JP2000291152A - ユニット住宅 - Google Patents

ユニット住宅

Info

Publication number
JP2000291152A
JP2000291152A JP11096131A JP9613199A JP2000291152A JP 2000291152 A JP2000291152 A JP 2000291152A JP 11096131 A JP11096131 A JP 11096131A JP 9613199 A JP9613199 A JP 9613199A JP 2000291152 A JP2000291152 A JP 2000291152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
foundation
booth
frame structure
hut
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11096131A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Eto
敬士 江藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ARUTO KENCHIKU SEKKEI JIMUSHO
ARUTO KENCHIKU SEKKEI JIMUSHO KK
Original Assignee
ARUTO KENCHIKU SEKKEI JIMUSHO
ARUTO KENCHIKU SEKKEI JIMUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ARUTO KENCHIKU SEKKEI JIMUSHO, ARUTO KENCHIKU SEKKEI JIMUSHO KK filed Critical ARUTO KENCHIKU SEKKEI JIMUSHO
Priority to JP11096131A priority Critical patent/JP2000291152A/ja
Publication of JP2000291152A publication Critical patent/JP2000291152A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】居室機能の組合せにおける自由度が高く、組立
てが簡単で、不要時には容易に解体・撤去して再利用で
きるユニット住宅を提供する。 【解決手段】このユニット住宅は、居住ユニットの上部
に小屋ユニットを連結してなるブースユニットを複数個
連設して形成される。居住ユニットは、柱材C及び横架
材を接合してなる略直方体状の軸組架構40を有し、柱
材Cと横架材とは該軸組架構40の短辺方向について剛
接合される。軸組架構40の各長辺側両端部には、隅柱
C1と間柱C2とを耐力パネルP又は筋交いを介して一
体に連結して形成された所定幅の耐力壁41がそれぞれ
配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット住宅に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定の規格に基づいて用意さ
れた複数種類の住宅用ユニットを選択的に組み合わせて
構成するユニット住宅が知られている。この種のユニッ
ト住宅は、構成単位となる各居住ユニットを予め工場生
産し、それらを現場に搬入して順次連結しながら住宅を
組み立てるもので、各種の居住機能や設備を組み込んだ
居住ユニットが多種類用意され、それらを居住者の希望
や住宅規模に応じて自由に組み合わせることができるよ
うになっている。居住ユニットを構成する部材や部品を
規格化し、また、現場作業を省力化することによって、
工期が短縮され、建築費用の低減が図られるという特長
を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来一
般のユニット住宅においては、組み合せの自由度を高め
るための設計モジュールや、輸送・組み立てに都合のよ
い構造などについては種々提案されているが、建築され
たユニット住宅が不要になった場合にそれを容易に解体
することができ、さらにそれを再利用することができる
ように配慮されたものはほとんど提案されていないのが
実情である。
【0004】ユニット住宅は、現実には比較的小規模の
仮設型住宅として利用されることも多い。そして、その
用途としては、一般住宅に併設される「離れ」として子
供用の居宅に供されたり、また最近では、高齢化社会の
進展を背景に、要介護高齢者のための介護用住宅として
求められたりする傾向にある。そのため、数年間使用し
て不要になった後は、これを解体・撤去して有効にリサ
イクルすることが社会的にも望まれている。
【0005】そこで本発明は、居室機能の組合せにおけ
る自由度を確保しながらも簡単に組立てることができる
とともに、不要時には容易に解体・撤去してこれを再利
