JPH065860B2 - イメ−ジリ−ダ−用オ−トフオ−カス機構 - Google Patents

イメ−ジリ−ダ−用オ−トフオ−カス機構

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JPH065860B2
JPH065860B2 JP60078041A JP7804185A JPH065860B2 JP H065860 B2 JPH065860 B2 JP H065860B2 JP 60078041 A JP60078041 A JP 60078041A JP 7804185 A JP7804185 A JP 7804185A JP H065860 B2 JPH065860 B2 JP H065860B2
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正道 杉浦
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、撮像素子とレンズとの間の距離を制御するこ
とにより焦点を自動的に調整するイメージリーダーに関
する。
(従来の技術) 原稿の濃度を撮像素子(CCD)で検出するイメージリ
ーダーにおいては、1次元CCD(たとえば、5000
個の素子からなる)の大きさが小さいため、原稿とCC
Dとの間の光路にレンズを設け、像を縮小せねばならな
い。原稿の像の検出の倍率は、通常は、CCDとレンズ
との距離を固定し、検出された信号を電気的に処理して
変化させる。この方式の欠点は、像の拡大に際して、解
像度の向上が伴わないことである。これは、CCDによ
る検出の精度以上に情報が得られないためである。
これに対し、原稿とCCDとの間の光路にズーム機構を
設け、倍率に対応してレンズとCCDとの距離を調整す
る方式のイメージリーダーが開発されつつある。この方
式では、倍率の変化に対応して、CCD上に結像される
画像が拡大されるからCCDによる検出の精度は一定で
あるので、像の解像度が向上する。
(発明の解決すべき問題点) ズーム機構を設けたイメージリーダーの縮小光学系にお
いては、CCDがレンズの焦点位置にくるように、CC
Dとレンズの距離を自動的に調整せねばならない。とこ
ろで、縮小光学系に用いる光学的なレンズの焦点深度
は、例えば±0.01mmといったように極めて浅く、し
たがって、この種のイメージリーダーにおいては、焦点
位置を精度良く調整できるオートフォーカス機構を備え
ることが重要な技術的課題となる。
しかし、オートフォーカス機構による焦点調整において
は、ノイズが多い。たとえば、露光源の光量は、時間的
に変化するし、また、焦点調整時のモーター移動の振動
によりCCD露光面の位置が変動する。
従来は、たとえば特開昭58−173705号公報に開
示された自動焦点調整装置においては、CCDの出力が
しきい値以上になるようにピント合わせを行っていた。
本発明の目的は、ピント調整の容易なオートフォーカス
機構を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係るイメージリーダー用オートフォーカス機構
は、原稿と検出パターン部との濃度を検出する1次元に
配列された複数の素子からなる撮像素子と、原稿と撮像
素子との間の光路に配置されたレンズと、撮像素子とレ
ンズとの間の距離を調整できる焦点距離可変手段と、濃
度を検出すべき原稿を置く位置の近傍に配置され、白色
領域とこれに接する黒色領域とを有する検出パターン部
と、検出パターン部を照射する露光源と、検出パターン
部の上記の白色領域と黒色領域との境界の白色領域側の
所定数の各素子により検出された濃度の和と上記境界の
黒色領域側の所定数の各素子により検出された濃度の和
とを算出し、次に、この白色領域側の濃度の和と黒色領
域側の濃度の和との差が最大になるように焦点距離可変
手段に撮像素子とレンズとの間の距離を調整させる制御
手段とからなる。
(作用) 検出パターン部に設けた白色領域と黒色側領域との境界
を最も明らかに検出できるように撮像素子とレンズとの
間の距離を調整することにより、焦点距離を自動的に設
定する。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
第2図は、本発明に係るイメージリーダーの機構断面図
である。露光源であるハロゲンランプ2は、原稿ガラス
4上に載置された原稿6を照射する。ハロゲンランプ2
には、反射鏡6と赤外カットフィルタ10とが備えられ
ている。
原稿6からの反射光は、第1ミラー12、第2ミラー1
4および第3ミラー16により順次反射された後、レン
ズ18を通って1次元のCCD(撮像素子)20に入射
する。
CCD20は、CCD保持部22により保持され、且
つ、位置や角度が調整される。また、CCD保持部22
