JP3500337B2 - 床用目地装置 - Google Patents
床用目地装置Info
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- JP3500337B2 JP3500337B2 JP28932599A JP28932599A JP3500337B2 JP 3500337 B2 JP3500337 B2 JP 3500337B2 JP 28932599 A JP28932599 A JP 28932599A JP 28932599 A JP28932599 A JP 28932599A JP 3500337 B2 JP3500337 B2 JP 3500337B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は目地部を介して建て
られた左右の建物等の躯体の床部分の目地部を覆う床用
目地装置に関する。
られた左右の建物等の躯体の床部分の目地部を覆う床用
目地装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の床用目地装置は目地部寄りの部位
に該目地部に開口するように形成された一対の左右の凹
部と、この一対の左右の凹部を覆うように固定された反
目地部側が傾斜のガイド面となる一対の左右の固定金具
と、この一対の左右の固定金具を覆う目地プレートと、
この目地プレートの中央部を目地部の中央部に常時位置
させる中央維持装置とで構成されている。
に該目地部に開口するように形成された一対の左右の凹
部と、この一対の左右の凹部を覆うように固定された反
目地部側が傾斜のガイド面となる一対の左右の固定金具
と、この一対の左右の固定金具を覆う目地プレートと、
この目地プレートの中央部を目地部の中央部に常時位置
させる中央維持装置とで構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の床用目地装置は
中央維持装置によって、目地プレートの中央部が目地部
の中央部に常時位置しているため、目地プレートの両端
部の左右方向の移動量が同じであるため、一方の建物の
躯体に柱等の固定的な障害物がある場合、該固定的な障
害物までの移動量しか設定できず、大きな左右方向の揺
れ動きを吸収することができないという欠点があった。
また、大きな左右方向の揺れ動きを吸収するには、目地
部寄りの部位の床面に左右方向の寸法が大きな凹部を形
成しなければならず、その部分だけ大きな目地プレート
が必要となり、輸送や設置作業が大変になるという欠点
があった。
中央維持装置によって、目地プレートの中央部が目地部
の中央部に常時位置しているため、目地プレートの両端
部の左右方向の移動量が同じであるため、一方の建物の
躯体に柱等の固定的な障害物がある場合、該固定的な障
害物までの移動量しか設定できず、大きな左右方向の揺
れ動きを吸収することができないという欠点があった。
また、大きな左右方向の揺れ動きを吸収するには、目地
部寄りの部位の床面に左右方向の寸法が大きな凹部を形
成しなければならず、その部分だけ大きな目地プレート
が必要となり、輸送や設置作業が大変になるという欠点
があった。
【0004】本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、
一方に固定的な障害物があっても十分な移動量を確保す
ることができるとともに、大きな目地プレートを用いる
ことなく、大きな左右方向の揺れ動きを吸収することが
できる、免震建物等に使用できる床用目地装置を提供す
ることを目的としている。
一方に固定的な障害物があっても十分な移動量を確保す
ることができるとともに、大きな目地プレートを用いる
ことなく、大きな左右方向の揺れ動きを吸収することが
できる、免震建物等に使用できる床用目地装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】本発明の前記ならびにそのほかの目的と新
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
規な特徴は次の説明を添付図面と照らし合わせて読む
と、より完全に明らかになるであろう。ただし、図面は
もっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範
囲を限定するものではない。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物等の
躯体の床部分の目地部寄りの部位に該目地部に開口する
ように形成された左右方向の寸法が異なる左右の凹部
と、この左右の凹部を覆うように固定された反目地部側
が傾斜のガイド面となる左右の固定金具と、この左右の
固定金具のガイド面を除く部位を覆う目地プレートと、
この目地プレートの両端部に回動可能に取付けられた一
対の端部目地プレートと、前記左右の固定金具あるいは
前記左右の躯体に両端部が取付けられ、中央部の中央枢
支部に上下移動可能な該部位に位置する前記目地プレー
トに取付けられた支持杆を有する、少なくとも2個以上
の中央維持装置と、前記左右方向の寸法が小さい方の固
定金具あるいは躯体に先端部が目地部の中央方向に突出
するように取付けられた、前記目地部が広くなった場合
に該部位の端部目地プレートおよび目地プレート端部側
を支持することができ、目地部が狭くなった場合に収納
状態となる伸縮支持体とで床用目地装置を構成してい
る。
に、本発明は目地部を介して建てられた左右の建物等の
躯体の床部分の目地部寄りの部位に該目地部に開口する
ように形成された左右方向の寸法が異なる左右の凹部
と、この左右の凹部を覆うように固定された反目地部側