用できるような基本構造を有するユニット住宅を提供す
ることにより、ユニット住宅の効率的かつ経済的な利用
促進を図ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
のユニット住宅は、外形略直方体状の居住ユニットとそ
の上部に連結される小屋ユニットとからなるブースユニ
ットを複数個連設して組み立てられるユニット住宅であ
って、前記居住ユニットは柱材及び横架材を接合して形
成された略直方体状の軸組架構を有し、それら柱材と横
架材とは該軸組架構の短辺方向について剛接合されると
ともに、該軸組架構の各長辺側両端部には所定幅の耐力
壁がそれぞれ設けられてなることを特徴としている。
【0007】すなわち本発明のユニット住宅は、その軸
組架構の短辺方向にラーメン構面が形成され、長辺方向
の四隅に耐力壁が形成されることから、構造的なバラン
スに優れたものとなる。同時に、軸組架構の短辺側にも
長辺側にも十分な大きさの開口部を設けることが可能に
なり、複数個のブースユニットを隣接させて設置する場
合でも、その配置形態に高い自由度が得られる。
【0008】また、請求項2に記載のユニット住宅は、
前記耐力壁は、前記軸組架構の隅部に立設された隅柱
と、該隅部から所定間隔を隔てて配置された間柱とを、
耐力パネル又は筋交いを介して一体に連結することによ
り形成されたことを特徴としている。
【0009】これにより、柱材の可撓長さが小さくなる
ので、柱材の部材断面を小さくして軸組架構全体の軽量
化及びローコスト化を図ることができる。さらに、長辺
方向に対しては部材接合部の構造の簡素化を図ることが
できるので、設置時及び解体時における施工性も向上す
る。
【0010】また、請求項3に記載のユニット住宅は、
前記柱材と前記横架材との接合部が解体可能にボルト連
結されてなることを特徴としている。
【0011】また、請求項4に記載のユニット住宅は、
前記小屋ユニットの底面を構成する小屋梁が、居住ユニ
ットの軸組架構の上面を構成する横架材にボルト連結さ
れてなることを特徴としている。
【0012】また、請求項5に記載のユニット住宅は、
前記軸組架構の底面を構成する土台が、平板状のベース
プレートの上面に横断面L字形の束アングルを立ち上げ
て形成された束部材を介して、地盤上に設置された基礎
にボルト連結されてなることを特徴としている。
【0013】これらにより、設置時における各部の連結
が容易になるとともに、その解体・撤去も容易になり、
各ユニットや各部材を有効に再利用することが可能にな
る。
【0014】さらに、請求項6に記載のユニット住宅
は、前記基礎は、各ブースユニットの設置位置にあわせ
て地盤上に設置された複数個の基礎フーチングと、各ブ
ースユニットの外周に沿って基礎フーチング間に架け渡
され、基礎フーチングの上面にそれぞれボルト連結され
た複数本の基礎梁と、から構成されることを特徴とし、
これにより、基礎についても、その設置及び解体・撤去
が容易になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しつつ説明する。
【0016】図1は、本発明のユニット住宅の実施の形
態を示す平面図、図2及び図3は同じくその立面図であ
る。
【0017】例示したユニット住宅1は、例えば1名の
要介護高齢者と1名の健常者とが同居しうるような介護
用住宅として構成されたものである。その設置形態とし
ては、例えば一般住宅の敷地内に「離れ」として設置し
たり、高齢者介護施設等の敷地内に複数棟を設置したり
することを想定している。
【0018】このユニット住宅1は、矩形の平面形状を
有する大きさの等しい3個のブースユニット(大)2L
と、それよりもやや小さい1個のブースユニット(小)
2Sとを連設して形成されている。各ブースユニット2
(2L,2S)は、地盤上に設置された基礎3の上に、
地盤面からやや持ち上げられた状態で各別に固定されて
いる。3個のブースユニット(大)2Lは、互いに長辺
側の壁を相対させて一列に並置され、その一端に位置す
るブースユニット(大)2Lに隣接して、ブースユニッ
ト(小)2Sが、その短辺側の壁をブースユニット
(大)2Lの長辺側の壁に相対させて配置されている。
各ブースユニット2の内部は、相対する壁にそれぞれ設
けられた開口部20を通じて空間的に連通するととも
に、床面も面一に仕上げられ、各ブースユニット2間を
自由に移動できるようになっている。
【0019】3個のブースユニット(大)2Lの内部は
いわゆる生活スペースであり、図1中、右側のブースユ
ニット(大)2L内にはベッドaが設置されるととも
に、図中上側の壁際にはテレビbやタンスcなどを置け
るようになっている。中央のブースユニット(大)2L
内には介護用ベッドdが設置されるとともに、図中上側
の壁に沿って押入れe及びクローゼットfが設けられて
いる。左側のブースユニット(大)2L内には、出入口
g、ミニキッチンh、冷蔵庫置場j、洗濯機置場k、造
り付けの食器棚m、下駄箱nなどが設けられ、さらにソ
