JP2000287041A - 画像読取装置の調整装置 - Google Patents

画像読取装置の調整装置

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JP2000287041A
JP2000287041A JP11090913A JP9091399A JP2000287041A JP 2000287041 A JP2000287041 A JP 2000287041A JP 11090913 A JP11090913 A JP 11090913A JP 9091399 A JP9091399 A JP 9091399A JP 2000287041 A JP2000287041 A JP 2000287041A
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JP11090913A
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Yoshihiro Inagaki
義弘 稲垣
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピント合せを行なう方向と量とを決定するこ
とができる画像読取装置の調整装置を提供する。 【解決手段】 チャートを読取ることで実際の読取倍率
と、予測される読取倍率との差(倍率ずれ)を検出する
(S3)。倍率ずれに基づき、光学系(CCDやレン
ズ)の移動量を求め(S5)、光学系を移動させる(S
7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像読取装置の調
整装置に関し、特に画像読取装置の撮像部における結像
状態を調整するための画像読取装置の調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、読取対象物を露光走査し、そ
の反射光を画像情報として読取る画像読取装置が知られ
ている。そして、画像読取装置の撮像部における結像状
態(ピント状態)を検出する装置がたとえば特開平5−
276331号公報に開示されている。これは、白黒チ
ャートを読取部で読取ることにより、ピント状態を検出
するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図12は、読取られた
画像の解像力とピントのずれ量との関係を示す図であ
る。図に示されるように、ピントは前にずれていても、
後ろにずれていても、画像の解像力は同じように低下す
る。
【0004】したがって、画像の解像力を調べるだけで
は、ピントが前にずれているのか後ろにずれているのか
を知ることができない。
【0005】したがって、結像状態の調整においては、
まずピントを前方向または後方向のいずれか1方向にず
らすことで調整を行ない、それでピントが合わない場合
に、ピントを他方向にずらすという手法が用いられてき
た。このため、従来の技術ではピントの調整を迅速に行
なうことができないという問題点があった。
【0006】そこでこの発明は、迅速に結像状態の調整
を行なうことができる画像読取装置の調整装置を提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明のある局面に従うと、画像読取装置の調整装置
は、読取対象物を露光走査し、その反射光を画像情報と
して読取る装置であって、読取対象物からの反射光を読
取るための撮像部と、撮像部による読取倍率を測定する
測定手段と、測定された読取倍率に基づいて、撮像部に
おける結像状態を調整する調整手段とを備える。
【0008】好ましくは測定手段は、基準部からの反射
光を撮像部により読取ることで測定を行なう。
【0009】さらに好ましくは画像読取装置の調整装置
は、撮像部における結像状態を検出する検出手段をさら
に備え、調整手段は、検出手段による検出結果を考慮し
て調整を行なう。
【0010】さらに好ましくは検出手段は、撮像部によ
りチャートを読取ることで検出を行なう。
【0011】さらに好ましくは調整手段は、撮像部と画
像読取装置の走査光学系の少なくとも一部とを移動させ
ることで調整を行なう。
【0012】これらの発明に従うと、測定された読取倍
率に基づいて撮像部における結像状態が調整される。こ
れにより、迅速に結像状態の調整を行なうことができる
画像読取装置の調整装置を提供することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の1
つにおける結像状態(ピント)調整装置を備えた、デジ
タル複写機の構成を示す断面図である。
【0014】デジタル複写機は、大きくは画像読取装置
100と描画装置200とから構成される。
【0015】画像読取装置100は、原稿を載置するた
めの原稿台ガラス116と、原稿からの反射光を反射さ
せる走査ミラー110a〜110cと、走査ミラー11
0cからの光を集光させるレンズ106と、レンズ10
6からの光を受光するCCD102と、CCD102か
らの信号を処理する画像処理装置112と、CCD10
2の位置を移動させるCCD微動機構104と、レンズ
106の位置を移動させるレンズ微動機構108と、ピ
