JP2000289709A - テーピング装置 - Google Patents

テーピング装置

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JP2000289709A
JP2000289709A JP11098687A JP9868799A JP2000289709A JP 2000289709 A JP2000289709 A JP 2000289709A JP 11098687 A JP11098687 A JP 11098687A JP 9868799 A JP9868799 A JP 9868799A JP 2000289709 A JP2000289709 A JP 2000289709A
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integrated circuit
embossed tape
defective
inspection module
tape
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JP11098687A
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English (en)
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Isao Muraoka
功 村岡
Koki Oidori
功騎 追鳥
Manabu Nakajima
学 中島
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テーピング梱包前に不良品を精度よく排除
し、エンボステープ収納後に発見した不良品の排除も自
動で行い、エンボステープ梱包不良の自動修正を行う。 【解決手段】 側面外観検査モジュール7及び裏面外観
検査モジュール8によって集積回路30を側面及び裏面
から検査し、そこで良品と判定された集積回路30のみ
をテーピング部11からエンボステープ20に収納し、
エンボステープ20に収納した後の集積回路30を外観
検査モジュール12によって外観検査し、ここで不良品
と判断された集積回路30を不良品排出ユニット13に
よって取り除いて良品と差し替え、シールユニット14
によってエンボステープ20を熱圧着し、シール検査モ
ジュール15によって、エンボステープ20の梱包状態
を検査し、梱包の不具合を自動修正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は集積回路のテーピン
グを行うテーピング装置に関し、特に集積回路の外観検
査機能を有するテーピング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路(IC)のテーピング梱
包作業は、梱包前に集積回路の収納方向確認、マーキン
グ不良、リード曲がり不良等の確認を目視で行い、それ
により良品として選別されたものを作業者がテーピング
装置に供給し、それによりテーピング梱包を行ってい
た。
【0003】また、特開平10―157707号公報で
は、梱包作業前に集積回路の外観選別を行い、それによ
り良品として選別されたもののみをテーピング梱包する
装置が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、作業者が目視
で集積回路の外観確認を行ってからテーピング装置に供
給する方法では、外観選別工程後からテーピング装置供
給までの作業者によるハンドリング工程において、集積
回路のリード変形及び異物混入が生じる可能性があると
いう問題がある。
【0005】また、テーピング装置供給までの作業は作
業者が手作業で行うこととなるため作業効率が悪い。ま
た、特開平10―157707号公報の装置では、集積
回路の外観選別を一方向からのみから行うこととしてい
るため、外観不良の見落としが生じる可能性があるとい
う問題点がある。
【0006】さらに、外観不良選別後に装置内でリード
曲がり等が発生した場合、そのような外観不良は検出さ
れずそのままテーピング梱包されてしまうという問題点
もある。
【0007】また、テーピング梱包後の検査を目視で行
わなければならず、テーピング梱包不良が発見された場
合、作業者が手作業でテーピング梱包のやり直しを行わ
なければならないため、作業者の作業工数が増え、歩留
まりが悪化するという問題点もある。