ファーベッドpが設置されている。出入口gの外側に
は、地盤面に連続するスロープq又は図示しない昇降機
器等が設けられている。各ブースユニット(大)2Lの
図中下側の壁にはそれぞれ面格子付きの窓rが取り付け
られている。さらに、右側のブースユニット(大)2L
の図中右側の壁には掃き出し窓sが設けられ、床高を室
内に揃えて設置された屋外デッキtにも出られるように
なっている。
【0020】また、ブースユニット(小)2Sの内部は
いわゆるユーティリティスペースとなされ、要介護者対
応型の便器u、ユニットバスv及び洗面化粧台等wが組
み込まれるとともに、物入れxや配管スペースyが設け
られている。
【0021】各ブースユニット2は、略直方体状の居住
ユニット4と、その上に積載連結された切妻型の小屋ユ
ニット5とから構成されている。図2及び図3に示すよ
うに、各小屋ユニット5は、ブースユニット2の連設方
向に棟方向を揃えて各居住ユニット4上に積載され、各
別に居住ユニット4に固定されている。ブースユニット
(大)2Lとブースユニット(小)2Sとが連続する部
分においては、小屋ユニット5の屋根面はいわゆる葺き
下ろし屋根となっている。
【0022】ブースユニット2の本体部分をなす居住ユ
ニット4は、図4に示すような略直方体状の軸組架構4
0を有している。この軸組架構40は、鉄骨又は軽量鉄
骨からなる柱材及び横架材を連結してなるもので、これ
に、図示しない断熱材、外装材、内装材、天井材、床材
などを取り付け、さらに諸設備を組み込んで居住ユニッ
ト4が形成される。以下、この軸組架構40の基本構造
について詳述する。
【0023】軸組架構40の底面を構成する横架材は、
該底面の四周に配置された土台D(2本の短辺土台D1
及び2本の長辺土台D2)並びに相対する長辺土台D2
を連結する3本の床梁Bである。短辺土台D1及び長辺
土台D2はいずれも鉄骨の溝形鋼からなり、その開口面
を外向きにして連結されている。床梁Bは、軽量鉄骨の
リップ溝形鋼を2本、互いの開口面を背合わせにし、そ
の間につづり材となる鉄板を挟んでつづり合わせること
により形成されている(図5参照)。
【0024】軸組架構40を構成する柱材Cは、四隅に
配置された4本の隅柱C1と、各隅柱C1から軸組架構
40の長辺方向に所定間隔を隔ててそれぞれ配置された
4本の間柱C2である。隅柱C1と間柱C2とは同断面
の部材で、いずれも長方形断面を有する軽量鉄骨の角形
鋼管を、鉄板を挟んで2本つづり合わせて形成され、そ
れぞれ該2本の角形鋼管の接合面を軸組架構40の長辺
方向に直交させて前記長辺土台D2上に立設されている
(図5参照)。
【0025】軸組架構40の上面を構成する横架材は、
前記各柱材Cの頭部間を軸組架構40の短辺方向に連結
する2本の短辺外梁G1及び2本の短辺内梁G2、各隅
部近傍にて相対する隅柱C1と間柱C2の頭部間を軸組
架構40の長辺方向に連結する4本の隅梁G3、間柱C
2の頭部間を同じく長辺方向に連結する2本の長辺梁G
4、並びに相対する該2本の長辺梁G4をその中央部近
傍にて連結する2本の小梁G5である。これらの各横架
材(梁材G)は、前記床梁Bと同様に、いずれも軽量鉄
骨のリップ溝形鋼を2本、互いの開口面を背合わせに
し、その間に鉄板を挟んでつづり合わせて形成されてい
る(図6参照)。
【0026】図5及び図6に、前記軸組架構40におけ
る柱材Cと各横架材との主要接合部の接合構造を示す。
【0027】図5は、長辺土台D2と柱材C(隅柱C
1,間柱C2)及び床梁Bとの接合部(図4中のイ部)
の詳細である。長辺土台D2を構成する溝形鋼の上側フ
ランジの上面には、2箇所のボルト穴610を有する平
板状の柱脚連結プレート61が直立状態で溶接固定され
ている。併せて、溝形鋼の溝内側にも、前記柱脚連結プ
レート61の直下の位置に補強用のリブプレート62が
溶接固定されている。そして、2本の角形鋼管をつづり
合わせて形成された柱材Cが、その2本の角形鋼管の間
の隙間に柱脚連結プレート61を挟持するようにして立
設され、柱材Cの脚部に予め形成されたボルト穴611
及び操作穴612を利用して柱脚連結プレート61にボ
ルト連結される。こうして長辺土台D2と柱材Cとが接
合されるが、この接合状態は構造的には剛接合となる。
【0028】また、長辺土台D2を構成する溝形鋼のウ
ェブの側面には、2箇所のボルト穴630を有する平板
状の床梁連結プレート63が、長辺土台D2に直交して
張り出すように溶接固定されている。そして、2本のリ
ップ溝形鋼をつづり合わせて形成された床梁Bが、その
2本のリップ溝形鋼の間の隙間に床梁連結プレート63
を挟持するようにして架け渡され、床梁Bの両端部に予
め形成されたボルト穴631を利用して床梁連結プレー
ト63にボルト連結される。こうして長辺土台D2と床
梁Bとが接合されるが、この接合状態も剛接合となる。
【0029】図6は、柱材C(隅柱C1及び間柱C2)
の頭部と各梁材Gとの接合部(図4中のロ部)の詳細で
ある。柱材Cと短辺方向の梁材G(短辺外梁G1及び短