ント合せや読取倍率の測定のために用いられる調整用チ
ャート114とから構成される。走査ミラー110a〜
110cは、調整用チャート114の読取時には、実線
で示される位置から点線で示される位置に移動する。
【0016】描画装置200は、画像処理装置112か
らの信号を受けてレーザを出力するプリントヘッド20
2と、プリントヘッド202からのレーザにより静電潜
像を形成させる感光体204とから構成されている。
【0017】図2は、図1のデジタル複写機の回路構成
を示すブロック図である。図を参照して、デジタル複写
機は、原稿Dからの光をレンズ106を介して読取るC
CD102と、CCD102の出力に対し相関二重サン
プリング(CDS)を行なうCDS部301と、ゲイン
回路303と、クランプ回路305と、クランプ回路3
05からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/
Dコンバータ307と、A/Dコンバータ307からの
出力に対し合成を行なったりシェーディング補正を行な
う出力合成/シェーディング補正部309と、出力合成
/シェーディング補正部309からの信号に対し加工や
処理や編集を行なう画像加工/処理/編集部311と、
原稿Dを照射する蛍光灯313と、蛍光灯313に接続
される調光インバータ317と、蛍光灯313を暖める
管壁ヒータ315と、管壁ヒータ315の温度調整を行
なうサーミスタ温調回路321と、装置全体の制御を行
なうCPU323と、出力合成/シェーディング補正部
309からの出力画像を一旦記憶する画像メモリ部31
9と、プログラムを記憶したりプログラム実行時のワー
キングエリアを構成するROM/RAM325と、各種
ブロックに対し制御信号を発生させる制御信号発生部
(CCD蓄積時間発生部)327とから構成される。
【0018】また、レンズ106およびCCD102に
は、上述のレンズ微動機構108およびCCD微動機構
104が接続され、CPU323からの信号に基づき駆
動される。
【0019】図3は、調整用チャート114の平面図で
ある。図に示されるように、調整用チャート114は、
交互に配列される白色部分114aと黒色部分114b
とから構成されている。CCD102により読取られた
画像における、黒色部分114bの幅方向の画素数Wを
測定することで、画像読取装置における読取倍率を測定
することができる。
【0020】図4は、デジタル複写機が行なうピント調
整処理を示すフローチャートである。
【0021】図を参照して、ステップS1で初期設定が
行なわれる。ステップS2で、調整用チャート114を
CCD102で読取ることで、光学系の読取倍率が測定
される。そして、測定された倍率と予想される倍率との
差(倍率ずれ)が検出される。
【0022】ステップS5で、テーブルに基づき倍率ず
れを光学系(ここではレンズ106とCCD102)の
移動量に変換する。ステップS5で、CCD微動機構1
04とレンズ微動機構108とを用いて、光学系の移動
を行なう。これにより、ピントの調整処理が終了する。
【0023】図5は、倍率ずれと光学系の移動量との関
係を示す図である。この図に示されるように、倍率ずれ
(mm)と光学系の移動量(mm)との間には、一次関
数で示される関係がある。
【0024】これにより、倍率ずれの測定結果に基づい
て倍率ずれを補正するための光学系の調整を行なうこと
ができる。また、倍率ずれがプラスであるかマイナスで
あるかに基づき、光学系を移動させる方向(プラス方向
であるかマイナス方向であるか)を決定することができ
る。
【0025】これにより、従来のようにピントずれは検
出できても、光学系を移動させる方向がわからないとい
うことをなくすことができる。
【0026】図6は、ピントずれと倍率ずれと光学系の
移動量との関係を示す図である。図においては、調整用
チャート114上の点P1から出た光がレンズ106を
介して結像する位置(面F2)を示している。
【0027】点P1から、レンズ106の光軸へ引いた
垂線の長さをaとし、面F2において結像する点からレ
ンズ106の光軸へ引いた垂線の長さをb2とすると、
読取倍率はa:b2で表わされる。
【0028】もしもCCD102の位置が面F3側にず
れてしまうと(すなわち前ピンとなると)、ピントはぼ
け、倍率はa:b3に変化する。すなわち、倍率が大き
くなる方向へずれてしまう。
【0029】一方、CCD102の位置が面F1側へず
れてしますと(すなわち後ピンになると)、ピントはぼ
け、倍率はa:b1に変化する。すなわち、倍率が小さ
くなる方向へずれてしまう。
【0030】この原理に基づいて、倍率ずれに基づき光
学系の移動量を求めることが可能である。
【0031】また、図7に示されるように、光学系に温
度変化(単位はdegree)を与えたときの倍率ずれ(m
m)の変化を予め求めておく。
【0032】同様に、図8に示されるように、光学系に
温度変化(単位はdegree)を与えたときのピントずれ
(mm)の変化を予め求めておく。
【0033】また、図9に示されるようにピントずれ
(mm)に対する光学系の移動量(mm)の関係を求め
ておく。
【0034】これら図7〜図9に示される関係に基づい