【0008】本発明はこのような点に鑑みなされたもの
であり、テーピング梱包前に不良品を精度よく排除し、
エンボステープ収納後に発見した不良品の排除も自動で
行い、エンボステープ梱包不良の自動修正を行うことが
可能なテーピング装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、集積回路のテーピングを行うテーピング
装置において、前記集積回路の外観不良を側面から検査
する側面外観検査手段と、前記集積回路の外観不良を裏
面から検査する裏面外観検査手段と、良品の前記集積回
路のみをエンボステープに収納するエンボステープ収納
手段と、を有することを特徴とするテーピング装置が提
供される。
【0010】ここで、側面外観検査手段は集積回路の外
観不良を側面から検査し、裏面外観検査手段は集積回路
の外観不良を裏面から検査し、エンボステープ収納手段
は良品の集積回路のみをエンボステープに収納する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本形態におけるテーピン
グ装置1の構成図である。
【0012】テーピング装置1は、テーピング作業開始
前の複数の集積回路30が配置されたトレー40を配置
するトレーセット部2、トレー40の集積回路収納ピッ
チに合わせて移動するテーブル3、集積回路30取り出
し済みのトレー40を収納するストッカ4、トレーセッ
ト部2に配置されているトレー40をつかみテーブル3
の位置まで移動させるトレー移動機5、テーブル3に配
置されたトレー40から集積回路30を取り出し、回転
することにより集積回路30を移動させるインデックス
ユニット10、集積回路30の位置決めを行う位置決め
ユニット6、側面から集積回路30の外観検査を行う側
面外観検査モジュール7、裏面から集積回路30の外観
検査を行う裏面外観検査モジュール8、不良判定された
集積回路30を収納する不良ICボックス9、テーピン
グ後の集積回路30の外観検査を行う外観検査モジュー
ル12、外観検査モジュール12が不良判定した集積回
路30をエンボステープ20から取り除く不良品排出ユ
ニット13、不良品排出ユニット13が取り出した不良
品を収納する不良IC収納ボックス18、エンボステー
プ20の熱圧着を行うシールユニット14及びエンボス
テープ20の熱圧着状態を検査するシール検査モジュー
ル15によって構成されており、集積回路30が配置さ
れたトレー40がトレーセット部2に供給されることに
より、テーピング装置1内を収納ピッチ単位で移動する
エンボステープ20に集積回路30をテーピング梱包し
ていくこととなる。
【0013】トレー移動機5は、トレーセット部2及び
テーブル3上を移動可能であり、トレーセット部2に配
置されているトレー40をテーブル3に移動させる。イ
ンデックスユニット10は回転軸10bを中心として回
転可能であり、この回転軸10bを中心とした同一円周
上に8つの吸着アーム10aが等間隔に取り付けられて
いる。これらの吸着アーム10aは、任意に選択した1
つの吸着アーム10aと回転軸10bとを結ぶ直線と、
その任意に選択した1つの吸着アーム10aの隣に位置
する吸着アーム10aと回転軸10bとを結ぶ直線とで
作る角度が常に45°になるように配置され、各吸着ア
ーム10aは個別に制御されて集積回路30の吸着及び
取り外しを行う。
【0014】位置決めユニット6、側面外観検査モジュ
ール7、裏面外観検査モジュール8及び不良ICボック
ス9は、吸着アーム10aが配置されるインデックスユ
ニット10の回転軸10bを中心とした円周上に配置さ
れ、エンボステープ20は、その一部がこの円周上に位
置するように配置される。ここで、この円周とエンボス
テープ20との合流点をテーピング部11と呼ぶことと
する。
【0015】外観検査モジュール12、シールユニット
14及びシール検査モジュール15は、エンボステープ
20の進行方向に対してテーピング部11の下手に配置
され、これらはエンボステープ20の進行方向の上手か
ら、外観検査モジュール12、シールユニット14、シ
ール検査モジュール15という順番で配置される。
【0016】次に、図2を用いてシール検査モジュール
15の構成について説明する。図2は、図1におけるシ
ール検査モジュール15のA−A断面拡大図である。シ
ール検査モジュール15は、エンボステープ20の画像
を撮像するCCDカメラ15a、集積回路30の上部か
ら撮影光を照射する上部照明15b、エンボステープ2