とレンズ18とは移動台24に取り付けられる。
倍率の調整は、図示しない移動機構により移動台24を
光軸方向に移動させて行う。
ピントの調整は、移動台24に取り付けた図示しないピ
ント調整用モーターによりCCD20を光軸方向に移動
させることにより行う。
原稿6の走査に際しては、周知のように、光源2とミラ
ー12〜16とが、走査方向に移動させられる。
本実施例においては、原稿台ガラス4上の端の原稿6と
重ならない位置に、白と黒との2色のパターンからなる
検出パターン板30を設ける。第3図は、その一例を示
す。
ピントの調整に際しては、第1図に示すように、上記の
検出パターン板30の黒と白の境界32(たとえば、第
3図のa,b)の近傍での光量の差を検出し、この差が最
大になるような位置にCCD20を移動させる。境界で
の光量の変化を微分で求める方式は、ノイズが多いた
め、実用的でない。そこで、光量の差の検出に際して
は、境界32の近傍の黒色部分34aと白色部分34b
のそれぞれの光量の総和を求めた後、差を求める。ピン
トが合っていないときは、第4図(a)に示すように、C
CD2の出力は、境界近傍でゆるやかに変化し、上記の
差は小さい。一方、ピントが合ったときは、第4図(b)
に示すように、上記の差は最大になる。そこで、この差
が最大になるようにオートフォーカス機構を作動させ
る。
次に、上に説明した検出パターンの境界での差の検出に
ついて、さらに詳しく説明する。
第5図は、原稿の濃度を検出するための回路のブロック
図である。
クロック発生回路40は、撮像素子20に対し必要なS
H(Sample Hold)信号を与え他方ではCPU42にも
接続され、クロック信号に用いられる。撮像素子20
は、光信号を電器信号に変換する。A/D変換器44
は、撮像素子20のアナログ出力をディジタル信号に変
換する。シェーディング回路46は、主走査方向の光量
むらや撮像素子のビット間のバラツキを補正するための
もので、CPU42からのそのタイミングが与えられ
る。シェーディング回路46の出力は、比較回路48及
びラインRAM50に入力される。比較回路48は、シ
ェーディング回路46を通って補正されたイメージ信号
とセレクタ52で選択された信号との比較を行い、その
結果を1ビットで出力する。出力回路54は、1ビット
のイメージ信号及び有効画像信号(同期信号)を外部に
出力する。ラインRAM50は、シェーディング補正さ
れた信号を一走査分メモリに記憶する。この書込み信号
は、CPU42から出力され、CPU42は、このライ
ンRAM50を参照することにより、一ライン分のイメ
ージ情報を得る。RAM56に格納される属性情報は、
ラインRAM50に書込まれた情報をもとに2値又はデ
ィザの属性がCPU42により決定されたものであり、
データ転送時(スキャン時)にはこの属性をもとにセレ
クタ52をきりかえ、比較回路48に出力する。
パターン発生回路58は、ディザ時に閾値を発生させる
ものであり、(m×n)のマトリクスで発生される。
セレクタ52は、パターン発生回路58とRAM56か
らの閾値情報及び属性情報から比較回路48へ送る閾値
データを選択する。属性がディザであれば、パターン生
成回路58からのデータを、属性が2値であれば、RA
M56からの閾値情報を比較回路48へ送る。CPU4
2は、以上の信号とモーター信号、ランプ信号、定位置
信号等やコマンド信号から全体を制御する。
第6図は、CPU42に格納されたプログラムの中のピ
ント調整のサブルーチンのフローチャートである。ピン
ト調整の際は、まず、焦点位置方向を示すピントフラグ
をリセットする(ステップP1)。
次に、原稿ガラス4の端に固定した検出パターン30に
ついての画像情報が、CCD20で読みとられ、ディジ
タル化され、シェーディング補正が施された後、ライン
RAM50に書き込まれる(ステップP2)。
次に、検出パターン30の白黒の境界32の近傍に相当
する所定の範囲内のCCD素子の信号からRAM56上
でのエッジ(境界)が検出される(ステップP10)。
この検出レベルは、たとえば、境界32からある程度離
れた位置で検出された白レベルと黒レベルの中間値とす
る。
次に、このエッジの位置から白レベル方向へRAM56
上の所定数だけのCCD素子の信号を加算して、白レベ
ルの総和を求める(ステップP11)。次に、同様に、
上記のエッジの位置から黒レベル方向へ所定数だけのC
CD素子の信号を加算して、黒レベルの総和を求める
(ステップP12)。次に、こうして計算した白レベル
の総和を黒レベルの総和との差分を求める(ステップP
13)。総和を求めることにより、ノイズの影響を小さ
くできる。加算すべき素子の数は、ノイズを考慮して定
める。
次に、差分の変化に対応してピントモータ(ステップモ