が傾斜のガイド面となる左右の固定金具と、この左右の
固定金具のガイド面を除く部位を覆う目地プレートと、
この目地プレートの両端部に回動可能に取付けられた一
対の端部目地プレートと、前記左右の固定金具あるいは
前記左右の躯体に両端部が取付けられ、中央部の中央枢
支部に上下移動可能な該部位に位置する前記目地プレー
トに取付けられた支持杆を有する、少なくとも2個以上
の中央維持装置と、前記左右方向の寸法が小さい方の固
定金具あるいは躯体に先端部が目地部の中央方向に突出
するように取付けられた、前記目地部が広くなった場合
に該部位の端部目地プレートおよび目地プレート端部側
を支持することができ、目地部が狭くなった場合に収納
状態となる伸縮支持体とで床用目地装置を構成してい
る。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態によ
り、本発明を詳細に説明する。
り、本発明を詳細に説明する。
【0008】図1ないし図11に示す本発明の第1の実
施の形態において、1は目地部2を介して建てられた左
右の建物3、3の躯体3a、3aの一方、本発明の実施
の形態では右側の建物3に柱等の固定的な障害物4を有
する場合の床目地部2を覆う本発明の床用目地装置で、
この床用目地装置1は前記床目地部2の目地部寄りの部
位の床面3b、3bに、該床目地部2に開口するように
形成された左右方向の寸法が右の床面3b側が小さい左
右の凹部5、6と、この左右の凹部5、6を覆うように
複数本の固定ビス7等によって固定された反目地部側が
傾斜のガイド面8、8となる左右の固定金具9、10
と、この左右の固定金具9、10のガイド面8、8を除
く部位を覆う目地プレート11と、この目地プレート1
1の両端部に回動可能に取付けられた一対の端部目地プ
レート12、12と、前記左右の固定金具9、10ある
いは前記左右の躯体3a、3a、本発明の実施の形態で
は左右の躯体3a、3aに両端部が取付けられ、中央部
の中央枢支部13に上下移動可能な、該部位に位置する
前記目地プレート11に取付けられた支持杆14を有す
る中央維持装置15と、前記右の固定金具10あるいは
躯体3a、本発明の実施の形態では右の固定金具10に
先端部が目地部の中央方向に突出するように取付けられ
た、前記目地部が広くなった場合に該部位の前記端部目
地プレート12および前記目地プレート11の端部側を
支持することができ、目地部2が狭くなった場合に収納
状態となる伸縮支持体16とで構成されている。
施の形態において、1は目地部2を介して建てられた左
右の建物3、3の躯体3a、3aの一方、本発明の実施
の形態では右側の建物3に柱等の固定的な障害物4を有
する場合の床目地部2を覆う本発明の床用目地装置で、
この床用目地装置1は前記床目地部2の目地部寄りの部
位の床面3b、3bに、該床目地部2に開口するように
形成された左右方向の寸法が右の床面3b側が小さい左
右の凹部5、6と、この左右の凹部5、6を覆うように
複数本の固定ビス7等によって固定された反目地部側が
傾斜のガイド面8、8となる左右の固定金具9、10
と、この左右の固定金具9、10のガイド面8、8を除
く部位を覆う目地プレート11と、この目地プレート1
1の両端部に回動可能に取付けられた一対の端部目地プ
レート12、12と、前記左右の固定金具9、10ある
いは前記左右の躯体3a、3a、本発明の実施の形態で
は左右の躯体3a、3aに両端部が取付けられ、中央部
の中央枢支部13に上下移動可能な、該部位に位置する
前記目地プレート11に取付けられた支持杆14を有す
る中央維持装置15と、前記右の固定金具10あるいは
躯体3a、本発明の実施の形態では右の固定金具10に
先端部が目地部の中央方向に突出するように取付けられ
た、前記目地部が広くなった場合に該部位の前記端部目
地プレート12および前記目地プレート11の端部側を
支持することができ、目地部2が狭くなった場合に収納
状態となる伸縮支持体16とで構成されている。
【0009】前記左の固定金具9は図4に示すように、
アルミ、アルミ合金、ステンレス合金等の金属材で形成
された板状の左の固定金具本体17と、この左の固定金
具本体17の一端部と一体形成された下方へ突出するス
トッパー片18と、前記左の固定金具本体17の他端部
と一体形成された前記ガイド面8および該ガイド面8の
先端部と一体形成された支持片19とで構成されてい
る。
アルミ、アルミ合金、ステンレス合金等の金属材で形成
された板状の左の固定金具本体17と、この左の固定金
具本体17の一端部と一体形成された下方へ突出するス
トッパー片18と、前記左の固定金具本体17の他端部
と一体形成された前記ガイド面8および該ガイド面8の
先端部と一体形成された支持片19とで構成されてい
る。
【0010】前記右の固定金具10は図5に示すよう
に、アルミ、アルミ合金、ステンレス合金等の金属材で
形成された板状の右の固定金具本体20と、この右の固
定金具本体20の一端部と一体形成された下方へ突出す
るストッパー兼用の伸縮支持体取付け部21と、前記右
の固定金具本体20の他端部と一体形成された前記ガイ
ド面8および該ガイド面8の先端部と一体形成された支
持片22とで構成されている。
に、アルミ、アルミ合金、ステンレス合金等の金属材で
形成された板状の右の固定金具本体20と、この右の固
定金具本体20の一端部と一体形成された下方へ突出す
るストッパー兼用の伸縮支持体取付け部21と、前記右
の固定金具本体20の他端部と一体形成された前記ガイ
ド面8および該ガイド面8の先端部と一体形成された支
持片22とで構成されている。
【0011】前記目地プレート11は図6に示すよう
に、両端部がほぼ垂直面に形成された浅皿状の金属材製