て、倍率ずれからピントずれを求めることができ、ピン
トずれから光学系の移動量を求めることができる。
【0035】また、上述の実施の形態においては、レン
ズ106とCCD102とを同時に移動させることとし
たが、CCD102のみを移動することにより、倍率ず
れやピントずれを調整することも可能である。
【0036】図10は、CCD102のみを移動させる
場合の倍率ずれ(mm)と移動量(mm)との関係を示
す図である。また、図11はCCD102のみを移動さ
せる場合のピントずれ(mm)と移動量(mm)との関
係を示す図である。これらの関係に基づいて調整を行な
ってもよい。
【0037】なお、上述の実施の形態においては、読取
倍率に基づいて、撮像部における結像状態を調整するこ
ととしたが、撮像部における結像状態を検出し、その検
出結果を考慮して調整を行なうようにしてもよい。
【0038】すなわち、調整用チャート114を読取る
ことで、ピントがずれているか否かの検出を行ない、そ
のずれ量が許容できない場合には、倍率ずれを測定する
ことで、ピントの調整を行なうようにしてもよい。
【0039】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1つにおける結像状態調
整装置を備えたデジタル複写機の構成を示す断面図であ
る。
【図2】デジタル複写機の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図3】調整用チャート114の平面図である。
【図4】デジタル複写機の調整処理を示すフローチャー
トである。
【図5】倍率ずれとレンズおよびCCDの移動量との関
係を示す図である。
【図6】倍率ずれとピントずれとの関係を説明するため
の図である。
【図7】倍率ずれと温度変化との関係を示す図である。
【図8】ピントずれと温度変化との関係を示す図であ
る。
【図9】ピントずれとレンズおよびCCDの移動量との
関係を示す図である。
【図10】倍率ずれとCCDの移動量との関係を示す図
である。
【図11】ピントずれ量とCCDの移動量との関係を示
す図である。
【図12】ピントずれ量と解像力との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 画像読取装置 102 CCD 104 CCD微動機構 106 レンズ 108 レンズ微動機構 114 調整用チャート 323 CPU
フロントページの続き Fターム(参考) 2H044 AC01 5C051 AA01 BA02 DA01 DB09 DB22 DB24 DC07 DE22 5C072 AA01 BA04 DA02 EA05 LA02 RA12 RA18 TA05 UA11 UA13 XA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取対象物を露光走査し、その反射光を
    画像情報として読取る画像読取装置の調整装置であっ
    て、 前記読取対象物からの反射光を読取るための撮像部と、 前記撮像部による読取倍率を測定する測定手段と、 前記測定された読取倍率に基づいて、前記撮像部におけ
    る結像状態を調整する調整手段とを備えた、画像読取装
    置の調整装置。
  2. 【請求項2】 前記測定手段は、基準部からの反射光を
    前記撮像部により読取ることで測定を行なう、請求項1
    に記載の画像読取装置の調整装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像部における結像状態を検出する
    検出手段をさらに備え、 前記調整手段は、前記検出手段による検出結果を考慮し
    て調整を行なう、請求項1または2に記載の画像読取装
    置の調整装置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、前記撮像部によりチャ
    ートを読取ることで検出を行なう、請求項3に記載の画
    像読取装置の調整装置。
  5. 【請求項5】 前記調整手段は、前記撮像部と前記画像
    読取装置の走査光学系の少なくとも一部とを移動させる
    ことで調整を行なう、請求項1から4のいずれかに記載
    の画像読取装置の調整装置。
JP11090913A 1999-03-31 1999-03-31 画像読取装置の調整装置 Pending JP2000287041A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006145763A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Pentax Corp 撮影光学系及びレンズ位置調整方法
CN1333284C (zh) * 2003-10-20 2007-08-22 示创科技股份有限公司 光撷取传输装置
CN102854605A (zh) * 2011-06-27 2013-01-02 夏普株式会社 聚焦调整装置、照相机模块制造装置、聚焦调整方法及照相机模块制造方法

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Effective date: 20050614