辺内梁G2)とは、図示のような略L字形の短辺梁連結
プレート64を介して接合される。この短辺梁連結プレ
ート64は、コーナー内側に剛性を高めるためのハンチ
部を備えるとともに、垂直部641と水平部642にそ
れぞれ2箇所ずつのボルト穴640を有している。そし
て、垂直部641が柱材Cを構成する2本の角形鋼管の
間の隙間に挟持され、水平部642が短辺方向の梁材G
(G1,G2)を構成する2本のリップ溝形鋼の間の隙
間に挟持される。柱材Cの頭部及び短辺方向の梁材G
(G1,G2)の両端部には予めボルト穴643や操作
穴644が形成され、これらを利用して、柱材C及び短
辺方向の梁材G(G1,G2)がそれぞれ短辺梁連結プ
レート64にボルト連結される。こうして柱材Cと短辺
方向の梁材G(G1,G2)とが接合されるが、この接
合状態も剛接合となる。
【0030】また、柱材Cと長辺方向の梁材G(隅梁G
3及び長辺梁G4)とは、図示のような平板状の長辺梁
連結プレート65を介して接合される。この長辺梁連結
プレート65は、2箇所のボルト穴650を有し、端面
を柱材Cの側面に溶接固定される。そして、長辺方向の
梁材G(G3,G4)が、それらを構成する2本のリッ
プ溝形鋼の間の隙間に長辺梁連結プレート65を挟持す
るようにして架け渡され、梁材G(G3,G4)の両端
部に予め形成されたボルト穴651を利用して長辺梁連
結プレート65にボルト連結される。こうして柱材Cと
長辺方向の梁材G(G3,G4)とが接合される。ただ
し、この接合部の接合状態は、柱材Cと長辺梁連結プレ
ート65との溶接量が少ないことから剛接合とはなら
ず、柔接合となる。
【0031】すなわち、この軸組架構40の構造は、図
7に示すように、軸組架構40の短辺方向については柱
材Cと、短辺方向の梁材G(G1,G2)と、短辺土台
D1又は床梁Bとが剛接合され、隅柱C1及び間柱C2
の位置にラーメン構面が形成されたものとなっている。
一方、軸組架構40の長辺方向については、前記各ラー
メン構面が長辺方向の梁材G(G3,G4)を介して柔
接合により連結されたものとなっている。
【0032】本発明においては、この軸組架構40の長
辺方向に対する水平剛性をさらに強化するため、図4に
示したように、各隅部にて相対する4対の隅柱C1と間
柱C2とが、その上端部近傍及び下端部近傍にて胴縁材
Eにより連結されるとともに、これら隅柱C1、間柱C
2及び上下の胴縁材Eによって囲まれる矩形の構面に耐
力パネルPが固着されている。胴縁材Eは、軽量鉄骨の
リップ溝形鋼からなる単一材である。また、耐力パネル
Pには構造用合板が利用され、その四周が、隅柱C1、
間柱C2及び上下の胴縁材Eに対し、タッピングビスに
よって直接固着されている。
【0033】こうして、図8に示すように、軸組架構4
0の各長辺側両端部の4箇所に所定幅の耐力壁41が形
成される。軸組架構40の長辺方向に対する水平剛性
は、この長辺側両端部の耐力壁41によって確保され
る。したがって、長辺側の中央部は、構造的には非耐力
部分となる。
【0034】本発明のユニット住宅1は、このような軸
組架構40を有するため、その長辺側及び短辺側のいず
れにも、十分な大きさの開口部20を設けることが可能
になる。したがって、複数個のブースユニット2を隣接
させて設置する場合にも、各ブースユニット2の短辺側
の壁及び長辺側の壁を自由に相対させ、そこに開口部2
0を設けて、隣接する両ブースユニット2を空間的に連
通させることができる。これにより、例えば図9(a)
〜(c)に示すように、ブースユニット2(2L,2
S)をさまざまな位置関係に配置することが可能にな
る。同時に、十分な大きさの開口部20を各面に形成す
ることができるので、例えば介護用住宅として構成する
場合などであっても、車椅子その他の要介護者搬送手段
等を支障なく利用することができる。このような設計の
自由度の高さは、従来一般のユニット住宅、特に壁式構
造によって形成されるタイプのものに比べて極めて有利
な特長である。
【0035】また、前記軸組架構40は、その短辺方向
に設けられたラーメン構面と、長辺方向に設けられた耐
力壁41とを組み合わせて構成されるものであるため、
例えば軸組全体を剛接合としたラーメン構造体に比べて
各部材の軽量化・小断面化を図ることができるととも
に、特に長辺方向に対しては部材接合部の構造も簡略化
することができる。したがって、設置時及び解体時にお
ける施工性も大きく向上することとなる。
【0036】ところで、前記した耐力壁41は、隅柱C
1及び間柱C2に、それらの頭部及び脚部をわずかずつ
残して耐力パネルPを固着してなるものであるが、これ
は、長辺土台D2近傍及び隅梁G3近傍の構造を単純化
するための配慮によるものである。柱材Cの頭部及び脚
部を多少残して耐力パネルPを固着しても、これら柱材
Cの可撓長さは十分に小さくなるので、構造的な不利は
ほとんどない。もちろん、柱材Cの頭部から脚部までの
全体にわたって耐力壁41を形成することも可能であ
る。
【0037】なお、耐力壁41については、隅柱C1、
