバーの目地部を覆って
いた状態を保つ目地カバー保持具と、前記目地カバーの
ほぼ中央部寄りの上面に上方へ突出するように固定され
たチャンネル状の受け具と、前記一方の建物の天井材と
躯体との間に前記目地カバーが入り込むように固定され
た先端部が地震等によって目地部が狭くなる場合に前記
受け具内に入り込み、前記目地カバーを上方へ押し上げ
移動させる押し上げ杆とで構成されているので、目地部
が広くなるような揺れ動きの場合には目地カバーがその
ままで、一方の建物の天井材が離れるように移動して、
その揺れ動きを吸収するとともに、目地部が狭くなるよ
うな揺れ動きの場合には押し上げ杆が受け具内に入り込
み目地カバーを押し上げ、その揺れ動きを吸収すること
ができる。したがって、地震等によって左右の建物が異
なる左右方向に揺れ動いても損傷することなく、その揺
れ動きを吸収することができる。
異なる前後方向に揺れ動き、かつ目地部が狭くなった場
合には受け具がチャンネル状に形成されたものであるの
で、押し上げ杆が受け具内に入り込むことができ、目地
カバーを上方へ押し上げ、その揺れ動きを吸収すること
ができる。したがって、地震等によって左右の建物が異
なる前後方向で、かつ目地部が狭くなるように揺れ動い
ても損傷することなく、その揺れ動きを吸収することが
できる。
持具、受け具、押し上げ杆を用いた構造で、左右の建物
の異なる前後左右方向の揺れ動きを吸収でき、構造が簡
単で、楽に設置することができる。
と同様な効果が得られるとともに、ほぼ目地部の寸法分
だけの大きな揺れ動きも吸収することができる。したが
って、免震建物等の大きな揺れ動きを吸収しなければな
らない建物に最適に使用することができる。
図。
の説明図。
図。
説明図。
図。
図。
具の説明図。
説明図。
図。
地部、 3:建物、4:天井材、
5:目地カバー押し上げ部材、5a:目地カバー押し
上げ部としての傾斜面、6:ビス、 7:
支持レール、8:目地カバー、 9、9A:支持
杆、10:ビス、 11:支持カバー、1
2、12A、12B:目地カバー保持具、13:受け
具、 14:押し上げ杆、15:軸受け部材、
16:押し上げ杆ホルダー、17、17A:押し
上げ杆本体、18:付勢スプリング、 19、19A:
押し上げ機構、20:支持アーム、 21:ガイド
ローラ、22:付勢スプリング、 23:保持杆、2
4:係合部。
Claims (3)
- 【請求項1】 目地部を介して建てられた左右の建物の
一方の建物の天井部位の躯体に取付けられた、天井材の
目地部側端部に設けられた目地カバー押し上げ部と、こ
の目地カバー押し上げ部と対向する部位の前記左右の建
物の他方の建物の躯体に常時は前記目地部を覆うように
支持され、地震等によって目地部が狭くなる場合には上
方へ移動可能な目地カバーと、地震等によって目地部が
広くなる場合に前記目地カバーの目地部を覆っていた状
態を保つ目地カバー保持具と、前記目地カバーのほぼ中
央部寄りの上面に上方へ突出するように固定されたチャ
ンネル状の受け具と、前記一方の建物の天井材と躯体と
の間に前記目地カバーが入り込むように固定された先端
部が地震等によって目地部が狭くなる場合に前記受け具
内に入り込み、前記目地カバーを上方へ押し上げ移動さ
せる押し上げ杆とからなることを特徴とする天井用目地
カバー装置。 - 【請求項2】 目地部を介して建てられた左右の建物の
一方の建物の天井部位の躯体に取付けられた、天井材の
目地部側端部に設けられた目地カバー押し上げ部と、こ
の目地カバー押し上げ部と対向する部位の前記左右の建
物の他方の建物の躯体に常時は前記目地部を覆うように
支持され、地震等によって目地部が狭くなる場合には上
方へ移動可能な目地カバーと、地震等によって目地部が
広くなる場合に前記目地カバーの目地部を覆っていた状
態を保つ目地カバー保持具と、前記目地カバーのほぼ中
央部寄りの上面に上方へ突出するように固定されたチャ
ンネル状の受け具と、前記一方の建物の天井材と躯体と
の間に前記目地カバーが入り込むように固定された先端
部が前記目地カバー押し上げ部よりも外方へ突出しない
部位となる押し上げ杆ホルダー、この押し上げ杆ホルダ
ー内にスライド移動可能で、常時は先端部が外方へ突出
して地震等によって目地部が狭くなる場合に前記受け具
内に入り込み、前記目地カバーを上方へ押し上げ移動さ
せる押し上げ杆本体、この押し上げ杆本体の先端部を常
時外方へ突出するように付勢し、前記目地部が狭くなる
と前記他方の建物の躯体に当接して前記押し上げ杆ホル
ダー内に入り込ませるように該押し上げ杆本体内に収納
された付勢スプリングとからなる押し上げ機構とからな
ることを特徴とする天井用目地カバー装置。 - 【請求項3】 目地部を介して建てられた左右の建物の