の目地プレート本体23と、この目地プレート本体23
内にモルタルやコンクリート24を介して取付けられた
タイルや化粧板等の床材25とで構成されている。
に、両端部がほぼ垂直面に形成された浅皿状の金属材製
の目地プレート本体23と、この目地プレート本体23
内にモルタルやコンクリート24を介して取付けられた
タイルや化粧板等の床材25とで構成されている。
【0012】前記一対の端部目地プレート12、12は
図7に示すように、前記目地プレート11の両端部の中
央部寄りの部位に、先端部が前記左右の固定金具9、1
0のガイド面8、8に沿ってスライド移動可能にヒンジ
部材26介して取付けられた支持金具27と、この支持
金具27の上面にボルト、ナットや接着剤等で固定され
た硬質ゴムや軟質プラスチック等の目地材28とで構成
されている。
図7に示すように、前記目地プレート11の両端部の中
央部寄りの部位に、先端部が前記左右の固定金具9、1
0のガイド面8、8に沿ってスライド移動可能にヒンジ
部材26介して取付けられた支持金具27と、この支持
金具27の上面にボルト、ナットや接着剤等で固定され
た硬質ゴムや軟質プラスチック等の目地材28とで構成
されている。
【0013】前記中央維持装置15は図8に示すよう
に、前記左側の躯体3aに前後方向にガイドできるよう
に固定されたガイドレール29と、このガイドレール2
9に沿ってスライド可能に一端部が支持され、ほぼ45
度の傾斜で配置された他端部が前記右側の躯体3aに枢
支ピン30で枢支された、中央部に中央枢支部13を有
する少なくとも2本以上の支持バー31、31と、この
支持バー31、31の中央部に支持される補強バー32
と、この補強バー32を枢支するとともに、前記支持バ
ー31、31の中央枢支部13、13に上下移動可能に
取付けられた上端部が前記目地プレート11に固定され
た支持杆14、14とで構成されている。
に、前記左側の躯体3aに前後方向にガイドできるよう
に固定されたガイドレール29と、このガイドレール2
9に沿ってスライド可能に一端部が支持され、ほぼ45
度の傾斜で配置された他端部が前記右側の躯体3aに枢
支ピン30で枢支された、中央部に中央枢支部13を有
する少なくとも2本以上の支持バー31、31と、この
支持バー31、31の中央部に支持される補強バー32
と、この補強バー32を枢支するとともに、前記支持バ
ー31、31の中央枢支部13、13に上下移動可能に
取付けられた上端部が前記目地プレート11に固定され
た支持杆14、14とで構成されている。
【0014】前記伸縮支持体16は図9に示すように、
右の固定金具10のストッパー兼用の伸縮支持体取付け
部21に所定間隔で90度よりもわずかに小さい回動が
可能にヒンジ部材33を介して先端部が目地部の中央方
向に突出するように取付けられた複数個の可動アーム3
4と、この複数個の可動アーム34の先端部にヒンジ部
材35を介して回動可能に取付けられた連結バー36
と、前記複数個の可動アーム34を常時突出する方向に
付勢することができるように、一端部が前記連結バー3
6に取付けられ、他端部が前記ストッパー兼用の伸縮支
持体取付け部21に取付けられた付勢スプリング37と
で構成されている。
右の固定金具10のストッパー兼用の伸縮支持体取付け
部21に所定間隔で90度よりもわずかに小さい回動が
可能にヒンジ部材33を介して先端部が目地部の中央方
向に突出するように取付けられた複数個の可動アーム3
4と、この複数個の可動アーム34の先端部にヒンジ部
材35を介して回動可能に取付けられた連結バー36
と、前記複数個の可動アーム34を常時突出する方向に
付勢することができるように、一端部が前記連結バー3
6に取付けられ、他端部が前記ストッパー兼用の伸縮支
持体取付け部21に取付けられた付勢スプリング37と
で構成されている。
【0015】上記構成の床用目地装置1は地震等によっ
て目地部2が狭くなるように左右の建物3、3が揺れ動
いた場合、図10に示すように目地プレート11の両端
部が左右の固定金具9、10のガイド面8、8を摺動し
て床面3b、3b上に突出するとともに、両端部の一対
の端部目地プレート12、12も同様に摺動しながらヒ
ンジ部材26、26によって回動し、先端部が床面3
b、3bに当接した状態となる。この時、目地プレート
11に固定された中央維持装置15の支持杆14、14
は目地部2の中央部に常時位置する状態を保つととも
に、左の躯体3aが伸縮支持体16の連結バー36に衝
突すると、付勢スプリング37の付勢力に抗して複数個
の可動アーム34を収納方向に回動して損傷するのを阻
止する。
て目地部2が狭くなるように左右の建物3、3が揺れ動
いた場合、図10に示すように目地プレート11の両端
部が左右の固定金具9、10のガイド面8、8を摺動し
て床面3b、3b上に突出するとともに、両端部の一対
の端部目地プレート12、12も同様に摺動しながらヒ
ンジ部材26、26によって回動し、先端部が床面3
b、3bに当接した状態となる。この時、目地プレート
11に固定された中央維持装置15の支持杆14、14
は目地部2の中央部に常時位置する状態を保つととも
に、左の躯体3aが伸縮支持体16の連結バー36に衝
突すると、付勢スプリング37の付勢力に抗して複数個
の可動アーム34を収納方向に回動して損傷するのを阻
止する。
【0016】目地部2が広くなるように左右の建物3、
3が揺れ動いた場合、図11に示すように目地プレート
11の両端部が左の固定金具9上と右の固定金具10お
よび伸縮支持体16上を摺動し、目地プレート11およ
び一対の端部目地プレート12、12が目地部2に落ち
込むのを阻止する。
3が揺れ動いた場合、図11に示すように目地プレート
11の両端部が左の固定金具9上と右の固定金具10お