間柱C2及び上下の胴縁材Eによって囲まれる矩形の構
面に耐力パネルPを固着したものに替え、該矩形の構面
に筋交いをX状に設けたものとすることも可能である。
また、前記実施の形態に示した各部材の断面形状や本数
は設計上の一例であるので、これらについても、軸組架
構40の基本構造が同様である限り適宜変更することは
できる。また、各連結プレート(61,63,64,6
5)の形状や連結ボルトの本数などについても同様に変
更可能である。また、軸組架構40を構成する各部材の
一部を木材等に代えることもできる。
【0038】このような軸組架構40をもとにして各居
住ユニット4が形成され、さらにその上に小屋ユニット
5が各別に積載されることにより、ブースユニット2が
形成される。小屋ユニット5は、軽量鉄骨又は木材等に
より構成された切妻形の小屋組架構を有し、これに屋根
下地材、防水材、屋根葺き材等を取り付け、また、妻面
にも外装材等を取り付けることにより予め一体に形成さ
れる。
【0039】小屋組架構の構造は、従来一般の和小屋あ
るいは洋小屋と同様のもので、図示は省略するが、小屋
組架構の底面を構成する小屋梁と、その上に組み上げら
れた小屋束、母屋、垂木、棟木などから構成される。
【0040】図10に、この小屋組架構と前記軸組架構
40との連結構造を示す。軸組架構40の上面に架設さ
れた梁材G(短辺外梁G1、短辺内梁G2、隅梁G3、
長辺梁G4、小梁G5)には、適宜間隔で図示のような
アイボルト66が取り付けられる。このアイボルト66
は、円環状の頭部661を有し、この頭部が各梁材Gを
構成する2本のリップ溝形鋼の間の隙間に挟持され、脚
部662を各梁材Gの上方に突出させた状態で各梁材G
にボルト連結される。一方、小屋組架構の底面を構成す
る長短の各小屋梁Kには、予め各アイボルト66の位置
に合わせてボルト穴を形成しておき、この小屋梁Kを前
記梁材G上に載置して各アイボルト66にナット締結す
る。梁材Gと小屋梁Kとの間には、例えば合成ゴム系の
緩衝材663などを挟んでもよい。
【0041】こうして、各居住ユニット4と各小屋ユニ
ット5とが連結され、各ブースユニット2が形成され
る。この連結作業は設置現場にて行なうこともできる
が、運送事情が許せば、予め工場にて一体に連結してお
き、そのまま搬送して現場に設置することも可能であ
る。居住ユニット4と小屋ユニット5との連結はアイボ
ルト66によるため、特殊な技能や装置を必要とせず、
簡単に行なうことができるとともに、その解体も極めて
容易である。
【0042】続いて、ブースユニット2を固定するため
の基礎構造について説明する。図11はこのユニット住
宅1全体にわたる基礎伏図、図12は該基礎の連結部に
おける部分分解斜視図である。
【0043】このユニット住宅1の基礎3は、基礎フー
チング31及び基礎梁32から構成される。これらはい
ずれもプレキャストコンクリート製の部材で、ブースユ
ニット2の搬入に先立って現場に搬入され、地盤上に設
置されて相互に連結される。
【0044】基礎フーチング31は、略矩形の平面形状
に形成された厚板状の部材で、予め地業の施された地盤
上に直接設置される。その底面積及び厚さは、ユニット
住宅1の荷重を安全に地盤に伝達しうるよう、該荷重の
大きさと地盤状態とを考慮して設定されている。基礎フ
ーチング31は、各ブースユニット2の隅部と長辺側中
間部の要所にそれぞれ配置される。ブースユニット2が
隣接する部分においては、隣接しない部分に配置される
基礎フーチング31よりも底面積の大きな基礎フーチン
グ31が、隣接する両ブースユニット2の隣接ラインを
跨ぐようにして配置される。基礎フーチング31の上面
には、基礎梁32を連結するための基礎連結ボルト33
が予め複数本埋め込まれて上方に突出している。
【0045】基礎梁32は、各ブースユニット2の底面
の外周位置に合わせて矩形に配置される細長い部材であ
る。各基礎梁32は、その両端部を基礎フーチング31
の上面に架け渡され、該両端部に予め形成されたボルト
穴34に前記基礎連結ボルト33を挿通させてこれをナ
ット締結することにより、基礎フーチング31に連結さ
れる。ブースユニット2が隣接して設置される部分にお
いては、幅の広い基礎梁32が、隣接する両ブースユニ
ット2の隣接ラインを跨ぐようにして配置される。
【0046】すなわち、この基礎3は、ブースユニット
2の底面を支承する複数本の基礎梁32が、基礎フーチ
ング31を介して互いに連設されたものである。各ブー
スユニット2の外周に対応する各基礎梁32は、ブース
ユニット2が隣接して設置される部分を除いて各別に基
礎フーチング31に連結され、基礎梁32同士は直接に
は接合されていない。したがって、ブースユニット2の
個数や配置に応じて簡単迅速に基礎梁32を設置するこ
とができるとともに、基礎梁32を各ブースユニット2
ごとに解体・撤去することも可能である。基礎梁32と
基礎フーチング31とはボルト連結されるので、設置時
及び解体時の施工性にも優れている。
【0047】こうして形成された基礎3の上に各ブース