0を保持するエンボステープ運搬レール21及びエンボ
ステープ20の下部から撮影光を照射する下部照明15
cにより構成されている。
【0017】エンボステープ運搬レール21の上部に
は、検査対象であるエンボステープ20が配置され、そ
の上部に上部照明15bが配置される。上部照明15b
の上部にはCCDカメラ15aが配置されることとなる
が、ここで上部照明15bは、CCDカメラ15aとそ
の直下のエンボステープ20とを結ぶ立方体形状の空洞
部15baを有しており、CCDカメラ15aはこの空
洞部15baを通してエンボステープ20の撮像を行う
ことになる。また、エンボステープ運搬レール21の下
部には下部照明15cが配置され、エンボステープ20
の下部から撮影光を照射する。
【0018】次に、図1及び図2を用いてテーピング装
置1の全体的な動作について説明する。トレーセット部
2に複数の集積回路30が配列されたトレー40を配置
し、エンボステープ20をエンボステープ運搬レール2
1上に配置してテーピング梱包動作を開始すると、ま
ず、トレー移動機5がトレーセット部2の上部まで移動
し、トレーセット部2に配置されているトレー40をつ
かむ。トレー40をつかんだトレー移動機5は、そのま
まテーブル3の上部まで移動し、そのトレー40をテー
ブル3上に配置する。
【0019】トレー40が配置されたテーブル3は、水
平方向に移動し、吸着アーム10aが配置されるインデ
ックスユニット10の回転軸10bを中心とした円周上
に位置するピックアップ部16に達する。このときの移
動は、トレー40に配置されたいずれかの集積回路30
がピックアップ部16に位置するように行われる。ピッ
クアップ部16にはいずれか1つの吸着アーム10aが
配置されており、このピックアップ部16に達したトレ
ー40に配置されている集積回路30の1つが、このピ
ックアップ部16に位置する吸着アーム10aによって
吸着され、取り出される。
【0020】この吸着アーム10aによって1つの集積
回路30を取り出したインデックスユニット10は、そ
の集積回路30を吸着したまま回転軸10bを中心に4
5°回転し、これにより、上記とは別の吸着アーム10
aがピックアップ部16に配置されることとなる。それ
と同時に、テーブル3はトレー40における集積回路3
0の収納ピッチ単位で水平移動し、これにより、上記と
は別の集積回路30がピックアップ部16に配置される
こととなる。そして、上述の場合と同様に、ピックアッ
プ部16に配置された吸着アーム10aはそこに配置さ
れた集積回路30を吸着し、トレー40からその集積回
路30を取り出す。
【0021】このようにして順次集積回路30が取り出
され、すべての集積回路30が取り出されたトレー40
は、ストッカ4に運ばれ回収される。ピックアップ部1
6において吸着アーム10aによって吸着された集積回
路30は、インデックスユニット10の回転によって位
置決めユニット6に達し、位置決めユニット6は、そこ
に達した集積回路30の吸着アーム10aにおける吸着
位置を後述する側面外観検査モジュール7及び裏面外観
検査モジュール8での外観検査に適した位置に補正す
る。
【0022】位置決めユニット6で吸着位置を補正され
た集積回路30は、インデックスユニット10の回転に
より側面外観検査モジュール7に達する。側面外観検査
モジュール7は、そこに達した集積回路30を側面方向
から撮像し、その画像により外観不良の検出を行う。こ
の撮像される画像については詳細を後述する。
【0023】側面外観検査モジュール7で外観の確認を
終えた集積回路30は、インデックスユニット10の回
転により裏面外観検査モジュール8に達する。裏面外観
検査モジュール8は、そこに達した集積回路30を裏面
方向から撮像し、その画像により外観不良の検出を行
う。ここで撮像される画像については詳細を後述する。
【0024】裏面外観検査モジュール8で外観の確認を
終えた集積回路30は、インデックスユニット10の回
転により不良ICボックス9の上部に達する。ここで不
良ICボックス9の上部に達した集積回路30が、側面
外観検査モジュール7もしくは裏面外観検査モジュール
8において外観不良判定されていたものであった場合、
不良ICボックス9の上部に位置する吸着アーム10a
は、その不良判定された集積回路30を切り離し、切り
離された集積回路30は不良品として不良ICボックス
9に回収される。
【0025】不良ICボックス9で回収されなかった集