よび伸縮支持体16上を摺動し、目地プレート11およ
び一対の端部目地プレート12、12が目地部2に落ち
込むのを阻止する。
【0017】なお、左右の建物3、3の揺れ動きが停止
した場合、中央維持装置15によって、目地プレート1
1、一対の端部目地プレート12、12は元の状態に自
動的に戻る。
した場合、中央維持装置15によって、目地プレート1
1、一対の端部目地プレート12、12は元の状態に自
動的に戻る。
【0018】
【発明の異なる実施の形態】次に、図12ないし図42
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当たっ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
に示す本発明の異なる実施の形態につき説明する。な
お、これらの本発明の異なる実施の形態の説明に当たっ
て、前記本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には
同一符号を付して重複する説明を省略する。
【0019】図12ないし図14に示す本発明の第2の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、四角枠が4個形成されるパンタグラフ
形状のリンク機構38を用いた中央維持装置15A、1
5Aを用いた点で、このような中央維持装置15A、1
5Aを用いて構成した床用目地装置1Aにしても、前記
本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、四角枠が4個形成されるパンタグラフ
形状のリンク機構38を用いた中央維持装置15A、1
5Aを用いた点で、このような中央維持装置15A、1
5Aを用いて構成した床用目地装置1Aにしても、前記
本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が得られ
る。
【0020】図15ないし図17に示す本発明の第3の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、バケット形状の支持金具27Aと、こ
の支持金具27A内に硬質ゴム、軟質プラスチック、金
属、木材、石等の目地材28Aを挿入固定した一対の端
部目地プレート12A、12Aを用いた点で、このよう
な一対の端部目地プレート12A、12Aを用いて構成
した床用目地装置1Bにしてもよい。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、バケット形状の支持金具27Aと、こ
の支持金具27A内に硬質ゴム、軟質プラスチック、金
属、木材、石等の目地材28Aを挿入固定した一対の端
部目地プレート12A、12Aを用いた点で、このよう
な一対の端部目地プレート12A、12Aを用いて構成
した床用目地装置1Bにしてもよい。
【0021】図18ないし図21に示す本発明の第4の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、ストッパー兼用の伸縮支持体取付け部
21を形成した左の固定金具9Aを用いるとともに、該
左の固定金具9Aのストッパー兼用の伸縮支持体取付け
部21に伸縮支持体16を取付けた点で、このように構
成した床用目地装置1Cにしても、大きな左右方向の揺
れ動きを小さな目地プレート11で効率よく吸収するこ
とができる。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、ストッパー兼用の伸縮支持体取付け部
21を形成した左の固定金具9Aを用いるとともに、該
左の固定金具9Aのストッパー兼用の伸縮支持体取付け
部21に伸縮支持体16を取付けた点で、このように構
成した床用目地装置1Cにしても、大きな左右方向の揺
れ動きを小さな目地プレート11で効率よく吸収するこ
とができる。
【0022】図22ないし図24に示す本発明の第5の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、右の固定金具10の底面に所定間隔に
固定されたガイド筒39と、このガイド筒39にそれぞ
れスライド移動可能に取付けられたローラ40が取付け
られた、先端部が目地部2へ突出する伸縮アーム41
と、この伸縮アーム41をそれぞれ目地部2へ突出する
ように付勢する付勢スプリング42とからなる伸縮支持
体16Aを用いた点で、このような伸縮支持体16Aを
用いて床用目地装置1Dを構成しても、前記本発明の第
1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、右の固定金具10の底面に所定間隔に
固定されたガイド筒39と、このガイド筒39にそれぞ
れスライド移動可能に取付けられたローラ40が取付け
られた、先端部が目地部2へ突出する伸縮アーム41
と、この伸縮アーム41をそれぞれ目地部2へ突出する
ように付勢する付勢スプリング42とからなる伸縮支持
体16Aを用いた点で、このような伸縮支持体16Aを
用いて床用目地装置1Dを構成しても、前記本発明の第
1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。
【0023】図25ないし図27に示す本発明の第6の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、複数個の可動アーム34に所定間隔で
複数個の板状の連結バー36Aを該可動アーム34に所
定間隔で形成された枢支孔43に枢支される枢支ピン4
4によって回動可能に取付けた伸縮支持体16Bを用い
た点で、このような伸縮支持体16Bを用いて床用目地