ーター)を作動させ、1ステップずつ焦点位置に近づけ
る。まず、上で求めた差分が、前回に求めた差分より大
きいか否かが判別される(ステップP20)。そうであ
れば、焦点位置に近ずく方向に移動したので、ピントフ
ラグをセットし(ステップP21)、ピントモーターで
CCD20を前回の移動と同じ方向に1ステップだけ移
動する(ステップP22)。
一方、差分が前回の差分より小さければ、次に、ピント
フラグがリセットされているか否かが判別される(ステ
ップP23)。そうであれば、ピントモーターを反対方
向に回転させ(ステップP24)、CCD20を前回と
は反対方向に1ステップだけ移動させる(ステップP2
2)。
ステップP23で、リセットされていないと判別される
ときは、差分が最大になる位置を通りすぎたので、ピン
トモーターを逆転させ、1ステップだけ戻し(ステップ
P25)、このルーチンを終了する。
なお、この実施例では、検出パターンの1つの境界につ
いての画像情報から焦点距離の調整を行ったが、第3図
の検出パターンにおいて可能なように、2箇所の境界で
の画像情報より焦点距離の調整を行うと、さらに正確な
調整が可能になる。
(発明の効果) ズーム機構により倍率を調整する方式のイメージリーダ
ーにおいて、焦点調整の際の撮像素子とレンズとの間の
距離が、白と黒の2色のパターンの検出のみで行え、且
つ、この調整の際のランプ光量の変化やレンズの振動な
どの影響が軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、検出パターンの濃度の検出の概念図である。 第2図は、イメージリーダーの断面図である。 第3図は、検出パターン板30のパターンの図である。 第4図(a),(b)は、それぞれ、検出パターン板の境界近
傍のCCDの出力を示すグラフである。 第5図は、濃度検出用回路のブロック図である。 第6図は、焦点調整用のプログラムのフローチャートで
ある。 2…ハロゲンランプ、6…原稿、18…レンズ、20…
CCD,30…検出パターン板、32…境界。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿と検出パターン部との濃度を検出する
    1次元に配列された複数の素子からなる撮像素子と、 原稿と撮像素子との間の光路に配置されたレンズと、 撮像素子とレンズとの間の距離を調整できる焦点距離可
    変手段と、 濃度を検出すべき原稿を置く位置の近傍に配置され、白
    色領域とこれに接する黒色領域とを有する検出パターン
    部と、 検出パターン部を照射する露光源と、 検出パターン部の上記の白色領域と黒色領域との境界の
    白色領域側の所定数の各素子により検出された濃度の和
    と上記境界の黒色領域側の所定数の各素子により検出さ
    れた濃度の和とを算出し、次に、この白色領域側の濃度
    の和と黒色領域側の濃度の和との差が最大になるように
    焦点距離可変手段に撮像素子とレンズとの間の距離を調
    整させる制御手段とからなるイメージリーダー用オート
    フォーカス機構。
  2. 【請求項2】前記制御手段は境界から離れた白色領域に
    対応する素子の検出する白色濃度と黒色領域に対応する
    素子の検出する黒色濃度との中間濃度に対応する位置を
    境界とし、この境界から上記白色領域側及び黒色領域側
    の所定数の素子を設定することを特徴とする請求項1記
    載のイメージリーダー用オートフォーカス機構。
JP60078041A 1985-04-11 1985-04-11 イメ−ジリ−ダ−用オ−トフオ−カス機構 Expired - Lifetime JPH065860B2 (ja)

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JPS61236272A JPS61236272A (ja) 1986-10-21
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JPH10319305A (ja) 1997-03-18 1998-12-04 Seiko Epson Corp 原稿読取装置およびそのフォーカス調整方法
DE69835140T2 (de) 1997-10-21 2007-06-06 Seiko Epson Corp. Bildlesegerät und fokussierungseinstellungsverfahren dafür

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JPS61236272A (ja) 1986-10-21

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