積回路30は、インデックスユニット10の回転により
テーピング部11に達し、そこで切り離されることによ
りエンボステープ20の収納ボックス20aに収納され
る。
【0026】ここで、エンボステープ20は、後述する
場合を除き、テーピング部11において1つの集積回路
30がエンボステープ20に収納されるたびにその進行
方向に1収納ピッチ分移動するため、テーピング部11
を通過したエンボステープ20の収納ボックス20aに
は必ず集積回路30が1つずつ収納されていくことにな
る。
【0027】このように収納ボックス20aに収納され
た集積回路30はエンボステープ20のピッチ移動によ
り移動し、外観検査モジュール12に達する。外観検査
モジュール12は、そこに達した集積回路30を撮像
し、それにより外観不良の検出を行う。ここで、外観検
査モジュール12が不良品として判定した集積回路30
は、不良品排出ユニット13によって収納ボックス20
aから取り出され、不良IC収納ボックス18に回収さ
れる。そして、不良品の取り出し後、不良品排出ユニッ
ト13は、外観検査モジュール12による検査が行われ
る前の集積回路30をテーピング部11から取り出し、
その集積回路30を外観検査モジュール12の不良判定
により取り除かれた集積回路30が収納されていた収納
ボックス20aに収納する。この際、テーピング部から
新たに1つの集積回路30が取り出され、エンボステー
プ20収納されたことになるが、この場合にはエンボス
テープ20のピッチ移動はない。そして、このように不
良品の代わりに収納された集積回路30は、外観検査モ
ジュール12で外観検査を受けることとなる。
【0028】外観検査モジュール12での外観検査を終
え、良品と判断された集積回路30が収納されたエンボ
ステープ20がピッチ移動によりシールユニット14に
達すると、シールユニット14は、そこに達したエンボ
ステープ20の上面部に配置されたカバーテープを熱圧
着する。
【0029】カバーテープが熱圧着されたエンボステー
プ20は、ピッチ移動によってシール検査モジュール1
5に達し、そこで熱圧着状態が検査される。ここで、シ
ール検査モジュール15がそのエンボステープ20を熱
圧着不良と判定した場合、その不具合箇所のカバーテー
プは剥がされ、エンボステープ20はその不具合箇所が
シールユニット14の位置に達するまで巻き戻され、そ
の不具合箇所はシールユニット14により再び熱圧着さ
れる。ここでの熱圧着不良判定については詳細を後述す
る。
【0030】このようにシールユニット14を通過した
エンボステープ20は、集積回路30のテーピング梱包
を終えた状態でテーピング装置1から排出される。次
に、側面外観検査モジュール7及び裏面外観検査モジュ
ール8において撮像される画像の詳細について説明す
る。
【0031】図3は集積回路30のリード曲がり不良モ
ードを示した図であり、図4は側面外観検査モジュール
7による撮像画像を示した図、図5は裏面外観検査モジ
ュール8による撮像画像を示した図である。
【0032】図3のB部に示すリード曲がり不良の場
合、この不良モードを持った集積回路30を側面外観検
査モジュール7によりX1方向から撮像すると、図4の
(a)に示したような画像が得られる。この画像ではB
部の変異を認識することが可能であるため、この画像を
取り込んだ側面外観検査モジュール7は、この集積回路
30の外観不良を検出することができる。
【0033】次に、裏面外観検査モジュール8によりこ
の不良モードを持った集積回路30を裏面のZ1方向か
ら撮像すると図5に示す画像が得られ、B部のリード曲
がり不良は、図5の(a)に示すリード長の変異W1と
して認識することができる。
【0034】このように、B部に示したリード曲がり不
良モードは、側面外観検査モジュール7及び裏面外観検
査モジュール8双方にて外観不良を検出することができ
る。次に、図3のC部に示したリード曲がり不良の場
合、この不良モードを持った集積回路30を側面外観検
査モジュール7によりX2方向から撮像すると、その撮
像画像は図4の(b)のようになる。この画像では、C
部の変異を認識することが可能であるため、この画像を
取り込んだ側面外観検査モジュール7は、この集積回路
30の外観不良を検出することができる。
【0035】一方、裏面外観検査モジュール8によりこ
の不良モードを持った集積回路30を裏面のZ1方向か
ら撮像すると図5の(a)に示す画像が得られ、この画
像ではC部の異変を検出することができない。