装置1Eを構成しても前記本発明の第1の実施の形態と
同様な作用効果が得られるとともに、伸縮支持体16B
の開口部を小さくでき、より安全に使用することができ
る。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、複数個の可動アーム34に所定間隔で
複数個の板状の連結バー36Aを該可動アーム34に所
定間隔で形成された枢支孔43に枢支される枢支ピン4
4によって回動可能に取付けた伸縮支持体16Bを用い
た点で、このような伸縮支持体16Bを用いて床用目地
装置1Eを構成しても前記本発明の第1の実施の形態と
同様な作用効果が得られるとともに、伸縮支持体16B
の開口部を小さくでき、より安全に使用することができ
る。
【0024】図28ないし図30に示す本発明の第7の
実施の形態において、前記本発明の第6の実施の形態と
主に異なる点は、複数個の可動アーム34に所定間隔で
複数個のパイプ状の連結バー36Bを枢支金具45で回
動可能に取付けた伸縮支持体16Cを用いた点で、この
ような伸縮支持体16Cを用いて床用目地装置1Fを構
成しても、前記本発明の第6の実施の形態と同様な作用
効果が得られる。
実施の形態において、前記本発明の第6の実施の形態と
主に異なる点は、複数個の可動アーム34に所定間隔で
複数個のパイプ状の連結バー36Bを枢支金具45で回
動可能に取付けた伸縮支持体16Cを用いた点で、この
ような伸縮支持体16Cを用いて床用目地装置1Fを構
成しても、前記本発明の第6の実施の形態と同様な作用
効果が得られる。
【0025】図31ないし図33に示す本発明の第8の
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、中央維持装置15の補強バー32の右
の固定金具10側の側面にガイドレール46を固定し、
該ガイドレール46に沿って移動する先端部にローラ4
7が取付けられ、中央維持装置15の支持バー31、3
1の傾斜とほぼ同じ傾斜の作動杆48を所定位置の可動
アーム34の先端部より突出するように固定あるいは一
体形成した伸縮支持体16Dを用いた点で、このような
伸縮支持体16Dを用いて構成した床用目地装置1G
は、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が
得られるとともに、目地部2が広くなった場合に、作動
杆48の移動によって確実に伸縮支持体16Dを伸長さ
せて、端部目地プレート12および目地プレート11の
端部を支持することができる。
実施の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と
主に異なる点は、中央維持装置15の補強バー32の右
の固定金具10側の側面にガイドレール46を固定し、
該ガイドレール46に沿って移動する先端部にローラ4
7が取付けられ、中央維持装置15の支持バー31、3
1の傾斜とほぼ同じ傾斜の作動杆48を所定位置の可動
アーム34の先端部より突出するように固定あるいは一
体形成した伸縮支持体16Dを用いた点で、このような
伸縮支持体16Dを用いて構成した床用目地装置1G
は、前記本発明の第1の実施の形態と同様な作用効果が
得られるとともに、目地部2が広くなった場合に、作動
杆48の移動によって確実に伸縮支持体16Dを伸長さ
せて、端部目地プレート12および目地プレート11の
端部を支持することができる。
【0026】図34ないし図36に示す本発明の第9の
実施の形態において、前記本発明の第8の実施の形態と
主に異なる点は、ガイドレール46Aに沿って移動する
ローラ47Aに可動アーム34に固定されたワイヤー4
9を取付けた伸縮支持体16Eを用いた点で、このよう
な伸縮支持体16Eを用いて構成した床用目地装置1H
は、前記本発明の第8の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
実施の形態において、前記本発明の第8の実施の形態と
主に異なる点は、ガイドレール46Aに沿って移動する
ローラ47Aに可動アーム34に固定されたワイヤー4
9を取付けた伸縮支持体16Eを用いた点で、このよう
な伸縮支持体16Eを用いて構成した床用目地装置1H
は、前記本発明の第8の実施の形態と同様な作用効果が
得られる。
【0027】図37ないし図39に示す本発明の第10
の実施の形態において、前記本発明の第8の実施の形態
と主に異なる点は、中央維持装置15の支持バー31、
31に該支持バー31、31の傾斜とほぼ同じ傾斜に配
置した可動アーム34、34の先端部を枢支ピン50、
50で枢支した伸縮支持体16Fを用いた点で、このよ
うな伸縮支持体16Fを用いて構成した床用目地装置1
Iは、前記本発明の第8の実施の形態と同様な作用効果
が得られる。
の実施の形態において、前記本発明の第8の実施の形態
と主に異なる点は、中央維持装置15の支持バー31、
31に該支持バー31、31の傾斜とほぼ同じ傾斜に配
置した可動アーム34、34の先端部を枢支ピン50、
50で枢支した伸縮支持体16Fを用いた点で、このよ
うな伸縮支持体16Fを用いて構成した床用目地装置1
Iは、前記本発明の第8の実施の形態と同様な作用効果
が得られる。
【0028】図40ないし図42に示す本発明の第11
の実施の形態において、前記本発明の第10の実施の形
態と主に異なる点は、目地プレート11の両端部に一体
あるいは固定的に端部目地プレート12B、12Bを設
けた点で、このように構成した床用目地装置1Jにして
もよい。本発明の各実施の形態においては前記第1〜第
9の実施の形態にも同様に使用することができる。
の実施の形態において、前記本発明の第10の実施の形
態と主に異なる点は、目地プレート11の両端部に一体