ユニット2が連結・固定される。図13は、基礎3とブ
ースユニット2との連結部の詳細構造を示す。
【0048】基礎3とブースユニット2とは、基礎梁3
2と、居住ユニット4の軸組架構40の底面を構成する
土台D(D1,D2)とを、図示のような束部材67を
介してボルト連結することにより固定される。束部材6
7は、平板状のベースプレート671と、その上面に立
ち上げて形成された横断面L字形の束アングル672と
からなる鋼製の部材である。ベースプレート671には
複数個のボルト穴が設けられ、このボルト穴に、基礎梁
32上に突出して設けられた複数本のアンカーボルト6
73が挿通されてナット締結される。これらのアンカー
ボルト673は、前記基礎連結ボルト33をさらに上方
に延伸させたものであってもよい。
【0049】束アングル672の稜角部は、軸組架構4
0の四隅における土台D(D1,D2)の接合部の内側
にあてがわれる。束アングル672の上部各面及び土台
Dのウェブにはそれぞれ位置を合わせて複数個のボルト
穴674が形成され、これに連結ボルトが挿通されてナ
ット締結される。また、長辺土台D2の中央部付近にも
必要に応じて束部材67が配置され、束アングル672
の片面を該長辺土台D2のウェブにボルト連結される。
【0050】このように、基礎梁32と土台Dとは束部
材67を介してボルト連結されるので、設置時及び解体
時の施工性に優れている。なお、この束部材67は、居
住ユニット4を工場にて製作する際に、その土台Dに予
め取り付けておいてもよく、また、現場にて先に基礎梁
32に取り付けておき、これに後から土台Dを取り付け
てもよい。
【0051】また、束アングル672の立ち上がり高さ
を適宜に設定することにより、居住ユニット4の底面を
地盤面から持ち上げて、床下の換気を確保することもで
きる。
【0052】各ブースユニット2は、このようにして基
礎3上にそれぞれ固定される。そして、隣接するブース
ユニット2間に形成される壁や屋根の隙間部分には、止
水のための充填剤や被覆材などが取り付けられて仕上げ
られる。また、内部においては、設備配管や配線を連結
したり、相対する開口部20を一体に連結するための開
口部枠や建具を取り付けるなど、細部の仕上げ工事が行
われる。
【0053】以上に述べたように、本発明においては、
隣接して配置されるブースユニット2を相互に連結する
構造的手段は特に採用していない。つまり、各ブースユ
ニット2は、構造的には、隣接する他のブースユニット
2とは直接には連結されず、各別に独立した状態で設置
されている。各ブースユニット2の相互の位置関係を拘
束するのは基礎3のみである。したがって、このユニッ
ト住宅1は、各ブースユニット2ごとに、その増設、移
設、交換、撤去などを容易におこなうことができるもの
となっている。
【0054】さらに、前述のように、各ブースユニット
2を構成する居住ユニット4と小屋ユニット5とはボル
ト連結され、また、各ブースユニット2と基礎3もボル
ト連結されている。さらに、居住ユニット4を構成する
軸組架構40も主要接合部はボルト連結されている。し
たがって、これらを解体する場合も、各部を大きく損傷
することなく容易に解体することができる。
【0055】このように、本発明のユニット住宅1は、
ブースユニット2の組み合せの自由度が高く、また利用
事情にあわせた規模変更も容易で、しかも簡単に解体し
てその再利用を図ることができるものである。
【0056】
【発明の効果】本発明のユニット住宅によれば、居住ユ
ニットを構成する軸組架構の短辺方向にラーメン構面が
形成され、長辺方向の四隅に耐力壁が形成されるので、
優れた構造的安定性が得られるとともに、軸組架構の短
辺側にも長辺側にも十分な大きさの開口部を設けること
が可能になる。そのため、複数個のブースユニットを隣
接させて設置する場合でも、その配置形態に高い自由度
が得られる。
【0057】また、各ブースユニットをそれぞれ構造的
に独立させて設置し、各ブースユニットを構成する居住
ユニットと小屋ユニット、居住ユニットと基礎、基礎を
構成する基礎梁と基礎フーチング、さらに居住ユニット
の軸組架構を構成する各部材等をそれぞれボルト連結す
ることにより、設置時及び解体時における施工性が向上
するとともに、それら各ユニットや各部材の再利用を図
ることが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のユニット住宅の実施の形態を示す平面
図である。
【図2】前記ユニット住宅の正面側の立面図である。
【図3】同じく、前記ユニット住宅の側面側の立面図で
ある。
【図4】居住ユニットを構成する軸組架構の一部分解斜
視図である。
【図5】前記軸組架構における土台と柱材及び床梁との
接合構造を示す斜視図である。
【図6】同じく、柱材の頭部と各梁材との接合構造を示
す斜視図である。
【図7】前記軸組架構の短辺方向の構造略図である。
【図8】同じく長辺方向の構造略図である。
【図9】複数個のブースユニットの配置パターン例を示