【0036】このように、C部に示したリード曲がり不
良モードは、側面外観検査モジュール7のみで検出可能
であり、裏面外観検査モジュール8ではその不良を検出
することができない。
【0037】次に、図3のD部に示したリード曲がり不
良の場合、この不良モードを持った集積回路30を側面
外観検査モジュール7によりX3方向から撮像した画像
すると、その撮像画像は図4の(c)のようになる。こ
の画像ではD部の異変を検出することができない為、こ
の画像では外観不良を検出することができない。
【0038】一方、裏面外観検査モジュール8によりこ
の不良モードを持った集積回路30を裏面のZ1方向か
ら撮像すると図5の(b)に示す画像が得られ、D部の
リード不良は、図5の(b)に示すリード長の変異W2
として認識することができる。
【0039】このように、D部に示したリード曲がり不
良モードは、裏面外観検査モジュール8のみで検出可能
であり、側面外観検査モジュール7ではその不良を検出
することができない。
【0040】以上のように、集積回路30のリード曲が
り不良には、裏面からの検査あるいは側面からの検査の
みでは検出できないモードが含まれており、側面外観検
査モジュール7による側面検査及び裏面外観検査モジュ
ール8による裏面検査を組み合わせることにより、すべ
てのモードのリード曲がり不良を検出することが可能と
なる。
【0041】次に、シール検査モジュール15による熱
圧着不良判定について説明する。図6は、エンボステー
プ20に集積回路30が収納され、カバーテープ20c
が熱圧着された様子を示した平面図である。
【0042】エンボステープ20は、ガイド穴20dを
有するキャリアテープ20b及びカバーテープ20cに
より構成されており、キャリアテープ20bの上面にカ
バーテープ20cをかぶせ、その一部を熱圧着すること
により、カバーテープ20cをキャリアテープ20bに
固定している。熱圧着は、エンボステープ20のエッジ
方向における集積回路30の両側部分で行われ、このよ
うに熱圧着された熱圧着部分は、集積回路30の両側に
エンボステープ20の長手方向に平行なシール幅W2を
もった帯を形成する。
【0043】次に、エンボステープ20の熱圧着不良モ
ードについて説明する。図7は、キャリアテープ20b
及びカバーテープ20cの位置ずれによる不良モードを
示した図である。
【0044】図7の(a)の不良モードは、カバーテー
プ20cがキャリアテープ20bからはみ出して熱圧着
されているものであり、図7の(b)の不良モードは、
カバーテープ20cがガイド穴20dをふさいで熱圧着
されたものである。
【0045】このような位置ずれによる不良モードは、
図2に示すシール検査モジュール15の下部照明15c
によりエンボステープ20の下面から撮影光を照射し、
その透過画像をCCDカメラ15aによって撮像して検
出される。
【0046】図8は、熱圧着部分に関する不良モードを
示した図である。E部は熱圧着部分がとぎれている不良
モードであり、F部はシール幅W2が一定ではない不良
モードである。
【0047】このような熱圧着部分に関する不良モード
は、図2に示すシール検査モジュール15の上部照明1
5bによりエンボステープ20の上面から撮影光を照射
し、その画像をCCDカメラ15aによって撮像して検
出される。
【0048】このように、本形態では、側面外観検査モ
ジュール7及び裏面外観検査モジュール8によって集積
回路30の外観検査を行い、良品判定された集積回路3
0のみを自動的にテーピング梱包することとしたため、
外観選別工程後の集積回路30のリード変形及び異物混
入を防ぐことができる。
【0049】また、側面外観検査モジュール7及び裏面
外観検査モジュール8によって集積回路30を側面及び
裏面から検査することとしたため、精度の高い外観選別
を効率よく行うことが可能となる。
【0050】さらに、エンボステープ20に集積回路3
0を収納した後に、外観検査モジュール12によって集
積回路30の外観検査を行い、不良品排出ユニット13
によって不良品を良品と差し替えることとしたため、装
置内でリード曲がり等が発生した場合であってもその不
良を検出することが可能となる。
【0051】また、シール検査モジュール15によっ
て、エンボステープ20の熱圧着状態を検査し、梱包の
不具合を自動修正することとしたため、そのために必要
な作業者を減らすことができ、歩留まりも向上する。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、集積回