あるいは固定的に端部目地プレート12B、12Bを設
けた点で、このように構成した床用目地装置1Jにして
もよい。本発明の各実施の形態においては前記第1〜第
9の実施の形態にも同様に使用することができる。
【0029】なお、本発明は前記本発明の実施の形態で
用いた中央維持装置15、15A以外の目地部の中央部
に、常時中央枢支部が位置する構成のものであれば、ど
んな構造のものであってもよい。
用いた中央維持装置15、15A以外の目地部の中央部
に、常時中央枢支部が位置する構成のものであれば、ど
んな構造のものであってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
にあっては次に列挙する効果が得られる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
【0031】(1)目地部を介して建てられた左右の建
物等の躯体の床部分の目地部寄りの部位に該目地部に開
口するように形成された左右方向の寸法が異なる左右の
凹部と、この左右の凹部を覆うように固定された反目地
部側が傾斜のガイド面となる左右の固定金具と、この左
右の固定金具のガイド面を除く部位を覆う目地プレート
と、この目地プレートの両端部に回動可能に取付けられ
た一対の端部目地プレートと、前記左右の固定金具ある
いは前記左右の躯体に両端部が取付けられ、中央部の中
央枢支部に上下移動可能な該部位に位置する前記目地プ
レートに取付けられた支持杆を有する、少なくとも2個
以上の中央維持装置と、前記左右方向の寸法が小さい方
の固定金具あるいは躯体に先端部が目地部の中央方向に
突出するように取付けられた、前記目地部が広くなった
場合に該部位の端部目地プレートおよび目地プレート端
部側を支持することができ、目地部が狭くなった場合に
収納状態となる伸縮支持体とで構成されているので、一
方に柱等の目地プレートの移動の障害物があっても、伸
縮支持体によって十分な移動量を確保することができ
る。したがって、損傷することなく安全に使用すること
ができる。
物等の躯体の床部分の目地部寄りの部位に該目地部に開
口するように形成された左右方向の寸法が異なる左右の
凹部と、この左右の凹部を覆うように固定された反目地
部側が傾斜のガイド面となる左右の固定金具と、この左
右の固定金具のガイド面を除く部位を覆う目地プレート
と、この目地プレートの両端部に回動可能に取付けられ
た一対の端部目地プレートと、前記左右の固定金具ある
いは前記左右の躯体に両端部が取付けられ、中央部の中
央枢支部に上下移動可能な該部位に位置する前記目地プ
レートに取付けられた支持杆を有する、少なくとも2個
以上の中央維持装置と、前記左右方向の寸法が小さい方
の固定金具あるいは躯体に先端部が目地部の中央方向に
突出するように取付けられた、前記目地部が広くなった
場合に該部位の端部目地プレートおよび目地プレート端
部側を支持することができ、目地部が狭くなった場合に
収納状態となる伸縮支持体とで構成されているので、一
方に柱等の目地プレートの移動の障害物があっても、伸
縮支持体によって十分な移動量を確保することができ
る。したがって、損傷することなく安全に使用すること
ができる。
【0032】(2)前記(1)によって、伸縮支持体を
設けた方の固定金具の左右方向の寸法を小さく設定する
ことができる。したがって、小さな固定金具を使用する
ことができる。
設けた方の固定金具の左右方向の寸法を小さく設定する
ことができる。したがって、小さな固定金具を使用する
ことができる。
【0033】(3)前記(1)によって、目地プレート
の両端部に一対の端部目地プレートを回動可能に取付け
ているので、先端部が従来のように上方へ突出すること
なく、安全に使用することができる。
の両端部に一対の端部目地プレートを回動可能に取付け
ているので、先端部が従来のように上方へ突出すること
なく、安全に使用することができる。
【0034】(4)請求項2、3、4、5、6も、前記
(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
(1)〜(3)と同様な効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態の平面図。
【図2】図1の2−2線に沿う拡大断面図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の底面図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の左の固定金具の説
明図。
明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の右の固定金具の説
明図。
明図。
【図6】本発明の第1の実施の形態の目地プレートの説
明図。
明図。
【図7】本発明の第1の実施の形態の端部目地プレート
の説明図。
の説明図。
【図8】本発明の第1の実施の形態の中央維持装置の説
明図。
明図。
【図9】本発明の第1の実施の形態の伸縮支持体の説明
図。
図。
【図10】目地部が狭くなった場合の動作説明図。
【図11】目地部が広くなった場合の動作説明図。
【図12】本発明の第2の実施の形態の平面図。
【図13】図12の13−13線に沿う拡大断面図。
【図14】本発明の第2の実施の形態の中央維持装置の
説明図。
説明図。
【図15】本発明の第3の実施の形態の平面図。
【図16】図15の16−16線に沿う拡大断面図。
【図17】本発明の第3の実施の形態の端部目地プレー
トの説明図。
トの説明図。
【図18】本発明の第4の実施の形態の平面図。
【図19】図18の19−19線に沿う拡大断面図。