す配置図である。
【図10】軸組架構の梁材と小屋組架構の小屋梁との接
合構造を示す部分断面図である。
【図11】図1に示したユニット住宅の基礎伏図であ
る。
【図12】基礎を構成する基礎フーチングと基礎梁との
接合構造を示す斜視図である。
【図13】基礎梁と軸組架構の土台との連結構造を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 ユニット住宅 2 ブースユニット 3 基礎 31 基礎フーチング 32 基礎梁 4 居住ユニット 40 軸組架構 41 耐力壁 5 小屋ユニット 67 束部材 671 ベースプレート 672 束アングル B,D(D1,D2),G(G1〜G5) 横架材 C(C1,C2) 柱材 C1 隅柱 C2 間柱 D(D1,D2) 土台 K 小屋梁 P 耐力パネル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外形略直方体状の居住ユニットとその上
    部に連結される小屋ユニットとからなるブースユニット
    を複数個連設して組み立てられるユニット住宅であっ
    て、前記居住ユニットは柱材及び横架材を接合して形成
    された略直方体状の軸組架構を有し、それら柱材と横架
    材とは該軸組架構の短辺方向について剛接合されるとと
    もに、該軸組架構の各長辺側両端部には所定幅の耐力壁
    がそれぞれ設けられてなることを特徴とするユニット住
    宅。
  2. 【請求項2】 前記耐力壁は、前記軸組架構の隅部に立
    設された隅柱と、該隅部から所定間隔を隔てて配置され
    た間柱とを、耐力パネル又は筋交いを介して一体に連結
    することにより形成されたことを特徴とする請求項1記
    載のユニット住宅。
  3. 【請求項3】 前記柱材と前記横架材との接合部が解体
    可能にボルト連結されてなることを特徴とする請求項1
    又は請求項2記載のユニット住宅。
  4. 【請求項4】 前記小屋ユニットの底面を構成する小屋
    梁が、居住ユニットの軸組架構の上面を構成する横架材
    にボルト連結されてなることを特徴とする請求項1乃至
    請求項3のいずれかに記載のユニット住宅。
  5. 【請求項5】 前記軸組架構の底面を構成する土台が、
    平板状のベースプレートの上面に横断面L字形の束アン
    グルを立ち上げて形成された束部材を介して、地盤上に
    設置された基礎にボルト連結されてなることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のユニット住
    宅。
  6. 【請求項6】 前記基礎は、各ブースユニットの設置位
    置にあわせて地盤上に設置された複数個の基礎フーチン
    グと、各ブースユニットの外周に沿って基礎フーチング
    間に架け渡され、基礎フーチングの上面にそれぞれボル
    ト連結された複数本の基礎梁と、から構成されることを
    特徴とする請求項5記載のユニット住宅。
JP11096131A 1999-04-02 1999-04-02 ユニット住宅 Pending JP2000291152A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11096131A JP2000291152A (ja) 1999-04-02 1999-04-02 ユニット住宅

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11096131A JP2000291152A (ja) 1999-04-02 1999-04-02 ユニット住宅

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000291152A true JP2000291152A (ja) 2000-10-17

Family

ID=14156847

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11096131A Pending JP2000291152A (ja) 1999-04-02 1999-04-02 ユニット住宅

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000291152A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233247A (ja) * 2001-02-07 2002-08-20 Sumitomo Forestry Co Ltd 花壇付きデッキ
JP2003035050A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Daiwa House Ind Co Ltd 建物における耐力壁の設置構造