一方の建物の天井部位の躯体に取付けられた、天井材の
目地部側端部に設けられた目地カバー押し上げ部と、こ
の目地カバー押し上げ部と対向する部位の前記左右の建
物の他方の建物の躯体に常時は前記目地部を覆うように
支持され、地震等によって目地部が狭くなる場合には上
方へ移動可能な目地カバーと、地震等によって目地部が
広くなる場合に前記目地カバーの目地部を覆っていた状
態を保つ前記他方の建物の躯体の該目地カバーよりも上
部位置に固定された一対の支持アーム、この一対の支持
アームの先端部より下方へガイドされる両端部が前記目
地カバーに取付けられた付勢スプリングが介装された保
持杆とからなる目地カバー保持具と、前記一方の建物の
天井材と躯体との間に前記目地カバーが入り込むように
固定された先端部が前記目地カバー押し上げ部よりも外
方へ突出しない部位となる押し上げ杆ホルダー、この押
し上げ杆ホルダー内にスライド移動可能で、常時は先端
部が外方へ突出して地震等によって目地部が狭くなる場
合に前記目地カバー保持具の保持杆と係合し、前記目地
カバーを上方へ押し上げ移動させる押し上げ杆本体、こ
の押し上げ杆本体の先端部を常時外方へ突出するように
付勢し、前記目地部が狭くなると前記保持杆に加わる力
によって前記押し上げ杆ホルダー内に入り込ませるよう
に該押し上げ杆ホルダー内に収納された付勢スプリング
とからなる付勢機構とからなることを特徴とする天井用
目地カバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10499399A JP3688510B2 (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 天井用目地カバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10499399A JP3688510B2 (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 天井用目地カバー装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000291198A true JP2000291198A (ja) | 2000-10-17 |
JP3688510B2 JP3688510B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=14395631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10499399A Expired - Fee Related JP3688510B2 (ja) | 1999-04-13 | 1999-04-13 | 天井用目地カバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3688510B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008133675A (ja) * | 2006-11-01 | 2008-06-12 | Dooei Gaiso Kk | 天井用目地カバー装置 |
JP2010203205A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-16 | Dooei Gaiso Kk | 天井用目地装置 |
JP2010285815A (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-24 | Dooei Gaiso Kk | 天井用目地カバー装置 |
JP2011099229A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Dooei Gaiso Kk | 天井用目地装置 |
JP2013087506A (ja) * | 2011-10-19 | 2013-05-13 | Dooei Gaiso Kk | 天井用目地カバー装置 |
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JP5862963B2 (ja) * | 2012-12-27 | 2016-02-16 | ドーエイ外装有限会社 | 天井用目地カバー装置 |
-
1999
- 1999-04-13 JP JP10499399A patent/JP3688510B2/ja not_active Expired - Fee Related
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