【図20】本発明の第4の実施の形態の底面図。
【図21】本発明の第4の実施の形態の左の固定金具の
説明図。
説明図。
【図22】本発明の第5の実施の形態の平面図。
【図23】図22の23−23線に沿う拡大断面図。
【図24】本発明の第5の実施の形態の伸縮支持体の説
明図。
明図。
【図25】本発明の第6の実施の形態の平面図。
【図26】図25の26−26線に沿う拡大断面図。
【図27】本発明の第6の実施の形態の伸縮支持体の説
明図。
明図。
【図28】本発明の第7の実施の形態の平面図。
【図29】図28の29−29線に沿う拡大断面図。
【図30】本発明の第7の実施の形態の伸縮支持体の説
明図。
明図。
【図31】本発明の第8の実施の形態の平面図。
【図32】図31の32−32線に沿う拡大断面図。
【図33】本発明の第8の実施の形態の伸縮支持体の説
明図。
明図。
【図34】本発明の第9の実施の形態の平面図。
【図35】図34の35−35線に沿う拡大断面図。
【図36】本発明の第9の実施の形態の伸縮支持体の説
明図。
明図。
【図37】本発明の第10の実施の形態の平面図。
【図38】図27の38−38線に沿う拡大断面図。
【図39】本発明の第10の実施の形態の伸縮支持体の
説明図。
説明図。
【図40】本発明の第11の実施の形態の平面図。
【図41】図40の41−41線に沿う拡大断面図。
【図42】本発明の第11の実施の形態の伸縮支持体の
説明図。
説明図。
1、1A〜1J:床用目地装置、
2:目地部、 3:建物、
4:障害物、 5:左の凹部、
6:右の凹部、 7:ビス、
8:ガイド面、 9、9A:左の固定金具、
10:右の固定金具、 11:目地プレート、
12、12A、12B:端部目地プレート、
13:中央枢支部、 14:支持杆、
15、15A:中央維持装置、
16、16A〜16F:伸縮支持体、
17:左の固定金具本体、18:ストッパー片、
19:支持片、 20:右の固定金具本体、
21:ストッパー兼用の伸縮支持体取付け部、
22:支持片、 23:目地プレート本体、
24:モルタルやコンクリート、
25:床材、 26:ヒンジ部材、
27、27A:支持金具、28、28A:目地材、
29:ガイドレール、 30:枢支ピン、
31:支持バー、 32:補強バー、
33:ヒンジ部材、 34:可動アーム、
35:ヒンジ部材、
36、36A〜36C:連結バー、
37:付勢スプリング、 38:リンク機構、
39:ガイド筒、 40:ローラ、
41:伸縮アーム、 42:付勢スプリング、
43:枢支孔、 44:枢支ピン、
45:枢支金具、 46、46A:ガイドレー
ル、 47、47A:ローラ、 48:作動杆、 49:ワイヤー、 50:枢支ピン。
ル、 47、47A:ローラ、 48:作動杆、 49:ワイヤー、 50:枢支ピン。
Claims (6)
- 【請求項1】 目地部を介して建てられた左右の建物等
の躯体の床部分の目地部寄りの部位に該目地部に開口す
るように形成された左右方向の寸法が異なる左右の凹部
と、この左右の凹部を覆うように固定された反目地部側
が傾斜のガイド面となる左右の固定金具と、この左右の
固定金具のガイド面を除く部位を覆う目地プレートと、
この目地プレートの両端部に回動可能に取付けられた一
対の端部目地プレートと、前記左右の固定金具あるいは
前記左右の躯体に両端部が取付けられ、中央部の中央枢
支部に上下移動可能な該部位に位置する前記目地プレー
トに取付けられた支持杆を有する、少なくとも2個以上
の中央維持装置と、前記左右方向の寸法が小さい方の固
定金具あるいは躯体に先端部が目地部の中央方向に突出
するように取付けられた、前記目地部が広くなった場合
に該部位の端部目地プレートおよび目地プレート端部側
を支持することができ、目地部が狭くなった場合に収納
状態となる伸縮支持体とからなることを特徴とする床用
目地装置。 - 【請求項2】 目地部を介して建てられた左右の建物等
の躯体の床部分の目地部寄りの部位に該目地部に開口す
るように形成された左右方向の寸法が異なる左右の凹部
と、この左右の凹部を覆うように固定された反目地部側
が傾斜のガイド面となる左右の固定金具と、この左右の
固定金具のガイド面を除く部位を覆う目地プレートと、
この目地プレートの両端部に回動可能に取付けられた一
対の端部目地プレートと、前記左右の固定金具あるいは
前記左右の躯体に両端部が取付けられ、中央部の中央枢
支部に上下移動可能な該部位に位置する前記目地プレー
トに取付けられた支持杆を有する、少なくとも2個以上
の中央維持装置と、前記左右方向の寸法が小さい方の固
定金具あるいは躯体に90度よりもわずかに小さい回動
が可能に取付けられた複数個の可動アーム、この複数個
の可動アームの先端部に回動可能に取付けられた連結バ
ー、前記複数個の可動アームを常時突出する方向に付勢
することができるように取付けられた付勢スプリングと
からなる伸縮支持体とを備えることを特徴とする床用目
地装置。 - 【請求項3】 目地部を介して建てられた左右の建物等
の躯体の床部分の目地部寄りの部位に該目地部に開口す
るように形成された一対の左右の凹部と、この一対の左
右の凹部を覆うように固定された反目地部側が傾斜のガ
イド面となる一対の左右の固定金具と、この一対の左右
の固定金具のガイド面を除く部位を覆う目地プレート
と、この目地プレートの両端部に回動可能に取付けられ
た一対の端部目地プレートと、前記一対の左右の固定金
具あるいは前記左右の躯体に両端部が取付けられた中央
枢支部に前記目地プレートの中央部に取付けられた支持
杆が上下移動可能に枢支された、少なくとも2個以上の
中央維持装置と、前記一対の左右の固定金具あるいは躯
体に先端部が目地部の中央方向に突出するように取付け
られた、前記目地部が広くなった場合に該部位に一対の