JP2005185798A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Susumu Saito 身体介護軽減のための、設備一室集約による介護施設室
JP2007211402A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Shikoku Chem Corp 簡易構築物のアンカー部材
JP2013221291A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Misawa Homes Co Ltd 建物ユニット、建物ユニットの配置構造およびユニット建物
JP2014141787A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Sekisui Chem Co Ltd ユニット連結体及びユニット建物
JP2020056175A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 大和ハウス工業株式会社 架構式構造
JP2020147986A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 積水化学工業株式会社 建物ユニットの連結構造

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002233247A (ja) * 2001-02-07 2002-08-20 Sumitomo Forestry Co Ltd 花壇付きデッキ
JP2003035050A (ja) * 2001-07-24 2003-02-07 Daiwa House Ind Co Ltd 建物における耐力壁の設置構造
JP2005185798A (ja) * 2003-12-24 2005-07-14 Susumu Saito 身体介護軽減のための、設備一室集約による介護施設室
JP2007211402A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Shikoku Chem Corp 簡易構築物のアンカー部材
JP2013221291A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Misawa Homes Co Ltd 建物ユニット、建物ユニットの配置構造およびユニット建物
JP2014141787A (ja) * 2013-01-22 2014-08-07 Sekisui Chem Co Ltd ユニット連結体及びユニット建物
JP2020056175A (ja) * 2018-09-28 2020-04-09 大和ハウス工業株式会社 架構式構造
JP7432299B2 (ja) 2018-09-28 2024-02-16 大和ハウス工業株式会社 架構式構造
JP2020147986A (ja) * 2019-03-13 2020-09-17 積水化学工業株式会社 建物ユニットの連結構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4833841A (en) Transportable building module
US3822519A (en) Building structure
CA2813251A1 (en) Buildings formed from complementary building modules, and methods for building same
JP2000291152A (ja) ユニット住宅
JP4567857B2 (ja) ユニット式建物
JPH094275A (ja) 耐震避難室付き家屋
JPH10266341A (ja) 鉄骨造建築物の骨組構造
JP4676610B2 (ja) ユニット式建物
US4307548A (en) Method of constructing houses
JP2003301520A (ja) ユニット式建物
JP2618140B2 (ja) 中高層建築物の構造
KR830000047B1 (ko) 건축용 조립식 빌딩 유닛
JP3019502U (ja) 耐震避難室付き家屋
JP7369022B2 (ja) プレハブ建築物
JPH09165937A (ja) 耐震室付き家屋
JP4391041B2 (ja) プレハブ式建物
JP4796684B2 (ja) ユニット建物
WO1994003689A1 (en) Shelter apparatus
JP3429629B2 (ja) ユニット建物とその構築方法
JP2003166290A (ja) ユニット式建物
JPH09165936A (ja) 耐震室付き家屋
JP3025985U (ja) 耐震室付き家屋
JP2007132096A (ja) 枠組壁工法用壁パネルの鉛直出し方法
JP2023007136A (ja) 建物のベースユニット、建物の骨組み構造および建物
JPH07279247A (ja) コンクリートコア壁と鉄骨フレームからなる建築物の架構