路の外観検査を行い、良品判定された集積回路のみを自
動的にテーピング梱包することとしたため、外観選別工
程後の不良発生を防ぐことができる。
【0053】また、集積回路を側面及び裏面から検査す
ることとしたため、精度の高い外観選別を効率よく行う
ことが可能となる。さらに、エンボステープに集積回路
を収納した後に集積回路の外観検査を行うこととしたた
め、装置内発生した不良を検出することが可能となる。
【0054】また、エンボステープの熱圧着状態を検査
し、梱包の不具合を自動修正することとしたため、その
ために必要な作業者を減らすことができ、歩留まりも向
上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテーピング装置の構成図である。
【図2】図1におけるシール検査モジュールのA−A断
面拡大図である。
【図3】集積回路のリード曲がり不良モードを示した図
である。
【図4】側面外観検査モジュールによる撮像画像を示し
た図である。
【図5】裏面外観検査モジュールによる撮像画像を示し
た図である。
【図6】エンボステープに集積回路が収納され、カバー
テープが熱圧着された様子を示した平面図である。
【図7】キャリアテープ及びカバーテープの位置ずれに
よる不良モードを示した図である。
【図8】熱圧着部分に関する不良モードを示した図であ
る。
【符号の説明】
1・・・テーピング装置、6・・・位置決めユニット、7・・・
側面外観検査モジュール、8・・・裏面外観検査モジュー
ル、9・・・不良品回収ボックス、10・・・インデックスユ
ニット、10a・・・吸着アーム、11・・・テーピング部、
12・・・外観検査モジュール、13・・・不良品排出ユニッ
ト、14・・・シールユニット、15・・・シール検査モジュ
ール、16・・・ピックアップ部、20・・・エンボステー
プ、30・・・集積回路、40・・・トレー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路のテーピングを行うテーピング
    装置において、 前記集積回路の外観不良を側面から検査する側面外観検
    査手段と、 前記集積回路の外観不良を裏面から検査する裏面外観検
    査手段と、 良品の前記集積回路のみをエンボステープに収納するエ
    ンボステープ収納手段と、 を有することを特徴とするテーピング装置。
  2. 【請求項2】 前記側面外観検査手段あるいは前記裏面
    外観検査手段により不良と判定された前記集積回路を回
    収する不良品回収手段を有することを特徴とする請求項
    1記載のテーピング装置。
  3. 【請求項3】 前記エンボステープ収納後に前記集積回
    路の外観不良を検査するテープ内外観検査手段と、 前記テープ内外観検査手段により不良と判定された前記
    集積回路を良品と差し替えるテープ詰め直し手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載のテーピング装
    置。
  4. 【請求項4】 テーピングの熱圧着状態の検査を行う熱
    圧着状態検査手段と、 熱圧着状態を自動修正する熱圧着状態修正手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載のテーピング装
    置。
  5. 【請求項5】 前記集積回路を同一円周上に等間隔で1
    つずつ保持する複数の保持部を有し、前記円周の中心を
    回転軸として回転することによって前記集積回路を運搬
    する運搬手段を有し、 前記側面外観検査手段、前記裏面外観検査手段及び前記
    エンボステープ収納手段は、前記運搬手段の回転軸を中
    心とした同一円周上に配置され、 前記側面外観検査手段及び前記裏面外観検査手段と前記
    回転軸とがなす角度、並びに前記裏面外観検査手段及び
    前記エンボステープ収納手段と前記回転軸とがなす角度
    は、隣りあう2つの前記保持部と前記回転軸とがなす角
    度の整数倍であることを特徴とする請求項1記載のテー
    ピング装置。
JP11098687A 1999-04-06 1999-04-06 テーピング装置 Pending JP2000289709A (ja)

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