端部目地プレートおよび目地プレート端部側を支持する
ことができ、目地部が狭くなった場合に収納状態となる
一対の伸縮支持体とからなることを特徴とする床用目地
装置。 - 【請求項4】 目地部を介して建てられた左右の建物等
の躯体の床部分の目地部寄りの部位に該目地部に開口す
るように形成された一対の左右の凹部と、この一対の左
右の凹部を覆うように固定された反目地部側が傾斜のガ
イド面となる一対の左右の固定金具と、この一対の左右
の固定金具のガイド面を除く部位を覆う目地プレート
と、この目地プレートの両端部に回動可能に取付けられ
た一対の端部目地プレートと、前記一対の左右の固定金
具あるいは前記左右の躯体に両端部が取付けられた中央
枢支部に前記目地プレートの中央部に取付けられた支持
杆が上下移動可能に枢支された、少なくとも2個以上の
中央維持装置と、前記左右の固定金具あるいは左右の躯
体に90度よりもわずかに小さい回動が可能に取付けら
れた複数個の可動アーム、この複数個の可動アームの先
端部に回動可能に取付けられた連結バー、前記複数個の
可動アームを常時突出する方向に付勢することができる
ように取付けられた付勢スプリングとからなる一対の伸
縮支持体とを備えることを特徴とする床用目地装置。 - 【請求項5】 目地部を介して建てられた左右の建物等
の躯体の床部分の目地部寄りの部位に、該目地部に開口
するように形成された左右の凹部と、この左右の凹部を
覆うように固定された反目地部側が傾斜のガイド面とな
る左右の固定金具と、この左右の固定金具の上部を覆う
目地プレートと、前記左右の固定金具あるいは前記左右
の躯体に両端部が取付けられ、中央部の中央枢支部に上
下移動可能な該部位に位置する前記目地プレートに取付
けられた支持杆を有する、少なくとも2個以上の中央維
持装置と、前記左右の固定金具あるいは躯体のいずれか
一方あるいは両方に先端部が目地部の中央方向に突出す
るように取付けられた、前記目地部が広くなった場合に
は前記目地プレートの端部側を支持することができ、目
地部が狭くなった場合には収納状態となる伸縮支持体と
からなることを特徴とする床用目地装置。 - 【請求項6】 目地部を介して建てられた左右の建物等
の躯体の床部分の目地部寄りの部位に、該目地部に開口
するように形成された左右の凹部と、この左右の凹部を
覆うように固定された反目地部側が傾斜のガイド面とな
る左右の固定金具と、この左右の固定金具の上部を覆う
目地プレートと、前記左右の固定金具あるいは前記左右
の躯体に少なくとも2個以上の支持バーあるいは伸縮可
能なリンク機構の両端部が取付けられ、該支持バーある
いはリンク機構の中央部に枢支された補強バーの中央枢
支部に上下移動可能な該部位に位置する前記目地プレー
トに取付けられた、少なくとも2個以上の支持杆を有す
る中央維持装置と、前記左右の固定金具あるいは躯体の
いずれか一方あるいは両方に先端部が目地部の中央方向
に突出するように取付けられた、前記目地部が広くなっ
た場合には、前記中央維持装置の作動によって前記目地
プレートの端部側を支持することができ、目地部が狭く
なった場合には前記中央維持装置の作動によって収納状
態となる伸縮支持体とからなることを特徴とする床用目
地装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28932599A JP3500337B2 (ja) | 1999-09-22 | 1999-10-12 | 床用目地装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-268029 | 1999-09-22 | ||
JP26802999 | 1999-09-22 | ||
JP28932599A JP3500337B2 (ja) | 1999-09-22 | 1999-10-12 | 床用目地装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001159199A JP2001159199A (ja) | 2001-06-12 |
JP3500337B2 true JP3500337B2 (ja) | 2004-02-23 |
Family
ID=26548130
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28932599A Expired - Fee Related JP3500337B2 (ja) | 1999-09-22 | 1999-10-12 | 床用目地装置 |
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---|---|
JP (1) | JP3500337B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3039814U (ja) | 1997-01-21 | 1997-07-31 | 第一機材株式会社 | エキスパンションジョイント装置 |
-
1999
- 1999-10-12 JP JP28932599A patent/JP3500337B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3039814U (ja) | 1997-01-21 | 1997-07-31 | 第一機材株式会社 | エキスパンションジョイント装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001159199A (ja) | 2001-06-12 |
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